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東京電力が取り組む福島復興推進策

原子力損害賠償の進捗状況について < 原子力損害賠償のご請求 お支払い等実績 > ご請求について 個人 年 7 月 13 日現在 法人 個人事業主など ご請求書受付件数 ( 延べ件数 ) 約 2,375,000 件約 481,000 件 本賠償の状況について 本賠償の件数 ( 延べ件数

トピックス 福島復興本社 5 年の軌跡 福島復興本社は 原子力事故で被災された方々への賠償 除染 復興などを 迅速かつ一元的に意思決定し 福島県の皆さまのニーズにきめ細やかに対応するため 2013 年 1 月に双葉郡の J ヴィレッジに設立いたしました 2016 年 3 月には 地域に一層寄り添った

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福島復興への責任を果たすために ~ 福島復興へ向けた取り組み ~ ( 第 11 版 ) 2019 年 3 月 26 日 東京電力ホールディングス株式会社福島復興本社


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福島広報部

平成 24 年 11 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁福島県大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 全世帯主 ( 分散避難している場合は それぞれの代表者 ) 5,378 世帯 2. 調査時期 : 平成 24 年 9 月 7 日 ( 金 )~9 月 24 日 ( 月 )

資料2

平成 30 年 3 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁 福島県 大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 世帯の代表者 (5,218 世帯 ) 2. 調査時期 : 平成 30 年 1 月 4 日 ~1 月 18 日 3. 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 4. 回答者数 :

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参考資料 国道 6 号及び県道 36 号に関する帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更について : 通行証確認が不要となるルート : 引き続き通行証確認が必要なルート : 帰還困難区域

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資料 2 原 災害からの福島復興の進捗について 平成 30 年 3 原 災害対策本部

2. 調査対象 国道 114 号等を自動車で通行する運転手等の被ばく線量 国道 114 号等で 事故 車両の故障等のために車外に待機した運転手等の被ばく線量 3. 調査方法 (1) 調査対象区間 ( 図 1) 経路 1: 国道 114 号川俣町 / 浪江町境界付近 ~ 浪江 IC 付近 [27.2k

資料 1 復興 8 年間の現状と課題 平成 31 年 3 月 8 日

避難指示区域等内の県立高等学校の状況 他校の施設や仮設校舎にサテライト校を開設して教育活動を展開してきたが ふたば未来学園高校や小高産業技術高校の開校など 新たなステージに移行 校名 相馬農業高校飯舘校 震災後の状況 双葉高校いわき明星大学サテライト ( いわき市 ) 平成浪江高校本宮高校サテライト

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

別添 表 1 供給力確保に向けた緊急設置電源 ( その 1) 設置場所 定格出力 2 発電開始 2 運転開始 公表日 3 姉崎火力発電所 約 0.6 万 kw (0.14 万 kw 4 台 ) 平成 23 年 4 月 24 日平成 23 年 4 月 27 日 平成 23 年 4 月 15 日 袖ケ浦


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避難状況 1. 避難先自治体 いわき市相馬市南相馬市 福島市 郡山市 会津若松市白河市 福島県内のの市町村 福島県外 n = 1, 現在の住居形態 応急仮設住宅 ( プレハブ型 無償 ) 応急仮設住宅

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復興 5 年間の現状と課題 ( 概要 ) 復興期間 10 年の折り返し平成 23~27 年度 集中復興期間 平成 28~32 年度 復興 創生期間 インフラ復旧は概ね終了 住宅の再建が最盛期 被災者の心身のケアや 産業の再生が重要 福島においては 順次 避難指示を解除 住民の帰還に向けた環境整備を進

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技術等検討小委員会 ( 第 2 回 ) 資料第 1 号 原子力発電所の 事故リスクコスト試算の考え方 原子力発電 核燃料サイクル技術等検討小委員会 ( 第 2 回 ) 平成 23 年 10 月 13 日 内閣府原子力政策担当室

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

賛同企業が提供するフィールドのイメージ 資料 年 11 月 20 日 大阪ガス株式会社 ハグミュージアム ( 外観 内観 ) 株式会社タブチ 本社工場 ( 外観 内観 ) 日立造船株式会社 先端情報技術センター ( 外観 内観 ) 以上

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1 トピックス 1 福島復興本社新復興推進体制のご紹介 2018 年 4 月 1 日より 福島復興本社の陣容が新しくなりました 復興が進み ひとりでも多くの皆さまにご帰還いただけるよう より一層地域の皆さまに寄り添った活動を加速させてまいります 福島への責任を果たす ことが我々の使命であり 原点であ

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バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

資料 1 申込代行事業者さまにご確認 ご対応いただく内容 1. 同封資料の内容について ご確認をお願いいたします 1 今回 当社からご確認させていただく対象は ( 資料 2) 今回確認の対象となる発電所一覧 に記載している発電所です 複数の発電所を申込みいただいた申込代行事業者さまについては ダイレ

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

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降下物中の 放射性物質 セシウムとヨウ素の降下量 福島県の経時変化 単位 MBq/km2/月 福島県双葉郡 I-131 Cs Cs-137 3 8,000,000 環境モニタリング 6,000,000 4,000,000 2,000,000 0 震災の影響等により 測定時期が2011年7

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2. 環境調査の経過報告について 7 月 25 日から開始している環境調査につきまして 夏調査 (8 月 3 日 ~8 月 6 日調査 ) の結果をご報告いたします 報告内容 期間 / 平成 30 年 7 月 25 日 ( 水 )~ 平成 31 年 7 月 10 日 ( 水 ) 内容 / 植物調査及

実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し

開通見通し等に関する総理及び国土交通大臣発言について 3 月 10 日 ( 火 ) 総理会見発言 ( 抜粋 ) 機密性 2 資料 1 JR 常磐線については 浪江 富岡間も含めて 将来的に 全線で運転を再開させる その方針を決定いたしました 今後 順次 開通を目指してまいります 3 月 10 日 (

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資料 3 前回の小委員会の振り返りについて 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 事務局

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(審17)参考2-1 自主的避難関連データ

資料 2 接続可能量 (2017 年度算定値 ) の算定について 平成 29 年 9 月資源エネルギー庁

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目次 はじめに P1 1. 避難指示の解除と帰還に向けた取組を拡充する P3 (1) 帰還に向けた安全 安心対策 (2) 復興の動きと連携した除染の推進等 (3) 福島再生加速化交付金を活用した帰還支援の着実な実施 (4) 避難指示解除の見通しの提示とそれに向けた環境整備の加速 (5) 帰還のための

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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年 7 月 2 6 日東京電力ホールテ ィンク ス株式会社福島復興本社 福島復興本社における賠償 除染 復興推進等に関する取り組み状況 ~ 福島復興への責任を果たすために ~ 〇原子力損害賠償の進捗状況 1 ~ 3 除染等推進活動状況 4 ~ 5 復興推進活動状況 6 ~ 8 流通促

(審36)参考1 モデル世帯における原子力損害に係る損害賠償額

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の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

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1. 避難指 の解除と帰還に向けた取組 (1) 村市 : 平成 26 年 4 1 避難指 解除準備区域を解除 避難指 解除から約 2 年が経過し 解除後の転 等も含めて の61% 世帯の68% ( 注 1) の が居住 <20km 圏内 > ( 平成 27 年 11 末時点 ) コミュニティの再 援

NITAS の基本機能 1. 経路探索条件の設定 (1) 交通モードの設定 交通モードの設定 とは どのような交通手段のネットワークを用いて経路探索を行うかを設定するものです NITASの交通モードは 大きく 人流 ( 旅客移動 ) 物流( 貨物移動 ) に分かれ それぞれのネットワークを用いた経路

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( 平成 28 年 10 月 31 日までの最新の測定値 ) Tamura city (The latest measured values up to Oct 31, 2016) 本宮市 Motomiya city 三春町 Miharu 郡山市 Koriyama city 小野町 On

原子力災害からの福島復興の加速のための基本指針 平成 28 年 12 月 20 日

2 各区域共通の留意点 避難指示解除準備区域 居住制限区域及び帰還困難区域についても引き続き避難指示が出されております 関係者以外の方の立入りはご遠慮いただくとともに 立入りの際の安全 安心確保のため 特に以下の点にご留意ください 1 道路 信号の復旧状況は地域によって異なります 車を運転される際に

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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福島復興への責任を果たすために ~ 福島復興へ向けた取り組み ~ 2017 年 3 月 28 日 東京電力ホールディングス株式会社福島復興本社

