平成 27 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 救助人員

Similar documents
平成 28 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 救助人員

平成 29 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 救助人員

平成 25 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 (88) 救助人員

Microsoft Word - 2刊.doc

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

目次 1 目的 1 2 医療機関及び行政機関等との協力関係の確保 1 3 事業主体 1 (1) ドクターヘリ 1 (2) 防災消防ヘリ 1 4 定義 1 (1) ドクターヘリ基地病院 1 (2) 地域救急医療体制支援病院 1 (3) ヘリ救急搬送体制支援病院 2 (4) 出動区分 2 5 ドクターヘ

<4D F736F F D E58B4B96CD93C18EEA8DD08A518E9E82C982A882AF82E98D4C88E68D718BF38FC E89878EC08E7B97768D6A>

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

1青森県防災ヘリコプター運航管理要綱

山梨県消防防災航空隊山岳救助活動ガイドライン

id5-通信局.indd

PowerPoint プレゼンテーション

発災後 消防庁長官から被災都道府県以外の都道府県の知事等に電話等により連絡し 行うこととなる しかし 大規模地震においては 通信インフラ等に様々な障害が発生する可能性があり その場合には 緊急消防援助隊の出動に支障が生じることが考えられる このため 一定震度以上の大規模地震等が発生した場合に効力が発

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

和歌山県緊急消防援助隊航空部隊受援計画

Microsoft PowerPoint - 【参考配布】広域.pptx

< F2D E968CCC8DD08A5191CE8DF495D281458D718BF38DD0>

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

長野県消防防災ヘリコプター運航協議会会則

できない場合は 代表消防機関代行の倉敷市消防局又は津山圏域消防組合消防本部の職員をもって充てるものとする 4 岡山県大隊に 消火 救助 救急等の任務単位毎に中隊を設けることとし 各中隊を 消火中隊等 と呼称するものとする なお 中隊長は 岡山県大隊長が指定するものとする 5 各中隊に 各車両又は付加

Microsoft PowerPoint - 調査検討報告書 ≪概要版≫_

Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

広域航空応援受援マニュアル

報道資料

平成 26 年 3 月 28 日 消防庁 平成 25 年の救急出動件数等 ( 速報 ) の公表 平成 25 年における救急出動件数等の速報を取りまとめましたので公表します 救急出動件数 搬送人員とも過去最多を記録 平成 25 年中の救急自動車による救急出動件数は 591 万 5,956 件 ( 対前

平成 26 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

untitled

2-1 出場体制等 1 出場体制東京消防庁における出場体制は 火災 救助 救急及び危険排除等の災害区分に応じて 普通出場 特別出場 特命出場により対応しています ⑴ 火災普通出場 市街地の一般火災及び大規模又は特殊な対象物の火災が発生した場合 火災の規模に応じて第 1 出場から第 4 出場に区分して

2 研究開発の実施 研究開発事業については 次の事業を実施した これらの調査研究は 報告書としてまとめ 会員に配布した (1) ヘリコプターベースの運用に関する調査研究ヘリコプターは 通常ヘリポート ( 基地 ) を拠点として運用する したがって 基地を離陸して 災害発生場所に至り 活動が終了すれば

Microsoft PowerPoint - 修正●【HP版】概要版.ppt

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

大規模災害対策マニュアル

<4D F736F F D20819A92F18CBE8F E9197BF96DA8E9F5F F2E646F63>

平成 27 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

<4D F736F F F696E74202D20816A817595A897AC E835A BF A817682C98AD682B782E E892F18B9F81698F4390B38CE32E707074>

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

280 ・11_月.pdf

( 災害医療調整本部の所管事務 ) 第 4 条災害医療調整本部は 次の事務をつかさどる (1) 全県域を対象とした医療資源の配置調整及び患者搬送調整に関すること (2) 国や他都道府県等に対する医療支援の要請及び受入れと その派遣調整に関すること (3) 地域災害医療対策会議の支援に関すること (4


30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

02一般災害対策編-第3章.indd

平成 30 年度事業報告 一般財団法人自治体衛星通信機構 当機構は 地方公共団体等において通信衛星を共同利用するための設備を設置し 運用することによって 防災情報及び行政情報の伝送を行うネットワークの整備促進を図り もって地域社会における情報通信の高度化及び地域の振興に寄与することを目的として平成

可搬ポンプの取扱い 応急救護等 様々な知識 技能を訓練で身につけることができます お問合せは 東久留米消防署防災安全係 ( 内線 320) まで!

