か A: これは 受け入れがたい内容 という私の発言にすべて帰着することだと思っています Q: それは控訴する方向ということでよろしいでしょうか A: あくまでも 受け入れがたい内容 でありますので 関係機関と調整の上 適切に対応してまいりたいと思います Q: 飛行差止めに関してなのですが これは戦

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でも行って参りましたが 引き続き 協議の場を通じて 行っていきたいと考えております Q: 今 協議の場 ってお話ございましたけれども 具体的に 事務レベルの協議になるのかなとも思うのですが 具体的に 何か派遣したいとか いつまでに派遣したいとか 派遣なのかどうか分かりませんが いつまでに協議を始めた

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また 前提となる衝突や紛争といった脅威が不明確であり 在日米軍 海兵隊の出動が見込まれる事例をはじめ 具体的な説明がなく 抽象的である このような内容では 県外移設 ができない理由が説明されているとは言えず 県民の納得のいくものではない 鳩山前総理は 昨年 5 月の記者会見において 何とか県外に見つ

防止策等の検討を開始いたしております 事案の詳細につきましては 現在 調査中であるため お答えは差し控えさせて頂きますが まずは 調査委員会による調査等によって 事実関係を明らかにすることが重要であると認識しております その上で 必要な再発防止等の対応について 検討していきたいと考えております Q:

CV-22 オスプレイの横田飛行場への配備について CV-22 の配備について 平成 30 年 9 月 19 日北関東防衛局 スケジュール 米側からは 5 機のCV-22を本年 10 月 1 日に配備し 残り5 機については 具体的な配備の計画は未定ですが 2024 年頃までに10 機の配備を行う予

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実であれば このように人命を盾にとって脅迫をするということは誠に許しがたく 強い怒りを覚えているという旨を発言をし そして防衛省としましても 防衛駐在官等を通じまして 情報収集に万全を期す所存である旨を伝えたところでございます そして わが国としてもテロに屈することなく 日英で協力をして 国際社会に

朝日 TV 2015/4/18-19 原発政策安倍内閣は 今後の電力供給のあり方について検討しているなかで 2030 年時点で 電力の 2 割程度を 原子力発電で賄う方針を示しています あなたは これを支持しますか 支持しませんか? 支持する 29% 支持しない 53% わからない 答えない 18%

普天間飛行場代替施設の建設は 2014 年までの完成が目標とされる 普天間飛行場代替施設への移設は 同施設が完全に運用上の能力を備えた時に実施される 普天間飛行場の能力を代替することに関連する 航空自衛隊新田原基地及び築城基地の緊急 時の使用のための施設整備は 実地調査実施の後 普天間飛行場の返還の

た損害賠償金 2 0 万円及びこれに対する遅延損害金 6 3 万 9 円の合計 3 3 万 9 6 円 ( 以下 本件損害賠償金 J という ) を支払 った エなお, 明和地所は, 平成 2 0 年 5 月 1 6 日, 国立市に対し, 本件損害賠償 金と同額の 3 3 万 9 6 円の寄附 (

自衛隊の新たな統合運用体制への移行計画 米軍の変革と世界的な態勢の見直しといった 日米の 役割 任務 能力に関連する安全保障及び防衛政策における最近の成果と発展を 双方は認識した 1. 重点分野 この文脈で 日本及び米国は 以下の二つの分野に重点を置いて 今日の安全保障環境における 多様な課題に対応

1 検査の背景 日本国政府は 日米安全保障条約 日米地位協定 特別協定等に基づき 日本国の安全に寄与するなどのために 日本国政府の負担の下 日本国内の施設等を合衆国政府に提供するなどしており 在日米軍が日本国内各地に配置されている また 日本国政府の負担の下に 在沖縄駐留米軍に関する沖縄県民の負担を

自衛隊に導入いたしまして船舶として運用することから 陸上自衛隊の使用する船舶につきましても 海上自衛隊の使用する船舶と同様に船舶安全法等の適用を除外することなどを内容としてございます また 先ほどございましたように 本法案に直接の規定ではございませんが 平成二十九年度末におきまして 万が一島嶼部を占

平成17年5月18日 豊岡市国民健康保険運営協議会シナリオ

日米同盟:

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わが国の次期大綱では そういった戦略環境の大きなランドスライド ( 地滑り ) にともない 第 1 に基盤的防衛力構想から脱却した 日本の戦略の根底的見直し 第 2 に 今ある危機 への対処のための 南西シフト に言及しなければならない 基盤的防衛力構想からの脱却 - 日本の戦略の根底的見直し 日本