ごあいさつ 福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の事故により 今なお 発電所周辺地域の皆さま 社会の皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを 改めて深くお詫び申し上げます 昨年 3 月に福島復興本社を富岡町の浜通り電力所へ移転し またその後の避難指示解除に合わせ復興推進に携わる組織の一部を浜通り地域へ移転しました 震災から丸 6 年を迎え 今年の春には 浜通り地域の避難指示解除がさらに進みます 私ども福島復興本社は 福島復興のさらなる加速に向けて より一層地域の皆さまに寄り添った復興推進活動のための体制整備を進めてまいります 福島の復興 こそが私どもの原点であり 福島県にしっかりと根を下ろし 一日も早い福島復興を実現するために 社員一人ひとりが心を込めて活動にあたってまいります 2017 年 3 月福島復興本社代表石崎芳行 福島復興本社の組織体制 福島復興本社 設立 :2013 年 1 月 1 日代表 : 執行役副社長石崎芳行 約 3,500 人体制 ( 福島県内に従事する社員 :2017 年 3 月現在 ) 復興調整部 企画総務部 主な業務 : 国 自治体と連携した復興本社の戦略立案 地域からのご要望への対応策の立案設置場所 : 東京 福島 主な業務 : 復興本社諸計画の策定 各所と連携した地域対応設置場所 : 浜通り電力所 ( 総括箇所 ) 福島原子力補償相談室 除染推進室 復興推進室 福島広報部 各事務所 主な業務 : 賠償業務 ( 円滑かつ早期の貫徹 ) 設置場所 : 福島市 ( 総括箇所 ) 主な業務 : 除染業務 ( 国 自治体等による除染の実施 その後のフォローにおける人的 技術的貢献等 ) 設置場所 : 福島市 ( 総括箇所 ) 主な業務 : 復興推進業務 ( 帰還に向けた清掃 片付けや農業 商業再開など県内における人的貢献等 ) 設置場所 : 福島市 ( 総括箇所 ) 主な業務 : 広報業務 ( 県内の原子力 火力 水力発電所ならびに賠償 除染 復興推進の状況の広報活動等 ) 設置場所 : 福島市 浜通り電力所 福島市 いわき市 郡山市 会津若松市 南相馬市 楢葉町 福島県内の猪苗代電力所 浜通り電力所 広野火力発電所 福島第一原子力発電所 福島第二原子力発電所との協力体制を構築

本資料は 第六版 (2016 年 9 月発行 ) に記載した内容に その後の取り組みの追加や実績の更新等を行い 改めてとりまとめました 各取り組みの右上に 新規 更新 の表示あり 1. 復興に向けた当社の取り組み 1. 復興に向けた当社の取り組み ( ページ ) 1. 福島復興に向けた当社の取り組み 3 2. 雇用創出等福島復興に資する当社の取り組み 4 2. 除染推進活動 1. 市町村除染への対応 6 2. 国直轄除染への対応 9 3. モニタリングへの対応 12 4. 廃棄物 リサイクル等 15 5. 中間貯蔵への対応 16 6. 技術検討 開発 17 3. 復興推進活動 1. イベント対応 22 2. 見回り隊 駆けつけ隊 24 3. 清掃 片付け 25 4. 除草作業 28 5. 荷物運搬 整理 30 6. 仮設住宅の除雪 32 7. 一時帰宅対応 33 8. 介護研修会 ( 講師派遣等 ) 34 9. 福島県内への派遣活動 35 10. 刈払機の安全教育 35 11. 避難指示解除 に向けた取り組み 36 12. 営業再開に向けた対応 37 4. 原子力損害賠償について 1. 組織体制 38 2. 補償相談センター 38 3. 補償相談コールセンター 39 4. 補償推進ユニット 39 5. 福島県産品購入の取り組み 1. 福島県産品販売促進活動 40 2. ふくしま応援企業ネットワークの取り組み 41 6. 活動実績 1. 復興 除染推進活動の実績 42 2

1. 復興に向けた当社の取り組み 福島復興に向けた当社の取り組み 福島復興の加速に向けて より一層地域の皆さまに寄り添った復興推進活動や体制整備を推進しています 2016 年 3 月に福島復興本社を避難指示区域内の富岡町へ移転 2016 年度に南相馬市 ( 小高 ) 楢葉町 ( 木戸 ) に事務所を設置 大熊町内の新大熊単身寮に入居を開始するなど 地域により寄り添った体制を整備しました 雇用創出等福島復興に資する取り組みとして 世界最新鋭の石炭火力発電所を建設 運営する事業体制の構築 中小経年水力発電所の設備改修 福島新エネ社会構想の実現に向けた送電網建設 運営会社の設立 等を展開しています 勿来 IGCC パワー合同会社 2020.9 運転開始 ( 予定 ) 広野 IGCC パワー合同会社 2021.9 運転開始 ( 予定 ) 再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送電網の増強計画 ( 阿武隈山地 福島県沿岸部 ) 小高事務所 2016.8 開設 送電網 ( イメーシ ) 日橋川発電所 の設備改修 2016.8 工事開始 拡大図 福島第一原子力発電所 新福島変電所 の設備改修 2017.3 竣工 大熊町 福島第二原子力発電所 広野火力発電所 福島復興本社 2016.3 富岡町へ移転 新大熊単身寮 A 団地 2016.7 入居開始 新大熊単身寮 B 団地 2016.9 入居開始 1F 視察センター を旧エネルギー館へ 2016.11 移転 楢葉木戸事務所 2016.11 開設 3

1. 復興に向けた当社の取り組み 雇用創出等福島復興に資する当社の取り組み 世界最新鋭の石炭火力発電所を建設 運営する事業体制を構築 2016 年 10 月 三菱商事パワー ( 株 ) 三菱重工業 ( 株 ) 三菱電機 ( 株 ) 東京電力ホールディングス ( 株 ) と常磐共同火力 ( 株 ) の 5 社にて 勿来 IGCC パワー合同会社 1 と 広野 IGCC パワー合同会社 2 による 発電所の建設 運営を実施する事業体制を構築し 同月より準備工事に着手しています 今後 同事業を通じて 建設工事 資材発注および運用後の定期点検などによる産業基盤の創出の推進に貢献してまいります 1 5 社が出資 ( 三菱商事パワー ( 株 ) 三菱重工業 ( 株 ) 三菱電機 ( 株 ) 東京電力ホールディングス ( 株 ) 常磐共同火力 ( 株 )) 2 4 社が出資 ( 三菱商事パワー ( 株 ) 三菱重工業 ( 株 ) 三菱電機 ( 株 ) 東京電力ホールディングス ( 株 )) 勿来 IGCCパワー合同会社 (Nakoso IGCC Power GK) 設立 : 2016 年 8 月 2 日代表社員 : 三菱商事パワー ( 株 ) 資本金 : 100 百万円事業地 : 福島県いわき市岩間町設備規模 : 定格出力 54 万 kw 1 基運転開始 : 2020 年 9 月 ( 予定 ) 広野 IGCCパワー合同会社 (Hirono IGCC Power GK) 設立 : 2016 年 8 月 2 日代表社員 : 三菱商事パワー ( 株 ) 資本金 : 100 百万円事業地 : 福島県双葉郡広野町設備規模 : 定格出力 54 万 kw 1 基運転開始 : 2021 年 9 月 ( 予定 ) にっぱしがわ 中小経年水力発電所猪苗代水系 日橋川発電所 の設備改修 2016 年 8 月から既設発電設備の撤去工事を開始 2020 年度内の運用開始を予定しています 工事期間中の県内雇用の創出 県内事業者からの工事資機材等の調達を推進します FIT 制度適用に伴い得られた収益の一部を 教育 医療等の分野で 福島の復興に資する取り組みに拠出する方向で検討しています FIT 制度 (Feed-in Tariff) は 再生可能エネルギー源 ( 太陽光 風力 水力 地熱 バイオマス ) を用いて発電された電気を 国が定める固定価格で一定の期間電気事業者に買取りを義務づけるもので 2012 年 7 月 1 日にスタート ( 資源エネルギー庁 HP 参照 ) 改修工事概要 発電所の位置 発電設備の改修 発電所建屋の改修既設発電設備の撤去既設建屋の撤去発電設備の新設建屋の建設 水車発電機全 3 台 最大出力 10,600kW 11,000kW( 約 4% 増 ) 工事状況 ( 撤去工事 ) 4

