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H25 港南区区民意識調査

Microsoft Word 【洪水予報】報道発表資料_熊谷地台.doc

04 Ⅳ 2(防災).xls

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平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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Microsoft PowerPoint - 洪水予報河川等.pptx

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

第8章 災害復旧計画

基本事業評価シートA

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【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

H28秋_24地方税財源

気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

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避難を促す緊急行動 被災した場合に大きな被害が想定される国管理河川において 以下を実施 1. 首長を支援する緊急行動 ~ 市町村長が避難の時期 区域を適切に判断するための支援 ~ できるだけ早期に実施 トップセミナー等の開催 水害対応チェックリストの作成 周知 洪水に対しリスクが高い区間の共同点検

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

スライド 1

H26.6.11

施策名平成 30 年度施策マネジメントシート2 ( 平成 29 年度目標達成度評価 ) 7 4 開かれた議会運営の推進 3 基本計画期間で解決すべき施策の課題 ( 総合計画書より ) 市民への議会広報活動の充実を図るため 分かりやすい議会だよりの作成を行う必要がある インターネットを利用した本会議の

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

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() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

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大津市避難所運営マニュアル

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

洪水時の避難確保計画 施設 年月作成 洪水 の避難確保計画は基本的にこのエクセル表入力に基づき出力した計画書が市町村あての提出物です 他に ワード様式 の 様式 7 防災教育訓練年間計画 様式 8 施設利用者緊急連絡先一覧 様式 9 緊急連絡網 様式 10 外部機関緊急連絡先一覧 様式 11 対応別

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国土技術政策総合研究所 研究資料

西区05-CS5_小

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

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24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

(案)

表紙.ai

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

資料1-4気象庁資料

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

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2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

避難勧告等の発令に着目したタイムラインの概要 取組概要 市町村長が避難勧告等を適切なタイミングで発令できるよう 全国の直轄河川を対象に避難勧告等の発令に着目したタイムラインを策定 平成 26 年の出水期までに 全国 109 水系の 148 市町村と連携し 洪水を対象とするタイムラインを策定 各地域で

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2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

燕市 ICT 部門の業務継続計画 < 初動版 > ー概要版ー 燕市

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平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

調査概要 調査目的本調査は 今後の本市の防災施策の策定を進める上での基礎資料データの取得 震災後の自助 共助の取り組みの実態の把握を行い その結果を分析し 今後の防災施策に反映させることを目的とするものである また平成 22 年度の調査結果との比較を行い 東日本大震災前後での市民の災害 防災に関する

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

防災業務計画 株式会社ローソン

Microsoft Word - H 記者発表_名張川3ダム演習_ .doc

避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

水系名 : 那賀川河川名 : 那賀川 台風の接近 上陸に伴う洪水を対象とした 直轄河川管理区間沿川におけるの避難勧告発令等に着目したタイムライン ( 防災行動計画 )( 案 ) H 現在 時間経過は 平成 26 年台風 11 号を参考 49h 39h 33h 台風に関する徳島県気象

項目名:○○○○について

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

議会改革度調査2013 テーマ別分析② 政務活動費

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

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Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

PowerPoint プレゼンテーション

< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

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Microsoft PowerPoint - ◯06_出水期における防災体制

Microsoft Word - 02_福利厚生会260910

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

Transcription:

平成 28 年度飯田市議会報告会 総務委員会報告 定例会における委員会審査状況報告平成 27 年第 4 回定例会 1 平成 28 年第 1 回定例会 2 平成 28 年第 2 回定例会 3 平成 28 年第 3 回定例会 4 平成 27 年度決算認定に係る事務事業に対する提言 5 平成 27 年度議会報告会を起点とした調査研究報告 11 ( 前年度テーマ 空き家対策について )

