妊娠・分娩.pptx

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甲状腺機能が亢進して体内に甲状腺ホルモンが増えた状態になります TSH レセプター抗体は胎盤を通過して胎児の甲状腺にも影響します 母体の TSH レセプター抗体の量が多いと胎児に甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性が高まります その場合 胎児の心拍数が上昇しひどい時には胎児が心不全となったり 胎児の成

女性生殖器 (Female reproductive organ) 概略 : A) 内生殖器 1) 卵巣 (ovary) 2) 卵管 (uterine tube) 3) 子宮 (uterus) 4) 膣 (vagina) 妊娠時のみ形成されるもの 5) 胎盤 (placenta) 6) 臍帯 (um

生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ

児に対する母体の甲状腺機能低下症の影響を小さくするためにも 甲状腺機能低下症を甲状腺ホル モン薬の補充でしっかりとコントロールしておくのが無難と考えられます 3) 胎児 新生児の甲状腺機能低下症 胎児の甲状腺が生まれながらに ( 先天的に ) 欠損してしまう病気があります 通常 妊娠 8-10 週頃

系統看護学講座 クイックリファレンス 2013年7月作成

系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学

1 卵胞期ホルモン検査 ホルモン分泌に関して卵巣や脳が正常に機能しているかを知る目的で測定します FSH; 卵胞刺激ホルモン脳の下垂体から分泌されて 卵子を含む卵胞を成長させる作用を持ちます 低いと卵胞の成長がおきませんが 卵巣の予備能力が低下している時には反応性に高くなります LH; 黄体化ホルモ


補足 : 妊娠 21 週までの分娩は 流産 と呼び 救命は不可能です 妊娠 22 週 36 週までの分娩は 早産 となりますが 特に妊娠 26 週まで の早産では 赤ちゃんの未熟性が強く 注意を要します 2. 診断 どうなったら TTTS か? (1) 一絨毛膜性双胎であること (2) 羊水過多と羊

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2. 診断 どうなったら TTTS か? 以下の基準を満たすと TTTS と診断します (1) 一絨毛膜性双胎であること (2) 羊水過多と羊水過少が同時に存在すること a) 羊水過多 :( 尿が多すぎる ) b) 羊水過少 :( 尿が作られない ) 参考 ; 重症度分類 (Quintero 分類


胎児計測と胎児発育曲線について : 妊娠中の超音波検査には大きく分けて 5 種類の検査があります 1. 妊娠初期の超音波検査 : 妊娠初期に ( 異所性妊娠や流産ではない ) 正常な妊娠であることを診断し 分娩予定日を決定するための検査です 2. 胎児計測 : 妊娠中期から後期に胎児の発育が正常であ

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体外受精についての同意書 ( 保管用 ) 卵管性 男性 免疫性 原因不明不妊のため 体外受精を施行します 体外受精の具体的な治療法については マニュアルをご参照ください 当施設での体外受精の妊娠率については別刷りの表をご参照ください 1) 現時点では体外受精により出生した児とそれ以外の児との先天異常

解剖・栄養生理学

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10

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教育ユニット:

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

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桜町病院対応病名小分類別 診療科別 手術数 (2017/04/ /03/31) D12 D39 Ⅳ G64 女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物 D48 その他及び部位不明の性状不詳又は不明の新生物 Ⅲ 総数 構成比 (%) 該当無し Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅱ 新生物 C54 子宮体部

多量の性器出血があったとき 装着後数ヵ月以降に月経時期以外の 発熱をともなう下腹部痛があったとき 性交時にパートナーが子宮口の除去糸に触れ 陰茎痛を訴えたとき 脱出やずれが疑われる * 症状があるとき ( 出血や下腹部の痛み 腰痛の症状が続くなど ) * ご自身で腟内の除去糸を確認して脱出の有無を確

日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 尿 25 病 倍 890 万人 患者数増加率 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100 万人 糖尿病の 可能性が 否定できない人 680 万人 740 万人

