( 別紙 2) カリキュラム < 講義と演習 > 科目の細目 講義と演習の実施方法 1. 職務の理解 (6 時間 ) 1-1 多様なサービスの理解 多様な介護保険サービスや介護保険外のサービスにつ いて 金沢市 みんないきいき介護保険 パンフレット や視聴覚教材などを用い 1 訪問介護 2 通所介護 3 小規 模多機能型居宅介護 4 施設介護サービス ( 老人福祉施設 老人保健施設 )5 認知症対応型共同生活介護 6 介護保険制度以外のサービスについては必ず盛り込み理解を深める ( 講義 ) 身近な地域の社会資源について グループで書き出し介護保険サービスとの関係性を話し合う ( 演習 ) 1-2 介護職の仕事内容や働く現場の理解 居宅 施設で介護職が働く現場や仕事内容 介護職の キャリアパスの全体像について 視聴覚教材 (DVD) や 実習 見学を組み合わせて理解を深める ( 講義 )( 実習 ) ケアフ ランの位置づけに始まるサービスの提供に至るまでの一連の業務の流れとチームアプローチ 他職種 介護保険外サービスを含めた地域の社会資源との連携について理解を深める ( 講義 ) 訪問介護 通所介護の現場職員の体験談を基にグループで仕事のイメージについて話し合う ( 演習 ) 2. 介護における尊厳の保持 自立支援 (9 時間 ) 2-1 人権と尊厳を支える介護 (6 時間 ) 人権の尊厳と保持 人権を尊重する人間と社会の土台 1 自分を大切にす ること 2 他の人を大切にすること 3 お互いを大切にす るしくみをつくること について理解を深める ( 講義 ) わたしと小鳥とすずと などの金子みすずの童謡集を読み合わせた後 グループにて ちがい をどう受け止めるかや 違う立場に立ってみて どうかを話し合う ( 演習 ) ICFについて マイナス面で分類したICIDHと生活機能で分類したICFとの違いについて 理解を深める ( 講義 ) - 1 -
QOLについて 生活とは何か 生活の質 生きがい 真の豊かさとは 何か を利用者本意 自立支援の視点で理解を深める ( 講義 ) ノーマライゼーション ノーマライゼーションの考え方に至る歴史的経過や基本的な考え方について理解を深める ( 講義 ) 全ての住民が手話で話をした島 を読み合わせた後 グループにて対等 平等に生きられる社会について話し合う ( 演習 ) 虐待防止 身体拘束禁止 高齢者虐待の種類 内容と現状について 理解を深める また 高齢者 障害者虐待防止法の概要と介護職員に期待されることや身体拘束がまねく悪循環などの弊害について理解を深める ( 講義 ) 身体拘束に係る事例を基に対応の仕方についてグループにて話し合う 個人の権利を守る制度の概要 個人情報保護法 成年後見制度 日常生活支援事業について理解を深める ( 講義 ) 悪徳商法や詐欺に係る事例を基に対応の仕方についてグループで話し合う 2-2 自立に向けた介護 自立支援 従来の 自助的自立 から新しい自立観 依存的自立 について理解を深める ( 講義 ) 残存能力の活用 意欲を高める支援のあり方について理解を深める ( 講義 ) 自己決定権 自己選択権 が最大限尊重されていることが条件であることの理解を深める ( 講義 ) 人の助けを借りて 15 分で衣服を着 仕事に出かける障がい者 と 自分で衣服を着るのに2 時間かかるため 家にいるほかない障がい者 とでは どちらが自立しているかをグループで話し合う ( 演習 ) 介護予防 介護予防の考え方 運動機能向上 栄養改善 口腔機能向上 地域包括支援センターの役割 について理解を深める ( 講義 ) 要支援と要介護 特定高齢者の違いについて グルー - 2 -
プで話し合う ( 演習 ) 3. 