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腹腔鏡下前立腺全摘除術について

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or

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柴田, 鈴木, 木村 図 1. 腹部 CT 検査所見 : 骨盤内の右側に境界明瞭 単房性で石灰化を伴う 50mm 大の腫瘤を認めた ( 矢印 ) 図 2. 腹部 MRI 検査所見 a) 骨盤内右側に境界明瞭 単房性 T1 強調像で低信号の 50mm 大の嚢胞性腫瘤を認めた ( 矢印 ) b)t2 強

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

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大腸ESD/EMRガイドライン 第56巻04号1598頁

2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

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10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1 の相対生存率は 1998 年以降やや向上した 日本で

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32 子宮頸癌 子宮体癌 卵巣癌での進行期分類の相違点 進行期分類の相違点 結果 考察 1 子宮頚癌ではリンパ節転移の有無を病期判定に用いない 子宮頚癌では0 期とⅠa 期では上皮内に癌がとどまっているため リンパ節転移は一般に起こらないが それ以上進行するとリンパ節転移が出現する しかし 治療方法

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巽病院で大腸癌 巽病院で大腸癌手術をお受けになる方に 大腸癌手術をお受けになる方に 巽病院では,患者さんの人権を尊重し,患者さんにご満足頂け,喜んで退院して頂け るような治療を目指しています 手術前には十分な説明をし,ご納得頂いた上で,最も 良いと思われる治療法を選択して頂くことにしております 大腸

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平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

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研究課題 : Niti-S 大腸ステント多施設共同前向き安全性観察研究 に関する計画書 申請者 ( 実施責任者 ) 所属埼玉医科大学総合医療センター消化管 一般外科氏名松澤岳晃 1. 背景, 意義, 目的背景 : これまで, 本邦では大腸狭窄に対する金属ステントは薬事認可も保険収載もなかったため,

対象 :7 例 ( 性 6 例 女性 1 例 ) 年齢 : 平均 47.1 歳 (30~76 歳 ) 受傷機転 運転中の交通外傷 4 例 不自然な格好で転倒 2 例 車に轢かれた 1 例 全例後方脱臼 : 可及的早期に整復

 

2 4 診断推論講座 各論 腹痛 1 腹痛の主な原因 表 1 症例 70 2 numeric rating scale NRS mmHg X 2 重篤な血管性疾患 表

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

卵巣子宮内膜症と正常子宮内膜における遺伝子変異を解明

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U 開腹手術 があります で行う腎部分切除術の際には 側腹部を約 腎部分切除術 でも切除する方法はほぼ同様ですが 腹部に があります これら 開腹手術 ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を受けられる方へ 腎腫瘍の治療法 腎腫瘍に対する手術療法には 腎臓全体を摘出するU 腎摘除術 Uと腫瘍とその周囲の腎

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Vol 夏号 最先端の腹腔鏡下手術を本格導入 東海中央病院では 平成25年1月から 胃癌 大腸癌に対する腹腔鏡下手術を本格導入しており 術後の合併症もなく 早期の退院が可能となっています 4月からは 内視鏡外科技術認定資格を有する 日比健志消化器外科部長が赴任し 通常の腹腔 鏡下手術に

尿失禁とはご自分の意思に反して 尿が漏れてしまう症状のことです 尿漏れは目に見えない症状で生命に関わりが少ないこと 何よりも羞恥心があり受診されないケースもあります 当院では排泄ケアに関する専門の看護師もいます お困りの方はお1 人で悩まず 是非ご相談ください 名鉄病院皮膚排泄ケア認定看護師 いちか

食道がん化学放射線療法後のsalvage手術

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気管支学 Vol 41, No 4

1 Q A 82% 89% 88% 82% 88% 82%

胸部食道癌手術における消化管再建

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図2推 定 腹 腔内 出血 量(ml) 図3入 院 期 間(日) 図6術 前 後Hb変 動 量(g/dl) 症 例 症 例 報 告 と し て 初 回686mlの ラ ス 窩 穿 刺 保 存 治 療+術 出血症例 にダグ 中回 収 式 自己血 輸 血 を施 行 した が そ の 後 再 出 血 で

2009年8月17日

e 治癒困難な腸瘻 ( 注 3) があり かつ 腸瘻における腸内容の排泄処理が著しく困難な状 態 ( 注 4) 又は高度の排尿機能障害 ( 注 2) があるもの f 高度の排尿機能障害 ( 注 2) があり かつ 高度の排便機能障害 ( 注 5) があるもの 3 等級表 4 級に該当する障害は 次の