1. 復興に向けた当社の取り組み 福島新エネ社会構想の実現に向けた送電網建設 運営事業会社の設立 福島新エネ社会構想 に基づく阿武隈山地および福島県沿岸部における再生可能エネルギーの導入拡大に向け 福島発電 東京電力ホールディングス 東邦銀行の 3 社により 送電線の建設ならびに運営を担う事業会社 福島送電合同会社 を 2017 年 3 月 15 日に設立しました 今後 同事業において 送電線 変電所の設計及び建設を進め 2020 年からの運用開始を目指してまいります 2016 年 3 月に 福島新エネ社会構想実現会議 が発足 同年 9 月に福島新エネ社会構想の取りまとめが行われた 事業会社の概要 事業イメージ 福島送電合同会社 設立 : 2017 年 3 月 15 日代表社員 : 福島発電 ( 株 ) 資本金 : 1,300 万円事業地 : ( 本社 ) 福島県福島市中町 5 番 21 号出資比率 : 福島発電 ( 株 )(39.2%) 東京電力ホールディングス ( 株 )(37.7%) ( 株 ) 東邦銀行 (23.1%) 事業内容 : 阿武隈山地 福島県沿岸部における送電線 変電所の設計及び建設など 発電事業者 再エネ事業者 送電線の設計 工事の費用負担に関する契約 送電線の維持 運用の費用負担に関する契約 FIT 買取に関する契約 一般送配電事業者 東京電力ハ ワーク リット 設備の工事費用に関する負担契約東京電力パワーグリッド 福島発電福島発電 ( 株 ) 送電事業者 福島送電合同会社 出資 東京電力東京電力ホールテ ィンク ス ( 株 ) 送電会社の送電網を使って再エネ事業者の電気を送る契約 ( 株 ) 東邦銀行東邦銀行 福島県再生可能エネルギー復興推進への協力 ( 新福島変電所の設備改修 ) 県内再生可能エネルギーの普及に向けて 新福島変電所内の機器改修工事や送電線接続工事が2017 年 3 月 17 日に竣工し これにより 合計 13 万 kwの再エネ接続が可能になりました 福島県再生可能エネルギー復興推進協議会 (2015 年 7 月設立 ) の会員として 各市町村のご要請に基づき 再エネ導入拡大に向けた技術的支援に積極的に取り組んでいます 改修イメージ 大熊線 1,2 号 (6 万ボルト ) 福島第一原子力発電所 夜の森線 1,2 号 (6 万ボルト ) 新福島変電所 岩井戸線 1,2 号 (6 万ボルト ) 福島第二原子力発電所 5

2. 除染推進活動 市町村除染等への対応 ( 通学路 ) 新規 実施日 : 2016 年 4 月 19 日 ~9 月 7 日 実施場所 : 福島県棚倉町 実施内容 : 棚倉町からの協力依頼により 生徒の皆さんの安心に資するデータ取得のため 通学路約 220km を対象に 自転車によるモニタリングを実施 通学路の測定のため 地表から 100cm および 50cm の高さで計測を実施 実 績 : 延べ 218 人 自転車モニタリング状況 自転車モニタリング装置の概要 市町村除染等への対応 ( 学校施設 ) 新規 実施日 : 2015 年 7 月 29 日 ~9 月 30 日 実施場所 : 福島県白河市 ( 白河市立第一小学校他 5 校 ) 実施内容 : 白河市からの協力依頼により 小中学校の定期モニタリング調査に協力 指向性モニタリング調査により 空間線量率に影響を与えている箇所についても評価 実 績 : 延べ 75 人 モニタリング状況 モニタリング状況 6

2. 除染推進活動 実施日 : 2014 年 8 月 29 日 ~9 月 12 日 市町村除染等への対応 ( 公共施設 ) 実施場所 : 福島県西郷村 ( 学校施設 4 箇所 ) 実施内容 : 西郷村からの協力依頼により 村内学校施設 4 校における植栽 側溝等の除染作業を実施 作業実施箇所の空間線量低減率 ( 地上 50 cm :50.2%~15.0% の低減 ) 実 績 : 12 日間延べ 172 人 除染作業の様子 実施日 : 2014 年 10 月 27 日 ~11 月 5 日 実施場所 : 福島県古殿町 ( 三株高原広場 ) 実施内容 : 古殿町からの協力依頼により 震災以降初となる来年の山開きに向け 三株山を訪れた方が広場でのキャンプ 催し物等を安心して楽しんで頂けるよう 除染作業を実施 作業実施箇所の空間線量低減率 ( 平均値 :14.0%) 実績 : 7 日間延べ82 人 実施日 : 2014 年 8 月 20 日 ~9 月 5 日 実施場所 : 福島県古殿町 ( 芝山自然公園 ) 実施内容 : 古殿町からの協力依頼により 地元の人々にも大切にされ 福島緑の百景 にも選ばれている芝山自然公園について除染作業を実施作業前後の空間線量率 ( 平均値 ): 0.86µSv/h 0.50µSv/h( 低減率 :42%) 実績 : 10 日間延べ129 人 除染作業の様子 除染作業の様子 実施日 : 2014 年 6 月 5 日 ~7 月 1 日 実施場所 : 福島県大玉村 ( 北部ふれあいセンター ) 実施内容 : 大玉村役場からの協力依頼により 地域住民の方々が利用される公共施設の除染作業を実施 実績 : 14 日間延べ94 人 除染作業の様子 7

2. 除染推進活動 市町村除染等への対応 ( 工場 ) 実施日 : 2014 年 10 月 29 日 ~2015 年 3 月 9 日 実施場所 : 福島県田村市 ( 中央化学株式会社東北工場 :2015 年 10 月 27 日竣工 ) 実施内容 : 田村市より 中央化学株式会社東北工場の早期再開に向けた取り組みへの協力依頼があり モニタリングや除染作業を実施 実績 : 延べ100 人 屋内のモニタリング状況 屋外の側溝部除染作業状況 市町村除染等への対応 ( 宅地 ) 実施日 : 除染作業中 2013 年 11 月 18 日 ~2015 年 3 月 13 日 ( 内 140 日間 ) 除染終了後 2014 年 11 月 17 日 ~2015 年 6 月 11 日 ( 内 64 日間 ) 実施場所 : 福島県桑折町 実施内容 : 桑折町からの協力依頼により 同町の管理基準に基づく住宅の除染作業を 2015 年 3 月までに終了するため 同町の管理業務補助として延べ 800 軒弱の除染作業中および終了後の線量等の状態確認に対応 実績 : 延べ 420 人 ( 除染作業中は延べ 303 人 除染終了後は延べ 117 人 ) 現場調査状況 ( 地表面の汚染密度の測定 ) 現場調査状況 ( 除染範囲把握のための測定 ) 8

2. 除染推進活動 国直轄除染への対応 ( 学校施設等 ) 実施日 : 2016 年 10 月 24 日 ~12 月 12 日 実施場所 : 福島県南相馬市小高区 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 福島県立小高産業技術高等学校 の 2017 年 4 月の開校に向け 学校生活に係る箇所 ( 学校敷地や小高駅前周辺等 ) のモニタリングを実施 実 績 : 延べ 19 人 新規 モニタリング状況 ( 学校敷地 ) モニタリング状況 ( 小高駅前周辺 ) 国直轄除染への対応 ( 農地 ) 実施日 : 2015 年 6 月 8 日 ~8 月 19 日 実施場所 : 福島県浪江町 川俣町 実施内容 : 除染特別地域内における一部農地においては 柳等の草木が繁茂しており 農地の復旧に向けた除染実施のため これらの除去が必要となっており そのため環境省からの協力依頼により 効率的な除去方法の評価のための現地対応等を実施 実 績 : 延べ 42 人 柳等の除去作業 現場対応状況 9

2. 除染推進活動 国直轄除染への対応 ( 帰還に向けた施策 ) 実施日 : 2014 年 5 月 ~ 実施場所 : 福島県飯館村 川俣町山木屋地区 実施内容 :2017 年 3 月末に避難指示の解除を迎える飯舘村 と川俣町山木屋地区において 環境省からの協力依頼により 解除前の確実な線量低減に向け 本格除染およびフォローアップ除染における線量確認や除染手法等提案のための現地調査を実施 実 帰還困難区域を除く 績 : 延べ約 11,000 人 新規 飯舘村モニタリング状況 ( 除染前の現地調査 ) 川俣町モニタリング状況 ( 除染中の線量確認状況 ) 飯舘村モニタリング状況 ( 除染中の線量確認状況 ) 国直轄除染への対応 ( 帰還後の安心に向けた施策 ) 更新 実施日 : 2015 年 5 月 ~ 実施場所 : 福島県南相馬市 川内村 葛尾村 楢葉町 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 楢葉町に加えて 2016 年の夏に避難指示が解除された南相馬市 川内村 葛尾村において 住民の方々がご不安に思われる箇所の現地調査や土壌除去等を同省と連携し実施中 実績 : 延べ約 1,360 人 (2016 年 2 月末現在 ) 簡易土壌除去状況 ( 南相馬市 ) 現地調査状況 ( 南相馬市 ) 現地調査状況 ( 川内村 ) 10

2. 除染推進活動 実施日 : 2014 年 9 月 4 日 ~12 月 1 日 国直轄除染への対応 ( 拠点設備 ) 実施場所 : 福島県双葉町 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 双葉町の帰還困難区域において コミュニティセンターや電話基地局等の復興拠点の除染工事実施に向け 当該施設の現地調査を実施 実 績 : 39 日間延べ 130 人 現場調査状況 ( 地表面の汚染密度の測定 ) 現場調査状況 ( 除染範囲把握のための測定 ) 実施日 : 2014 年 7 月 4 日 ~7 月 26 日 国直轄除染への対応 ( 墓地 ) 実施場所 : 福島県飯舘村長泥地区 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 墓地 3 箇所 ( 計約 8,000m2 ) の除染工事において 現場の工事監督業務を実施 実績 : 17 日間延べ52 人 砂利の剥ぎ取り前立ち会いの様子 除染作業 ( 表土剥ぎ ) の様子 11

