アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国に居住する 20 歳から 59 歳の会社員の男女 2. サンプル数 700 名 3. サンプル抽出方法第一生命経済研究所生活調査モニター 4. 調査方法質問紙郵送調査法 5. 実施時期 2007 年 2 月 6. 有効回収数 ( 率 ) 601 名

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アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

Microsoft Word 年1月(リリース).doc

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アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国に居住する 30~60 代の既婚男女 2. サンプル数 800 名 3. サンプル抽出方法第一生命経済研究所生活調査モニター 4. 調査方法質問紙郵送調査法 5. 実施時期 2006 年 1 月 6. 有効回収数 ( 率 ) 769 名 (96.1%

Microsoft Word 年10月(HP).doc

調査実施の背景 近年 ライフスタイルの多様化が著しく進んでいます 生涯未婚率が上昇し 単身世帯 一人親世帯も増加するなど 世帯構成が大きく変化しました また 25 歳から 39 歳の就業率が上昇し 共働き世帯も増加しました においては 管理職の積極的な登用が推進される一方で非正規社員の占める割合は高

ビジネスパーソン外飲み事情

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

Microsoft Word 年6月リリース(HP用).doc

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

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調査実施の背景 わが国は今 人口構造の変化に伴う労働力の減少を補うため 女性の活躍を推進し経済成長を目指しています しかし 出産後も働き続ける女性は未だ多くないばかりでなく 職場において指導的な立場に就く女性も少ない状況が続いています 女性の活躍を促進させるためには 継続就業のための両立支援策ととも

調査実施の背景 今日 様々な調査において 仕事上重要な能力の1つとして コミュニケーション能力 が上位にあげられています しかし 一言でコミュニケーション能力といっても 企業で求められるそれは多岐にわたり 具体的にどのような能力がどのような人で重要ととらえられ 各人においてそれぞれのコミュニケーショ

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調査の実施背景 介護保険制度が 2000 年に創設されてから 10 年余りが過ぎました 同制度は 家族介護をあてにせずに在宅介護ができる支援体制を整えることを目的として発足されたものですが 実際には 介護の担い手としての家族の負担 ( 経済的 身体的 精神的負担 ) は小さくありません 今後 ますま

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調査実施の背景 わが国では今 女性活躍を推進し 誰もが仕事に対する意欲と能力を高めつつワークライフバランスのとれた働き方を実現するため 長時間労働を是正し 労働時間の上限規制や年次有給休暇の取得促進策など労働時間制度の改革が行なわれています 年次有給休暇の取得率 ( 付与日数に占める取得日数の割合

調査実施の背景 2015 年 4 月から子ども 子育て支援新制度 以下 新制度 が施行され 保育事業の拡大が図られます そのため保育人材の確保が重要な課題となっており 保育士確保のための取組が強化されています しかし保育士のみでは必要量を満たせないことから 子育て分野で働くことに関心のある地域住民に

< 調査概要 ( 経営者版 )> 調査期間 : 平成 29 年 8 月 2 日 ( 水 )~10 月 20 日 ( 金 ) 調査地域 : 全国 調査方法 : 当社営業職員によるアンケート回収 回答数 :13,854 部無作為に 5,000 サンプル ( 男性 :4,025 名 :975 名 ) を抽

~「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査~

「いい夫婦の日」アンケート結果2011

調査の実施背景 戦後 日本の平均寿命は飛躍的に延び 平成 年 7 月に厚生労働省が発表した 平成 年簡易生命表 によると 65 歳の平均余命は 男性は 8.86 歳 女性は.89 歳となっています 約 0 年あるセカンドライフをより有意義に 楽しく暮らすためには人生設計や事前の準備が必要なのではない

各位

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

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最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

2007 年 10 月 子どもの生活に関するアンケート調査 より 学校教育に対する親の認識と子どもの関心 ~ 学校教育での学習に対して 非常に満足している 親はごく僅か ~ 第一生命保険相互会社 ( 社長斎藤勝利 ) のシンクタンク ( 株 ) 第一生命経済研究所 ( 社長小山正之 ) では 全国の

質問 今年のクリスマスについて 予算は全て 人当たり 今年のクリスマス イブは火曜日ですが ご自身のクリスマスは何日に行いますか? ( 回答者数 :,4 名 ) 全体では クリスマス イブ の 4 日 という人が一番多く (7.6%) 日 ( 日 ) (0.8%) 3 日 ( 祝 月 ) (0.%)

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ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

◎公表用資料

JATMA タイヤの空気圧点検についての意識調査 リリース構成案

平成17年5月11日

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25~34歳の結婚についての意識と実態

調査レポート

JUST NEWS RELEASE 2013_2_19

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調査の概要 少子高齢化が進む中 わが国経済の持続的発展のために今 国をあげて女性の活躍推進の取組が行なわれています このまま女性正社員の継続就業が進むと 今後 男性同様 女性も長年勤めた会社で定年を迎える人が増えることが見込まれます 現状では 60 代前半の離職者のうち 定年 を理由として離職する男

