防災 減災に向けた取組 ( 砂川市 )

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第8章 災害復旧計画

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

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(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

上川口小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 毛布 9 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 男女分離 多目的 施設概要 ブルーシート 99 枚 タオル 30 シャワー 校舎にありバスタオル 5 浴槽 プロパン カセットコンロ 懐中電灯 1 校舎にあり乾電池 (

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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新規文書1

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

避難勧告等の 判断 伝達マニュアル ( 土砂災害編 ) ひと 緑がかがやく田園と交流のまち 安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて ( 概要版 ) 平成 26 年 9 月 1 日 北海道長沼町

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5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

西区05-CS5_小

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(案)

国土技術政策総合研究所 研究資料

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

防災業務計画 株式会社ローソン

2. 地域防災計画 ( 地震 風水害 原子力 ) の見直し市の防災対策の基本となる地域防災計画は 平成 20 年 1 月の初版策定後しばらくの間は見直しがなかったものの 平成 23 年 3 月 11 日に発生した福島原発事故を受けて 新たな原子力災害の発生に備え内容を全面的に見直し 住民避難計画を別

PowerPoint プレゼンテーション

目次 1. はじめに 2. 基本的な考え (1) 家庭内備蓄 (2) 企業内備蓄 (3) 流通在庫備蓄 3. 行政備蓄の果たす役割 4. 行政備蓄の対象人口の想定 5. 行政備蓄品目および目標数 (1) 食料等 (2) 生活必需品等 (3) 資機材 6. 行政備蓄品の保管について 7. 資料編年次整

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

スライド 1

自主防災組織をつくろう

避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

避難所名大江中学校住所大江町波美 40 番地避難所 No, 313 電話番号 収容人数 250 所管部署教育総務課浸水想定深なし土砂災害危険区域該当なし耐震改修基準に対応備蓄倉庫飲食料備蓄ありカギ保管場所総務部危機管理室 避難所担当職員 職員室 支所 位置図 土砂災害警戒区域土砂が到

04 Ⅳ 2(防災).xls

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン

洪水時の避難確保計画 施設 年月作成 洪水 の避難確保計画は基本的にこのエクセル表入力に基づき出力した計画書が市町村あての提出物です 他に ワード様式 の 様式 7 防災教育訓練年間計画 様式 8 施設利用者緊急連絡先一覧 様式 9 緊急連絡網 様式 10 外部機関緊急連絡先一覧 様式 11 対応別

大正小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 炊事場所 シャワー 浴槽 プロパン カセットコンロ 井戸 保健 医務室 通気 換気設備 自動販売機 駐車可能台数 ヘリ離発着 スロープ AED 男女分離 多目的 プール 施設概要

上六人部会館 保有施設 バリアフリー FAX 種別有無品目数量 トイレ男女共用 - 毛布 90 枚 入浴シャワー設備 ガス器具 テレビ ラジオ 水利 避難所環境整備 スロープ 防災無線 炊事場所 エレベーター AED インターネット設備 ブルーシート 100 枚 タオル 300 枚 バスタオル 50

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

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1. 災害の発生を未然に防止するため 防災事務に従事する者の安全確保にも留意した上で 職員の参集や災害対策本部の設置等適切な災害即応態勢の確保を図り 関係機関との緊密な連携の下に 特に以下の取組について万全を期すること 1 危険箇所等の巡視 点検の徹底河川等の氾濫 がけ崩れ 土石流等災害発生のおそれ

はじめに 道では 北海道行政基本条例 に基づき 道政の基本的な方向を総合的に示す計画として 新 北海道総合計画 を策定し 政策展開の基本方向の一つとして 安心で心豊かな北海道ライフスタイル を掲げ 安全 安心な生活の確保 に向け 防災 減災の体制づくり を進めています 保健福祉部では 特に 子ども

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

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目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

「避難支援プラン全体計画」の骨子

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第 2 回久留米市街地周辺内水河川連絡会議 議事次第 1. 開会 2. 出席者紹介 3. 挨拶 4. 議事 前回連絡会議での確認事項〇各支川の浸水被害のメカニズム〇地域防災力の向上について〇その他 5. 閉会


