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チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

○ユーロ

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

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Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

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日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

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参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

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日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

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サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

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平成30年度第1四半期における運用状況等

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第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

投資環境レポートVol.242(2018.7)

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

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平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

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Focus W 投資環境ウィークリー 情報提供資料 2019 年 8 月 13 日号 経済調査室 米長期金利を巡る異変 一過性か それとも新たな局面入りへの警鐘か 米債券市場の異変 (%) 米 10 年国債リスクとタームプレミアム (%) お得感高 ( 右軸 ) 米

一部新興国市場が動揺 アルゼンチンは前四半期から経済危機に陥っていましたが トルコでは 6 月に再選された大統領が米国と対立したこと等を契機に 8 月に通貨が急落しました ブラジルや南アフリカ インドの通貨も下落が加速する局面が見られ 中国元も緩やかに値を下げました これまでのところ個別国の問題とい

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株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

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2018 年は激動の年 年初来 トルコ株式指数はトルコリラベースで最大で約 24% 下落し トルコリラは日本円に対して最大で約 45% 下落しました トルコ株式 * の推移 ( トルコリラベース ) /12 18/03 18/06 18

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グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

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米労働市場は直近の回復基調に変化なし ~FRB出口政策への影響は限定的~

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(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

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株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

2012 年 10 月 15 日号

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目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

国家公務員共済組合連合会 厚生年金保険給付積立金の令和元年度第 1 四半期運用状況 第 1 四半期末の運用資産額は 6 兆 7,376 億円となりました 第 1 四半期の収益額は 実現収益額が 512 億円 総合収益額が 128 億円となりました 第 1 四半期の収益率は 実現収益率 ( 期間率 )

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変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

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株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

外為ウィークリービュー 11月29日号

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2013 年 8 月 19 日号

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当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

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株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

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Focus W 投資環境ウィークリー 情報提供資料 218 年 7 月 3 日号 経済調査室 今週は夏の金融政策祭り : 焦点は日銀による長期金利上昇容認の有無 政策変更の思惑から日本の長期金利が上昇.6..4.3.2.1. -.1 日本の 年国債利回り ( 日次 ) 今週は 主要国の金融政策会合が目白押し ( 日 米 英 イールド カーブ コントロール導入 (216 年 9 月 ) -.2 マイナス -.3 金利導入注 ) 直近値は (216 年 1 月 ) 218 年 7 月 27 日 -.4 21 216 217 218 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成 先週の市場は米欧貿易戦争の休戦を歓迎 先週 2 日の米 EU 首脳会談は関税等の撤廃に向けて取 組むことで合意 米欧貿易戦争の休戦を歓迎し株価は上 昇 中国への追加制裁関税の可能性は残るものの 米貿 易政策への関心はひとまず低下しました 先週 23 日には 中国の国務院が財政刺激策を導入すると公表し 中国景 気の底割れ懸念も後退 26 日の ECB 理事会は 政策と見 通しを据置き 資産買入プログラム (APP) の再投資につい ても議論しないなど 無風のイベントでした 日銀は指値オペ金利引上げで金利上昇容認か 印 伯 墨 ) 市場は英国とインドの利上げを織込んでお り 今後の追加利上げの時期と規模を探るでしょう 米 FOMC は政策変更なし 声明も材料なしと無風で通過の 見込み 先週は 日銀の政策変更を巡る観測報道から長 期金利が上昇 ( 図 ) 長期金利目標は変更せず 指値オペ 金利を引上げ金利上昇を容認するか等に注目です ブラジルは政党の連立交渉に注目 今週の米景気指標 (ISM 景気指数 雇用統計等 ) は底堅い 景気拡大を示唆するでしょう 先週 24 日の金利据置きで 市場を失望させたトルコ中銀によるインフレ レポートで は物価見通しの上方修正に注目 ブラジルでは 月の大 統領選挙の立候補申請期限 (8 月 1 日 ) が迫る中 中道左派 政党の連立交渉の行方に注目が集まります ( 入村 ) 今週の主要経済指標と政治スケジュール は特に注目度の高いイベント 7/3 月 ( 日 ) 日銀金融政策決定会合 (~31 日 ) 政策金利残高適用金利 :.1 ( 予 ).1% 年国債金利 : ( 予 )% 7/31 火 ( 日 ) 黒田日銀総裁記者会見 ( 日 ) 6 月鉱工業生産 ( 速報 前月比 ) 月 :.2% 6 月 :( 予 ).3% ( 米 ) FOMC( 連邦公開市場委員会 ~8 月 1 日 ) FF 目標金利 :1.7-2. ( 予 )1.7-2.% ( 米 ) 6 月 PCE( 個人消費支出 ) デフレータ ( 前年比 ) 除く食品 エネルギー 月 :+2.% 6 月 :( 予 )+2.% ( 米 ) 7 月消費者信頼感指数 ( コンファレンス ホ ート ) 6 月 :126.4 7 月 :( 予 )126. ( 中 ) 7 月製造業 PMI( 政府 ) 6 月 :1. 7 月 :( 予 )1.3 ( 伯 ) 金融政策委員会 (COPOM ~8 月 1 日 ) SELICレート :6. ( 予 )6.% ( 他 ) トルコ中銀インフレ レポート 8/1 水 ( 米 ) 6 月建設支出 ( 前月比 ) 月 :+.4% 6 月 :( 予 )+.3% ( 米 ) 7 月 ADP 雇用統計 ( 民間部門雇用者数 前月差 ) 6 月 :+17.7 万人 7 月 :( 予 )+18. 万人 ( 米 ) 7 月 ISM 製造業景気指数 6 月 :6.2 7 月 :( 予 )9.3 ( 中 ) 7 月製造業 PMI( 財新 ) 6 月 :1. 7 月 :( 予 ).9 ( 印 ) 金融政策決定レポレート :6.2 ( 予 )6.% 8/2 木 ( 英 ) 金融政策委員会 (MPC) 結果 議事録発表バンクレート :. ( 予 ).7% ( 墨 ) メキシコ金融政策決定会合オーハ ーナイト レート :7.7 ( 予 )7.7% 8/3 金 ( 米 ) 7 月雇用統計非農業部門雇用者数 ( 前月差 ) 6 月 :+21.3 万人 7 月 :( 予 )+19.3 万人平均時給 ( 前年比 ) 6 月 :+2.7% 7 月 :( 予 )+2.7% 失業率 6 月 :4.% 7 月 :( 予 )3.9% ( 他 ) 7 月トルコ消費者物価 ( 前年比 ) 6 月 :+1.39% 7 月 :( 予 )+16.31% 注 )( 日 ) 日本 ( 米 ) 米国 ( 欧 ) ユーロ圏 ( 独 ) ドイツ ( 英 ) 英国 ( 仏 ) フランス ( 伊 ) イタリア ( 加 ) カナダ ( 豪 ) オーストラリア ( 中 ) 中国 ( 伯 ) ブラジル ( 印 ) インド ( 墨 ) メキシコ を指します NA はデータなし 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成 1