Press Release 2019 年 4 月 18 日 楽天インサイト株式会社 もらいたいプレゼント トップは 母への感謝の言葉 家族旅行 が昨年に比べ増加 母の日に関する調査 URL: 楽天インサイト

『いい夫婦の日』夫婦に関するアンケート調査 【プレゼント編】調査報告書

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

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調査の実施背景 近年の消費スタイルは 長引く不況下での節約志向の定着の中で 環境問題や節電が 心がけられたり 東日本大震災の復興支援を目的とした応援消費 支援消費が意識され るなど 単に 安くていいもの を基準としたコストパフォーマンスだけでは説明でき なくなってきています こうした動きの中で 消費

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3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

秦野市Webアンケート調査

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

2002 年 2 月 全国の 20~69 歳の男女 598 名に聞いた 外国人労働者に関する意識調査 第一生命保険相互会社 ( 社長森田富治郎 ) のシンクタンク ライフデザイン研究所 ( 所長千葉商科大学学長加藤寛 ) では 全国の 20 ~ 69 歳の男女 598 名を対象に標記についてのアンケ

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

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調査の実施背景 第二次世界大戦後の 1948( 昭和 23) 年に新民法が施行され 家族の概念は これまでの家父長制の直系制家族から夫婦制家族へと移行しました たとえば相続財産については 現行の民法では 兄弟姉妹で均等に相続するのが原則となっています しかし墳墓の継承については 民法第八九七条による

調査の背景と目的 健康長寿社会の実現がわが国の重要課題となる中 企業が人々の健康づくりに取り組むことを促す動きが広がっています また 健康経営 という観点から 企業が従業員の健康づくりに取り組んだり それを推進したりする動きもあります こうした動きと並行して 従業員の健康づくりへの取り組み状況等に関


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質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

【日本・アメリカ・スウェーデン 3カ国のオーラルケア意識調査Vol.1】

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 最もウエイトを占める要素は何ですか? ( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 昨年と比較して点数

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調査実施の背景 当研究所では 2008 度に 消費者と企業のコミュニケーション - 顧客と供給者 の関係における消費者側の意識 - をテーマに扱い調査を行いました その結果 情報源が多様化し 情報量が膨大となった社会において 1 消費者はネットを中心に消費に関する多量な情報を収集しているものの 2ネ

FastaskReport

ゴルフ市場に関する実態調査

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平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

1 見直したい費目のトップは 光熱費 で 82.9% 電力自由化の認知率も 97.1% を超える 各世帯の支出が発生している中で 見直したい費目の 1 位は 光熱費 で 82.9% 携帯電話料金 が 76.3% 食費 が 76.2% と続きました なお 光熱費を見直したい という意識は ライフステー

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度数 % 度数 %

アンケート実施概要 調査期間 : 2016 年 11 月 4 日 ( 金 )~11 月 21 日 ( 月 ) サンプル数 ( 概数 ) : 418 人 年代別サンプル比 : 年齢 男性 女性 合計 20 代 代 代 代 27

調査概要 調査対象 : 東京都 愛知県 大阪府 福岡県の GF シニアデータベース 有効回答件数 :992 件 標本抽出法 :GF RTD( ランダム テレフォンナンバー ダイアリング ) 方式 調査方法 : アウトバウンド IVR による電話調査 調査時期 : 平成 23 年 8 月 4 日 (

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2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

年賀状作成時の重視点 2 1. は メッセージ重視 は ビジュアル重視 とに今年の年賀状作成時の重視点を聞いたところ とに今年の年賀状作成時の重視点を聞いたところ は ビジュアル ( 絵柄や写真 ) よりもメッセージ ( 言葉 ) を重視は ビジュアル ( 絵柄や写真 ) よりもメッセージ ( 言葉

睡眠調査(概要)

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自主調査レポート

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ラーメン好き嫌い ( 全体 ) Q. あなたはラーメンが好きですか どちらともいえない, 6% どちらかというと嫌い, 嫌い, 0% どちらかというと好き, 24% 好き, 69% 好き計 :93: 93% (N=500) 全体の9 割以上 (93%) がラーメン好き ( 好き/ どちらかというと好

2) 生まれ変わったら 別の人を選ぶ 男女間の格差が昨年対比 2 倍! 生まれ変わったとしたら 今のパートナーを選ぶかどうか において 全体では 考える が約 46% で最も高く 次いで もちろん今の相手を選ぶ が 37% で 昨年とほぼ同様の結果となりました 性別でみると もちろん今の相手を選ぶ

調査概要 (1) 調査実施方法 : 各施設内でアンケート調査を配布し 対象者の自記式による記入後に回収 (2) 調査時期 : 2017 年 1 月 ~3 月 (3) 調査対象者 : 特養 ( 南さいわい ):83 人 特養 ( こむかい ):14 人計 97 人 (4) 回収数 : 特養 :42 人

