第 1 回 ビッグマンキャンプを終えて 幕別町立札内東中学校 西岡正博 将来性を有する優れた競技者を発掘 育成を目的とし 長身者がセンタープレーの技術だけでなく オールラウンドな動きの重要性も意識してもらうという内容で行われました第 1 回ビッグマンキャンプの記録をここに残しておきたく ご指名を頂きましたので僭越ながら代表して書かせていただきます 今回指導にあたったのは 技術顧問として幸丸政実先生と上島正光先生 専任講師として長谷川猛先生 川村栄子先生 高橋伸素美先生 佐々木悠先生と私の計 7 名でした 北海道各地区から集められ参加できた選手は男子 13 名 女子 12 名の計 25 名 清田中学校に集められた参加者男子の平均身長は18 4センチ ( 最長身者 189センチが2 名 ) 女子の平均身長は172センチ( 最長身者 175センチが2 名 ) と いるところにはいるのですね と講師の長谷川先生と話していました 開講式ではジュニア連盟理事長の秀島先生とジュニア連盟事務局長の高橋先生から目的や心構えなどが話され 選手と同時に講師の私も気が引き締まりました 初日午前中は実技 1 ビッグマンに求められる技術 というテーマで行われました 講師は北海道ジュニア連盟を代表する指導者の一人で 自身もかなりのビッグマンである旭川地区長谷川猛先生でした 長谷川先生は この機会に伝えたいことと この短い時間でできることとのバランスが難しかったと話されていました また 選手の心と身体の体力にも配慮されていました しかしながら 選手たちへ某有名コーチの言葉にもあるように ゴール下は戦場だ という厳しい現実はしっかりと伝えられていました 実技につきましては練習した項目を挙げさせていただきます 1 ウォーミングアップ ティップラン ボールスイングスキップ 2 インサイドのシュートバリエーションを増やそう
連続シュート レイバックシュート リーチバックシュート ムービングフックシュート ベビーフックシュート 連続タップ タップシュート ボードタッチシュート 拾いゴール下シュート 3スタンスとボディバランスの基礎を身につけよう スタンス ボールポジションの確認 ジャンプストップ ジャンプストップ リバースターン フロントターン ジャンプストップ フロントターン リバースターン 4リバウンドシュートのパターンを身につけよう たてフロントターン たてワンフェイクフロントターン ドロップステップ パワードリブル 5リバウンド力を強化しよう ティップアウトドリル スーパーマンドリル 3メンタップ センタージャンプリバウンド ジャングルドリル 6 シール を身につけよう シールの仕方 姿勢リングへ攻めてからコンタクトしてリバース
ポストアップ3パターンウィングからコーナーコーナーからウィングディフェンスがフルフロント 1 対 1 初日午後は実技 2 長身者に必要なこれからの技術 でした 講師は山の手高校の上島正光先生で 長岡選手をはじめとする4 名の選手もアシスタントとして参加していただきました 憧れの長岡選手のしなやかな模範プレーを間近に見て 選手たちは大きな刺激を受けているようでした 実技終了後 長岡選手は参加選手たちからのサイン攻めにあうほどでした 上島先生の指導は実にきめ細かく また 下に跳べ! かかとを速くまわす! などの印象深い言葉も多々ありました 実技 2を終えられて講師の上島先生は 長谷川先生同様 時間の短さを嘆いておられ 高橋先生や樽川中学校野崎先生に 次の時は10 時間くらいほしいな と笑いながら要望されていました 1リバウンド ワンハンド巻き込み ボールを揺らして 後ろへボール 踏み込み回転ジャンプ 2 人組背中をぶつけてキャッチ 2 人組巻き込み 2 人組踏み込みキャッチ 3 人組重心移動リバウンド 2 人組ボックスアウト1 歩目の足 2 ゴール下シュート ミートシュート 万歳シュート 3 ハイポストシュート