1

2

調査項目 視察先等 管内視察を実施しました 実施日 28年4月18日 総務委員会 議案第 号 掘ってみないと分からない状況があった 工事着手後 老朽化が進んでいることが判 明したことから 敷設替えが必要となった 4月 日に管内視察 6月7日に委員会を開催しました 委員会での 質疑等及び管内視察の模様を紹介します 議案第 号 飯田市税条例の一部を改正する条例の 制定について 平成 年度飯田市一般会計補正予算 第 号 案 飯田市におけるマイナンバー制度の システム障害の発生状況は 3 案件の概要 地方税法等の改正に伴い 軽自動車に関す る税の名称変更及び一部車種の税率軽減 医療費控除に医薬品等購入費の控除制度の 新たな追加などを改正する マイナンバーについては 全国的にシ ステム障害の発生が報告されている 飯田市の状況はどうか 年1月から3月まではシステム障害 の発生があったが 4月以降は安定し ている 質疑の後 反対の立場から討論がありま した 反対討論 この補正予算の中には 社会保障 税番 号制度 いわゆるマイナンバー制度 に係 るものが含まれている この制度は 情報 漏洩等の問題があり 制度そのものに反対 する立場から 反対 採決の結果 賛成多数で原案どおり可決 しました 鼎名古熊区民会館 廃棄物屋外堆積箇所 改正による市民への影響は 今回の改正は 多くの市民にとって不 利益となる改正ではない という理解 で良いか ご指摘のとおり 市民の税負担が増と なる改正内容は ない 議案第 号 工事請負契約の一部改正について 周辺施設整備建築工事 案件の概要 市庁舎の周辺施設整備建築工事の内容変更 により契約金額を増額するもの 当初の工事請負契約の前に調査 できなかったか 周 辺 外 構 工 事 の 増 額 が 大 き い が 事 前に調査ができなかったか 増額の大きな要因となった暗渠排水路 は 地下に埋まっている施設であり ①上村小沢川小水力発電事業 ②上村自治振興センター整備事業 ③集会施設整備事業 上久堅森集会所 ④稲葉クリーンセンター 下久堅 ⑤南信バイオマス協同組合 ⑥廃棄物屋外堆積箇所 ⑦コミュニティ助成事業 山本おひさま広場 ⑧集会施設整備事業 鼎名古熊区民会館 ⑨飯田市斎苑待合棟改修工事 稲葉クリーンセンター 下久堅 73 28 1 28 18 69 72 ⑥ 総務委員会 委員会での審査 いいだ市議会だより

定例会における委員会審査状況報告 定例会名 委員会名 委員会が所管する事項 委員会開催日 主な審査案件 平成 28 年第 3 回定例会 総務委員会 総務部 総合政策部 リニア推進部 市民協働環境部 市長公室 危機管理室 会計管理者 選挙管理委員会 監査委員等の所管に属する事項 平成 28 年 9 月 12 日 1 飯田市税条例の一部を改正する条例の制定について 2 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について 3 平成 28 年度飯田市一般会計補正予算 ( 第 3 号 ) 案 4 平成 27 年度飯田市一般会計歳入歳出決算認定について 5 平成 27 年度飯田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について 6 平成 27 年度飯田市墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について 7 平成 27 年度飯田市ケーブルテレビ放送事業特別会計歳入歳出決算認定について 8 平成 28 年度飯田市一般会計補正予算 ( 第 4 号 ) 案 9 請願 陳情審査 議案に対する主な質疑 答弁 ( 執行機関側との議論のやり取り ) 平成 28 年度飯田市一般会計補正予算 ( 第 3 号 ) 案 リニア駅周辺の地形測量経費は 新たに必要となったものか 駅周辺の地域の皆様より リニア関連事業により 地域が分断されたり 袋小路にならないか とのご心配を頂いているが これに市として配慮するため 地形を調査するもの 平成 27 年度飯田市一般会計歳入歳出決算認定について 自治活動組織加入促進支援事業の執行率が低い理由は何か 各地区の創意工夫による取組の結果 それぞれの事情による決算額となっている 予算に対して決算額は低いが 必ずしも成果が低いということではないと理解している 平成 27 年度飯田市墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について 合葬式墳墓の状況はどうか また葬儀や墓地に関する地域の環境は急速に変化しており 墓地事業の今後のあり方をどう考えているか 合葬式墳墓の需要はあり 御芳名スペース増設の検討を行っている また今後の墓地事業についてついては 地域の動向を見ながら対応していく 審査案件に対する表決の結果 26 年度議会報告会後に設定した政策的な課題との関係 当該議案と行政評価との関係性 上記全議案について 採決の結果 可決 又は 認定 設定したテーマに関連する施策及び事務事業について 行政評価の中で検証を行った 27 年度の各会計決算認定に関する付帯意見として 所管する施策及び抽出した 6 事務事業に対する評価と提言を取りまとめ 9 月 26 日に議長から市長へ提出した 請願 陳情審査 28 請願第 3 号 国に対し 地方財政の充実 強化を求める意見書を提出願いたい については 採択 4

