このような社会の変化を踏まえて 平成 27 年度において 区内で活動している社会福祉法人と連携した大田区社会福祉法人協議会の設立 平成 28 年度は定款の改正 評議員選任 解任委員会の設置等を行ってまいりました また 広報活動の在り方についても 事業運営の透明性の向上 の観点から見直し ホームページ

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第3節 重点的な取り組み

資 料 1

仕  様  書

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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目次 1 当法人に関する事項 (1) 事業の計画 (2) 損益の計画と財産の見通し (3) 主要な事業内容 (4) 会員に関する事項 (5) 職員に関する事項 (6) 役員会等に関する事項 (7) 対処すべき課題 2 役員等に関する事項 (1) 理事 (2) 監事 (3) 評議員 1

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

I. はじめに 平成 28 年度においては 社会福祉法人制度改革の対応として 1 経営組織のガバナンス 2 事業運営の透明性 3 財務規律の強化 4 地域貢献事業に取り組んでいかなければならないと考えています 社会福祉法人は社会から期待される役割を果たすため 積極的な取り組みを進めていくことが必要で

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第3章 指導・監査等の実施

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

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啓発事業推進 会員サービス関係事業 1. 高年齢者雇用優良事業所 障害者雇用優良事業所 永年勤続障害者の表彰を行う 10 月 2. 推進委員会を開催し 協会事業の企画運営に関する検討 協議を行うとともに 委員相互の交流研鑽を図り 協会の円滑な運営に努める 7 月 10 月 3. 会員企業の雇用の安定

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

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基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

事業内容

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いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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第22回規制改革会議 資料1-1

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施策吊


改定後使用料一覧 施設貸部屋等使用区分時間現行使用料改定後使用料 大田区民センター 洗足区民センター 馬込区民センター 午前 ,700 14,500 音楽ホール 午後 ,900 19,400 夜間 ,900 19,400 午前 3.0 4,200 レクリエーション

平成 28 年度野田市社会福祉協議会事業計画 1. 事業方針野田市社会福祉協議会では ふれあいと支えあい 福祉の心豊かなまちづくり を基本理念として 地域社会全体で問題解決に取り組み 市民が自立し安心して暮らせる心豊かな福祉社会の実現を目指しています 27 年 4 月から認知症高齢者や障がい者等の判

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

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淀川区生活困窮者

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検定 2 級又は 3 級の課題を基に 熟練技能者をインストラクターとした実技指導を行います 実施時期 : 平成 31 年 6 月から平成 32 年 2 月まで 実施 ( 予定 ) 職種 : 園芸装飾 フラワー装飾など (3) 熟練技能者の派遣によるものづくり体験教室の実施ものづくりマイスターの対象に

平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

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政策評価書3-3(4)

資料3

11月は『職業能力開発促進月間

TSRマネジメントレポート2014表紙

(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

<はじめに> 退職後, 民間企業等に再就職した者による現職職員への働きかけ規制などにより, 職員の退職管理を適正に行い, 職務の公正な執行及び公務員に対する住民の信頼を確保するため, 地方公務員法が改正され, 平成 28 年 4 月 1 日に施行されました 本市では, 改正法の施行に伴い, 旭川市職

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

さがみはらみんないいひとネットワークプラン

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01 【北海道】

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

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Q1 後見人養成講座を受けると 後見人の資格が得られるのですか? A1 この講座は 受講することによって何らかの 資格 が得られるとか 行政が後見人として お墨つき を与える などという性格のものではありません もともと 後見人となるための特別な資格はありません 次の欠格事由に該当する人以外で 本人

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

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愛知県労働協会中長期計画 ( 後期 ) 平成 29 年 3 月 第 1 中期計画 ( 後期 ) 策定の趣旨公益財団法人愛知県労働協会は これまで 勤労福祉会館等の管理運営事業のほか 労働関係情報の収集 提供等に関する事業 職業適性検査に関する事業などの県からの委託 補助事業及び労働教育事業などの自主

(1) 実施体制 岐阜県総合人材チャレンジセンターでの相談体制 岐阜県 本所 運営マネージャー 1 名 受付 事務担当者 1 名 総務 広報担当者 1 名 生活 就労相談員 3 名 求人開拓 UI ターン就職促進員 2 名 委託訓練就職支援員 1 名 再就職支援員 2 名 サテライトぎふ 事務 受付

実施主体の概要 内容 実施期間 場所等のわかる書類 ( 事前に対象者に配布したもの等 ) 訓 練カリキュラム 受講パンフレット等 (3) その他大阪労働局長が必要と認める書類 自ら技能実習を行う場合 (4) 指導員 担当科目表 ( 建助様式第 2 号別紙 ) (5) 指導員の免許証 合格証書 職務経