様式1

研究協力施設における検討例 病理解剖症例 80 代男性 東京逓信病院症例 1 検討の概要ルギローシスとして矛盾しない ( 図 1) 臨床診断 慢性壊死性肺アスペルギルス症 臨床経過概要 30 年前より糖尿病で当院通院 12 年前に狭心症で CABG 施行 2 年前にも肺炎で入院したが 1 年前に慢性

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背景 急性大動脈解離は致死的な疾患である. 上行大動脈に解離を伴っている急性大動脈解離 Stanford A 型は発症後の致死率が高く, それ故診断後に緊急手術を施行することが一般的であり, 方針として確立されている. 一方上行大動脈に解離を伴わない急性大動脈解離 Stanford B 型の治療方法

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1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

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医療関係者 Version 2.0 多発性内分泌腫瘍症 2 型と RET 遺伝子 Ⅰ. 臨床病変 エムイーエヌ 多発性内分泌腫瘍症 2 型 (multiple endocrine neoplasia type 2 : MEN2) は甲状腺髄様癌 褐色細胞腫 副甲状腺機能亢進症を発生する常染色体優性遺

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

Transanal Minimally Invasive Surgery (TAMIS) は 最新のアクセスプラットフォームと従来の腹腔鏡用器具を用いて 遠位 中位直腸の良性腫瘍 および慎重に選択された悪性腫瘍の切除を目的としています Matthew Albert 先生 (Florida Hospi

0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2


桜町病院対応病名小分類別 診療科別 手術数 (2017/04/ /03/31) D12 D39 Ⅳ G64 女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物 D48 その他及び部位不明の性状不詳又は不明の新生物 Ⅲ 総数 構成比 (%) 該当無し Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅱ 新生物 C54 子宮体部

骨盤臓器脱の診断と治療 産業医科大学若松病院産婦人科 吉村 和晃

Transcription:

185 S S VAS Visual Analogue Scale MRI cm cm MRI MRI cm cm

186 本田ほか 9cm 左卵巣が長径7cm に腫大した多房性N 腸子宮内膜症と診断した 図3 胞性腫瘤であった内容は T1強調像で高信号 排泄性尿路造影 左尿管の拡張 尿流の停滞を を呈しており血性の子宮内膜症性N胞が疑われ 認め 尿管内膜症と診断した 図4 たまた T2強調像で子宮後壁 後腟円蓋部 治療方針を検討腸管子宮内膜症の症状が軽 付近と左N胞性腫瘤 直腸が索状構造で連結し 度でありホルモン療法による保存療法も考慮し 高度の癒着を疑わせた 図1 たが 消化器内科専門医の意見では将来的に腸 2 5 2 1 9 4U ml, CA1 9 9 腫 瘍 マ ー カ ー CA1 管狭窄 閉塞の可能性が高く外科的切除が望ま 5 0 8U ml, GAT 1 2 2U ml. しいとのことであった患者は挙児希望があり MRI ゼリー法および造影 MRI ゼリー法 T2強 妊孕性温存でかつ腸管切除を含めた根治手術を 調像で直腸の内腔に突出する直腸壁の肥厚がみ 希望しため 産婦人科 外科で十分なインフォ られ造影により肥厚部にも造影効果がみられ ームドコンセントを得たうえで腹腔鏡下手術を 直腸子宮内膜症と診断した 図2 行うこととした術前に2ヵ月間ジエノゲスト 注腸造影検査 直腸前壁と S 状結腸に片側性で を投与した手術2日前に入院 術前日は絶食 辺縁不正な集束像 狭窄像を認め直腸 S 状結 とし尿管ステントの挿入とニフレックの服用を MRI ゼリー法 図2 造影 MRI ゼリー法 MRI ゼリー法でみられた直腸前壁の肥厚に造影 効果がみられ 便塊と鑑別可能となり直腸内膜症と診断 注腸造影検査 図3 直腸前壁と S 状結腸に片側性で辺縁不整な集束 像 狭窄像を認め腸管子宮内膜症と診断 図4 左尿管の拡張 尿流の停滞