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 金融市場の動向 主要金融市場の動き ( 直近 1 週間 ) 株式 騰落幅および騰落率は直近値の1 週間前比 ( 単位 : ポイント ) 7 月 27 日騰落幅騰落率 % 日本 日経平均株価 ( 円 ) 22,712.7 14.87.7 TOPIX 1,77.76 3.78 1.76 米国 NYダウ ( 米ドル ) 2,41.6 392.94 1.7 S&P 2,818.82 16.99.61 ナスタ ック総合指数 7,737.42-82.78 1.6 欧州 ストックス ヨーロッハ 6 392.8 6.46 1.68 ドイツ DAX 指数 12,86.4 298.98 2.38 英国 FTSE 指数 7,71.31 22.2.29 中国 上海総合指数 2,873.9 44.32 1.7 先進国 MSCI WORLD 1,64.31 12.16.7 新興国 MSCI EM 9,449.27 818.1 1.4 年国債利回り ( 単位 :%) 7 月 27 日騰落幅 日本..7 米国 2.9.61 ドイツ.43.33 フランス.73.23 イタリア 2.743.14 スペイン 1.37.61 英国 1.28.48 カナダ 2.29.12 オーストラリア 2.644.28 為替 ( 対円 ) ( 単位 : 円 ) 7 月 27 日騰落幅騰落率 % 米ドル 111. -.36.32 ユーロ 129.4-1.18.9 英ポンド 14.1 -.86.9 カナダドル 8.8.32.38 オーストラリアドル 82.16 -.47.7 ニュージーランドドル 7.4 -.46.61 中国人民元 16.292 -.223 1.3 インドルピー 1.6168 -.18.11 インドネシアルピア (ルヒ ア).7716.29.38 韓国ウォン 9.949.7.71 ブラジルレアル 29.914.366 1.24 メキシコペソ.96.4 1.77 南アフリカランド 8.429.12 1.1 トルコリラ 22.867 -.46 1.9 ロシアルーブル 1.7729.173.99 商品 ( 単位 : 米ドル ) 7 月 27 日騰落幅騰落率 % 原油 WTI 先物 ( 期近物 ) 68.69-1.77 2.1 金 COMEX 先物 ( 期近物 ) 1,223. -8..66 株式市場の動き 28, 26, NYダウ 24, 日経平均株価 22, 2, 18, 16, 14, 12,, 8, DAX 6, 4, 212 214 216 218 長期金利 ( 年国債利回り ) の動き 3. 3. 2. 2. 1. 1.. ( 日経平均株価 : 円 NY ダウ : 米ドル DAX : ポイント ). 日本 -. 212 214 216 218 為替相場の動き ( 円 / 米ドル ユーロ ) 米国 ドイツ 1 14 ユーロ円 ( 左軸 ) 13 12 1 9 米ドル円 ( 左軸 ) 8 ユーロドル ( 右軸 ) 7 6 212 214 216 218 2,41 22,713 12,86 2.9.43. ( 米ドル / ユーロ ) 129.4 111. 1.167 2. 1.9 1.8 1.7 1.6 1. 1.4 1.3 1.2 1.1 1. 注 ) MSCI WORLD MSCI EM は現地通貨ベース 騰落幅 騰落率ともに 218 年 7 月 2 日対比 出所 ) MSCI Bloomberg より当社経済調査室作成 注 ) 上記 3 図の直近値は 218 年 7 月 27 日時点 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成 2