<4D F736F F D2082A082A982D382B6836A B E682558D A6D92E894C5816A81402E646F6378>

Microsoft PowerPoint SCRM(荒谷)

事務連絡平成 30 年 10 月 26 日 各都道府県消防防災主管課東京消防庁 各指定都市消防本部 } 殿 消防庁予防課 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン のリーフレットの配布について 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会が開

病院機構災害医療センター ( 以下 災害医療センター という ) に DMAT 事務局を設置する 都道府県は 通常時に DMAT 運用計画の策定 医療機関等との協定の締結等を行い 災害時に 計画に基づき DMAT を運用し 活動に必要な支援 ( 情報収集 連絡 調整 人員又は物資の提供等 ) を行う

1 外国人傷病者対応 資料 1

報告事項 5 第 3 委員会報告資料 国による福岡空港におけるヘリ機能の移設及び 混雑空港 指定について 平成 27 年 9 月経済観光文化局

ヘリ搬送チームの活動

横浜市消防局航空消防隊

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C FC A1817A8C46967B926E906B82D682CC91CE899E82C982C282A282C42E >

< C815B984196BF8E968BC68E9E8DD08A AD90B691CE8DF4837D836A B88C42E786C73>

3-16 生活必需品供給計画

<4D F736F F F696E74202D E6C8D918D8793AF95F18D908F C4816A8A C55F F4390B394C52E707074>

<4D F736F F D F8E968BC695F18D908F918E9197BF335F93A A5>

に建築物やその他の障害物ができた場合は ヘリポートが運用できなくなる場合があります 消防 警察 新聞社 ヘリコプター製造会社などが設置する例が多く 一般のヘリコプターもその設置者の了解を得る事で利用する事ができます 現在 陸上 屋上共に全国で多数運用されています 場外離着陸場臨時のヘリコプター離着陸

00 表紙・目次

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

国の航空消防隊が相互に情報を共有することによって より一層 効率的かつ効果的な活動を実施することが可能となる このようなことから 定期刊行を前提とした航空消防隊資料集 ( 仮称 ) に盛り込むべき内容についての調査研究を行った (3) 全国航空消防防災協議会発足以来の調査研究 研究開発事業の整理に関

(5) ヘリコプター等運用調整班大規模災害発生時には 消防 警察 海上保安庁 自衛隊 ドクターヘリ等 各救難機関のヘリコプターが北海道に応援に集結することに鑑み これら各救難機関のヘリコプターの迅速かつ効率的な運用を図るとともに 運用調整及び航空機の安全を図るため北海道災害対策本部 ( 以下 北海道

2

<4D F736F F F696E74202D F E5906B8DD08E9E814195FA919782AA89CA82BD82B782D782AB8B40945C82CC8C9F8FD E E484B816A2E B8CDD8AB B83685D>

第8章 災害復旧計画


宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

目 次 1. 目的 1 2. 定義 1 3. 事業主体 事業実施主体および基地病院 準基地病院等 2 (1) 事業主体 (2) 事業実施主体 (3) 基地病院 準基地病院 (4) 搭乗人員 4. 出動待機時間および運航範囲等 2 (1) 出動待機時間 (2) 運航範囲 (3) 運航条件 5. 救急現

第 2 項交通応急対策 災害時には 道路 橋梁等の道路施設が被災するとともに 倒壊建物 がれき等による障害物や 緊急車両 一般車両による交通渋滞が発生し 緊急輸送等に支障をきたすおそれがある 町民等の避難 災害応急対策員の輸送および救助 救護のための資材 物資の輸送を確実に行うため 迅速かつ適切に交

平成 30 年度救急業務のあり方に関する検討会報告書の概要 消防庁救急企画室 はじめに 消防庁救急企画室では 高齢化を背景として救急需要が増大する中 救急車の適正利用の推進や救急業務の円滑な実施と質の向上等 救急業務を安定的かつ持続的に提供し救命率の向上を図ることを目的に 平成 30 年度救急業務の

<4D F736F F F696E74202D E9197BF E63189F18DD08A518BD98B7D8E9691D491CE8F888AD68C578FC892A D89EF8B636E2E B8CDD8AB B83685D>

防災業務計画 株式会社ローソン

平成16年新潟県中越地震 JR西日本福知山線列車事故 16年10月23日に発生した新潟県中越地震は 死者68人 災害関連死を含む という被害を もたらしました この地震を契機に 警察では 極めて高度な 救出救助能力を必要とする災害現場において 迅速かつ的確に被災者の救出救助を行う専門部 隊として 1

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

<4D F736F F F696E74202D208EE688B582A290E096BE D382D E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