2. 除染推進活動 モニタリングへの対応 ( 農業用施設 ) < 畜産再開に向けたモニタリングへの対応 > 実施日 : 2015 年 10 月 ~ 実施場所 : 福島県飯館村 楢葉町 実施内容 : 畜産再開に向けた取り組みにおいて 飯舘村および福島県農業総合センターからの協力依頼により 畜産再開に向け 牛の飼育環境における牛舎等の放射線量や飼料等の放射能濃度の測定 および個人線量測定を実施 実 績 : 延べ約 240 人 新規 飯舘村 ( 飼料のサンプル採取状況 ) < 農業用施設の運用再開に向けた対応 > 実施日 : 2016 年 2 月 9 日 ~2 月 10 日 実施場所 : 福島県南相馬市 実施内容 : 福島県からの協力依頼により 南相馬市内にある穀物の共同乾燥調製施設において 秋の収穫までの運用再開に向け各設備 周辺のモニタリングを実施 実績 : 延べ8 人 楢葉町 ( モニタリング状況 ( 牛舎 )) モニタリング用試料採取状況 モニタリングへの対応 ( 復興拠点等 ) 実施日 : 2015 年 12 月 14 日 ~2016 年 2 月 1 日 実施場所 : 福島県双葉町 富岡町 実施内容 : 原子力規制庁からの協力依頼により 環境放射線モニタリングの見直しに向け 双葉町及び富岡町の復興拠点等の区域およそ2km 四方を対象地域として 歩行モニタリング ( 歩行距離約 150km) による空間線量率の詳細測定やデータ分析等を実施 実績 : 延べ60 人 モニタリング状況 富岡町の測定結果 (100m メッシュ化 ) 環境放射線モニタリングの見直しについて ( 第 55 回原子力規制委員会資料 5) を基に作成 12

2. 除染推進活動 < 開通に向けた対応 > モニタリングへの対応 ( 常磐自動車道 ) 実施日 :2014 年 10 月 21 日 ~2015 年 1 月 27 日 実施場所 : 常磐自動車道広野 IC~ 南相馬 IC 間 (49.1km) ならはPA 国道 288 号及び県道 35 号の一部 (15.1km( 帰還困難区域 :6.5km)) 実施内容 : 内閣府原子力災害対策本部からの協力依頼を受け 常磐自動車道常磐富岡 IC~ 浪江 IC 間の開通に向けて 自動車等で通行した際の放射性物質の影響を確認するため 当該高速道路等の空間線量率の測定を実施 実績 :17 日間延べ26 人 ならは PA 歩行モニタリングの様子 走行モニタリングの様子 モニタリングへの対応 ( 避難指示区域の主要道路 ) 更新 実施日 : 2013 年 1 月 9 日 ~ 実施内容 : 内閣府 原子力規制委員会からの協力依頼により 福島県内の避難指示区域の主要道路 ( 約 1,633km) を走行サーベイ実施 (1 巡あたり 5 週間程度計測走行 ) 計測データを提出後 国から公表 2011 年 8 月に実施した第 1 巡目より継続的に対応 実績 : 延べ約 1,290 人 (2017 年 2 月末現在 第 26 巡目まで終了 ) 線量計 ( シンチレーション式サーヘ イメーター PC 走行サーベイの様子 車内の様子 13

2. 除染推進活動 モニタリングへの対応 (JR 常磐線 ) < 運転再開に向けた対応 > 実施日 :2016 年 2 月 9 日 6 月 10 日 実施場所 :JR 常磐線原ノ町駅 ~ 小高駅間 9.4km 実施内容 : 内閣府原子力災害対策本部からの協力依頼により JR 常磐線 ( 原ノ町駅 ~ 小高駅間 ) の運転再開に向け 同区間を走行する線路上及び列車内でのモニタリングを実施 列車内の測定においては 立っている状態や シートに座った状態を模擬し 各々の位置で計測を行い 測定結果を報告 列車内の空間線量率測定結果 : 0.05~0.13µSv/h 実 績 : 延べ 18 人 2016 年 7 月 8 日内閣府原子力災害対策本部公表資料より 列車内モニタリング状況 < 不通区間復旧に向けた対応 > 実施日 :2014 年 12 月 3 日 ~12 月 19 日 実施場所 :JR 常磐線富岡駅 ~ 浪江駅間 実施内容 : 内閣府原子力災害対策本部からの要請によりJR 常磐線の早期復旧に向けた検討のため 富岡駅から浪江駅間における 空間線量率分布の調査を実施帰還困難区域を中心とする約 20kmの区間において 線路上での歩行モニタリングや指定された地点での線路横断方向の定点測定を実施 実 績 :5 日間延べ 23 人 列車内計測器の設置状況 測定値 <1.0 1.0 測定値 <1.9 1.9 測定値 <3.8 3.8 測定値 <9.5 9.5 測定値 <19.0 19.0 測定値 単位は全て µsv/h 歩行モニタリンク 装置を用いた測定 電離式サーヘ イメータを用いた測定 モニタリングマップ歩行モニタリング結果地上 1m:2014.12.3~12.5 14

2. 除染推進活動 廃棄物 リサイクル等 < 滞留牛ふん堆肥の流通回復 > 実施日 :2013 年 5 月 23 日 ( 初回運搬 )~2016 年 6 月末 実施内容 : 暫定許容値 (400Bq/kg) 以下の滞留堆肥の流通を促進させるため 県及び地元自治体等が 各地域の滞留堆肥供給者と受け入れ先とのマッチングの調整を行い 当社堆肥の運搬 散布作業の手配を実施 取組実績 : 県内 17の地域協議会等と実施協定を締結し 各地域で実施 最終的な滞留解消量は 延べ約 10 万 2 千トンこれは約 5 千ヘクタール の畑への散布に相当 ( 東京ドーム1,091 個分 ) ( 単位 : トン ) 120000 100000 80000 60000 40000 20000 0 1 トンの堆肥の散布面積を 5 アールとして算出 運搬 散布処理量 ( 目標量 97,000 トン ) 102,060 散布準備 散布 2013.4 2013.7 2013.1 2014.1 2014.4 2014.7 2014.1 2015.1 2015.4 2015.7 2015.1 2016.1 2016.4 滞留堆肥の解消量 ( 累計 ) 堆肥散布の状況 < 海岸防災林の再生に向けた対応 > 実施日 : 2016 年 4 月 15 日 ~4 月 16 日 実施場所 : 福島県相馬市 実施内容 : 津波により被害を受けた海岸防災林の再生に向けてNPO 法人日本バーク堆肥協会が主催する植栽活動に参加相馬市磯部地区において クロマツの植栽作業を実施 実績 : 延べ15 人 クロマツの植栽 < 避難指示区域内残置自動車 > 実施日 : 2013 年 9 月 ~ 継続中 実施場所 : 福島県富岡町 楢葉町 浪江町 大熊町 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 公道および公共施設に残された自動車の実態調査を 富岡町 楢葉町 浪江町 大熊町で順次実施し 当社に賠償請求中および賠償済みの残置自動車 について 撤去 処分に関するご意向確認の案内文書を所有者さまに発送 ( 最近では 2015 年 12 月に浪江町分を発送 ) 公道 公共施設 ご自宅等にやむを得ず残された自動車が対象 実績 : 延べ約 390 人 (2017 年 2 月末現在 ) 更新 現地調査状況 15

2. 除染推進活動 中間貯蔵への対応 ( 輸送に係る講習会 ) 新規 実施日 :2016 年 5 月 ~ 実施場所 : 福島県内 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 除去土壌等の輸送を安全かつ円滑に実施するため 仮置場の解体 輸送業務監督員等への講習会に対応 輸送量の増大に伴い 新たに監督業務に就かれる方々に向け 試験 ( パイロット ) 輸送時の経験に基づき 仮置場からの除去土壌等搬出時の確認項目や着目点等についての説明を実施 実績 : 延べ24 人 講習会 ( 机上 ) の状況 講習会 ( 仮置き場 ) の状況 解説 可燃物の自然減容により容量が減った保管容器を集約 講習会資料 ( ポイント集 ) の一例 中間貯蔵への対応 ( 輸送実施に向けた事前調査 ) 新規 実施日 :2016 年 4 月 ~ 実施場所 : 福島県内 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 2016 年度の仮置場からの除去土壌等の輸送実施に向けた対応に協力 パイロット ( 試験 ) 輸送時の実績を活かし 輸送規模拡大を踏まえた 仮置場からの円滑な搬出のための事前調査等に対応中 実績 : 延べ1,052 人 現場調査状況 ( 仮置場入口の寸法確認 調査項目の一例 16

