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資料 2-1 環境騒音現地調査結果 資料 2-1 環境騒音現地調査結果 騒音現地調査結果のうち 環境騒音の平日の調査結果は表 に 土曜の調査結 果は表 に 休日の調査結果は表 に示すとおりである 表 2-1-1(1) 環境騒音調査結果 ( 平日 )( 1) 調査地

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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Ⅳ-2

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部分供給については 例えば 以下の3パターンが考えられる ( 別紙 1 参照 ) パターン1: 区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ( 又は他の小売電気事業者 ) が一定量のベース供給を行い 他の小売電気事業者 ( 又は区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ) がを行う供給

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

することが適当であることから 本通達では 特定施設の敷地の用に供される土地等には 土地又は土地の上に存する権利を取得した時において 現に特定施設の敷地の用に供されているもの及び特定施設の敷地の用に供されることが確実であると認められるものが該当することを明らかにしている なお 取得の時において特定施設

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

金沢都市計画地区計画の変更

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1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

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地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

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法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

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スライド 1

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

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目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

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(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

資料5 航空機騒音に係る環境基準告示の一部改正について

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

Transcription:

伊達市小型風力発電設備の設置及び運用の基準に関するガイドライン ( 逐条入 ) 1 目的このガイドラインは 伊達市における小型風力発電設備の設置及び運用に関し 事業者等が遵守すべき事項及び基準を定めることにより 環境の保全 景観形成及び地域の安全を確保することを目的とする 説明 小型風力発電設備は再生可能エネルギーの導入拡大に貢献する一方で 市街地に建設されることにより 住民の事故等に対する不安など様々な問題を引き起こす可能性があることから このガイドラインを制定し 設備の設置及び運用を適切な状況に誘導することで 環境の保全 景観形成及び地域の安全を確保することを目的としています 2 対象設備伊達市における小型風力発電設備の新設 増設又は改修をする場合を対象とする ただし 自家消費を主たる目的とした設備は除く 説明 このガイドラインでの対象設備は 新設に関わらず増設 改修を行う場合も対象としました ただし 小規模な設備が想定される自家消費を主たる目的とした設備は対象外としました 3 用語の定義 (1) 風力発電設備風力を電気に変換する設備及びその附属設備をいう (2) ロータ風力発電設備の風車において 風力を主軸の動力に変換する部分をいう (3) 小型風力発電設備風力発電設備であって そのロータの受風面積が200 平方メートル未満で かつ その出力が20キロワット未満のものをいう ただし その構造が自立しておらず 建築物 構造物その他の設備等と一体となっているものを除く (4) 発電事業小型風力発電設備を設置し 又は運用し 得られた電力を供給する事業をいう (5) 事業者等発電事業を行う者 ( 小型風力発電設備の設置又は維持のみを行う者を含む ) 及び発電事業を行おうとする者をいう (6) 土地所有者等発電事業が行われ又は行われようとする土地を所有し 又は管理する者 ( 事業者等を除く ) をいう (7) 住宅等住宅及び事業所 ( 事業者等が自ら所有するこれらのものを除く ) 並びに学校 幼稚園 保育所 病院 社会福祉施設等の住民が利用する施設 ( 以下 学校等 という ) をいう