<4D F736F F F696E74202D A C5817A838D837B CA48B EC08FD88B92935F90AE94F C98AD682B782E98C9F93A289EF814090E096BE8E9197BF E >

平成30年度静岡県総合防災訓練 実施計画

<4D F736F F D AB290FC8BA AA89C889EF817A8B4C8ED294AD955C8E9197BF2E444F43>

2. 大規模津波防災総合訓練実行委員会設立準備会 日 場 時 : 平成 29 年 12 月 19 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分 ~ 午後 3 時 所 : 四日市市役所 6F 本部員会議室 準備会参加機関 : 中部管区警察局 陸上自衛隊第 10 師団海上自衛隊横須賀地方総監部 航空自衛隊中部

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

Microsoft PowerPoint - 資料2 防衛省資料(セット).pptx

Microsoft Word - 0-1 表紙.doc

( 活動基地及び活動区域 ) 第 5 条 航空隊の活動基地は 西八代郡市川三郷町黒沢 5375 番地に設置する山梨県警察航空基地 ( 以下 航空基地 という ) とする 2 航空隊の活動区域は 県内全域とする ( 編成 ) 第 6 条 航空隊の編成は 別表第 1 のとおりとする ( 業務 ) 第 7

2

送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

ドクターヘリの安全に関する研究と提言

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

Microsoft PowerPoint D-NET説明資料.pptx

Taro-第17報.jtd

Transcription:

あかふじニュース 第 12 号 発行平成 28 年 3 月 山梨県消防防災航空隊 山梨県ホームページ http://www.pref.yamanashi.jp やまなし防災ポータル http://bosai.pref.yamanashi.jp 山梨県消防防災航空隊 400-0108 山梨県甲斐市宇津谷 445-1 TEL 0551-20-3601 FAX 0551-20-3603 E-mail bousai-kokuu@pref.yamanashi.lg.jp 平成 27 年度緊急運航実績報告 1 山梨県消防防災ヘリコプター更新に係る検討委員会設置 2 消防救急デジタル無線について 3 平成 27 年 9 月関東 東北豪雨緊急消防援助隊応援出動報告 4~8 山梨県国民保護実動訓練 9 静岡県消防防災航空隊緊急消防援助隊受援訓練 10 総務省中央合同庁舎 2 号館 HP 進出 離着陸訓練 11 山梨県警察本部航空隊合同訓練 12 合同訓練等実施内容 13~18 派遣終了隊員紹介 19 0

平成 27 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 4 1 10 13 11 3 2 5 2 2 53 救助人員 4 1 11 11 15 4 2 3 3 2 56 救急件数 4 9 11 10 3 1 1 4 1 44 搬送人員 4 10 11 12 3 1 1 5 1 48 災害件数 1 1 2 飛行回数 1 2 3 災害件数 飛行回数 件数小計 8 2 19 25 21 6 3 6 6 3 99 相互応援 広域航空消防応援 緊急消防援助隊 救 助 救 急 火 災 その他 救助件数 2 14 1 17 救助人員 2 79 1 82 救急件数 1 2 14 1 18 搬送人員 1 2 79 1 83 災害件数 1 1 飛行回数 1 1 災害件数 2 2 飛行回数 2 2 件数小計 1 4 30 3 38 緊急運航並びに相互応援協定 広域航空応援 緊急消防援助隊の合計件数 137 3 月 31 日現在 今年度の緊急運航件数は 上記表のとおり3 月 31 日現在で137 件ありました このうち 救助活動件数は県内外合わせて70 件あり そのうち県内活動が53 件 相互応援協定等に基づく他県応援活動が17 件でした 緊急運航件数のうち 県内での救助活動が38% を占め 救急活動は32% 火災防御活動は2% でした また 県外への応援活動は 28% であり 長野県 群馬県への応援活動が8 件 茨城県への関東 東北豪雨緊急消防援助隊としての活動が30 件ありました なお 4 月は耐空検査 2 月は消防救急デジタル無線装置搭載作業中であったため 緊急運航はありませんでした 1

