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<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

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改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

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葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

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た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ


改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

JAPhMed th Annual Meeting 一般財団法人日本製薬医学会 COI 開示発表者名 : 堀明子 演題発表に関連し 開示すべき COI 関係にある企業などはありません

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デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

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審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

目次 2 調査の概要 3 回答薬局の概要 4 1. 安全性情報の入手 伝達 5 2. リスクコミュニケーションツールの活用 薬局内でのインターネット活用等 27 望まれる方向 34 参考 1 PMDA 医療安全情報について 37 参考 2 医薬品リスク管理計画について 38 参考 3 リ

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

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別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

資料 2-4 イソプロピルアンチピリン製剤の安全対策について 平成 23 年 6 月 23 日平成 23 年度薬事 食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 第 2 回 ) 1. イソプロピルアンチピリン製剤の安全性に係る調査結果報告書 ( 別紙 ) 1 ページ

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恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島


2018/9/29 ICPM 2018 セッション3 医薬品安全性 国内と海外のデータベースの特徴と医薬品安全性モニタリングへの応用 - 異なる視点からのデータベースの理解 - 医療情報データベースを活用した 医薬品の製造販売後調査について 独立行政法人医薬品医療機器総合機構医療情報活用部疫学課梶山

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

相互作用DB

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

【押印あり】日本医学会宛

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試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

添付 書の記載 それってどういう意味? ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構佐藤淳

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

減量・コース投与期間短縮の基準

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

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451) 議題 3. ファイザー の依頼による白血病患者を対象とした SKI-606 の第 Ⅲ 相試験 ( 整理番号 :476) 議題 4. 武田バイオ開発センター の依頼による第 Ⅰ 相試験 ( 整理番号 : 487) 議題 5. ノバルティスファーマ の依頼による肺動脈性肺高血圧症患者を対象とし

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レクタブル 2mg 注腸フォーム 14 回 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 87239 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在的リスク 頁 重要な不足情報 頁 なし 3 糖質コルチコイド関連事象 4 なし 8 1.2. 有効性に関する検討事項 使用実態下における有効性 重篤な感染症 5 B 型肝炎ウイルスの再活性化 水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化 9 頁 6 7 上記に基づく安全性監視のための活動 2. 医薬品安全性監視計画の概要頁 通常の医薬品安全性監視活動 10 上記に基づくリスク最小化のための活動 4. リスク最小化計画の概要頁 通常のリスク最小化活動 12 追加の医薬品安全性監視活動 市販直後調査 10 使用成績調査 10 3. 有効性に関する調査 試験の計画の概要 頁 使用成績調査 11 追加のリスク最小化活動 市販直後調査 12 各項目の内容は RMP の本文でご確認下さい

( 別紙様式 ) 医薬品リスク管理計画書 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿 平成 29 年 10 月 6 日 住所 : 東京都中央区入船二丁目 1 番 1 号氏名 :EA ファーマ株式会社代表取締役社長松江裕二印 標記について次の通り提出します 品目の概要 承認年月日平成 29 年 9 月 27 日薬効分類 87239 再審査期間 6 年承認番号 22900AMX00982000 国際誕生日販売名有効成分含量及び剤型 不明 ( ただし Budenofalk 2mg/dose rectal foam としての世界で最初の承認日は 2006 年 6 月 15 日 ( イギリス )) レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回ブデソニド (JAN) Budesonide(JAN) 含量 :1 プッシュ中ブデソニド 2 mg 剤型 : 注腸フォーム剤 用法及び用量 通常 成人には 1 回あたり 1 プッシュ ( ブデソニドとして 2 mg) 1 日 2 回直腸内 に噴射する < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 本剤投与中は患者の病態を十分に観察し 投与開始 6 週間を目安に本剤の必要性を検討し 漫然と投与を継続しないこと ( 臨床成績 の項参照) 効能又は効果潰瘍性大腸炎 ( 重症を除く ) < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > 本剤が腸内で到達する範囲は概ね S 状結腸部までであり 直腸部及び S 状結腸部の病変に対して使用すること ( 薬物動態 の項参照) 承認条件 備考 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 再審査期間中 1

変更の履歴 前回提出日該当せず変更内容の概要 : 該当せず変更理由 : 該当せず 2

1. 医薬品リスク管理計画の概要 1.1 安全性検討事項 重要な特定されたリスク該当なし重要な特定されたリスクとした理由 : 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 3

