「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

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平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版) 1/4

平成18年度推進計画の進行状況_参考資料

 

1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

男女間における暴力に関する調査報告書<概要版>

平成29年高齢者の健康に関する調査(概要版)

満足度調査 単純集計結果

平成24年度高齢者の健康に関する意識調査結果 食生活に関する事項

 

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

附帯調査

01 公的年金の受給状況

02世帯

人生100年時代の生活に関する意識と実態

平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版)2/4

世論調査報告書

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

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調査概要 調査対象 : 東京都 愛知県 大阪府 福岡県の GF シニアデータベース 有効回答件数 :992 件 標本抽出法 :GF RTD( ランダム テレフォンナンバー ダイアリング ) 方式 調査方法 : アウトバウンド IVR による電話調査 調査時期 : 平成 23 年 8 月 4 日 (

調査レポート

Microsoft Word - 2_調査結果概要(訂正後)

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1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

1 がんに対する印象 認識について (1) がんに対する印象 問 1 あなたは, がんについてどのような印象を持っていますか この中から 1 つだけお答えください こわいと思わない( 小計 ) 22.4% 24.6% こわいと思わない 12.1% 13.6% どちらかといえばこわいと思わない 10.

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出産・育児調査2018~妊娠・出産・育児の各期において、女性の満足度に影響する意識や行動は異なる。多くは子どもの人数によっても違い、各期で周囲がとるべき行動は変わっていく~

スライド 1

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

PowerPoint プレゼンテーション

附帯調査

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

1 内閣府が実施する世論調査の概要 所掌事務 内閣府設置法第 4 条第 3 項 39 世論の調査に関すること 事業の目的 内閣府では 基本的な国民意識の動向や政府の重要施策に関する国民の意識を把握するために 世論調査を実施している 世論調査では 調査対象の縮図となるように 代表性を確保する必要性があ

03 Ⅱ-1 配偶者等からの暴力に関する認知度

厚生労働省発表

4. 調査票の回収状況 < 調査地域の調査対象数および有効回収数 回収状況など> 調査対象数 ( 地点数 ) 有効回収数 有効回収率 地域別構成 全体 6,(3) 3, 札幌市 32(16) 仙台市 18( 9) さいたま市

標本数及び有効回収数 : 標本数 2,624 人 有効回収数 1,480 人 ( 有効回収率 56.4%) 調査対象者の基本属性 : 男性 33.0% 女性 67.0% 65~74 歳 49.7% 75 歳以上 50.3% 未婚 15.5% 離別 20.7% 死別 61.7% 有配偶 2.1% 子ど

【プレスリリース】AAIF2018

1 ジカウイルス感染症の認知度 問 1 あなたは, ジカウイルス感染症, いわゆるジカ熱を知っていますか この中から 1 つだけお答えください どのような病気か詳しく知っている 9.1% どのような病気かある程度知っている 44.9% 名前だけ知っているが, どのような病気かは知らない 37.7%

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

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140 国家公務員共済組合年金受給者実態調査 障害共済年金 障害年金受給者実態調査票 ( 平成 28 年 2 月 1 日現在 ) ここは記入しないで下さい 問 1 あなたは国家公務員共済年金のうち障害共済年金もしくは 問 8 あなたは日常生活をするのに他の人の介護を必要としますか 障害年金を受給して

Microsoft Word - 認知度調査HP原稿

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

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5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

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「健康寿命」の伸長には若い頃からの健康改善が重要~2012年「健康寿命」の公表について考える

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

1 クレジットカードの利用意向 (1) クレジットカードを積極的に利用したいと思うか 問 1 あなたは, クレジットカードを積極的に利用したいと思いますか この中から 1 つだけお答えください そう思う( 小計 ) 39.8% そう思う 20.3% どちらかといえばそう思う 19.5% そう思わない

2006年7月6日

02 28結果の概要(3健康)(170622)

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表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

厚生労働省発表

社会保障改革に関するこれまでの主な議論

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

平成29年版高齢社会白書(全体版)

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質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代


2018 年 5 月 全国の男女 1000 名に聞いた 余命が限られた場合 どのような医療を受け どのような最期を過ごしたいか 日本ホスピス 緩和ケア研究振興財団 ( 理事長柏木哲夫 ) では 全国の男女 1,000 名を対象に標記についてのアンケート調査を実施いたしました この程 その調査結果がま

