答弁 谷町長青野議員の質問にお答えいたします 全国瞬時警報システム いわゆるJアラートは弾道ミサイル情報や津波情報 緊急地震速報など 対処に時間的余裕がない事態に関する情報を 人工衛星等を用いて国から市町村まで緊急情報を瞬時に伝えるシステムです 鷹栖町では平成 24 年の3 月にシステムの設置を行い

Similar documents
U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C E08A748AAF965B817A966B92A9914E82C982E682E9837E B94AD8ECB8E9688C482D682CC91CE899E82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

対応すべき行動_0921

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

PowerPoint プレゼンテーション


その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

<4D F736F F D CA A F976E82AF8D9E82DD94C581698F4390B3816A2E646F6378>

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

第8章 災害復旧計画

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

ミサイル_縦_0927

id5-通信局.indd

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

学校の危機管理マニュアル作成の手引

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

2 平成 30 年 6 月分 市民の声 6 月 21 日 7 月 5 日ブロック塀について ( 大阪地震に関連して ) 地震による倒壊から命を守り 津波から早く逃げるための避難経路を確保するため 沼津市では 一般の道路境いつも市政を通じた市民へのご貢献ありがとうございます 界に面する危険なブロック塀

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

平成30年基幹放送局の再免許の実施

( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹底について

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

H25 港南区区民意識調査

Ⅰ. はじめに はじめに 調査プロジェクトの一環として 外部会場を利用した実査 ( 会場調査 CLT やグループインタビュー等 ) の実施時における 台風 地震 火災その他の災害に対する対応の指針として ここに JMRA 外部会場における調査時の緊急時対応ガイドライン を定める 当ガイドラインは 調

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

スライド 1

スライド 0

PowerPoint プレゼンテーション

(案)

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

内閣官房ホームページ ( 国民保護ポータルサイト ) 掲載内容別添 1 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達について 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降 弾道ミサイ

スライド 1

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

Microsoft Word - 町内会非常時連絡の手引【完成】2.4

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

本件については, 消防庁から都道府県防災 国民保護担当部局に周知しているところですが, 日本語の理解が困難な児童生徒等やその保護者, 教職員等への情報提供の際に有用と考えられることから, 各教育委員会 学校等においても必要に応じ御活用ください 各都道府県 指定都市教育委員会におかれては, 所管の学校

Microsoft Word - H3101houkoku.docx

平成16年度 台風災害調査報告書(WEB).indd

Microsoft PowerPoint 速報-2.pptx

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

資料1-4気象庁資料

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

04 Ⅳ 2(防災).xls

大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

ã•⁄社僖çfl¨ã‡¢ã…³ã‡±ã…¼ã…‹ 2018ã••11朋.xls

台風18号に伴う「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板(web171)」の運用開始について

PowerPoint プレゼンテーション

GALAC 12 月 2 2 台風 ( つづき ) はい 7 件いいえ 2 件未回答 5 件 3 集中豪雨 はい いいえ 14 件 3 分間のマスターカット ( カットイン ) L 字対応 1 時間規模の報道特番 ローカル情報ワイドの前拡大 / 特番 L 字 / ネット局にまたがることが多いので 各

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

合併に関する影響について内閣府の見解を伺います 政府参考人 ( 日原洋文君 ) お答えいたします 災害救助法の適用基準につきまして 御指摘のように 合併による影響があるというのは御指摘のとおりだと思います ただ 救助法の考え方といたしましては 各市町村ごとの行政能力というんですか そういうものを勘案

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時

Microsoft PowerPoint - EWS提案資料 (HDMI表示ユニット)

<4D F736F F F696E74202D E9197BF817C A96688DD081458CB88DD082CC8DA18CE382CC8EE682E DD2E >

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx


2 災害用伝言板 (web171) 1. 登録可能電話番号全国の加入電話 ISDN ひかり電話( 電話サービス ) IP 電話 (050の電話番号から始まるIP 電話も含む ) 携帯電話 PHSの電話番号 2. 伝言蓄積数 20 伝言 3. 伝言保存期間 6 ヶ月 4. 伝言登録 閲覧可能地域全国

