KPMG Insight KPMG Newsletter Vol.24 May 2017 海外トピック 2 欧州法務事情シリーズ第 3 回イタリア ( 後編 ) イミグレーション kpmg.com/ jp
ランスバーリフ海外トピック 2 イタリア 欧州法務事情シリーズ 第 3 回イタリア ( 後編 ) イミグレーション KPMG イタリア ミラノ事務所 グローバルジャパニーズプラクティス 日本税理士マネジャー 金 初禧 前号の KPMG Insight Vol.23( 2017 年 3 月号 ) 欧州法務事情シリーズ第 3 回イタリア ( 前編 ) 会社法 においては 増え続ける日系企業の海外投資を背景に イタリアにおいて現地法人を設立し事業展開を検討するケースを想定し その際留意すべき会社形態の選択肢やそれぞれの特徴 設立に関する諸手続きなどイタリアにおける会社法に焦点を当て解説しました 今号の ( 後編 ) では イタリア現地法人に日本より従業員を短期間または長期間派遣するケースを想定し その際に留意すべきシェンゲン国境規則などの基本的な事項や ビザ ( 査証 ) の要否 イミグレーションにおける各種手続きについて解説します 本稿は KPMGイタリアが取り纏めた イタリア最新トピックス ( 英日対訳版投資ガイド本稿末尾ご参照 ) において解説した中から主要なテーマを抽出し 一部編集を加えたものです なお 本文中の意見に関する部分については 筆者の私見であることをあらかじめお断りいたします 金 きむ 初禧 ちょふぃ ポイント イタリアは 多くのEU 加盟国同様シェンゲン協定加盟国の1つであり 日本は短期滞在が認められる期間においてビザ免除対象国である シェンゲン国境規則においてビザ免除で短期滞在が認められる期間は あらゆる180 日の期間内で最大 90 日間 とされている一方で パスポートの有効期間に係る条件や出張を目的とした短期滞在における渡航条件 ( 報酬を得る活動か否かなど ) がある スイス オーストリア ハンガリー ミラノ スロベニア トリノ クロアチア ジェノヴァ ボローニャ ボスニア サンマリノ ヘルツェゴビナ モナコ フィレンツェ アンコーナ コルシカ島 ( フランス ) カリアリ ローマ バチカン パレルモ ナポリ 就労を目的とする場合や 90 日を超えてイタリアに滞在する場合 イタリアの外国人就業規制においては 正規に労働許可証 労働目的の入国ビザ 滞在許可証を取得し 住民登録を完了する必要がある アルジェリアチュニジア KPMG Insight Vol. 24 May 2017 1
Ⅰ. はじめに イタリアにおいては 近年 グリーンフィールド型投資 ( 外国に投資をする際に 新しく現地法人を設立して 設備や従業員の確保 チャネルの構築や顧客の確保を一から行う投資方式のこと ) の他にも ブラウンフィールド型投資 ( 外国に投資をする際に 現地の企業を買収することで 被買収企業の既存の設備や従業員 チャネルや顧客を活用する投資方式のこと ) も増加傾向にあり 2015 年以降 鉄道事業 アパレル 自動車部品 冷蔵 冷凍事業などさまざまな業種の日系企業によるイタリア現地企業の買収が紙面で報じられています こうした投資活動の過程においては プロジェクトの実現可能性を事前に調査 検討するフィージビリティスタディを実施するためにプロジェクト担当者が短期出張ベースでイタリアを訪問することや イタリア現地法人を設立した場合やイタリア現地企業の買収を完了した場合に 統合作業など管理業務の目的で統括責任者が長期間現地法人に派遣されることなどが想定されます こうした日系企業のイタリアにおける事業展開に際して 就労を目的として従業員がイタリアに滞在する場合の出入国上の取扱いについて どの程度の期間が法的に短期 / 長期に区分され それに基づいてどのような手続きが必要になるのでしょうか Ⅱ. シェンゲン協定加盟国における入国審査 1. シェンゲン協定とシェンゲン圏について 欧州には 1985 年に署名されたシェンゲン協定が適用される 欧州 26 ヵ国から構成される枠組み ( シェンゲン圏 ) があり 