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

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サッポロ生ビール黒ラベル「いたばし花火缶」発売のお知らせ

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1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

Transcription:

2007 年 12 月 全国の 20~59 歳の会社員 601 名に聞いた 職場の人間関係に関するアンケート調査 ~ 上司に年賀状を出す人は約半数 上司と飲みに行きたい人は 4 割強 ~ 第一生命保険相互会社 ( 社長斎藤勝利 ) のシンクタンク ( 株 ) 第一生命経済研究所 ( 社長小山正之 ) では 全国に居住する 20~59 歳の会社員 601 名を対象に 標記についてのアンケート調査を実施いたしました この程 その調査結果がまとまりましたのでご報告いたします 昼食を主に誰と一緒に食べているか?(P2) 昼食は ひとりで ( 食べる ) もしくは 同性の同僚 ( と一緒 ) が多い 昼食代の平均は 500 円未満が 4 割 職場の上司に対する儀礼的慣習 (P3) 自宅に年始の挨拶訪問をする 人はわずか 1.0% 年賀状を出す 人は約半数 普段 一緒に飲みに行く人 行きたい人 (P4) 一緒に飲みに行くのは 同性の同僚 が多く 上司 と飲みに行きたい人は多くない 上司と飲み行くことに関して (P5~6) 過半数の人は上司と飲みに行く機会が減っている 上司と飲みに行きたい人は 4 割強 行きたくない人は約 5 割 部下と飲み行くことに関して (P7~8) 約 5 割の人は部下と飲みに行く機会が減っている 部下と飲みに行きたい人は約 5 割 上司 ( 部下 ) と飲みに行きたい ( 行きたくない ) 理由は?(P9~10) 飲みに行きたい理由のトップは 上司も部下も 人間関係を築くため 飲みに行きたくない理由の上位は 仕事の話ばかり 時間 お金がもったいない 飲み会などのコミュニケーションの場は必要か?(P11) 4 人のうち 3 人は飲み会などのコミュニケーションが必要と感じている 職場外での交流 (P12) カラオケ 15.5% 麻雀 1.5% ゴルフ 5.5% 家族ぐるみのお付き合い 9.2% コミュニケーションがとれている人 いない人 (P13) コミュニケーションがよくとれている人は 同性の同僚 よくとれていない人は 上司 コミュニケーションは得意か?(P14) コミュニケーションが苦手と思う人が 5 割以上 男性よりも女性の方が得意と思う人が多い < お問い合わせ先 > 第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部研究開発室広報担当 ( 室井 新井 ) TEL.03-5221-4771 FAX.03-3212-4470 アドレス http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国に居住する 20 歳から 59 歳の会社員の男女 2. サンプル数 700 名 3. サンプル抽出方法第一生命経済研究所生活調査モニター 4. 調査方法質問紙郵送調査法 5. 実施時期 2007 年 2 月 6. 有効回収数 ( 率 ) 601 名 (85.9%) 7. 回答者の属性 男性 女性 合計 ( 単位 : 人 ) 年齢 20 代 30 代 40 代 50 代 合計 38 87 100 96 321 (11.8%) (27.1%) (31.2%) (29.9%) (100.0%) 42 79 84 75 280 (15.0%) (28.2%) (30.0%) (26.8%) (100.0%) 80 166 184 171 601 (13.3%) (27.6%) (30.6%) (28.5%) (100.0%) 1

昼食を主に誰と一緒に食べているか? 昼食は ひとりで ( 食べる ) もしくは 同性の同僚 ( と一緒 ) が多い 昼食代の平均は 500 円未満が 4 割 図表 1 普段 昼食を主に誰と一緒に食べているか ( 性別 )< 複数回答 > (%) 男性 70 60 50 40 30 20 10 0 女性 0 10 20 30 40 50 60 70 (%) 19.9 上司 17.5 18.1 部下 9.3 47.0 同性の同僚 62.5 10.0 異性の同僚 17.1 50.2 ひとりで 32.9 0.9 昼食は食べない 0.7 n=321 0.9 その他 5.0 n=280 図表 2 普段の平均昼食代 ( 性別 ) 全体 (n=601) 39.9 33.9 0.7 23.1 0.5 1.8 男性 (n=321) 36.8 43.6-18.4 0.6 0.6 女性 (n=280) 43.6 22.9 1.4 28.6 0.4 3.2 500 円未満 500~1,000 円未満 1,000 円以上お弁当持参昼食は食べないその他 普段の昼食を主に誰と一緒に食べているかをたずねました 男性では ひとりで が 50.2% で最も多く 次いで 同性の同僚 が 47.0% となりました 女性では 同性の同僚 が 62.5% と圧倒的に多くなりました ( 図表 1) また 普段 昼食代に平均いくらかけているかをたずねたところ 500 円未満が 39.9% で最も多くなりました 女性は男性にくらべ 500 円未満とお弁当持参の割合が高くなっており 昼食代を節約している様子がみてとれます その一方で 男性で回答がなかった 1,000 円以上の回答が女性では 1.4% ありました ( 図表 2) 2