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岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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パソコンスクールからライセンススクールへ 平成 14 年 11 月有限会社ウィザード設立 ( 埼玉県さいたま市 ) 平成 15 年 1 月ウィザードパソコンスクールオープン 平成 17 年 6 月公共職業訓練受託 Word Excel 等のパソコンコース 平成 20 年 6 月より簿記関連のコースも

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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第 2 節キャリア コンサルティングの理解 (4) キャリア コンサルタントの能力 Ⅰ キャリア コンサルティングの社会的意義に対する理解 1 社会 経済的動向とキャリア形成支援の必要性の認識 2 キャリア コンサルティングの役割の理解 3 キャリア コンサルティングを担う者の活動範囲と義務 ( 活

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6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養

第 1 部 施策編 4

Ⅰ 大田文化の森運営協議会の設立目的 大田文化の森 は 平成 0 年 (998 年 ) 月に蒲田駅東口に移転した大田区役所の跡地利用について計画された 大田区文化活動支援施設 に関する 構想懇談会 の報告書を基に検討 立案 建設され 平成 3 年 (200 年 ) 月 3 日開設された区民の文化活動

職業リハビリテーションを担う人材

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食協発第 5 2 号 平成 26 年 5 月 12 日 関係各位 公益社団法人日本食品衛生協会理事長鵜飼良平 ( 公印省略 ) 平成 26 年度 HACCP 実務管理者養成講習会の開催について 当協会の事業運営に関しましては 平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます 現在 食品の製造工程におけ

スライド 1

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自己点検・評価表

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活動状況調査

提 案 書 (案)

Transcription:

平成 29 年度事業計画 平成 29 年 4 月 1 日から 社会福祉法人制度改革を中核とした改正社会福祉法が全面施行されます この改革のねらいは 福祉サービスに対するニーズが多様化 複雑化する時代を迎え 社会福祉法人が果たすべき役割はますます大きくなることから 新しい組織経営 事業運営を実現することにあります そこで 当社協における平成 29 年度の取り組みについて 特に力を入れていく事業を中心に概要をまとめました 1. 社会福祉法人制度改革に向けてこれまで社会福祉法人は 高い公益性と非営利性をもって活動してきたところですがそのさらなる徹底と 組織としての透明性の向上 社会福祉事業にかかる福祉サービスの中心的な担い手として また 企業等などでは対応しにくい様々な福祉ニーズにこたえて行くことで 地域社会に貢献していくことが期待されています 社会福祉法人制度改革の 5 つの柱

このような社会の変化を踏まえて 平成 27 年度において 区内で活動している社会福祉法人と連携した大田区社会福祉法人協議会の設立 平成 28 年度は定款の改正 評議員選任 解任委員会の設置等を行ってまいりました また 広報活動の在り方についても 事業運営の透明性の向上 の観点から見直し ホームページのリニューアル 広報紙の配布先の拡大等にも取り組んでいます このたびの社会福祉法人制度改革は 昭和 26 年に社会福祉法人制度が創設されて以来 初めての抜本的な改革です 当社協は この改革の中で課せられたテーマに真摯に取り組み 地域福祉のさらなる発展を目指します 理事会年間 5 回開催 評議員会年間 3 回開催 評議員選任 解任委員会 年間数回開催 監事監査年間 2 回開催 大田区社会福祉法人協議会 全体会年 3 回程度のほか 幹事会等を随時開催 広報紙年間 4 回発行 ホームページ 2 週間に 1 回更新 6 月に会長 副会長の改選を予定しています 6 月に定時評議員会を予定しています 評議員定数の状況に応じて開催する予定です 前年度決算の審査のほか 上半期終了後に実施します 地域公益的活動の一環として 福祉人材の育成 等に取り組みます 年間約 55 万部発行 回覧 新聞折込等により配布します 年間アクセス数 13 万件を目標とします 2. 第 5 次大田区地域福祉活動計画 ( リボン計画 ) について第 5 次となる本計画は 平成 28 年度を初年度とし平成 32 年度を終了としています 第 5 次計画の進行管理と事業評価等については 理事会の下に設置した 大田区地域福祉活動計画推進委員会 (2~3 回開催 ) が担当します なお 第 5 次計画では 大きくは次のような 3 つの