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

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妊娠のしくみ 妊娠は以下のようなステップで成立します Step1 卵胞発育脳にある下垂体から分泌される 卵胞刺激ホルモン (FSH) が卵巣内の卵胞を発育させます Step2 射精 精子の子宮内侵入性交により精液が腟内に入ります 腟に入った精子は 子宮を通過して 卵管を登っていきます Step3 排

このくすりの名前 有効成分など 100m 妊娠に至るプロセス 2

シトリン欠損症説明簡単患者用

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手術や薬品などを用いて 人工的に胎児とその付属物を母体外に排出することです 実施が認められるのは 1 妊娠の継続又は分娩が 身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害する恐れがあるもの 2 暴行もしくは脅迫によって妊娠の場合母体保護法により母体保護法指定医だけが施行できます 妊娠 22 週 0

晶形成することなく固化 ( ガラス化 ) します この方法は 前核期胚などの早期胚 の凍結に対して高い生存率が多数報告されています また 次に示します vitrification 法に比べて 低濃度の凍結保護剤で済むという利点があります 2) Vitrification( ガラス化保存 ) 法 細胞

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規


2. 看護に必要な栄養と代謝について説明できる 栄養素としての糖質 脂質 蛋白質 核酸 ビタミンなどの性質と役割 およびこれらの栄養素に関連する生命活動について具体例を挙げて説明できる 生体内では常に物質が交代していることを説明できる 代謝とは エネルギーを生み出し 生体成分を作り出す反応であること


14栄養・食事アセスメント(2)

ドリル No.6 Class No. Name 6.1 タンパク質と核酸を構成するおもな元素について述べ, 比較しなさい 6.2 糖質と脂質を構成するおもな元素について, 比較しなさい 6.3 リン (P) の生体内での役割について述べなさい 6.4 生物には, 表 1 に記した微量元素の他に, ど

ヒト胎盤における

遺 伝 の は な し 1

女性の下腹痛

解剖・栄養生理学

一般内科

正常波形外来健診時(妊娠35 週)頻脈基線細変動減少入院時 児娩出前1. 脳性麻痺発症の主たる原因別事例編 事例 33 原因が明らかではないまたは特定困難 1 産科医療補償制度脳性麻痺事例の胎児心拍数陣痛図脳性麻痺発症の主たる原因別事例編 概要 在胎週数 分娩経過 36 週リスク因子帝王切開既往出生

ただ太っているだけではメタボリックシンドロームとは呼びません 脂肪細胞はアディポネクチンなどの善玉因子と TNF-αや IL-6 などという悪玉因子を分泌します 内臓肥満になる と 内臓の脂肪細胞から悪玉因子がたくさんでてきてしまい インスリン抵抗性につながり高血糖をもたらします さらに脂質異常症

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52 レニン 腎臓から分泌 細胞外液量の減少, 血圧低下, 交感神経興奮, 立位などにより分泌促進 レニン アンジオテンシン アルドステロン系の活性化 Na + と水の再吸収促進 体液の保持 血管収縮による血圧上昇 糸球体傍装置の主なもの 糸球体傍細胞 レニンを分泌 緻密斑 NaCl( 特に Cl

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第 71 回日本産科婦人科学会学術講演会 (2018, 4, 11 名古屋 ) 専攻医教育セミナー 絨毛性疾患の疫学 診断 治療 名古屋大学 新美薫

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高位平準動物看護概論動物機能形態学対面学習確認テスト 問題 1: 脳幹の役割として正しいのはどれか 1 学習 知覚 認知 運動 感覚などの高次機能に関わる 2 呼吸 心臓 嚥下の働きなど 生命にかかわる基本的な機能を維持する 3 からだの働き バランス 姿勢の制御を行う 4 末梢の各器官で得た情報を

2017 年 12 月 15 日 報道機関各位 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科国立大学法人九州大学生体防御医学研究所国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒト胎盤幹細胞の樹立に世界で初めて成功 - 生殖医療 再生医療への貢献が期待 - 研究のポイント 注 胎盤幹細胞 (TS 細胞 ) 1 は