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 日本 3-31 日の金融政策決定会合で 日銀は金融緩和策修正に動くのか 4-6 月期の個人消費は堅調見込み 6 月の全国百貨店売上高は前年比 +3.1%( 店舗数調整後 ) と増加しました ( 図 1) 月は天候不順のため前年比 2.% と落ち込むも 6 月は一転して高い伸びになりました 6 月は全国的に気温が高く夏物衣料の販売が好調 さらに梅雨明けが早く日照時間が多かったため外出機会が増加した事が要因と考えられます 4-6 月期は均してみると 天候不順や野菜高騰の影響で低調だった1-3 月期から回復したとみられ 個人消費は成長率を押し上げた可能性があります 他方 7 月は豪雨や猛暑の影響で下ぶれる可能性があり 消費マインドが低調であることが懸念要因と言えます 消費の回復基調を確認するには雇用や所得環境の改善の持続が不可欠と考えられます 日銀見通しは物価 実質 GDP 共に下方修正か 今週 3-31 日に日銀は金融政策決定会合を開き 展望リポート を公表します 日銀が予想を公表している生鮮食品除く消費者物価指数 ( コアCPI) の前年比は 年初より加速の兆しがみられず インフレ率見通しは22 年度まで下方修正される見込みです また実質 GDP 見通しについても 218 年 1-3 月期のマイナス成長を踏まえ 218 年度については下方修正 一方でIMF( 国際通貨基金 ) が世界経済見通しを据え置いたため 219 22 年度の成長率見通しは維持されると考えられます 展望リポートでは 金融緩和を続けていく中でも物価が上がらない構造的背景にも言及するとみられ ( 図 2) 日銀が物価上昇へ向けてどのような道筋を立てるのか注目です 日銀の金融緩和策の柔軟化に注目 先週の日経平均株価は週間で +.7% と3 週連続で上昇しました 一部報道で 7 月末の日銀金融政策決定会合で長期金利の誘導目標や ETFの買入れ手法の柔軟化が検討されていると伝わり 市場では7 月会合で早くも日銀が金融引き締めに向かうとの観測が広がりました しかし現状このタイミングで日銀が金融政策の変更を行う可能性は低いと考えます むしろ伸び悩む物価を背景に 金融緩和が長期的になることが予想され その副作用を懸念しての対策を講じる可能性があります もし対策を講じる場合 その方法は様々ですが いかに円高株安を引き起こさないようにするかが重要だと考えます 7 月第 3 週に海外投資家は日本株を現物 先物合計で2 週連続買い越しました ( 図 3) 海外投資家にとって金融引き締めと思われる政策は 国内株式市場からの資金流出を招く恐れがあり 日銀の手腕が試されます ( 中城 向吉 ) 図 1 6 月の消費は好調 2 2 1 - - -1 図 2 金融緩和をしても物価は上がらない状況 日本マネタリーベースとコア CPI( 全国 前年比 ) 注 ) 直近値は 218 年 6 月 出所 ) 日本銀行 総務省より当社経済調査室作成 図 3 海外投資家は日本株を 2 週連続で買い越し ( 兆円 ) 2. 2. 1. 1... -. 日本景気ウオッチャー調査と全国百貨店売上高 -2 27 29 211 213 21 217 219 6 4 3 2 全国百貨店売上高 ( 前年比 左軸 ) 注 ) 直近値は 218 年 6 月 出所 ) 内閣府 日本百貨店協会より当社経済調査室作成 日本海外投資家の売買差額と株価 海外投資家売買差額現物取引 ( 左軸 ) -1. -1. 海外投資家売買差額先物取引 ( 左軸 ) -2. 217/1 217/7 218/1 218/7 注 ) 直近値は日経平均株価が 218 年 7 月 27 日 海外投資家の売買差額が同年 7 月第 3 週 日経平均株価 ( 右軸 ) ( 年 / 月 ) (DI) 景気ウォッチャー調査先行き判断 DI( 右軸 ) ( 兆円 ) コア CPI( 右軸 ) マネタリーベース ( 左軸 ) 212 213 214 21 216 217 218 2, 24, 23, 22, 21, 2, 19, 18, 17, 16, 1, 14, 出所 ) 東京証券取引所 Bloomberg より当社経済調査室作成 ( 円 ) 9 8 7 6 4 3 2 4 3 2 1-1 3

