目標人口 平成 9(07) 年度の将来目標人口 1 万 9000 人を目指します 国立社会保障 人口問題研究所の推計を基にした試算によると 有田町の総人口は010 年の0,99 人から07 年には18,000 人 060 年には1,000 人程度となると予想されています 今後 出産や子育てへの支援に

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下


Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

第2節 茨木市の現況

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

平成 26 年度 ~ 平成 33 年度 みんなでつくる! 笑顔あふれるまち 北海道中札内村

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

中井町緑の基本計画(概要版)

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

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計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

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「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

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2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

1 広島市障害者計画の策定について

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市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

第6次延岡市長期総合計画校了.indd

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

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本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

泉大津


地域総合支援協議会

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4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

01 報道資料1

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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茨木市総合計画基本計画 重点プラン修正案 ( 平成 26 年 9 月 16 日 )

(2) 富士北麓都市計画都市計画区域の整備 開発及び保全の方針 ( 平成 23 年 3 月 ) 山梨県では 既に人口減少 超高齢社会が到来しており 都市経営コストの最適化 自動車を自由に使えない高齢者等の移動手段の確保 公共公益施設や大規模集客施設の適正立地 地球環境問題への対応など様々な課題が都市

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

問 アンケートに回答される方について はじめに ご回答いただく方についておたずねします 次の各項目について それぞれあてはまるものを つずつ選んで 番号に 印をつけてください ( あて名の方以外が回答される場合は 回答される方にあてはまるものをお選びください ) 性 別 年 齢 職 業 現在の居住地

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

第 1 部 施策編 4

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

6 平成 年 4 月号 栄区版 栄区版 平成 年 4 月号 7 み ん なで つくる 安 全 安 心 のまち セ ーフコミュニ ティ さ か え ペ ージ はさ か え 区 版 で す 栄区を 一人ひとりのきらめきで 大好きなまち ナンバー1に 区の事業に関す

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

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事業内容

はじめに


資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

相模原市住宅基本計画 概要版

第2節 茨木市の現況

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第3節 重点的な取り組み

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

0-1表紙

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人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

表紙裏 ( 空白 )

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

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1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

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目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

地域子育て支援拠点事業について

計画の今後の方向性

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

資料1 第1回会議のポイントについて

活動状況調査


三鷹市健康福祉総合計画2022

はじめに 深沢地域整備事業 ( 以下 本事業 という ) は 平成 22 年 9 月に策定した土地利用計画 ( 案 ) をもとにまちづくりを進めてきましたが 計画策定から既に5 年以上経過し社会情勢が大きく変化していることや より広く市民意見を反映して欲しいといった意見を踏まえ 土地利用計画 ( 案

岩瀬グローバルタウン構想 d 岩瀬グローバルタウン構想 世界とつながる街 IWASE 世界とつながる街 IWASE 世界で活躍するひとづくり 国際感覚あふれたまちづくり 互いの文化を認め合う地域づくり

神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ


基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の


Transcription:

有田町総合計画第次018 07 ダイジェスト版 ひとがつながりひとがつどう世界に誇れるまち有田 総合計画とは まちづくりの最も根幹となる計画として 10 年後の有田町の将来像と それを実現するための今後の取組を示したものです その実現に向け住民一人ひとりが主体的にまちづくりに関わる 住民と行政との協働による取組を推進します また 行政における各分野の体系的な施策展開や事業実施の指針となります 佐賀県有田町