(8) 住民等住宅等の居住者又は管理者をいう 説明 このガイドラインで使われている用語のうち 明確にしておかなければならない用語について定義づけしたものです (1) 風力発電設備 とは 風が持つ運動エネルギーを電気エネルギーに変換するための装置の総体をいいます (2) このガイドラインの対象となる発電事業とは 再生可能エネルギーの固定価格買取制度等により発電した電力を売電する事業を対象 ( 主として自家用に消費する事業は対象外 ) としていますが 設備設置後に譲渡が行われている事例もあることから 設置者だけではなく 運用者 得られた電力の供給者も対象としています (3) 事業者等 とは 小型風力発電設備を設置 運用する者以外に管理者も含むとともに 発電事業を行う者だけではなく 行おうとする者も含みます (4) 土地所有者等 とは 所有者以外に管理者も含みます (5) 住宅等 とは 住宅 事業所以外に 学校及び幼稚園 保育所 病院 社会福祉施設等の住民が利用する施設を含みます (6) 住民等 とは 居住する者以外に 住宅等の管理者を含みます 4 設置及び運用の基準 (1) 住宅等からの距離事業者等は 小型風力発電設備を設置するときは住宅等から100メートル以上離れた場所に設置すること ただし 土地所有者等及びこの区域の住民等の同意が得られたときはこの限りではない (2) 騒音当該小型風力発電設備から最も近い住宅等において 昼間 55デシベル以下 夜間 45デシベル以下とすること ただし 一過性の特定できる騒音を除いた騒音が 30デシベルを下回る区域及び学校等があり特に静穏を要する区域における騒音の基準は 35デシベル以下とする (3) 低周波音当該小型風力発電設備から最も近い住宅等において 環境省 低周波音問題対応の手引書 の低周波音による物的及び心身に係る苦情に関する参照値以下とすること (4) 日影事業者等は 小型風力発電設備の設置を行うときは 風車の羽根の回転に伴って地上に明暗が生じる現象への対策を含めた日影対策に配慮すること また 小型風力発電設備の運用開始後において住民等にその日影による障害が生じたときは 当該障害を除去するために適切な措置を講じること (5) 電波障害事業者等は 小型風力発電設備の設置及び運用によってテレビジョン放送の電

波等に影響が発生しないように配慮し 必要な措置を講じること (6) 動植物に与える影響事業者等は 小型風力発電設備の設置及び運用によって動植物に与える影響を可能な限り回避するよう配慮し 必要な措置を講じること (7) 景観 1 事業者等は 小型風力発電設備の設置に当たっては 地域の自然的及び歴史的環境と著しく不調和とならないよう計画すること 特に国指定史跡からの眺望を阻害しないようにするとともに 事前の計画段階から伊達市教育委員会と協議を行うこと 2 事業者等は 小型風力発電設備の配置 デザイン及び色彩に関して 周囲の景観と調和が図られるよう配慮すること 3 事業者等は 小型風力発電設備により景観に与える影響が甚大なことにより良好な景観又は風致を著しく阻害することのないよう配慮し 必要な措置を講じること 4 事業者等は 屋外広告物を表示する場合は 良好な景観若しくは風致を害し 又は公衆に対する危害を及ぼさない広告物で 管理上必要とされる最小限のもののみを表示するものとする (8) 光害事業者等は 小型風力発電設備及びその周辺に照明器具等を設置するときは 住民等の障害及び生態系への重大な影響を生じさせないよう配慮すること (9) 文化財事業者等は 小型風力発電設備の設置に当たっては 設置の影響から文化財を保存するよう努めること また 遺跡及び周辺での設置計画に際しては 伊達市教育委員会へ埋蔵文化財保護のための事前協議書を提出すること 説明 (1) 住宅等からの距離 については 100メートル以上としていますが これは設置時の作業に要する面積等から判断し 現在認証を受けている小型風車の全高の3 倍以上を確保することによって 設置時及び運用時の安全を確保するために設定しています (2) 騒音 については 小型風力発電設備により発生する騒音の基準を 環境基本法 ( 平成 5 年法律第 91 号 ) 第 16 条第 1 項に基づく騒音に関する環境基準の 専ら住居の用に供される地域 の基準値に準拠して定めております なお 昼間 とは 午前 6 時から午後 10 時までをいい 夜間 とは午後 10 時から翌日の午前 6 時までをいいます また 一過性の特定できる騒音を除いた騒音が30デシベルを下回る区域 学校等があり特に静穏を要する区域における騒音の基準については 環境省水 大気環境局長名の 風力発電施設から発生する騒音に関する指針について ( 平成 29 年 5 月 26 日付け環水大大発第 1705261 号 ) により指針値に準拠して定めています