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 米国米欧貿易摩擦の柔和ムードを持続できるか 先週の米株はミックス 先週の NY ダウ騰落率は +1.6% NASDAQ は同 1.1% 2 日の米欧 (EU: 欧州連合 ) 首脳会談では貿易摩擦解消 への布石が打たれ市場も素直に好感 しかし市場予想に 届かぬフェイスブック決算を受け同社株は急落 主要 IT 株にも波及しました 一方 年国債利回りは 3.% を窺う 展開 日銀の金融緩和縮小観測が浮上し上昇した本邦長 期金利につられた他 米 4-6 月期実質 GDP が年率 +4.1% と 前期の同 +2.2% から急加速した事を受け上昇しました GDP は同 +4.% と驚異的な寄与をみせた個人消費が主 導 一方在庫は予想外に 1.% と大きくマイナス寄与 しかし 7-9 月期はその反動が GDP を押し上げましょう 米欧貿易摩擦は緩和に向け始動自動車関税交渉と中国への波及に期待 7 月 2 日の米欧首脳会談では トランプ大統領とユン ケル欧州委員長は関税の撤廃に向け協議を進めることで 合意しました 目先は 1 大豆や天然ガス (LNG) の米国 から EU への輸出促進 2 車を除く工業製品の関税撤廃 3WTO( 世界貿易機関 ) 改革などを進める見通しです 先週は自動車大手の GM やフォードが関税の影響を想定 し収益見通しを下方修正 株価は崩れました 自動車関 税は米欧関税協議の本丸とも言え その進展は市場も待 ち遠しいでしょう また今回の米欧合意は米中協議進展 の契機となるか注目されます 米トランプ大統領の発信 と中国の報復を考慮すれば貿易摩擦の規模は $6, 億超 ( 図 2) 市場のリスク感度を委縮させるには十分です サマーラリーの舞台は整った? 7 月 31 日 -8 月 1 日には FOMC( 連邦公開市場委員会 ) が 開催 声明文のみ発表される今回は無風で終わりましょ う むしろ今週は経済指標が目白押し 7 月 31 日には 6 月 PCE( 個人消費支出 ) デフレーターや 7 月消費者信頼感 8 月 1 日には 7 月 ISM 製造業景況感指数 3 日には 7 月雇用統 計が続きます いずれも堅調な米景気の姿を映すと楽観 視するも 6 月 PCE デフレータが上振れれば ( 市場予想 : コア前年比 +2.%) 金利高 株安を強いられそうです 企業の 4-6 月期決算発表は折り返しに達し (S&P 構 成企業の内 248 社が発表済 :7 月 26 日現在 ) 収益の前年比 は +22.2% と好調です 米欧間の柔和で貿易摩擦という嵐 が意外に早く過ぎ去るとのムードが市場に漂う中 世界 経済は晴天に見舞われるとの期待を買うには米中関税摩 擦の柔和が鍵 今週 米中政府関係者からそうした声が あるか 市場関係者は耳を澄ましています ( 徳岡 ) 図 1 米実質 GDP は 4.% 超え 8 6 4 2-2 米実質 GDP 成長率 ( 需要項目別寄与度前期比年率 ) 個人消費 設備投資 218 年 4-6 月期実質 GDP 成長率 +4.1% 実質 GDP( 線 ) -4 住宅投資在庫投資 -6 政府 ( 予想 ) 支出純輸出 -8 ( 輸出 - 輸入 ) - 27 29 211 213 21 217 219 注 ) 予想は当社経済調査室による 図 2 米中が真っ向から衝突起こすと $6, 億規模 米中関税の応酬 ( 米発言ベース ; 中国は当社予想 ) 中国報復関税 4 米国制裁関税 4 中国報復関税 3 米国制裁関税 3 中国報復関税 2 米国制裁関税 2 中国報復関税 米国制裁関税 出所 ) Bureau of Economic Analysis(BEA) より当社経済調査室作成 16 7 月 24 日公聴会 34 7 月 6 日発動 34 16 7 月 6 日発動 2, 7 2 2, ( 億ドル ) 2 4 6 8 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成 図 3 期待 ( 株価収益率 ) 形成に積極的になるか 2 2 1 - 米 S&P パフォーマンス要因分解 株価収益率 1.4 パフォーマンス 配当 利益成長 12. 21.8 218 年は 7 月 26 日迄 21 216 217 218 7.3 出所 )Bloomberg より当社経済調査室作成 4