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 1 共に歩む社会づくりの推進 25 2 災害対策の推進 41 3 災害対策事業 44-05 4 住宅倒壊防止対策事業 44-08 5 交通安全の推進 42 事の務方事向業性 拡大 やり方改善 施策及び事務事業に対する議会の提言 目標達成度 成果を上げている部分もあるが 課題も多い 課題認識 評価 心の問題であり評価し難い施策であるが 評価のやり方について検討が必要 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 外国人に対する対応 男女共同参画 学校教育等について さらに意識改革を図ることが必要 現在の成果指標で評価することは難しいため 具体的な行動の有無等で判断できるアンケートの設問を考慮願いたい 目標達成度 取組は進んでいるが 成果はあまり上がっていない 課題認識 評価 一義的には 災害に備えている市民の割合を上げることが必要 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 具体的な対策が市民に分かりやすくなるよう事務事業の整理が必要と考える 災害予防と被災後の対策を分けて考えることが必要 関係団体の役割分担を明確にする必要がある 災害時の住民支援システム構築を進められたい 防災行政無線のデジタル化の準備を進められたい 上位成果指標は 緊急情報が市民に素早く正確に伝わる割合 を検討願いたい ( 事務事業 No.44-04 を含む ) 事務事業名は 事業内容が分かるものを検討願いたい 耐震改修工事の実施件数が少ない 高齢化や経済的な要因なども考えられるが 原因を分析して対策を講ずると共に さらなる啓発にも努められたい 目標達成度 一定の成果を上げている 課題認識 評価 事故件数低減のため どのような方策を実施したかを明確にすべき 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 高齢者が関係する事故が多いことから 福祉部門を含めた対策が必要ではないか 自転車に対する交通安全対策を進められたい 総務委員会 1/6 5

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 事の務方事向業性 施策及び事務事業に対する議会の提言 6 地域安全の推進 43 7 環境汚染の防止 53 8 自然とのふれあいと環境学習の推進 54 9 日常的な環境負荷低減活動の展開 55 10 廃棄物の減量と適正処理 56 目標達成度 一定の成果を上げている 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 反社会的組織対策 特殊詐欺 不審者 不審火対策をまちづくり組織とも連携して進められたい 社会不安が増大する中 市民への情報提供を行うと共に 迅速な対応を図られたい 目標達成度 一定の成果を上げている 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している リニア関連工事に伴う環境保全や 渇水減水への万全の対策をとられたい 中小河川等の環境対策について 環境マネジメントに取組む企業やまちづくり団体とも連携して取組まれたい 目標達成度 一定の成果を上げている 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 何をもって 自然とのふれあい とするかが やや不明確 自然とのふれあい をイベント等に求めて良いのか不明確で 意識向上が図られたのか判断が難しい 自然とのふれあいには 感動 が大切と考える 子どもと共に広い世代に向けた取組が求められる 目標達成度 成果を上げている 課題認識 評価 正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 貢献している 子供の環境学習 農業分野における環境配慮に対する取組を進められたい 旧飯田測候所の活用等 環境情報の発信を進められたい 目標達成度 一定の成果を上げているが 目標に対しては更に努力が必用 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 新しいクリーンセンターの稼働に向けて 分別等の意識レベルの低下をきたさぬよう周知されたい 廃棄物減量化に向け 再資源化( リユース リデユース リサイクルの推進 ) を含めた具体的な対策を検討願いたい 適正処理については 色付き瓶等引き取り手のない廃棄物に重点を置いて対応願いたい ごみ出し困難者への対策を検討願いたい 総務委員会 2/6 6

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 事の務方事向業性 施策及び事務事業に対する議会の提言 11 不法投棄対策事業 19-29 12 社会の低炭素化の推進 57 地域情報 課題の相互理解の 13 推進 71 14 自律に向けた自治組織の向上 72 やり方改善 ポイ捨て禁止条例 の周知を進められたい 改革提案に 新たな取組みを行い とあるが これを具体的に明確化して取り組まれたい 目標達成度 一定の成果を上げているが 直近の指標データが未確定であり評価し難い 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 小沢川の小水力発電事業は 重点事業として取り組まれたい 地域環境権条例の実効性を上げられるよう取り組まれたい 太陽光発電システムについて 蓄電設備に関する調査研究に取り組まれたい 木質バイオマスについては難しい課題もあるが 更なる取組が必要である 目標達成度 指標から見ると成果が上がっているとは言えない 課題認識 評価 地域の情報共有は一定程度進んだ 事務事業の組み立ての方向性 有効な事業の方向性が明確となっていない 上位政策貢献度 概ね貢献している 従来から努力をしてきたが 今までのやり方では成果を上げることは難しい 必要性を検証しながら自治基本条例に基づいた対策を検討されたい 目標達成度 努力はしているが 全体からすると成果を上げているとは言えない 課題認識 評価 まちづくり活動への参加者増に関しては 一定の評価ができるが その実態を精査する必要がある 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 自らの地域のために自ら活動することが自治活動の原点であり ここに立ち戻って考えないと自律した住民活動にならない 総務委員会 3/6 7