山梨県消防防災ヘリコプター あかふじ は 平成 7 年 4 月 26 日の運航開始より 本年度で 21 年目を迎え 平成 27 年 11 月 30 日までの総飛行時間数は5,903 時間 48 分となっています 航空機は 時間 暦日点検等及び規定の部品交換等を的確に行うことを前提として その耐久年数に限度はありませんが 飛行時間と使用年数の経過に伴いエンジンオーバーホール等大規模整備が発生するとともに 機体構造 装備品 計器類 部品等の不具合率が高くなるとされています 本県導入機であります シコルスキー S-76B 型機は平成 12 年に製造を終了 機体数も減少しており 装備品及び部品等の調達が困難になりつつあることから 機体更新の検討が必要となりました このため 平成 27 年 12 月 24 日に 山梨県消防防災ヘリコプター更新に係る検討委員会 を設置し 機体更新に向けて本県の地勢やこれまでの運航状況等を検証するとともに 外部有識者及び各消防本部等の意見も参考にしながら 本県消防防災ヘリコプターに求められる性能 装備等を検討しました 第 1 回検討委員会 : 平成 27 年 12 月 24 日 ( 木 ) 山梨県消防防災ヘリコプター運航の現状について 山梨県消防防災ヘリコプターの更新 ( 他県の状況等 ) について第 2 回検討委員会 : 平成 28 年 1 月 29 日 ( 金 ) 更新に係る山梨県消防防災ヘリコプターに求められる性能等について 更新に係る山梨県消防防災ヘリコプターに搭載する装備品等について第 3 回検討委員会 : 平成 28 年 2 月 12 日 ( 金 ) 山梨県消防防災ヘリコプター更新に係る検討委員会報告書 ( 案 ) について 2

現行の消防用無線は アナログ通信方式により150MHz 帯の周波数を使用して運用してきましたが 消防救急活動の高度化及び電波の有効利用の観点から 電波法関係審査基準が平成 15 年 10 月に改訂され 消防救急無線としてデジタル通信方式が規定されるとともに 消防用無線における150MHz 帯の周波数の使用は平成 28 年 5 月 31 日までとされました この法規改正により アナログ通信方式の消防用無線が使用できなくなることから 山梨県及び当航空隊におきましても 平成 27 年度中のデジタル無線方式による消防救急無線の整備を進めてまいりました 正式な運用開始時期及び取扱い等につきましては 改めてお知らせさせていただきますが 今後ともご支援ご協力をお願い申し上げます 消防行政から見たデジタル無線のメリット 1 通信の秘匿性の向上により 個人情報等の情報保護が強化されます 2 ショートメッセージなどの音声以外のデータ送信が可能となります 3 デジタル無線のデータ送信を利用したシステムが活用できるようになります 4 無線の使用する周波数帯幅を狭くすることで 使用できる無線チャンネル数が増えます 5 基地局を経由した出力の高い通信が可能になり 通信エリアが拡充されます イメージ図 消防防災ヘリコプター 航空用無線基地局 関係機関 管制塔 航空波 ヘリコプター搭載型携帯局 航空波 消防用 防災相互波 ( アナログ ) 消防救急波 航空用 消防用 消防用無線基地局 消防用無線基地局 航空隊基地 しょうぼうあまりしょうぼうみのぶさんしょうぼうみつとうげ 3 消防指令センター

平成 27 年 9 月 9 日 21 時ごろ 台風 18 号が温帯低気圧に変化し この低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響により 西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となり 特に関東地方と東北地方では9 月 9 日から11 日にかけ記録的な豪雨となりました 9 月 10 日 11 時 10 分 茨城県知事から消防庁長官に緊急消防援助隊の応援等の要請がなされ 12 時 30 分 消防庁長官から山梨県知事に対し茨城県への緊急消防援助隊航空小隊として出動を求められました これを受け当航空隊は同日から12 日までの3 日間 茨城県常総市において活動を行いました 出動人員は隊員 操縦士 整備士を含め延べ27 名 活動内容は救助活動 14 件 救助人員 79 名 救急活動 14 件 搬送人員 79 名 捜索活動 1 件 情報収集活動 1 件でした 4

12:30 消防庁長官より山梨県知事に対し 緊急消防援助隊航空小隊として出動の求め 13:30 双葉滑空場離陸 ( 隊長 1 名 隊員 5 名 機長 1 名 副操縦士 1 名 整備士 1 名 ) 14:12 つくば HP 着陸 14:55 茨城県防災航空隊長より任務付与 15:06 つくば HP 離陸常総市内にて5 名を救助し救急活動に移行 15:44 前川製作所 ( 株 ) 緊急離着陸場 ( 以下 前川場外 という ) 着陸地上消防隊に傷病者 5 名を引き渡す 15:49 前川場外離陸常総市内にて7 名を救助し救急活動に移行 16:26 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 7 名を引き渡す 16:29 前川場外離陸 16:37 つくば HP 着陸燃料給油 茨城県防災航空隊長より活動指示 16:55 茨城県防災航空隊長より任務付与 17:02 つくば HP 離陸常総市内にて4 名を救助し救急活動に移行 17:57 つくば HP 着陸燃料給油茨城県防災航空隊員に傷病者 4 名を引き渡す 各関係機関の活動状況 5