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平成 30 年度年法律第 57 号 ) 等により 要配慮者利用施設は 避難確保計画等の自然災害に関する計画 ( 以下 災害計画 という ) を作成することとなっており 災害計画の作成を促進するため 貴殿におかれても必要な支援に努められたい また 市町村が行う避難勧告等の発令に関する各種取組への積極的

目次 1 総則 1 (1) 本計画の位置づけ (2) 基本的な考え方 (3) 行政備蓄の対象人口 2 備蓄品目 5 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 3 備蓄目標 6 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 4 備蓄品計画 8 (1) 食料及び生活必需品 (2)

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豪雨災害対策のための情報提供の推進について

2014年度_三木地区概要

H25 港南区区民意識調査

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小郡市災害時備蓄計画 目次 Ⅰ. 総則 1 1. 本計画の位置付け 2. 基本的な考え方 3. 行政備蓄の対象人口 Ⅱ. 備蓄品目 3 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅲ. 備蓄目標 4 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関

(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

Ⅰ 地域防災計画とは 1 計画の目的 松前町地域防災計画 は 災害対策基本法に基づき 松前町の防災対策を定めたものです 今後 この計画に定めた内容を推進することによって 住民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的とします 2 計画の構成と内容 松前町地域防災計画 は 災害の種類を 風水害 (

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38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

はじめに 近年は 日本各地で地震が起こり 台風 土砂災害で毎年のように被害がでています いざという時に被害に合わないためには 日ごろから備えておくことが大切です 個人 家庭でできる備え 隣近所や自主防災会でできる備えを 関市自主防災会防災訓練メニュー としてまとめました 定期的に個人 家庭の備えを確

今治市地域防災計画とは 計画の目的 地域防災計画は 災害対策基本法第 42 条の規定に基づき 今治市防災会議が作成する計画であって 今治市に係わる災害に対して 市 県 防災関係機関が 市民の協力のもとに 災害対策を実施することにより 市民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的として定めています

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

Ⅱ 避難準備情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝達 隣接自主防災会へ情報を提供 関係団体 (

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

でおり 本市においても 青森刑務所の協力の下 協定を締結したものである なお 法務省矯正局によると 本市と青森刑務所との間で締結した協定は 全国では 30 施設目 東北では秋田市と秋田刑務所の協定に続いて 2 施設目とのことである 以上である 質疑等 特になし 報告 2: 平成 28 年度における青

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平成24年度

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

各省庁等における業務継続計画に係る取組状況調査 調査の目的 各省庁等における現在の業務継続計画に係る取組状況を把握し 東日本大震災等を受けた 今後の業務継続計画の改善策を検討するための資料とする 調査の対象 中央省庁業務継続連絡調整会議構成機関 オブザーバー機関 29 機関 構成員 :23 機関内閣

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様式編目次 市役所に提出 ( 様式 6 は自衛水防組織を設置した場合に提出 ) 1 計画の目的 1 2 計画の報告 1 様式 1 3 計画の適用範囲 1 施設周辺の避難地図 2 4 防災体制 3 5 情報収集 伝達 4 6 避難誘導 5 7 避難の確保を図るための施設の整備 6 8 防災教育及び訓練

Transcription:

防災 減災に向けた取組 ( 滝川市 )

防災 減災に向けた取組 ( 砂川市 )

防災 減災に向けた取組 ( 奈井江町 ) 町民の防災意識の向上を図るため 毎年防災の日 (9 月 1 日 ) の前後に防災訓練を行っています 平成 27 年 9 月 1 日 奈井江小学校 平成 28 年 9 月 7 日 奈井江中学校 初期消火訓練 訓練想定空知地方を震源とする地震の発生により奈井江町では震度 6 強を観測 奈井江小学校では休み時間のため 教室に先生が不在の状況で地震が発生し 校内放送により 児童自らが避難する 心臓マッサージ AED の訓練 訓練内容小学校での防災訓練に続き 28 年度は中学校での訓練を実施 通常の避難訓練に加え 考える防災訓練 として 防災シュミレーション カードゲーム クロスロード を使って実際に災害が起こった時のことを想定し意見の発表を行った 職員の説明を聞いた後 問題が出題される クロスロード では 災害発生時や避難時 また避難所での生活などで発生する様々な問題が質問されます 質問には Yes か No で答えなければならず どちらを選んでも何らかのリスクや犠牲を払わなければならない ジレンマ があります 正解はなく 回答後は 選択した答えを話し合い 誰も気づかなかった回答や価値観の違いを知ることができます 土のう作成訓練 訓練終了後 全員に備蓄品を配布 悩みながらも Yes か No に分かれる 答えを選んだ理由を発表 価値観の違いなどを知ることができる