介護の基本 (6 時間 ) 3-1 介護職の役割 専門性と多職種との連携 (2 時間 ) 介護環境の特徴と理解 居宅介護と施設介護の介護の原則について 理解を深 める ( 講義 ) 地域包括支援センターにおける包括的なケアについて理解を深める ( 講義 ) 自分が一番くつろげる場所とはどこか また 住み慣れた地域で暮らす とは どういうことかをグループで話し合う ( 演習 ) 介護の専門性 対等な援助関係 個別支援計画 利用者の生活の理解 チームケア 信頼関係の構築など職業としての介護の理解を深める ( 講義 ) 自立への意欲を高めるための支援の方法について グループで話し合う ( 演習 ) 自己成長エゴグラムを通して 自己の行動パターンを知る ( 演習 ) 介護にかかわる職種 具体的な職種の役割を理解し 他職種連携の目的と意義 チームケアにおける役割分担について 理解を深める ( 講義 ) 医療と介護の連携の必要性について グループで話し合う ( 演習 ) 3-2 介護職の職業倫理 (1 時間 ) 介護職としての倫理の意義や必要性 社会的責任 プライバシー保護について理解を深める ( 講義 ) 日本介護福祉士会倫理綱領を基に 介護職に求められている事柄について グループで話し合う ( 演習 ) 3-3 介護における安全の確保とリスクマネジ メント (2 時間 ) 介護における安全の確保 リスク情報 ( ヒヤリハット ) の報告の必要性と事故に 結びつく要因を掘り下げて対応していく手法 ( リスクア セスメント ) の理解を深める ( 講義 ) 事例を基に事故報告書を記入しグループでその内容について話し合う ( 演習 ) 事故予防 安全対策 事故発生時の対応について フロー図を基に家族への報告 市町への報告も含め理解を深める ( 講義 ) - 3 -
利用者の状況の把握や事故に至った経緯を正確に報告するためのロールプレイニングを行う ( 演習 ) 感染対策 感染症の理解と原因と経路について理解を深める ( 講義 ) 感染症予防ための道具( マスク 手袋 エプロン 消毒液等 ) の使用方法や基本となる手洗い うがいの方法について グループで話し合う ( 演習 ) 3-4 介護職の安全 (1 時間 ) 介護職の心身の健康管理( 腰痛予防 ストレス対処 ) の方法について理解を深める ( 講義 ) 介護職のストレスについて 実際の声を基にストレスとのつきあい方について グループで話し合う ( 演習 ) 4. 介護 福祉サービスの理解と医療との連携 (9 時間 ) 4-1 介護保険制度 介護保険制度創設の背景及び目的 動向 介護保険制度創設の背景( 要介護者の増加 家庭の介護力の低下 従来制度の問題点など ) や目的 制度施行後の状況について理解を深める ( 講義 ) 介護保険制度に係る事例を問題形式にして ( 講師作成 ) 回答をグループで話し合う ( 演習 ) しくみの基礎的理解 財源の費用負担構造 居宅サービス 施設サービス 地域密着型サービスの種類 要介護 要支援認定の手順などサービス申請から利用までの理解を深める ( 講義 ) 介護保険制度の認定に係る事例を問題形式にして( 講師作成 ) 回答をグループで話し合う ( 演習 ) 制度を支える財源 組織 団体の機能と役割 サービス提供事業者の指定方法 介護支援専門員 介護サービス情報公表 保険徴収方法 国民健康保険団体連合会の内容について理解を深める ( 講義 ) 介護保険制度の財源に係る事例を問題形式にして( 講師作成 ) 回答をグループで話し合う ( 演習 ) 4-2 医療との連携とリハビリテーション 医行為と非医行為 ( 介護 ) の範囲 訪問介護と訪問看 護の違い 施設における看護と介護の役割と連携方法 介護職の医行為 リハビリテーションの理念について 理解を深める ( 講義 ) 求められる医療と介護の密接な連携方法について理解を深める ( 講義 ) 連携の事例を基に 他職種や医療との連携のあり方や - 4 -
工夫について グループで話し合う ( 演習 ) 4-3 障害者自立支援制度とその他制度 障害者福祉制度の理念 障害の概念 障害者の定義について 障害者基本法 を基に理解を深める ( 講義 ) 障害者施策の概観について 歴史から経緯を整理し理解を深める ( 講義 ) 障害者基本法第 1 2 条を読み合わせ グループで話し合う ( 演習 ) 障害者総合支援制度のしくみの基本的理解 障害福祉の法的根拠及び支援費制度から自立支援法 そして障害者総合支援法へ転換した意味について理解を深める ( 講義 ) 個人の権利を守る制度の概要 個人情報保護法の遵守すべき事柄や扱い 成年後見制度の意味と目的 日常生活自立支援事業について理解を深める ( 講義 ) 5. 