経営課題 1 区長 ( 区 CM) による自律した自治体型の区政運営の実現 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 国の法的整備を契機に 住民票などの証明書発行業務等について 行政が直接行わなければならない事務の範囲が縮小している 厳しい財政状況のもと 職員数の削減など スリムで効率的な業務執行体制の構築が求められている 区役所間の切磋琢磨を促進する仕組みとして 各区に共通する区政運営に関する事項 及び 来庁者等に対する窓口サービスに係る区役所業務 の格付け事業を 24 年度から開始した これまでに先行して実施した区の民間委託実績を生かして 残りの区についても民間委託を進めることができる 各区に共通する区政運営に関する事項 及び 来庁者等に対する窓口サービスに係る区役所業務 の格付けなどを活用した各区の区政運営の改革の支援 民間委託の検証 分析をふまえた 各区の窓口サービスの向上に向けた業務改善の促進 区長による効果的な情報発信の支援 区役所窓口業務の民間活用の推進 区長による特色ある区政運営が行われている 強み内部要因分析(供給側) 国の法的整備を契機に 住民票などの証明書発行業務等について 民間事業者の参入が拡大パーしている ト 平成 23 年度から一部の相談について 各種専ナー門職団体と協働の観点から役割を分担 ( 本市 : 会場提供 広報 各種専門団体 : 団体負担による専門家派遣 ) し コスト削減してきた 区役所窓口業務の民間活用の推進 専門相談の見直し 区長による区政の情報発信は区によってバラツギがあり十分とはいえないため 改革成果の情報が着実に市民の方々に届けられていない 区長による効果的な情報発信の支援 ナー
経営課題 2 大きな公共を担う活力ある地域社会づくりに向け 区役所が行う働きかけに対する支援 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 強み内部要因分析(供給側) ナー 区役所職員が市政改革プランの考え方を踏まえた取組の必要性について地域住民に確実に説明できる状況にまで至っていない そのため 区役所職員は 自主的な取組の推進に向けた地域住民への働きかけが十分に行われていない これまでの情報提供や支援が 区役所職員の説明力の向上や地域住民への働きかけにつなげられていない 改革の意義に関する説明力の向上及び地域住民への働きかけ促進に向けた支援の充実 ナー
経営課題 3 区長 ( 区 CM) と連携した市民が安全で安心して暮らせるまちづくりの支援 戦略 3-1 身近なところで発生する街頭犯罪件数の減少と まちを訪れる人が安心して楽しめる環境の確保 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 本市の重要施策として 街頭犯罪のさらなる減少 を目標に 地域防犯対策に取り組んでいる ミナミ地区において 地域と大阪府 市 大阪府警が一体となって合同パトロールを実施している 自転車盗を中心とする街頭犯罪を減少させるため 監視員による警戒を夜間に実施する 特に客引き行為等が多発し苦情も多い繁華街において 実効性のある指導 啓発を行うため 制定された客引き規制に関する市条例に基づき 新たに客引き防止指導員によるパトロールを実施する 強み内部要因分析(供給側) 地域防犯対策は 大阪府 大阪府警察と密接に連携して取り組んでいる パー 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律や大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力ト的不良行為等の防止に関する条例に基づき 大ナー阪府警が 執拗な客引き行為と深夜における客引き行為を取り締まっている 地域においては自主的なパトロールが行われるなど 悪質な客引き行為を何とか規制したいという思いが強い 小学校下に地域防犯の拠点となる地域安全センターが整備されている 区役所と警察署交番レベルでの連携強化を図る 新たに制定する市条例の趣旨等の啓発 特に客引き規制の対象となる区域及びその周辺にある酒類提供飲食店等に対する十分な啓発について 当該地域と一体となって行う 警察官の立寄所とし 情報交換を密にすることにより 地域と警察の連携を強化する 合同パトロールを実施しているが 悪質な客引き行為に対して指導しようとしても法的な根拠がなく 