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 欧州 ECB は依然利上げに慎重 BOE は 8 月会合にて利上げ実施か 貿易問題を巡る緊張は緩和へ 7 月 2 日 米 EU( 欧州連合 ) 首脳会談にて 両首脳 は EU による米国産液化天然ガス 大豆の輸入拡大や 工業製品 ( 除く自動車分野 ) の関税引下げ交渉の開始に 合意 関税交渉中は新たな関税導入は行わないとしまし た 注目された自動車 同部品への関税の取り扱いにつ いては先送りされ 依然 懸念は残るものの 米 EU 間 の対立緩和を受けて市場心理は好転 ストック ヨー ロッパ 6 指数は約 2 ヵ月ぶりの高水準に反発しました ECB の景気 物価動向への自信は不変も 依然として利上げ開始には慎重 ECB( 欧州中央銀行 ) は 7 月 26 日 政策理事会にて 事前予想の通り 金融政策 方針を据え置きました 前 回会合以降に公表の経済指標は 概ね 6 月公表の ECB ス タッフ予想 ( 今後数四半期の成長率は前期比 +.% 程度 で安定 ) に沿っているとして景気判断を維持 物価につ いては 設備稼働率や労働市場の逼迫によりインフレ圧 力は高まり ( 図 1) インフレ見通しの不確実性は後退し ているとの見解を示しました 今週は ユーロ圏の 4-6 月 期実質 GDP( 図 2) や 6 月失業率 設備稼働率 (7 月調 査 ) 7 月消費者物価等の公表が相次いで予定され 引続 き ECB 見通しを裏付ける内容となるか注目されます 一方 基調的インフレは中期的に緩やかに上昇すると の見通しも維持 また 米 EU 間の通商合意への評価は 時期尚早として 貿易問題への根強い懸念も窺わせ 利 上げ開始への慎重姿勢を堅持しました この結果を受け てユーロ相場は下落 軟調な推移は当面続きそうです 市場は BOE による利上げ実施をほぼ確実視 焦点は利上げペースへ BOE( イングランド銀行 ) は 8 月 2 日に金融政策を決 定予定 足元の英国経済指標は 月インフレ報告書の見 通しに概ね整合し BOE が 1-3 月期の成長減速は一時的と の判断への自信を強めていることから 市場では依然 7 割 を超える高確率で利上げを織り込むも 先週末に急低下 ( 図 3) 英国の EU 離脱方針を巡り 国内にて意見対立 が一段と先鋭化する中 7 月 26 日には EU 側も英国の離脱 方針の一部を拒否 加えて 米国発の貿易摩擦への懸念 も根強く 英国景気への先行き不安が強まっています 次回利上げへの市場観測も 未だ BOE が示唆する年 1 回 ペースに及ばず 今回会合で 利上げ実施及び年 1 回ペー スでの利上げ方針が改めて示されれば 英国金利 ポン ドは小幅ながら上昇方向へ向かいそうです ( 吉永 ) 図 1 ユーロ圏供給能力の逼迫が継続 ユーロ圏失業率と 設備稼働率 13 9 12 11 9 8 7 1.2 1..8.6.4.2. -.2 -.4 -.6 -.8-1. 9 8 7 6 4 3 2 6 27 29 211 213 21 217 注 ) 直近値は 失業率が 218 年 月 ( 月次 ) 設備稼働率が 218 年 4 月調査 ( 四半期 ) 政府支出 実質 GDP ( 線 ) 在庫投資設備投資 設備稼働率 ( 右軸 ) ユーロ圏実質 GDP( 前期比 ) と需要項目別寄与度 212 213 214 21 216 217 218 ( 予想 ) 純輸出 ( 輸出 - 輸入 ) 個人消費 218/4 218/ 218/6 218/7 注 ) 直近値は 218 年 7 月 27 日 ( 日次 ) 失業率 ( 左軸 ) 注 ) 直近値は 218 年 1-3 月期 予想は 6 月 ECB スタッフ見通し 図 3 英国年 1 回ペースでの漸進的な利上げを開始か 英国 OIS( 翌日物金利スワップ ) 市場が織り込む 8 月会合での利上げ確率 ( 年 / 月 ) 9 8 8 7 7 6 6 出所 )Eurostat EC より当社経済調査室作成 図 2 ユーロ圏 4-6 月期も景気は底堅く拡大か 出所 )Eurostat ECB より当社経済調査室作成 出所 )Bloomberg より当社経済調査室作成

