(1)時間外勤務について

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目次 1. はじめに 2. 基本的な考え (1) 家庭内備蓄 (2) 企業内備蓄 (3) 流通在庫備蓄 3. 行政備蓄の果たす役割 4. 行政備蓄の対象人口の想定 5. 行政備蓄品目および目標数 (1) 食料等 (2) 生活必需品等 (3) 資機材 6. 行政備蓄品の保管について 7. 資料編年次整

小郡市災害時備蓄計画 目次 Ⅰ. 総則 1 1. 本計画の位置付け 2. 基本的な考え方 3. 行政備蓄の対象人口 Ⅱ. 備蓄品目 3 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅲ. 備蓄目標 4 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

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- 目次 - 第 1 章総則 1 第 1 節計画策定の趣旨 1 第 2 節計画策定に当たっての考え方 1 第 3 節自助 共助 公助の基本的な役割 1 第 2 章自助 共助による備蓄 2 第 1 節県 2 第 2 節自主防災組織 4 第 3 節事業所 5 第 3 章公助による備蓄 調達 6 第 1

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(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

上川口小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 毛布 9 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 男女分離 多目的 施設概要 ブルーシート 99 枚 タオル 30 シャワー 校舎にありバスタオル 5 浴槽 プロパン カセットコンロ 懐中電灯 1 校舎にあり乾電池 (

⑴ 補助金交付申請書必要事項を記入 代表者印を押印 ( スタンプ印不可 ) してください 代表者印については 私印又は自治会長 ( 自主防災会長 ) 印を押印してください 自治会印及び自主防災会印の様に団体を表す印を使用されますと 補助金の支払いが出来ませんので御注意ください ⑵ 見積書の写し防災資

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

★★★備蓄計画★★★

上六人部会館 保有施設 バリアフリー FAX 種別有無品目数量 トイレ男女共用 - 毛布 90 枚 入浴シャワー設備 ガス器具 テレビ ラジオ 水利 避難所環境整備 スロープ 防災無線 炊事場所 エレベーター AED インターネット設備 ブルーシート 100 枚 タオル 300 枚 バスタオル 50

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

避難所名大江中学校住所大江町波美 40 番地避難所 No, 313 電話番号 収容人数 250 所管部署教育総務課浸水想定深なし土砂災害危険区域該当なし耐震改修基準に対応備蓄倉庫飲食料備蓄ありカギ保管場所総務部危機管理室 避難所担当職員 職員室 支所 位置図 土砂災害警戒区域土砂が到

目次 1 総則 1 (1) 本計画の位置づけ (2) 基本的な考え方 (3) 行政備蓄の対象人口 2 備蓄品目 5 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 3 備蓄目標 6 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 4 備蓄品計画 8 (1) 食料及び生活必需品 (2)

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事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

大正小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 炊事場所 シャワー 浴槽 プロパン カセットコンロ 井戸 保健 医務室 通気 換気設備 自動販売機 駐車可能台数 ヘリ離発着 スロープ AED 男女分離 多目的 プール 施設概要

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

国土技術政策総合研究所 研究資料

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

04 Ⅳ 2(防災).xls

Microsoft Word - 目次

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

備蓄品リストの一例 ( その 1) 区分 品目 災害対策本部用 帰宅困難者用 徒歩帰宅者用 毛布 ( 防災用毛布 ) 全社員の 80%~90% 用途 備考 宿泊 生活 非常用食料 飲料水 寝袋 本部要員用 キャンピングマット 全社員の 80% 簡易トイレ トイレットペーパー 必要量 非常持ち出し袋

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

PowerPoint プレゼンテーション

西区05-CS5_小

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

防災資機材等備蓄品一覧 ( 作手総合支所 ) 避難所 救護 油脂二次汚染防止洗浄剤 1l 1 個 作手総合支所 燃料 燃料缶 20l カ ソリン 混合用 2 個 作手総合支所 燃料 ポリタンク ( 燃料用 ) 18l 7 個 作手総合支所 燃料 ガスコンロ LPカ ス仕様 2 基 作手総合支所 寝具

