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( 別紙様式 ) 医薬品リスク管理計画書 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿 平成 29 年 10 月 6 日 住所 : 東京都中央区入船二丁目 1 番 1 号氏名 :EA ファーマ株式会社代表取締役社長松江裕二印 標記について次の通り提出します 品目の概要 承認年月日平成 29 年 9 月 27 日薬効分類 87239 再審査期間 6 年承認番号 22900AMX00982000 国際誕生日販売名有効成分含量及び剤型 不明 ( ただし Budenofalk 2mg/dose rectal foam としての世界で最初の承認日は 2006 年 6 月 15 日 ( イギリス )) レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回ブデソニド (JAN) Budesonide(JAN) 含量 :1 プッシュ中ブデソニド 2 mg 剤型 : 注腸フォーム剤 用法及び用量 通常 成人には 1 回あたり 1 プッシュ ( ブデソニドとして 2 mg) 1 日 2 回直腸内 に噴射する < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 本剤投与中は患者の病態を十分に観察し 投与開始 6 週間を目安に本剤の必要性を検討し 漫然と投与を継続しないこと ( 臨床成績 の項参照) 効能又は効果潰瘍性大腸炎 ( 重症を除く ) < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > 本剤が腸内で到達する範囲は概ね S 状結腸部までであり 直腸部及び S 状結腸部の病変に対して使用すること ( 薬物動態 の項参照) 承認条件 備考 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 再審査期間中 1

変更の履歴 前回提出日該当せず変更内容の概要 : 該当せず変更理由 : 該当せず 2

1. 医薬品リスク管理計画の概要 1.1 安全性検討事項 重要な特定されたリスク該当なし重要な特定されたリスクとした理由 : 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 3

重要な潜在的リスク 糖質コルチコイド関連事象 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において 当該リスクに関連した重篤副作用の報告はない 2. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において 副作用としての血中コルチゾール減少 (72 例 /175 例 41.1%) 血中コルチコトロピン減少 (62 例 /175 例 35.4%) を認めている 3. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において プラセボ対照群に比べ発現割合は大きく変わらないものの 当該リスクに関連すると考えられる非重篤な副作用として 高血圧 (3 例 /175 例 1.7%) 血圧上昇 (1 例 /175 例 0.6%) 便秘 (1 例 /175 例 0.6%) 胃潰瘍 (1 例 /175 例 0.6%) ざ瘡 (1 例 /175 例 0.6%) 倦怠感 (1 例 /175 例 0.6%) を認めている 4. 本剤の有効成分であるブデソニドは 迅速かつ広範に代謝を受けるため 全身性コルチコステロイドの典型的副作用は少ないとされている しかし 当該リスクに関連した重篤な副作用発現の可能性は否定できない 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 製造販売後における当該副作用の発現状況をより詳細に把握するために実施する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤においても 全身性コルチコステロイドの典型的副作用の発現リスクについて 医療関係者に対して情報提供を行い 適正使用の理解を促すため 4

重要な潜在的リスク 重篤な感染症 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内臨床試験において 感染症に関連した重篤副作用の報告はない 2. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において プラセボ対照群に比べ発現割合は大きく変わらないものの感染症に関連すると考えられる非重篤な副作用として 肛門カンジダ症 (1 例 /175 例 0.6% ) 咽頭炎 (1 例 /175 例 0.6%) 大腸菌感染 (1 例 /175 例 0.6%) を認めている 3. 本剤の欧州製品概要や米国添付文書において コルチコステロイドによる免疫抑制は感染症を起こしやすくさせ その重症度も増大することが注意喚起されている 4. ラット及びイヌを用いた反復投与毒性試験の結果 ブデソニドは他のコルチコステロイドと同様に 免疫抑制 ( 全身循環中及び組織中のリンパ球の減少 ) を認めた 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 製造販売後における感染症の発現状況をより詳細に把握するために実施する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤による免疫抑制リスクについて 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 5

重要な潜在的リスク B 型肝炎ウイルスの再活性化 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において B 型肝炎ウイルスの再活性化に関連した副作用の報告はない 2. 副腎皮質ステロイド剤を投与された B 型肝炎ウイルスキャリアの患者において B 型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 現時点において 臨床試験からの副作用報告はないため これらの活動より 新たな懸念が生じた場合には 必要に応じて追加の安全性監視活動の実施を検討する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤においても B 型肝炎ウイルスキャリア患者への投与は B 型肝炎ウイルスの再活性化のリスクを伴うことを 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 6

水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化 重要な潜在的リスク 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において 水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化に関連した副作用の報告はない 2. 本剤の免疫機能抑制作用により 本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると 症状が増悪し 重篤な臨床経過をたどるおそれがある 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 現時点において 臨床試験からの副作用報告はないため これらの活動より 新たな懸念が生じた場合には 必要に応じて追加の安全性監視活動の実施を検討する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤による免疫機能抑制の結果 水痘ウイルス又は麻疹ウイルスに感染すると重篤化するリスクがあることを 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 7