職場の上司に対する儀礼的慣習 上司の 自宅に年始の挨拶訪問をする 人はわずか 1.0% 上司に 年賀状を出す 人は約半数 図表 3 職場の上司に対する儀礼的慣習の実施状況 自宅に年始の挨拶訪問をする 1.0 95.3 3.7 年賀状を出す 50.6 12.8 36.6 お中元を送る 6.5 8.3 85.2 お歳暮を送る 7.0 8.8 84.2 行っている最近は行っていない以前から行っていない 図表 4 職場の上司に対する年賀状の送付状況 ( 性別 性 年代別 ) 性別 男性 (n=321) 53.0 13.7 33.3 女性 (n=280) 47.9 11.8 40.4 性 年代別 男性 20 代 (n= 38) 60.5 7.9 31.6 30 代 (n= 87) 55.2 11.5 33.3 40 代 (n=100) 54.0 15.0 31.0 50 代 (n= 96) 46.9 16.7 36.5 女性 20 代 (n= 42) 57.1 4.8 38.1 30 代 (n= 79) 53.2 11.4 35.4 40 代 (n= 84) 52.4 14.3 33.3 50 代 (n= 75) 32.0 13.3 54.7 行っている以前は行っていたが 最近は行っていない以前から行っていない 職場の上司に対する ( 上司の ) 自宅への年始の挨拶訪問 年賀状 お中元 お歳暮 といった儀礼的慣習の実施状況をたずねました 自宅に年始の挨拶訪問をする と回答した人の割合は 1.0% に過ぎず ほとんど行われていません ( 図表 3) 年賀状を出す と回答した人の割合は 50.6% で 年代があがるにつれて年賀状を出す人の割合が減っていきます ( 図表 4) お中元 と お歳暮 を送る人の割合はいずれも1 割未満でした ( 図表 3) 3

普段 一緒に飲みに行く人 行きたい人 一緒に飲みに行くのは 同性の同僚 が多く 上司 と飲みに行きたい人は多くない 図表 5 普段 誰と一緒に飲みに行くか 60 40 (%) 44.944.7 36.4 58.0 51.5 28.1 49.4 40.7 41.341.7 34.6 56.6 20 0 17.2 15.2 9.1 9.2 7.4 4.2 0.2 1.0 1.3 3.1-0.2-0.7-1.8-1.3 同性の上司 (n=485) 異性の上司 (n=379) 同性の同僚 (n=548) 異性の同僚 (n=435) 同性の部下 (n=446) 異性の部下 (n=376) ほぼ毎日行く週に1~2 回は行く月に1~2 回は行く年に数回行く程度全く行かない 職場に対象がいない を除く 70 60 50 (%) 図表 6 一緒に飲みに行きたい人 ( 性別 )< 複数回答 > 67.2 67.6 66.8 40 30 20 10 17.5 10.1 27.0 19.0 9.8-23.4 24.3 20.1 19.0 14.3 3.7 11.1 17.5 31.1 12.9 4.6 21.4 0 全体 (n=601) 男性 (n=321) 女性 (n=280) 同性の上司異性の上司同性の同僚異性の同僚同性の部下異性の部下いない ( 誰とも行きたくない ) 普段 誰と一緒に飲みに行くのかをたずねたところ 1 年間で飲みに行く頻度が最も多かったのは 同性の同僚 で 71.9%( ほぼ毎日 0.2%+ 週に1~2 回 3.1%+ 月に 1~2 回 17.2%+ 年に数回 51.5%) でした ( 図表 5) 次に 同性の部下 (58.3%) 同性の上司 (55.3%) と続きます 全く行かない という割合は 同性の同僚 を除いて いずれも4 割を超えました 次に 職場の中で 一緒に飲みに行きたい人をたずねたところ 同性の同僚 が 67.2% で最も多く 異性の同僚 が 27.0% いない( 誰とも行きたくない ) が 20.1% で続きました ( 図表 6) 性別にみると 男性にとっては異性の上司 女性にとっては同性の上司の回答が少なくなっていますが 女性の上司が少ないことが影響していると考えられます また ( 同性 異性の ) 上司 と飲みに行きたい人の割合は 男性女性ともに年代が上がるにつれて減少していきます ( 図表省略 ) 4

