第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

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育児・介護休業規程

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児のための所定外労働の免除 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2

第1章  目的

目 次 第 1 章目的 第 1 条 目的 第 2 章育児休業制度 第 2 条 育児休業の対象者 第 3 条 育児休業の申出の手続等 第 4 条 育児休業の申出の撤回等 第 5 条 育児休業の回数 第 6 条 育児休業の期間等 第 3 章介護休業 第 7 条 介護休業の対象者 第 8 条 介護休業の申

社団法人今治地方国立公園協会

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第2号議案 平成12年度事業計画と収支予算について

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4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

育児・介護休業等に関する規程

派遣スタッフ就業規則

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

下この章において 申出者 という ) に対し 育児休業取扱通知書 ( 社内様式 2) を交付する 5 申出の日後に申出に係る子が出生したときは 申出者は 出生後 2 週間以内に人事部労務課に育児休業対象児出生届 ( 社内様式 3) を提出しなければならない ( 育児休業の申出の撤回等 ) 第 4 条

社会福祉法人 燦祥会 育児 介護休業等に関する規則の規定 第 1 章目的 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児 介護のための所定外労働の免除 時間外労働及び深夜業の制限並びに短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章育児休業制度

( 育児休業の期間 ) 第 5 条育児休業の期間は 原則として 子が 1 歳に達するまでを限度として育児休業申出書 ( 様式 1) に記載された期間とする 2 前項にかかわらず 会社は 育児休業 介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ( 以下 育児 介護休業法 という ) の定

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

出書 ( 園内様式 1) を園に提出することにより申し出るものとする なお 育児休業中の有期契約職員が労働契約を更新するに当たり 引き続き休業を希望する場合には 更新された労働契約期間の初日を育児休業開始予定日として 育児休業申出書により再度の申出を行うものとする 2 申出は 特別の事情がない限り

題名

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

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社員 就業規則

目 次 目的 1 育児休業制度 1 介護休業制度 3 子の看護休暇 4 介護休暇 4 所定外労働の制限 5 時間外労働の制限 6 深夜業の制限 7 所定労働時間の短縮措置等 8 育児休業等に関するハラスメントの防止 9 その他の事項 10 平成 21 年 1 月作成平成 22 年 6 月一部改正平成

顧問規程

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⑴ 子の死亡 離縁 養子縁組の解消等の理由により 子を養育しなくなった場合 ⑵ 休業申し出をした教職員が傷病又は心身の障害のため 子を養育できない状態になった場合 ⑶ 次の子の産前産後休暇 介護休業又は新たな育児休業が始まった場合 2 下記のいずれにも該当する教職員については 子が1 歳 6 箇月に

独立行政法人総合病院国保旭中央病院職員の育児

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社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

育児休業申出書式例

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

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育児のための両立支援制度 制度の概要 ( イメージ ) 出生 1 歳 1 歳 6か月 3 歳就学 パパ ママ育休プラス 1 歳 6 か月延長 ( 子の年齢 ) ⑴ 育児休業 Ⅰ Ⅱ 努力義務 ⑵ 短時間勤務制度 ⑶ 所定外労働の免除 努力義務 努力義務 ⑷ 子の看護休暇 ⑸ 法定時間外労働の制限 ⑹

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ただし 平成 22 年 6 月 30 日時点で 常時 100 人以下の労働者を雇用する事業主については 公布日から3 年後に当たる平成 24 年 6 月 30 日 ( 予定 ) までの間 < 短時間勤務制度の義務化 >< 所定外労働の免除の義務化 >< 介護休暇 >について 改正規定の適用が猶予され

育児 介護休業等に関する規則の規定例 ~ 福井労働局版 ~ 赤字部分は 平成 29 年 1 月 1 日施行の改正事項 青字部分は 平成 22 年 6 月 30 日施行の改正事項 緑字部分は 削除事項 第 1 章目的 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

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○財団法人足利市体育・文化振興会職員育

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場合には 当該育児休業の承認を取り消するものとする ( 育児休業職員の期末手当等の支給 ) 第 7 条職員の給与に関する規程 ( 以下 給与規程 という ) 第 21 条第 1 項に規定するそれぞれの基準日に育児休業している職員のうち 基準日以前 6 月以内の期間において在職した期間がある職員には