介護におけるコミュニケーション技術 (6 時間 ) 5-1 介護におけるコミュニケーション 介護におけるコミュニケーション コミュニケーションとは何か 円滑にすすめるための 基本原則や態度 技術について理解を深める ( 講義 ) 共感と同感の違い 受容や傾聴のポイントについて理解を深める ( 講義 ) 話し手 聞き手 観察者の3 人を1グループとして 実際に体験した事例 実習で困ったことなど を基に 共感 受容 傾聴を体験する ( 演習 ) 利用者 家族とのコミュニケーションの実際 利用者 家族のおかれている状況と心理を把握する意図やその方法 ( 配慮すべき点 ) について理解を深める ( 講義 ) 介護家族の負担感の理解をすすめるため 実際にご家族からお話をいただき グループで話し合う ( 演習 ) 利用者の状況 状態に応じたコミュニケーション義実の実際 視力 聴力の障害( 失語症 構音障害 ) 認知症に応じたコミュニケーション技術について理解を深める ( 講義 ) 5-2 介護におけるチームコミュニケーション 介護における情報の共有化 介護における記録の意義 目的 利用者の状態を踏ま えた観察と記録の方法について理解を深める ( 講義 ) - 5 -
事例を基にしたロールプレイングを見て記録を作成する ( 演習 ) 報告 報告 連絡 相談留意点について理解を深める ( 講義 ) 事例を基にロールプレイニングを行い 報告 連絡 相談の内容について 適切であったかをグループにて話し合う ( 演習 ) コミュニケーションを促す環境 情報共有の場として 申し送り チームケアにおける会議 ( ケアカンファレンス ) 事例検討会のそれぞれの目的と方法 留意点について理解を深める ( 講義 ) 6. 老化の理解 (6 時間 ) 6-1 老化に伴うこころとからだの変化と日常 老年期の発達と老化に伴う心身の変化の特徴 老化とは何か 感覚 知覚の変化 注意力の変化と反 応の変化 記憶の変化 知能の変化 感情の変化 性格 の変化の特徴について理解を深める ( 講義 ) 記憶( 短期記憶と長期記憶 エピソード 意味 手続き記憶 ) の種類について グループで話し合い分類する ( 演習 ) 老化に伴う心身の機能変化と日常生活への影響 加齢 老化に伴う生理的な変化( 咀嚼機能低下 筋 骨 関節の変化 体温維持機能の変化など外見上の変化と日常生活への影響について理解を深める ( 講義 ) 6-2 高齢者と健康 高齢者の疾病と生活上の留意点 身体的機能 精神的機能の変化と病気 主な症状とチェックポイントについての理解を深める ( 講義 ) 高齢者疑似体験を通じて 高齢者の身体的機能の変化について体験する ( 演習 ) 高齢者に多い病気とその日常生活上の留意点 循環器障害 老年期うつ病症状 誤嚥性肺炎 感染症の危険因子と対策について理解を深める ( 講義 ) 生活習慣病に係る危険因子や対策についてグループで話し合う ( 演習 ) 7. 認知症の理解 (6 時間 ) 7-1 認知症と取り巻く状況 (1.5 時間 ) 認知症の定義と診断基準 認知症の方のケアの視点 ( できることに着目 ) について理解を深める ( 講義 ) 認知症のイメージをグループで話し合う ( 演習 ) - 6 -
7-2 医学的側面から見た認知症の基礎と健康 管理 (1.5 時間 ) 認知症の概念 ( 中核症状 周辺症状 ) 認知症の原因疾 患とその病態 原因疾患別ケアのポイント 健康管理に ついて理解を深める ( 講義 ) 認知症の心理症状の代表例 ( 物とられ妄想 作話等 ) をグループで話し合い分類する ( 演習 ) 7-3 認知症に伴うこころとからだの変化と日 常生活 (1.5 時間 ) 認知症の人の生活障害 心理 行動の特徴 生活障害の内容や原因とケアの視点について理解を深 める ( 講義 ) 認知症の利用者への対応 認知症の利用者への具体的な対応の7つのポイントについて理解を深める ( 講義 ) 認知症サポーター養成講座教材( テキスト DVD) を使用し 認知症の利用者にかかわる上での基本姿勢 ( 心がまえ ) 地域で自分ができるサポートは何かについて話し合う ( 演習 ) 7-4 家族への支援 (1.5 時間 ) 認知症受容課程での支援 家族の負担軽減について理解を深める ( 講義 ) 家族の声( 事例 ) を基に 家族への支援方法についてグループで話し合う ( 演習 ) 8. 