3. 学校に不審者が侵入した場合の対応について 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報偶然に発見 職員室への報告 複数の教職員で現場へ 発見者が インターホン 無線 携帯電話等所持 不審者から子どもを 携帯電話 等で 状況を把握 回避 職員室へ報告 職員室へ連絡 対応 2 対応

加須市審議会等の会議の公開に関する要綱の運用の手引

平成24年度

-災害に備えて-

<4D F736F F D A81798AEB8B408AC7979D8AAF2088D38CA994BD89668CE3817A817995CA8E86817A8C8B89CA82CC837C E646F63>

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

スライド 1

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

2 本紙について 本紙は 通信回線の管理者等が脆弱性評価を行うにあたって 有用と考えられるポイントを 電気通信事業者の視点で取りまとめた参考資料である 大規模災害等が発生し 電気通信ネットワークがケーブル切断等により途絶した場合 電気通信事業者は電気通信事業法第 8 条の重要通信の規定に照らし 重要

H28秋_24地方税財源

PowerPoint プレゼンテーション

治体の各災害情報伝達 段の整備状況 1 情報伝達 段整備割合備考 市町村 ( 同報系 ) 82.0%(1,428 団体 ) コミュニティ FM うち 動起動対応 19.6%(341 団体 ) 4.4%(76 団体 ) CATV 31.5%(549 団体 ) IP 告知等 9.7%(169 団体 )

目次 : はじめに 2 1. 安否確認アプリについて 安否確認アプリの設定について 安否確認アプリのインストール方法について Android の場合 iOS の場合 アプリの通知設定について 7 2. メールについて 8 2-

Transcription:

平成 29 年 12 月鷹栖町議会定例会一般質問 質問方式一問一答方式 制限時間 45 分 緊急情報等の伝達方法について 青野敏議員 近年 地震や台風ゲリラ豪雨 さらには 大雪 暴風雪等々の自然災害により 全国各地において甚大な被害が発生をしております 上川管内においても 昨年 8 月に上陸した3つの台風により 河川の氾濫 堤防の決壊により 地域施設や住宅 さらには 農地や農作物 林業 鉄道施設などにも多大な被害が発生をしております 本町においても過去から 風害や水害による農業施設の倒壊 施設建物や農作物 さらには 倒木による被害が発生しております 特に 平成 26 年 8 月 4 日 5 日にかけてのゲリラ豪雨で住宅地が冠水し 床上浸水 6 戸 床下浸水 9 戸 車両が水没する等 想定を超えたオサラッペ川の増水により水害が発生をしております さらに最近では 北朝鮮による8 月 29 日 9 月 15 日 両日に発射されたミサイルは北海道上空を通過するなど 想定を遥かに超えた人命に関わる緊張する事案も発生しております 本町では昭和 38 年に制定をした鷹栖町防災会議において 本町防災についての万全を期すことを目的に防災計画を作成しております また 平成 26 年 6 月 平成 29 年 3 月には現行の鷹栖町地域防災計画を改訂し 防災対策や災害予防 災害発生時に対する詳細な対応策を示しております さらに 災害が発生したときを想定した防災訓練の実施や鷹栖町防災のしおり 防災マップにおいても避難情報や各災害を想定した対応策とともに 個々における災害時の細かい対応策についても掲載されております 防災計画で緊急を要する災害情報や避難情報 さらには地震など大規模災害また今回の北朝鮮のミサイル発射などの緊急情報の伝達等々についてお伺いいたします 第 1 点目として 対処に時間的余裕がない大規模な自然災害や弾道ミサイル攻撃などについての情報を 国から直接住民まで瞬時に伝達することを目的として 平成 19 年より随時全国の自治体で取り入れ 本町でも平成 24 年 4 月から運用開始をしている 全国瞬時警報システム 通称 Jアラートですが 今回の事案で住民に対する緊急情報伝達方法として機能したのか 町長にお伺いたします

