いう 四 管理技術者 とは 担当技術者の中の 1 名を業務の履行をつかさどる者とし 受注者が発注者に届け出た者をいう 五 担当技術者 とは 社団法人日本補償コンサルタント協会が定める 補償業務管理士研修及び検定試験実施規定 ( 平成 3 年 3 月 28 日理事会決定 ) 第 3 条に掲げる総合補償

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又は4 補償業務全般に関する指導監督的実務の経験 7 年以上を含む20 年以上の実務の経験を有する者で 契約書第 10 条により 受注者が発注者に届け出た者をいう 六 照査技術者 とは 発注者が 主任担当者 と同等の知識及び能力を有すると認めた者で 契約書第 11 条により 受注者が発注者に届け出た

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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

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よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

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用地補償総合技術業務の範囲移転履行状況の確認公共用地取得事務の流れ業務の目的 本業務は 事業に必要な土地等の取得等及びこれに伴う損失の補償に関する公共用地交渉等を行い 当該事業の用地取得の早期進捗を図ることを目的とする業務である 補償金額算定書の損失補償基準等との適合性の照合公共用地交渉方針の策定公

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七 指示 とは 発注者の発議により調査職員が受注者に対し 本業務の遂行に必要な方針 事項等を示すこと及び検査職員が検査結果を基に受注者に対し 修補等を求めることをいう 八 協議 とは 調査職員と受注者又は主任担当者とが相互の立場で本業務の内容又は取扱い等について合議することをいう 九 報告 とは 受

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工損調査等共通仕様書 目 次 第 1 章 総 則 1 第 1 条 趣旨等 1 第 2 条 用語の定義 1 第 3 条 基本的処理方針 2 第 4 条 業務従事者及び担当技術者 2 第 2 章 工損調査等の基本的処理方法 3 第 5 条 施行上の義務及び心得 3 第 6 条 現地踏査 3 第 7 条

3 入札参加者は 設計図書等に疑義が生じたときは 質疑応答書 ( 様式第 4 号 ) をもって質問することができる ( 入札参加資格の事前確認 ) 第 7 条町長は 一般競争入札に参加しようとする者が第 3 条第 1 号から第 4 号までに規定する入札参加資格を有しているかどうかを確認及び同条第 5

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

(7) 防犯カメラの設置工事等を, 次のア又はイのいずれかに該当する者にその全部又は一部を委任し, 又は請け負わせないこと ア呉市暴力団排除条例 ( 平成 24 年呉市条例第 1 号 ) 第 2 条第 1 号に規定する暴力団及び同条第 2 号に規定する暴力団員イ広島県暴力団排除条例 ( 平成 22

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

Transcription:

用地調査等業務委託 ( 補償説明 ) 特記仕様書 業務名 : 平成 28 年度那覇市新文化芸術発信拠点施設用地調査等業務委託 ( 補償説明 ) 履行場所 : 那覇市内他履行期間 : 契約締結の翌日から平成 28 年 10 月 31 日まで 第 1 章総則 ( 業務の目的 対象事業等 ) 第 1 条本業務は 那覇市市民文化部文化振興課が所管する新文化芸術発信拠点施設整備事業において 関係権利者に対し 土地の評価の方法 建物等の補償方針及び算定内容の説明等を行う補償説明業務であり 対象事業等については下記による 一対象事業 二業務数量 新文化芸術発信拠点施設整備事業 別紙数量計算書による ( 適用範囲 ) 第 2 条本業務は 本特記仕様書に基づき履行するものとし 本特記仕様書に記載されていない事項は 用地調査等共通仕様書 ( 以下 共通仕様書 という ) 及びその他の参考図書に準じて履行しなければならない ( 用語の定義 ) 第 3 条本特記仕様書における用語の定義は 次の次号に定めるとおりとする 一 権利者 とは 本業務の対象となる区域に存する土地 建物等の所有者及び所有権以外の権利を有する者をいう 二 調査職員 とは 受注者への指示及び受注者との協議又は受注者からの報告を受ける等の事務を行う者で 用地調査等業務委託契約書 ( 以下 契約書 という ) 第 10 条により 発注者が受注者に通知した者をいう 三 検査職員 とは 契約書第 31 条に定める完了検査において検査を実施する者を

