1 目標 安芸高田市立甲田中学校 ( 以下 学校 という ) の運動部活動において, 安芸高田市立中学校に係る運動部活動の方針 ( 以下 安芸高田市方針 ) に則り, 生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち, 以下の点を重視して地域, 学校, 競技種目等に応じた多様な形で最適に実

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はじめに 学校を取り巻く環境は, 社会や経済の変化に伴い, より複雑化 多様化しており, 学校には, これまで以上に子供たちに対するきめ細かな対応が求められております また, 情報化やグローバル化といった社会の急速な変化が進む中, 知識を活用し, 協働して新たな価値を生み出せるよう, 主体的な学びを

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104 (3) 全中学校において アクティブスクール を展開 全中学校を アクティブスクール として位置付け 自校の目標 ( 値 ) や取組内容を定めた 体力向上推進計画 を作成し 取組を強力に推進している (4) スーパーアクティブスクール や アクティブライフ研究実践校 による取組中学校 47

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1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

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フェアプレー スポーツの意義と価値を表現するため そして 指導者とプレーヤーの望ましい関係を構築するための有効な行動と考え方として フェアプレーの実践があります フェアプレーには二つの側面があり それは 行動としてのフェアプレー と フェアプレー精神 です 行動としてのフェアプレー とは ルールを守

-218-

問 3 問 1 で複数種目を回答した場合 指導形態について該当するものを選んでください ( 問 1 で複数種目回答していない場合は回答不要 ) 1 学校が選択した複数種目をすべての生徒に履修させている 2 学校が提示した複数種目から生徒が選択して履修できるようにしている 3 その他 ( 具体的な指導

都立小岩高等学校 全日制

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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4 副校長 教頭の長時間業務改善への取組 学校内施設 ( 校舎等 ) の鍵の開閉は 副校長 教頭のみが行うこととせず 全教職員等で協力して行います ( 警備員が配置されている学校においては そのシステムを適切に活用します ) 児童生徒の登校時間については 学校と県教育委員会 市町村教育委員会が連携し

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ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

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教職員の働き方改革プラン 2018 岐阜県教育委員会では 平成 29 年 6 月に 教職員の働き方改革プラン 2017 を定め 教職員の勤務の適正化に向けた取組みに着手したところであるが 月 80 時間を超える長時間勤務の解消等は 未だ道半ばの状況にある また ハラスメントやメンタル不調等への対応に

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5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

ること 月火水木金朝 〇〇〇〇放 〇 〇〇 活動の原則 顧問が指導可能な日に実施する ただし 校長の承認を得た外部指導者による指導も可とする 1 週間のうち平日 1 日 ( 原則として月曜日 ) は 休養日 とする 土日のどちらかは 休養日 とする ただし 第 3 日曜日は 家庭の日 とする 第 1

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

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単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

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問 7 あなたが所属している運動部の競技は 次の1~48のうち どれに当てはまりますか 1つ選んでください ア第 1 部活動 ( 問 6のアで選んだ運動部 ) イ第 2 部活動 ( 問 6のイで選んだ運動部 ) 複数の運動部に所属している人だけ選んでください 1 陸上競技 2 体操競技 3 新体操

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

神奈川県立逗子高等学校いじめ防止基本方針 1 いじめの防止等に関する基本的な考え方 ( 本校のいじめ防止に関する基本的な姿勢 ) いじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるお

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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学校の運動部活動に係る活動方針 平成 30 年 4 月 1 日 安芸高田市立甲田中学校

1 目標 安芸高田市立甲田中学校 ( 以下 学校 という ) の運動部活動において, 安芸高田市立中学校に係る運動部活動の方針 ( 以下 安芸高田市方針 ) に則り, 生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち, 以下の点を重視して地域, 学校, 競技種目等に応じた多様な形で最適に実施する 知 徳 体のバランスのとれた 生きる力 を育む, 日本型学校教育 の意義を踏まえ, 生徒がスポーツを楽しむことで運動習慣の確立等を図り, 生涯にわたって心身の健康を保持増進し, 豊かなスポーツライフを実現するための資質 能力の育成を図るとともに, バランスのとれた心身の成長と学校生活を送ることができるようにする 生徒の自主的, 自発的な参加により行われ, 学校教育の一環として教育課程との関連を図り, 合理的でかつ効率的 効果的に取り組む 学校全体として運動部活動の指導 運営に係る体制を構築する 2 適切な運営のための体制整備 (1) 年間計画の策定等ア運動部顧問は, 年間の活動計画 ( 活動日, 休養日及び参加予定大会日程等 ) 並びに毎月の活動計画及び活動実績 ( 活動日時 場所, 休養日及び大会参加日等 ) を作成し, 校長に提出する イ校長は, 上記アの活動方針及び活動計画等を学校のホームページへの掲載等に より公表する (2) 指導 運営に係る体制の構築ア校長は, 生徒や教師の数, 部活動指導員の配置状況を踏まえ, 指導内容の充実, 生徒の安全の確保, 教師の長時間勤務の解消等の観点から円滑に運動部活動を実施できるよう, 適正な数の運動部を設置する イ部活動指導員の任用 配置に当たっては, 学校教育について理解し, 適切な指導を行うために, 部活動の位置付け, 教育的意義, 生徒の発達の段階に応じた科学的な指導, 安全の確保や事故発生後の対応を適切に行うこと, 生徒の人格を傷つける言動や, 体罰は, いかなる場合も許されないこと, 服務 ( 校長の監督を受けることや生徒, 保護者等の信頼を損ねるような行為の禁止等 ) を遵守すること等に関し研修を行う ウ上記イの, 部活動指導員の任用 配置に当たっての留意事項については, 部活 動指導員以外の部活動外部指導者にも適用するものとする