大きな成果が出ていない 客引き規制に関する市条例を制定し 特に客引き行為等が多発し苦情も多い繁華街を客引き行為等禁止地区に指定するなど 規制の実効性を確保できる取組を進めていく 地域での深夜の防犯活動は困難である 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律や大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力パー的不良行為等の防止に関する条例では 執拗な客引き行為と深夜における客引き行為のみが規ト制の対象となっており 市民の通行の妨げや他ナー店の前に立ち客引きを行うなど悪質な行為が常態化し 大阪府警としてはそれらの法令だけでは規制しにくい状況となっている 地域が行う自主的パトロールにおいても 悪質な客引き行為に対する指導に関して法的な根拠がなく 大きな成果が出ていない 夜間青色防犯パトロール委託事業に加え 夜間に監視員による警戒を実施する 地域における自主的なパトロールを 客引き防止指導員に帯同して行うことなどによって 効果的なパトロールとする 条例の制定により 指導に関する法的根拠を創出する
経営課題 3 区長 ( 区 CM) と連携した市民が安全で安心して暮らせるまちづくりの支援 戦略 3-2 消費者被害の防止 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 消費者保護条例 や景品表示法等に基づき 市民の消費生活の安定向上に資する取組を行っている 多くの消費者生活相談に対応してきた実績があり ノウハウが豊富な消費生活相談員がいる 国では 地方消費者行政活性化基金終了後も地方消費者行政体制を維持 充実するための財源の確保が検討されている 家庭生活用製品の品質表示の適正化や消費生活用製品 電気用品 ガス用品 LP ガス用品の安全確保を図るための法令遵守検査等の計画的な実施 消費者被害の未然防止 拡大防止を図るため 消費生活情報の発信を強化する 複雑 高度化する消費生活相談に対応するための相談機能強化 地域の実情に応じた消費者啓発の充実 不当な取引行為を行う事業者に対する迅速な指導 強み内部要因分析(供給側) 消費者行政の推進には区の協力が得られる また 市内には くらしのナビゲーター がおり 地域講座の講師として登録している パー 府市統合本部において 消費者支援施策の一体化が確認された トナー 消費者教育 不当な取引行為を行う事業者指導等において 国や大阪府の協力が得られる 大阪府消費生活センターと意見 情報交換ができる 府市センター連携調整会議 がある 区と連携した消費生活情報発信の充実 消費者教育推進法にもとづいた地域講座等の実施 国や大阪府と協力した効果的な情報提供 ( 教育 啓発 ) 及び不当な取引行為を行う事業者に対する指導 大阪府消費生活センターとの新たな連携による効果的な事業の実施 ナー 消費者被害を受けたことがある人の相談先は 誰にも相談しなかった 家族 知人等 事業者 消費者センター等 の順となっており 誰にも相談しなかった 理由としては 相談しても仕方がない 適切な相手がいなかった どこに相談すればよいかわからない などとなっている 消費者被害を潜在化させる問題点に配慮した きめ細かな働きかけが必要
経営課題 4 人権侵害の備えとなる人権相談 救済の実現 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 人権が尊重されるまち になったと実感できる指標を策定している 多様な人権問題に対応する総合的な拠点施設として人権啓発 相談センターを開設している さまざまな市民が相談できるよう 平日昼間だけでなく 休日や夜間にも相談できる窓口がある 区役所との連携支援を強化して 市全体としての人権相談のレベルを上げる 強み内部要因分析(供給側)パー 人権侵害の救済につながる弁護士会等専門相談機関とネットワークができている トナー 他の専門相談機関との相談ネットワークを充実させ 相談者の実効性ある救済につながる人権相談を推進する 人権行政についての取組が 市民に対して十分に周知 浸透されていない 人権が尊重されるまち 指標や人権施策に関する情報を広く市民に周知し 人権が尊重されるまち になったと実感する市民の割合を高める ナー