5:15 茨城県防災航空隊長より任務付与 5:34 つくば HP 離陸常総市内にて 6 名を救助し救急活動に移行 6:18 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 6 名を引き渡す 6:22 前川場外離陸 6:31 つくば HP 着陸燃料給油 7:30 茨城県防災航空隊長より任務付与 7:42 つくば HP 離陸常総市内にて6 名を救助し救急活動に移行 8:17 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 6 名を引き渡す 8:23 前川場外離陸常総市内にて7 名を救助し救急活動に移行 8:57 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 7 名を引き渡す 9:00 前川場外離陸 9:07 つくば HP 着陸燃料給油 堤防決壊箇所 9:35 茨城県防災航空隊長より任務付与 9:44 つくば HP 離陸常総市内にて5 名を救助し救急活動に移行 10:07 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 5 名を引き渡す 10:10 前川場外離陸常総市内にて6 名を救助し救急活動に移行 10:49 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 6 名を引き渡す 10:52 前川場外離陸常総市内にて4 名を救助し救急活動に移行 11:15 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 4 名を引き渡す 11:17 前川場外離陸 11:24 つくば HP 着陸燃料給油 要救助者機内収容状況 6

12:15 茨城県防災航空隊長より任務付与 12:18 つくば HP 離陸常総市内にて4 名を救助し救急活動に移行 12:49 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 4 名を引き渡す 12:58 前川場外離陸 13:05 つくば HP 着陸機内清掃及び燃料給油 13:36 つくば HP 離陸常総市内にて8 名を救助し救急活動に移行 14:35 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 8 名を引き渡す 14:39 前川場外離陸常総市内にて2 名を救助し救急活動に移行 14:54 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 2 名を引き渡す 14:56 前川場外離陸 15:06 つくば HP 着陸燃料給油 前川製作所 ( 株 ) 緊急離着陸場 15:39 茨城県防災航空隊長より任務付与 15:39 つくば HP 離陸常総市内にて4 名を救助し救急活動に移行 16:05 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 4 名を引き渡す 16:08 前川場外離陸常総市内にて6 名を救助し救急活動に移行 16:48 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 6 名を引き渡す 16:52 前川場外離陸 16:59 つくば HP 着陸燃料給油 前川製作所 ( 株 ) における応急救護所 17:49 つくば HP 離陸 18:37 双葉滑空場着陸 消防機関ヘリ集結状況 7

5:26 双葉滑空場離陸 6:08 つくば HP 着陸燃料給油 6:15 茨城県防災航空隊長より任務付与 7:59 つくば HP 離陸常総市内にて3 名を救助し救急活動に移行 9:08 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 3 名を引き渡すヘリベースにおける飛行前ブリーフィング 9:11 前川場外離陸常総市内の特別養護老人ホームにて2 名の救助活動中 燃料給油のためヘリは一旦つくば HP に向かう 9:30 つくば HP 着陸燃料給油 10:00 茨城県防災航空隊長より任務付与 10:00 つくば HP 離陸常総市内にて2 名を救助し救急活動に移行 10:18 前川場外着陸地上消防隊に傷病者 2 名を引き渡す 10:25 前川場外離陸 10:34 情報収集活動のため 常総市内の特別養護老人ホームに隊員 2 名が降下 10:51 茨城県防災航空隊長に情報収集活動内容報告 11:15 同老人ホームに降下した茨城県防災航空隊員に情報収集活動内容を引き継ぎ常総市内の捜索活動 11:40 つくば HP 着陸燃料給油 14:00 茨城県防災航空隊長より任務付与 14:07 つくば HP 離陸常総市内の捜索活動 15:29 つくば HP 着陸燃料給油 17:06 つくば HP 離陸 17:54 双葉滑空場着陸 孤立した特別養護老人ホーム 8