2. 除染推進活動 中間貯蔵への対応 ( パイロット ( 試験 ) 輸送 ) 実施日 :2015 年 3 月 13 日 ~2016 年 3 月 28 日 実施場所 : 福島県内 実施内容 : 環境省からの協力依頼により 大量の除染土壌等を輸送する段階に向け 安全かつ確実な輸送を実施できることを確認するためのパイロット ( 試験 ) 輸送へ協力仮置場の解体 搬出時の工事監督補助や 課題抽出 解決に向けた検証業務を実施 実績 : 延べ2,772 人 仮置場の解体 搬出時の工事監督補助 検証した項目 仮置場等 現場状況 輸送 保管場 保管場 仮置場 仮置場からの円滑な搬出のための方法等 輸送ルートのモニタリング例 輸送による再汚染の有無 高速 PA( 輸送車両休憩所 ) における線量変化の有無等 進入路 保管場の線量低減に向けた対応策 輸送車両のスクリーニング結果の評価等 技術開発 展開 ( 指向性モニタリング装置の開発 ) 実施期間 : 2012 年 4 月 ~2014 年 1 月 実施内容 : 従来のモニタリング機能に加え どの方向からの空間線量率の影響が大きいか定量的に評価できれば 効果的な除染に繋がると考え 指向性を向上させたモニタリング装置を開発具体的な開発ポイントは 指向性をもたせた空間線量率の方法とその装置の開発 効率的に全方位を評価する方法と測定結果の表示方法 測定の様子 開発した指向性モニタリング装置 17

2. 除染推進活動 技術開発 展開 ( 個人線量マップの活用 1) 実施日 :2016 年 9 月 15 日 ~9 月 27 日 実施場所 : 葛尾村 実施内容 : 葛尾村からの協力依頼により 日山に登山する方々への情報提供を目的に 山頂および葛尾登山道のモニタリングを実施 空間線量率測定に加え 個人線量についても 山頂まで約 4km の行程を登山し測定 空間線量率 ( 地上高 1m) の平均値 : 山頂 0.29µSv/h 登山道 0.51µSv/h 個人線量 ( 山頂までの往復 山頂滞在含めて 6 時間の場合 ): 約 2µSv/ 回 新規 実 績 : 延べ 7 人 日山神社前 ( 山頂 ) での測定状況 葛尾登山道での測定状況 登山道の個人線量マップ 技術開発 展開 ( 個人線量マップの活用 2) 実施日 :2016 年 7 月 11 日 ~11 月 26 日 実施内容 : 日本 ベラルーシ友好訪問団 2016 に参加された福島県浜通りの高校生(20 名程度 ) の皆さまの ベラルーシ共和国訪問時の個人線量計測の支援を実施 渡航時および現地活動時の計測データに基づく個人線量マップの作成や 視察報告会 における技術サポートを実施 実 国際フォーラム 被災地から考える 30 年後の故郷に贈る福島県浜通り高校生ベラルーシ共和国視察報告 績 : 延べ 10 人 新規 事前打合せ ( 技術サポート ) 状況 視察報告会の様子 18

2. 除染推進活動 技術開発 展開 ( 個人線量計および GPS を活用した 個人線量マップ作製ソフト の開発 ) 実施日 :2016 年 4 月 ~6 月 概 要 : 空間線量率ではなく 個人線量ベースのマップ作製を容易に可能 1 とするソフトウェアを独自開発 1 当ソフトのご利用には 汎用品の個人線量計 2 と GPS 端末が必要となります 2 高精度な線量マップ作成には 高頻度 (1 分単位 ) で計測可能な個人線量計を推奨 ( 富士電機製 DOSEe-nano 等 ) 以下機能を備えたソフトウェアの開発は国内初 ( 当社調べ ) 個人線量を行動に沿ってマッピング ( 線量レベルを色で表示 ) 移動時あるいは滞在箇所を自動判別し その個人線量を地図上に表示 Google マップ上にも視覚的に表示可能 活用 展開 :2016 年 6 月 29 日より当社ホームページにて公開中 広くご活用いただけるよう 国 自治体 学術機関等へのご紹介を展開中 当ソフトを活用した帰還 復興への取り組み等に 当社としてサポートを実施予定 ご活用例 : ご自宅や通学路等の個人線量の把握 複数の移動経路ごとの個人線量の比較 など 個人線量マップ ( 復興本社から福島市内までの代表的な 3 ルートの事例 ) PC 画面表示イメージ 滞在時 における個人線量の可視化 ルート 1 凡例 1 時間値の個人線量 (μsv/h) 0.1 滞在した場所を自動判別してタグで表示タグの色で滞在時の個人線量 (1 時間値 ) が直感的に理解できる ルート 2 移動時 における個人線量の可視化 ルート 3 凡例 1 時間値の個人線量 (μsv/h) 0.1-0.2 0.1 個人線量を移動経路上に色で示すことにより 移動時の個人線量 (1 時間値 ) が直感的に理解できる移動開始 ~ 移動終了までの所要時間や個人線量の積算値も表示可能 地図データ 国土地理院 19

2. 除染推進活動 技術開発 展開 ( 放射線と光の類似性を活用した放射線の理解支援ツールの製作 ) 開発期間 :2011 年 12 月 ~2012 年 10 月 概要 : 放射線と光のアナロジー ( 類似性 ) を活用して 見えない放射線を見える光 ( 可視光 ) に置き換えることで 放射線の性質 除染の効果 被ばく線量とはどういうものか理解するための支援ツール 活用 展開 : 放射線等に関するリスクコミュニケーション用ツールとしてご活用頂くため 2014 年 9 月以降 除染情報プラザに模型を展示中 新たに可搬性を向上し 2015 年 6 月より 放射線教育教材としてご活用頂くため 教育機関等へ紹介を実施中 実際 放射性物質 放射線 放射線測定器 個人線量計 ツール LED 光源 可視光 照度計 照度計 ( 積算機能 ) 照度計 ( 表示部 ) アクリル板 照度計 ( 測定部 ) 局所的汚染表現用の光源 ( 単独の LED 光源 ) 屋内空間 屋外空間 面的汚染表現用 の光源 ( 板状のLED 光源 ) 建物の壁 アクリル板 放射性物質 ( 見えない ) LED 光源 ( 見える ) 空間線量率についての理解を支援 除染前後の空間線量率の変化を LED 光源の点灯 消灯の組合せにより照度として観察 lx 1 屋内と屋外 2 除染実施前後の状態 ( 表土剥ぎ取り 覆土等の除染実施 ) 仕様 本体 ; サイズ 540 340 300mm 付属品 ; 照度計 ( 積算機能有 ) 材質アクリル樹脂 LED 光源 ( 板状 単独 ) アクリル板 ( 白 曇りガラス調等 ) 被ばく線量の算出に用いる 被ばく線量についての理解を支援 行動することによる被ばく線量の変化を 測定点を模型内で移動させることにより照度として観察 3 除染範囲 ( 近傍 広域 ) 測定点 除染効果 測定点 未除染 近傍除染後 広域除染後 線量の高い箇所 LED 光源の点灯 消灯時の照度計の数値により 除染による効果を確認 屋内屋外屋内 除染前近傍除染後広域除染後 線量が高い箇所付近を通過 4 建物による遮へい 建物の材質や厚みの違いによる屋内での除染前後の空間線量率の変化を アクリル板を変えることにより照度として観察 アクリル板の例示 透過率 (%) 遮へい効果 線量率の上昇が確認できる また 積算量に対する影響の程度を確認できる 無色 曇りガラス調 白 無色 曇りガラス調 白 20

2. 除染推進活動 技術開発 展開 ( 原木しいたけ栽培再開に向けた対応 ) 実施日 :2015 年 7 月 28 日 ~2016 年 3 月 17 日 実施場所 : 福島県田村市 西郷村 中島村 実施内容 : 福島県が実施している 原木しいたけ栽培再開のための確認試験 に協力 汚染の外部要因 ( 風雨 泥はね等 ) についての調査を実施し 植菌されていない原木では 泥のはねあがりなど地面からの影響を抑えることで効果があることを確認し 調査結果を県に報告 実績 : 延べ230 人 模擬原木 : 粘着シート 不織布を巻いた塩ビ管 防草シート なし 防草シート あり 採取びん 空気を吸引し浮遊ダストを収集 泥はねの影響調査 雨のサンプリング ダストサンプラー装置 技術開発 展開 ( デッドレコニング技術を活用したモニタリング装置の開発 ) 開発期間 :2013 年 10 月 ~2014 年 8 月 開発内容 : 現在 人工衛星の GPS 信号を活用した迅速 効率的な放射線モニタリングが広く行われているが GPS 信号の受信が困難な場所でも効率的なモニタリングを可能とするために サーベイメーターに自律的に位置情報を記録する装置 ( デッドレコニング装置 ) を組み合わせるシステム ( ソフトウェア ) を当社にて開発 活用 展開 : これまでサーベイメーターの測定値を手作業で地図上に記録していた箇所において パソコンの平面図上にリアルタイムに測定値を表示する事が可能となった GPS が使用できない屋内 壁際 建物近く等でも 迅速 効率的なモニタリングが可能となるため 今後 国や自治体からの様々なモニタリングの要請に活用していく デッドレコニング装置 装置外観 ノート PC 測定試験の様子 :3.0µSv/h 以上 :2.0µSv/h 以上 :1.0µSv/h 以上 :0.5µSv/h 以上 :0.2µSv/h 以上 :0.0µSv/h 以上 パソコン画面上にドットを表示 21