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 トルコ政策金利の据え置きでリラ急落 火曜のインフレ レポートに注目 株 為替は 3% の下落 利回りは 1.69% 上昇 7 月 24 日の金融政策決定会合で トルコ中銀は政策金利である1 週間物レポ金利を17.7% に据え置きました ( 図 1) 据え置き予想も少数ありましたが 中央値では 18.7% への利上げが予想されており インフレ率の加速 ( 月は前年比 +12.2% 6 月は同 +1.4%) もふまえると 据え置き決定は市場の期待を裏切る結果となりました 決定を受け 同国の株価指数は前日比 3.3% 下落 年債利回りは17.87% へと前日比 +1.69% 上昇しました 通貨トルコ リラは 対米ドルで同 3.% 下落し 最安値を更新するなど軟調な展開となりました ( 図 2) PMI 指数は 46.8 へ急落 中銀は景気にも配慮 トルコ中銀は声明文で 外需は強いとの認識を示す一方 内需の減速はより鮮明になっているとし 景気への配慮を示しました 月次指標をみると 失業率や消費者信頼感指数などはいずれも堅調に推移する一方で 企業景況感を示すPMI 指数は1 月の.7を高値にその後は急落 直近の6 月は46.8と29 年以来の低水準にあります 中銀は 物価にも引き続き警戒感を示しています 物価が安定するまで 現状の金融引き締め策を維持する姿勢を維持し エルドアン大統領の利下げ要求には従わない姿勢を示唆しました インフレ率は加速しているものの ( 図 3) 既に行った利上げ効果が表れるのには時間がかかるという点も 据え置き決定の要因としました 金融政策と対米関係が注目 大統領への忖度により中銀が利上げをためらったと市場が評価している面もありますが 声明文からは利下げの可能性を排除する姿勢もみられるなど 中銀の独立性は維持されたと評価も可能です ただ通貨安が進むなかで利上げを後回しにしたことから 輸入インフレの加速が懸念されます また対外債務が大きいトルコにとって 通貨安は借り換えリスクを高め 金融危機を招く可能性があり 引き続き予断を許さない状況です 必要があれば利上げをする姿勢を維持しており 実施済みの利上げ効果を見極める上でも 7 月 31 日のインフレ レポートや8 月 3 日の消費者物価 (7 月 ) が注目されます また金融政策だけでなく 政治動向にも注意が必要です 216 年 7 月のクーデター未遂に関与が疑われる米国人の牧師をめぐり 米国との関係悪化が懸念されます トランプ米大統領は制裁の可能性にも言及しており 通貨トルコ リラの重石になるとみています ( 永峯 ) 図 1 市場予想の 18.7% に対し 17.7% で据え置き 2 2 1 トルコ政策金利と銀行間金利 ( 年 / 月 ) 218/1 218/3 218/ 218/7 注 ) 直近値は7 月 27 日 翌日物銀行間金利は市中銀行が実際に調達した金利で 中銀の政策金利 ( 後期流動性貸出金利 1 週間物レポ金利など ) でどの金利が市場調整に使われている金利かの判断材料になる 出所 )Bloombergより当社経済調査室作成 図 2 閣僚発表後の安値を更新するリラ安へ.2. 4.8 4.6 4.4 4.2 4. 3.8 3.6 3.4 3.2 後期流動性貸出金利 2.7% 1 週間物レポ金利 17.7% トルコ リラ ( 対米ドル ) 翌日物銀行間金利 17.63% 3. ( 年 / 月 ) 217/1 217/7 218/1 218/7 注 ) 直近値は218 年 7 月 27 日 出所 )Bloombergより当社経済調査室作成 図 3 目標を大幅上回るインフレ率利上げの効果を見極めにインフレ レポートに注目 18 17 16 1 14 13 12 11 9 8 7 6 4 3 2 1 ( トルコ リラ / 米ドル ) トルコ リラ安 トルコ リラ高 トルコ消費者物価 消費者物価 ( 前年比 ) 218 年 6 月総合 +1.4% コア +14.6% インフレ目標 +3~7% 27 29 211 213 21 217 注 ) コアは除くエネルギー 食品 飲料 タバコ 金 出所 )Bloomberg より当社経済調査室作成 6