報道関係各位 2015 年 7 月 31 日 ガルデルマ株式会社 塩野義製薬株式会社 ~ ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 より ~ ニキビ経験者の多くが ニキビ治療を軽視 軽いニキビでも ニキビ痕 が残る ことを知らない人は約 8 割 ガルデルマ株式会社 ( 本社 : 東京都新

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

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表紙

~「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査~

                                        

1 マイナンバーの提示について (1) マイナンバーの提示状況問 1 あなたは マイナンバーをどのような手続で届け出たり 記載したことがありますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 2 項目 ) 職場やアルバイト先で給料や社会保険の手続をしたとき 29.1% 年末調整や

平成30年度 患者様満足度調査 【外 来】

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いろいろな治療の中で して欲しい事 して欲しくない事がありますか? どこで治療やケアを受けたいですか? Step2 あなたの健康について学びましょう 主治医 かかりつけ医や他の医療従事者にあなたの健康について相談する事も大切です 何らかの持病がある場合には あなたがその病気で将来どうなるか 今後どう

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人生100年時代の結婚に関する意識と実態

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

資料 1( 調査票 ) 在宅介護実態調査調査票 被保険者番号 A 票の聞き取りを行った相手の方は どなたですか ( 複数選択可 ) 1. 調査対象者本人 2. 主な介護者となっている家族 親族 3. 主な介護者以外の家族 親族 4. 調査対象者のケアマネジャー 5. その他 A 票 認定調査員が 概

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ボランティア行動等実態調査【速報】

表 1 高齢者虐待の判断件数 相談通報件数 ( 平成 26 年度対比 ) 養介護施設従事者等 ( 1) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 養護者 ( 2) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 27 年度 408 件 1,640 件 15,976 件 26

Microsoft Word - リリース doc

< 調査概要 ( 経営者版 )> 調査期間 : 平成 29 年 8 月 2 日 ( 水 )~10 月 20 日 ( 金 ) 調査地域 : 全国 調査方法 : 当社営業職員によるアンケート回収 回答数 :13,854 部無作為に 5,000 サンプル ( 男性 :4,025 名 :975 名 ) を抽

質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

「終活」に関する意識調査

相対的貧困率等に関する調査分析結果について

平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

Transcription:

高齢者の健康に関する意識調査 結果 ( 概要 ) 1 調査の目的我が国では高齢化が急速に進んでおり 平成 25 年 (2013 年 ) には高齢者が国民の4 人に1 人となり 平成 47 年 (2035 年 ) には3 人に1 人となると予測されている 本格的な高齢社会を迎え 国民の一人一人が長生きして良かったと実感できる社会を築き上げていくためには 就業 所得 健康 福祉 学習 社会参加 生活環境等に係る社会システムが高齢社会にふさわしいものとなるよう 不断に見直し 適切なものとしていく必要がある このような観点から 本調査は 健康状態 生きがい 外出 食生活 介護 医療に関する点など 高齢者の健康に関する意識等を把握するとともに 前 3 回 ( 平成 8 年度 平成 14 年度 平成 19 年度 ) の調査と時系列分析を行い 今後の高齢社会対策の推進に資することを目的として実施した 2 調査対象者, 調査方法, 調査事項等 (1) 調査対象者全国の55 歳以上の男女 (2) 調査方法 調査員による個別面接聴取法 (3) 調査事項 1 健康状態に関する事項 2 日常生活に関する事項 3 医療に関する事項 4 福祉に関する事項 5 食生活に関する事項 6 の事項 7 高齢者政策や支援に関する事項 (4) 調査実施期間平成 24 年 9 月 27 日 ~10 月 14 日 (5) 標本抽出方法 層化二段無作為抽出法 (6) 標本数及び有効回収数ア. 標本数, 有効回収数, 回収率標本数 3,000 人有効回収数 1,919 人 (64.0%) 1