S 187 mm mmhg mm a S a b S c S d S mm b S e cm S

188 本田ほか 図6 c 開放されたダグラス窩 図6 f S 状結腸と直腸の側端吻合 図6 d 直腸と S 状結腸の癒着部位 図6 e 直腸の切離 図6 g 腸管切除後 左尿管の拡張を認める 図6 h 左尿管周囲の繊維性狭窄の解除 縫合器で切離したその後結腸を腹腔内に戻し 後に air leakage test を行い異常がないことを S 状結腸断端と直腸断端を自動吻合器で側端吻 確認 腸管切除が終了し婦人科チームと交代し 吻合部の緊張をとるた 合を行った 図6 f た腸管切除が終了した時点で腹腔内を観察す めに下行結腸 横行結腸を後腹膜から受動した ると左尿管が拡張し基靭帯部分での狭窄が疑わ

腹腔鏡下に直腸および S 状結腸切除を施行した重症子宮内膜症の1例 189 れた 図6 g ため尿管周囲の線維化した組 存在するMRI ゼリー法が直腸子宮内膜症の 織を切開し尿管の狭窄を尿管トンネルの入口ま 診断に有用と報告されていて 6 腟直腸診で 癒着剥離部に癒着防 で解除した 図6 h 骨盤深部子宮内膜症を疑ったときには考慮する 止材 インターシード ジョンソンエンドジョ 検査と思われる今回の症例では MRI ゼリー ンソン社 を貼付し手術を終了した手術時間 法に加えて卵巣N胞の悪性転化を鑑別するため は8時間1 4分 婦人科5時間4 4分 外科2時間 に造影を行ったが 卵巣N胞壁には造影効果は 3 0分 出血量3 1 5mL であった術後診断は重 認められず 肥厚した直腸前壁には造影効果が 1 2点 両側子宮内 症子宮内膜症 R ASRM 1 みられ直腸子宮内膜症が診断可能であった直 膜症性N胞 腸管子宮内膜症 尿管子宮内膜症 腸前壁に便塊があった場合は直腸子宮内膜症と であった摘出標本 図7 では腸管内膜症の の鑑別ができないこともあるが 直腸前壁に造 病変に一致して粘膜面には ひだの収束像がみ 影効果がみられたことで直腸子宮内膜症の診断 られ その断面では粘膜下の血腫や固有筋層の が確認できたしかし MRI ゼリー法では検査 肥厚がみられた組織学的にも固有筋層内に島 範囲が直腸から S 状結腸の Ra までに限られ 状に分布した子宮内膜症病巣が確認できた 図 より口側の S 状結腸では診断は困難である 8 そのために注腸造影が有用である注腸造影で 術後経過は術後1日目に排ガスを認め 水分 S 状結腸にも片側性で辺縁不正な収束像と狭窄 摂取開始 術後4日目に流動食から開始 術後 像を認め S 状結腸子宮内膜症が明らかにな 合併症なく経過し 術後7日目に退院した術 った 後3ヵ月で撮影した排泄性尿路造影では左尿管 腸管子宮内膜症の治療方針は挙児希望の有無 の拡張は改善し 図9 子宮内膜症による諸 症状は消失 術前に評価した VAS はすべて0 0 0に改善していた現在は前医で不妊治 1 0 1 療中である 考 察 腸管子宮内膜症の診断には苦慮することが多 い月経周期に関連してイレウス症状を呈した り 下血を認めた場合は腸管子宮内膜症を疑う が本症例のように月経随伴症状が軽度の症例も 図8 子宮内膜症の組織が島状に固有筋層に散在して いる 図7 腸管内膜症の病変に一致して粘膜面ではひだの 収束がみられ 断面では粘膜下の血腫 固有筋 層の肥厚がみられる 図9 尿管狭窄の改善

190 S Ribeiro Ballester intrinsic type extrinsic type extrinsic type extrinsic type S golden time Farr Nezhat et al. The relationship of endometriosis and ovarian malignancy : a review. Fertil Steril Macafee CH et al. Intestinal endometriosis. A report of cases and a survey of the literature. J Obstet Gynecol Br Emp Yantiss RK et al. Endometriosis of the intestinal tract : a study of cases of a disease that may cause diverse challenges in clinical and pathologic evaluation. Am J Surg Patho Prystowsky JB et al. Gastrointestinal endometriosis : Incidence and indications for resection. Arch Surg Takeuchi H et al. A novel technique using magnetic resonance imaging jelly for evaluation of rectovaginal endometriosis. Fertil Steril S Ribeiro PAA et al. Laparoscopic resection of intestinal endometriosis : A year experience. J Minimal Invas Gynecol Ballester M et al. Urinary dysfunction after colorectal resection for endometriosis : results of a prospective randomized trial comparing laparoscopy to open surgery. Am J Obstet Gynecol. e Kingham TP et al. Colonic Anastomotic Leak : Risk Factors, Diagnosis, and Treatment. J Am

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