多く の EU 加盟国同様イタリアもシェンゲン協定加盟国の 1 つです シェンゲン圏は 単一国家のような枠組みになっており 現在 4 億人を超える人口を擁し 400 万平方キロ以上に及ぶ広大な面 積を有しています シェンゲン圏では 渡航者がシェンゲン圏 に入国 または圏外へ出国する場合には国境検査を受けるもの の 圏内で国境を越える場合の出入国審査は廃止されており フリーパスとなります 加盟国などの詳細は図表 1 において示し ていますが シェンゲン圏には スイスやノルウェーなど EU に 加盟していない国が含まれている一方で 英国やルーマニアの ように EU 加盟国であるもののシェンゲン協定に加盟していな い国もあります 2. ビザ ( 査証 ) が必要な条件 さて ビザ ( 査証 ) とは その人物のもつパスポートが有効で あり 当該国への入国を許可できるという証書のことを指しま 図表 1 シェンゲン協定加盟国およびビザ免除国 / 地域 シェンゲン協定加盟国およびビザ免除国 / 地域 シェンゲン協定加盟国全 26カ国 : オーストリアイタリアベルギーラトビアチェコリヒテンシュタイン * デンマークリトアニアエストニアルクセンブルクフィンランドマルタフランスオランダドイツノルウェー * ギリシャポーランドハンガリーポルトガルアイスランド * スロベニアスロバキアスペインスウェーデンスイス * * 非 EU 加盟国 EU EU ビザ免除対象国 / 地域 : アルバニア アンドラ アンティグア バーブーダ アルゼンチン オーストラリア バハマ バルバドス ボスニア ヘルツェゴビナ ブラジル ブルネイ カナダ チリ コスタリカ クロアチア ドメニカ エルサルバドル アラブ首長国連邦 マケドニア グアテマラ グレナダ ホンジュラス 香港 イスラエル 日本 マレーシア マカオ モーリシャス メキシコ モナコ モンテネグロ ニュージーランド ニカラグア 北マリアナ諸島 パナマ パラグアイ セントクリストファー ネイビス サモア セントルシア セルビア セーシェル共和国 シンガポール 韓国 セントビンセントおよびグレナディーン諸島 台湾 東ティモール トリニダード トバゴ 米国 ウルグアイ バヌアツ ベネズエラ 2 KPMG Insight Vol. 24 May 2017
すが ビザが必要なケースと不要なケースは その人物がどの国籍を有しているのかによって判断されます ( 図表 1 参照 ) 日本人従業員が本社の指示で一定期間イタリアに入国することを例に挙げます 会社の業務上の短期出張でイタリアに入国する場合 90 日以内の滞在であればビザは不要 90 日を超える滞在の場合は特定のビザが必要となります また イタリアに就労を目的として入国する場合は労働ビザが必要となります 関連して 当人に帯同する家族について 家族の国籍が日本の場合 ビザは不要となりますが 日本国籍以外の場合は特定のビザが必要となる場合があります 3. 短期滞在とは? 短期滞在とは 観光や出張 知人 親族訪問等を目的とした 9 0 日以内の滞在で報酬を得る活動をしない滞在を指します イタリアを含むシェンゲン圏への出入国に関連するシェンゲン国境規則に基づき 短期滞在を目的とした渡航者は シェンゲン圏内において あらゆる 180 日間のうち最大で 90 日以内の滞在が可能です 滞在日数が90 日に達した時点で 仮にシェンゲン圏外に数日間出国したとしても 再入国の際に新たに 90 日の滞在は認められません この場合 シェンゲン圏外に 9 0 日以上出国した後 シェンゲン圏への再入国が可能となります 日本は 各シェンゲン加盟国との間で二国間のビザ免除措置に関する枠組みを有していますが シェンゲン圏に長期間滞在する予定のある方は十分な注意が必要です なお 出張を目的とした短期滞在についても活動制限がありますので注意が必要です シェンゲン協定において 出張目的の渡航は 以下のように定義されています 科学 教育 ビジネスまたは専門分野などがテーマとなる国際会議やセミナーへの参加 トレーニングプログラムへの参加 ( 会社の社員研修など ) 商談 