1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

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6. 研究が終わった後 血液を他の研究に使わせてください 詳しくは ページへ 病には未解決の部分がまだ多く残っています 今後のさらなる研究のため ご協力をお願いいたします ( 必要に応じて ) バンク事業へのご協力をお願いします 遺伝子を扱う研究を推進するため 多くの人の遺伝子の情報を集めて研究に使

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研究課題名 臨床研究実施計画書 研究責任者 : 独立行政法人地域医療推進機構群馬中央病院 群馬県前橋市紅雲町 1 丁目 7 番 13 号 Tel: ( 内線 )Fax: 臨床研究期間 : 年月 ~ 年月 作成日 : 年月日 ( 第 版

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ただし 対象となることを希望されないご連絡が 2016 年 5 月 31 日以降にな った場合には 研究に使用される可能性があることをご了承ください 研究期間 研究を行う期間は医学部長承認日より 2019 年 3 月 31 日までです 研究に用いる試料 情報の項目群馬大学医学部附属病院産科婦人科で行

血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 に関する説明書 一般財団法人脳神経疾患研究所先端医療研究センター 所属長衞藤義勝 この説明書は 血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 の内容について説明したものです この研究についてご理解 ご賛同いただける場合は, 被

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この説明文書には以下の内容が含まれています (1) はじめに (2) あなたの病気と治療法について (3) 標準的な治療法について (4) 臨床試験について (5) この臨床試験の目的について (6) この臨床試験で使用するお薬について (7) この臨床試験に参加される患者さんの人数 試験期間につい

しかしながら ERCP 関連手技は 通常観察の上部消化管内視鏡 ( いわゆる胃カメラ ) と異なり 長時間の治療時間を伴う場合も多く 処置中の苦痛度を増強させる要因となりえます そこで 通常 ERCP 関連手技を行う際には 鎮静麻酔薬によって眠った状態になっていただき 処置中の苦痛度を軽減しておりま

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1.3 試験治療の設定根拠このような背景を踏まえ 本研究では 被験者の背景や治療が均一であるJACCRO GC-07 第 Ⅲ 相試験の登録症例を対象として 胃癌化学療法の予後因子および副作用リスクマーカーの探索を目的とした付随研究を実施することとした 本研究では 治療開始前の臨床検査値等の各種の因子

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目次 1. はじめに 1 2. 研究課題の倫理審査について 2 3. プライバシーの保護について 2 4. 提供試料の解析 / 分析等について 3 5. 研究課題と成果等の公表について 3 6. 追加の採血について 3 7. 過去の研究に提供した試料等の保管について 4 8. 試料 診療情報の提供先

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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

課題名

( 委員以外の者の出席 ) 第 5 条委員長は 必要に応じ当該研究に必要な知見及び専門知識を持つ教員 産業医または看護師等を委員会の同意を得て出席させ 意見を聴くことができる ただし 上記の者の出席が困難な場合は 委員長又は委員長が指名した者が口頭等で意見を聴取し 委員会で報告することができる (

平成 30 年 8 月 15 日作成第 1.2 版 ホームページ公開文書 本研究は大分大学医学部倫理委員会で審議され, 大分大学医学部長の許可を得ています 倫理委員会では 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 に基づき, 外部委員を交え, 倫理的 科学的観点から審査を行います 1. 研究の名称

1-0 治験実施計画書の要約

2. 研究の目的及び意義について目的 : 手根管症候群の臨床的な重症度と腱鞘滑膜に発現する炎症性のサイトカインやAGEsの関連を検討する事です 意義 : 手根管症候群の重症度と周囲組織の炎症の相関が明らかになれば 抗炎症作用を持つ薬剤が手根管症候群の治療に有用となる理由がより明らかとなると考えられま

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3. 本事業の詳細 3.1. 運営形態手術 治療に関する情報の登録は, 本事業に参加する施設の診療科でおこなわれます. 登録されたデータは一般社団法人 National Clinical Database ( 以下,NCD) 図 1 参照 がとりまとめます.NCD は下記の学会 専門医制度と連携して