障害の理解 8-1 障害の基礎的理解 (1 時間 ) 障害の概念とICF ICFの分類と医学的分類 考え方について理解を深める ( 講義 ) 障害者福祉の基本理念 ノーマライゼーションの概念 リハビリテーション インクルージョンの意味について理解を深める ( 講義 ) 教育分野でのインクルージョンの実現のためにどのような条件が必要かをグループで話し合う ( 演習 ) 8-2 障害の医学的側面 生活障害 心理 行動 の特徴 かかわり支援等の基礎的知識 (1 時間 ) 身体障害 身体障害者の障害の定義 心理と行動特徴及び支援方 法 ( 介護上の留意点 ) について理解を深める ( 講義 ) 知的障害 知的障害者の生活上の困難 心理と行動特徴及び支援方法 ( 介護上の留意点 ) について理解を深める ( 講義 ) 精神障害 精神障害者の生活上の困難 心理と行動特徴及び支援方法 ( 介護上の留意点 ) について理解を深める ( 講義 ) その他の心身の機能障害 - 7 -
難病とはどのような病気か 特徴点や難病患者の心理 治療について理解を深める ( 講義 ) 精神障害者の介護上の留意点について グループで話し合う ( 演習 ) 8-3 家族の心理 かかわり支援の理解 (1 時間 ) 障害の理解 障害の受容支援 家族の介護負担の軽減について理解を深める 家族の心理( こころを傷つけられることば ) についてグループで話し合う ( 演習 ) 9. こころとからだのしくみと生活支援技術 (75 時間 ) 9-1 介護の基本的な考え方 (2 時間 ) ICF の視点に基づく生活支援 理論に基づく介護 ( 我流の排除 ) 基本的な介護技術のい原則について理解を深める ( 講義 ) 閉じこもりの背景要因について グループで話し合う ( 演習 ) 9-2 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 (5 時間 ) 学習と記憶の基礎知識 感情と意欲の基礎知識 自己 概念と生きがい 老化や障害を受け入れる適応行動とそ の阻害要因 こっころの持ち方が行動に与える影響 からだの状態がこころに与える影響について理解を深める ( 講義 ) 利用者の感情に働きかける介護職の言葉かけの内容についてグループで話し合う ( 演習 ) 9-3 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 (5 時間 ) 人体の各部の名称と動きに関する基礎知識 骨 関節 筋に関する基礎知識 ボディメカニクスの活用 中枢神 経と体性神経に関する基礎知識 自立神経と内部器官に関する基礎知識 こころとからだを一体的に捉えるとは 利用者の様子と普段の違いに気づく視点について理解を深める ( 講義 ) 普段と違う場合の観察のポイントなどグループで話し合う ( 演習 ) 9-4 生活と家事 (6 時間 ) 家事と生活の理解 家事援助の基本的知識についての理解を深める ( 講義 ) 利用者の価値観に合わせた介護の事例を基にグループで利用者の自己実現について話し合う ( 演習 ) 9-5 快適な居住環境整備と介護 快適な居住環境に関する基礎知識 高齢者 障害者特有の居住環境整備と多様な福祉用具と留意点の理解を深める ( 講義 ) 事例を基に住環境の整備内容について グループで話し合う ( 演習 ) - 8 -
実際の福祉用具 ( 車イス 電動ヘ ット 歩行器 つえ 生活便利品など ) の使用感を体験する ( 実技 ) 9-6 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に 向けた介護 (6 時間 ) 整容に関する基礎知識 整容の支援技術 身体状況に 合わせた衣服の選択 着脱 身支度 整容行動 洗面の 意義 効果について理解を深める ( 講義 ) 清拭 口腔ケア 義歯の清掃の方法について 実技を 通して理解する ( 実技 ) 9-7 移動 移乗に関連したこころとからだのしくみと 自立に向けた介護 (12 時間 ) 移動 移乗に関する基礎知識 移動 移乗に関する用 具とその活用方法 利用者 介助者にとって負担の少な い方法 残存能力の活用方法 重心 重力の働きの理解 車いすへの移乗方法 前面介助での車いすへの移乗方法 について理解を深める ( 講義 + 実技 ) 9-8 食事に関連したっこころとからだのしくみと自立 に向けた介護 (6 時間 ) 食事に関する基礎知識 食事環境の整備 