3. 復興推進活動 イベント対応 ( ならは雪まつり ) 実施日 :2017 年 2 月 16 日 ~18 日 実施場所 : 福島県会津美里町 ( 宮里応急仮設住宅 ) 新規 実施内容 : 宮里仮設自治会による ならは雪まつり の運営補助 ( テント設営 雪像制作等 ) を実施 実 績 : 延べ 26 人 雪像制作の様子 (2017 年 2 月 16 日 ) 当日の様子 (2017 年 2 月 18 日 ) イベント対応 ( 広野 ふる里ふれあい マラソン ) 新規 実施日 :2017 年 1 月 27 日 29 日 実施場所 : 県道広野小高線 ( 浅見川河口付近 ) および広野町内 実施内容 : 広野 ふる里ふれあい マラソン の運営補助 ( 会場設営 選手誘導 ブース支援等 ) を実施 実績 : 延べ45 人 会場設営の様子 (2017 年 1 月 27 日 ) ブース内での豚汁配布の様子 (2017 年 1 月 29 日 ) 22

3. 復興推進活動 イベント対応 ( ふたばワールド 2016in かつらお ) 実施日 :2016 年 10 月 2 日 実施場所 : 福島県葛尾村 実施内容 : 葛尾村にて実施された双葉郡町村のイベント ふたばワールド2016inかつらお の運営補助 ( ブース運営 ステージ設営 ごみ収集等 ) を実施 実績 :120 人 新規 ブース対応の様子 (2016 年 10 月 2 日 ) ステージ設営の様子 (2016 年 10 月 2 日 ) イベント対応 ( 双葉郡未来会議 ) 実施日 :2016 年 3 月 19 日 実施場所 : 福島県郡山市 ( 郡山市民文化センター ) 実施内容 : 会議開催に向けた会場設営 ( パネルの運搬 組み立て ) ならびに事務局側スタッフ ( ブースへの展示 対応等 ) として運営補助を実施 実績 :9 人 パネル組み立ての様子 (2016 年 3 月 19 日 ) ブース対応の様子 (2016 年 3 月 19 日 ) 23

3. 復興推進活動 見回り活動 / 駆けつけ隊 更新 実施場所 : 福島県楢葉町 川俣町 ( 山木屋地区 ) 葛尾村 南相馬市( 小高区と原町区の一部 ) 富岡町 浪江町 実施内容 : 見回り活動 車で巡回しながらお声かけさせていただき 重量物の移動 や 屋内のお片付け など ご要望を承り 帰還に向けたお手伝いを実施 駆けつけ隊 住民の皆さまよりご要請をいただき 重量物の移動や家屋清掃 除草等のうち簡易な作業について 当社社員が即時駆けつけ お手伝いを実施 活動内容 市町村 開始時期 面会軒数 支援活動件数 見回り活動 楢葉町 2015 年 6 月 1 日 ~ 1,189 軒 233 件 川俣町 2015 年 8 月 31 日 ~ 445 軒 63 件 葛尾村 2015 年 8 月 31 日 ~ 630 軒 66 件 南相馬市 2015 年 10 月 21 日 ~ 1,269 軒 - 富岡町 2016 年 9 月 17 日 ~ 223 軒 79 件 駆けつけ隊 浪江町 2016 年 11 月 22 日 ~ 20 軒 20 件 南相馬市においては 青パト として活動を行っているため支援実績なし ( 支援活動については ボランティアセンターにて受付 実施 ) 駆けつけ車両 ( 浪江町 ) (2016 年 12 月 ) 面会の様子 ( 川俣町 ) (2015 年 9 月 ) 駆けつけ隊活動の様子 ( 浪江町 ) (2016 年 12 月 ) 巡回中の様子 ( 南相馬市 ) (2015 年 11 月 ) 24

3. 復興推進活動 実施日 : 清掃 片付け ( 住宅 ) 広野町 2012 年 3 月 ~ 南相馬市 2012 年 4 月 ~ 楢葉町 2012 年 8 月 ~ 富岡町 2013 年 5 月 ~ 浪江町 2013 年 7 月 ~ 川内村 2013 年 7 月 ~ 川俣町 2014 年 2 月 ~ 大熊町 2014 年 5 月 ~ 田村市 2014 年 5 月 ~ 双葉町 2014 年 8 月 ~ 葛尾村 2014 年 0 月 ~ 実施場所 : 福島県広野町 南相馬市 楢葉町 富岡町 浪江町 川内村 川俣町 大熊町田村市 双葉町 葛尾村 実施内容 : 家屋内の片付け 清掃 屋外搬出を実施 実績 : 延べ約 103,700 人 (2017 年 2 月末現在 ) 更新 片付けの様子 (2015 年 7 月 5 日 ) 片付け前の様子 (2015 年 7 月 5 日 ) 片付け後の様子 (2015 年 7 月 5 日 ) 25

3. 復興推進活動 清掃 片付け ( 農林業用倉庫 ) 実施日 :2016 年 5 月 9 日 ~ 実施場所 : 福島県川俣町山木屋地区 実施内容 : 農林業の再開に向けた農林業用倉庫ならびに納屋等の清掃を実施 実績 : 延べ 1,980 人 (2017 年 2 月末現在 ) 倉庫清掃の様子 (2016 年 6 月 8 日 ) 納屋清掃の様子 (2016 年 6 月 8 日 ) 清掃 片付け ( 神社 ) 更新 実施日 :2016 年 12 月 14 日 ~12 月 22 日 ( うち7 日間 ) 実施場所 : 福島県相馬市 南相馬市 楢葉町 広野町 実施内容 : 各自治体並びに各神社からの要請により 初詣にむけた神社境内の清掃 ( 落ち葉の集積 除草等 ) を各地で実施 実績 : 延べ477 人 落ち葉清掃の様子 ( 楢葉八幡神社 広野町 ) (2016 年 12 月 22 日 ) 清掃の様子 ( 相馬小高神社 南相馬市 ) (2016 年 12 月 21 日 ) 26

3. 復興推進活動 清掃 片付け ( 海水浴場 ) 実施日 :2016 年 7 月 5 日 ~7 月 7 日 2015 年 7 月 8 日 ~7 月 9 日 2014 年 7 月 19 日 実施場所 : 福島県いわき市勿来海岸 実施内容 : 勿来海岸の海水浴場の海開きに向け 砂浜 ( 約 400m) や周辺施設のごみ拾い等の清掃活動を実施 実績 : 延べ 122 人 (2016 年度 :57 人 2015 年度 :45 人 2014 年度 :20 人 ) 勿来海岸の清掃の様子 (2015 年 7 月 8 日 ) 勿来海岸の清掃の様子 (2014 年 7 月 19 日 ) 清掃 片付け ( 市営プール ) 実施日 :2016 年 6 月 2 日 ~6 月 6 日 ( うち3 日間 ) 実施場所 : 福島県田村市都路町 実施内容 : プール開きに向けた市営プールの清掃を実施 実績 : 延べ7 人 市営古道プール清掃の様子 (2016 年 6 月 3 日 ) ( 古道小学校の児童のみなさんと協働 ) 市営古道プール清掃の様子 (2016 年 6 月 6 日 ) ( 都路中学校の生徒のみなさんと協働 ) 27

3. 復興推進活動 除草作業 ( 住宅等への進入路 ) 更新 実施日 : 2013 年 9 月 24 日 ~ 実施中 実施場所 : 福島県双葉町 ( 延べ約 720 箇所 約 10 人 / 日 ) 大熊町 ( 延べ約 1,800 箇所 約 20 人 / 日 ) 楢葉町 ( 延べ約 100 箇所 約 5 人 / 日 ) 実施内容 : 公道から住宅への進入路および駐車スペースで支障になっている箇所の除草を実施 実績 : 約 2,930 日間 延べ約 39,700 人 (2017 年 2 月末現在 ) 除草前の様子 ( 双葉町 ) 除草後の様子 ( 双葉町 ) 除草作業 ( 小学校 ) 実施日 :2015 年 5 月 19 日 ~5 月 21 日 実施場所 : 福島県楢葉町 ( 楢葉南小学校 ) 実施内容 : 楢葉町教育総務課からの要請により 楢葉南小学校の再開準備に向けて校庭の除草を手摘みで実施 実績 : 延べ178 人 除草前の様子 (2015 年 5 月 19 日 ) 除草後の様子 (2015 年 5 月 21 日 ) 28