ムービングレシーブの確認 シュートフェイク ドライブ リバースターン ドライブ リバースターン シュートフェイク ドライブ 外足もらいドライブ 4 ローポストシールからシュート ゴールミート たて足 5 ミドルポストシールからシュート ポップアウト フェイク ドリブル レイアップ ポップアウト フェイク ドリブル 背面ストップステップイン 会場を NTT セミナーセンタに移し夕食を済ませてから 長身という武器を生かすために というテーマの座学がありました 私が担当させていただいたもので 主に1 基本的な考え2ストロングポイント3 今後に向けて の3つの観点で話をしました 1 基本的な考えでは 午前中からどの先生方もお話しされていて繰り返しになってしまったのですが 身体が大きいという恵まれた才能に甘んじて技術を身につけないことの無いように 偏りのない取組を心がけるという話をしました 実技 2の冒頭で上島先生も 全員がガードの練習をしなさいと話されていたことともつながります 2ストロングポイントでは 長身選手の有利な点を選手たち自身に考えさせ意見交流しました 中学生らしい様々な視点があり 興味深いものとなりました 3 今後に向けてでは 1での内容と関連した練習への意識とあわせて 選手としての生活面を含めた取組や姿勢の心構えについて話しました 座学の後半では 当時のバスケットボール関係者であれば 知らない人は誰もいないと言っても過言ではないスーパースター 川村栄子さんの講話でした 実技での長岡選手同様 本物には何か違うものを選手たちは敏感に感じ取るようで 川村さんの話を食い入るように聞いていました ここではあえて詳しく書きませんが 3かん の話は ( 三冠の話ではありません!) その後の選手た
ちの感想を読んでも心に深く沁み込んだようでした 2 日目はメモリアル大会内での試合を行いました ビッグマンの試合を一目見ようと予想以上の観戦者で しかもあの素晴らしい体育館のコートでバスケットボールができるのですから 選手たちにも力が入らない訳がありません 男女ともに最初のゲームでは慣れないポジションにチャレンジしていることも相まって 自分を見失っているようでした 昨日練習したことは上の空 自分の実力も発揮できず 高さである武器も全く見えず 気付けばペイントエリアに全員立ち往生 そのまま改善できずに終わってしまう選手が多く見られました ただ その中でも普段はボールコンテナーなどの経験が少ない中 積極的な姿勢を忘れていないことが素晴らしかったです その姿勢が2 試合目の改善に大きく影響します 1 試合目の後のミーティングでは 幸丸先生からダイヤの原石の話がありました とてもわかりやすい例で自分たちのあるべき姿の話をされた選手たちは 自分たちのあるべき方向を示され それこそ目をダイヤのように輝かせて聞いていました また 次の試合に向けて フロアバランスを意識してみようともアドバイスを受けました 2 試合目は力も程よく抜け 若干観客の視線も減ったからか それなりに練習したことを発揮できる選手が増えました 何より選手たちの積極的なトライがあり ボール運びやアウトサイドドライブ 中には3ポイントにこだわる選手まで見られました フロアバランスも1 試合目よりはかなり改善されました 昼食後 最後のミーティングでは 選手一人一人から参加しての感想を語ってもらいました 緊張したこと ポストプレイのこと ガードの練習が必要なこと 違うポジションでの戸惑い 指導者への感謝などを上手に伝えていました ビッグマンに意外と多い内気ではっきり話すことができないようなこともなく 集まったビッグマンが更にひとまわりビッグになった感じもしました 事務局長の高橋先生からも最後に ビッグマンキャンプの第 1 期生として 自信と誇りを持って今後も活躍してほしい と力強い言葉が選手たちに送られ 無事終了しました
今回の企画にあたりまして たくさんの方々にお世話になりました 初日会場での清田中学校の先生方のサポート お忙しい時期にメモリアル大会の運営をされていた先生方のサポート 及び審判や TO でのサポート 松井先生をはじめとする事務局の先生方のサポート 本当にありがとうございました 付け加えまして 選手が参加するにあたっての費用や送迎など保護者の方々には サポートのみならず 多大なるご理解とご協力に感謝すると同時に それらがなければ成り立たないことであることはキャンプの中で選手たちにも指導していることをお礼と同時にお伝えいたします また 私自身 未来ある選手のための素晴らしい企画に参加できたことに感謝し 今後も微力ながら機会があればお手伝いしていきたいと思います ありがとうございました