いう 四 管理技術者 とは 担当技術者の中の 1 名を業務の履行をつかさどる者とし 受注者が発注者に届け出た者をいう 五 担当技術者 とは 社団法人日本補償コンサルタント協会が定める 補償業務管理士研修及び検定試験実施規定 ( 平成 3 年 3 月 28 日理事会決定 ) 第 3 条に掲げる総合補償部門において同第 14 条に基づく補償業務管理士登録台帳に登録された補償業務管理士 又は 実施規定第 3 条に掲げる土地評価部門 物件部門 営業補償 特殊補償部門 及び補償関連部門の 4 部門において 同第 14 条に基づく補償業務管理士登録台帳に登録された補償業務管理士であり かつ公共用地取得に関する補償業務について 7 年以上の実務経験及び本業務の対象事業と同規模の事業における公共用地取得に関する補償業務について 5 年以上の指導監督的実務経験を有する者で 受注者が発注者に届け出た者をいう 六 業務従事者 とは 公共用地取得に関する補償業務について 3 年以上の実務経験を有する者で 受注者が発注者に届け出た者をいう 七 指示 とは 発注者の発議により調査職員が受注者に対し 本業務の遂行に必要な方針 事項等を示すこと及び検査職員が検査結果を基に受注者に対し 修補等を求めることをいい 原則として書面により行うものとする 八 協議 とは 発注者又は調査職員と受注者が相互の立場で本業務の内容又は取り扱い等について合議することをいう 九 報告 とは 受注者が本業務に係る権利者等の情報及び業務の履行状況等を 必要に応じて 調査職員に報告することをいう 十 基準 とは 那覇市の公共事業の施行に伴う損失補償基準及び那覇市の公共事業の施行に伴う公共補償基準をいう 十一 運用方針 とは 那覇市の公共事業の施行に伴う損失補償基準の実施細則及び那覇市の公共事業の施行に伴う公共補償基準の運用方針をいう ( 基本的処理方針 ) 第 4 条受注者は 本業務を実施するに場合において確実に実施できる執行体制を整え 本特記仕様書 契約書 共通仕様書 基準 運用方針等に適合したものとなるよう 公正かつ的確に業務を処理しなければならない

( 業務計画書の作成 ) 第 5 条受注者は 本業務を実施するにあたり 管理技術者が行う担当技術者及び業務従事者に対する指揮命令系統等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に速やかに提出するものとする 第 2 章 基本的処理方法 ( 施行上の義務及び心得 ) 第 6 条受注者は 本業務の実施にあたって 次の各号に定める事項を遵守しなければならない 一本業務で知り得た情報及び成果物の内容は 他に漏らしてはならない 二本業務は 補償の基礎となる権利者の財産等に関するものであることを理解し 正確かつ良心的に行い 権利者から理解が得られるように努めなければならない また 実施にあたっては 権利者に不審の念を抱かせる言動を慎まなければならない 三権利者等からの要望等があった場合には 十分にその意向を把握した上で 速やかに 調査職員に報告しなければならない ( 施行上の留意事項 ) 第 7 条管理技術者は 本業務の適正な履行を確保するため 担当技術者が次に掲げる事項を適切に行えるよう担当技術者を指揮監督しなければならない 一本業務の実施にあたって 契約書及び仕様書の内容を十分に理解し また 本業務を処理するため現地等の状況について十分に把握しておくこと 二本業務を正確かつ誠実に実施すること 三本業務の実施のために 権利者等へ連絡等を行う場合は その内容を相手に正確に伝えること 四本業務の実施に際しては 権利者等に対する言動 動作に十分注意すること 五本業務の実施に際しては 業務に関する図書を適切に整理しておくこと 2 管理技術者は 本業務を実施するため 定期的に 調査職員と業務打合せを行い その内容について書面 ( 打合せ記録簿 ) を作成し 相互に確認しなければならない 3 管理技術者は 調査職員との協議により 定期的業務打合せ以外に必要に応じて 業務打合せを行うものとする

( 業務処理の協議等 ) 第 8 条管理技術者は 調査職員から用地補償説明業務協議書 ( 様式第 1 号 ) により 業務期間中に行う業務の処理について協議し 指示を受けるものとする 2 受注者は 本業務の実施中に権利者等から苦情等を受けた場合には 速やかに調査職員にその内容を報告し 管理技術者は調査職員から指示を受けるものとする ( 貸与品 ) 第 9 条受注者は 本業務を実施するにあたり必要となる土地等に関する補償額 建物等の移転料及びその他通常生ずる損失に関する補償額等の算定書 ( 以下 補償額算定書 という ) 等を使用する場合には 貸与品として発注者からこれらの貸与を受けるものとする 2 貸与品の引渡しは 貸与品引渡通知書 ( 様式第 2 号 ) により行うものとする 3 受注者は 前項の貸与品を受領したときは 貸与品受領書 ( 様式第 3 号 ) を調査職員に提出するものとする 4 受注者は 本業務の完了等により貸与品を返納するときは 貸与品返納書 ( 様式第 4 号 ) を調査職員に提出するものとする ( 身分証明書の携帯 ) 第 10 条受注者は 発注者から本業務に従事する者の身分証明書の交付を受け 業務に従事する者に携帯させるものとする 2 本業務に従事する者は 権利者等から請求があったときは 前項により交付を受けた身分証明書を提示しなければならない 3 受注者は 本業務が完了したときは 速やかに 身分証明書を発注者に返納しなければならない ( 調査職員への業務履行状況の報告 ) 第 11 条受注者は 用地補償説明業務報告書 ( 様式第 5 号 ) を作成して調査職員に提出しなければならない 2 受注者は 調査職員から本業務の履行状況について調査又は報告を求められたときは これに応じなければならない 3 受注者は前項の履行状況の報告を行うときは 管理技術者を立ち会わせるものとする