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 事の務方事向業性 施策及び事務事業に対する議会の提言 15 地域自治組織運営事業 14-01 交流による高付加価値化 国 16 際化の推進 81 17 三遠南信 中京圏の連携推進 82 18 中山間地域振興の推進 85 やり方改善 自治基本条例に立ち戻って 自治組織のあり方を検証しながら今一度自分たちのまちづくりを見直すことが必要と考える 目標達成度 目的がはっきりしない部分があるが 指標に対してはある程度成果を上げている 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しいと考えられるが 高付加価値化の効果を市民に分かりやすく説明する必要がある 上位政策貢献度 概ね貢献している AVIAMA 総会の開催を契機とした国際化の取組を進められたい 学輪 IIDAの参加大学に飯田ブランドを高める研究を依頼する取組を進められたい ブランディングでは テーマを絞って進める必要がある 目標達成度 成果を上げているとは言えない 課題認識 評価 行政間の交流はあるが 市民の交流は進んでいない 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 交流人口の増加に向けた取組が必要 中学生の交流等では成果があるが 将来に向け若年層の交流を進められたい 成果指標では 交流が必要と思う市民の割合(71.4%) に対して 交流に参加している市民 (10.5%) のギャップが大きいため 具体的な事業の実施により解消に努められたい 目標達成度 一定の成果を上げているが 人口減少に歯止めがかかっていない 課題認識 評価 事務事業は実施されたが 総合的にはあまり進んでいない 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 中山間地域振興計画の進捗状況の検証と見直しが必要と考える 地域おこし協力隊等さらなる地域活性化の支援に取り組まれたい 交流人口の増加に向けた体験交流のため 施設整備や魅力強化に取り組まれたい 地域振興住宅の用地確保のため 迅速な事務処理に配慮願いたい 総務委員会 4/6 8

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 19 市民参画による共同の推進 91 20 総合的な空き家対策事業 14-19 21 情報共有の推進 92 事の務方事向業性 やり方改善 施策及び事務事業に対する議会の提言 目標達成度 成果を上げているとは言えない 課題認識 評価 目標に対して指標の数値が低く 対策が難しい 事務事業の組み立ての方向性 具体的な対策が不十分 上位政策貢献度 概ね貢献している 機会の設定はある程度行われているが 参加者の固定化が懸念される 広い範囲の市民が自主的に参加できるような取組が必要 現状把握を進められたい 職員体制の強化を検討願いたい 空き屋の解消に向けた制度について さらに検討願いたい 目標達成度 一定の成果を上げているが リニア計画については 不十分と感じる市民が多い 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 情報発信と情報公開に更に取り組まれたい ICT の活用により若年層を対象とした情報共有に努められたい リニア計画に関する市からの情報が不足していると感じている市民が多いため 情報の提供に努められたい 22 広報広聴事業 ( 旧広報発行事業 ) 14-19 拡大 リニア時代に向け シティプロモーション事業は極めて重要な事業と考える 実施体制や事務事業の組み立て方を含めて検討し 重点を置いて取り組まれたい 広聴事業については 市民に身近な対応となるよう努められたい 23 良質な行政サービスの提供 93 目標達成度 成果を上げているとは言えない 課題認識 評価 あまり進まなかった 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 行政サービスに関して市民から厳しい意見もあるため 全職員コンシェルジュ宣言 の取組をさらに進められたい 職員意識の改革や人間形成 業務能力の向上のため 目的を明確にした職員研修を充実されたい 来庁市民へのアンケート調査を実施して業務改善の参考にすることを検討されたい 総務委員会 5/6 9

平成 27 年度決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 総務委員会 施策 事務事業の区分 施策名及び事務事業名 区分 事の務方事向業性 施策及び事務事業に対する議会の提言 24 効率的 効果的な行財政運営 94 目標達成度 一定の成果を上げている 課題認識 評価 概ね正しい 事務事業の組み立ての方向性 概ね正しい 上位政策貢献度 概ね貢献している 公共施設マネージメントの実施計画については 丁寧に説明を行い 市民の意見を聞きながら進められたい 行政評価は 適正な評価を行うための指標設定と状況把握に努め PDCA サイクルが機能するよう配慮されたい 監査については 実施件数ではなく指摘件数や効果を評価し 適正な市政運営に努められたい 職員配置については 単なる数の議論に終わることなく適正配置に努め 市民に信頼される行政運営を行われたい 評価対象数 施策 18 事務事業 6 計 24 6 事務事業の方向性 拡大 2 (No.3 22) やり方改善 4 (No.4 11 15 20) 現状維持 0 縮小 0 廃止 0 総務委員会 6/6 10

