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2(1)~(6)( 略 ) (7) ふたの設置ふたの上部の積載等の荷重がタンク本体にかからないようにするため ふた 支柱及び基礎スラブを一体の構造となるよう配筋等に留意すること 2(1)~(6)( 略 ) (7) その他留意すべき事項ふたの上部の積載等の荷重がタンク本体にかからないようにするため ふた 支柱及び基礎スラブを一体の構造となるよう配筋等に留意すること (8) その他留意すべき事項掘削坑内にタンクを設置した後にふたの施工が完了するまでの間 地下水又は雨水により タンクが浮き上がるおそれのある場合には タンクに水を張る等の浮上防止措置を講ずること なお タンク内に水を張る場合には 次に掲げる事項に留意すること アタンク内に水を張る際は 水道水等を使用し 異物がタンク内に入らないようにすること イタンクの水張は その水量に関わらず 埋め戻しをタンクの直径の2 分の1まで施工した後に行うこと ウタンクに中仕切りがある場合は 各槽に均等に水を張ること エ水張後にタンク固定用バンドの増し締めを行わないこと ただし タンクとゴムシートの間に砕石が入り込むような緩みが発生した場合は 隙間がなくなる程度に最小限の増し締めを行うこと 3 施工管理記録簿の作成及び保存 (1) 施工管理記録簿の作成施工管理者は 施工管理記録簿を作成し 砕石基礎の構成及び次に掲げる施工における工程毎に 上記 1 及び2に掲げる事項の実施状況等を記録すること ア基礎スラブの設置イ砕石床の設置

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