平成  年(オ)第  号

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岩国基地問題に関する要望 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を図るための沖合移設事業は 平成 23 年 3 月末に完了いたしましたが 岩国基地には 現在も約 60 機の航空機が所属するとともに 基地内外には5,300 人を超える米軍人 軍属 家族が居住しており 基地周辺の自治体といたしまし


資料1 第3回災害救助に関する実務検討会における意見に対する回答

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政令で定める障害の程度に該当するものであるときは, その者の請求に基づき, 公害健康被害認定審査会の意見を聴いて, その障害の程度に応じた支給をする旨を定めている (2) 公健法 13 条 1 項は, 補償給付を受けることができる者に対し, 同一の事由について, 損害の塡補がされた場合 ( 同法 1

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再就職審査室長 : ( 渡部悦和陸将の株式会社富士通システム統合研究所への再就職について 資料に基づき説明 ) 委員 : この安全保障研究所については 何名位の研究員がいて どういう前歴の方が勤務されているのでしょうか また 富士通という民間企業の中の研究所ということですが 行っている研究は 国ない

防衛関係予算のポイント 30 年度予算編成の基本的な考え方 1. 中期防対象経費については 中期防衛力整備計画 に沿って 周辺海空域における安全確保 島嶼部に対する攻撃への対応 弾道ミサイル攻撃等への対応等に重点化を図るとともに 装備品の調達の効率化等を通じてメリハリある予算とする 2. 防衛関係費

Taro-合同委員会合意

目次 1 防衛装備品調達の概要 2 防衛省の品質管理体制 3 今後の取組 2

Microsoft Word - 翁長知事と中谷防衛大臣の会談における発言について

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目次 1 目的 1 2 医療機関及び行政機関等との協力関係の確保 1 3 事業主体 1 (1) ドクターヘリ 1 (2) 防災消防ヘリ 1 4 定義 1 (1) ドクターヘリ基地病院 1 (2) 地域救急医療体制支援病院 1 (3) ヘリ救急搬送体制支援病院 2 (4) 出動区分 2 5 ドクターヘ

例えば環境基準は米軍基地にも適用できる ( 米軍飛行場周辺地域にも適用される政府見解がある 朝井志歩, 基地騒音 岩国飛行場は環境基準の第 1 種空港に該当する 岩国市 平成 21 年版の基地と岩国 ) し 防音工事は暫定措置なので一定の期間内に環境基準の達成義務があるが達成していない また 日米合

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ればならないと思っています その負担にも思いをいたしながら 沖縄の皆様方の声にしっかり 耳を傾け 信頼関係を構築しながら 負担軽減に全力で取り組んでいかなければいけない この ように考えています 笠井委員そう言われるんだったら こういう式典をやるべきじゃない 私は 沖縄だけじゃなくて 日本全体にとっ

横田基地対策に関する要望書(在日米軍第374空輸航空司令部への要望事項)

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Microsoft Word - H26.7.1市長記者会見の要旨.doc

岩国基地問題に関する要望 山口県及び基地周辺 2 市 2 町は 国の外交 防衛政策を尊重し これに協力していますが 一方では 長年にわたり その存在や運用に伴う 航空機騒音 事故への不安 米軍人等による犯罪など 基地に起因する諸問題を抱えています また 岩国基地周辺の安全性の確保と航空機の騒音軽減を

130306異議申立て対応のHP上の分かりやすいQA (いったん掲載後「早く申請してください」を削除)

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

平和安全法制などの整備法整備の経緯 図表 Ⅱ 閣議決定 の概要と法制整備 閣議決定 の項目 概要 法制整備 警察や海上保安庁などの関係機関が それぞれの任務と権限に応じて緊密に協力して対応す 治安出動 海上 1 武力攻撃に 至らない るとの基本方針の下 対応能力を向上させ連携を強化するな

②第25回中四国サミット記者会見議事録【確定版】.docx

前提 新任務付与に関する基本的な考え方 平成 28 年 11 月 15 日 内 閣 官 房 内 閣 府 外 務 省 防 衛 省 1 南スーダンにおける治安の維持については 原則として南スー ダン警察と南スーダン政府軍が責任を有しており これを UNMISS( 国連南スーダン共和国ミッション ) の部