平成 27 年度の議会報告会を起点とした調査研究報告書 ( 28 年度 ) 委員会名総務委員会 調査研究テーマ 空き家対策について テーマ設定の背景 空き家対策については 平成 24 年度頃より市政懇談会や議会の場において 現状への対応や人口減を見越した中で 重要なテーマとしてご意見をいただくようになりました 空家等対策の推進に関する特別措置法が施行される中 飯田市においても 空家等の適正な管理及び活用に関する条例 を策定するなど対策を進めてきました 飯田市における空き家対策は 行政 市民 まちづくり委員会等が連携して 空き家の予防 適正な管理 活用の推進に向けて取り組むものとなっています 空き家は 基本的には所有者の責任において対処すべき課題ではあるが 地域において重要な課題であることから 議会においても調査研究に取り組むこととした 1 委員会での協議等 28 年 6 月 7 日に開催した総務委員会協議会において 飯田市空き家情報バンク制度 について説明を受けました これは 空き家の所有者と利用希望者を結びつけることで空き家の活用を促進しようとする制度で 飯田市が宅建協会及び建築士会と協定を締結して 6 月から運用を開始したもの 協議の中で 登録にあたって住宅診断を行う場合の経費は基本的には所有者負担となること 耐震診断については補助メニューが活用可能なことなどを確認しました 調査研究の経過 結果 2 管外視察 6 月 28 日に群馬県高崎市役所において 高崎市における 総合的な空き家対策事業 の視察を行いました 平成 26 年度から開始した高崎市の制度は 空き家の管理 解体 借りる場合の改修費や家賃等について助成するもので 期間を限定しながらも手厚い支援を実施している 委員からは 空き家対策を地域活性化や防災対策に結びつけ 実効性を重視して思い切った対策を行っている点は 評価できる 等の感想がありました 一方 多額の予算を要する点や 対策の考え方や条件の違いもあることから 慎重な意見も聞かれました 3 行政評価議会の行政評価の取組として 総合的な空き家対策事業 の評価を行いました 取り組み始めたばかりの事業であり 状況を見守るべき 職員体制の強化や補助金制度の整備など積極的に取り組むべき など 様々な意見がありましたが 現時点で予算額の拡大を必須としないが 体制強化や空き家解消に向けた更なる対策を進める必要があることから 事業の方向性を やり方改善 としました また 決算認定に係る施策及び事務事業に対する提言 の中で 1 現状把握を進めること 2 職員体制の強化検討 3 空き家解消に向けた制度について更に検討すること を提言しました 今後の取組 地域の状況を把握すると共に市民の皆さんのご意見をお聞きしながら 引き続き議会としてのチェック機能を果たしていきます 11

平成 28 年度議会報告会第 1 分科会テーマ 災害に強い地域づくり ( 災害に備えるには ) A テーマの課題と背景平成 23 年の東日本大震災に続き 本年 4 月には熊本地震が発生するなど 大規模な自然災害が発生しています また近年の異常気象による豪雨災害 更には今後南海トラフ地震の発生が懸念されるなど 市民の災害対策に関する関心は高まっているものと考えます 行政においても防災対策を進めていますが 各家庭や地域においても災害への備えを行っておくことが 重要です ついては この分科会において 災害に強い地域づくり に向けた意見交換を行い 今後の取組に生かすことにしたいと思います B 意見交換で話し合いたいこと 1 緊急情報を確実に伝える方法について災害については 様々な情報 ( 資料 13P~) が行政機関等から発信されます 災害の被害を最小限に抑えるためには 市民一人一人がこうした緊急情報をいち早く入手して 的確な対応を行うことが最も重要であると考えます 飯田市では 防災行政無線を中心に様々な情報媒体 ( 別紙リーフレット ) により情報伝達を行っています 今後 防災行政無線のデジタル化やFM 放送の中継局の設置を予定しており 議会としても早急に推進すべきと考えていまが 市民の皆さんのご意見を伺います 2 家庭で行う防災対策について ( 資料 17P~) 各家庭での主な対策としては 以下のようなものが考えられます 特に重要だと考えられる対策について ご意見を伺います 災害発生時の避難場所や連絡方法について 家族で話し合っておく 非常持出品や非常備蓄品を準備する 家具の転倒防止や落下防止対策を行う 寝室に倒れそうな家具を置かない 消化器や住宅用火災警報機の設置を徹底する 3 地域で行う防災対策について ( 資料 20P) 日頃からの地域のつながりは 災害時に大きな力となります 自主防災組織や 災害助け合いマップ に代表される地域の取組は 極めて重要だと考えます 自主防災組織施設整備事業などの市の支援のあり方を含め ご意見を伺います 4 行政で行う防災対策について防災に関する行政の取組について 自由に意見をお出しください 12