投資環境ウィークリー 218 年 7 月 3 日号 主要経済指標と政治スケジュール 塗りつぶし部分は今週 7/23 月 7/3 月 8/2 木 ( 米 ) 6 月中古住宅販売件数 ( 年率 ) ( 日 ) 日銀金融政策決定会合 (~31 日 ) ( 米 ) 6 月製造業受注 ( 前月比 ) 月 :41 万件 6 月 :38 万件 政策金利残高適用金利 :.1 ( 予 ).1% 月 :+.4% 6 月 :( 予 )+1.7% ( 米 ) アルファベット 4-6 月期決算発表 年国債金利 : ( 予 )% ( 英 ) 金融政策委員会 (MPC) 結果 議事録発表 ( 欧 ) 7 月消費者信頼感指数 ( 速報 ) ( 日 ) 6 月商業販売額 ( 小売業 前年比 ) バンクレート :. ( 予 ).7% 6 月 :.6 7 月 :.6 月 :+.6% 6 月 :+1.8% 資産買入れ額 :4,3 ( 予 )4,3 億ホ ント ( 米 ) 6 月中古住宅販売仮契約指数 ( 前月比 ) ( 英 ) 英中銀インフレ レポート 7/24 火 月 :.% 6 月 :( 予 )+.4% ( 豪 ) 6 月貿易収支 ( 日 ) 7 月製造業 PMI( 日経 ) ( 米 ) キャタピラー 4-6 月期決算発表 月 :+8.3 億豪ト ル 6 月 :( 予 )+9. 億豪ト ル 6 月 :3. 7 月 :1.6 ( 欧 ) 7 月経済信頼感指数 ( 豪 ) 6 月小売売上高 ( 前月比 ) ( 米 ) 7 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 6 月 :112.3 7 月 :( 予 )112.1 月 :+.4% 6 月 :( 予 )+.3% 6 月 :.4 7 月 :. ( 伯 ) 6 月鉱工業生産 ( 前年比 ) ( 米 ) 7 月サービス業 PMI( マークイット 速報 ) 7/31 火 月 : 6.6% 6 月 :( 予 )NA 6 月 :6. 7 月 :6.2 ( 日 ) 黒田日銀総裁記者会見 ( 墨 ) メキシコ金融政策決定会合 ( 米 ) ハーレー ダビッドソン 4-6 月期決算発表 ( 日 ) 6 月失業率 オーハ ーナイト レート :7.7 ( 予 )7.7% ( 米 ) 3M 4-6 月期決算発表 月 :2.2% 6 月 :( 予 )2.3% ( 米 ) テキサス インスツルメンツ 4-6 月期決算発表 ( 日 ) 6 月有効求人倍率 8/3 金 ( 欧 ) 7 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 月 :1.6 倍 6 月 :( 予 )1.6 倍 ( 米 ) 6 月貿易収支 ( 通関ベース ) 6 月 :4.9 7 月 :.1 ( 日 ) 6 月鉱工業生産 ( 速報 前月比 ) 月 : 431 億米ト ル 6 月 :( 予 ) 446 億米ト ル ( 独 ) 7 月製造業 PMI( マークイット 速報 ) 月 :.2% 6 月 :( 予 ).3% ( 米 ) 7 月雇用統計 6 月 :.9 7 月 :7.3 ( 日 ) 7 月消費者態度指数 非農業部門雇用者数 ( 前月差 ) ( 他 ) トルコ金融政策委員会 6 月 :43.7 7 月 :( 予 )43.9 6 月 :+21.3 万人 7 月 :( 予 )+19. 万人 1 週間物レホ レート :17.7 17.7% ( 米 ) FOMC( 連邦公開市場委員会 ~8 月 1 日 ) 平均時給 ( 前年比 ) FF 目標金利 :1.7-2. ( 予 )1.7-2.% 6 月 :+2.7% 7 月 :( 予 )+2.7% 7/2 水 ( 米 ) 4-6 月期雇用コスト指数 ( 前期比 ) 失業率 ( 米 ) 6 月新築住宅販売件数 ( 年率 ) 1-3 月期 :+.8% 4-6 月期 :( 予 )+.7% 6 月 :4.% 7 月 :( 予 )3.9% 6 月 :66.6 万件 7 月 :63.1 万件 ( 米 ) 月 S&Pコアロシ ック / ケース シラー住宅価格 ( 米 ) 7 月 ISM 非製造業景気指数 ( 米 ) ゼネラル モーターズ 4-6 月期決算発表 (2 大都市 前年比 ) 6 月 :9.1 7 月 :( 予 8.6) ( 米 ) ボーイング 4-6 月期決算発表 4 月 :+6.6% 月 :( 予 )NA ( 欧 ) 6 月小売売上高 ( 前月比 ) ( 米 ) ビザ 4-6 月期決算発表 ( 米 ) 6 月個人所得 消費 ( 消費 前月比 ) 月 :.% 6 月 :( 予 )+.4% ( 米 ) フェイスブック 4-6 月期決算発表 月 :+.2% 6 月 :( 予 )+.4% ( 中 ) 7 月サービス業 PMI( 財新 ) ( 米 ) フォード モーター 4-6 月期決算発表 ( 米 ) 6 月 PCE( 個人消費支出 ) デフレータ ( 前年比 ) 6 月 :3.9 7 月 :( 予 )NA ( 欧 ) 6 月マネーサプライ (M3 前年比) 総合 月 :+2.3% 6 月 :( 予 )+2.4% ( 他 ) 7 月トルコ消費者物価 ( 前年比 ) 月 :+4.