目標を設定しています Ⅰ 多彩な支えあいのしくみをつくる Ⅱ 担い手を育てる Ⅲ プラットフォーム化を進める 第 5 次計画では 重点事業を 新しいしくみとして 地域に根付かせることを目的とした活動 と定義して 2 つの事業を掲げました 計画の 2 年目となる平成 29 年度では 次のような活動を予定しています (1) 地域協働型連携事業 ( ウィアノア ) 多彩な支えあいのしくみづくりの一環として 当社協と他の社会福祉法人や自治会町会等と目的意識を共有し 具体的な役割を分担しながら 地域福祉を推進するための事業モデルを作ります これまで 大洋社 池上長寿園 大田幸陽会と連携して おおたスマイルプロジェクト に取り組んできました 平成 29 年度は さらに大田区社会福祉法人協議会の活動も加えて さらに充実を図ります れいんぼう大森 久が原介護職員初任者研修 ひとり親家庭の児童 生徒を対象とした体験型学習支援 上記 3 法人と連携して大森 久が原で開催します 大田区社会福祉法人協議会の活動として 生活が困窮している方を対象に 就労につながる資格取得を支援します なお 地域協働型連携事業 ( ウィアノア ) は 自治会町会をはじめ様々な公益的団体との連携を想定していますので 年度中に照会等があったときは 積極的に対応していきます ウィアノア ラテン語で 新しい道 という意味です (2) 地域担当制プロパー職員を 大田区の 4 地域福祉課が管轄するエリアごとにグループ化して 当該エリア専属の担当者とするしくみ ( 地域担当制 ) を推進します 担当者は 担当地域の様々な福祉関係の窓口となり 地元自治会町会や施設等との関係強化を図りながら 前述した ウィアノア を活用したモデル事業の展開などに取り組みます 第 5 次計画に基づき 平成 28 年度は 蒲田地域福祉課管内からスタ

ートしました また計画では 平成 29 年度は新規で 1 地域増 としていましたが 事務局体制の充実が図られることから 大森地域福祉課管内と糀谷 羽田地域福祉課管内の 2 地域でも取り組むこととしました 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 32 年度 試行 全区展開 新規 1 地区 継続 1 地区新規 2 地区 継続 3 地区新規 1 地区 継続 4 地区 継続 4 地区 蒲田地域六郷 矢口 蒲田西 蒲田東地区で引き続き活動します 大森地域 大森西 入新井 馬込 池上 新井宿地区で新たに取り組みます 糀谷 羽田地域大森東 糀谷 羽田地区で新たに取り組みます (3) その他の取り組み 1 サロン活動の支援地域の中で 自主的に行われているサロン活動について その運営経費や サロン活動中のケガ等を補償するサロン保険掛金を助成します サロン活動費助成 65 団体 (@3 万円 ) サロン活動保険助成 20,800 人分 (@29 円 ) 2 社会貢献型後見人の養成と支援いわゆる 市民後見人 のことを 東京都内では 社会貢献型後見人

と呼称しています 当社協は 引き続き法人として積極的に成年後見人等を受任してまいりますが 成年後見人の担い手不足の緩和と成年後見制度の普及をさらに進めるため 意欲のある方に研修の機会を提供します 基礎研修として 40 時間程度の研修後 1 年間の実務研修を行い 全課程修了後には成年後見人として活動していただきます 平成 28 年度までに すでに 3 名が活動しており 当社協が 成年後見監督人 に就任してバックアップしています また 同年度中に 新たに 6 名が研修を修了しています 後見監督業務 現任研修 成社会貢献型後見人支援年後見人保険掛金助成等社会貢献型後見人養成研修 基礎研修 5 名 実務研修(1 年間 )4 名 ( 予定 ) 市民後見活動推進部会 弁護士 司法書士 社会福祉士 行政をメンバーとして カリキュラムの検討や研修の効果測定を実施 年 6 回開催します 3 高齢者等の就労 社会参加支援高齢者等就労 社会参加支援センターにおいて 概ね 55 歳以上の方の就労等について 引き続き積極的に支援を行います ⅰ) 求人 求職相談等求人企業等と求職者の拡大を図るとともに 業務内容への理解を高めて就職できる ( ミスマッチの減少 ) 等についても 事前の相談等を通じて支援していきます 求人 求職相談 再就職支援セミナー 面接会 職業安定法に基づき 求人と求職を開拓 就職率 48% を目指します 履歴書や職務経歴書の書き方 面接への対応等について 年 5 回開催します 合同面接会 ミニ面接会を年 6 回開催します

ⅱ) 高齢者専門的技能訓練介護施設または保育施設への就労 ボランティアを希望する概ね 55 歳以上の区民の方に対し 他の社会福祉法人と連携して専門的な講義や実習の機会を提供し 就労に繋げる支援を行います 高齢施設での介護職補助講習 保育補助講習 区内の高齢福祉施設において 介護の仕事等について 3 日間の講習を開催します 区内の保育園において 保育業務について知識や技術を習得することを目的として 22 時間の講習を実施します 3. 事務局体制の充実等事業の拡大に合わせて 新たに固有職員 4 名を採用するとともに 総務課内に係を新設して 地域担当制 等を担っていきます また 人材育成を含めて 大田区との人事交流 ( 係長級の相互派遣等 ) を行います 係の新設 人事交流 総務課の中に 新しい係として 地域連携係 を設置し 係長以下 5 名の職員で地域担当制等地域社会と連携した活動を担当します 大田区との係長級の相互派遣のほか 職員 1 名の派遣を受け入れます これにより 新しい事務局組織は 次のページのようになります

事務局組織図 新設の係