防災 減災に向けた取組 ( 浦臼町 ) 浦臼町では 町民の防災意識の向上 防災体制の強化を図るため うらうす防災ハンドブック の全戸配布や防災備蓄品の購入など様々な取組を実施しています うらうす防災ハンドブックの配布 防災協定の締結 締結者砂川警察署 平成 28 年 4 月に町内全戸配布 町公式 HP でも公開中 内容防災行政無線を活用した広報活動に関する協定 避難行動要支援者名簿 浦臼町地域防災計画の改訂 町内会長に避難行動要支援者名簿を配布し 災害時に救助を願う 平成 28 年 4 月に全面改訂 町公式 HP でも公開中 災害備蓄品の整備 浦臼町災害備蓄品整備計画により備蓄品を購入 町公式 HP で公開中

防災 減災に向けた取組 ( 新十津川町 ) 住民の自助 共助の意識の高揚を図り 地域における避難 援助の体制を整えます 防災訓練 研修 総合防災訓練 (H27.8.30) 3 年に 1 回総合防災訓練を実施参加者 :329 名 ( うち行政区 189 名 ) 協力機関 : 陸上自衛隊第 11 旅団第 10 普通科連隊 札幌開発建設部滝川河川事務所 北海道札幌方面滝川警察署など訓練内容 : 住民避難訓練 避難所体験訓練など 自主防災組織 自主防災組織の設立支援 11 行政区のうち 7 行政区で設立防災資機材購入助成事業 ( 上限 20 万円 3 回 ) 行政区自治会館に非常用電源設備を整備会館の外壁に発電機専用のコンセントを設置停電時に発電機を接続することで 通常と同じように 照明 テレビストーブが使用可能 地域防災力強化セミナー (H28.10.1) 外部講師による住民を対象とした防災研修を実施参加者 :55 名 防災行政無線 個別受信機を全戸に配備済み平成 9 年導入 ( アナログ ) 約 2,800 戸

防災 減災に向けた取り組み ( 妹背牛町 ) 1. 職員による水防訓練の実施 2. 備蓄品の整備 3. 町民への防災啓発資料の配布 1 2 1 概要 職員による 排水ポンプの操作 稼働訓練を実施した 期待される効果 訓練による水防技術の習得を促し 実際に水害が発生した際の職員の迅速 的確な対応を図る 3 2 備蓄状況 昨年度から備蓄品の拡充を行い 現在までに災害救助用毛布 90 枚 500ml の 10 年保存水 1,200 本を購入 来年度には缶詰パンと敷きマットを購入する予定 3 概要 平成 26 年に町内各戸に防災啓発資料を配布した 期待される効果 町民の災害に関する知識を高め 防災意識の向上を図ることで 町民の平常時での災害に対する備えを充実させる 今後に向けての取り組み内容の概要 想定最大規模の洪水に係る浸水想定区域図に基づいたハザードマップの見直し

防災 減災に向けた取組 ( 秩父別町 )

防災 減災に向けた取組 ( 雨竜町 )

防災備蓄品の備蓄整備 各機関との合同訓練の実施 防災 減災に向けた取組 ( 北竜町 ) ( 飲食料等備蓄用品 ) ( 資機材等備蓄用品 ) 関係機関による合同訓練の実施 ( 中学校剣道場解体等訓練様子 ) 概要 取り壊し予定の住宅や小屋などを使用して 搬送口確保のための解体訓練や 現場から対策本部 ( 役場庁舎 ) への情報伝達訓練を実施 防災備蓄計画 概要 H26 年 ~H30 年の 5 年間で整備予定 備蓄目標 町内における過去に起こった災害の発生規模及び居住区域の現状等から総合的に判断し全人口の10% 相当の整備を目安とし 飲食料品資機材等の備蓄に努める 主な計画の備蓄品 飲食料品 缶入りパン アルファ米 クラッカー 粉ミルク飲料水 等 資機材 簡易トイレ 毛布 発電機一式 ストーブ ブルーシート 懐中電灯 等 平成 29 年度以降の予定 1ハザードマップの整備 ( 最大想定浸水区域の情報や基礎調査等の情報を含めたハザードマップの整備 ) 2 各種計画等の更新 3 防災無線のデジタル化の検討