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生理学 Ⅰ 講義 妊娠 分娩の生理 熊本大学大学院生命科学研究部分子生理学富澤一仁 受精着床胎盤の生理妊娠に伴う母胎の変化分娩乳腺の発達 ヒトの発生 発生学的には, 受精齢を使用 1. 胚子前期 受精後 2 週まで 受精卵が着床し, 細胞分裂を繰り返す 2. 胚子期 受精後 3 8 週 胚葉が分化し, 器官形成がほぼ完了 3. 胎児期 受精後 9 週 出生まで 各器官が発育 成長する時期 ヒトの発生 臨床では月経齢 ( 妊娠齢 ) を使用する 最終月経の第 1 日目から起算 すなわち最終月経の初日から28 日間が妊娠 1か月となる 分娩予定日は, 最終月経初日より満 280 日目となる 妊娠 4ヶ月までを妊娠初期,5 7ヶ月を妊娠中期,8ヶ月以降を妊娠末期と区分する

分娩予定日 受精 最終月経初日より満 280 日 ( 満 40 週 0 日 ) が 分娩予定日となる Nägele( ネーゲル ) の分娩予定日算出法 分娩予定月 = 最終月経初日の月 +9( あるいはー 3) 分娩予定日 = 最終月経初日の日 +7 卵細胞 受精 ヒト発生の第 1 週 受精卵は, 卵割しながら卵管輸送される 排卵直後第 2 減数分裂中期 ZP2 加水分解 ZP3 変性 受精後第 2 減数分裂再開

ヒト発生の第 1 週 受精 3 日後 桑実胚 (16 細胞 ) 4 日後 胞胚腔の形成 ( 胚盤胞 ) 栄養膜 ( 将来の胎盤 ) が形成 透明帯からの脱出 6 日後 子宮への着床 卵管上皮 2 種類の細胞は, エストロゲンにより数や活動が制御されている 線毛細胞 分泌細胞 卵巣周期の卵胞期 線毛の形成が活発 卵胞期の後期 排卵期 分泌細胞の活動が活発化 将来, 胎児になる 1) 卵管妊娠 tubal pregnancy 2) 卵巣妊娠 ovarian pregnancy 3) 腹腔 ( 腹膜 ) 妊娠 abdominal pregnancy * この内 98% が卵管妊娠 子宮外妊娠 受精卵が, 子宮腔以外の場所に着床し, 発育すること 全妊娠の約 1% 初産より経産婦に多い ( 約 80%) 子宮外妊娠 卵管輸送がうまくできていない 原因は? 卵管上皮の線毛運動の異常 卵管の通過性障害など 原因は? クラミジアや淋菌感染などによる卵管炎 妊娠中絶による炎症, 癒着 子宮内膜症による卵管周囲あるいは卵管を巻き込んでの癒着 卵管発育不全など

着床 (Implantation) 着床 受精卵が子宮壁に接着し, その後数日かけて子宮内膜の緻密層内に, 埋没していくこと 子宮内膜は着床可能な期間決まっている 排卵後 7±2 日間 着床の成立には黄体ホルモン ( プロゲステロン ) の働きが重要 黄体がプロゲステロン分泌 内膜腺に作用し, 分泌促進 内膜は, 浮腫状となる * また, 黄体からエストロゲンも分泌される プロゲステロンとエストロゲンの作用の結果, 着床準備状態が完了する 着床後, 黄体はプロゲステロンの分泌を維持 プロゲステロン ヒト絨毛性ゴナドトロピン (human chorionic gonadotropin: hcg) 子宮内膜の間質細胞の膨化 グリコーゲンや脂質などの栄養素を多量に含有するようになる 脱落膜細胞 栄養膜細胞は, 蛋白分解酵素を分泌し, 脱落膜細胞を浸食 胚盤胞は子宮内に埋没していく 栄養膜合胞体層から分泌される * 細胞と細胞の境界が不明瞭なため層として呼ばれる 性状 糖蛋白ホルモンで LH と類似 機能 黄体を刺激し, 妊娠 8 10 週頃まで黄体機能を維持させる 妊娠黄体 男性胎児の精巣 Leydig 細胞を刺激 アンドロゲンの分泌促進, 外生殖器の分化促進