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

☆配布資料_熊本地震検証

避難所講演資料

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

大津市避難所運営マニュアル

14個人情報の取扱いに関する規程

「自主防災組織育成補助事業」補助金交付申請の手続き

特定個人情報の取扱いの対応について

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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特別養護老人ホーム外川園

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

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はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

( 時差退社計画の作成 ) ⑸ 管理権原者は 従業員等の徒歩による帰宅経路を把握し グループ毎の時差退社計画を作成しておく 時差退社計画表 別表 2のとおり 2 震災時の活動計画 1 家族等との安否確認の実施に関すること ( 家族との安否確認 ) (1) 従業員は 震災時に家族等の安否を確認し に報

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南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

基本事業評価シートA

発災対応型防災訓練 皆さんが住むまちの中を訓練会場として 地震発生時に地域にある資器材を活用して 災害対応を行う防災訓練です 参加者は 煙 ( 発炎筒 ) などを見て初めて近所の火災を知り 近くの消火器などを利用して消火します 実施要領 1 事前に町会役員等と協議し 地域に数箇所の火災の発生場所を決


防災業務計画 株式会社ローソン

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

個人情報保護制度の体系 個人情報の保護に関する法律 ( 個人情報保護法 ) 基本理念国及び地方公共団体の責務 施策基本方針の策定等 ( 第 1 章 ~ 第 3 章 ) 個人情報取扱事業者の義務等 ( 第 4 章 ~ 第 6 章 ) 個人情報保護委員会ガイドライン等 基本法制 行政機関

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

平成 31 年 3 月 22 日北海道管区行政評価局 道の駅 の運営 管理等に関する調査 調査結果に基づく改善通知 北海道管区行政評価局では 道の駅 に求められている各種機能の効果的な発揮を推進する観点から 道の駅 の運営 管理の実態等を調査し その結果を取りまとめ 必要な改善措置について北海道開発

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

H25 港南区区民意識調査

Taro-07_学校体育・健康教育(学

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

仮取扱いを行う場合は その形態に応じた安全対策や必要な資機材等の準備方法の具体的な実施計画 事務手続きについて事前に消防本部予防課危険物係と協議 ( 以下 事前協議 という ) したうえで震災時等の危険物仮貯蔵又は仮取扱い実施計画書 ( 様式第 1 号 以下 実施計画書 という ) を作成し 消防本

台谷町内会 自主防災組織 防災マニュアル

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5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

老施協総研2013本文.indd

田川市水道事業会計

新規文書1

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宮崎市防災協力事業所登録制度実施要綱

大規模災害対策マニュアル

RO ( 改修 Rehabilitate- 運営等 Operate) 方式ハ民間事業者が公共施設等の設計及び建 BT( 建設 Build- 移転 Transfer) 方式設又は製造を担う手法民間建設借上方式 2 優先的検討の対象とする事業及び検討開始時期一優先的検討の対象とする事業建築物の整備等に関

横浜市市民活動推進条例の全部改正

事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

備蓄事前対策 防犯避難 救助用品救急 衛生用品飲料水非常用食料品 食事補助用品給食 品インデックスNo. 都道府県 政令指定都市 ( 市名 ) 条例名 施行 ( 改正含む ) 対象備蓄日数備蓄品の例 備蓄の量の目安 (1 人当たり ) 8 静岡県 静岡市 静岡市いのちを守る 防災 減災の推進に 関す

特定個人情報の取扱いの対応について

災害時に必要な物資の備蓄に関する行政評価・監視<中間報告>

する大規模災害時に帰宅困難者を受け入れる民間法人等が所有する施設とし 次の各号の要件に該当するものに限る 一地方公共団体 ( 市区町村 ) との間で帰宅困難者の受入のための協定を締結していること 二従業員向けの備蓄を完了していること 三事業継続計画 (BCP) 又は防災計画を策定していること ( 補

1 首都直下地震対策の具体的な推進 ( 提案要求先内閣官房 内閣府 国土交通省 ) ( 都所管局総務局 政策企画局 ) (1) 首都直下地震等の災害から住民の生命と財産を守るとともに 首都機能への打撃を最小限にとどめるため 財政上の措置を実 施するなど 首都直下地震対策を具体的に推進すること (2)

