L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

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3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

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宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

目次 1. 注意事項と制限事項 注意事項 制限事項 スマ保災害時ナビアプリについて 端末ホームキー押下時のアプリ動作 災害時ナビの事前準備

第8章 災害復旧計画

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

デジタルシステムの国内標準仕様 ( 案 ) の概要 国内標準仕様準拠により 実現する機能 1. 災害情報等の一斉配信サービスへの対応 2. スマートフォン連携による個人属性に応じた情報提供 3. 上での多言語による情報提供の方法 国内標準仕様概要 1. 災害情報等の一斉配信サービスへの対応 端末側に

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

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1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

対応すべき行動_0921

PowerPoint プレゼンテーション

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建


北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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デジタルサイネージ標準システム相互運用ガイドラインの背景 目的 (1) ガイドラインの背景 課題 公共的な目的に活用できるデジタルサイネージは 平常時に加え 災害 緊急時も含めた情報提供手段として さらに今後増加する訪日外国人への情報提供手段として 重要な社会インフラの役割を担うことが期待される (

アジェンダ 1. レキオスソフトのご紹介 2. 沖縄の産業と気象データの利活用 3. 具体的な気象データの利活用モデル

P6-25

公共コモンズの構築について

平成 30 年度事業報告 一般財団法人自治体衛星通信機構 当機構は 地方公共団体等において通信衛星を共同利用するための設備を設置し 運用することによって 防災情報及び行政情報の伝送を行うネットワークの整備促進を図り もって地域社会における情報通信の高度化及び地域の振興に寄与することを目的として平成

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

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(案)

報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

スライド 1


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その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

セキュリティ対応 :O p e n, W E P, W P A ( P e r s o n a l ), WPA2(Personal), Mixed WPA-WPA2(Personal) Open,WEPは推奨いたしません 2. 通信速度 サービスの安定性を確保するため 接続するインターネット回線の

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スライド 1

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送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

1. 背景等 (1) 背景等 (2) 目的 体制 2. 実証の概要 (1) 実証 Ⅰ ー 1 : 防災クラウド情報システム構築 (2) 実証 Ⅰ ー 2 : データ連携等標準仕様案の作成 (3) 実証 Ⅱ : 災害対策標準化に対応した事例の作成 ( 内閣府の災害対策標準化ガイドラインの構成イメージ

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

平成30年基幹放送局の再免許の実施

避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

スライド 1

布 ) の提供を開始するとともに 国民に対し分かりやすい説明を行い普及に努めること 図った 複数地震の同時発生時においても緊急地震速報の精度を維持するための手法を導入するとともに 緊急地震速報の迅速化を進める 特に 日本海溝沿いで発生する地震については 緊急地震速報 ( 予報 ) の第 1 報を発表

V-Low マルチメディア放送の経緯 平成 21 年 8 月 28 日 携帯端末向けマルチメディア放送の実現に向けた制度整備に関する基本的方針 及び参入希望調査の概要の公表 平成 22 年 7 月 9 日 ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会 報告書の公表 平成 23 年 1 月 7 日 V

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

参考資料 第 1 回メディア ソフト研究会参考資料 平成 21 年 11 月 20 日 総務省情報通信政策研究所調査研究部

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SPARQL とは SPARQL(" スパークル " と発音 [1]) は RDF クエリ言語の一種である その名称は再帰的頭字語になっており SPARQL Protocol and RDF Query Language の略 RDF クエリ言語とは Resource Description Fra

報道資料 2007 年 10 月 22 日株式会社インタラクティブ プログラム ガイド株式会社ディーツーコミュニケーションズ KDDI 株式会社株式会社ジャパン モバイルコミュニケーションズ 携帯電話向け向け電子電子番組表サービス番組表サービス G ガイドモバイル が 3 キャリア合計登録登録利用者

Microsoft Word - 13 地域イントラ.doc

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

H28秋_24地方税財源

1 趣旨 目的 避難支援アプリの機能に関する検討会報告書 ( 概要 ) 本検討会では 特に地理に不案内な来訪者や旅行者等に対し 災害時に適切な避難行動を支援できる 避難支援アプリ の実現に向けて 避難支援アプリに必要な機能を整理するとともに それらの機能を実現するために必要な防災情報に対する要求と仕

Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

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1. 機能要件 分類 No. 機能要件必須 地図データ や 情報コンテンツ をブラウザ上に表示する機能ブロック地図マッシュアップ ( レイヤー重ね合わせ 表示 / 非表示制御 ) 機能ユーザが ブラウザに所定のURLを入力すると ブラウザ上に地図データを含むウェブサイト 1 が表示されること 対応可

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

避難所講演資料

土砂災害警戒情報って何? 土砂災害警戒情報とは 大雨警報が発表されている状況でさらに土砂災害の危険性が高まったときに, 市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の方々が自主避難をする際の参考となるよう, 宮城県と仙台管区気象台が共同で発表する防災情報です 気象庁 HP より :

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なお 訪日外国人のお客さまにつきましては ソフトバンク株式会社が提供する訪日外国人向け無料 Wi-Fi サービス FREE Wi-Fi PASSPORT(SSID:.FREE_Wi-Fi_PASSPORT) も継続してご利用いただけます ( FREE Wi-Fi PASSPORT についてはソフトバ

第14回税制調査会 総務省説明資料(・地方税務手続の電子化等2・個人住民税2)

平成 30 年度年法律第 57 号 ) 等により 要配慮者利用施設は 避難確保計画等の自然災害に関する計画 ( 以下 災害計画 という ) を作成することとなっており 災害計画の作成を促進するため 貴殿におかれても必要な支援に努められたい また 市町村が行う避難勧告等の発令に関する各種取組への積極的

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

改訂履歴 版数 日付 変更箇所 マニュアル改訂履歴 /4/1 初版 /4/15 9 章 2 節 一斉通報機能のアプリ PUSH 通知対応に伴い 項目を追加 13 章 2 節 受信メッセージ一覧表示時間の設定について追記 /11/30 P.28 P.34

目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

資料1-4気象庁資料

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アプリケーションの使い方 ios 対応バージョン ios : 6.0 以降 準備 事前に液晶モニター本体のネットワークパスワード及びネットワークアドレスの設定を行う ( 取扱説明書 7ページ ) 液晶モニター上でインターネットの接続状況を確認する メインメニューの システム ネットワーク ネットワー

ギガらくWifi for カメラ(仮)

CARDGET アプリケーションを利用する (MC312D-A/W のみ ) CARDGET( カージェット ) アプリケーションは カーナビゲーションをさらに機能アップするためのアプリケーションです 初期状態では e 燃費 美人時計 CARDGET 管理ソフトがインストールされています アプリケー

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水害 土砂災害ハザード リスク情報共有プロジェクト A: 災害情報単純化プロジェクト ~ 災害情報の一元化 単純化による分かりやすさの追求 ~ B: 災害情報我がことプロジェクト ~ 災害情報のローカライズの促進と個人カスタマイズ化の実現 ~ C: 災害リアリティー伝達プロジェクト ~ 画像情報の活

事務連絡平成 30 年 10 月 26 日 各都道府県消防防災主管課東京消防庁 各指定都市消防本部 } 殿 消防庁予防課 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン のリーフレットの配布について 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会が開

目次 : はじめに 2 1. 安否確認アプリについて 安否確認アプリの設定について 安否確認アプリのインストール方法について Android の場合 iOS の場合 アプリの通知設定について 7 2. メールについて 8 2-

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Microsoft Word - 【関係者】運用ガイドライン doc

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

民間事業者等によるサービス実証成果報告(日本電信電話・ジェイアール東日本コンサルタンツ)

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

再生画面 機能 再生一時停止停止逆スキップ順スキップ先頭へ 停止中および一時停止中は再生を開始します 再生中に押すことで 通常の0.8 倍の速度で再生します 再生を一時停止します 再生を停止します 10 秒戻して再生します 15 秒進めて再生します 番組の先頭へ移動します 2

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資料 3 L アラートの普及展開状況について 2 0 1 5 年 3 月 総務省

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都道府県 防災情報システム 標準フォーマットで接続 インターネット等でのデータ交換に用いられる標準言語 (XML) を使用 多様なフォーマット ラジオ事業者 情報閲覧読み上げ ネット事業者 ラジオ 緊急放送 ( 音声で伝達 ) インターネット等 ウェブ配信 ( テキストで表示 ) 月 日 町で災害対策本部が設置 中央省庁等 J アラート情報 ( 消防庁 ) 気象情報 ( 気象庁 ) メインサーバ バックアップサーバ システム接続 携帯電話事業者 携帯電話 スマートフォン緊急速報メール ( エリア内全員にプッシュ配信 ) ( 拡充予定 ) 総合防災情報システム ( 内閣府 ) とも接続予定 ライフライン等通信 電気 ガス 交通 生活必需品等 1 テキスト情報の受信 配信等の機能 2 複数のフォーマットへの変換を行う機能を有する防災情報伝達の共通基盤を構築 システム接続 新たなサービス事業者 ( サイネージ カーナビ等 ) 防災アプリの活用 ( アプリ利用者にプッシュ配信 ) サイネージ カーナビ等 一般財団法人マルチメディア振興センターが平成 23 年 6 月より運営