はじめに この冊子は 社会医療法人孝仁会北海道大野記念病院において行われているかいちょうろうへいさそう 回腸瘻閉鎖創の手術部位感染に対する予防的局所陰圧閉鎖療法の有効性評価 という臨床研究について説明したものです 担当医師からこの研究についての説明をお聞きになり 研究の内容を十分にご理解いただいた上

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料 情報の提供に関する記録 を作成する方法 ( 作成する時期 記録の媒体 作成する研究者等の氏名 別に作成する書類による代用の有無等 ) 及び保管する方法 ( 場所 第 12 の1⑴の解説 5に規定する提供元の機関における義務 8 個人情報等の取扱い ( 匿名化する場合にはその方法等を含む ) 9

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目 次 1. はじめに 2. 臨床研究とは 3. 研究の目的 意義 4. 研究の対象と方法 5. 研究への自由意志参加 同意取消しの自由 6. 研究責任者 組織 7. 研究の場所 期間 8. 研究試料と情報の取り扱い 9. 研究結果の扱い 10. 研究資金源 11. 利益相反 12. 研究参加者の負

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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説明文書

Transcription:

StageⅢ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の 予後予測因子および副作用発現の危険因子についての 探索的研究 (JACCRO GC-07AR) についてのご説明 説明 同意文書 作成日 :2014 年 5 月 27 日 施設名 : 東京医科大学八王子医療センター

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいところや説明が不十分であると思われるところがあるかも知れま せん わからないところは遠慮なくお尋ねください ジャクロこの研究は 特定非営利活動法人日本がん臨床試験推進機構 ( 以下 JACCRO ) の倫理審査委員会で この研究を実施することが医学の進歩に役立つか 患者さんが 不利益を被らないかなど 研究内容の科学性 倫理性について審査され承認を受けて おり さらに当院の倫理審査委員会でも同様な審査が行われ承認を受けています 担当医師からこの研究の説明をお聞きになり 研究の内容を十分理解していただい た上で この研究に参加されるかどうかをあなたの自由意思で決めて下さい また いつでも参加をとりやめることができます 参加を取りやめる場合には 口頭で申し 出ていただいても 文書で提出していただいてもかまいません この研究に参加され なくても あなたが不利益をこうむることは一切ありません この研究に参加しても良いと考えられた場合には 同意書 にご署名いただきます ようお願い致します 1

2. この研究の目的この研究は 術後補助化学療法としてのTS-1+ドセタキセル併用療法とTS-1 単独療法の比較試験 ( 以下 JACCRO GC-07 試験 ) に参加された患者さんを対象に行われるものです TS-1 単独療法もしくはドセタキセル+TS-1 併用療法を行う前の血液検査結果や全身状態 投与された薬の情報等を用いて TS-1 単独療法もしくはドセタキセル+TS-1 併用療法の効果や副作用を予測できるかを検討することを目的としています 3. この臨床研究に参加いただく患者さんの人数 全国の複数の病院から JACCRO GC-07 試験に参加いただいた患者さん 880 名 に参加いただく予定です 4. 予測される臨床上の利益と不利益本研究に参加されるにあたり 金銭面など直接的なあなた自身への利益は生じません 一方 本研究は既に行われた臨床検査の結果やあなたが治療を受けたお薬の情報を用いる研究ですので 新たに追加の検査を行うなどの不利益や不便は生じません なお 本研究を行うことにより 再発を予防する効果の予測や 副作用発現の予測性を高めることができると期待されます これは医学にとって重要な進展であり 将来の患者さんに対して極めて重要な情報をもたらすことが期待できます 5. この研究で収集するデータこの研究で必要な観察項目と臨床検査結果は以下の通りです 本体試験である JACCRO GC-07 試験で報告されるものも含んでいます 2