可 届け出がないということが判明いたしましたため 解除を行ったというものでございます 少しだけ補足をいたしますと 同社は 原子力規制庁との契約に際しまして 平成 19 年 10 月 15 日付で受理をされた特定労働者派遣事業の届出書の写しを提出して示しておりましたところ 入札参加資格に適合していると

大綱コンセプトの変遷 初めて策定した 51 大綱 (1976 年策定 ) においては 自らが力の空白となって我が国周辺地域における不安定要因とならないよう 必要最小限度の防衛力を保有するという考え方 すなわち 基盤的防衛力構想 を採用 その後 東西冷戦の終結といった国際情勢の変化 より安定した安全保

木財第 号

日米合同委員会合意事案概要 件名 FAC2001 三沢飛行場の一部土地の共同使用について承認年月日平 施設 区域名称 FAC2001 三沢飛行場合意対象所在地青森県三沢市合意対象面積等土地 : 約 2,300m2水域等 : - 建物 : - 工作物 : - 附帯施設 : - 事案内

20総合要望書

⑪訂正済【議事2】「山形年金事務所お客様サービスモニター会議」について(表紙).xls

Microsoft PowerPoint 追加配備住民説明用資料(セット版)

縄における負担軽減については 私から普天間飛行場の5 年以内の運用停止をはじめとする基地負担の軽減に関する沖縄県の要望と これに対する日本側の取り組みについて説明を行いました ヘーゲル長官からは沖縄県民の思いを理解しつつ 日本側の取り組みに対し引き続き協力していく旨の発言がありました 沖縄の負担軽減

れにMINUSTAH 軍事部門司令部において行われる企画及び調整の分野並びに我が国のMINUSTAHに対する協力を円滑かつ効果的に行うための連絡調整の分野における国際平和協力業務を行わしめるとともに 自衛隊の部隊等により ハイチ地震の被災者の支援等の分野における国際平和協力業務を実施することとする

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この審査において点検を行っているのは 次の項目である 政策の実施により得ようとする効果はどの程度のものかなど 具体的に特定され ているか ( 事前評価の結果の妥当性の検証について ) 事前評価については 政策効果が発現した段階においてその結果の妥当性を検証すること等により得られた知見を以後の事前評価

自衛隊の補給支援活動に関する特別世論調査 の要旨 平成 21 年 3 月内閣府政府広報室 調査時期 : 平成 21 年 1 月 22 日 ~2 月 1 日調査対象 : 全国 20 歳以上の者 3,000 人有効回収数 ( 率 ):1,684 人 (56.1%) 1 補給支援活動の認知度 平成 21

として本件対象文書にかがみを加えたものを特定した 本件開示請求に対しては, 法 11 条に規定する開示決定等の期限の特例を適用し, まず, 平成 27 年 4 月 20 日付け防官文第 6779 号により, かがみについて開示決定を行った後, 同年 9 月 3 日付け防官文第 号により

要請結果概要 協議会会員等が 外務省 防衛省 及び駐日米国大使館で要請活動を実施 ( 他は郵送等 ) 外務省 ( 薗浦健太郎外務副大臣 ) 防衛省 ( 若宮健嗣防衛副大臣 ) 駐日米国大使館 ( ロバート G ラプソン政務担当公使 ) 外務省として 空母艦載機移駐に全力で取り組みたい 現在 厚木基地

H24年度総合要請文(374あて)

と生活を守ることを最優先に 活力溢れる山形県の実現に取り組んでまいりました 今後も 県民の皆様や市町村としっかりと対話を重ね 現場の声を大切にしながら 自然と文明が調和した新理想郷山形 の実現に向けて やまがた創生 に全力で挑んでまいりますので どうぞよろしくお願いいたします フリー質問 朝日新聞の

自衛隊の原子力災害派遣に関する達

Taro-文書1

米軍 16 米海兵隊 CH-53E 重輸送ヘリスーパースタリオン ( 普天間基地 ) 米軍 17 米海兵隊 C-20 要人輸送機ガルフストリーム ( 普天間基地 ) 米軍 18 米海軍艦載機 F/A-18E スーパーホーネット戦闘攻撃機 ( 岩国基地 ) NF 411 番機米軍 19 米海軍艦載機