防災 減災に向けた取組 ( 沼田町 ) 平時からの住民周知 ( 防災のしおり 防災行政無線の更新等 ) 住民を対象とした 地域防災セミナー の実施 その他 ( 避難生活に必要となる電力等の確保等 ) 防災しおり ( ハザードマップ ) メールぬまた の配信 平成 25 年 7 月に 防災のしおり ( ハザードマップ ) を更新し 全戸配布 HP でも公開中 H29 において更新予定 防災行政無線の更新 ( 町内全戸に設置 ) 平成 25 年度から 防災行政無線更新作業を開始 ( アナログ式からデジタル式へ ) H27 までに設置完了 登録した人の携帯電話やスマホに 防災情報をメールで配信 ( どこにいても沼田町の情報を把握できる ) 警報発令時等に 必要に応じて配信 避難勧告 避難指示に関する情報は 緊急エリアメール も活用 地域防災セミナー 住民の防災に対する意識の向上を目的に 講師を招聘し 地域防災セミナーを実施 基調講演 グループワーク等 H27 28 年度実施 その他 ( 避難生活に必要となる電力等の確保等 ) 災害時に停電となった場合においても 最低限の電力を確保するため 農村部の各避難所に発電機等を配置 停電時に発電機から電源を取り 室内照明又は室内コンセントが使用できるよう農村部の避難所を改修 指定避難所に備品配置 H25~26 ストーブ ( 電池式 ) 簡易トイレ 発電機 投光機 防水コードリール 災害様救急箱 ブルーマット オムツ 生理用品等

防災 減災に向けた取組 ( 幌加内町 ) 自助 ( 自らの力で行う ) 共助 ( 事業者や自主防災組織等が助け合う ) 公助 ( 公的機関が支援を行う ) の精神のもと 災害に強い幌加内町を目指します 平成 27 年度より 自治区長 町内会長 行政機関を交えた災害対策懇談会を開催 幌加内町ハザードマップ 平成 27 年に全戸配布を完了 町ホームページにも掲載中 指定避難所に災害時優先公衆電話を設置 8 箇所の指定避難所に災害時に使用可能な公衆電話の LAN を設置 今後に向けての取り組み内容 防災意識の普及活動 防災訓練 地域コミュニティー推進等 防災備蓄計画 H29~H34 までの 5 ヵ年で整備 備蓄目標 避難想定者を 100 人として 食料を 3 日分以上の確保 幌加内町タイムライン ( 防災行動計画 ) 被害の発生前から 行政や住民などの各主体が迅速で的確な対応をとるために タイムラインを策定 幌加内町地域防災計画の見直し 平成 20 年に全部改定により策定災害対策基本法の改正に幌加内町地域防災計画にも反映

防災 減災に向けた取り組み ( 歌志内市 ) 平成 28 年 8 月の台風災害対応を踏まえた今後の対策等 検証に基づく対策 対策本部体制等の見直し 各部における具体的な役割分担の明確化 消防本部との連携強化 ( 職員配置 デジタル無線受令機設置 ) 避難勧告等の発令及び避難開設等情報の伝達方法の確立 防災資機材等の整備 消防指揮広報車の配備 ( トヨタ FJ クルーザー ) 土のうステーションの設置 (10 箇所 ) 自動音声応答装置の設置 ( 荒天時等の難聴対策 ) LTE トランシーバーの増設 ( 避難所及び従事者との連絡用 ) 市役所庁舎の浸水対策 浸水防止板の設置及び電気室等の改修 防災意識の普及啓発等 防災訓練等の実施 ( 町内会単位 ) 市広報誌での啓発や出前講座の実施 今後の取り組み 水位周知河川の指定 平成 29 年度指定の予定 地域防災計画見直し マニュアル ( 水害編 ) の策定 ハザードマップの改定 要望事項 土砂災害警戒区域に係る基礎調査 市内の土砂災害危険箇所数 193 箇所 ( 内基礎調査終了数 55 箇所 ) 138 箇所が未実施であるため 早期の調査完了をお願いしたい