年齢 性別 身長 体重 血液検査結果 シーイーエー 腫瘍マーカー (CEA CA シーエー 19-9) 全身状態 手術の方法 郭清したリンパ節の個数 癌が転移しているリンパ節の個数 がんの進行度 (Stage) 病理組織学検査による分類 ( 組織型 ) 静脈への侵襲の有無 リンパ管への侵襲の有無 JACCRO GC-07 試験の投与薬剤に関する情報 TS-1 の投与製剤 ( カプセル剤 顆粒剤 口腔内崩壊錠 ) と投与状況 ドセタキセルの投与状況 6. 費用負担について この研究への協力により あなたに新たな費用負担が生じることはありません ま た この研究から 特別な経済面での補償もありません 7. この研究参加への同意拒否ならびに同意撤回に関する自由についてこの研究への参加 不参加はあなたの自由意思によるものであり 参加を拒否した場合でも あなたが不利益を受けることは一切ありません また この研究参加に同意したあとでも いつでも同意を取り消すことができます 途中で同意を取り消す場合には担当医師まで申し出てください また 参加しない場合や同意を取り消した場合でも あなたが不利益を受けることは一切ありません 3

8. あなたの人権保護についてこの臨床研究はヘルシンキ宣言及び国が定めた 臨床研究に関する倫理指針 を守り 患者さんの権利を侵害しないような配慮のもとに計画 実施されます また JACCRO の倫理審査委員会で 患者さんを対象とした臨床研究として 医学的に適切であり 患者さんの権利 健康が守られていることが審査され承認を受けています さらに当院でも 同じような手続きを経て承認されています この臨床研究で得られた成績は 医学雑誌などに公表されることがありますが あなたの名前などの個人的情報は匿名化され一切わからないようにしますので プライバシーは守られます また この臨床研究で収集されたデータが 研究の目的以外に使用されることはありません 9. 利益相反および知的財産についてこの臨床研究は 大鵬薬品工業株式会社の資金提供のもと JACCROが主体となり実施され 具体的な研究の推進は研究代表者によって実施されます JACCROは がん征圧による福祉の増進を目指す組織で その趣旨に賛同する会員からの会費および企業からの寄附金等によって運営されています 資金提供側の意見によって結果が左右されることはありませんし 結果は 結果のいかんを問わず公表されます 一方で この臨床研究の結果により特許などの知的財産権が生み出される可能性がありますが その権利はJACCROに属するもので あなたはその権利を主張できないことをご承知おき下さい 4

10. 質問の自由および相談窓口についてこの研究について 何かわからないこと もっと知りたいこと 不安や心配なことがありましたら 遠慮なく担当医師または院内の責任医師にご相談ください < 連絡先 > あなたの担当医師氏名 : 片柳創所属 職名 : 消化器外科 移植外科講師連絡先 :042-665-5611 院内の研究責任医師氏名 : 河地茂行 所属 職名 : 消化器外科 移植外科教授 連絡先 :042-665-5611 <この研究の研究事務局 > 特定非営利活動法人日本がん臨床試験推進機構 (JACCRO) 住所 : 104-0061 東京都中央区銀座 1-14-5 銀座ウイングビル7F TEL:03-5579-9882 FAX:03-5579-9884 <この研究の研究代表者 > 佐野武 ( がん研有明病院消化器外科 ) 住所 : 135-8550 東京都江東区有明 3-8-31 TEL:03-3520-0111( 代表 ) 5

同意書 東京医科大学八王子医療センター病院長殿 このたび私は StageⅢ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) に協力するにあたり 担当の医師より以下の項目につきまして十分に説明を受け また説明文書を熟読したうえで了承しましたので その実施について同意します < 説明内容 > 1. はじめに 2. この研究の目的 3. この臨床研究に参加いただく患者さんの人数 4. 予測される臨床上の利益と不利益 5. この研究で収集するデータ 6. 費用負担について 7. この研究参加への同意拒否ならびに同意撤回に関する自由について 8. あなたの人権保護について 9. 利益相反および知的財産について 10. 質問の自由および相談窓口について 患者さんご本人署名または記名捺印 : ( 印 ) 署名年月日 : 年月日 私は 今回の治療について上記の項目を説明し 同意が得られた事を認めます 担当医署名または記名捺印 : ( 印 ) 署名年月日 : 年月日

同意撤回確認書 私は StageⅢ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後予測因 子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) に おける研究参加への 様の同意が ( 文書により 口頭で ) 撤回され それ以 降の情報は使用しないことを説明し 同意が得られたことを確認しました ( 文書による同意撤回がなされた場合には その文書を添付すること ) 同意撤回確認日 : 年月日 確認者氏名 : ( 印 )