イ. 調査不能数, 不能内訳調査不能数 ( 率 )1,081 人 (36.0%) 不能内訳転居 78 長期不在 86 一時不在 270 住所不明 31 拒否 520 96 (7) 調査実施機関 一般社団法人中央調査社 (8) 調査の協力者 本調査は 内閣府政策統括官 ( 共生社会政策担当 ) の委託研究の一環として 一般社団法人中央調査社が学識経験者の協力を得て実施した 企画分析委員は以下のとおりとなっている 白波瀬佐和子 ( 東京大学大学院人文社会系研究科教授 ) 杉澤 秀博 ( 桜美林大学大学院老年学研究科教授 ) 直井 道子 ( 桜美林大学大学院老年学研究科客員教授 ) 安村 誠司 ( 福島県立医科大学医学部教授 ) (50 音順敬称略 ) (9) 過去の調査について ( 標本数, 有効回収数, 回収率 ) 本報告書で結果を引用した過去の調査結果は次のとおりである ( 調 査 名 ) ( 母集団 ) ( 標本数 ) ( 有効回収数 ) 平成 19 年度調査 高齢者の健康に関する意識調査 55 歳以上の男女 5,000 3,157 平成 14 年度調査 高齢者の健康に関する意識調査 65 歳以上の男女 3,000 2,307 平成 8 年度調査 高齢者の健康に関する意識調査 60 歳以上の男女 3,000 2,364 3 調査対象者の基本属性 (1) 性別構成 総数 男性 女性 総数構成 ( 人 ) 1,919 865 1,054 構成比 (%) 100.0 45.1 54.9 平成 19 年度構成 ( 人 ) 3,157 1,488 1,669 構成比 (%) 100.0 47.1 52.9 (2) 年齢別構成 総数 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80 歳以上 総数構成 ( 人 ) 1,919 288 389 361 345 256 280 構成比 (%) 100.0 15.0 2 18.8 18.0 13.3 14.6 平成 19 年度構成 ( 人 ) 3,157 610 676 675 544 404 248 構成比 (%) 100.0 19.3 21.4 21.4 17.2 12.8 7.9 2

4 調査結果の概要 1 健康状態に関する事項 現在の健康状態健康状態についての意識は 良い まあ良い の合計が過半数を超える 最も多いのは 普通 で 31.5%, 以下, 良い が 29.8%, まあ良い が 21.8%, あまり良くない が 14.8%, 良くない が 2.1% の順となっている 良い と まあ良い を合わせた 良い( 計 ) は 51.6% 年齢階級別にみると, 良い は 55~59 歳では 42.7% を占めているが, 年齢階級が上がるほど, 良い の割合は低くなる傾向がみられる あなたの現在の健康状態は, いかがですか 良い まあ良い 普通 あまり良くない 良くない 総 数 (1919) 29.8 21.8 31.5 14.8 2.1 良い ( 計 ) 良くない ( 計 ) 51.6 16.9 42.7 19.8 29.2 7.3 1.0 62.5 8.3 36.5 22.1 31.9 8.2 1.3 58.6 9.5 34.3 22.2 31.9 10.0 1.7 56.5 11.6 28.7 22.3 33.9 13.9 1.2 51.0 15.1 16.8 22.3 31.3 25.8 3.9 39.1 29.7 14.6 21.8 3 28.9 4.3 36.4 33.2 3

2 日常生活に関する事項 生きがい ( 喜びや楽しみ ) の有無 8 割以上の人が生きがいを感じている 十分感じている の 40.9% と 多少感じている の 41.6% を合わせた 感じている ( 計 ) の割合は, 全体の8 割以上を占める あまり感じていない は 14.4%, まったく感じていない は 2.4% である 年齢階級別にみると, 年齢階級が高くなるほど, 生きがいを感じる割合がわずかながらも低下する傾向がみられる 感じている ( 計 ) は 75~79 歳で8 割を切り,80 歳以上では 70.7% と低くなっている あなたは, 現在, どの程度生きがい ( 喜びや楽しみ ) を感じていますか 十分感じている 多少感じている あまり感じていない まったく感じていない 総 数 (1919) 40.9 41.6 14.4 0.6 2.4 感じている ( 計 ) 感じていない ( 計 ) 82.5 16.9 41.0 46.5 11.1 87.5 12.2 1.0 44.5 40.6 12.3 85.1 14.1 1.8 42.4 43.2 13.0 85.6 14.1 1.1 45.2 39.4 12.2 84.6 15.1 2.9 34.8 44.1 17.6 78.9 20.7 3.1 34.3 36.4 22.5 5.4 1.4 70.7 27.9 4