別紙 1 自然災害等に関する情報について 1 気象業務法による予報 警報等 ( 気象台 ) 種類概要 特別警報 警報 注意報 大雨 大雪 暴風 暴風雪 波浪 高潮によって重大な災害の起こる恐れが著しく大きい場合 その旨を警告して行う予報 大雨 洪水 大雪 暴風 暴風雪等によって重大な災害の起こる恐れがある場合 その旨を警告して行う予報 大雨 洪水 大雪 強風 風雪 濃霧 雷 乾燥 なだれ 着氷 着雪 融雪 霜 低温等によって災害や被害が起こる恐れがある場合に その旨を注意して行う予報 2 水防法に基づく警報及び注意報等 (1) 洪水予報 ( 国土交通大臣又は知事 ) 区分区分発表基準 洪水注意報 洪水警報 はん濫注意情報はん濫注意水位に到達し さらに水位の上昇が見込まれる場合 はん濫警戒情報 一定時間後にはん濫危険水位に到達が見込まれる場合 あるいは避難判断水位に到達し さらに水位の上昇が見込まれる場合 はん濫危険情報はん濫危険水位に到達した時 はん濫発生情報はん濫が発生した時 水位低 水位高 水位の呼び名 ( 従来からの用語 ) 水防団待機水位 ( 通報 指定水位 ) はん濫注意水位 ( 警戒水位 ) 避難判断水位 ( 特別警戒水位 ) はん濫危険水位 ( 危険水位 ) 持つ意味各水防機関が水防体制に入る水位水防団出動の目安となる水位市民へはん濫に関する情報を発信し 注意喚起を行う避難勧告 指示の発令判断の目安 市民の避難判断の参考 水位危険度レベル 1 2 3 4 水位住民等に求める行動の段階 水防団待機水位からはん濫注意水位まではん濫注意水位から避難判断水位まで避難判断水位からはん濫危険水位まではん濫危険水位からはん濫発生まで 水防団が体制を整える段階 はん濫の発生に対する注意を求める段階 避難準備などの はん濫発生に対する警戒を求める段階いつはん濫が発生してもおかしくない状態避難していない住民への対応を求める段階 5 はん濫の発生以降はん濫水への警戒を求める段階 13

別紙 1 (2) 水防警戒 ア国土交通大臣の行う水防警戒 ( 発表責任者 : 天竜川上流河川事務所長 ) ( ア ) 水防警報を行う河川名及びその区域 水位情報周知河川名 区 域 天竜川 左岸 辰野町大字平出字平田 ( 町道橋 ) から飯田市龍江姑射橋まで ( 上流 ) 右岸 辰野町大字平出字平田 ( 町道橋 ) から飯田市川路姑射橋まで ( イ ) 水防警報の対象となる水位観測所及び水位 河川名天竜川 観測所名 位 置 水防団待機水位 ( 通報水位 ) はん濫注意水位 ( 警戒水位 ) 避難判断水位はん濫危険水位 ( 特別警戒水位 ) ( 危険水位 ) 市田高森町下市田 0.7m 1.4m 3.3m 3.6m 伊久間 喬木村伊久間 1.4m 1.7m 天竜峡 飯田市龍江太田下 9.7m 11.0m 15.6m 16.2m イ長野県知事の行う水防警戒 ( 発表責任者 : 飯田建設事務所長 ) ( ア ) 水防警報を行う河川名及びその区域水位情報周知河川名区域南信濃押出 ( 押出橋 ) から南信濃尾之島 ( 八重河内川合流点 ) 遠山川南信濃柳瀬 ( 月の島橋 ) から南信濃大町 ( 宮の前橋 ) 松川飯田市鼎切石 ( 妙琴公園 ) から飯田市松尾新井 ( 天竜川合流点 ) ( イ ) 水防警報の対象となる水位観測所及び水位 河川名 観測水防団待機水位はん濫注意水位避難判断水位はん濫危険水位位置所名 ( 通報水位 ) ( 警戒水位 ) ( 特別警戒水位 ) ( 危険水位 ) 遠山川 飯田市南信濃和田 2.4m 3.3m 5.0m 5.5m 和田 ( 中橋 ) 南和田飯田市南信濃 2.4m 3.7m 4.9m 5.5m ( 平岡 ) 名古山 ( 中央橋 ) 松川 上茶屋 飯田市鼎上茶屋 1.8m 2.1m 2.6m 2.9m ウ松尾地区内水排除 ( ア ) 待機飯田市災害対策本部又は災害警戒本部 ( 建設部長 ) は 伊久間水位計が0.5mに近づいた場合 内水排除関係者に待機を指示 ( 要請 ) する ( 平常時水位 -1.4m 位 ) ( イ ) 出動飯田市災害対策本部又は災害警戒本部 ( 建設部長 ) は 伊久間水位計が1.0mに近づいた場合 内水排除関係者に水神水防倉庫への出動を指示 ( 要請 ) する 14