経営課題 5 働くことを通じて安定した市民生活を営むことができる社会の実現 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 市内 4 カ所 ( 天下茶屋 クレオ大阪北 西 南 ) の しごと情報ひろば において 市内在住の 就職に向けた支援が特に必要な人 を中心に 無料による職業相談 職業紹介事業を実施している しごと情報ひろば のうちクレオ西のマザーズでは 子育てのために離職した女性や母子家庭の母等の再就職などの支援を実施している 各区役所や市民交流センターで 巡回による就労相談 ( 地域就労支援事業 ) を実施している しごと情報ひろば総合的就労支援事業 の相談件数 就職者数については 過去の年度実績から増加の傾向にあり 必要性は高まっている 新規学卒者や女性に対する支援の充実をはじめ 就職に向けた支援が必要な人 のニーズに応じたきめ細かい効果的な支援が求められている 強み内部要因分析(供給側) 国 ( ハローワーク ) が行う無料職業紹介事業と 本市 しごと情報ひろば総合的就労支援事業 をパー一体的に運営 ( 天下茶屋 クレオ大阪西 ) している トナー 雇用確保や就労支援に取り組むため行政 経済団体により構成している 新卒者就職応援本部 等に参画している 本市の厳しい財政状況を踏まえ 国の緊急雇用創出基金事業を活用している 緊急雇用基金事業 ( 起業支援型 H25~H26) による事業期間が 平成 26 年度をもって終了し 新たな基金 ( 地域ひとづくり H26~H27) が創設されたが 正規雇用や長期的な雇用につながるような基金が求められる 本市の専任カウンセラーによるきめ細やかな就労相談と ハローワークの豊富な求人情報を活用した職業相談 職業紹介の実施により 相談件数 就職者数ともに増加傾向にある 国 府 経済団体 学校等との連携強化による取組の推進 国に対して基金の継続と拡充及び新たな交付金の創設を要望する 企業 NPO など求人側のニーズの応じた事業展パー開が弱い ト 求職者に対する事業広報が弱い ナー( しごと情報ひろば の認知度 11%: マーケティングリサーチ調査 (H26.1)= モニター : 現在働いている層が85% を占める20~65 歳の女性 728 人 ) 企業や NPO の魅力を求職者に伝える情報発信機能の強化や関係機関との連携の強化 女性をはじめとする求職者が集まるイベント等との連携や出張相談会の開催によるアウトリーチ機能の強化 ものづくり企業をはじめとした産業集積とそこに在職する豊富な人材を活用した人材育成による雇用の創出と確保 本市の雇用関連施策である産業振興策や就学時の職業観の醸成策と連携した人材育成事業の創造
経営課題 6 女性が活躍できる社会の実現 活力ある大阪の実現に向けた事業を展開 するために 全庁横断的な組織として 女性 の活躍促進プロジェクトチームを設置してい大る 阪 市 男女共同参画推進の拠点施設が市内に5 箇所ある じめ 女性の活躍促進をめざす各種女性団 男女共同参画に関して先進的な取組をして いる中小企業等による きらめき企業会 が 強 ある み ト 地域には地域女性団体協議会をは 体 NPO 等が存在する ポ テ ン 内部 シャ要 因 分 供 給 ( 成長 ) 機会 倍 ) 建設躯体工事関係 (11.17 倍 ) 保安の職業 (4.72 倍 ) 福祉 (2.79 倍 ) 介護 平成 24 年の就業構造基本調査における大阪府の非正規雇用の割合も全国平均の 38.2% に比べ 41.3% で 全国ワースト 4 位 平成 19 年に比べて 13 万 4,600 人増となっている 20~24 歳男性の非正規雇用率では 44.3% で の男性の非正規雇用率 25.8% に比べても若年者を取り巻く雇用失業情勢が厳しいことが顕著となっている の女性を取り巻く雇用環境は 40~44 歳の有業率が平成 19 年に比べ 区役所との連携して 様々な場面における女性活躍促進の活動を支援する 女性の活躍促進の視点に立った施策を全庁的に推進する 女性の継続就業 再就職 起業などをはじめ女性の活躍促進に資する事業を効果的に実施する 女性の登用や女性が働きやすい職場づくりに取り組む企業等の企業認証制度を確立する 経営 人事方針を決定するトップ層に対して 女性活躍促進の重要性を理解してもらうよう意識改革を図る 脅威 パー 意思決定過程において指導的立場に立つ女性の割合は依然として低い トナー 地域や地域の課題解決の取組に女性の視点が十分活かされていない 地域活動に女性の参画が促進されるよう 区役所や地域活動協議会などと連携して取り組む