日常生活についての満足度約 9 割の人が日常生活に満足している 最も多いのは まあ満足している が 53.7%, 次いで 満足している が 34.4% となっている やや不満である は 8.8%, 不満である は 2.6% である 満足している ( 計 ) ( 満足している と まあ満足している を合わせた割合 ) は,88.2% に達する 年齢階級別にみると, 満足している は 70~74 歳で 41.2% と最も高く,55~59 歳で 30.6% と最も低い あなたは, ご自分の日常生活全般について満足していますか 満足している まあ満足している やや不満である 不満である 総 数 (1919) 34.4 53.7 8.8 2.6 満足している ( 計 ) 不満である ( 計 ) 88.2 11.4 30.6 56.3 9.0 1.0 86.8 12.2 3.1 35.2 53.2 9.0 0.5 88.4 11.1 2.1 3 54.6 9.7 88.1 11.6 1.9 41.2 49.6 6.1 90.7 9.3 3.2 31.3 55.5 11.3 86.7 12.9 1.6 33.2 54.3 8.2 3.9 87.5 12.1 5

退職希望年齢約 6 割の人が 65 歳を超えても働きたいと考えている 最も多いのは 働けるうちはいつまでも が 32.4%, 以下, 65 歳ぐらいまで が 2%, 70 歳ぐらいまで が 17.2%, 60 歳ぐらいまで が 10.6% などとなっている 働けるうちはいつまでも は, 年齢階級とともに上昇する傾向が強く,55~59 歳では 26.4%, 60~64 歳では 24.4% であるが,65~69 歳では 29.9%,70~74 歳では 35.9%,75~79 歳では 39.5% と割合が増え,80 歳以上では 42.1% となっている あなたは, 何歳ごろまで仕事をしたいですか 60 歳ぐらいまで 65 歳ぐらいまで 70 歳ぐらいまで 75 歳ぐらいまで 76 歳以上 働けるうちはいつまでも 総 数 (1919) 10.6 2 17.2 7.8 32.4 9.0 2.1 20.1 34.4 12.5 26.4 2.8 9.8 35.0 2 4.1 24.4 5.9 0.5 9.1 15.0 29.1 8.6 29.9 6.9 1.4 10.1 12.2 14.2 14.8 35.9 9.6 3.2 7.4 18.0 10.5 7.8 4.3 39.5 12.5 7.5 8.2 12.1 8.2 3.9 42.1 17.9 6

支えられるべきと思う高齢者の年齢 支えられるべき高齢者 の年齢は 75 歳以上 と考える人が約 3 割と最も多い 最も多いのは 75 歳以上 が 28.7%, 以下, 80 歳以上 が 26.7%, 70 歳以上 が 18.1% などとなっている 年齢では判断できない は 13.8% であった 年齢階級別にみると, 年齢階級が高くなるとともに, 支えられるべきと思う年齢も高くなる傾向がみられる 80 歳以上では, 年齢では判断できない が 21.1% と高くなっている あなたは, 一般的に支えられるべき高齢者とは何歳以上だと思いますか 60 歳以上 65 歳以上 70 歳以上 75 歳以上 80 歳以上 85 歳以上 これ以外の年齢 年齢ではわからな判断できいない 総 数 (1919) 4.1 18.1 28.7 26.7 5.6 13.8 1.7 1.0 5.6 26.7 30.2 18.8 5.9 1 1.7 5.1 19.5 31.9 27.0 12.1 2.8 4.2 18.0 33.8 26.0 6.1 11.1 0.6 13.0 28.7 32.5 4.6 13.6 2.3 1.4 3.2 0.6 3.9 18.8 27.0 25.0 6.6 15.6 2.3 1.4 2.5 12.9 17.9 29.6 8.6 1.4 21.1 4.6 7