5 緊急連絡網を作成しておくこと ( 不在者があった場合にはスキップ ( 飛び越し ) し FAXあるいは後刻再度電話により連絡内容を伝達する ) 6 通常時の防災活動に利用できること マニュアルは適宜見直しをし 常時役立つものとしておくことが必要です 災害対策本部設置について ( 印は別紙参照 )

目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

者のために個室や隔離したスペースを確保する 身近な福祉避難所 また 一般の避難所や身近な避難所では避難生活が困難な要配慮者を避難させるために 社会福祉施設等に開設する 福祉避難所 と重層的に福祉避難所を設置することを想定している (2) 要配慮者とは福祉避難所の対象者として想定されるのは 法律上 要

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

Transcription:

行政監査の結果の公表 地方自治法第 199 条第 9 項の規定によって 平成 26 年度行政監査の結果を別紙 のとおり公表する 平成 26 年 6 月 30 日 播磨町監査委員石原清右 播磨町監査委員岡田千賀子

行政監査結果報告書 第 1 監査の概要 1 監査の種類 行政監査 ( 地方自治法第 199 条第 2 項 ) 2 監査の実施期日 平成 26 年 6 月 17 日 3 監査の実施場所 加古川市東消防署播磨分署内防災倉庫 石ケ池公園パークセンター内防災倉庫 4 監査の対象 (1) 対象事務 ( テーマ ) 防災倉庫等の整備及び管理について (2) 対象グループ危機管理グループ 5 監査の方法防災倉庫等の整備及び管理状況について 当該事務の執行が合理的かつ効率的に行われているか 法令等の定めるところに従って適正に行われているかどうかを確認するため 播磨町備蓄計画 ( 平成 26 年 3 月 ) その他関係書類等の提出を求めるとともに 備蓄倉庫うち2か所の実地調査 当該書類等と備蓄物資の照合 担当職員への質問等を実施した 6 監査の着眼点 (1) 必要に応じ 防災倉庫等が整備されているか (2) 倉庫内の備蓄物資の配置は適切か (3) 倉庫内の照明は確保されているか (4) 備蓄物資の数量管理は適切に行われているか (5) 備蓄物資の品質は保持されているか 第 2 備蓄倉庫及び備蓄物資の概要 1 備蓄物資の品目 ( 避難所生活者分 ) 播磨町備蓄計画においては 緊急性があり 自宅の全壊や焼失等により避難所で生活することとなった住民にとって 防災計画で想定している災害発生時から約 2 日間 必要不可欠な食料 生活必需品等について備蓄品目に選定している 1

避難所生活者に係る備蓄品目の選定状況は 次表のとおりである 品目細目 食料 飲料水 食料 アルファ化米 クラッカー みそ汁 スープ 類 栄養補給食料 生活必需品 資機材 災害用トイレ 要配慮者向け の食料 飲料水 おかゆ 粉ミルク とろみ調整食品 毛布 紙おむつ ( 乳幼児用 ) 紙おむつ ( 大人用 ) 生理用品 スコップ つるはし 掛矢 ハンマー じょれん とび チェ ーンソー 救出工具セット 油圧ジャッキ チルホール 誇 張式ボート 土のう袋 消火用バケツ 折りたたみ式リヤカー 一輪車 担架 救急箱 発電機 ガソ リン携行缶 ガソリン缶詰 ( レギュラー ) ガソリン缶詰 (25:1 混合 ) 投光器 小型水中ポンプ 延長電源ケーブル 防水シ ート ( ブルーシート ) 炊飯釜 カセットコンロ ガスボンベ ( コンロ用 ) 薪ストーブ 飲料用水槽 飲料水用タンク 救 命胴衣 反射ベスト 懐中電灯類 標識ロープ類 カラーコー ン コーンバー ロープ類 仮設トイレ 簡易トイレ 汚物処理袋 ( 糞尿処理用 ) トイレ ットペーパー 医薬品等 ( 検討中 ) 2 備蓄倉庫及び備蓄物資の整備状況物資の備蓄は 防災計画における最大の被害想定をもとに 最低限度の対象者数 ( 避難所生活者 10 時間後 3,251 人 帰宅困難者 4,382 人 災害対策要員 200 人 ) を設定した播磨町備蓄計画により推進されている 発災直後から当面必要な物資については 各避難所 ( 一時避難所を含む ) で備蓄するよう進めているところであるが 各避難所では物資を保管するための十分なスペースがないため 備蓄倉庫の整備もあわせて進めている 備蓄倉庫の物資は 避難者の多い避難所へ物資を補充する役割を担うことになる 備蓄倉庫等及び備蓄物資の整備状況は 次のとおりである (1) 備蓄倉庫 設置箇所箇所数保管している備蓄品目 自主防災組織倉庫 44 生活必需品 資機材 2