重要な潜在的リスク 糖質コルチコイド関連事象 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において 当該リスクに関連した重篤副作用の報告はない 2. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において 副作用としての血中コルチゾール減少 (72 例 /175 例 41.1%) 血中コルチコトロピン減少 (62 例 /175 例 35.4%) を認めている 3. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において プラセボ対照群に比べ発現割合は大きく変わらないものの 当該リスクに関連すると考えられる非重篤な副作用として 高血圧 (3 例 /175 例 1.7%) 血圧上昇 (1 例 /175 例 0.6%) 便秘 (1 例 /175 例 0.6%) 胃潰瘍 (1 例 /175 例 0.6%) ざ瘡 (1 例 /175 例 0.6%) 倦怠感 (1 例 /175 例 0.6%) を認めている 4. 本剤の有効成分であるブデソニドは 迅速かつ広範に代謝を受けるため 全身性コルチコステロイドの典型的副作用は少ないとされている しかし 当該リスクに関連した重篤な副作用発現の可能性は否定できない 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 製造販売後における当該副作用の発現状況をより詳細に把握するために実施する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤においても 全身性コルチコステロイドの典型的副作用の発現リスクについて 医療関係者に対して情報提供を行い 適正使用の理解を促すため 4

重要な潜在的リスク 重篤な感染症 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内臨床試験において 感染症に関連した重篤副作用の報告はない 2. 国内第 Ⅱ 相試験及び第 Ⅲ 相試験において プラセボ対照群に比べ発現割合は大きく変わらないものの感染症に関連すると考えられる非重篤な副作用として 肛門カンジダ症 (1 例 /175 例 0.6% ) 咽頭炎 (1 例 /175 例 0.6%) 大腸菌感染 (1 例 /175 例 0.6%) を認めている 3. 本剤の欧州製品概要や米国添付文書において コルチコステロイドによる免疫抑制は感染症を起こしやすくさせ その重症度も増大することが注意喚起されている 4. ラット及びイヌを用いた反復投与毒性試験の結果 ブデソニドは他のコルチコステロイドと同様に 免疫抑制 ( 全身循環中及び組織中のリンパ球の減少 ) を認めた 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 製造販売後における感染症の発現状況をより詳細に把握するために実施する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤による免疫抑制リスクについて 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 5

重要な潜在的リスク B 型肝炎ウイルスの再活性化 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において B 型肝炎ウイルスの再活性化に関連した副作用の報告はない 2. 副腎皮質ステロイド剤を投与された B 型肝炎ウイルスキャリアの患者において B 型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 現時点において 臨床試験からの副作用報告はないため これらの活動より 新たな懸念が生じた場合には 必要に応じて追加の安全性監視活動の実施を検討する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤においても B 型肝炎ウイルスキャリア患者への投与は B 型肝炎ウイルスの再活性化のリスクを伴うことを 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 6

水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化 重要な潜在的リスク 重要な潜在的リスクとした理由 : 1. 国内外臨床試験において 水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化に関連した副作用の報告はない 2. 本剤の免疫機能抑制作用により 本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると 症状が増悪し 重篤な臨床経過をたどるおそれがある 以上を踏まえて設定した 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 市販直後調査 使用成績調査 選択理由 現時点において 臨床試験からの副作用報告はないため これらの活動より 新たな懸念が生じた場合には 必要に応じて追加の安全性監視活動の実施を検討する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 の 重要な基本的注意 の項へ記載して注意喚起を行う 追加のリスク最小化活動として 市販直後調査を行う 選択理由 本剤による免疫機能抑制の結果 水痘ウイルス又は麻疹ウイルスに感染すると重篤化するリスクがあることを 医療関係者に対して情報提供し 適正使用の理解を促すため 7

重要な不足情報 該当なし 重要な不足情報とした理由 : 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 8

1.2 有効性に関する検討事項 使用実態下における有効性 有効性に関する検討事項とした理由 : 日常診療の使用実態下において 活動期潰瘍性大腸炎患者に対して本剤を投与した時の本剤の治療効果を検討するため 有効性に関する調査 試験の名称使用成績調査 調査 試験の目的 内容及び手法の概要並びに選択理由 : 使用実態下において本剤を 12 週間投与した時の有効性を検討する 詳細は 2. 医薬品安全性監視計画の概要 の項参照 9