( 育児休業することができない職員 ) 第 4 条前条の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する職員は 育児休業をすることができない (1) 期間を定めて雇用される職員 ただし 申出時点において 次に該当する職員を除く ア子が1 歳 6 月に達する日までに 契約期間 ( 労働契約が更新される場

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

3 育児 介護 112

育児休業制度の概要

1 育児休業 および育児短時間勤務等に関する規程および育児短時間勤務等に関する規程についてについて 1 育児休業対象者の要件要件変更改正前は 有期契約労働者が育児休業を取得するための要件として 育児休業申し出時に 1 当該事業主に引き続き雇用された期間が1 年以上であること 2 子が1 歳になった後

育児・介護休業等に関する規則

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

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業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ( 平成 3 年法律第 76 号 以下 育児 介護休業法 という ) 及びその他の関係法令等の定めるところによる 第 2 章育児休業 育児部分休業 ( 育児休業の対象者 ) 第 3 条本部等職員就業規則第 26 条第 1 項 附属病院職員就業規則第

2004syuki020

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別紙 1 妊娠 出産 育児休業 介護休業等に関するハラスメントとなり得る具体的言動例 1. 制度等の利用への嫌がらせ型 教職員が産休や育児業 介護休業等の制度の利用を請求したり 制度を利用したことに関して 上 司が解雇等の不利益な取扱いを示唆したり 上司 同僚が 繰り返し又は継続的に嫌がらせ等を行い

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( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

目 次 Ⅰ 子育てのサポート 1 妊娠前 妊娠中のサポート 1 生理休暇 2 不妊治療の受診 3 妊娠障害 ( つわり ) 休暇 4 健康診査及び保健指導に係る休暇 5 危険有害業務の就業制限 6 深夜勤務及び時間外勤務の制限 7 通勤緩和措置 8 職員の休息等 2 出産前後のサポート 1 産前 産

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改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

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2 育児短時間勤務の申出は 育児短時間勤務をしようとする期間 (1 月以上 1 年以下の期間に限る ) の初日及び末日並びにその勤務の形態における勤務の日及び時間帯を明らかにして 当該育児短時間勤務開始予定日の前日から起算して 1 月前の日までに 育児短時間勤務申出書により行うものとする 3 第 5


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就 業 規 則

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必要とされる対応その 2- 育児休業等規則の規定整備 ( 短時間勤務関係 ) ( 育児短時間勤務 ) 第 10 条 1 3 歳に満たない子を養育する職員は 申し出ることにより 就業規則第 条の所定労働時間について 以下のように変更することができる 所定労働時間を午前 9 時から午後 4 時まで (

国家公務員 非常勤職員の勤務条件はいま 4. 経済的支援について育児休業期間中は無給ですが 国家公務員共済組合法が適用される場合には 育児休業手当金が支給され 申出により共済掛金が免除されます また 雇用保険法が適用される場合には 一定の要件を満たすとき育児休業給付金が支給され 健康保険 厚生年金保

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( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

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休業計画書 ( 別紙第 1) により学長に届け出た職員が当該請求に係る育児休業をし 当該育児休業の終了後 3 月以上の期間が経過した場合 ( この号の規定に該当したことにより当該子について既に育児休業をしたことがある場合を除く ) (5) 当該子の出生の日から 57 日間以内に 当該子の親である職員

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千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

公益社団法人松戸市シルバー人材センター臨時職員就業規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人松戸市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の臨時に雇用する者 ( 以下 臨時職員 という ) の就業に関して必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において

制度詳細 1 妊娠中の職員の通勤緩和職免妊娠中であり かつ通勤に利用する交通機関の混雑の程度が母体及び胎児の健康保持に影響対象者があると認められる職員 承認期間 母体及び胎児の健康保持に影響があると認められる場合 給与の取扱い 母子健康手帳の交付後 産前休暇までの間で必要と認められる期間において 所

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例 3 男性医師 1 歳 配偶者産前休暇産後休暇復帰 復帰 今までは 配偶者がを取得している場合 を取得できませんでしたが 取得できるようになりました 職員は 当該子が 3 歳に達する日まで 病院助手等は 当該子が 1 歳 6か月に達する日までを取得することができます 職場復帰後の特に大変な時期に協

