平成 30 年 5 月 一般社団法人日本クレジット協会 人材育成部 平成 30 年度 割賦販売法 自主ルール研修 会員主催研修の実施にあたって 貴社において会員主催研修を実施する場合には 資格研修等に関する規則及び割賦販売法 自 主ルール研修に関する細則 内規にしたがって実施するとともに テキスト等の説明に当たっ ては できる限り自社の実務に関連付けた説明をするようお願いいたします Ⅰ. 会員主催による一般研修 ( 正規職員と非正規職員向け ) 平成 30 年度に実施する会員主催による一般研修については 主に以下の内容により実施し てください 1. 会員主催研修の実施要件 (1) 研修内容を正確かつ確実に伝えることができる方法によること 1 講師と対面する集合方式で実施すること 2 講師資格者が直接教授すること (2) 協会が作成した一般研修のテキストを使用するとともに 協会が作成した問題により理解度測定を行うこと ただし 別に定める基準により会員が作成する研修資料及び理解度測定問題を使用することを認める (3) 協会主催の一般研修と同等の研修内容等であること 講師資格者は 協会作成の講師用補助資料等を参考にしてください 2. 講師資格と講師を務めることができる研修 講師資格の種類 講師ができる研修 包括研修講師資格 個別研修講師資格 包括研修講師資格及び個別研修講師資格 一般包括研修 一般個別研修 一般合同研修 一般個別研修 一般包括研修 合同研修講師資格は 包括研修講師資格及び個別研修講師資格に変更となりました 講師資格者は 原則 自社の研修以外で講師を務めることはできません 弁護士は すべての一般研修の講師を務めることができます 講師資格は 講師資格認定の日から3 年を経過した日が属する年度の末日まで有効です また 有効期間満了の日までに講師更新研修を修了しなければ 講師資格は失効します
3. 会員主催研修 ( 一般研修 ) の方法等 1. カリキュラム 2. テキスト等 3. 研修時間 4. 理解度測定の実施方法 5. 理解度測定問題 6. 修了要件 協会の一般研修と同等のカリキュラムにて 集合方式 対面受講により実施してください ((4) 研修カリキュラム別表 1~ 別表 3 参照 ) 1 協会作成の各研修テキストを使用することを基本とします テキストは新版の使用を原則とします 過去の第 1 版及び第 2 版並びに第 3 版の使用は不可とします 2 上記 1に併せて 会員において特有の業務内容に関する事項がある場合は 会員が当該事項に関する内容の教材資料を作成し 研修を行うこともできます 1 以下の所定時間 ( 理解度測定含む ) 以上の研修時間を確保してください 包括 3 時間 / 個別 3 時間 / 合同 4 時間 30 分 2 所定の研修時間を満たす場合は 分割して実施することもできます 1 研修の最後に30 分間の理解度測定を実施します 2 テキスト等を持込み 参照することもできます ( 会員の判断によりテキスト等を参照しないで理解度測定することも可とします ) 3 採点は各社で行っていただくようお願いします 以下のいずれかの問題を使用することができます 1 協会が提供する会員主催研修用の理解度測定問題 (30 問 ) を使用 2 協会が提供する理解度測定問題一覧 (100 問程度 ) から 協会が定める基準に基づき 30 問を選択のうえ作成し使用 3 上記 2に 会員が特有の業務に応じた問題を作成して追加し使用 ( この場合は 5 問 ( 問題合計数 35 問 ) まで追加ができます ) 12の協会作成問題又は問題一覧の提供依頼は協会に申請してください 1 一般研修において指定された研修時間を受講し かつ 全理解度測定問題数 ( 追加問題数を含む ) の7 割以上の得点者が修了者となります 2 重責者の方は 研修受講後に 重責者として認識している課題等についてのレポートを作成し 会員の研修担当部署に提出していただきます 重責者が講師資格者の場合も 講師更新研修の受講後に 会員の研修担当部署に重責者としてのレポートを提出する必要があります 7. 合同研修 の研修区 分特例 包括 個別の両方の業務を営む合同研修を実施する会員は 当該職員の担当 業務が包括 個別のいずれかの業務のみに従事していることが明確な場合には 当該従事している業務の研修区分 ( 包括又は個別 ) のみの受講ができます