顧客訪問 展示会 商材の受発注 交渉および契約の締結 研究活動渡航条件として イタリア現地企業または関連団体から給与 報酬を受けないこと 渡航目的が現地雇用または雇用を目的とした労働を伴うものではないこと イタリア国外に住居を構えていることなどを証明できる必要があります シェンゲン圏への入国における必要条件および留意事項として 有効期間がシェンゲン圏からの出国予定日から 3ヵ月以上残っており かつ 10 年以内に発効されたパスポートを保有していること シェンゲン圏の入国スタンプを保有していることなどが挙げられます 特に スタンプの有無については 現地の警察などの司法当局にパスポートの確認を受けた際にスタンプが無い場合は滞在期間を問われ その滞在自体が問題となる可能性があるので注意が必要です また シェンゲン圏への入国に際して 入国審査官から帰国便の航空券の有無や滞在費用など資力を示す書類の提示を求められる場合もあります 4. 就労 長期滞在とは? 就労 長期滞在とは 就労を目的とする場合やイタリアにおいてあらゆる 180 日間のうち 90 日を超えて滞在する場合など 短期滞在の要件に該当しない滞在を指します たとえば 日系企業に所属する日本人従業員が本社の指示でイタリアに駐在するといったケースが該当すると思われます 就労 長期滞在の場合は イタリアにおける外国人就業規制として 正規に労働許可証 労働目的の入国ビザ 滞在許可証を取得し 住民登録を完了する必要があります 就労 長期滞 労働許可証の申請 ビザ イタリア入国 住民登録の流れ 図表 2 労働許可証の申請 ビザの取得 イタリア入国 住民登録の流れ 労働許可証の申請 (NullaOsta) ビザ申請 / 取得 イタリア入国 : 滞在許可証の申請 / 取得 住民登録およびその他の手続き 被雇用者 約 1.5~2 ヵ月 約 1~2 週間 約 3~5 ヵ月 約 2 ヵ月 1. オンライン申請 : 出向元法人 出向先法人の資本関係 出向先法人の代表者とその権限 雇用形態 必要書類を確認 2. 必要書類の原本を県庁 (Prefettura) の移民統合事務局に提出 申請者の住民登録に基づき 管轄の在外イタリア大使館または領事館でビザ申請 入国から 8 日以内に以下の手続きを行う : 1. 県庁にて Contratto di Soggiorno (Contract to Stay) および融和協定 (Accordointegrazione) に署名税務番号の発行 住民登録 地域保健所 (ASL) 登録運転免許の書換え 3. 出向先法人の代表者がContratto di Soggiorno(Contract tostay) に署名の上 労働許可証を県庁で受領 2. 滞在許可証の申請 KPMG Insight Vol. 24 May 2017 3
在に関連してどのような手続きが必要で どの程度の時間を要 するかについては図表 2 において紹介していますが 以降は 労 働許可証 ビザ 滞在許可証 融和協定 住民登録についてそれ ぞれ概説します Ⅲ. イミグレーション手続および融和協定 1. 労働許可証の取得手続き 労働許可証 (Nulla Osta) は 移民統合事務局 (Sportello Unico per l immigrazione) や警察署 (Questura) により発行さ れます イタリアの移民法は頻繁に改正 変更があり煩雑な手 続きを伴うため 個別に手続きを確認する必要があります 労 働許可証の発行に際しては イタリア政府による年間発行件数 の定員数が設定されています 基本的に割当数は年に一度設定 され 定員数が埋まるまで申請が可能ですが 仮に割当定員内 で申請できない場合においても 移民法 27 条のもと 割当定員 外で常に申請が可能です 定員外で申請可能な対象者として たとえば マネジャー 高度な技能 資格を持つ者などが該当 します これらの対象者は 申請者が出向先法人の業務内容ま たは業種に関する最低 6 ヵ月の経験を有することや 出向元法 人と出向先法人が同一企業グループまたは資本関係に属する こと 原則的に出向者の給与は出向先法人から直接支払われる