目標人口 平成 9(07) 年度の将来目標人口 1 万 9000 人を目指します 国立社会保障 人口問題研究所の推計を基にした試算によると 有田町の総人口は010 年の0,99 人から07 年には18,000 人 060 年には1,000 人程度となると予想されています 今後 出産や子育てへの支援により 合計特殊出生率を現在の1.68 から.07 へ段階的に改善するとともに 雇用の創出などにより転出超過を現在の半分程度にすることで 人口減少を抑制します 人口,000 0,99 0,000 18,000 17,48 16,000 15,780 14,000 15,48 1,000 10,000 8,000 基準値 ( 社人研準拠 ) 有田町推計 ( 出生率 :040 年までに.07 まで改善 / 段階的に年間 15 組の若者家族が移住 + 段階的に高卒時 7 人転出抑制 ) 11,697 6,000 010 年 015 年 00 年 05 年 00 年 05 年 040 年 045 年 050 年 055 年 060 年 図 社人研推計及び有田町推計

有田町町民憲章 豊かな自然 悠久の歴史 類まれな景観に恵まれた有田町 わたしたちは 世界に誇れるまちの住民として 自覚と責任を持ち 時代を切り開く精神のもと 互いに手を取り合い 明日に向かってたくましく進むことを誓い ここに憲章を定めます 清流がもたらす みどり豊かな自然に親しみ ふれあいと思いやりを大切にし 美しいまちをつくりましょう あたたかい心でもてなすまちにしましょう 歴史と伝統ある郷土を愛し 互いに学びあう 文化のかおるまちにしましょうふるさとが誇るものづくりの志を高め活力のあるまちをつくりましょう共に助け合い絆を深め笑顔あふれるまちにしましょう

有田町の目指す将来像と 5 つの基本目標 有田町の基本理念である 有田町町民憲章 に基づき 取り巻く時代の潮流や課題を踏まえ て 10 年後に向けた町の将来像と基本目標を定めました 将来像 ひとがつながりひとがつどう 世界に誇れるまち有田 地域において元気な高齢者と若い世代の世代間交流が活発になる 域外からも多くの人が集 まり 観光や産業が賑わう そして 子どもや若い世代が住みやすく 誇りに思えるようなまちを 目指します 1 思いやりでつながる心豊かなまち 地域を取り巻く様々な課題に 地域でできることは地域でやろう と 住民が主体となって互いに協力し 自発的に取り組んでいくことを目指し 住民一人ひとりのコミュニティに対する関心を高めていきます 世代を超え楽しく安心して暮らしやすいまち すべての世代の住民が健康寿命を延ばし 生涯を通じて健康で心豊かに暮らすために ライフステージに応じた健康づくりを推進します また 適切かつ持続可能な医療や介護を受けることができる 安心して暮らしやすいまちづくりを目指します 安全安心で 自然と共存できるクリーンなまち 有田町は有田川や黒髪山系などの豊かな自然に恵まれ その豊かな自然が地域の産業や文化を育んできました すべての住民が地域の貴重な資源であるこの自然環境と共存して生活するクリーンなまちづくりが求められます 4 食と器で人が集まりつながるまち 有田町は 世界に通用する陶磁器文化やロマン溢れる歴史 美しい自然景観など 魅力的で多彩な観光資源を有しています これらの資源とこれまで培ってきた伝統技術を活かすことにより 食 ( 農畜産物 ) と器 ( 有田焼 ) が融合した産業の活性化と交流人口の増加を目指します 5 基本目標 みんなで共に学び共に楽しみ紡ぎ合うまち 新しい時代に即応した活力あるまちづくりを進めるためには 国際化や情報化が進展する時代にふさわしい 地域の将来を担う青少年を育成するとともに 世代を超えて 地域の歴史や文化を良く学び ふるさとに愛着や誇りを持つことが重要です 4