L アラートの 普及加速化パッケージ ( 平成 26 年 8 月 ) の概要 2 1: 全国に早期普及する 全都道府県での導入決定を 26 年度中に実現 導入決定 ( 現在 32) を全国 (47) に拡大 地域メディア等 情報伝達者の全国的な参加を促進 参加メディア ( 現在 287 社 ) を早期に 500 社超へ拡大 認知度を高めるための広報戦略を強化 分かりやすい名称の導入 シンポジウムの開催 記念日の設定 デジタル映像による PR 防災教育での活用等を多面的に実施 3: 使いやすさを向上させる 小規模の自治体 事業者等への情報発信支援 G 空間情報を活用した災害情報の視覚化を推進 代行 遠隔入力サービス 入力ソフト開発等のモデル実証等を推進 データ放送等との連携を推進 データ放送連携 マルチメディア放送活用 スマートテレビ対応等 サイネーシ カーナヒ 等の新たなメディアとの連携を推進 2: 情報内容を拡充する ライフライン情報の提供を推進 まず 通信分野で 26 年度中に一部開始 ガス 電気 水道 交通の各分野は 27 年度の一部開始を目標 生活必需品等の情報提供を検討 コンビニ ガソリンスタンド 病院 NPO 等との連携を先行検討 ソーシャルメディアの活用を推進 4: 平時の体制を強化する 地域単位の連絡会を設置し 全国や地域での合同訓練の定期的実施と平時利用を推進 地域情報発信への活用 防災の日 等と連携した訓練等を実施 災害対応業務と L アラートへの情報発信をシームレスにつなげるための取組を推進 災害対策における L アラートの位置づけの明確化等を検討 地域防災計画への記載等 公衆無線 LAN 整備等のネットワーク強靱化を推進 5: 付加価値を創出し 海外にも貢献する 共通基盤の利活用による新たな付加価値やサービスの創出を促進 官民連携強化 オープンデータ化推進等 東京オリンピック等も視野に入れた国際対応の強化 多言語化の推進 災害の多いアジア等への海外展開

L アラートの 普及加速化パッケージ 主な進捗状況 (1) 3 1: 全国に早期普及する 総合通信局等から県やメディアに対してトップセールスで働きかけを実施 検討中 の県が着実に減少 地域メディア等の情報伝達者は 287 社 ( 平成 26 年 7 月 ) から 400 社以上に拡大 認知度を高めるための広報戦略を強化 平成 26 年 11 月にシンポジウムを開催 デジタル映像による PR コンテンツ等を作成 公開

L アラートへの参加状況の推移 4 利用者数は年々増加傾向 最近 1 年間で CATV 事業者の増加が顕著 アプリを利用して情報伝達する事業者も増加傾向 800 700 600 500 400 300 200 100 0 2012/4/1 2013/4/1 2014/4/1 2015/4/1 情報発信者 情報伝達者 中間伝達者 協力事業者 特別利用者 全利用者 ( 重複除く ) 2 月末現在 803 団体 情報伝達者数の推移 2 月末現在 412 団体

参考 スマホアプリ 全国避難所ガイド との連携 5 全国避難所ガイド ( ファーストメディア ( 株 ) 提供 ) は 全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を約 12 万件収録し 現在周辺地の避難所を検索して 道順をルート案内する災害時用ナビゲーションアプリ 平成 26 年 12 月からLアラートと連携し 各自治体から発信される 避難勧告 や 避難指示 開設避難所 等の情報をアプリに配信 災害発生時にはプッシュ通知でスマホに表示し 即座に最寄りの避難場所等に避難誘導することが可能となっている L アラート経由で発信する主な情報 避難勧告 避難指示 開設避難所など各自治体からの発信情報 気象特別警報 警報 注意報 指定河川洪水情報 土砂災害警戒情報 地震情報 津波警報 注意報 予報 噴火警報 予報 竜巻注意報情報 国民保護情報 (J アラート ) 防災情報をプッシュ通知 ファーストメディア ( 株 ) は スマホアプリ 災害時ナビ ( 三井住友海上火災保険 ) にも L アラートを活用した同種サービスを提供