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制度詳細 1 妊娠障害休暇 妊娠に起因する体調不良等のため勤務することが著しく困難な職員期間 日数 1 回の妊娠を通じて 連続した 7 日間 ( 休日は通算しない ) ただし 特に必要と認められる場合は 7 日の範囲内において 1 日単位で取得することも可 手続き勤務情報システム ( 妊娠障害休暇申

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育児介護休業等規程

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が 1 年未満の者 対象となる子が 1 歳に達する日から 1 年を経過する日までに労働契約期間が満了し 更新されないことが明らかな者 ) および従業員の過半数を代表する者と適用除外者に関する労使協定 ( 以下 適用除外者に関する労使協定 という ) に定められた者を除く 2. 配偶者が 従業員と同じ日からまたは従業員より先に育児休業をしている場合 従業員は 子が 1 歳 2 ヶ月に達するまでの間で 出生日以後の産前 産後休業期間を育児休業期間との合計が 1 年を限度として 育児のための休業をすることができる 第 2 条 ( 育児休業の申出 ) 育児休業を希望する従業員は 原則として希望する休業開始予定日の 1 ヶ月前 ( 出産予定日前の子の出生など特別の事情がある場合は 1 週間前 ) までに 希望する休業期間を明らかにして育児休業申出書により会社へ申し出なければならない 2. 育児休業中の期間雇用従業員が労働契約を更新するに当たり 引き続き休業を希望する場合は 更新された労働契約期間の初日を育児休業開始予定日として 育児休業申出書により再度の申出を行うものとする 3. 育児休業申出書が提出されたときは 会社は速やかに当該育児休業申出書を提出した者に対し 育児休業取扱通知書を交付する 第 3 条 ( 育児休業期間 休業回数 ) 育児休業期間は 原則として子が 1 歳 ( 第 1 条第 2 項による育児休業の場合は 1 歳 2 ヶ月 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) に達するまでの間において従業員が申し出た期間とする ただし 子の死亡その他の特別の事情を生じた場合は 休業期間は当初の終了予定日前であっても原則としてその事情の生じた日をもって終了するものとする 2. 同一の子についての育児休業の申出は原則として 1 回とする 産後休業をしていない従業員が 子の出生日または出産予定日のいずれか遅い方から 8 週間以内にした最初の育児休業および第 2 条第 2 項の申出をする場合には 1 回の申出にカウントしない また 配偶者の死亡その他特別の事情がある場合は子が 1 歳 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) に達するまでを限度として再度の申出をすることができる 第 4 条 ( 育児休業期間の変更 ) 育児休業期間は 次の場合に限り変更することができる 1. 休業開始予定日は 出産予定日前の子の出生などの特別の事情を生じた場合に限り 1 週間前までに申し出ることにより 1 回に限り繰り上げることができる 2. 休業終了予定日は 1 ヶ月前までに申し出ることにより 1 回に限り 1 歳に達するまでを限度として繰下げることができる 2. 育児休業期間変更申出書が提出されたときは 会社は速やかに当該育児休業期間変更申出書を提出した者に対し 育児休業取扱通知書を交付する 1