答弁 谷町長青野議員の質問にお答えいたします 全国瞬時警報システム いわゆるJアラートは弾道ミサイル情報や津波情報 緊急地震速報など 対処に時間的余裕がない事態に関する情報を 人工衛星等を用いて国から市町村まで緊急情報を瞬時に伝えるシステムです 鷹栖町では平成 24 年の3 月にシステムの設置を行い 国から受信できる体制になっております 御質問のJアラートを利用した北朝鮮からのミサイル発射に対する住民への情報伝達でありますが 国から発信されました緊急情報を町役場に設置されている受信機で受信し町防災情報メールに自動転送し登録された方への伝達周知をしてございます また 携帯電話各社におきましても Jアラートと連動し国からの緊急情報がメールで一斉配信されております 合わせ テレビ ラジオ インターネットなどからもこの緊急情報を得ることができますので 町民の皆様にはこれらの複数の伝達手段により情報を取得していただいたことになります この意味で今回 町で整備しているJアラートシステムは機能していたと考えてございます ただ本町では屋外拡声器スピーカーや戸別受信機の音声を使って 特別なサイレン音とともにメッセージが流れる同報系無線を導入していないため 住民への周知につきましては先ほど話しました 携帯電話を利用した防災情報メールによる情報伝達と サンホールはぴねす の屋外スピーカーを利用した伝達のみとなっている状況でございます 青野敏議員町長から答弁の通り情報機器を通じてそれぞれ各自が持っている携帯でのJアラートを受信していると思います それと ポテトのライフメールを登録されている 29 名の方に対しては自動的に流れるという形になっております 更に サンホールはぴねす正面玄関の左側に拡声機が設置されていますが そこから情報を流す放送システムだと思います これで万全だということではないのでしょう そのときにテレビを見ていない方や携帯情報機器を確認してないですとかいろんな方々の状況があるとは思いますので 私がこの質問をしているのは 国から直接瞬時に国民に対する情報伝達システムです

から 7000 名の町民に対して1 人でも多くの方に伝わるシステムを構築しなければならないと考えています それには先ほどの携帯電話での情報も一つの方法でしょうし ポテトライフメール登録者への通信や FWA( 無線通信エリア ) の設置者約 100 名の方へライフメール登録をしていただく事も出来ます 行政からの情報として より多くの町民の方々にそういう情報発信を行う事が大事ではないでしょうか ましてや国に対しては 国民に直接伝わるという情報伝達システムですから 行政で設置をするIP 端末等の設備機器等に対する設置補助事業も考えるべきだと思います ある自治体では J アラートの緊急情報が出たとしても非難する建物が無いので 建物を建てもらう補助を出してもらう事を国に対する要望をしている行政もあるわけですから そういう行動も含めてお考えを伺います 谷町長 2 本目の質問と一緒に答えた方が分かり易いと思うのですが 青野敏議員それではちょっと聞き方変えます 逆に町長は町民約 7000 人に対して 何人ぐらい町民へ届いていれば良いと考えていますか また 先ほど町長が答弁した中でも何人の町民に届いているとお考えでしょうか それと何人に届けたいと思っているのでしょうか 谷町長 基本的には全世帯に届けるべきだと考えてございますので 後の答弁でも詳しく説明 をしたいと思っていますけど そういう基本的な考え方を持ってございます 青野敏議員 それでは 2 点目の質問と町長が考えている答弁と絡むということだと思いますので 次の質問をさせていただきます 本町の防災計画 防災のしおりなどに 災害発生時に行う情報伝達として広報車 地区町内会長 農事組合長 FAX 通信 エリアメール テレビ ラジオなどの伝達方法が記載されていますが 最近は人命にかかわるような災害も起きておりますので 町民に対して正確な情報を速やかに 確実に伝達する新たな方策が必要であると思いますけども 町長の考えを伺います