住民参画 協働思いやりでつながる心豊かなまち 1 住民と行政の協働 情報公開と情報化の推進 行政需要が複雑化 高度化している中で 活力あるまちづくりを行っていくために 住民と行政が共通認識のもとで相互の特性を尊重した 協働によるまちづくりを推進していきます 町内外への行政情報の発信やタウンプロモーションを強化することにより 情報の共有を図るとともに 有田町民としての誇りや愛着を高めていきます 協働のまちづくりの推進 まちづくり活動の支援 コミュニティ活動の推進 情報提供の充実 ICT 利活用による利便性の向上 情報通信基盤の適性化 男女共同参画の推進 4 健全な行財政運営の確保 性別や国籍 年齢などを問わず それぞれが社会の対等な構成員として尊重され すべての住民が真の豊かさを享受できる地域社会の構築を目指します 行政事務の情報化 組織や公共施設の効率化 職員の資質向上などを積極的に進めます 男女共同参画社会に向けた基盤づくり あらゆる分野での女性の活躍と男女共同参画社会の実現 健全な財政運営 行政改革の推進 公共施設マネジメント ( 経営 管理 ) の推進 広域連携の推進 5

福祉 保健 医療世代を超え楽しく安心して暮らしやすいまち 1 生涯を通じた健康づくり施策の拡充 福祉施策の拡充 住民一人ひとりが地域での交流などを通して 世代を超えてともに支えあい ふれあいながら 日常生活の中で積極的に健康の維持 増進に取り組みます 高齢者や障がい者などが 思いやりのある共生社会の中で 安心して日常生活を送るために 福祉サービスの充実とともに 人材活用や社会参加を推進します 生活習慣病予防対策の充実 心の健康づくり対策の充実 健康づくり支援対策の充実 共に生きる社会づくり 地域福祉の充実 高齢者福祉の充実 障がい者福祉の充実 医療体制の充実 4 少子化対策と子育て支援の充実 高度医療の充実に努めると同時に かかりつけ医による在宅医療体制の整備を促進し 地域と福祉サービスが連携した地域包括ケアシステムを構築します 明るい明日を担う子どもたちがいきいきと健やかに育つために 学校 企業 行政 そして地域のすべての人が子育て支援に関わることで 安心して子育てができるまちづくりを目指します 伊万里有田共立病院における医療機能の充実 災害医療体制の充実 地域医療機関との機能分担と連携 医療情報の発信 福祉 介護との連携 若い世代が結婚できる環境づくり 安心して妊娠 出産ができる環境づくりと子どもの健康づくり 地域で支える子育て支援の充実 仕事と子育ての両立支援 安心 安全な環境の整備 生活基盤の支援 6

生活環境基盤 安全安心で 自然と共存できるクリーンなまち 1 生活環境の充実と 整備 将来にわたって快適に生活環境を維持 道路交通体系の整備 安全で暮らしやすい生活基盤の確立と していく資源循環型社会を構築します 産業 経済効果を考慮した道路網と公共 自然環境や生活弱者に配慮し 地域の均 交通体系の整備 長寿命化を推進します 衡ある発展を考慮した計画的な生活基盤 の整備と維持管理に取り組みます 循環型社会の構築 効率的 計画的な道路網の整備 安全で安心な水道水の供給 住民と行政の協働による道路維持 管理 生活排水などの処理 計画的な道路 橋梁の保全整備 公園 緑地の維持 総合的な公共交通体系の整備 住宅整備と定住化の推進 消防 防災 防犯体制の充実 住民が安全かつ安心して暮らしていく ために 消防 救急 防災体制をさらに 整備します 総合的な防災体制の構築と 消防団をはじめとした地域の防災力の充 実 強化を推進します 防災体制の充実 消防 救急体制の確立 防犯体制の充実 交通安全対策の充実 7

産業振興 観光食と器で人が集まりつながるまち 1 商工業の振興 農林業の振興 400 年の伝統技術によって培われてきた陶磁器産業をはじめとした地域産業の技術革新や付加価値の向上 後継者の育成 事業者間の連携強化による産業の活性化を目指します 新たな時代に対応できる持続可能な農業の実現と農村の活性化を図ります 農林業の多面的な機能の保全と活用に向けて 生産者 関係機関 団体 行政が一体となり 農林業の振興施策を推進します 地域産業の振興 新産業の創出 国際交流を通じた地域振興 競争力のある農産物づくりと林業の振興 担い手の確保 育成 農業の魅力アップ 観光の振興 通年観光の実現を目指し 地域資源をさらに磨き上げるとともに おもてなしの心を醸成します また 様々な媒体により 積極的に町外へ情報を発信することで 交流人口の拡大を図ります 観光資源を活かした魅力づくり おもてなしを実践する基盤整備 効果的な情報発信 8