設置箇所 箇所数 保管している備蓄品目 加古川市東消防署播磨分署内防災倉庫 1 食料 生活必需品 資機材 石ケ池公園パークセンター内防災生活必需品 資機材 災害用トイ 1 倉庫レ 北池広場防災倉庫 1 生活必需品 資機材 災害用トイレ 食料 ( クラッカー ) 生活必需品 小学校 中学校 特別支援学校防災 7 資機材 災害用トイレ ( 特別支援倉庫学校を除く ) 県道本荘平岡線高架下水防倉庫 1 資機材 (2) 備蓄物資専用の倉庫を設置していないもの 設置箇所箇所数保管している備蓄品目 播磨町役場 1 資機材 災害用トイレ コミュニティセンター 4 幼稚園 2 食料 ( クラッカー ) 資機材( 救急箱 ) 災害用トイレ食料 ( クラッカー ) 資機材( 救急箱 ) 災害用トイレ 3 賞味 ( 消費 ) 期限のある備蓄食料の整備計画賞味 ( 消費 ) 期限のある備蓄食料については 財政的負担を均等化できるよう 5 年度間で播磨町備蓄計画の数量に到達するよう 毎年度購入する数量を設定している ただし 計画数量が少量であったり 安価に購入できるものは一括購入している 備蓄食料の整備計画は 次表のとおりである 備蓄品目 保管可能年数 計画数量 単年度購入数量 現在数量 アルファ化米 5 年 8,600 食 2,150 食 6,850 食 クラッカー 5 年 13,000 食 3,250 食 7,425 食 みそ汁 スープ類 5 年 20,600 食 5,150 食 6,820 食 栄養補給食品 5 年 3,500 セット 875 セット 0 セット おかゆ 5 年 3,500 食 875 食 300 食 粉ミルク 1.5 年 12,150 g 12,150 g 0 g とろみ調整食品 2 年 4,700 g 4,700 g 20,000 g * 上記以外にポカリスエット粉 300l 分 3

4 備蓄物資の事業費 災害対策活動事業における防災用品費は 次表のとおりである ( 単位 : 円 ) 年度 予算額 支出額 交付対象金額 平成 23 年度 503,000 502,424 502,424 平成 24 年度 1,816,000 1,665,142 913,657 平成 25 年度 ( 決算見込 ) 1,934,000 1,885,243 1,885,243 * 公益財団法人兵庫県市町村振興協会の防災資機材等整備事業交付金 5 災害相互応援協定災害相互応援協定は 災害時に人的 物的支援の協力を確保するため 公共機関又は民間団体等との間であらかじめ協定等を交わすものである 災害相互応援協定等の締結状況 ( 締結先等は省略 ) は 次のとおりである (1) 公共機関 区分 協定等名称 総 合 1 兵庫 5カ国交流会議構成市町災害時相互支援に関する協定 2 兵庫県及び市町相互間の災害時応援協定 3 東播磨及び北播磨地域災害時における広域相互応援協定 4 瀬戸内 海の路ネットワーク災害時相互応援に関する協定 5 東播磨地域及び中河内地域災害時相互応援に関する協定 6 播磨広域防災連携協定 7 災害時等の応援に関する申し合わせ 8 全国ミニ団体連絡会議が母体となった災害時相互応援協定 9 全国伝統地名 ( 旧国名 ) 市町災害時相互支援に関する協定 消 防 10 兵庫県広域消防相互応援協定 廃棄物 処 理 11 兵庫県災害廃棄物処理の相互応援に関する協定 12 災害時等応援給水に関する協定書 上下水道 13 兵庫県水道災害相互応援に関する協定 14 下水道事業災害時近畿ブロック応援に関する申し合わせ情報伝達 15 災害時における放送要請に関する協定書 16 播磨町と兵庫県立東はりま特別支援学校との避難所指定にかかる覚書 17 播磨町と兵庫県立播磨南高等学校との避難所指定にかかる覚書避難所 18 災害時に福祉避難所として町有施設を使用するに当たっての施設運営に関する協定 19 災害時における福祉避難所の運営支援に関する協定 20 大中遺跡公園の広域避難地指定に関する協定 4