エ校長は, 運動部顧問の決定に当たっては, 校務全体の効率的 効果的な実施に鑑み, 教師の他の校務分掌や, 部活動指導員の配置状況を勘案した上で行うなど, 適切な校務分掌となるよう留意するとともに, 学校全体としての適切な指導, 運営及び管理に係る体制の構築を図る オ校長は, 毎月の活動計画及び活動実績の確認等により, 各運動部の活動内容を 把握し, 生徒が安全にスポーツ活動を行い, 教師の負担が過度とならないよう, 適宜, 指導 是正を行う キ校長は, 教師の運動部活動への関与について, 学校における働き方改革に関する緊急対策 ( 平成 29 年 12 月 26 日文部科学大臣決定 ) 及び 学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について ( 平成 30 年 2 月 9 日付け29 文科初第 1437 号 ) を踏まえ, 法令に則り, 業務改善及び勤務時間管理等を行う 3 合理的でかつ効率的 効果的な活動の推進のための取組 (1) 適切な指導の実施ア校長及び運動部顧問は, 運動部活動の実施に当たっては, 文部科学省が平成 25 年 5 月に作成した 運動部活動での指導のガイドライン に則り, 生徒の心身の健康管理 ( スポ ツ障害 外傷の予防やバランスのとれた学校生活への配慮等を含む ), 事故防止 ( 活動場所における施設 設備の点検や活動における安全対策等 ) 及び体罰 ハラスメントの根絶を徹底する イ運動部顧問は, スポーツ医 科学の見地からは, トレーニング効果を得るために休養を適切に取ることが必要であること, また, 過度の練習がスポーツ障害 外傷のリスクを高め, 必ずしも体力 運動能力の向上につながらないこと等を正しく理解するとともに, 生徒の体力の向上や, 生涯を通じてスポーツに親しむ基礎を培うことができるよう, 生徒とコミュニケーションを十分に図り, 生徒がバーンアウトすることなく, 技能や記録の向上等それぞれの目標を達成できるよう, 競技種目の特性等を踏まえた科学的トレーニングの積極的な導入等により, 休養を適切に取りつつ, 短時間で効果が得られる指導を行う また, 専門的知見を有する保健体育担当の教師や養護教諭等と連携 協力し, 発達の個人差や女子の成長期における体と心の状態等に関する正しい知識を得た上で指導を行う

(2) 運動部活動用指導手引の普及 活用運動部顧問は, 中央競技団体が, 競技の普及の役割に鑑み, 運動部活動における合理的でかつ効率的 効果的な活動のために作成した指導手引 ( 競技レベルに応じた1 日 2 時間程度の練習メニュー例と週間, 月間, 年間での活動スケジュールや, 効果的な練習方法, 指導上の留意点, 安全面の注意事項等から構成, 運動部顧問や生徒の活用の利便性に留意した分かりやすいもの ) を活用して,2(1) に基づく指導を行う 3 適切な休養日等の設定 (1) 運動部活動における休養日及び活動時間成長期にある生徒が, 運動, 食事, 休養及び睡眠のバランスのとれた生活を送ることができるよう, スポーツ医 科学の観点からのジュニア期におけるスポーツ活動時間に関する研究も踏まえ, 以下を基準とする 学期中は, 週当たり 2 日以上の休養日を設ける ( 平日は少なくとも 1 日, 土曜 日及び日曜日 ( 以下 週末 という ) は少なくとも 1 日以上を休養日とする 週末 に大会参加等で活動した場合は, 休養日を他の日に振り替える ) 長期休業中の休養日の設定は, 学期中に準じた扱いを行う また, 生徒が十分な 休養を取ることができるとともに, 運動部活動以外にも多様な活動を行うことがで きるよう, ある程度長期の休養期間 ( オフシーズン ) を設ける 1 日の活動時間は, 長くとも平日では 2 時間程度, 学校の休業日 ( 学期中の週末 を含む ) は 3 時間程度とし, できるだけ短時間に, 合理的でかつ効率的 効果的な 活動を行う (2) 適切な指導と公表校長は, 上記の基準を踏まえるとともに, 教育委員会が策定した方針に則り, 各運動部の休養日及び活動時間等を設定し, 公表する また, 各運動部の活動内容を把握し, 適宜, 指導 是正を行う等, その運用を徹底する (3) 休養日及び活動時間等の設定上記基準による他, 地域や学校の実態を踏まえた工夫として, 定期試験前後の一定期間等の部活動休養日を設けることや, 週間, 月間, 年間単位での活動頻度 時間の目安を定める