のではなく日本の出向元法人から支給されること などの条件 が必要となります また 2017 年 1 月に新たに制定された Intracorporate transfer(ict) 労働許可に関する法令のもと 研修員 や専門的訓練を目的とした出向者の労働許可についても 常に 申請が可能となっています パスポートサイズの写真を貼付したビザ申請用紙 パスポート ( 帰国予定日より数えて 9 0 日以上の有効期間と未使用のページが 2ページ以上残っていることが必要 ) とそのコピー 住民票 ( 日本での申請の場合 ) ビザ申請料 労働許可証 ( 労働許可は発行と同時にデータによって直接管轄の大使館または領事館に送信されるため ビザ申請の前にあらかじめ確認しておくとよい ) 詳細は駐日イタリア大使館のウェブサイトをご参照ください http://www.ambtokyo.esteri.it/ambasciata_tokyo/ja/ informazioni_e_servizi/visti/ 3. 滞在許可証の取得手続き滞在許可証 (Permesso di Soggiorno) は イタリアに 90 日を超えて滞在する外国人が合法的に滞在していることを証明する許可証であり 申請にあたっては イタリア入国から 8 日以内に手続きをする必要があります 滞在許可証はビザの種類 入国目的に準じて警察署が発行するものですが パスポートや身分証明書の代わりにはならないため注意が必要です 滞在許可の有効期間は労働許可の種類によって異なり 最大 5 年まで更新可能となります 取得のための申請手続きは図表 3において示していますが 昨年末にイタリア内務省が 2016 年中にイタリアに到着した移民が過去最高となったことを公表したように イ 図表 3 滞在許可証の取得手続き 手続概要手続期間 2. イタリア入国におけるビザの取得手続きビザは労働許可証が発行されてはじめて申請が可能であり 手続きとして 申請者本人がイタリア大使館または領事館にて必要書類を提出する必要があります また ビザには 労働許可証の種類に紐付き 被雇用者用の労働ビザ= 被雇用者ビザ ( Subordinato ) と個人事業主などの自営業用の労働ビザ = 自営業ビザ (Autonomo) などの種類があり その種類によって申請手続きも大きく異なります なお 以下は 被雇用者用の労働ビザ申請時の必要書類となりますが 大使館または領事館によりビザの申請に予約が必要になる場合や ビザ発行までの所要時間が異なることがあるため注意が必要です 滞在許可証の取得申請書は指定郵便局より送付する必要がある 取得申請書 (KIT) は指定郵便局にて入手可能であり 2 種類のフォームに必要事項を記入し申請時に必要な書類を同封し 指定郵便局より送付する必要がある 申請者は以下の書類を指定郵便局にて受領する : 取得申請の受領書 : 滞在許可証が発行されるまでの一時的な滞在許可証となり イタリアでの一時的な滞在が許可される 指紋採取の予約通知書 : 取得手続きを行う管轄警察署 (Questura) でのアポイントメントの日時が記載されている 指紋採取時には必要書類の原本および身分証明書写真 ( 複数枚 ) を提示 提出する必要がある 滞在許可証の引取日時が S M S( ショートメッセージサービス ) を通じて申請者に警察より通知される 入国から 8 日以内 3~5 ヵ月 滞在許可証の取得完了 4 KPMG Insight Vol. 24 May 2017