2. 医薬品安全性監視計画の概要 通常の医薬品安全性監視活動 通常の医薬品安全性監視活動の概要 : 副作用 文献 学会情報及び外国措置情報等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づく安全対策の検討を行う 追加の医薬品安全性監視活動 市販直後調査実施期間 : 販売開始から 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 使用成績調査 安全性検討事項 医薬品リスク管理計画の概要の 1.1 安全性検討事項 : 重要な潜在的リスク ( 糖質コルチコイド関連 重篤な感染症 B 型肝炎ウイルスの再活性化 水痘ウイルス又は麻疹ウイルス感染時の重篤化 ) に関して 安全性を検討する また 有効性に関する検討事項を検討する 目的 使用実態下での本剤の 12 週間投与による安全性 有効性の調査 実施計画案 実施期間 :3 年間観察期間 :12 週間対象症例 : 本剤を初めて使用する活動期潰瘍性大腸炎患者症例数 :600 例実施方式 : 中央登録方式安全性評価 : 有害事象 本剤との因果関係が否定できない有害事象 ( 副作用 ) 重篤 未知の副作用の症状 発現頻度 症状の程度を調査 全体及び背景因子別層別解析 有効性評価 : 有効性評価項目として臨床症状の変化等を評価 ( 背景因子別層別解析含む ) 実施計画の根拠 国内第 Ⅱ 相及び第 Ⅲ 相試験の併合解析結果では 本剤との因果関係を否定できない有害事象 ( 副作用 ) の症状は 175 例中 感染症および寄生虫症 3 例 (1.7%) 精神障害 1 例 (0.6%) 神経系障害 3 例 (1.7%) 血管障害 3 例 (1.7%) 胃腸障害 5 例 (2.9%) 肝胆道系障害 2 例 (1.1%) 皮膚および皮下組織障害 2 例 (1.1%) 生殖系および乳房障害 1 例 (0.6%) 一般 全身障害および投与部位の状態 2 例 (1.1%) 傷害 中毒および処置合併症 1 例 (0.6%) であった これらの症状はいずれも重篤な症状ではなかった そのため 安全性検討事項について評価するための症例数は 0.5% 以上の頻度で発現する副作用を 95% 以上の確率で検出できる 600 例が必要と考えた 以上のことから 本調査の症例数を 600 例に設定する 節目となる予定の時期及びその根拠 安全性定期報告時 : 安全性情報について包括的な検討を行うため 最終報告書作成時 : 全症例のデータを固定した時点から解析し最終報告書を作成し提出する 当該医薬品安全性監視活動の結果に基づいて実施される可能性のある追加の措置及びその開始の決定基準 本剤の使用に関して 安全性の問題が認められた場合には 添付文書の改訂等を検討する 節目となる時期に医薬品リスク管理計画の見直しを行い 新たな安全性検討事項の有無を検討する 新たな安全性検討事項が認められた場合には リスク最小化策の策定の要否について検討する 10

3. 有効性に関する調査 試験の計画の概要使用成績調査 2. 医薬品安全性監視計画の概要の項参照 11

4. リスク最小化計画の概要 通常のリスク最小化活動の概要 : 添付文書により情報提供及び注意喚起を行なう 通常のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動 市販直後調査実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 12

5. 医薬品安全性監視計画 有効性に関する調査 試験の計画及びリスク最小化計画の一覧 5.1 医薬品安全性監視計画の一覧 通常の医薬品安全性監視活動 副作用報告 文献 学会情報及び海外措置報告等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づき 安全対策を検討し 実施する 追加の医薬品安全性監視活動 追加の医薬品安全性監視活動の名称 節目となる症例数 / 目標症例数 節目となる予定の時期 市販直後調査 該当なし 販売開始から 6 ヵ月後 使用成績調査 600 例 安全性定期報告時 調査終了 6 ヵ月以内 実施状況販売開始時より実施予定販売開始後を予定 報告書の作成予定日調査終了から 2 ヵ月以内調査終了 6 ヵ月以内 5.2 有効性に関する調査 試験の計画の一覧 有効性に関する調査 試験の名称 節目となる症例数 / 目標症例数 節目となる予定の時期 使用成績調査 600 例 安全性定期報告時 調査終了 6 ヵ月以内 実施状況 販売開始後を予定 報告書の作成予定日調査終了 6 ヵ月以内 5.3 リスク最小化計画の一覧 添付文書による情報提供 通常のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動の名称節目となる予定の時期実施状況 市販直後調査 実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 販売開始時より実施予定 13