% 6 月 :+4.4% 除く食品 エネルギー 6 月 :+1.39% 7 月 :( 予 )+16.31% ( 独 ) 7 月 ifo 景況感指数 月 :+2.% 6 月 :( 予 )+2.% 6 月 :1.8 7 月 :1.7 ( 米 ) 7 月シカゴ購買部協会景気指数 8/6 月 ( 豪 ) 4-6 月期消費者物価 ( 前年比 ) 6 月 :64.1 7 月 :( 予 )61.8 ( 独 ) 6 月製造業受注 6 月 :+1.9% 7 月 :+2.1% ( 米 ) 7 月消費者信頼感指数 ( コンファレンス ホ ート ) ( 他 ) 米 EU 首脳会談 6 月 :126.4 7 月 :( 予 )126. 8/7 火 ( 米 ) ファイザー 4-6 月期決算発表 ( 日 ) 6 月家計調査 7/26 木 ( 米 ) アップル 4-6 月期決算発表 ( 日 ) 6 月現金給与総額 ( 米 ) 6 月耐久財受注 ( 欧 ) 4-6 月期実質 GDP( 速報 前期比 ) ( 日 ) 6 月景気動向指数 ( 航空機除く非国防資本財 前月比 ) 1-3 月期 :+.4% 4-6 月期 :( 予 )+.% ( 米 ) 6 月消費者信用残高 6 月 :+.7% 7 月 :+.6% ( 欧 ) 6 月失業率 ( 独 ) 6 月鉱工業生産 ( 米 ) アマゾン ドット コム 4-6 月期決算発表 月 :8.4% 6 月 :( 予 )8.3% ( 豪 ) 金融政策決定会合 ( 米 ) マクドナルド 4-6 月期決算発表 ( 欧 ) 7 月消費者物価 ( 速報 前年比 ) ( 中 ) 7 月外貨準備高 ( 米 ) インテル 4-6 月期決算発表 6 月 :+2.% 7 月 :( 予 )+2.% ( 伯 ) COPOM 議事録 (7 月 31 日 -8 月 1 日分 ) ( 欧 ) ECB( 欧州中銀 ) 理事会 ( 豪 ) 6 月住宅建設許可件数 ( 前年比 ) リファイナンスレート :..% 月 : 3.2% 6 月 :( 予 )+1.% 8/8 水 預金ファシリティ金利 :.4.4% ( 中 ) 7 月製造業 PMI( 政府 ) ( 日 ) 金融政策決定会合主な意見 (7 月 3-31 日分 ) 限界貸出金利 :+.2 +.2% 6 月 :1. 7 月 :( 予 )1.3 ( 日 ) 6 月経常収支 ( 欧 ) ドラギECB 総裁記者会見 ( 中 ) 7 月非製造業 PMI( 政府 ) ( 日 ) 7 月景気ウォッチャー調査 ( 他 ) NAFTA( 北米自由貿易協定 ) 再交渉が再開 6 月 :. 7 月 :( 予 ). ( 豪 ) 6 月住宅ローン承認件数 ( 伯 ) 金融政策委員会 (COPOM ~8 月 1 日 ) ( 伯 ) 7 月消費者物価 (IPCA) 7/27 金 SELICレート :6. ( 予 )6.% ( 米 ) 4-6 月期実質 GDP( 速報 前期比年率 ) ( 他 ) トルコ中銀インフレ レポート 8/9 木 1-3 月期 :+2.2% 4-6 月期 :+4.1% ( 米 ) 6 月機械受注 ( 米 ) 7 月ミシガン大学消費者信頼感指数 ( 確報 ) 8/1 水 ( 米 ) 7 月生産者物価 6 月 :98.2 7 月 :97.9( 速報 97.1) ( 米 ) 6 月建設支出 ( 前月比 ) ( 中 ) 7 月生産者物価 ( 米 ) エクソンモービル 4-6 月期決算発表 月 :+.4% 6 月 :( 予 )+.3% ( 中 ) 7 月消費者物価 ( 米 ) シェブロン 4-6 月期決算発表 ( 米 ) 7 月 ADP 雇用統計 ( 民間部門雇用者数 前月差 ) 8/ 金 6 月 :+17.7 万人 7 月 :( 予 )+18. 万人 ( 米 ) 4-6 月期実質 GDP(1 次速報 ) ( 米 ) 7 月 ISM 製造業景気指数 ( 米 ) 6 月第 3 次産業活動指数 6 月 :6.2 7 月 :( 予 )9.3 ( 米 ) 7 月国内企業物価 ( 中 ) 7 月製造業 PMI( 財新 ) ( 米 ) 7 月消費者物価 6 月 :1. 7 月 :( 予 ).9 ( 伯 ) 6 月小売売上高 ( 印 ) 金融政策決定 ( 印 ) 6 月鉱工業生産 レポレート :6.2 ( 予 )6.% 注 )( 日 ) 日本 ( 米 ) 米国 ( 欧 ) ユーロ圏 ( 独 ) ドイツ ( 仏 ) フランス ( 伊 ) イタリア ( 英 ) 英国 ( 豪 ) オーストラリア ( 加 ) カナダ ( 中 ) 中国 ( 印 ) インド ( 伯 ) ブラジル ( 墨 ) メキシコ を指します NA はデータなし 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成 7

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