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【提出用】宮本徹議員要求資料

縦軸)我が国 国民に関する事項ための活動を実施可能に(国際社会に関する事項 平和安全法制 の主要事項の関係 在外邦人等輸送 ( 現行 ) 自衛隊法 在外邦人等の保護措置 ( 新設 ) 自衛隊の武器等防護 ( 現行 ) 自衛隊法 米軍等の部隊の武器等防護 ( 新設 ) 平時における米軍に対する物品役

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

助成研究演題 - 平成 23 年度国内共同研究 (39 歳以下 ) 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 東京大学医学系研究科重症心不全治療開発講座客員研究員 ( 助成時 : 東京大学医学部附属病院循環器内科日本学術振興会特別研究員 PD) 加藤尚子 私は 重症心不全の集学的治療確立のた

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(2) 北関東防衛局広報 第 87 号 特集! 海上自衛隊下総航空基地 ~ 千葉県柏市 鎌ヶ谷市 ~ 下総航空基地の概要 哨戒機搭乗員等のスペシャリストを養成 下総航空基地は 千葉県柏市にある海上自衛隊の航空基地です 所在地は柏市ですが 敷地は同県鎌ヶ谷市にまたがっており 滑走路の南端は鎌ヶ谷市の中

1 自衛隊に対する関心 問 1 あなたは自衛隊について関心がありますか この中から 1 つだけお答えください 平成 30 年 1 月 関心がある ( 小計 ) 67.8% 非常に関心がある 14.9% ある程度関心がある 52.9% 関心がない ( 小計 ) 31.4% あまり関心がない 25.9%


基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

それぞれについて 現地の状況はおおむね次のようなことです 1 岩国市も山口県も 普天間基地の移設の見通しが立たないうちの先行移駐は認めない としてきましたが 政府から 2+2 の前記共同声明を伝えられ 沖縄の負担軽減を目に見える形で実現したい と迫られた福田良彦市長は 11 月に沖縄を視察し 12

(2) 新年あけましておめでとうございます 横田基地の米軍機の騒音被害をなくし静かな夜を取り戻す為に 国に対し米軍機の飛行差止と損害賠償を求める私達の裁判が 3 月 1 日に結審します 年内には判決を迎えるものと考えられます 第 2 次新横田基地公害訴訟は平成 25 年 3 月 26 日に東京地裁立

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160526東日本 外務防衛要請 正文1

防衛施設である飛行場に係る騒音訴訟における騒音対策区域の取扱い

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日仏外務・防衛相共同記者会見概要 26.1.9

平成  年 月 日判決言渡し 同日判決原本領収 裁判所書記官

木財第 号

(1) 家賃債務保証業者に対する損害額の調査結果 調査の概要 調査対象 国土交通省の家賃債務保証業者登録制度に登録している家賃債務保証業者 13 社 対象期間 各事業者が保有する平成 28 年又は平成 29 年のデータのうち直近で集計可能な過去 1 年分又は直近の1,000 件ただし 事業者によって

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平和と安定に寄与する在日米軍の抑止力の維持と沖縄の負担軽減が両立する方向で対応することに合意する 2 防衛庁と沖縄県は 平成 18 年 5 月 1 日に日米安全保障協議委員会において承認された政府案を基本として 1 普天間飛行場の危険性の除去 2 周辺住民の生活の安全 3 自然環境の保全 4 同事業

市町村合併の推進状況について

平成 25 年 10 月 30 日 外務副大臣及び防衛大臣政務官が来県し 15 機の KC -130 の移駐時期について 2014 年 ( 平成 26 年 )6 月か ら 9 月の間の移駐を申し出 平成 25 年 12 月 16 日 県及び地元市町が KC-130 の移駐時期を容認 平成 26 年

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(1) 普天間飛行場は, 宜野湾市の中央部にあり, 昭和 20 年からアメリカ合衆国軍隊 ( 以下 米軍 という ) による使用が開始され, 現在, 米軍海兵隊の航空部隊の基地として用いられている 同飛行場周辺は, 学校や住宅, 医療施設等が密集している状況にある (2) キャンプ シュワブは, 名

2. 安全基準 (1) 日米合意による普天間飛行場の安全基準 年 3 月日米合同委員会合意 普天間飛行場における航空機騒音規制措置 日米両政府は 1996 年 3 月 普天間飛行場における航空機騒音規制措置 を日米合意したが 実際の普天間飛行場の運用において以下の通り全く遵守さ れてい

Transcription:

件名 : 大臣会見概要 日時平成 26 年 5 月 23 日 0945~0958 担当大臣官房広報課 場所防衛省記者会見室 備考 1 発表事項 なし 2 質疑応答 Q: 厚木基地の騒音訴訟をめぐる横浜地裁の判決についてお尋ねします 大臣は 受け入れられない部分があり 適切に対処する とのコメントを出されましたが 控訴するかどうかを含めて今後の対応についてお願いします A: 今回の厚木騒音訴訟ですが 本判決では 自衛隊機の飛行差止めが一部認容され また 厚木基地周辺における自衛隊機の騒音被害は受忍限度を超え違法であると 原告ら約 7 千名に計約 70 億円及び遅延損害金の支出を命じられたというところであります 私は 大臣着任後の平成 25 年 1 月に厚木基地周辺の住宅を訪れ 地元の大和市長及び綾瀬市長と面談するとともに 住宅防音工事の現場を視察し 地元住民の方と懇談をさせていただきました 引き続き 厚木基地周辺の生活環境の整備には一層努力をしてまいりたいと思っております 今回の判決は 飛行差止め及び損害賠償にかかる国の主張について 裁判所の理解が得られず 大変厳しい判断が示されたと受け止めております 防衛省としましては 厚木基地において P-3Cによる周辺海域の警戒監視やUS-2による海難救助 急患輸送を実施しており 国民の生命を守り 国の安全を保つために必要な任務飛行 訓練飛行を行っております したがって今回の判決については 自衛隊機の運航を一部差止める等 防衛省にとっては受け入れがたい内容を含む判決であるということから 今後の対応については 内容を慎重に検討し 関係機関と十分調整の上 適切に対処してまいりたいと思います Q: 今の質問に関連なのですけれども 受け入れがたい内容を含む というふうに言われていますけれども 控訴しないという選択肢はあるのでしょう 1

か A: これは 受け入れがたい内容 という私の発言にすべて帰着することだと思っています Q: それは控訴する方向ということでよろしいでしょうか A: あくまでも 受け入れがたい内容 でありますので 関係機関と調整の上 適切に対応してまいりたいと思います Q: 飛行差止めに関してなのですが これは戦時にも有効というふうに大臣はお考えですか 例えば戦争になった場合でも裁判所の差止めは有効である 戦時平時に関わりなくこれは有効という意識なのでしょうか A: まだ判決が結審しているわけではありませんので あくまでも仮定の話はお答えを控えさせていただきます Q: タイで軍事クーデターが起きているのですけれども これから防衛省 自衛隊とタイの交流もあるかと思うのですが こういった関係は今後どうなるのでしょうか A: タイにおいては日本の防衛省が長い間 タイ国軍との防衛交流が続いております また 既に防衛大学に留学したタイの士官が大将 将官に就任する者もかなり出てきているということで 非常に日本とは近い関係があると思っております 今回の状況については タイ国政府の話でありますので 大切なのはやはり対話により そして安定的な政権運営ができるような解決が成されることが重要だと思っております 過去 このクーデターのような事案が何度かタイ国内で起きておりますし その後 民主的な政治運用によって民主的な政権が誕生したという経緯が続いております 私どもとしては 一日も早く民主的なプロセスによるしっかりとした政権ができることが大切だと思っております ただ 軍と軍との関係 安全保障分野での関係は これは従前と変わらない関係が続くもの思っております Q: タイの関係では在外邦人もたくさんいるかと思うのですけれども その邦人に対して 何か危害が加えられているとかそういった兆候というのは今のところないのでしょうか A: そういう情報には接しておりませんが いずれにしても在外邦人のことでありますので 外務省とよく連絡を密にして 情報収集に今後とも努めていきたいと思っております 2