( 成果物 ) 第 12 条受注者は 次の各号により成果物を作成するものとする 一表紙は 契約件名 年度 ( 又は履行期間の年月 ) 発注者及び受注者の名称を記載する 二目次及び頁を付す 三各権利者ごとにフローチャートを作成し まとめる 四成果品の内容についてはすべて CD-ROM に保存し 成果品に添付して提出すること 2 成果物に様式の定めがないときは 調査職員の指示によるものとする 3 提出する成果物の部数は 調査職員の指示によるものとする ( 引渡し前の成果物の使用 ) 第 13 条受注者は 成果品の引渡し前においても 調査職員が成果物の全部又は一部の 使用を求めたときは これに応ずるものとする ( 検査 ) 第 14 条受注者は 検査職員が本業務の完了検査を行うときには 管理技術者を立ち会わせるものとする 2 受注者は 検査のために必要な資料の提出その他の処置について 検査職員の指示に速やかに従うものとする 第 3 章 業務の内容 ( 概況ヒアリング等 ) 第 15 条受注者は 本業務の実施に先立ち 調査職員から当該事業の計画概要 取得等の対象となる土地等の概要 移転の対象となる建物等の概要 権利者毎の補償内容 実情及びその他必要となる事項について説明を受け概況を把握するものとする 2 受注者は 補償説明の対象となる権利者等と面接し 補償説明等を行うことについての協力依頼を行うものとする ( 現地踏査等 ) 第 16 条受注者は 本業務の対象となる区域について現地踏査を行い 現地と発注者か

ら貸与を受けた補償額算定書とを照合し 現地の状況等を把握するものとする 2 受注者は 前項において現地の状況に変動が生じていた場合は 速やかに調査職員に報告しなければならない 3 受注者は 権利者及び第三者が所有する土地 建物等に立ち入る場合は あらかじめ当該土地 建物等の所有者等の承諾を得なければならない ( 補償説明方針の策定及び補償説明用資料の作成等 ) 第 17 条受注者は 補償説明を行うにあたり 次の方針策定等を行い 調査職員と協議するとともに 用地補償説明業務協議書 ( 様式第 1 号 ) を作成し 提出する 一権利者毎の補償説明の説明スケジュール 説明内容等補償説明の進め方に関する方針の策定二各権利者の権利の内容に応じた補償説明用資料 ( 事業計画と対象物件等の位置関係を示す図面 ( 写し ) 同一区画の対象物件等複数の権利者が存在する場合の権利者毎の対象物が分かるよう色分けした図面 ( 写し ) 相続が発生している場合の遺産相続分割協議書案 譲渡所得 国民健康保険税などの税制に関する資料など ) の作成 ( 権利者に対する補償説明 ) 第 18 条受注者は 権利者に対して前条において作成した補償説明用資料を基に補償内容等の理解が得られるよう 次の各号の段階に応じて 十分な補償説明を行うものとする 一調書の説明及び確認取得等の対象となる土地等の調書の内容を説明し かつ これを当該権利者に交付するとともに 当該調書の控えに確認印の押印を受ける ただし 補償説明の過程で補償の対象である相続財産について 権利を放棄したものがあった場合には これを確認できる書面 ( 写し ) を取得する 二協議書の説明権利者に対し 補償項目毎に補償内容等を説明し 補償内容等の理解を得るとともに 協議書を交付し補償金額を提示する ここでいう 協議書 とは 那覇市指定の協議書をいう