(3) 低周波音 については 小型風力発電設備により発生する低周波音の基準を 環境省環境管理局大気生活環境室が公表した 低周波音問題対応の手引書 ( 平成 16 年 6 月 ) で示される建具等のがたつきに対する 物的苦情 及び室内における不快感に対する 心身に係る苦情 の参照値以下としています 低周波音問題対応のための 評価指針 ( 抜粋 ) 1 物的苦情に関する参照値 1/3オクターブバンド中心周波数 (Hz) 1/3オクターブバンド音圧レベル (db) 5 6.3 8 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 70 71 72 73 75 77 80 83 87 93 99 2 心身に係る苦情に関する参照値 1/3オクターブバンド中心周波数 (Hz) 1/3オクターブバンド音圧レベル (db) 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 63 80 92 88 83 76 70 64 57 52 47 41 (4) 日影 については 事業者等が小型風力発電設備の建設を行うときには 風車そのものの影はもとより 風車の運転に伴い 羽根 ( ブレード ) の影が回転して地上に明暗 ( チラツキ ) が生じる現象 いわゆる シャドーフリッカー への配慮も求めているほか 運用後において住民等に日影による障害が生じたときには その障害の除去のための適切な対応をとることを求めています (5) 電波障害 動植物に与える影響 景観 光害 及び 文化財 については 事業者等が小型風力発電設備の設置及び運用を行うに当たって 各項目に関して配慮をすることを求めています なお 景観 については 特に国指定史跡からの眺望に配慮するため 伊達市教育委員会との事前協議を行うこととしており 文化財 についても 遺跡及び周辺での設置計画に際しては 埋蔵文化財保護のため 文化財保護法に基づく事前協議書の提出を求めています 5 事業の説明事業者等は 小型風力発電設備の設置区域及び規模の概要を計画した段階で 伊達市 土地所有者等 設置区域に存する自治会及び住民等 関係公的機関 関係団体等に対する事業の説明を行うこと また 土地所有者等 設置区域に存する自治会及び住民等に対する説明に当たっては 発電事業に対する不安及び疑問を可能な限り払拭するように努めること 説明 事業者等は 小型風力発電設備の設置区域及び規模の概要を計画した段階で 伊達

市 土地所有者等 設置区域に存する自治会及び住民等 関係公的機関 関係団体等に対する事業説明を行わなければならないとしており このことによって設置及び運用に関するトラブルを未然に防ぐことを目的としています 事業の実施に関しては 事業者等と住民等との信頼関係の構築が不可欠と考えますので 住民等に対する説明に当たっては 事業に対する不安感や疑問を可能な限り払拭するよう求めています 6 事業の運用事業者等は 小型風力発電設備の運用に当たっては このガイドラインに定める基準及び関係法令等を遵守し 住民等の安全の確保等を十分に図るとともに 適切な情報提供に努めること 説明 事業者等は 小型風力発電設備を運用するときには このガイドラインに定める基準や関係法令等を遵守し 住民等の安全の確保等を十分に図るとともに 適切な情報提供を行うことを求めています 7 その他このガイドラインは平成 30 年 6 月 15 日から施行し このガイドラインの施行の日前に設置され 又は同日前に受けた電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 108 号 ) 第 9 条第 3 項の認定に係る再生可能エネルギー発電設備である小型風力発電設備については 4( 1) 4( 7)1 4 ( 9 ) 及び5の規定は 適用しない 説明 このガイドラインの施行の前に既に建設され 又は電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法第 9 条第 3 項に規定する再生可能エネルギー発電事業計画の認定を受けた小型風力発電設備に対しても 一部の規定を除き 運用に関する基準を適用し 設備の運用を適切な状況に誘導することで 環境の保全 景観形成及び地域の安全を確保するという このガイドラインの目的の達成を図っています