国民保護法に基づき 国 地方公共団体 その他関係機関及び地域住民が一体となった共同の訓練を実施し 関係機関の機能強化及び関係機関相互の連携強化を図るとともに 国民保護のための措置に対する国民の理解促進を目的に 平成 28 年 1 月 20 日 ( 水 ) に甲府市内で実動訓練が実施されました コラニー文化ホールに仕掛けられた爆発物が爆発し 多数の負傷者が発生 その後 犯人グループは 甲府市内のイベント施設に対する爆発を予告し 甲府市総合市民会館で爆発物が発見される との訓練想定により 県内医療施設のみでは重傷者の対応が不可能であり 小瀬スポーツ公園補助競技場に設置されたSCU( 広域搬送拠点臨時医療施設 ) から 当航空隊 あかふじ 及び埼玉県防災航空隊 あらかわ4 により 広域医療搬送訓練を実施しました あかふじあらかわ 4 国民保護訓練とは 我が国に対する大規模なテロや武力攻撃から国民を保護するため 国民保護措置 ( 住民避難 救援 災害対処等 ) の主体である 国 地方公共団体及び関係機関の対応能力の向上を目的とした訓練です 同訓練は 平成 16 年 6 月の国民保護法の成立を受け 平成 17 年から各都道府県で行われており 訓練の種類には 図上訓練と実動訓練の2 種類があります さらに訓練形態には 国主導による訓練と県主導による訓練 ( 国関与 ) があります 過去 山梨県では 平成 21 年 11 月 21 日に県主導の図上訓練を1 回実施したのみであったため 総務省消防庁に対し 実動訓練実施の希望の意向を示したところ 今回の県主導による実動訓練を実施することが決定しました 近年の我が国を取り巻く情勢や2016 年の 主要国首脳会議 2019 年の ラグビーワールドカップ2019 そして2020 年の 東京 2020オリンピック パラリンピック競技大会 等の大規模イベント開催を見据え 万が一の事態において的確かつ迅速な対応を行うため 平素から様々な事態を想定した実践的な訓練を実施し その教訓 ノウハウを積み重ねておくことが必要です 9

各関係機関との連携強化を図ることを目的に 静岡県消防防災航空隊による大規模地震等の発生を想定した 静岡県緊急消防援助隊受援計画に基づく航空小隊の受入れ 富士山静岡空港をヘリベースとした実践的な運用訓練等が 平成 28 年 2 月 23( 火 ) から24 日 ( 水 ) にかけて静岡県内で実施されました 当航空隊は あかふじ への消防救急デジタル無線装置搭載作業中であったため 地上支援隊として訓練に参加しました その他に 長野県消防防災航空隊 愛知県防災航空隊 岐阜県防災航空隊 浜松市消防航空隊 が活動隊として 静岡市消防航空隊 が地上支援隊として訓練に参加しました 静岡県駿河湾を震源とする大規模な直下地震が発生 静岡県中部地方では震度 6 強を観測 静岡県全域において土砂災害による建物倒壊及び火災により多数の傷病者が発生 さらに大津波警報の発令及び道路が損壊し孤立集落も発生しているとの訓練想定により 緊急消防援助隊航空小隊受援 応援情報提供連絡訓練 航空小隊参集訓練 津波避難タワー救出訓練 空中消火訓練 物資搬送訓練 救急搬送訓練 が行われました 長野県 アルプス 愛知県 わかしゃち 静岡県 オレンジアロー 浜松市 はまかぜ 岐阜県 若鮎 Ⅰ 10

東京都において大規模災害又は特殊災害が発生した場合 当航空隊は緊急消防援助隊の情報収集航空小隊として 迅速な活動を実施することとなっています このため 災害発生時において安全かつ迅速に任務を遂行することを目的に飛行経路の確認及び近傍の医療機関等の上空偵察並びに総務省中央合同庁舎第 2 号館ヘリポート離着陸訓練を実施しました 11

山梨県での大規模災害発生時や各航空機の運休時等の対応に備え 山梨県警察本部航空隊と当航空隊の円滑な連携活動を確立するため 相互の機体特性の把握 救助活動の技術交流及び協力体制の充実を図ることを目的に 平成 27 年 4 月 23 日は山梨県警察本部航空隊基地において さらに平成 28 年 3 月 9 日は韮崎滑空場において訓練を実施しました 今後も県民の安心 安全を守る両翼として継続的に合同訓練を実施し 大規模災害発生時等には速やかに協力体制を構築するとともに ヘリコプターの機動性を最大限発揮した活動を行っていきたいと思います あかふじ での訓練風景 はやて での訓練風景 合同訓練参加者による記念撮影 12

山梨県水防訓練 ( 平成 27 年 5 月 31 日 : 南アルプス市 ) 滝沢川で実施された山梨県水防訓練に参加 しました 当航空隊は 中洲に要救助者が取り 残された想定で 救出救助訓練を実施しまし た 当日は多くの訓練参加者等が見守るなか 関 係機関と連携し充実した訓練となりました 富士スバルライン自主防災協議会防災訓練 ( 平成 27 年 6 月 11 日 : 富士山五合目 ) 富士山における大規模災害発生に備え 自主 防災協議会と関係機関が連携した的確 迅速な 対応を図ることを目的に防災訓練が実施されま した 当航空隊においては 富士山五合目より県立 富士北麓駐車場への救急搬送訓練に参加しまし た 富山県消防防災航空隊視察研修 ( 平成 27 年 6 月 17 日から 18 日 : 当航空隊基地及び敷島総合運動公園 ) 富山県消防防災航空隊が視察研修のため来 隊しました 当航空隊の説明 活動事例研究 各種活動資器材説明等を行い あかふじ に 搭乗して 敷島総合運動公園で訓練を実施しま した 上野原市消防本部合同訓練 ( 平成 27 年 6 月 20 日 : 上野原市沢松防災広場 ) 各種災害発生時における消防隊と当航空隊 との円滑な連携活動を行うとともに 相互の救 助技術の向上を図ることを目的として訓練を 実施しました 13