谷町長災害等に伴う地域住民への周知の方法でございますけども 町の防災メールやホームページなどによる周知のほかに 広報車での広報活動 さらには個別訪問を行い地域住民の切迫する危険に対して適切な行動ができるよう 情報伝達をしているところでございます しかしながら 最近の緊迫化する北朝鮮情勢などを踏まえ 緊急時の住民周知につきましては様々な手段を使って対応することが重要であり 特に高齢者世帯や独居老人世帯などの携帯電話を持たない方への周知方法 これは大きな課題だと考えてございます 今までの情報伝達手段のほか 他町村の状況も参考にしながら 平成 30 年度に新たに情報発信手段の調査を進め 災害情報システムの早期整備に向け努力をしたいと考えてございます 青野敏議員来年度に検討して何が良い方法を調査するという答弁をいただきました 私は この上川管内をはじめ近郊 8 町の中でも情報発信をしている当麻町 愛別町が 総務省 ICT 交付金 ( 地域情報通信基盤整備推進交付金 ) 事業により平成 6 年 ~ 平成 9 年頃の事業で各町村で計画した情報伝達網に対しての補助事業として行った対策事業であります この事業の近郊町村での取組は 当麻町 愛別町 東川町 美瑛町をはじめ 全道多数の町村で整備されていますが 緊急情報伝達の他にも様々な活用方法があるようであります 更に FWA( 無線通信エリア ) のほかにも 各自治体から北海道を通じて情報を送信する北海道情報システム (Lアラート) 等の情報伝達方法もあります また 現在は地域広帯域移動無線アクセス ( 地域 BWA) というシステムも新に普及をしております 町長も担当者から説明を受けていると思いますが 家庭に固定式 IP 告知端末を設置するか または 携帯式端末機などによりのシステムも有るように聞いていますが 端末を設置することによって緊急情報の発信や情報収集を行う事が出来ます また 福祉や子育て 教育など多方面での情報伝達の活用方法が出来ると聞いておりますが町長のお考えはどうでしょうか 谷町長先ほども申しましたけども やはり1 番難しいと言われている高齢者ですとかを重点的にとの認識も持っております それには当然福祉の分野の情報を伝達する部分も有益だと考えてございますので そ

ういうような分野も含めて検討していく考え方を持ってございます 青野敏議員設置するということになれば 行政負担もあるでしょうけども個人負担も発生すると思います IP 告知端末や携帯電話端末もそうでしょうし 関連アプリも多数開発されているようですし 内容的にはアプリを通じて情報交換が出ているようであります 町長はどの様なシステムを考えているのか 利用するシステムによって違いはありますが 全世帯に設置をするという考え方であれば個人負担を伴う事もありますが そのことも含めて考えているということで宜しいですか 谷町長それらを全て含めて考えているということです 予算もございますので それらも含めて考えていかなくてはならないというふうに考えてございます 青野敏議員様々な事が想定されます 町長も担当職員も研究されていると思いまが 多様化する情報発信については総務企画課 健康福祉課 消防 産業振興課 教育関係等々 行政全体での活用が想定されますので総合的に判断し早急な取組をお願い致します 更に その時に発生する様々な費用についても 町民の安全性やサービス等々の観点からも総体的な対応をお願い致します 谷町長実際のところ今研究中でして 詳しいお話はなかなかできないような状況でもございます ただし 高齢者の方々については戸別受信機を持っていただいて 出来れば電源も電池式が良いのではと考えています 大地震の時は停電が発生するということも想定しなくちゃいけないとも考えていますので そういうときに発信をするということが懸念される要素だと思っています そういう部分も含めて 機器等は検討しなくてはならないと思っていますし 当麻町 愛別町さんが設置をしているものはで やはり停電になると弱いという弱点も持っているというふうに伺っていますので 現在の新しい機種も随分できているようですので 事業者さんとも現在打ち合わせもさせてもらっているところです