hcg 検査は, 産科では欠かせない 妊娠の診断 HCG 基準値 (miu/ml) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 血清 尿 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 男子 1.0 以下 1.0 以下 妊娠 6 週 4,700 87,200 1,100 27,000 妊娠 10 週 6,700 203,400 5,700 190,000 妊娠 20 週 8,700 72,200 4,000 81,000 妊娠 40 週 4,000 79,000 1,400 44,500 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 胎児は, 絨毛を通して母親の血液から酸素と栄養を取り込む 母体の血管 胎盤絨毛 胎盤 (Placenta) 胎盤は, 胎児の絨毛膜と母胎の子宮内膜 ( 脱落膜 ) で構成 妊娠 4か月末に完成 600ml/minの動脈血が流入 胎児が発育するためには, 胎盤の他に, 卵膜(fetal membrane ) 羊水(amnioRc fluid) 臍帯(umbilical cord) が必要 胎児付属物 胎盤と卵膜 卵膜は, 羊膜 絨毛膜 脱落膜から成る 羊膜は胎児と羊水を包んでおり, 強靱 羊水 主成分は羊膜上皮の分泌液と胎児尿

胎盤の機能 胎盤の機能 胎児の神経系を除く主要臓器の機能を代行 補助している 1. ガス交換 母胎血 酸素 二酸化炭素 胎児血 単純拡散で交換 胎児の動脈血酸素分圧は成人の 1/4 だが, 十分量の酸素を末梢組織に供給できる 胎児ヘモグロビンは, 酸素親和性が高い 2. 栄養素の輸送 1 グルコース 胎児の主たるエネルギー 促通拡散により母胎から胎児へ移行 2 アミノ酸 胎児の血中濃度のほうが母胎より高いので, 能動輸送と考えられる 3 蛋白質 一般に胎盤を通過しにくい 免疫グロブリンの IgGは通過する 胎児の免疫能を補う 4 脂溶性ビタミン (A,D,E,K) 単純拡散 5 水溶性ビタミン (B,C) 胎児血中が高く, 能動輸送により母胎から移行 胎盤の機能 3. ホルモン産生卵巣に代わってホルモン産生の主役 1 hcg 2 ヒト胎盤性ラクトーゲン (placental lactogen; hpl) GHやプロラクチンと類似のペプチドホルモン 脂質分解作用 遊離脂肪酸の放出を促し, 母胎のエネルギー源とする 抗インスリン作用 母胎の糖利用抑制 胎児へのグルコース供給促進 3 エストロゲン, プロゲステロン 胎盤エストロゲン プロゲステロンの機能 エストロゲン 子宮筋の増殖 肥大 オキシトシン感受性( 子宮収縮性 ) の亢進 子宮頚部の肥大と軟化 乳管の増殖 プロラクチン作用の抑制 プロゲステロン 子宮筋のオキシトシン感受性低下( 子宮収縮を抑制し 流産 早産を防ぐ ) 乳腺腺葉の増殖 プロラクチン作用の抑制