文化 教育 みんなで共に学び共に楽しみ紡ぎ合うまち 1 未来を担う子どもたち の教育の充実 輝いた人生を送る 文化 スポーツの推進 地域が一体となって 次代を担う子ど 地域の歴史や伝承芸能 地域文化 芸 もたちの個性や能力をのばします 社会 術 スポーツに接する機会や地域交流の の変化の中で主体的に生き 自立してい 場を増やし 文化のまちにふさわしい感 く力を培っていくための教育環境づくり 性を育むとともに 地域住民が互いに助 を推進します け合う心を大切にします 生涯学習 生涯スポーツの推進体 制の充実 教育内容の充実 学びの連続性の重視 心の教育と命の教育の推進 特別支援教育の充実 教育環境の整備 家庭との連携 地域における学習の場の創出 不登校児童生徒対策 特色ある多様な学習プログラムの 策定 関係機関 関係施設との連携 施設整備の充実 有効活用 文化のまちづくりのための方策 文化財や伝統的 建造物群の保護と活用 古窯跡や有田内山の伝統的建造物群を はじめとした多くの文化財を後世に残し 伝え 陶磁器文化や農村文化など地域の 個性的な文化の保全などを促進します 文化遺産の調査と研究 文化財の保護 活用 9

ありたのあしたアナタカラ ~ 住民委員会 018~ 住民の皆さんと一緒に総合計画を作り上げていくために およそ 100 人の委員か らなる ありたのあしたアナタカラ ~ 住民委員会 018 を開催しました この住民 委員会では 新たな試みとして無作為抽出などで委員を選出し これまでこうい った集まりに参加したことがない方にも参加していただきました 全 4 回にわたり あ りたの将来像 について 気軽に楽しく自由に語り合うまちづくりの場となりました STEP1 いまの 有田を再発見平成 8 年 11 月 16 日 STEP 有田の未来を語る平成 8 年 1 月 14 日 STEP MAKE! ありた平成 9 年 月 5 日 STEP4 未来の有田にできること平成 9 年 月 1 日 10

07 年 なまち 有田 ありたのあしたアナタカラ ~ 住民委員会 018 ~ STEP 有田の未来を語る 4 4 4 4 されま でのワークショップにおいて 16 の有田町の未来 ( なまち ) がそうぞう した 世代を超えたつながりがある 4 世代のまち 同居家族のすすめ 子供がお年寄りから知恵をもらえる地域が支えるまち 暮らす人がイキイキと支えあう 4 4 4 なんでもありたな 新たなまち 活気のある元気なまち 歩く人が途絶えないまち ワクワクするまち 町民みんながガイドなまち 安心して住む環境が整っている 住みたい街ランキングベスト10 入りする魅力があるまち 若者が仕事があってもなくても 生活できるまち 産業が生み出されている ブランドなまち スーパーなまち 佐賀県のハブになるまち 田舎なまち 人口の伸び率が日本一のまち 税収が安定するまち 空き屋敷 0なまち これらの 16 の未来予測を踏まえ 有田町の将来像を ひとがつながりひとがつどう 世界に誇れるまち 有田 と定めました 11

有田町 編集 発行 有田町まちづくり課 849-419 佐賀県西松浦郡有田町立部乙 0 番地 TEL 0955-46-111 FAX 0955-46-100 E-mail arita@town.lg.jp URL http://www.town.arita.lg.jp/ 印刷 印刷ショップアリタ 第 次有田町総合計画は町ホームページで閲覧 ダウンロードできます