重要な不足情報 該当なし 重要な不足情報とした理由 : 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 8

1.2 有効性に関する検討事項 使用実態下における有効性 有効性に関する検討事項とした理由 : 日常診療の使用実態下において 活動期潰瘍性大腸炎患者に対して本剤を投与した時の本剤の治療効果を検討するため 有効性に関する調査 試験の名称使用成績調査 調査 試験の目的 内容及び手法の概要並びに選択理由 : 使用実態下において本剤を 12 週間投与した時の有効性を検討する 詳細は 2. 医薬品安全性監視計画の概要 の項参照 9

2. 医薬品安全性監視計画の概要 通常の医薬品安全性監視活動 通常の医薬品安全性監視活動の概要 : 副作用 文献 学会情報及び外国措置情報等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づく安全対策の検討を行う 追加の医薬品安全性監視活動 市販直後調査実施期間 : 販売開始から 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 使用成績調査 安全性検討事項 医薬品リスク管理計画の概要の 1.1 安全性検討事項 : 重要な潜在的リスク ( 糖質コルチコイド関連 重篤な感染症 B 型肝炎ウイルスの再活性化 水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化 ) に関して 安全性を検討する また 有効性に関する検討事項を検討する 目的 使用実態下での本剤の 12 週間投与による安全性 有効性の調査 実施計画案 実施期間 :3 年間観察期間 :12 週間対象症例 : 本剤を初めて使用する活動期潰瘍性大腸炎患者症例数 :600 例実施方式 : 中央登録方式安全性評価 : 有害事象 本剤との因果関係が否定できない有害事象 ( 副作用 ) 重篤 未知の副作用の症状 発現頻度 症状の程度を調査 全体及び背景因子別層別解析 有効性評価 : 有効性評価項目として臨床症状の変化等を評価 ( 背景因子別層別解析含む ) 実施計画の根拠 国内第 Ⅱ 相及び第 Ⅲ 相試験の併合解析結果では 本剤との因果関係を否定できない有害事象 ( 副作用 ) の症状は 175 例中 感染症および寄生虫症 3 例 (1.7%) 精神障害 1 例 (0.6%) 神経系障害 3 例 (1.7%) 血管障害 3 例 (1.7%) 胃腸障害 5 例 (2.9%) 肝胆道系障害 2 例 (1.1%) 皮膚および皮下組織障害 2 例 (1.1%) 生殖系および乳房障害 1 例 (0.6%) 一般 全身障害および投与部位の状態 2 例 (1.1%) 傷害 中毒および処置合併症 1 例 (0.6%) であった これらの症状はいずれも重篤な症状ではなかった そのため 安全性検討事項について評価するための症例数は 0.5% 以上の頻度で発現する副作用を 95% 以上の確率で検出できる 600 例が必要と考えた 以上のことから 本調査の症例数を 600 例に設定する 節目となる予定の時期及びその根拠 安全性定期報告時 : 安全性情報について包括的な検討を行うため 最終報告書作成時 : 全症例のデータを固定した時点から解析し最終報告書を作成し提出する 当該医薬品安全性監視活動の結果に基づいて実施される可能性のある追加の措置及びその開始の決定基準 本剤の使用に関して 安全性の問題が認められた場合には 添付文書の改訂等を検討する 節目となる時期に医薬品リスク管理計画の見直しを行い 新たな安全性検討事項の有無を検討する 新たな安全性検討事項が認められた場合には リスク最小化策の策定の要否について検討する 10

3. 有効性に関する調査 試験の計画の概要使用成績調査 2. 医薬品安全性監視計画の概要の項参照 11

4. リスク最小化計画の概要 通常のリスク最小化活動の概要 : 添付文書により情報提供及び注意喚起を行なう 通常のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動 市販直後調査実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 12

5. 医薬品安全性監視計画 有効性に関する調査 試験の計画及びリスク最小化計画の一覧 5.1 医薬品安全性監視計画の一覧 通常の医薬品安全性監視活動 副作用報告 文献 学会情報及び海外措置報告等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づき 安全対策を検討し 実施する 追加の医薬品安全性監視活動 追加の医薬品安全性監視活動の名称 節目となる症例数 / 目標症例数 節目となる予定の時期 市販直後調査 該当なし 販売開始から 6 ヵ月後 使用成績調査 600 例 安全性定期報告時 調査終了 6 ヵ月以内 実施状況販売開始時より実施予定販売開始後を予定 報告書の作成予定日調査終了から 2 ヵ月以内調査終了 6 ヵ月以内 5.2 有効性に関する調査 試験の計画の一覧 有効性に関する調査 試験の名称 節目となる症例数 / 目標症例数 節目となる予定の時期 使用成績調査 600 例 安全性定期報告時 調査終了 6 ヵ月以内 実施状況 販売開始後を予定 報告書の作成予定日調査終了 6 ヵ月以内 5.3 リスク最小化計画の一覧 添付文書による情報提供 通常のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動の名称節目となる予定の時期実施状況 市販直後調査 実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 販売開始時より実施予定 13