別紙 1 3 その他の情報 (1) 土砂災害警戒情報 ( 長野県と長野地方気象台が共同で発表 ) 区分 土砂災害警戒情報 発表基準 2 時間先までの予測雨量から求めた60 分積算雨量と土壌雨量指数の関数曲線値が 土砂災害発生危険基準線を超えると予測した場合 土砂災害警戒情報を分割して発表する名称と区域 市 発表地域名称 区 域 飯田市 飯田 上村南信濃 飯田市のうち上村南信濃の区域を除く区域 飯田市のうち上村自治振興センター南信濃自治振興センター管内 (2) 記録的短時間大雨情報 ( 府県気象情報の一種として発表 ) 区分発表基準 記録的短時間大雨情報 1 時間雨量 100mm (3) 竜巻注意情報 区分竜巻注意情報 発表基準 雷注意報が発表されている状況下において 竜巻等の激しい突風の発生する可能性が高まった時に発表する この情報の有効時間は 発表から1 時間である 4 地震情報 ( 気象庁及び長野地方気象台 ) (1) 緊急地震速報 ( 警報 予報 ) 緊急地震速報は 地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模 ( マグニチュード ) を直ちに推定し これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推定し 可能な限り素早く知らせる地震動の警報及び予報 県 市 放送事業者等は 伝達を受けた緊急地震速報を市町村防災行政無線等により市民への伝達を行う ア緊急地震速報 ( 警報 ) 最大震度 5 弱以上の揺れが推定されたときに 震度 4 以上の揺れが予想される地域に対し地震動により重大な災害が起こる恐れのある旨を警告して発表するもの 一般にはテレビ等を通じて伝えられる イ緊急地震速報 ( 予報 ) 最大震度 3 以上又はマグニチュード3.5 以上等と推定されたときに 主に高度利用者向けの情報として伝えられる 15

別紙 1 (2) 震度速報震度 3 以上の大きな揺れを伴う地震が発生したことを知らせる情報 地震発生後約 1 分半で 震度 3 以上を観測した地域名と地震の揺れの発現時刻を発表する 一般にはラジオ テレビを通じて発表される 5 避難準備情報 避難勧告 避難指示人命 身体の保護又は災害の拡大防止のため 必要と認められる場合は 市民に対して状況に応じて 避難準備情報の伝達 避難勧告 避難指示を行います (1) 種類別実施時の状況と災害発生予測 区分 避難情報の意図 発表される状態 人的被害の発生する可能性が高まっ 避難準備 た状態 避難準自主避難の 災害時に援護を必要とされる方な備情報目安にど 避難に時間を必要とする方が行動 を開始しなければならない段階 住民に求められる行動 いつでも避難できるように準備を整え 災害情報に注意してください 高齢者や子どもは 避難所に避難させてください 避難勧告 避難を開始してください 人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状態 避難行動を開始しなければならない段階 避難の心得を確認し 家族 近所で助け合いながら避難所に避難を開始します 避難指示 前兆現象の発生 現在の切迫した状 危険です 況から人的被害の発生する危険性が非今すぐ避難常に高いと判断された状況 または人してくださ的被害の発生した状況 い 危険です 速やかに避難所に避難してください 危険な箇所を避け あわてず落ち着いて行動してください 16