Q: 三沢基地に米軍の無人偵察機が一部配備されているのですが 一部の報道で防衛省として将来的に無人偵察機の部隊を三沢基地に配備するという話が出ているのですが これは事実なのかどうかというのと 無人偵察機の導入は方針を決められているのですが なぜ導入されるのかという背景についてお聞かせください A: 無人偵察機のグローバルホークの三沢への米軍への配備については これはまだ配備されているわけではなくて その方向ということで 地元自治体には私どもが説明をしているということであります そして 私ども平成 2 7 年度の取得を目指して 調査費等を今年度予算の中にも計上しておりますが 具体的な無人偵察機の機種が決まっているわけではありません ただ この無人偵察機を導入するにあたっては 安全保障環境が厳しくなり そして最近の周辺の安全保障環境は従来の例えば日本海 あるいは東シナ海という地域だけではなくて 太平洋を含めた広いエリアに常続的な警戒監視の態勢を作る必要がある そういう意味で警戒監視の一つの重要な装備として 無人偵察機の導入を検討しているということであります まだ具体的な場所 スケジュール等は決まっている状況ではありません Q: その無人偵察機に加えて 今 米軍でも運用されている攻撃型の無人機というのを導入されることは検討の内にあるのでしょうか A: 先ほどお話ししたように 日本が無人偵察機を導入する目的は あくまでも警戒監視が主体ということになります 攻撃型ということについては想定をしておりません Q: 普天間飛行場の移設問題についてお伺いします 普天間移設問題で作業ヤードなどを設置する漁港の許可申請について 名護市長からの許可が得られておりません 仮に今後許可が得られない場合には 移設工事の遅延なども考えられるのですが 別の場所に作業ヤードを設置するなど 代替案を含めて現段階ではどういった検討をしているのでしょうか A: 現段階におきましては 名護市との調整をしている最中であります 名護市から沖縄防衛局が提出した文書の補正を求める旨の通知等がありまして そういうことを含めて今 対応を検討しているということであります まだ省内での検討ということでありますので 今 指摘のありました不許可を前提とした工事規格の変更を検討しているというような事実はまだありませ 3

ん Q: タイの話に戻るのですけれども 先ほど 軍と軍の関係は従前と変わらない とおっしゃりましたが アメリカは軍事支援の一時凍結というようなことを検討しているようですけれども 日本は防衛交流を一時的にせよ凍結するような話はあるのでしょうか A: 今のところ そのような検討は行っておりません Q: 厚木の話に戻るのですが 裁判では自衛隊機が差止めの対象ですが 実態として騒音の主体は米軍機になっていまして これからまた今後続くと思われるのですが この米軍機の騒音対策についての対処については今後どのような方向性になりますでしょうか A: 先月 厚木を視察させていただいた時に 米空母の艦載機が多数駐機していた状況を見ております また その離着陸状況もその現場で見ました やはり私ども海上自衛隊のP-3CやUS-2といったものだけではなくて この米軍の空母艦載機も地域の住民の方にとっては 環境に関する分野で様々なご指摘があるということは承知をしております 私どもとしましては これは岩国市あるいは岩国周辺の住民の皆さんのご理解を得た上で この空母艦載機の岩国への移駐ということを既に決めておりまして 後は工事を進め スケジュールを進めるということであります 一日も早く この岩国移駐を進めるということも この厚木の環境の問題に対しての重要な一歩だと思っております Q: 岩国移駐の関係で もういつまでにという日程を示されているとは思うのですが ただ一方で 横須賀に空母があり かつ厚木にある日本飛行機が米海軍の航空機の整備拠点になっている実態から 結局移駐をしても厚木基地を使用する実態は変わらないのではないのでないかというような地元の懸念があるのですが そのあたりは解消することは可能なのでしょうか A: これは負担軽減を行うということが前提であります 当然少しでも負担が軽くなるような協議を米側としていくことになりますが いずれにしてもこれは米軍の運用の問題になりますので 私どもとして確たるお話をすることは差し控えさせていただきたいと思います Q: 先ほどのUAVの話に戻るのですが 大臣は まだ機種が決まっていない とおっしゃったのですが これは複数の候補というのが挙がっているのでし 4

ょうか A: 機種選定の方は 各幕の方で行っていると思うので そちらの方の会見等で聞いていただければと思います Q: 厚木基地訴訟の関係なのですけれども 受け入れがたい というのは 実際この判決が確定した場合には 自衛隊のP-3CとかUS-2の運用にどういった影響が出ると思っているのでしょうか A: 例えば 私どもが警戒監視を行う役割というのは24 時間 365 日ということになります また 当然救命あるいは急患輸送も いついかなる時に起きるかわかりません 深夜でも発生するかもしれない その時に速やかに対応が出来るように これは実際の対応もそうですが そのための常日頃の訓練ということも必要になります そういう意味で私どもとして 是非周辺住民の皆様にご理解いただきたいのは 日本人の命を守るため 日本の国を守るために活動している自衛隊に対してのご理解をいただきたい 今後ともその努力はしていきたいと思っています 以上 5