4 生徒のニーズを踏まえたスポーツ環境の整備 (1) 生徒のニーズを踏まえた運動部の設置単一の学校では特定の競技の運動部を設けることができない場合には, 生徒のスポーツ活動の機会が損なわれることがないよう, 複数校の生徒が拠点校の運動部活動に参加する等, 合同部活動等の取組を推進する (2) 地域との連携等ア校長は, 生徒のスポーツ環境の充実の観点から, 学校や地域の実態に応じて, 地域のスポーツ団体との連携, 保護者の理解と協力, 民間事業者の活用等による, 学校と地域が共に子供を育てるという視点に立った, 学校と地域が協働 融合した形での地域におけるスポーツ環境整備を進める イ学校施設の利用については, 学校管理下ではない社会教育に位置付けられる活動 とし, 学校の負担が増加しないこと等に留意しつつ, 生徒がスポーツに親しめる場 所が確保できるよう, 学校体育施設開放事業を推進する ウ校長は, 学校と地域 保護者が共に子供の健全な成長のための教育, スポーツ環 境の充実を支援するパートナーという考え方の下で, こうした取組を推進すること について, 保護者の理解と協力を促す 5 学校単位で参加する大会等 (1) 主催団体との連携校長は, 学校の運動部が参加する大会 試合の全体像を把握し, 週末等に開催される様々な大会 試合に参加することが, 生徒や運動部顧問の過度な負担とならないよう, 大会等の統廃合等を主催者に要請するよう努める (2) 大会参加の目安 各学校の運動部が参加する大会数の上限の目安は, 月あたり 1 大会程度とする (3) 大会参加の精査 校長は, 上記イの目安を踏まえ, 生徒の教育上の意義や, 生徒や運動部顧問の負担 が過度とならないことを考慮して, 参加する大会等を精査する

安芸高田市立甲田中学校運動部活動活動計画 1 部活動の数次の運動部活動を設置する 部活動名 生徒数 顧問 備考 軟式野球部 日浦 ( 部活動指導員 ) 岡崎 男子ソフトテニス部女子ソフトテニス部 新谷津和野福田 女子バスケットボール部 阿部三島 男子ハンドボール部女子ハンドボール部 江木竹本實藤 剣道部 休部中 2 活動日時 (1) 平日 活動曜日月 火 木 金 ( 水 : 部活動休養日 ) 活動時間 時期 活動時間 下校時刻 4 月 ~2 学期中間テスト前 16:05~17:15 17:30 部活動延長 ( 大会 2 週間前 ) 16:05~17:45 18:00 2 学期中間テスト後 ~ 文化祭前 16:05~17:00 17:15 文化祭後 ~ 卒業式前 16:05~16:45 17:00 卒業式後 ~3 月末 16:05~17:00 17:15 (2) 休日土曜日 日曜日のうちいずれかの一日 (3) その他 大会等で土日の両日に活動した場合には, 翌月曜日を休みとする 3 定期テスト等における休養日 (1) 定期テスト 次の定期テスト前並びにテスト期間 ( 最終日は除く ) は部活動停止とする 中間テスト (3 日前 ), 期末テスト 学年末テスト (1 週間前 ) (2) その他のテスト 次のテストの前日とテスト期間 ( 最終日は除く ) は部活動停止とする 広島県 基礎 基本 定着状況調査 全国学力学習状況調査 安芸高田市学力調査 実力テスト 休み明けテスト 4 長期休業中における休養日 次の長期休業期間中は, 次の期間を部活動停止とする 時期 期間 春季休業日 年度末の金曜日 ~ 入学式 夏季休業日 8 月 14 日 ~16 日 (3 日間 ) 冬季休業日 12 月 29 日 ~1 月 3 日 (6 日間 )