食事に関連 した用具 食器の活用方法 食事と社会参加の留意点に ついて理解を深める ( 講義 ) 食事のケアに対する介護職の意識 低栄養の弊害 脱水の弊害 咀嚼 嚥下のメカニズム 誤嚥性肺炎の予防について理解を深める ( 講義 ) ペアになってお互いに食事介助を行う その際の声かけや観察などについて実技を通して理解する ( 実技 ) 9-9 入浴 清潔保持に関連したこころとからだのしく みと自立に向けた介護 (6 時間 ) 入浴 清潔保持に関連した基礎知識 さまざまな入浴 用具と整容用具の活用方法 羞恥心や遠慮への配慮 体 調確認 全身清拭 目 鼻 耳 爪の清潔方法 陰部洗浄 足浴 散髪についての理解を深める ( 講義 ) 入浴介助 清拭の方法 ケリーパード ( 新聞 タオル ビニール袋 洗濯ばさみ ) を使用した洗髪について実技を通して理解する ( 実技 ) 9-10 排泄に関連したこころとからだのしくみと自立 に向けた介護 (6 時間 ) 排泄に関する基礎知識 排泄の意味 プライド 羞恥 心 プライバシーの確保 おむつ使用の弊害 排泄ケア を受けることで生じる心理的な負担 尊厳や生きる意欲との関連ついて理解を深める ( 講義 ) トイレ介助 排泄ケア( おむつ交換 陰部洗浄 ) を受けることで生じる利用者の心理的な負担を実感できるよう実技を通して理解する ( 実技 ) 9-11 睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立 に向けた介護 (4.5 時間 ) 睡眠に関する基礎知識 さまざまな睡眠環境 ( 温度 湿度 光 音 ) と用具の活用方法 安眠のための介護の 工夫について理解を深める 安楽な姿勢や褥蒼予防が習得できるよう実技を通して - 9 -
理解する ( 実技 ) シーツの掛け方について 実技を通して理解する ( 実 技 ) 9-12 死にゆく人に関したこころとからだのしくみと 終末期介護 (1.5 時間 ) 終末期に関する基礎的知識 生から死への過程 終末 期ケア 介護従事者の基本的態度 他職種との情報連携 の必要性について理解を深める ( 講義 ) 終末期ケアに関して本人意向の確認方法についてグループで話し合う ( 演習 ) 9-13 介護課程の基礎的理解 (2 時間 ) 介護課程の目的 意義 展開について振り返りを行う ( 講義 ) 事例を基に個別援助計画を作成しグループで話し合う ( 演習 ) 9-14 総合生活支援技術演習 (10 時間 ) 生活の各場面での介護について ある状態増の利用者を想定し 一連の生活支援を提供する流れの理解を技術の習得 利用者の心身の状況にあわせた介護を提供する視点の取得を目指す ( 事例演習 ) こころとからだの力が発揮できない要因の分析 適切な支援技術の検討 支援技術演習 支援技術の課題を整理する ( 事例演習 ) 事例は高齢 ( 要支援 2 程度 認知症 方麻痺 座位保持不可 ) から2 事例を選択して実施します 10. 振り返り (4 時間 ) 10-1 振り返り 研修全体を振り返り 学んだことの再確認と就業後も継続して研鑽する姿勢の形成についての認識が図れるよう実施 ( 講義 ) 根拠に基づく介護についての要点( 利用者の状態に応じた介護と介護課程 身体 心理 社会面を総合的に理解するための知識の重要性 チームアプローチの重要性についての理解を深める ( 講義 ) 10-2 就業への備えと研修修了後における継続 的な研修 (1 時間 ) 最新知識の付与と 次のステップ ( 職場環境への早期 適応等 ) へ向けての課題を受講者が認識できるよう促 す 介護職の仕事内容や働く現場 事業所等における研修の実例などについて 具体的なイメージを持ちえるように視聴覚教材などの活用 現場職員の体験談 実習において理解を深める ( 講義 実習 ) 現場職員の体験談を基に グループで話し合う ( 演習 ) - 10 -
11. 訪問介護事業所やデイサービス等での見学等実習 (6 時間 ) 訪問介護事業所やデイサービスにおいて 研修で学んだことが実感 ( 気づき ) できるよう実施 ( 実習 ) 12. 修了試験 (1 時間 ) ( 実技試験の実施 ) 筆記試験の実施 合計 137 時間 講義と演習の実施方法 は文章で具体的に載すること 単語のみの羅列は不可 - 11 -