4. 研修カリキュラム 1 理解度測定において研修テキスト等の持込みを可としたことを踏まえ 効率的に研修を実施することに留意してください 2 可能な限り協会が行う研修と同等の研修を実施することが必要となるため 協会が作成した 講師用補助資料 を参照のうえ 各研修事項において説明する優先度 (A>B> 無印 ) に応じて研修を実施してください 別表 1: 包括研修カリキュラム 別表 2: 個別研修カリキュラム 内容時間内容時間 第 1 部総論 1. 研修にあたって 2. クレジット業界の自主的取組みについて第 2 部各論 1. 目的と適用範囲 2. 与信審査業務 3. 加盟店業務 4. 債権管理業務 ( 民事ルール等 ) 5. 苦情処理業務と加盟店情報交換制度 6. クレジットカード番号等の適切な管理 7. 指定信用情報機関と個人情報保護 8. その他関連業務 150 分 第 1 部総論 1. 研修にあたって 2. クレジット業界の自主的取組みについて第 2 部各論 1. 目的と適用範囲 2. 与信審査業務 3. 加盟店業務と加盟店情報交換制度 4. 債権管理業務 ( 民事ルール等 ) 5. 苦情処理業務 6. 指定信用情報機関と個人情報保護 7. その他関連業務 150 分 理解度測定 30 分理解度測定 30 分 別表 3: 合同研修カリキュラム内容時間 第 1 部総論 1. 研修にあたって 2. クレジット業界の自主的取組みについて 第 2 部各論 1 個別信用購入あっせん 1. 目的と適用範囲 2. 与信審査業務 3. 加盟店業務と加盟店情報交換制度 4. 債権管理業務 ( 民事ルール等 ) 5. 苦情処理業務 第 3 部各論 2 包括信用購入あっせん 1. 与信審査業務 2. 加盟店業務 3. 債権管理業務 ( 民事ルール等 ) 4. 苦情処理業務と加盟店情報交換制度 5. クレジットカード番号等の適切な管理 240 分 第 4 部各論 3 共通事項 1. 指定信用情報機関と個人情報保護 2. その他関連業務 理解度測定 30 分
Ⅱ. 会員主催による非正規職員向け研修会員主催研修においては 原則として 一般研修を受講することとしますが 会員の判断により非正規職員の研修区分を選択することができます なお 平成 30 年度より 非正規職員の業務内容にかかわらず研修範囲が定められております 1. 会員主催による限定業務に従事する非正規職員向け研修の方法等 (1) カリキュラム (2) 研修方法 (3) 理解度測定問題 (4) 理解度測定の実施方法 (5) 修了要件 1 会員主催研修においては 非正規職員に対する研修の範囲を限定することができます ( 下記 2. 参照 ) 2 会員の判断により 自己学習等 ( 分割学習又はeラーニング等 ) による受講ができます 必ずしも集合方式 講師対面教授の必要はありません 1 協会作成の各研修テキストを使用することを基本とします テキストは新版の使用を原則とします 過去の第 1 版及び第 2 版並びに第 3 版の使用は不可とします 2 また このテキストに併せて 協会作成の非正規職員向け教材 一般研修補助用ワークブック ( 個別 / 包括 ) を使用することができます 3 会員の判断により 非正規職員の研修については 自己学習等 ( 分割学習又はeラーニング等 ) による受講もできます 必ずしも集合方式 講師対面教授の必要はありません 4 会員において特有の業務内容に関する事項がある場合は 会員が当該事項に関する内容の追加教材資料を作成し 研修を行うこともできます 1 協会が提供する会員主催研修用の非正規職員向け理解度測定問題 (15 問 ) を使用して理解度測定を実施していただきます 2 上記 1にかかわらず 協会が提示する理解度測定問題一覧から 協会が定める基準に基づき 15 問を選択のうえ作成することができます なお 会員が特有の業務に応じた問題を作成して追加する場合には 協会指定の15 問に加えて5 問 ( 問題合計数 20 問 ) まで追加することができます 1 研修の最後に30 分間の理解度測定を実施します 2 テキスト等を参照することができます ( 会員の判断によりテキスト等を参照しないで理解度測定することも可能です ) 3 採点は各社で行ってください 1 一般研修において指定された研修時間 (1 時間 30 分以上 ) を受講し かつ全理解度測定問題数 ( 追加問題数を含む ) の7 割以上の得点者が修了者となります 非正規職員向け研修の範囲については 平成 30 年 9 月以降にご案内する予定です