第 5 条 (1 歳以降の育児休業 ) 原則として子が 1 歳に達する日において いずれかの親が育児休業中であり かつ 次の事情がある場合には 子が 1 歳 6 ヶ月に達するまでを限度として 原則として子の 1 歳の誕生日を開始として育児休業をすることができる ただし 育児休業の申出の日から 6 ヶ月以内に雇用関係が終了する者 従業員の過半数を代表する者と適用除外者に関する労使協定に定められた者を除く 1. 保育所入所を希望しているが 入所できない場合 2. 子の養育を行っている配偶者であって 1 歳以降子を養育する予定であった者が死亡 負傷 疾病等により子を養育することが困難となった場合 2. 育児休業期間の延長を希望する従業員は 原則として 子が 1 歳に達する日の 2 週間前までに 子が 1 歳 6 ヶ月に達するまでの期間内で希望する休業期間を明らかにして育児休業申出書により会社へ申し出なければならない 3. 休業終了予定日は 2 週間前までに申し出ることにより 1 回に限り 1 歳 6 ヶ月に達するまでを限度として繰下げる 4. 本条第 2 項に基づく育児休業申出書が提出されたときの取扱いについては 第 2 条第 3 項を準用する 第 6 条 ( 育児休業申出の撤回 ) 育児休業の申し出は 休業開始予定日の前日までに限り撤回することができる この場合 配偶者の死亡など特別の事情がない限り同一の子については再度の休業申出はできないものとする ただし 休業の申出を撤回した者であっても第 5 条第 1 項に基づく休業の申出をすることができる 2. 育児休業開始予定日の前日までに子の死亡その他特別の事情を生じた場合は 休業の申出はなかったものとみなす 3. 育児休業申出の撤回が提出されたときは 会社は速やかに当該育児休業撤回書を提出した者に対し 育児休業取扱通知書を交付する 第 7 条 ( 育児休業期間中の給与等取扱い ) 育児休業期間中の取扱いは 次のとおりとする 1 給 与 育児休業期間中の賃金は支給しない 2 定 期 昇 給 育児休業期間中は行わないが 復職後の昇給において休業前の勤務実績を加味調整する 3 賞 与 賞与の算定に当たり 育児休業期間中の日数は欠勤扱いとする 4 所 属 原則として育児休業前の所属とする 5 勤 続 年 数 退職金およびその他の制度の適用においては 育児休業期間は勤続年数に通算しない 6 年次有給休暇 年次有給休暇取得に関しては 育児休業をした日を出勤率の算定上出勤したものとみなす 7 社会保険料 育児休業期間中の社会保険料の被保険者負担分について 法の定める手続きにより免除される 第 8 条 ( 復職時の取扱い ) 原則として休業前の職場および職務に復帰させる ただし 本人の希望がある場合および組織の変更等やむを得ない事情がある場合には 職場および職務の変更を行うことがある 2

2. 復職日は 原則として育児休業終了日の翌日とする 3. 給与および賞与の算定に当たっては 育児休業をしたことを理由として不利益な取扱い をしない 第 9 条 ( 育児短時間勤務等 ) 3 歳に満たない子と同居し 養育する従業員は 会社に申し出て勤務時間の短縮等の適 用を受けることができる ただし 1 日の所定労働時間が6 時間以下の者 日々雇用者お よび適用除外者に関する労使協定に定めた者を除く 2. 勤務時間の短縮の適用とは 以下をいう 1.1 日の所定労働時間を6 時間とする制度 時 分 ~ 時 分の勤務 2.1 日の所定労働時間を7 時間とする制度 時 分 ~ 時 分の勤務 3. 本制度の適用を受ける間の給与については 別途定める賃金規程に基づき 時間給換算 した額を基礎とした実労働時間分の基本給と諸手当を支給する 4. 定期昇給および退職金の算定に当たっては 本制度の適用を受けた期間は通常の勤務を したものとみなす 5. 本条の措置の手続きについては 育児休業に関する手続きを準用する 第 2 章介護休業 第 10 条 ( 対象者 ) 配偶者 父母 子 配偶者の父母 または同居しかつ扶養している祖父母 兄弟姉妹 孫であって 2 週間以上にわたり要介護状態にある者 ( 歩行 排泄など日常生活動作の介助が必要または 自傷行為 徘徊 失禁などの問題行動が継続する常時介護を要する状態にある者をいう 以下 対象家族 という ) を介護する従業員 ( 日々雇用者を除く ) は 介護のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において 雇用期間が 1 年未満の者 介護休業の開始予定日から 93 日以内に労働契約期間が満了する者または 93 日を超え 1 年を経過する日までに労働契約期間が満了し 更新されないことが明らかな者 ) および適用除外者に関する労使協定で定めた者を除く 第 11 条 ( 介護休業の申出 ) 介護休業を希望する従業員は 原則として希望する休業開始予定日の 2 週間前までに 所定の手続により会社へ申し出なければならない なお 介護休業中の期間雇用従業員が労働契約を更新するに当たり 引き続き休業を希望する場合には 更新された労働契約期間の初日を介護休業開始予定日として 介護休業申出書により再度の申出を行うものとする 2. 介護休業申出書が提出されたときは 会社は速やかに当該介護休業申出書を提出した者に対し 介護休業取扱通知書を交付する 第 12 条 ( 介護休業の期間 休業回数 ) 介護休業の期間は 原則として介護を必要とする者 1 人につき 第 17 条の措置と合わせて通算 93 日以内とする ただし 対象家族の死亡その他特別の事情を生じた場合は 休業期間はその事情の生じた日をもって終了する 2. 介護休業の回数は 原則として要介護状態ごとに 1 回とする 3