前の対策発災時の対応発災後の対応どうすれば命を守ることができるか! 別紙 2 1 段階に応じた対策を! 事1まわりの危険箇所の把握 常に自分に振りかかるリスクを予想する 2 携行品 非常持出品 備蓄品を準備する 3 適切な行動ができるよう訓練する ( 参加する ) 4 避難先 安否確認方法を確認しておく 5 建物 室内の安全性を高める 1 身を守る行動 ( 安全ゾーンへの移動 ダンゴムシのポーズ ) 2 周囲への伝達 ( 身を守れ! 落ち着け! 火事だ! ) 32 次被害への注意 ( 余震 交通事故 単独行動 ) 1 災害対策本部 ( 地区拠点 ) への情報伝達 応援要請 2 複数人での人命救助 救護活動 3ライフライン ( 含む代替手段 ) 物資の確保 4 人員 ( 有資格者 交代要員 ) の確保 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 1 2 自宅 勤め先等の耐震化と家具の固定 事前対策で大切なポイント 1 17 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 2

事前対策で大切なポイント 2 ~ 室内で死傷しないために ~ 3 何をしたら良いのか 家にあるものすべてが凶器になる! どのような危険が潜んでいるのかを知る 家の中は危険がいっぱい どうなるか想像してみる 物を減らす 花瓶 時計 食器 照明器具 本などあらゆるものが凶器 ライトなどはシリコン製の割れないものを 家具を固定化する ガラスの飛散防止フィルム貼りも忘れずに 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 3 事前対策で大切なポイント 3 ~ 室内で死傷しないために ~ 4 何をしたら良いのか 家具の配置を見直す! 寝ている上に倒れてこない 避難導線上に置かない 後ろから襲われない ドア付近に置かない 居室の中央に置かない 18 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 4

事前対策で大切なポイント 4 5 携行品 非常持ち出し品 備蓄品の 3 段階で! 家庭や勤務先にも! 携行品 飲料水 懐中電灯 笛 ( ホイッスル ) 携帯食 携帯ラジオ 携帯電話 ( 予備電池も ) 持病薬 雨具 簡易トイレ 非常持出品 携行品のほかに 非常食 ヘルメット 手袋 乾電池 救急用具 衛生用品 防寒グッズ タオル ビニールシート 布ガムテープ メモ 便袋など 備蓄品 携行品 持出品のほかに 衣類 毛布 保存食類 食器 鍋 ラップ ホイル カセットコンロ カセットボンベ 歯磨き等 ドライシャンプー 給水袋 ポリタンク スリッパ 工具 重曹 ( 消臭 掃除 ) など 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 5 事前対策で大切なポイント 5 ~ 食料編 ~ 6 何を用意したら良いのか 目標 : いつもと同じ食事ができるように!7 日分以上 飲料水 ( 一人 3 リットル / 日 ) 水道水を 1 週間程度保存して お風呂の水として活用 保存性の高いもの 乾麺類 インスタント食品 缶詰 ナッツ等栄養バランスを考慮 普段使っているものが半分になったら補充する習慣を! 美味しいもの 嗜好品 自然解凍食品 菓子 など心が豊かになるもの 栄養のバランスにも配慮 野菜の摂取 ミネラル分の補給 19 長野県飯田市危機管理室防災係 平成 28 年版 Copyright Iidacity. All rights reserved 6

時間の経過事前の防災対策を!~ 地域防災力向上 ~ 7 災害で死者を出さないための地域で出来る事前の防災対策 ~ 地震編 ~ 1 倒壊の恐れのある建物 構築物を把握して 地区住民に周知 2 全世帯の家具の固定化を推進 特に災害時要支援者宅を早急に実施 3 助け合いマップなどを作成して 予め誰が誰の安否確認や避難誘導 救助をするか決めておく 4 一時避難場所と安否確認方法を 隣組単位で決めておく 5 隣組ごとに世帯台帳 ( 昼間 夜間の所在や連絡先など ) を準備しておく 6 隣組からの各区 区から町役場への情報伝達手段を確保 7 参集できた人だけで災害対応 ( 情報収集 伝達 救助 ) する訓練を! 8 防災訓練はマンネリ化?~ あなたはどこを鍛えたいですか?~ 知識考え方意思決定活動 研修会 講演会 ワークショップ机上演習図上演習 防災ゲーム実働型訓練 7 事前の防災対策を!~ 様々な防災訓練 ~ 9 個別の実働訓練と総合訓練 総合訓練 個別訓練 情報収集 伝達訓練 消火訓練 救出 救護訓練 避難訓練 給食 給水訓練 避難所運営訓練 避難所体験訓練 資機材使用方法習得訓練 ( 点検 ) 発災 状況付与 被害状況付与 組織内 組織間の連携 効果的な活動 10 体験イベント型訓練で負担の軽減と参加者 層の広がりを 学校や地域の運動会で キャンプなどの行事で防災の要素を含めて 地域活動や行事に1つ防災ネタを含めて 20 8