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日本環境化学会第十回環境化学技術賞受賞の技術 凝集剤を用 いた水中ダイオキシン類捕集法の開発 :2001 に改良を加え ダイオキシン類を水中から高効率で固相抽出し捕集する薬剤を開発しました 特徴 JIS 規定の抽出用固相 JIS K 0312:2005 に規定された抽出用固相に求められている条件を満足 高い回収率 添加回収試験にて高回収率を達成 抽出 分析の効率化 準備 抽出などの操作の簡便化 迅速化を実現 使用溶媒量を大幅に削減 分析精度の向上 ブランクフリーにて出荷 ( ダイオキシン類ブランク値保証 ) 1

JIS K 0312 : 2005( 原文 ) 6.4.3 試料からの抽出内標準物質を添加した試料からの抽出は 試料の量, 共存有機物の量などを考慮し 固相抽出法 液 - 液抽出法から選択する a) 試料のろ過内標準物質を添加した試料をガラス繊維ろ紙 ( 孔径 0.5μm 程度 )(3) で吸引ろ過し ろ過残留物とろ液に分ける ( 中略 ) b) ろ液からの抽出 1) 固相抽出法抽出用固相には ディスク形 カラム形 カートリッジ形などのものがあり 次の条件を満足しているものであれば いずれを用いてもよい 抽出は 選択した抽出用固相に試料を通水し (4) 通水後 水分を十分除去する 水分を除去した固相をソックスレー抽出などにかけ 溶媒中に抽出する 操作の参考として記載する詳細は 選択した抽出用固相の推奨する方法に従う 1.1)JIS K 0557 に規定するA3の水又は水道水に内標準を添加してその試料 20Lを通水した場合の回収率が90% 以上である 定量下限付近及び定量下限の10 倍の各濃度で2 回以上行った平均値で確認する 1.2) 水道水を100L 通水しても ダイオキシン類の損失が認められない 固相にクリーンアップスパイク用内標準物質を添加した後 水道水 100Lを通水して添加した内標準物質の回収率を求め その回収率が 70~130% の範囲にあることを確認する 注 (4) 吸着破過を起こす通水量の確認ができていない試料については 1 枚の抽出用固相への通水量を5L 以下とする 2) 液 - 液抽出法液 - 液抽出法による抽出操作は 次による かき混ぜ抽出法などのこの操作方法以外の方法であっても 抽出効率が90% 以上であることが確認できれば用いてもよい 2.1) 抽出 a) で得たろ液を分液漏斗に入れ ろ液 1Lに対してトルエン又はジクロロメタンを100mLの割合で添加し 振とう幅約 5cm 毎分 100 回以上で20 分間振り混ぜて抽出する 抽出を抽 3 回行い 硫酸ナトリウムで脱水し 抽出液を合わせる c) ろ過残さ ( 渣 ) からの抽出ろ過残さ ( 渣 ) からの抽出は 風乾後 ソックスレー抽出又はこれと同等の抽出方法で抽出を行い この抽出液を上記の抽出液と合わせる 抽出には長時間を要するので 抽出中の光分解に注意する ( 中略 ) d) 抽出液の調製 ( 略 ) 2

JIS K 0312 : 1999( 原文 ) 6.4.3 試料からの抽出内標準物質を添加した試料からの抽出は 試料の量, 共存有機物の量などを考慮し 固相抽出法 液 - 液抽出法から選択する a) 固相抽出法固相抽出法による抽出操作は 次による 1) ろ過内標準物質を添加した試料をガラス繊維ろ紙 ( 保留粒子径 0.5μm 程度 )(4) で吸引ろ過し ろ過残留物とろ液に分ける 2) 抽出用固相の準備抽出用固相をベース上のサポートスクリーンの上に置き トルエンを浸潤させる その上にファンネルを置き クランプで固定して固相抽出装置をセットした後 トルエン約 15mLを注ぎ 液滴が落ち始めるまでしばらく吸引した後 約 1 分間吸引を緩める 再び吸引してトルエンを除く アセトン約 15mLを注ぎ トルエンと同様の操作を行う これを2 回繰り返す メタノール15mLで抽出用固相を約 1 分間浸潤し メタノールが抽出用固相に固相表面から1mm 程度残るまで吸引する 以後 抽出操作終了まで抽出用固相を乾かさないよう注意しながら ヘキサン洗浄水を50mlずつ2 回通水する 3) 抽出 1) で得たろ液を2) で準備した固相抽出装置のファンネルに注ぎ 吸引ろ過を行う (5) 通水量は 約 100mL/minとする ファンネル内の試料がなくなる前に 試料容器の器壁を少量の水で洗い ファンネルに注ぐ 同様に ファンネルの内壁を少量の水で洗浄する ファンネル内の水がなくなるまで吸引し 水切りを十分に行ってから 抽出用固相を取り外し 風乾を行う 十分乾燥させた後 1) で得たガラス繊維ろ紙上の残留物と合わせて トルエンを用いて16 時間以上ソックスレー抽出を行う 試料容器内壁をトルエン又はジクロロメタンで洗浄し 洗浄液を硫酸ナトリウムで脱水後 ソックスレー抽出液と合わせる この抽出液を濃縮器で濃縮し 全量フラスコ10mL( 又は50mL) に入れ トルエンを標線まで加える 注 (4) 浮遊物が多く目詰まりしやすい試料では 保留粒子径の大きいろ紙を用いて多段階のろ過を行った後 保留粒子径 0.5μm 程度のガラス繊維ろ紙でろ過を行ってもよい 注 (5) 吸着破過を起こす通水量の確認ができていない試料については 1 枚の抽出用固相 (90mmディスクの場合 ) への通水量を5L 以下とする 3