上司と飲み行く機会 支払い負担 過半数の人は上司と飲みに行く機会が減っている 上司が全額おごるのは約 2 割 図表 7 上司と飲みに行く機会 ( 性別 ) 全体 (n=336) 1.2 40.2 17.9 34.5 6.3 男性 (n=206) 1.0 41.3 19.9 33.0 4.9 女性 (n=130) 1.5 8.5 38.5 14.6 36.9 かなり増えた少し増えた変わらない少し減ったかなり減った 上司と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 図表 8 上司と飲みに行った際の支払い負担 ( 性別 ) 全体 ( n=336) 22.0 19.6 31.5 26.2 0.6 男性 (n=206) 17.5 18.9 33.0 30.1 0.5 女性 (n=130) 29.2 20.8 29.2 20.0 0.8 全部上司が払う 上司の金額がかなり多め 上司の金額がやや多め ほぼ均等の金額で割り勘 自分の金額が多め 上司と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 以前にくらべて上司と飲みに行く機会に変化があるかをたずねました 全体では かなり減った という回答割合が 34.5% 少し減った が 17.9% であり 減 ったという回答が過半数を占めました ( 図表 7) なお 減ったと回答した割合は概ね年代 があがるにつれて高くなります ( 図表省略 ) 次に 上司と飲みに行った際の飲み代の支払い負担についてたずねました 全体では 全部上司 が 22.0% 上司がかなり多め が 19.6% 上司がやや多め が 31.5% で 上司が多く払う場合が約 7 割となりました ( 図表 8) ほぼ均等の金額で割り勘 は 男性で約 3 割ですが 女性では2 割にとどまり 女性の場合は上司が多く出す割合が高くなっています なお 同僚と飲みに行く機会についてたずねたところ 約半数の人が減った ( かなり減った 28.4%+ 少し減った 21.5%) と回答しました 性別年代別にみると 男性女性ともに 30 代以降で減ったという回答割合が多くなっています ( 図表省略 ) 5

上司と飲みに行きたいか?... 上司と飲みに... 行きたい人は4 割強 上司と飲みに行きたくない人は約 5 割 図表 9 上司と飲みに行きたいと思うか ( 性別 性 年代別 ) 全体 (n=336) 8.0 34.5 41.7 7.4 8.3 性別 男性 (n=206) 8.3 35.4 42.2 6.8 7.3 女性 (n=130) 7.7 33.1 40.8 8.5 10.0 性 年代別 男性 20 代 (n= 27) 11.1 33.3 40.7 3.7 11.1 30 代 (n= 60) 8.3 48.3 21.7 10.0 11.7 40 代 (n= 62) 9.7 25.8 53.2 6.5 4.8 50 代 (n= 57) 5.3 33.3 52.6 5.3 3.5 女性 20 代 (n= 30) 6.7 46.7 36.7 3.3 6.7 30 代 (n= 41) 12.2 36.6 26.8 14.6 9.8 40 代 (n= 32) 9.4 28.1 43.8 9.4 9.4 50 代 (n= 27) - 18.5 63.0 3.7 14.8 行きたいどちらかといえば行きたいどちらかといえば行きたくない行きたくないわからない 上司と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 上司と飲みに行きたいかをたずねました 飲みに行きたいと回答した人の割合が 42.5%( 行きたい 8.0%+ どちらかといえば行きたい 34.5%) で 行きたくないは 49.1%( 行きたくない 7.4%+ どちらかといえば行きたくない 41.7%) となり ほぼ半々の回答となりました ( 図表 9) 性別年代別でみると 男性では 30 代で行きたい ( 行きたい + どちらかといえば行きたい 以下同じ ) が 56.6% と突出して高い割合を占めました 一方 40 代以降で行きたい人の割合は4 割未満となります 女性では 20 代で行きたい割合が5 割を超えますが 年齢が高くなるにつれその割合は低くなり 50 代では2 割未満となります 6

部下と飲みに行く機会 支払い負担 約 5 割の人は部下と飲みに行く機会が減っている 部下と飲みに行った場合 割り勘は 3 割 図表 10 部下と飲みに行く機会 ( 性別 ) 全体 (n=266) 1.1 9.4 41.0 25.2 23.3 男性 (n=183) 1.1 8.7 41.0 26.2 23.0 女性 (n= 83) 1.2 10.8 41.0 22.9 24.1 かなり増えた少し増えた変わらない少し減ったかなり減った 部下と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 図表 11 部下と飲みに行った際の支払い負担 ( 性別 ) 全体 (n=266) 9.4 23.7 36.1 30.5 0.4 男性 (n=183) 12.0 26.2 37.7 23.5 0.5 女性 (n= 83) 3.6 18.1 32.5 45.8 - 全部自分が払う 自分の金額がかなり多め 自分の金額がやや多め ほぼ均等の金額で割り勘 部下の金額が多め 部下と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 以前にくらべて部下と飲みに行く機会に変化があるかをたずねました 全体では減ったと回答した割合が 48.5%( かなり減った 23.3%+ 少し減った 25.2%) となりました ( 図表 10) ただし 増えたと回答した割合が 10.5%( かなり増えた 1.1% + 少し増えた 9.4%) あり 特に男性 40 代 女性 20 代 30 代で1 割以上が 増えた としています ( 図表省略 ) 次に 部下と飲みに行った際の飲み代の支払い負担についてたずねました 全体では 全部上司 が 9.4% で 男性では自分 ( 上司 ) が多く支払う割合が高くなっています ( 図表 11) 中でも男性 20 代では 全部上司 が 22.2% を占めていました 一方 女性では半数に近い 45.8% が割り勘でした 7