3. 復興推進活動 除草作業 ( 遊歩道 ) 実施日 :2015 年 9 月 1 日 ~9 月 29 日 ( うち11 日間 ) 実施場所 : 福島県広野町 ( 五社山遊歩道 ) 実施内容 : 広野町からの要請により 五社山遊歩道 ( ハイキングコース ) の再開に向けた除草ならびに堆積土砂の除去を実施 実績 : 延べ139 人 除草前の様子 (2015 年 9 月 1 日 ) 除草後の様子 (2015 年 9 月 29 日 ) 除草作業 ( 果樹園 ) 実施日 :2016 年 5 月 24 日 ~5 月 25 日 実施場所 : 福島県会津美里町 ( 宮里応急仮設住宅果樹園 ) 実施内容 : 仮設住宅の住民にて育成している 柿 柚子 りんご等の収穫に向けた除草 ( 果樹園のお手入れ ) を実施 実績 : 延べ16 人 除草前の様子 (2016 年 5 月 24 日 ) 除草後の様子 (2016 年 5 月 25 日 ) 29

3. 復興推進活動 除草作業 ( 墓地 ) 実施日 :2013 年 3 月 2 日 ~ 実施中 実施場所 : 福島県大熊町 葛尾村 川俣町 富岡町 浪江町 楢葉町 双葉町 大熊町 葛尾村 川俣町 富岡町 楢葉町は 2013 年 7 月から活動実施 実施内容 : 墓地の除草および清掃を実施 実績 : 約 960 日間 延べ約 17,600 人 (2017 年 2 月末現在 ) 更新 除草前の様子 (2015 年 8 月 4 日 ) 除草後の様子 (2015 年 8 月 4 日 ) 荷物運搬 整理 ( 図書館 ) 実施日 :2015 年 3 月 4 日 実施場所 : 福島県双葉町 ( 双葉町図書館 ) 実施内容 : 震災により散乱した書籍類の整理および館内の清掃を実施 (1 階図書館 2 階職員室 ) 実績 :35 人 書類整理前の様子 (2015 年 3 月 ) 書類整理後の様子 (2015 年 3 月 ) 30

3. 復興推進活動 荷物運搬 整理 ( 役場 ) 実施日 :2016 年 6 月 25 日 実施場所 : 福島県福島市 ( 仮庁舎 ) 飯舘村役場 ( 本庁舎 ) 実施内容 : 福島市 ( 仮庁舎 ) から飯舘村役場 ( 本庁舎 ) への機能移転 ( 荷物の搬出入 ) を実施 実績 :19 人 搬出前の様子 (2016 年 6 月 25 日 ) 搬出後の様子 (2016 年 6 月 25 日 ) 搬入前の様子 (2016 年 6 月 25 日 ) 搬入後の様子 (2016 年 6 月 25 日 ) 搬入の様子 (2016 年 6 月 25 日 ) 荷物運搬 整理 ( 公民館 ) 実施日 :2015 年 3 月 25 日 ~3 月 27 日 実施場所 : 福島県楢葉町公民館 楢葉町コミュニティセンター 実施内容 : 震災後 楢葉町コミュニティセンターに仮置きしていた備品を 災害復旧工事が完了した公民館へ運搬し 格納を実施 ( 震災前の保管状態に復元 ) 実績 : 延べ60 人 公民館の作業前の様子 (2015 年 3 月 ) 公民館の作業後の様子 (2015 年 3 月 ) 31

3. 復興推進活動 仮設住宅の除雪 実施日 :2012 年 12 月 10 日 ~2017 年 2 月 14 日 実施場所 : 福島県会津若松市 会津美里町内の大熊町 楢葉町仮設住宅の 13 箇所 実施内容 : 仮設住宅の屋根の雪下ろしや 生活通路確保のための敷地内除雪等を実施 実績 :160 日間 延べ約 2,700 人 (2017 年 2 月末現在 ) 更新 仮設住宅の除雪の様子 (2017 年 2 月 ) 除雪前の様子 (2017 年 2 月 ) 除雪後の様子 (2017 年 2 月 ) 32

3. 復興推進活動 一時帰宅対応 実施日 :2011 年 5 月 23 日 ~ 実施中 実施場所 : 福島県浪江町 ( 高瀬 津島 加倉 ) 実施内容 : 帰還困難区域の住民の方々がマイカーまたは マイクロバスで一時帰宅される際の 中継基地における受付時 ( 防護服 線量計配布 ) 帰着時 ( 線量測定 ) の対応を実施 実績 :10~60 人程度 / 日 箇所 延べ約 71,600 人 (2017 年 2 月末現在 ) 更新 来場受付の様子 (2017 年 2 月 ) 車両の線量測定の様子 (2017 年 2 月 ) 車両の誘導の様子 (2017 年 2 月 ) 足裏の線量測定の様子 (2017 年 2 月 ) 33

3. 復興推進活動 介護研修会 ( 講師派遣等 ) 実施日 :2013 年 5 月 20 日 ~ 実施場所 : 福島県内で避難されている方々がお住まいの市町村 ( いわき市 郡山市 南相馬市等 ) 実施内容 : 福島県をはじめ 13 市町村 1 を対象に ご説明 ご提案や研修会活動を実施 避難生活を余儀なくされている高齢者の方およびその介護に携わるご家族を対象として 健康の維持や介護状態の悪化防止に関するサロンイベントや勉強会を実施 また 介護職員の方々を対象とした介護技術研修会も実施 各講師はグループ会社 2 の介護福祉士など 更新 実績 : サロン企画 運営 :43 回 [ 参加者 : 590 人 ] 住居向け勉強会 :141 回 [ 参加者 :2,638 人 ] 介護技術研修会 : 83 回 [ 参加者 :1,472 人 ] 1 回あたりの参加者数 :10~30 人程度 サロン企画 運営 ( すき焼きじゃんけん ) 合計 267 回 [ 参加者 : 約 4,700 人 ] (2016 年 12 月末現在 ) 1 飯舘村, いわき市, 大熊町, 葛尾村, 川内村, 川俣町, 田村市, 富岡町, 浪江町, 楢葉町, 広野町, 双葉町, 南相馬市 2 東電パートナーズ ( 株 ) 事業内容は介護保険事業およびこれに関する研修事業 訪問介護 デイサービス 福祉用具のレンタル等 介護勉強会 ( ベッドからの起きあがり介助 ) 介護技術研修会 ( 接遇マナー ) 介護技術研修会 ( 介助実習 ) 34

3. 復興推進活動 福島県内への派遣活動 実施日 :2011 年 5 月 ~ 実施中 実施場所 : 〇復興推進活動のため 本社や各事業所 発電所等から バスで福島県内へ社員を派遣〇活動前には 活動に必要な情報共有のためのガイダンスや研修を実施 実 績 : ほぼ毎日 片道数時間かけて 1 台のバスに約 35 名の社員が乗車 ( 最大 1 日 3 台運行実績有り ) 参考 乗車時間 : 東京 福島約 3 時間半 / 柏崎刈羽原子力発電所 福島約 5 時間 1 日平均 200 人以上の社員が福島県内各地で復興推進活動に取り組んでいる バスへ乗り込む社員達 ( 東京 : 鍛冶橋 ) (2013 年 11 月 29 日 ) ガイダンスの様子 (2015 年 11 月 18 日 ) 刈払機の安全教育 更新 実施日 :2013 年 4 月 ~ 実施内容 : 除草作業に使用する刈払機の使用にあたっては 事前に安全教育 ( 座学 実技 ) を実施し 福島県内の各地へ社員を派遣 実績 : 修了証発行者数は延べ 24,673 人 (2017 年 1 月現在 ) 刈払機の安全教育 ( 座学 : 本店 ) (2014 年 7 月 31 日 ) 刈払機の安全教育 ( 実技 :J ヴィレッジ ) (2016 年 2 月 16 日 ) 35

3. 復興推進活動 避難指示解除 に向けた取り組み 実施日 :2016 年 7 月 ( 南相馬市 ) :2015 年 8 月 ~10 月 ( 楢葉町 ) 実施場所 : 福島県南相馬市 ( 小高区 ) 楢葉町 実施内容 : 避難指示解除前後に両市町で開催された式典 イベントに対応 ( 会場設営 運営補助等 ) 実績 : 延べ 633 人 ( 南相馬市 15 人 ( 式典参列 ) 楢葉町 618 人 ) 桜井南相馬市長による 避難指示解除宣言 の様子 ( 南相馬市 ) (2016 年 7 月 12 日 ) クリーンアップ作戦の様子 ( 楢葉町 ) (2015 年 8 月 9 日 ) キャンドルナイトの様子 ( 楢葉町 ) (2015 年 9 月 4 日 ) 復興祈念式典 記念植樹 の様子 ( 楢葉町 ) (2015 年 9 月 5 日 ) ふたばワールド 2015in ならはの様子 ( 楢葉町 ) (2015 年 10 月 10 日 ) 36