3 医療に関する事項 最期を迎えたい場所自宅で最期を迎えることを希望する人は 54.6%( 男性 62.4% 女性 48.2%) 半数を超えて多いのは 自宅 で 54.6% である 次いで 病院などの医療施設 が 27.7%, 特別養護老人ホームなどの福祉施設 は 4.5%, 高齢者向けのケア付き住宅 は 4.1% などとなっている 性別にみると, 自宅 は, 女性の 48.2% よりも男性の 62.4% で, 病院などの医療施設 は, 男性の 23.0% よりも女性の 31.6% で希望する割合が高くなっている 万一, あなたが治る見込みがない病気になった場合, 最期はどこで迎えたいですか < 性別 > 病院などの医療施設 自宅 子どもの家 兄弟姉妹など親族の家 高齢者向けのケア付き住宅 特別養護老人ホームなどの福祉施設 総数 (1919) 27.7 54.6 4.1 4.5 6.9 0.7 1.1 男性 (865) 23.0 62.4 6.6 0.2 0.5 2.5 1.3 女性 (1054) 31.6 48.2 5.3 1.0 5.4 7.2 0.9 < 年齢階級別 > 病院などの医療施設 自宅 子どもの家 兄弟姉妹など親族の家 高齢者向けのケア付き住宅 特別養護老人ホームなどの福祉施設 総数 (1919) 27.7 54.6 4.1 4.5 6.9 0.7 1.1 29.9 54.9 4.2 5.2 0.7 3.1 1.7 27.0 55.3 4.6 4.1 5.9 0.5 2.3 24.9 56.0 5.3 4.4 7.5 29.9 49.6 0.9 4.1 7.5 7.5 28.5 56.6 3.9 6.6 2.7 26.8 56.1 3.6 8.9 1.1 2.9 0.7 8

配偶者に最期を迎えさせたい場所配偶者を自宅で最期を迎えさせてあげたい人は 57.7%( 男性 59.9% 女性 55.3%) 最も多いのは 自宅 で 57.7% である 次いで 病院などの医療施設 が 28.0%, 特別養護老人ホームなどの福祉施設 は 3.2%, 高齢者向けのケア付き住宅 は 2.6% などとなっている 性別にみると, 自宅 は女性の 55.3% よりも男性の 59.9% の方が, 病院などの医療施設 は男性の 26.5% よりも女性の 29.6% の方が高くなっている 配偶者と同居している方に 万一, あなたの配偶者が治る見込みがない病気になった場合, 最期をどこで迎えさせてあげたいですか < 性別 > 病院などの医療施設 自宅 子どもの家 兄弟姉妹など親族の家 高齢者向けのケア付き住宅 特別養護老人ホームなどの福祉施設 総数 (1429) 28.0 57.7 5.6 0.7 0.1 2.6 3.2 2.2 男性 (736) 26.5 59.9 5.3 2.0 3.0 2.4 女性 (693) 29.6 55.3 5.9 0.6 0.1 3.2 1.9 < 年齢階級別 > 病院などの医療施設 自宅 子どもの家 兄弟姉妹など親族の家 高齢者向けのケア付き住宅 特別養護老人ホームなどの福祉施設 総数 (1429) 28.0 57.7 5.6 0.7 0.1 2.6 3.2 2.2 55~59 歳 (244) 29.9 61.9 3.3 2.0 1.6 60~64 歳 (319) 26.3 57.1 4.1 5.6 1.6 2.5 2.5 65~69 歳 (294) 26.9 58.8 4.1 5.4 3.1 1.7 70~74 歳 (252) 30.2 54.8 4.8 6.0 2.0 1.6 75~79 歳 (170) 30.0 56.5 6.5 0.6 2.9 80 歳以上 (150) 24.7 56.0 6.0 8.0 0.7 3.3 1.3 9