部下と飲みに行きたいか? 部下と飲みに行きたい人は約 5 割 図表 12 部下と飲みに行きたいと思うか ( 性別 ) 全体 (n=264) 8.0 43.6 26.1 5.3 17.0 性別 男性 (n=181) 8.8 48.1 23.8 2.8 16.6 女性 (n= 83) 6.0 33.7 31.3 10.8 18.1 性 年代別 男性 20 代 (n= 18) 5.6 55.6 5.6-33.3 30 代 (n= 50) 12.0 46.0 20.0-22.0 40 代 (n= 60) 10.0 43.3 26.7 6.7 13.3 50 代 (n= 53) 5.7 52.8 30.2 1.9 9.4 女性 20 代 (n= 19) 10.5 47.4 21.1 5.3 15.8 30 代 (n= 21) - 47.6 9.5 19.0 23.8 40 代 (n= 26) 7.7 23.1 50.0 7.7 11.5 50 代 (n= 17) 5.9 17.6 41.2 11.8 23.5 行きたいどちらかといえば行きたいどちらかといえば行きたくない行きたくないわからない 部下と飲みに行くと回答した人 ( 図表 5) の回答結果 部下と飲みに行きたいかをたずねました 飲みに行きたいと回答した割合は 51.6%( 行きたい 8.0%+ どちらかといえば行きたい 43.6%) となり過半数を超えました ( 図表 12) 男性は全年代を通じて行きたい ( 行きたい + どちらかといえば行きたい 以下同じ ) が 50% 以上を占めますが 女性は年代が上がるにつれてその割合が減少します 8

上司 ( 部下 ) と飲みに行きたい ( 行きたくない ) 理由は?... 飲みに行きたい理由のトップは 上司も部下も 人間関係を築くため...... 飲みに行きたくない理由の上位は 仕事の話だけ 時間 お金がもったいない... 図表 13 上司 部下と飲みに行きたい理由 ( 性別 )< 複数回答 > (%) 上司と飲みに行きたい理由 部下と飲みに行きたい理由 (%) 100 80 60 40 20 0 0 20 40 60 80 100 72.0 上司との人間関係を築くため 部下との人間関係を築くため 86.8 44.8 人と一緒に飲むのが好きだから 人と一緒に飲むのが好きだから 37.5 40.6 仕事のアドバイスを受けたいから 仕事のアドバイスをしたいから 32.4 21.0 おごってもらえるから 自分のストレスを発散したいから 17.6 16.8 自分のストレスを発散したいから 部下の人間性教育のため 15.4 9.1 食事をしたいから 食事をしたいから 8.1 4.2 その他 その他 2.2 n=143 - 家に帰りたくないから 家に帰りたくないから - n=136 上司と飲みに行きたいと回答した人 ( 図表 9) の回答 部下と飲みに行きたいと回答した人 ( 図表 12) の回答... 図表 14 上司 部下と飲みに行きたくない理由 ( 性別 )< 複数回答 > (%) 上司と飲みに行きたくない理由 100 80 60 40 20 0 部下と飲みに行きたくない理由 (%) 0 20 40 60 80 100 47.3 仕事の話ばかりでつまらないから 時間がもったいないから 53.0 42.4 時間がもったいないから お金がもったいないから 43.4 31.5 お金がもったいないから 仕事の話ばかりでつまらないから 32.5 18.8 上司が人間的に嫌いだから お酒が嫌いだ ( 飲めない ) から 26.5 15.8 お酒が嫌いだ ( 飲めない ) から 部下が人間的に嫌いだから 9.6 12.1 その他 人と一緒に飲むのが嫌いだから 7.2 10.9 上司の酒癖が悪いから 部下の酒癖が悪いから 6.0 n=165 3.0 人と一緒に飲むのが嫌いだから その他 4.8 n=83 上司と飲みに行きたくないと回答した人 ( 図表 9) の回答 部下と飲みに行きたくないと回答した人 ( 図表 12) の回答 9

... 上司と飲みに行きたい理由をたずねたところ 上司との人間関係を築くため が 72.0% で最も多く 人と一緒に飲むのが好きだから (44.8%) 仕事のアドバイスを受けたい から (40.6%) が続きました ( 図表 13)... 一方 部下と飲みに行きたい理由をたずねたところ 部下との人間関係を築くため が 86.8% で最も多く 人と一緒に飲むのが好きだから (37.5%) 仕事のアドバイスをした いから (32.4%) となりました すなわち 上司も部下も互いに飲みに行きたい理由の上位は全く同じでした... 逆に 上司と飲みに行きたくない理由をたずねたところ 仕事の話ばかりでつまらな いから が 47.3% で最も多く 時間がもったいないから (42.4%) お金がもったいな いから (31.5%) で続きました ( 図表 14)... 一方 部下と飲みに行きたくない理由は 時間がもったいないから が 53.0% で最も高 く お金がもったいないから (43.4%) 仕事の話ばかりでつまらないから (32.5%) となりました 順位は異なりますが 飲みに行きたくない理由の上位についても 上司と部下で同じも のとなりました...... 飲みに行きたい理由 行きたくない理由の上位をみると 上司部下ともに同じものとな っています 互いに人間関係の構築 もしくは仕事のアドバイスを目的に飲みに行くものの 仕事の話だけになってしまったり 互いの距離感を縮められぬままとなっているようです 飲みに行く目的が果たせないことが 飲みに行く機会の減少のひとつの要因かもしれません 10