第 13 条 ( 介護休業期間の延長 ) 介護休業の期間は 要介護状態ごとに 1 回に限り休業終了予定日の 2 週間前までに申し出ることにより 通算 93 日の範囲内で延長することができる 第 14 条 ( 介護休業の申出の撤回等 ) 介護休業を申し出た者は 休業開始予定日とされた日の前日までに申し出を撤回することができるが 同一の対象家族の同一要介護状態に関しては 特別な事情がない限り 再度の申出は 1 回のみとする 2. 介護休業開始予定日の前日までに対象家族が死亡した場合その他特別の事情を生じた場合は 休業の申出はなかったものとみなす 3. 介護休業申出の撤回が提出されたときは 会社は速やかに当該介護休業撤回書を提出した者に対し 介護休業取扱通知書を交付する 第 15 条 ( 休業期間中の取扱い ) 介護休業期間中の取扱いは 次のとおりとする 1 給 与 介護休業期間中の賃金は支給しない 2 定期昇給 介護休業期間中は行わないが 復職後の昇給において休業前の勤務実績を加味調整する 3 賞 与 賞与の算定に当たり その算定対象期間に育児 介護休業をした期間が含まれる場合には 出勤日数により日割りで計算した額を支給する 4 所 属 原則として介護休業前の所属とする 5 勤続年数 退職金およびその他の制度の適用においては 介護休業期間は勤続年数に通算しない 6 年次有給休暇 年次有給休暇取得に関しては 介護休業をした日を出勤率の算定上出勤したものとみなす 7 社会保険料 介護休業期間中の社会保険料の被保険者負担分について 会社が立替納付し 従業員は復職後これを会社に支払う 第 16 条 ( 復職時の取扱い ) 原則として休業前の職場および職務に復帰させる ただし 本人の希望がある場合および組織の変更等やむをえない事情がある場合には 職場および職務の変更を行うことがある 2. 復職日は 原則として介護休業終了の翌日とする 3. 給与および賞与の算定に当たっては 介護休業をしたことを理由として不利益な取扱いをしない 第 17 条 ( 介護短時間勤務等 ) 家族を介護する従業員は 介護を必要とする対象家族 1 人につき要介護状態ごとに 1 回 通算 93 日を限度として 勤務時間の短縮等の適用を受けることができる ただし 1 日の所定労働時間が 6 時間以下の者 日々雇用者および適用除外者に関する労使協定に定日々雇用者および適用除外者に関する労使協定に定めた者を除く 2. 勤務時間の短縮の適用とは 以下をいう 1.1 日の所定労働時間を 6 時間とする制度時分 ~ 時分の勤務 4

2.1 日の所定労働時間を 7 時間とする制度時分 ~ 時分の勤務 3. 本制度の適用を受ける間の給与については 別途定める賃金規程に基づき 時間給換算した額を基礎とした実労働時間分の基本給と諸手当を支給する 4. 定期昇給および退職金の算定に当たっては 本制度の適用を受けた期間は通常の勤務をしたものとみなす 5. 本条の手続き等については介護休業に関する手続きを準用する 第 3 章時間外労働の制限 第 18 条 ( 育児および介護のための時間外労働の制限 ) 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員または要介護状態にある対象家族の介護を行う従業員から請求があった場合は 事業の正常な運営に支障がある場合を除き 1 ヶ月について 24 時間 1 年について 150 時間を超えて時間外労働を行わせない 2. 前項に関わらず 次の 1 から 3 のいずれかに該当する従業員は 育児のための時間外労働の制限を請求することができない また 1 から 3 のいずれかに該当する従業員は介護のための時間外労働の制限を請求することができない 1. 日々雇用者 2. 勤続 1 年未満の者 3. 1 週間の所定労働日数が 2 日以下の者 3. 時間外労働の制限を希望する従業員は 原則として希望する制限開始予定日の 1 ヶ月前までに 1 回につき 1 ヶ月以上 1 年以内の希望する制限期間を明らかにして会社へ申し出なければならない 第 4 章深夜業の制限 第 19 条 ( 育児および介護のための深夜業の制限 ) 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員または要介護状態にある対象家族の介護を行う従業員から請求があった場合は 事業の正常な運営に支障がある場合を除き 午後 10 時から午前 5 時までの間 ( 以下 深夜 という ) に労働させることはない 2. 前項の定めに関わらず 次の 1 から 5 のいずれかに該当する従業員は 育児および介護のための深夜業の制限を請求することができない 1. 日々雇用者 2. 勤続 1 年未満の者 3. 1 週間の所定労働日数が 2 日以下の者 4. 請求に係る子 ( 介護の場合にあっては家族 ) の 16 歳以上の同居の家族が 次のいずれにも該当する者 1 深夜において就業していない者 (1 ヶ月について深夜における就業が 3 日以下の者を含む ) であること 2 心身の状況が請求に係る子の養育 ( 介護の場合にあっては家族の介護 ) をすることができる者であること 36 週間 ( 多胎妊娠の場合は 14 週間 ) 以内に出産予定あるいは出産後 8 週間以内 5