三用地補償説明への同意 用地補償内容を説明し 理解を得るとともに 発注者との契約について同意を取 る ( 補償説明記録簿の作成 ) 第 19 条受注者は 補償説明を行った場合には 速やかに用地補償説明記録簿 ( 様式第 6 号 ) を作成するものとする ( 補償説明後の措置 ) 第 20 条受注者は 前条による用地補償説明記録簿を作成したときは 調査職員の確認を受け 必要に応じて補償説明の詳細な内容を調査職員に報告するものとする 2 受注者は 当該権利者に係わる補償内容等のすべてについて権利者の理解が得られたと判断したときは 速やかに 調査職員にその旨を報告するものとする ( その他の業務 ) 第 21 条受注者は 移転に伴う法令上の制限の有無及びその内容並びに代替地取得に必要な情報その他移転に伴い必要となる情報について 権利者から情報提供の求めがあった場合には 関係機関に確認し 発注者及び権利者に情報提供するものとする 2 受注者は 業務の実施の状況 権利者からの意見 要望等の概略及び当該事業計画地の現況等について 用地補償説明業務報告書 ( 様式第 5 号 ) に記載するものとする 3 本業務が完了した場合には 補償説明が完了している者に係る業務処理事項及び業務完了時点において継続して処理すべき事項 ( 権利者との補償説明の経緯 権利者への説明状況 ) を権利者毎に記載した用地補償説明業務達成状況引継書 ( 様式第 7 号 ) を適正に作成し 調査職員に引き継ぐものとする 4 受注者は 権利者が補償説明に応じないとき 又は 当該事業計画 補償内容 その他の理由により理解を得ることが困難であると判断したときは 調査職員に詳細な内容を報告し 調査職員の指示を受けるとともに 今後の用地取得の見通しとそのために必要な対策を明確化した上で 用地取得に関するすべての工程を作成し総合的に管理 ( 法的根拠も添付 ) できる資料 ( 用地取得工程管理計画 ) を作成し 成果物として提出するものとする

第 4 章 その他 ( 個人情報の取扱い ) 第 22 条受注者は 管理技術者 担当技術者及び業務従事者に対し 本業務の実施にあたっては 那覇市個人情報保護条例 を遵守するよう周知徹底を図らなければならない ( 疑義 ) 第 23 条受注者は 本業務の実施にあたり 本特記仕様書 共通仕様書又は調査職員の 指示について疑義が生じたときは 調査職員と協議するものとする ( 業務数量の増減 ) 第 24 条本業務における数量は 以下に示す場合等 対象権利者数等に変更が生じた場合の増減等による変更 ( 精算 ) がある 一相続 権利の移動 共有関係の変動等により対象権利者数に変更が生じた場合二業務の進捗状況等に応じ 発注者からの指示により対象権利者数を変更する場合三業務委託後に発注者から簡易な工作物や立竹木等の調査依頼があった場合 上記第 24 条三の発注者からの簡易な工作物や立竹木等の調査依頼があった場合の成果品について 発注者から提出様式の指示がある場合は その指示に従って提出することとする ( 業務の履行確認 ) 第 25 条業務の完了を確認するための検査は 業務の履行の内容及び数量を確認することにより行うものとする 2 前項の履行の確認は 権利者の数を単位とする種別の業務については 当該権利者毎の業務の完了の有無を確認して行い その他の業務については 当該業務 1 式の完了の有無を成果物により確認して行うものとする 3 業務の完了前に 受注者が既に完了した部分 ( 部分引渡しを受けている場合には 当該引渡部分を除く ) の確認を行う場合は 次の各号に定める業務を対象とし 当該各号に定める資料で出来高を確認するものとする 一補償説明方針の策定及び補償説明用資料の作成等は次の資料で完了した権利者数を確認する

(1) 補償説明方針を記載した書面の写し (2) 用地補償説明用資料の写し (3) 当該用地補償説明業務協議書二用地補償説明 (1) 土地及び物件の説明及び確認は次の資料で完了した権利者数を確認する イ土地 ( 地籍測量図等 ) 及び物件 ( 聞取調書等 )( いずれも権利者の確認の押印を受けたものに限る ) の写し又は遺産分割協議書ロ当該補償説明に係る補償説明記録簿 (2) 補償内容等の説明 協議書の説明及び交付は次の資料で完了した権利者数を確認する イ協議書 ( 権利者に交付し 受領の押印を受けたものに限る ) の写しロ当該補償説明に係る補償説明記録簿 (3) 契約の同意は次の資料で完了した権利者数を確認する イ発注者との契約についての同意書ロ当該補償説明に係る補償説明記録簿 原則として 契約についての同意書で完了した権利者数を確認する また 相続関係の補償説明業務について 多数相続 失踪宣言及び不在者財産管理人の選任等の法的解決策を検討しなければいけない場合は 発注者と協議を行う

平成 28 年度那覇市新文化芸術発信拠点施設用地調査等業務委託 ( 補償説明 ) 業務内容一覧表 区分種別細別数量単位 打合せ協議 1 業務 現地踏査 1 業務 補償説明 概況ヒアリング等補償説明等 B 5 権利者 説明資料等の作成補償説明等 B 5 権利者 補償説明 ( 調書の説明確認 ) 補償説明 ( 損失補償協議書の説明 ) 補償説明 ( 補償同意書等の説明承諾 ) B-1 5 権利者 B-2 5 権利者 B-3 5 権利者 職種については 用地調査等業務積算基準に基づき 主任技師 技師 (A) 技師 (B) 及び技師 (C) とする 案内図