3. 復興推進活動 営農再開等に向けた対応 ( 畑の復旧 ) 実施日 :2016 年 5 月 10 日 ~5 月 31 日 2015 年 6 月 2 日 ~6 月 10 日 2014 年 10 月 1 日 ~10 月 31 日 実施場所 : 福島県川俣町山木屋地区 (4 地点 (2016 年 5 月 2014 年 10 月 ) 2 地点 (2015 年 6 月 )) 実施内容 : 川俣町原子力災害対策課からの要請により ユキヤナギ畑の復旧に向け ユキヤナギ畑内の除草を実施 ( ユキヤナギ株周辺は手摘みによる除草 ) 実績 : 延べ約 350 人 (2016 年 10 月 :170 人 2015 年 6 月 :80 人 2014 年 10 月 :100 人 ) 除草中の様子 (2015 年 6 月 ) 除草後の様子 (2015 年 6 月 ) 営農再開等に向けた対応 ( 大規模侵入防止柵の設置 ) 実施日 :2016 年 4 月 11 日 ~4 月 27 日 2015 年 3 月 23 日 ~5 月 16 日 実施場所 : 福島県南相馬市 実施内容 : 野生動物 ( イノシシや猿など ) の田畑への侵入による被害を防止するため 田畑周囲に大規模侵入防止柵を設置 実績 : 延べ約 286 人 (2016 年度 :148 人 2015 年度 :138 人 ) 電気柵設置の様子 (2015 年 4 月 ) 37

4. 原子力損害賠償について 迅速な原子力損害賠償に向けた組織体制 損害賠償の迅速かつ適切な実施のための方策 3 つの誓い を踏まえ 被害を受けられた皆さまに早期に生活再建の第一歩を踏み出していただくため 必要な体制を弾力的に整備しつつ 賠償を進めております 今後も業務の運用改善等を図ることにより 引き続き最大限努力してまいります 更新 福島原子力補償相談室配属前研修の様子 全体の支援 管理約 490 人 福島原子力補償相談室 補償相談ユニット 補償相談センター (10 カ所 ) 約 1,320 人 [ 内 福島県内は約 850 人 ] 補償相談コールセンター約 250 人 補償推進ユニット約 4,020 人 ADR 訴訟ユニット約 290 人 補償相談センター 更新 設置数 :10 カ所 ( 福島県内 4 カ所 福島県外 6 カ所 ) 業務内容 : 賠償に関する説明会 相談対応 ご請求書の作成支援 受付 現地確認 説明 主に相談窓口 ( 福島県内に 12 カ所 2017 年 2 月 1 日時点 ) やご訪問先にて業務を実施 実 績 : 窓口での受付対応件数約 581,800 件 説明会開催件数約 1,500 件 説明会へのご来場者数約 32,700 人 戸別訪問件数約 116,400 件 ( 復興本社設立以降 2017 年 3 月 5 日まで ) 相談窓口 個別相談ブース ( ご来場をお待ちしているところ ) 38

4. 原子力損害賠償について 補償相談コールセンター 更新 業務内容 : 電話による賠償に関する問い合わせ 請求書の郵送手配 記入方法に関するご相談対応 最後の一人まで適切に賠償を行うため 賠償金を未だに請求されていないご相談者さまへ電話を通じて請求のご案内 受付時間 :9 時 ~19 時 ( 月 ~ 金 ( 除く休祝日 )) 9 時 ~17 時 ( 土 日 休祝日 ) 実 績 : ご相談者さまからいただいたお電話の本数は約 237 万本 ( コールセンター設立以降 2017 年 1 月末までの累計 ) 補償相談コールセンターの様子 補償推進ユニット 更新 業務内容 : 請求書類の発送 受領 ご請求内容の確認 賠償の考え方についてのご説明 協議 賠償金額の算定およびお支払いの手続き ご請求内容の確認には 個人賠償 法人賠償 財物賠償 に大別し 迅速かつ公正な賠償の実施に努めております 補償推進ユニットの様子 39

5. 福島県産品購入の取り組み 福島県産品販売促進活動 ( 社内 ) 実施日 :2011 年 11 月 ~ 実施場所 : 本社ならびに各事業所 実施内容 : 社員一人ひとりが福島県産品を購入するよう 本社をはじめ各事業所で福島県産品の社内販売会等を実施 実績 : 約 80 事業所延べ 500 回程度開催 ( 復興本社設立 ~2017 年 2 月末現在 ) 更新 本社販売会 (2016 年 12 月 16 日 ) 本社販売会 (2017 年 2 月 17 日 ) 福島県産品販売促進活動 ( 社外 ) 実施日 :2013 年 9 月 ~ 実施場所 : 各社本社ビル 工場内等 実施内容 : 企業主催の社内販売会や夏祭り イベント等での販売サポートを実施 実績 :25 企業等 69 日間開催 ( 復興本社設立 ~2017 年 2 月末現在 ) 更新 社外イベント (2016 年 9 月 10 日 ) 社外イベント (2016 年 11 月 12 13 日 ) 40

5. 福島県産品購入の取り組み ふくしま応援企業ネットワークの取り組み (http://fukushima-oknet.com/) 福島県産品や観光の風評払拭に向けた活動の輪を広げ その活動の定着を図ることを目的に 2014 年 11 月の立ち上げ以降 会員企業も倍増し 活動を展開設立日 2014 年 11 月 18 日設立 会 構 活 長魚住弘人様日立 GE ニュークリア エナシ ー 取締役会長兼 日立製作所原子力ヒ シ ネスユニット COO 成福島で廃炉作業等に携わり地域の実情を理解されている大手企業 10 社と当社で発足 ( 本年 3 月からは下記 35 社で活動 ) 動会員各企業がそれぞれ創意工夫をしながら福島を応援 福島県産品の購入促進 福島県内の観光や会議施設の利用促進 福島県産品の安全性について現地視察研修 各企業が実施している活動事例の紹介と共有 社員食堂での食材利用 社内販売会 ( 産直市 ) 等 更新 会員企業 35 社 (50 音順 ) 2017.3 現在 IHI, アトックス, イ - エナジ -, 鹿島建設, 川崎汽船, 川崎近海汽船, 関電工, 神戸製鋼所,JFE エンジニアリング, JFE スチール, 清水建設, 積水ハウス, 損害保険ジャパン日本興亜, 第一生命保険, 大成建設, 竹中工務店, タニコ -, 東京電力ホールディングス, 東芝, 東芝プラントシステム, トッパン フォームズ, 日本製鋼所, 日立製作所, 日立造船, 日立プラントコンストラクション, 富士通, 富士電機, 古河電気工業, 前田建設工業, 丸紅ユティリティ サービス, 三井造船, 三菱重工業, 三菱商事, 三菱電機, 三菱マテリアル ふくしま応援企業ネットワーク定時総会 視察会 定時総会 日時 : 2016 年 5 月 13 日 16 時 30 分 ~ 場所 : ロイヤルホテル丸屋 孔雀の間 ( 福島県南相馬市原町区旭町 ) 内容 : 1 特別講演 ( 福島県 ) 2 平成 27 年度事業 決算報告 3 平成 28 年度事業計画 予算 4 役員選任他 視察会 日時 : 2016 年 5 月 14 日 9 時 30 分 ~ 場所 : 福島県南相馬市 相馬市内容 : 現地視察 事業者様との対話 1 災害復旧海岸 2 磯部水産加工施設相馬双葉漁業協同組合様 定時総会 災害復旧海岸視察 磯部水産加工施設での試食 41

6. 活動実績 活動実績 (2017 年 2 月末現在 ) < 復興推進活動 > 項目 内容 対応人数実績 清掃 片付け 住宅 海水浴場 神社等の清掃 片付け 約 103,700 人 除草作業 学校 住宅等への進入路 墓地 遊歩道等の除草 約 100,700 人 荷物運搬 整理 図書館 公民館等の荷物運搬 整理 約 1,400 人 除雪作業 仮設住宅 進入路等の除雪 約 3,700 人 一時帰宅対応 一時帰宅対応 住民スクリーニング 測定対応等 約 71,600 人 営農再開等に向けた対応 除草 泥揚げ 電気柵の設置 点検 畑の復旧等 ( 約 10,000 人 ) * 除草 荷物運搬に含まれる その他イベント対応 見回り活動 介護研修会他約 49,300 人 合計 約 330,400 人 < 除染推進活動 > 項目内容対応人数実績 市町村除染への対応国直轄除染への対応モニタリングへの対応廃棄物 リサイクル等中間貯蔵への対応 除染関連作業への工事管理業務への対応 公共施設などにおける除染作業等 除染関連作業への工事管理業務への対応 除染のフォローアップ業務への対応等 農地 宅地 学校のモニタリング モニタリングカーによる走行サーベイ 歩行モニタリング JR 常磐線の運転再開に向けたモニタリング等 滞留中の牛糞堆肥運搬 施用を促進するスキームへ の対応 残置自動車撤去 処分への対応等 避難指示区域内 中間貯蔵に向けた試験輸送への対応 ( 工事監督補助 各種検証業務 ) 等 約 16,500 人約 55,000 人約 59,100 人約 8,800 人約 30,100 人 その他除染関連業務に係る技術検討開発 展開等約 47,400 人 合計 約 216,900 人 42

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