長野県消防防災航空隊合同訓練 ( 平成 27 年 6 月 23 日 : 長野県諏訪市 ) 相互応援協定を締結している長野県消防防 災航空隊と大規模災害時等における情報収集 訓練として 長野県の可搬型受信機及び あか ふじ のヘリ TV を使用し 映像等の送信 受 信状況を確認しました 栃木県消防防災航空隊進出訓練 ( 平成 27 年 7 月 10 日 : 栃木ヘリポート ) 大規模災害発生時における広域航空消防応 援を想定し 飛行経路確認及び近傍の医療機関 等のヘリポートの上空偵察 相互の機体や資器 材の展示 意見交換等を行い 応援時の安全か つ迅速な任務遂行とともに 円滑な連携活動を 図ることを目的に訓練を実施しました 上野原市消防本部及び大月市消防本部合同訓練 ( 平成 27 年 7 月 13 日 : 上野原市島田湖 ) 河川という特殊な状況下において 消防隊と 当航空隊の連携した活動を円滑に行うととも に 相互の救助技術の向上を図ることを目的と して訓練を実施しました 防災危機管理課合同訓練 ( 平成 27 年 7 月 21 日 ~8 月 12 日までの 8 日間 : 韮崎市清哲訓練場 ) 防災危機管理課職員が当航空隊の救出救助 訓練に参加することにより 同職員の消防防災 航空活動に対する理解を深めるとともに 山梨 県の防災体制の更なる充実強化を図ることを 目的に訓練を実施しました 14

消防職員初任総合教育訓練 ( 平成 27 年 7 月 24 日 : 消防学校及び敷島総合運動公園 ) 消防職員初任総合教育学生 52 名を対象に 午前は消防学校において講義 午後は敷島総合 運動公園で機体を使用した実機訓練 機体展示 を行いました 都留市消防本部合同訓練 ( 平成 27 年 8 月 1 日 : 都留市楽山球場 ) 林野火災発生時に 早期に鎮圧 鎮火させるため 消防隊と当航空隊との円滑な連携活動を行うことを目的に ポンプ給散水訓練及び偵察訓練を実施しました 各所属で様々な経験を積み 将来は当航空隊 で活躍することを期待しています 山梨県立中央病院合同訓練 ( 平成 27 年 9 月 4 日 : 清哲訓練場 ) 第 52 回甲府市総合防災訓練 ( 平成 27 年 8 月 30 日 : 千塚小学校 ) 甲府市千塚小学校をメイン会場とした総合 防災訓練に参加し 災害発生時の初動態勢とし て 被害状況把握のため上空からのヘリ TV 訓 練を実施しました 山梨県内で発生する災害に対して迅速な対応を図るため 医師及び看護師が あかふじ に搭乗するとともに 救急現場等からのピックアップも予想されることから 相互の円滑な連携活動を確立することを目的に訓練を実施しました 15

笛吹市消防本部 消防団合同訓練 ( 平成 27 年 9 月 6 日 : 笛吹市芦川スポーツ広場他 ) 消防本部 消防団及び当航空隊の円滑な連携により 大規模災害に対しても相互に連携して迅速に活動することを目的に ポンプ給散水訓練 救出救助訓練を実施しました 東山梨消防本部合同訓練 ( 平成 27 年 9 月 10 日 10 月 5 日 : 広瀬ダム ) 林野火災を想定した 消防隊と当航空隊との連携訓練を行うことにより 安全確実な協力体制の確立と効率的な連携活動の向上を図ることを目的に ポンプ給散水訓練及び偵察訓練を実施しました 大月市消防本部合同訓練 ( 平成 27 年 9 月 30 日 10 月 2 日 : 当航空隊基地 平成 28 年 1 月 6 日 : 清哲訓練場 平成 28 年 1 月 7 日 : 敷島総合運動公園 ) 実機による隊員投入訓練の事前訓練として 当航空隊基地において 搭乗 降機訓練 ホイ スト同時降下による隊員投入訓練を実施しま した 実機よる隊員投入訓練は清哲訓練場及び敷 島総合運動公園で行い 消防本部と当航空隊と の円滑な連携訓練が実施できました 山梨県庁防災新館屋上 HP 離着陸訓練 ( 平成 27 年 10 月 6 日 : 山梨県庁防災新館 ) 大規模災害発生直後には あかふじ に県災 害対策本部を統括する県幹部が搭乗し 被災状 況を把握するとともに 効果的な活動調整を図 ることとされているため 山梨県の防災拠点で ある県庁防災新館 HP において離着陸訓練及 び進入離脱経路の確認を実施しました 16