(2) 民間団体等 区分物資支援障害物の除去等上下水道情報伝達避難所等その他 協定等名称 1 緊急時における生活物資確保に関する協定 2 震災時における緊急設備の支援に関する協定書 3 災害時における飲料水等確保に関する協定 4 災害時における支援協力に関する協定 5 災害時における支援協力に関する協定 6 災害時における物資調達に関する協定書 7 災害時における応急対策等の協力に関する協定 8 災害時における応急対策等の協力に関する協定 9 災害時における応急活動に関する協定 10 災害時等における報道要請に関する協定 11 災害時における緊急放送の協力に関する協定書 12 津波等発生時における一時避難所としての使用に関する協定 13 災害時における支援協力に関する協定 ( 臨時受入施設等 ) 14 災害時に福祉避難所として民間社会福祉施設等を使用することに関する協定 15 災害時における福祉避難所の運営支援に関する協定 - 災害に係る情報発信等に関する協定 16 播磨広域連携協議会と日本郵便株式会社との連携 協力に関する協定 17 災害時における電気設備等の復旧に関する協定 第 3 監査の結果 防災倉庫等の整備及び管理状況について監査した結果 関係書類等の計数においてその記録は正確であり 保管 管理状況もおおむね適正であると認められた しかし 次の事項について改善 検討の必要があると認められたので 今後 必要な措置を講じるとともに 適正な事務執行の確保に努めていただきたい なお 軽微なものについては当日 口頭で措置を促した 1 指摘事項 (1) 備蓄物資の配置について備蓄倉庫の入口付近に備蓄品目 数量を把握するための管理台帳が備えられ 保管棚には備蓄品目を標示しているが 標示が小規模で必要とする備蓄物資の所在が分かりづらくなっている 災害時に備蓄物資を迅速に搬出するためには 5

倉庫内の備蓄物資の配置場所を一目瞭然にすることが望ましい よって 全ての備蓄倉庫について 誰もが容易に備蓄物資の配置場所が分か る配置図を作成し 当該管理台帳とともに入口付近に備え付けていただきたい (2) 救急箱の使用期限について石ケ池公園パークセンター内の防災倉庫に保管されている救急箱の管理状況を確認したところ 一部使用期限の切れている応急処置用品が見受けられた 使用期限の切れている応急処置用品は 必ずしも使用不能というものばかりではないが 災害時においては 期限切れのものが使用されることのないよう救急箱の管理を適正に行っていただきたい 2 意見 (1) 備蓄物資の管理方法について一括購入した同じ品目の備蓄物資について 管理台帳により数量で管理しているが 当該備蓄物資を特定する手段としては 箱に記載してある物資名 廃棄日等で見分けるしかない そこで 個々の 識別番号 品目 賞味 ( 消費 ) 期限 等を記載した 物品票 を作成し 当該備蓄物資に大きく標示しておくべきと考える (2) 備蓄物資の充実について備蓄物資については 播磨町備蓄計画に基づき 今後 5 年間に計画数量を確保するとともに 品目 数量 等については不断の見直しを行うこと 特に災害時において必要な物資が不足することのないよう適正な事務の執行に万全を期すべきである なお 監査日現在 倉庫内の備蓄物資の整理整頓はできていたが 今後においても備蓄物資を迅速に搬出できるよう常時整理整頓に心掛けるよう望むものである (3) 備蓄倉庫の充実について実地調査を行った備蓄倉庫は 施設規模が小さく 避難者数に応じた備蓄数量を保管しなければならず 備蓄物資の配置に大変苦慮している また 播磨町備蓄計画によれば 今後も備蓄物資の数量が増えていくと想定されるため 当該計画の備蓄倉庫増設等も含め改善策を検討していくべきである 6