参考 スマホアプリ EXTravel との連携 6 EXTravel ( 協和エクシオ ( 株 ) 提供 ) は 観光 に役立つ情報と災害時の 防災 情報がオールインワンで自治体からユーザに発信されるスマホアプリ 地震発生時には観光ナビ画面が強制的に避難画面に切り替わり 地震到達前に震度や到達時間をお知らせし 最寄りの避難所への案内を行うことが可能となっている コンテンツはすべて多言語 ( 日本語 英語 中国語 ( 繁体 簡体 ) 韓国語 ) 対応 防災 情報について L アラート経由で情報が発信 災害対策ナビ ( 避難誘導 ) としても活用可能 L アラート情報等から最適な避難場所へ誘導 気象庁 ( 緊急地震速報 ) L アラート発信者

L アラートの 普及加速化パッケージ 主な進捗状況 (2) 7 2: 情報内容を拡充する ライフライン情報の拡大に向けて 通信事業者 電力 ガス事業者等に働きかけを実施 26 年度中に通信分野において情報提供を一部開始予定 他のライフラインの情報提供を促進するため 平成 26 年度補正予算 ( G 空間防災情報システムと L アラートの連携推進事業 4 億円の内数 ) を活用し 情報入力のインターフェースを構築予定 3: 使いやすさを向上させる 平成 26 年度補正予算を活用し 情報入力の負担軽減や G 空間情報を活用した災害情報の視覚化を推進 データ放送等との連携を推進 ( 参考 ) 株式会社サンテレビジョンによる L アラートの自動表示に関する実証実験の実施 ( 平成 27 年 3 月 17 日 ~9 月 30 日 兵庫県丹波市 ) デジタル受信機の機能を使い 地域ごとに L アラートの避難情報を画面に直接表示させる手法を実証 具体的には 避難勧告 等が発令された場合 強制的にデータ放送を起動 テレビ受像機側で画像を 7/8 に縮小し 1/8 の部分に当該情報を表示 視聴者は リモコンの赤ボタンを押すことでより詳細な情報を閲覧可能 一方 d ボタンを押すことで 通常のテレビ放送に戻すことも可能 録画再生時は本画面に残らない 視聴者からのアンケート調査や各メーカ受像機との接続調査を行い 検証する予定

L アラートの 普及加速化パッケージ 主な進捗状況 (3) 8 4: 平時の体制を強化する 情報発信者 情報伝達者等など関係者による地域連絡会を中国 九州等に新たに設置し 地域における連携を強化 政府のガイドライン等への記載を働きかけ 災害対策における L アラートの位置づけの明確化を推進 ( 参考 ) 平成 27 年 1 月 土砂災害防止対策基本法の改正を踏まえ 情報の周知 提供方法等を内容とする土砂災害防止対策基本指針を改正 以下の章が創設五法第二十七条第一項の規定による危険降雨量の設定並びに同項の規定による土砂災害警戒情報の通知及び周知のための必要な措置について指針となるべき事項 1 2 略 3 土砂災害警戒情報の通知及び周知都道府県知事は 関係する市町村長に対し ファックス又は電子メール 電話等により 土砂災害警戒情報を通知するものとする その場合 あらかじめ担当者を明確にした連絡体制を整備するとともに 着信確認を行うなど 確実に通知するものとする また 土砂災害情報の一般への周知の措置については 気象庁と連携し テレビ ラジオ インターネットの活用等により行うものとし L アラート ( 災害情報共有システム ) の活用による多様なメディアへの一斉同報についても引き続き進めていく また 市町村を通じて住民等に対して的確に周知がなされるよう あらかじめ市町村から住民等への周知の方法を確認するなど 情報伝達体制の確立に努めるものとする なお 土砂災害警戒情報を解除した場合も 解除した旨について関係する市町村長への通知及び一般への周知の措置に努めるものとする 5: 付加価値を創出し 海外にも貢献する 平成 26 年度補正予算を活用し L アラート情報の多言語化を推進 海外展開の推進 ( 国連防災会議 ( 平成 27 年 3 月 ) でのパネル紹介や ODA による防災 ICT の普及 標準化活動の支援 )