タリアに入国する移民は近年増加傾向にあり その影響はイタリアに駐在する外国人労働者にも及んでおり 滞在許可証の取得期間も長期化する傾向にあります 2016 年 10 月末にイタリアに入国した筆者が滞在許可証を取得したのは入国から 5ヵ月が過ぎた 3 月末であり 今後も同様に 取得申請書の送付から取得完了まで数ヵ月程度要する可能性が高くなるものと考えられます なお 滞在許可証の取得 / 更新申請中における他のシェンゲン圏への渡航の可否ついてよく質問が寄せられることがありますが 取得申請中においてパスポートに有効な ( 当初の ) 入国ビザが貼付されている場合は渡航可能です 一方で ビザなしで入国し既に 9 0 日以上シェンゲン圏内に滞在している場合や ビザおよび滞在許可ともに有効期間が切れて滞在許可証の更新中にある場合おいては 他のシェンゲン圏への渡航はできません また これまで概説した入国に係る手続き上 ホテルやレジデンス ( 短期居住先 ) を滞在先として申告することが一般的ですが 滞在許可申請中は リスクを回避するため 警察での指紋採取が完了するまではアパート等へは引っ越さず ホテル等に滞在し続けることを推奨します 5. 住民登録の申請手続き住民登録は 実際にイタリアにおいて滞在許可証を有し 1 年以上イタリアに滞在する予定のある外国人が 管轄の市役所 ( comune ) に登録するものです イタリアでの生活における様々な手続き たとえば ASL( 地域保健所 ) の登録 ホームドクターの登録 運転免許の書換えなどをするうえで必要となります 上述のとおり 住民登録の申請は 滞在許可証の発行後に可能となりますが 実務的な申請方法としては 電子メール ファクシミリ 申請者自らが市役所にて申請する等の選択肢があります その際 提出する必要書類は市役所によって異なるため注意が必要です また 管轄の市役所によって取扱が異なるものの 滞在許可証やパスポート 税務番号などの必要資料の提出が求められます 滞在許可証を取得後 住民登録は 申請から最長で 45 日以内に登録が完了します 4. 融和協定 融和協定 (Accordo di Integrazione) は 言語や市民文化の習得を通じて外国人がイタリア社会へ融合することを奨励する目的で導入された制度です 協定に署名をする対象者は 2012 年 3 月 10 日以降はじめて入国し 1 年以上の滞在許可の適用を受ける16 歳以上の外国人とされており 協定の対象者がイタリアに滞在するためには 活動内容 ( イタリア語の習得 イタリア市民文化および市民生活の知識習得など ) によって個別に定められた単位を30 単位以上取得する必要があります 30 単位のうち 16 単位は協定に署名した時点で自動的に付与されますが その他の単位は主にイタリア語の習得を通じて取得することになります 単位の取得状況は 原則として 融和協定の有効期間 (2 年 ) が切れる 1ヵ月前に当局によって確認され 30 単位に達していない場合は 1 年に限り有効期間の延長が認められるものの 規定のうえでは 当局が滞在許可証の更新に応じない可能性もあるとされているため注意が必要です 融和協定に関して注目すべきは 制度導入から数年が経ち 近年 当局が協定署名者の単位取得状況の確認手続きを推し進めている点であり これまでに実際に滞在許可証の更新手続きに影響があった例は耳にしないものの 今後日本から新たに派遣される従業員にとっては以前にも増してイタリア語習得の必要性が高まる可能性があると言えます KPMG Insight Vol. 24 May 2017 5
2016 年版イタリア投資ガイド ( イタリア最新トピックス ) 2016 年 10 月発行 イタリア投資セミナー 2016 年 12 月開催 内容 1. K PMG イタリアについて 2. イタリアのアップデート / サマリー 3. イタリアのアップデート / イタリア税制 4. イタリアにおける移転価格税制の概要 5. 日本人駐在員のイタリア個人所得税等の概要 6. 日本人駐在員のイタリア滞在関連手続きの概要 7. M&A Market KPMGイタリアは外国人投資家向けに 経済概況の他 会社法 主要税制 金融制度 外国為替などを包含した投資ガイドを発行しています ウェブリンクより閲覧 ダウンロードが可能です https://home.kpmg.com/jp/ja/home/insights/2016/11/ italy-latest-topics-2016.html イタリア投資ガイド ( 英語版 ) は 以下のウェブリンクより閲覧 ダウンロードが可能です https://home.kpmg.com/it/it/home/insights/2016/06/ investment-in-italy.html 内容 1. はじめに 2. イタリアの法人税制の概要 3. M& A における課税対象取引の概要 4. M& A における課税対象外取引の概要 5. M&A 取引の税務上の留意点 6. ケーススタディ 2016 年 1 2 月 6 日に KPMGイタリアが参画した イタリア投資セミナー において M&A 税制と留意点について解説しました ウェブリンクより講演資料の閲覧 ダウンロードが可能です https://home.kpmg.com/jp/ja/home/insights/2016/12/ italian-investment-seminar.html 6 KPMG Insight Vol. 24 May 2017
KPMGジャパンイタリアデスクの支援体制 KPMGジャパンにおいては イタリア駐在経験者がイタリアデスクに参画し 日系企業のイタリアにおける事業展開を日本国内において側面支援しています イタリアへの新規投資検討段階から 会社設立 事業立ち上げ 現地ビジネスの拡大 再編などの事業フェーズに応じて 国内外の専門家チームと連携しながら クライアントの経営課題解決のためのサポートをいたします バックナンバー 欧州法務事情シリーズ第 1 回ドイツ有限会社 ( 前編 ) (KPMG Insight Vol.17/Mar 2016 ) 欧州法務事情シリーズ第 1 回ドイツ有限会社 ( 後編 ) (KPMG Insight Vol.18/May 2016 ) 欧州法務事情シリーズ第 2 回オランダ会社法 ~ 会社形態の特徴と設立について ~ (KPMG Insight Vol.22/Jan 2017 ) 欧州法務事情シリーズ第 3 回イタリア ( 前編 ) 会社法 (KPMG Insight Vol.23/March 2016 ) 欧州法務事情シリーズ第 4 回ロシア会社法 ~ ロシアにおける事業展開上の留意点について ~ (KPMG Insight Vol.23/March 2016 ) KPMGイタリアの日系企業支援体制 KPMGイタリアは ミラノを中心に イタリア全土の主要都市に数多くの事務所を有するKPMGインターナショナルのメンバーファームです 現地では ミラノ事務所に日本語対応可能な専門家が常駐し 在イタリア日系企業の他 イタリアに新規投資を検討している日系企業向けに 監査 税務 法務 アドバイザリーの分野でイタリアビジネスの側面サポートをしています また 投資ガイドやニューズレターの発行 クライアントセミナーの開催など日本語による情報発信もしています 本稿に関連して イタリアに現地法人設立を検討している日系企業向けに 会社設立 各種登録代行手続き 本社より日本人駐在員を派遣する際に発生する イミグレーションや個人所得税などのサービスを提供しております 有限責任あずさ監査法人 パートナー江森祐浩 ( えもりまさひろ ) メールアドレス 執筆者紹介 金初禧 ( キム チョフィ ) 日本税理士 CountryDesk@jp.kpmg.com 2006 年に KPMG 税理士法人に入所 2016 年 10 月よりイタリアのミラノ事務所に駐在 現在に至る イタリアでは 日系企業に対する監査 税務 アドバイザリーサービスに関する支援業務を提供 日本では 様々な業種に係る M&A 組織再編成におけるスキーム策定等の税務アドバイザリー業務 税務デューデリジェンス業務に従事 日本国内における組織再編 日系企業によるアウトバウンド投資案件の分野で幅広く税務アドバイザリーサービスを提供 その他 日系企業および外資系企業の法人税申告書の作成等の税務コンプライアンスサービスを提供 本稿に関するご質問等は 以下の担当者までお願いいたします KPMG イタリアミラノ事務所マネジャー金初禧 ( キム チョフィ ) TEL:+39-02-6763-2968 chohwikim1@kpmg.it KPMG Insight Vol. 24 May 2017 7
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