ダイオフロック の成分と役割吸着固相 ( 粉末活性炭 ) 試料水中に溶存しているダイオキシン類を捕集する凝集剤 (PAC) フロックを生成し試料水中に存在する懸濁物質を捕集する沈降助剤 ( カラムクロマトグラフ用シリカゲル ) フロックの大きさや沈降速度を調整する ph 調整剤 ( 無水炭酸ナトリウム ) 安定した凝集をさせる 固相抽出用捕集剤ダイオフロック を用いた水中ダイオキシン類捕集法の概要試料水懸濁物質が浮遊ダイオフロック の添加試料水にダイオフロック を添加し攪拌吸着固相にダイオキシン類を吸着静置凝集作用により, 試料水中の懸濁物質と吸着固相が沈殿吸引ろ過沈殿物をろ紙上に集め ろ紙を風乾ろ過速度に制限なしソックスレー抽出ソックスレー抽出器によりダイオキシン類を抽出ろ液からの抽出は不要 4

1. 添加回収試験 11) 1.1)JIS K 0557 に規定する A3 の水又は水道水に内標準を添加してその試料 20L を通水した場合の回収率が90% 以上である 定量下限付近及び定量下限の10 倍の各濃度で2 回以上行った平均値で確認する ( 方法 ) 水道水をガロンビン6 本に20L 準備し 定量下限付近ならびに定量下限の10 倍になるように標準物質を添加し 各濃度 2 回ずつダイオフロック を用いて分析を行い 標準物質の回収率を算出した 2. 通水保持試験 1.2) 水道水を100L 通水しても ダイオキシン類の損失が認められない 固相にクリーンアップスパイク用内標準物質を添加した後 水道水 100Lを通水して添加した内標準物質の回収率を求め その回収率が70~130% の範囲にあることを確認する ( 方法 ) 吸着固相である粉末活性炭をガラス繊維ろ紙に20mgならびに50mgとり 標準物質を添加し 溶媒を揮発により除去した後 水道水 100Lを通水し 分析を行い 標準物質の回収率を算出した 3. 従来法との比較 ( 方法 ) ダイオフロック を用いた固相抽出捕集法と従来法としてODSを用いた固相抽出法および液々抽出法による分析を行い 2 重測定としての偏差と回収率の比較を行った 分析は試料水にクリーンアップスパイクを添加した後行った 5

定量下限付近の濃度の添加回収試験結果 ダイオキシン: 91.8~107.1% フラン: 90.9~107.2% コプラナPCB: 93.5~111.1% 2 回の平均回収率はすべての異性体において90% 以上であり JISに求められている条件を満たしている 6

定量下限の10 倍濃度の添加回収試験結果 ダイオキシン: 90.2~100.2% フラン: 90.7~117.4% コプラナPCB: 91.3~114.8% 2 回の平均回収率はすべての異性体において90% 以上であり JISに求められている条件を満たしている 7

通水保持試験結果 (20mg) (50mg) ダイオキシン: 84.1~100.8% 82.2~101.5% フラン: 70.1~104.5% 70.4~107.5% コプラナPCB: 73.2~103.5% 77.6~109.2% 粉末活性炭量 20mg 50mg ともにすべての異性体において 70% から130% の範囲内であり JISに求められている条件を満たしている 8

表に示した通り広範囲の試料水を用い 従来法との比較試験を行った 比較検討試験に用いた試料水の性状 ph 6.8~7.8 電気伝導率 21.4~4600 ms/m SS 濃度 1.2~52 mg/l ノルマルヘキサン抽出物 0.04~5.32 mg/l 溶存有機体炭素 1.7~63.1 mg/l 排水 処分場放流水(2 種 ) 処分場浸出水(2 種 ) 焼却炉排水 スクラバー排水 下水処理場放流水 化学工場排水環境水 河川水 湖沼水 地下水 海水 9

固相抽出捕集法と従来法の 2 重測定結果 すべて ±30% 以内に収まっており 従来法とよく一致している 10

固相抽出捕集法と従来法 (ODS 法 ) におけるクリーンアップスパイクの回収率の平均値とその範囲 固相抽出捕集法ではクリーンアップスパイクの平均回収率は86% であり ODS 法の約 70% を上回っている 固相抽出捕集法のダイオキシン フランの回収率の範囲は ODS 法のそれより狭く ばらつきが少ない 11

固相抽出捕集法と従来法 (ODS 法 ) におけるクリーンアップスパイクの回収率の平均値と変動係数 固相抽出捕集法ではクリーンアップスパイクの平均回収率は86% であり ODS 法の約 70% を上回っている 固相抽出捕集法のダイオキシン フランの回収率の変動係数は 平均 8% と ODS 法の平均 14% を下回っている 以上のことから 固相抽出捕集法は ODS 法と比較して 水質の影響を受けにくく 安定した回収率を得ることができると確認された 12

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