でない者であること 5. 所定労働時間の全部が深夜にある者 3. 深夜業の制限を希望する従業員は 原則として希望する制限開始予定日の 1 ヶ月前までに 1 回につき 1 ヶ月以上 6 ヶ月以内の希望する制限期間を明らかにして会社へ申し出なければならない 第 5 章所定外労働の免除 第 20 条 ( 育児のための所定外労働の免除 ) 3 歳に満たない子を養育する従業員が当該子を養育するために申し出た場合には 事業の正常な運営に支障がある場合を除き 所定労働時間を超えて労働をさせることはない 2. 前項の定めにかかわらず 日々雇用者および適用除外者に関する労使協定で定めた者を除く 3. 所定外労働の免除を希望する従業員は 原則として希望する免除開始予定日の 1 ヶ月前までに 1 回につき 1 ヶ月以上 1 年以内の希望する免除期間を明らかにして会社へ申し出なければならない 第 6 章子の看護のための休暇 第 21 条 ( 子の看護のための休暇 ) 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員は 負傷し または疾病にかかった当該子の世話をするために または当該子に予防接種や健康診断を受けさせるために 年次有給休暇とは別に 毎年 4 月を起算日とした 1 年につき当該子が 1 人の場合は 5 日間 2 人以上の場合は 10 日を限度として子の看護のための休暇を取得することができる 2 前項の定めにかかわらず 日々雇用者および従業員の過半数を代表する者と適用除外者に関する労使協定に定めた者を除く 3 看護休暇は 半日単位で取得することもできる 4 看護休暇を利用しようとする従業員は 原則として事前に所定の休暇届を提出しなければならない ただし 緊急を要する場合は事後の請求でも差し支えないものとする 5 看護休暇中の賃金は支給しない 6 賞与 定期昇給 退職金の算定等においては 看護休暇の利用期間はこれを通常の勤務をしたものとして取扱う 7 年次有給休暇取得に関しては 看護休暇を利用した日は出勤率の算定上出勤したものとみなす 6

第 7 章介護のための休暇 第 22 条 ( 介護のための休暇 ) 要介護状態にある家族の介護その他の世話をする従業員は 年次有給休暇とは別に 毎年 4 月を起算日とした 1 年につき 当該対象家族が 1 人の場合は 1 年間につき 5 日 2 人以上の場合は 10 日を限度として 介護休暇を取得することができる 2 前項の定めにかかわらず 日々雇用者および従業員の過半数を代表する者と適用除外者に関する労使協定に定めた者を除く 3 介護休暇は 半日単位で取得することもできる 4 介護休暇を利用しようとする従業員は 原則として事前に所定の休暇届を提出しなければならない ただし 緊急を要する場合は事後の請求でも差し支えないものとする 5 介護休暇中の賃金は支給しない 6 賞与 定期昇給 退職金の算定等においては 介護休暇の利用期間はこれを通常の勤務をしたものとして取扱う 7 年次有給休暇取得に関しては 介護休暇を利用した日は出勤率の算定上出勤したものとみなす 第 23 条 育児休業 介護休業および関連する措置について この規程に定めのない事項に関しては 育児 介護休業法その他の法令の定めるところによる 附 則 1. 本規則は平成年月日より施行する 2. 本規則を改廃する際は 従業員代表の意見を聴取して行う 7