山梨県地震防災訓練 ( 平成 27 年 10 月 25 日 : 甲斐市 ) 災害対策基本法 山梨県地域防災計画に基づき 防災関係機関と地域住民が相互に連携して 各種防災訓練を一部セミブラインド化し実践的な訓練を実施しました あかふじ は運休中であったため 静岡県消防防災航空隊の協力により 救出救助 孤立者救出 救急患者搬送 緊急物資輸送訓練を行 静岡県消防防災航空隊視察研修 ( 平成 27 年 11 月 10 日 : 静岡県消防防災航空隊基地及び富士川滑空場 ) 相互応援協定を締結している静岡県消防防 災航空隊と災害時の更なる連携強化を図るこ とを目的に視察研修を実施しました 施設見学 資器材説明 同隊の実機訓練参加 及び意見交換を行い 非常に有意義な視察研修 となりました いました 県民の日記念行事 ( 平成 27 年 11 月 15 日 : 小瀬スポーツ公園補助競技場 ) 県民の日記念行事の一環として 毎年恒例の 機体及び訓練展示を小瀬スポーツ公園補助競 技場において実施しました 今年も親子連れなど大勢の見学者にお集ま りいただきました 群馬県防災航空隊視察研修 ( 平成 27 年 11 月 20 日 : 群馬県防災航空隊基地 ) 相互応援協定を締結している群馬県防災航 空隊と災害時の更なる連携強化を図ることを 目的に視察研修を実施しました 施設見学 駐機訓練見学 資器材説明 同隊 の実機訓練参加及び意見交換を行い 非常に有 意義な視察研修となりました 17

甲府地区消防本部高度救助隊合同訓練 ( 平成 27 年 12 月 21 22 日 : 当航空隊基地 ) 災害発生時における高度救助隊員投入及び 連携活動を想定して 搭乗 降機訓練 ホイス ト同時降下による隊員投入訓練 当航空隊使用 資器材及びヘリコプターの特性並びに性能の 峡南消防本部合同訓練 ( 平成 28 年 3 月 2 日 : 富士川クラフトパーク駐車場 ) 林野火災及び山岳救助を想定した 消防隊と 当航空隊との連携訓練を行うことにより 安全 確実な協力体制の確立と効率的な連携活動の 向上を図ることを目的に ポンプ給散水訓練及 び救出救助訓練等を実施しました 説明を 2 日間 当航空隊基地において実施しま した 富士五湖消防本部合同訓練 ( 平成 28 年 3 月 8 日 : 県立富士駐車場 P1) 静岡県東部を震源とする東海地震の発生を想定し 関係機関との迅速な連絡 調整等を確立することを目的とした 消防本部による緊急消防援助隊受援訓練に参加し 当航空隊においては 災害発生時の初動態勢として 被害状況把握のため上空からのヘリ TV 訓練を実施しました 18

副隊長依田実 ( 南アルプス市消防本部 ) 救助活動 74 件 救急活動 4 件 火災防御 14 件 緊急消防援助隊 2 件 隊員小俣貴史 ( 大月市消防本部 ) 救助活動 56 件 救急活動 3 件 火災防御 14 件 緊急消防援助隊 1 件 隊員田中真一郎 ( 甲府地区消防本部 ) 救助活動 65 件 救急活動 1 件 火災防御 15 件 緊急消防援助隊 2 件 出動合計 94 件 出動合計 74 件 出動合計 83 件 救助人員 119 名 救助人員 128 名 救助人員 133 名 副隊長依田実隊員小俣貴史隊員田中真一郎 平成 28 年 3 月 31 日付けをもちまして 3 年間の任期を終え派遣元消防本部に帰任いたします 各消防本部並びに各関係機関の皆様には 航空隊在任中のご支援ご協力に対しまして厚くお礼申し上げます 派遣元消防本部に帰りましても これまでと変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます 副隊長依田実隊員小俣貴史隊員田中真一郎 19

20