飲み会などのコミュニケーションの場は必要か? 4 人のうち 3 人は飲み会などのコミュニケーションが必要と感じている 図表 15 仕事に関係のないコミュニケーションの場は必要か ( 性別 性 年代別 ) 全体 (n=601) 12.6 62.7 17.6 5.5 1.5 性別 男性 (n=321) 16.2 64.5 12.1 5.6 1.6 女性 (n=280) 8.6 60.7 23.9 5.4 1.4 性 年代別 男性 20 代 (n= 38) 21.1 60.5 10.5 5.3 2.6 30 代 (n= 87) 20.7 64.4 8.0 5.7 1.1 40 代 (n=100) 14.0 63.0 14.0 8.0 1.0 50 代 (n= 96) 12.5 67.7 14.6 3.1 2.1 女性 20 代 (n= 42) 11.9 64.3 19.0 4.8-30 代 (n= 79) 6.3 65.8 17.7 8.9 1.3 40 代 (n= 84) 13.1 57.1 25.0 3.6 1.2 50 代 (n= 75) 4.0 57.3 32.0 4.0 2.7 絶対に必要ある程度は必要あまり必要ではない全く必要ではないわからない 職場の人間関係を維持するためには 飲み会など仕事に関係のないコミュニケーションの場が必要と思うかをたずねました 必要だと回答した割合は 75.3%( 絶対に必要 12.6%+ ある程度は必要 62.7%) と 4 人のうち約 3 人が必要と思っていることがわかりました ( 図表 15) 性別では 男性の約 8 割が必要と思っているのに対し 女性では約 7 割にとどまります 性別年代別にみると 男性の 20 代 30 代で 絶対に必要 という回答が約 2 割を占めました 女性では年代があがるにつれて 必要 ( 絶対に必要 + ある程度は必要 ) という回答割合が減少していきます 11

職場外での交流 職場の人との カラオケ は 15.5% 麻雀 は 1.5% ゴルフ は 5.5% 家族ぐるみのお付き合い は 9.2% 図表 16 仕事の時間外や休日などでの職場の人との交流 ( 性別 ) カラオケ 全体 (n=601) 0.5 15.0 22.8 61.7 性別 男性 (n=321) 0.6 18.4 22.4 58.6 女性 (n=280) 0.4 11.1 23.2 65.4 麻雀 全体 (n=601) 1.5 性別 6.7 男性 (n=321) 2.8 11.8 女性 (n=280) - 0.7 ゴルフ 4.5 全体 (n=601) 1.0 10.1 性別 6.9 男性 (n=321) 1.9 15.0 女性 (n=280) - 1.8 4.6 91.8 85.4 99.3 84.4 76.3 93.6 家族ぐるみ 全体 (n=601) 0.5 8.7 性別 男性 (n=321) - 9.3 女性 (n=280) 1.1 7.9 10.0 6.1 13.4 80.9 85.0 77.3 頻繁に行っている以前はしていたが 最近は行っていない たまには行っている以前から行っていない 普段の仕事外の時間や休日などに 職場の人と カラオケ 麻雀 ゴルフ 家族ぐるみのお付き合い を行っているかをたずねました これらのなかで 最も行っている頻度が多かったのは カラオケ でしたが 行っているという回答割合 ( 頻繁に行っている たまには行っている の合計 以下同じ) は 15% 強にすぎません ( 図表 16) 麻雀は女性で行っている人は誰もいませんでした ゴルフは男性で9% 弱が行っており 女性では 頻繁に行っている 人はいないものの たまに行っている 人が約 2% いました 家族ぐるみのお付き合いは9% 強の人が行っています 男性で 頻繁に行っている 人はいませんが 女性 20 代で 頻繁に行っている 人が5% 弱いました ( 図表省略 ) 12

コミュニケーションがとれている人 いない人... 職場でコミュニケーションがよくとれている..... 人は 同性の同僚 よくとれていない人は ( 同性 異性の ) 上司 図表 17 コミュニケーションがとれている人 とれていない人 < 複数回答 > (%) 80 コミュニケーションがよくとれている 60 40 20 0 コミュニケーションがよくとれていない 0 20 40 60 (%) 80 26.5 同性の上司 30.6 14.5 異性の上司 26.3 73.2 同性の同僚 10.6 20.1 異性の同僚 11.8 27.1 同性の部下 7.5 8.3 異性の部下 13.6 8.5 いないいない 30.4 n=601...... 職場の中で 普段コミュニケーションがよくとれている と思う人と よくとれていな. い と思う人をあげてもらいました... まず よくとれている と思う人は 同性の同僚 が 73.2% で最多となりました ( 図 表 17) ついで 同性の部下 (27.1%) 同性の上司 (26.5%) となり 同性が上位を 占めました... 一方 よくとれていない と思う人は 上司 ( 同性の上司 (30.6%) 異性の上司 (26.3%)) をあげた人が同僚 部下よりも圧倒的に多くなっています ただし いない ( 全員ととれている ) も 3 割いました 13