妊娠に伴う母体の変化 1. 呼吸器子宮の増大のため, 腹部内臓が上方へ押し上げられる 横隔膜の挙上 胸式呼吸となり, 速く, 深くなる 2. 循環器循環血液量の増加, 胎盤循環などに伴い, 心拍出量が増大 心疾患合併妊娠では, 心不全の危険性 血漿量の増加のため, ヘマトクリット値の低下 貧血 3. 腎 泌尿器膀胱圧迫 頻尿 尿の滞留のため膀胱炎や腎盂腎炎を起こしやすい GFR,RPF の増大 これは循環血漿量の増大だけが原因でなく, エストロゲン, アルドステロンなどの作用も影響している 妊娠に伴う母体の変化 4. 消化器つわり 食欲低下, 悪心, 嘔吐, 唾液分泌増加など 妊娠 6 週頃から見られ,16 週までには, ほとんど軽快 hcg が食欲中枢に作用? 脱水, 栄養代謝障害など重症なものを妊娠悪阻という 2. 皮膚色素沈着と妊娠線 色素沈着は, 乳頭, 乳輪, 外陰に著明 3. 代謝妊娠末期の基礎代謝 非妊娠時の約 120% 糖代謝 インスリン受容体の減少や感受性の低下 hpl の抗インスリン作用によりインスリン抵抗性 糖尿病に似た状態 脂肪の蓄積 分娩 (childbirth) 分娩 (childbirth) 娩出力は, 陣痛と腹圧である 陣痛は, 不随意に, 周期的に繰り返す子宮洞筋の収縮 子宮収縮時 陣痛発作子宮弛緩時 陣痛間欠 陣痛のメカニズムまだ解明されていない 複合的 プロゲステロン / エストロゲン比の低下, プロスタグランジン産生の増加子宮筋のオキシトシン感受性亢進, 胎児肺呼吸による刺激など 腹圧横隔膜や腹筋の収縮によるもので随意 ただし児娩出直前には, 陣痛発作と共に反射的に起こる 怒責

産褥期 : 産褥 分娩後 全身や生殖器が妊娠前の状態に復帰するまでの期間 分娩直後から産後 6 8 週期の期間 非妊娠時 妊娠と乳腺の発達 乳腺小葉は 乳管に続く導管の終末部のみ存在 明確な分泌部を持たない 妊娠時 終末小管の上皮細胞が増殖 腺腔の拡張 分泌部 ( 腺房の形成 ) 妊娠と乳腺の発達 非妊娠時と妊娠時の乳腺小葉の比較非妊娠時妊娠時 乳腺発達を制御するホルモン エストロゲン プロゲステロン hpl が制御 エストロゲン 乳管の発育促進 プロゲステロン 腺葉の肥大 乳輪の拡大と色素沈着 hpl( ヒト胎盤性ラクトーゲン ) 乳腺組織の増殖 エストロゲン & プロゲステロン 乳腺におけるプロラクチンの作用を抑制 妊娠中の乳汁の分泌を抑制している 導管の終末部 ( 終末小管 ) のみが存在し, 明確な腺房を認めない 終末小管の上皮細胞が増殖し, 分泌部 ( 腺房 ) を形成

乳汁分泌を制御するホルモン 分娩後 胎盤が娩出されるため血中エストロゲン プロゲステロン濃度が急速に低下 プロラクチンの乳腺作用に対する抑制がはずれる 乳汁の組成 初乳 分娩後 5 日目頃までの乳汁 蛋白質 ( ラクトアルブミン ラクトグロブリン ) が豊富 免疫グロリンブンが豊富 乳児の感染予防移行乳 産褥 5 日 2 週間成乳 乳糖と脂肪が豊富 オキシトシン 乳汁分泌開始 乳児による哺乳 乳頭への吸綴刺激 視床下部へ 下垂体後葉からオキシトシン分泌 腺房を包む筋上皮細胞を収縮 射乳反射 ビタミン : 脂溶性 水溶性のほとんどのビタミンが含まれている 母乳のビタミン K 含有量は少ない 牛乳 (100g) 母乳 (100g) * 調整乳 100ml ( 標準濃度 13.5%) エネルギー kcal 67 65 68 蛋白質 3.3 1.1 1.59 脂質 g 3.8 3.5 3.5 炭水化物 4.8 7.2 7.72 Na 41 15 19 K 150 48 66 Ca mg 110 27 51 P 93 14 28 Fe 0.02 0.04 0.81 A 38 46 53 µg K 2 1 3.4 B 1 0.04 0.01 0.04 B 2 0.15 0.03 0.08 mg ナイアシン 0.1 0.2 0.82 C 1 5 6.8 母乳栄養のみだと ビタミン K が不足する恐れ 新生児ビタミン K 欠乏性出血症 その予防のため 我が国では 出生 生後 1 か月にビタミン K2 シロップを数回投与することが定着している