Ⅲ. 研修記録の作成 保存 以下の研修の記録を作成し 5 年間保存してください 記録する事項 ( 割賦販売法 自主ルール研修に関する内規第 14 条第 2 項 (2) 関係 ) 一般研修 ( 会員主催研修を含む ) イ氏名 ( ただし 第 8 条第 2 項第 2 号ホに定める重要な職責を担う者であるときは その旨並びに部署及び役職等 ) ロ研修日時ハ研修の種類 (1 包括 個別 合同 ( 包括及び個別 ) の別 2 協会主催研修 会員主催研修の別 3 会員主催研修のうち第 8 条第 2 項第 1 号又は第 2 号の別 ) ニ受講結果ホ講師名 ( 会員主催研修に限る ) ヘ監督者の氏名 部署 役職 ( 第 8 条第 2 項第 2 号の規定による研修を実施した場合に限る ) ト細則第 12 条第 2 項に定める研修であった場合は 非正規職員向け研修である旨チ細則第 3 章に定める研修であり かつ 当該が重責者である場合は 重責者である旨及び本内規第 7 条第 3 項に定めるレポート Ⅳ. 会員主催研修関連資料の概要 (1) テキスト関係 資料等対象内容等入手方法 割賦販売法 自主ルール研修テキスト限定業務に従事する非正規職員研修用ワークブック 割賦販売法 自主ルール研修を受講する際の基本となるテキスト ( 包括 個別 ) です 1 非正規職員向け研修用 ( 包括 個別 ) に 割賦販売法 自主ルールの基礎的な事項を解説し 研修項目毎に理解度チェックなど 自己学習用にまとめたものです 研修テキスト申込書 により申込 (2) 参考資料 資料等対象内容等入手方法 講師用補助資料 講師 1 会員主催研修を実施する際に 講師が説明するポイント等をまとめたものです 2 研修内容をできる限り統一する観点から 各研修事項において説明する優先度 A>B> 無印により示していますので 講師の方は事前に講師用補助資料を参考にして 研修を実施してください
(3) 理解度測定問題 資料等対象内容等入手方法 会員主催 ( 一般 研修 ) 研修用問 題 非正規職員用問題 理解度測定問題一覧 協会が作成する理解度測定問題で 包括 個別 合同各 1 パターンとなります 包括 個別各 1 パターンとなります また 合同研修用は作成していません 協会が提示する理解度測定問題一覧 (100 問程度 ) から 協会が定める基準に基づき 指定問題数を選択のうえ作成するものです 理解度測定申込書 ( 郵送 ) 協会よりダウンロード用パスワードを通知 PW 付問題ファイルを協会 HP からダウンロード 理解度測定問題の入手方法等 理解度測定については 下記の手順にて配布させていただきます 1 電子メールにて 件名に 理解度測定申込 本文に 社名 担当者氏名 部署 役職 を記載の上 kenshu@jcredit.jp 宛に送信してください 2 理解度測定のファイルを協会 HP からダウンロードしてください 掲載場所は 当協会の会員専用ページ又は JCA 資格 NET( ログイン 関連データ ) にございます 3 お申込受付後 上記 1 のメール送信先に理解度測定ファイルのパスワードを返信いたしします 4 上記 3 で送信したパスワードを使用して ダウンロードした理解度測定ファイルを開いてください お問合せ先 一般社団法人日本クレジット協会人材育成部 103-0016 東京都中央区日本橋小網町 14 1 住生日本橋小網町ビル TEL 03-5643-0011( 代表 ) 03-5643-0018( 直通 ) FAX 03-5643-0080 ( 番号間違いにご注意ください ) E-mail kenshu@jcredit.jp