コミュニケーションは得意か? コミュニケーションが苦手と思う人が 5 割以上 男性よりも女性の方が得意と思う人が多い 図表 18 あなた自身は 自分はコミュニケーションが得意だと思いますか?( 性別 性 年代別 ) 全体 (n=601) 6.0 30.8 38.8 13.3 11.1 性別 男性 (n=321) 6.5 27.4 40.2 15.0 10.9 女性 (n=280) 5.4 34.6 37.1 11.4 11.4 性 年代別 男性 20 代 (n= 38) 7.9 28.9 39.5 18.4 5.3 30 代 (n= 87) 8.0 27.6 39.1 10.3 14.9 40 代 (n=100) 7.0 22.0 40.0 20.0 11.0 50 代 (n= 96) 4.2 32.3 41.7 12.5 9.4 女性 20 代 (n= 42) 7.1 40.5 42.9 4.8 4.8 30 代 (n= 79) 3.8 31.6 38.0 17.7 8.9 40 代 (n= 84) 4.8 35.7 33.3 14.3 11.9 50 代 (n= 75) 6.7 33.3 37.3 5.3 17.3 得意どちらかといえば得意どちらかといえば苦手苦手わからない 自分自身のコミュニケーションについて得意か否かをたずねました コミュニケーションが得意という回答割合は 36.8%( 得意 6.0%+ どちらかといえば得意 30.8%) でした ( 図表 18) 一方 苦手( 苦手 13.3%+ どちらかといえば苦手 38.8%) の回答割合は 52.1% であり コミュニケーションが苦手と考えている人が多いことがわかりました 性別にみると 男性よりも女性の方が得意という回答割合が高くなっています ( 男性 34.0% 女性 40.0%) 特に 女性の 20 代では得意という回答が 47.6%( 得意 7.1%+ どちらかといえば得意 40.5%) と高い割合を占めました 14

研究員のコメント 調査の結果をみると 上司部下の関係 同性異性の関係がポイントとなりました 昼食を一緒に食べる人 一緒に飲みに行く人 行きたい人 コミュニケーションがよくとれている人のいずれにおいても 同性の同僚 という回答割合が高く 上司 や 異性 に対する回答割合は低くなりました 上司については 昼食や飲みに行くという職場外においても 上司部下という上下関係から解放されるものではありません 誰しもよりリラックスできる同僚を優先したいという気持ちになるのはやむを得ないことでしょう また 女性の社会進出が進むにつれて 男性からすると異性の上司 同僚 部下が職場に増えてきました 同僚や部下であっても 男性女性ともに異性よりも同性の方がコミュニケーションをとりやすいと感じています しかしながら 業務を円滑に行っていくためには 性別にかかわらず上司部下が互いに信頼感をもつことが大切です そのためにも上司部下のコミュニケーションの機会を増やし 単なる上下関係ではなく人間関係を築いていくことが必要となります 今回の調査でも 上司と飲みに行きたい理由 と 部下と飲みに行きたい理由 のトップはどちらも人間関係を築くためでした 一方 上司もしくは部下と飲みに行きたくない理由の上位も 仕事の話ばかりでつまらないから 時間がもったいないから お金がもったいないから で同じでした 職場の人と飲みに行く場合 仕事の話が話題となることは少なくありません しかし 職場を離れてもなお仕事の話ばかりでは 職場にいるのとなんら変わりません また 時間やお金がもったいないと感じるようでは 人間関係を深めることはできません 飲みに行く目的はその都度異なるでしょうが 職場を離れた以上は 誰しも楽しめる会話もするべきではないでしょうか 一方 カラオケ や 麻雀 ゴルフ 家族ぐるみのお付き合い 年始の挨拶訪問 を行っている人は限られました 趣味や家族までも職場の人と付き合いたいとは考えないのでしょう これに対し 職場の人と飲みに行くことはコミュニケーションを図る場として必要と思う人が4 人中 3 人いました こうしたことから 職場の人と飲みに行くことは オンとオフの間のほどほどの位置にあるのではないでしょうか 上司に年賀状を出している人は約半数でしたが こうした儀礼的な挨拶などは全般的に行われなくなってきました 仕事後 飲みに行くだけではなく 日々の業務時間におけるコミュニケーションの機会を 上司部下がそれぞれ意識的に作ることで よりよい職場の人間関係が築けるのではないでしょうか ( 研究開発室副主任研究員室井謙一 ) 15