北朝鮮の件もやはり真剣に考えなくちゃならないぞということで担当課とも協議をさ せてもらっている途中でして それらもや負担の部分も含めて検討をしていきたいとい うふうに考えてございます 青野敏議員今の町長が話したのは IP 告知端末の件だと思います これは電源が落ちれば機能しない ですから先程話したように 携帯端末方式もかなり普及しているので停電でも使える機種を考える事も大事であります ただし 年配の方については画面が見づらくなるという一つの弱点もございます その様な事も考慮して研究をお願いしたいと思います 3 点目として 学校施設においても 火災避難訓練や災害対策等 生徒の安全に関するさまざまな事案に対する対策に取り組んでいると思います 今回のような大規模災害に関しては 文部科学省で学校の危機管理システムを作成していると聞いております またこの危機管理システムは それぞれの学校においても文部科学省の危機管理システムを活用しながら それぞれで策定するべきだという話があるかと思いますけども 本町の学校関係施設においても 本町の教育委員会として危機管理システムはどのような取組になっているのか伺います 宝田教育長それでは 青野議員の質問にお答えします 本町の各学校においても 地震や暴風雪などの自然災害時の対応については 文部科学省の危機管理マニュアルをベースとして 学校の独自の危機管理マニュアルを作成しているところでございます 地震が起きた場合の対応といたしましては 児童生徒に窓やロッカーから離れ 机の下に潜るように指示をする初期対応 テレビやラジオ等で情報を入れ児童生徒の負傷状況を確認する把握や 避難指示誘導を行う二次対応があります 避難場での対応 教育委員会への報告 保護者への報告などは事故対応の事後としての流れになっています 暴風雪の場合には テレビやラジオ等から情報や行政と関係機関への問い合わせにより 気象情報や道路避難勧告などの正確な情報収集を行う初期対応の後 集団下校や教職員の引率 保護者等の出迎え等 安全な下校のための手だての確認等を行い下校及び待機かの判断をして教育委員会への報告となります

さらに 今回発生した北朝鮮のミサイル発射に対しましては 学校にいるとき 登校下校時など屋外にいるとき 自宅いるときなどケースに合わせた行動指示を児童生徒 保護者に文書で伝えるとともに Jアラートが鳴った際に屋外で児童生徒を見かけた場合は 地域の方に声かけをして頂くようチラシ等で地域住民の方に周知しております あわせて 各学校の危機管理マニュアルの追加や見直しを随時行いながら進めております 青野敏議員それぞれ非常時の対策をしているし 危機管理マニュアルを作成しているということをお聞きしました お話がありましたように学校に生徒がいるときは学校の先生 それぞれ施設の対応もできるのんでしょうね 通学登下校時の時が1 番大事だと思います そういうことも含めて 保護者の方々近隣住民 防犯関係者や家庭の方々 更には施設の方々も是非とも 登下校中での突発的に災害に対しての対応をお願い致します 災害発生時を想定した取り決めといいますか 先生方と父母の方々と関係も危機管理マニュアルの中には設定をされているのでしょうか 宝田教育長危機管理マニュアルのなかには設定されていますし 利用者等地域の方々にも児童生徒の見守りもお願いしたいと考えています これは 来年度から検討に入るコミュニティースクールの関係もありますので その中でもより一層子どもたちを地域で見守り育てるという意味を合わせ 様々な活動に力を入れていきたいと思っています 青野敏議員力強いお話を頂きました 教育長 この件は学校だけで何かをすれということではないと思いますので 町全体で見守りをするということが大前提でしょうし 家庭の方々も含めて 学校関係者 行政 消防も含めて 危険に関して想定される事を通達して協力体制をとる事が大事であります そういうことに対しても 学校から発信して子どもたちの安全を守る万全の体制をとっていただきたいと思いますので 宜しくお願い致します 以上で質問を終わります