延命治療に対する考え方自分が延命医療を受けたい人は 5.1% だが 家族に延命医療を受けさせたい人は 14.7% 自分が病気で治る見込みがない場合 延命のみを目的とした医療は行わず 自然にまかせてほしい が 91.0% を占め 少しでも延命できるよう あらゆる医療をしてほしい は 5.1% であった 一方 家族が病気で治る見込みがない場合 延命のみを目的とした医療は行わず 自然にまかせてほしい が 73.7% 少しでも延命できるよう あらゆる医療をしてほしい は 14.7% であった 万一, あなたの病気が治る見込みがなく, 死期が近くなった場合, 延命のための医療を受けることについてどう思いますか 少しでも延命できるよう, あらゆる医療をしてほしい 延命のみを目的とした医療は行わず, 自然にまかせてほしい 総 数 (1919) 5.1 91.0 3.2 0.7 5.6 91.0 2.1 1.4 5.9 90.7 3.3 3.3 95.0 1.1 0.6 5.5 90.7 3.2 0.6 5.9 91.4 2.3 4.3 86.4 7.5 1.8 時系列にみた自分についての延命治療に対する考え方 少しでも延命できるよう, あらゆる医療をしてほしい 延命のみを目的とした医療は行わず, 自然にまかせてほしい 平成 24 年度 (65 歳以上 ) (=1242) 4.7 91.1 3.4 平成 19 年度 (65 歳以上 ) (=1871) 7.4 87.7 4.6 平成 14 年度 (65 歳以上 ) (=2307) 9.2 81.1 8.9 10

万一, あなたのご家族の病気が治る見込みがなく, 死期が近くなった場合, 延命のための医療を受けることについてどう思いますか 少しでも延命できるよう, あらゆる医療をしてほしい 延命のみを目的とした医療は行わず, 自然にまかせてほしい 総 数 (1919) 14.7 73.7 8.8 2.8 16.0 74.3 4.9 4.9 16.5 72.8 8.0 2.8 11.1 81.7 5.5 1.7 16.2 73.0 8.4 2.3 12.9 71.9 12.1 3.1 15.4 66.4 15.7 2.5 時系列にみた家族についての延命治療に対する考え方 少しでも延命できるよう, あらゆる医療をしてほしい 延命のみを目的とした医療は行わず, 自然にまかせてほしい 平成 24 年度 (65 歳以上 ) (=1242) 13.8 73.8 2.3 10.0 平成 19 年度 (65 歳以上 ) (=1871) 21.2 66.8 1.2 1 平成 14 年度 (65 歳以上 ) (=2307) 18.8 60.9 1.4 18.9 11

健康管理に関する行政への期待行政に力を入れて欲しい健康管理は認知症が 36.0% 最も多いのは 認知症について で 36.0% である 以下, 寝たきりの予防方法について が 29.8%, 介護の方法について が 29.7% とほぼ同じ割合で続き, がん, 心臓病, 脳卒中などの生活習慣病について が 22.9%, 健康診査の内容や受け方について が 17.8% などの順となっている 年齢階級別にみると, 認知症について, 寝たきりの予防方法について, 介護の方法について は,55~59 歳,60~64 歳で高くなっている 特にない は,55~59 歳では 11.8% だが, 年齢階級が上がるほど割合が高くなり,80 歳以上では 39.6% となっている 高齢者の健康管理について, あなたが国や地方自治体に力を入れてほしいことは何ですか (3 つまでの複数回答 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 認知症について 寝たきりの予防方法について 36.0 45.8 44.2 37.1 34.2 29.3 21.4 29.8 34.7 34.7 30.2 27.2 27.0 23.2 食生活のあり方について 骨粗鬆症について 10.7 12.2 11.1 12.5 11.3 8.2 7.9 7.8 6.6 6.7 7.8 8.7 9.8 7.9 総数 (=1919) 55~59 歳 (=288) 60~64 歳 (=389) 65~69 歳 (=361) 70~74 歳 (=345) 75~79 歳 (=256) 80 歳以上 (=280) 介護の方法について 10.0 29.7 41.0 38.8 31.9 28.4 23.0 歯の健康について 3.6 3.8 2.8 4.2 4.3 がん, 心臓病, 脳卒中などの生活習慣病について 22.9 27.4 27.2 26.6 24.1 18.0 10.7 2.7 1.5 1.9 2.6 3.6 健康診査の内容や受け方について 17.8 2 2 2 19.1 13.7 9.6 特にない 22.0 11.8 12.9 17.7 24.3 31.3 39.6 心の健康について 14.1 17.4 18.3 17.7 10.1 7.4 11.4 2.9 2.4 1.5 1.4 2.0 4.7 6.8 12.1 健康増進のための運動方法について 1 15.2 12.5 13.3 11.3 7.9 12