CHAPTER 4 全機能を備えたシステムの場合 電話 Outlook の受信トレイ および Cisco Unity Inbox を使用して メッセージを確認できます 一度新規のボイスメッセージを聞き取るか開くと そのメッセージは削除するまで保存されます (Cisco Unity のデフォルト設定では 一定の経過時間に達した場合にメッセージを自動的に削除することはありません Cisco Unity がメッセージ保存ポリシーを強制的に実行するように設定されている場合 Cisco Unity の管理者に Cisco Unity からメッセージが完全に削除されるまでの期間を確認してください この章では 次の項について説明します 電話によるメッセージ確認 (P.4-2) Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 (P.4-7) Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 (P.4-9) ヒント メールボックスのサイズが割り当て分を超えた場合の対処方法については P.3-14 の メールボックスのサイズの管理 を参照してください 4-1
電話によるメッセージ確認 第 4 章 電話によるメッセージ確認 Cisco Unity を使用して 新しいメッセージおよび開封済みメッセージを電話で確認できます また Cisco Unity の設定状況によりますが 電話で削除されたメッセージの再生と復元を行うことができます デフォルトでは Cisco Unity にアクセスすると 新しいメッセージおよび開封済みメッセージの数がわかります Cisco Unity Assistant でこの機能をオフにできますが 特定の開封済みメッセージに進んだり戻ったりできるため 開封済みメッセージの数がわかると便利です メッセージの数に続いて Cisco Unity はメッセージタイプメニューを再生します ( メニューが使用可能な場合 ) メニューを聞き 必要としているメッセージのタイプをボイスメッセージ 受信確認 ( 開封 配信 不達 ) 電子メール ( テキスト / スピーチオプションを使用している場合 ) およびファックス ( ファックスオプションを使用している場合 ) から選択できます Cisco Unity は Cisco Unity Assistant で指定した再生順序に従って メッセージを再生します ユーザが残したメッセージの場合 Cisco Unity はデフォルトでメッセージ番号 タイムスタンプ およびメッセージを残したユーザの名前や内線番号を再生します 身元不明発信者が残したメッセージの場合 Cisco Unity はメッセージ番号とタイムスタンプを再生します また 発信者の電話番号がわかっていて 管理者により番号を通知するように設定されている場合は その電話番号も再生します ( 身元不明発信者とは Cisco Unity ユーザ以外の外部の発信者 またはメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしていないユーザです ) Cisco Unity Assistant を使用して メッセージの再生前後に メッセージとメッセージ送信者に関して Cisco Unity が再生する情報を指定します この項では 2 つの手順を示しています Cisco Unity が標準カンバセーションを再生するように設定されている場合にメッセージを確認するには 1 番目の手順 電話でメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) を実行してください Cisco Unity がオプションカンバセーション 1 を再生するように設定されている場合にメッセージを確認するには 2 番目の手順 電話でメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) を実行してください 電話で削除されたメッセージを確認する ( 該当する場合 ) には P.5-4 の 電話による削除済み を参照してください 4-2
第 4 章 電話によるメッセージ確認 ヒント 中にキャンセルまたはひとつ戻るには * を押し ヘルプを表示するには 0 を押します 電話でメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) ステップ 1 ステップ 2 Cisco Unity にログオンします 新しいメッセージを聞くには 1 を押します または 開封済みメッセージを聞くには 31 を押します ステップ 3 聞きたいメッセージのタイプを選択するには 次のキーを使用します (Cisco Unity Assistant でメッセージタイプメニューが使用不能な場合は このメニューは聞けません ) キータスク 1 ボイスメッセージ 2 電子メール 1 3 ファックス 1 4 受信確認 2 # すべてのメッセージ 1. メッセージタイプメニューでは電子メールのキーとファックスのキーを使用できますが Cisco Unity はシステムがテキスト / スピーチオプションを使用している場合にだけ電子メールを再生し システムがファックスオプションを使用している場合にだけファックスを再生します ファックスメッセージの場合 メッセージプロパティ ( たとえば 送信者や日時 ) だけが再生されることに注意してください 2. すべてのタイプの受信確認を受け取れるとは限りません Cisco Unity の管理者に Cisco Unity がユーザに対して開封 配信 および不達確認を送信するように設定されているかどうかを問い合せてください 4-3
電話によるメッセージ確認 第 4 章 ステップ 4 メッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 最初からメッセージを再生 5 音量の変更 1 12 番号を指定して開封済みメッセージを再生 6 高速再生 14 前の開封済みメッセージを再生 7 メッセージの巻き戻し 16 次の開封済みメッセージを再生 8 一時停止 / 再生 2 保存 9 早送り 3 削除 # 最後まで早送り 4 低速再生 ## メッセージをスキップして そのまま保存 1. 一部のシステムでは使用不可 ステップ 5 メッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 再度メッセージを再生 5 メッセージの転送 2 保存 6 新規メッセージとして保存 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 3 削除 7 メッセージの巻き戻し 4 返信 (NDR に対する再送信 ) 8 ファックス機への電子メールまた はファックスの送信 1 42 全員へ返信 9 メッセージプロパティの再生 44 メッセージ送信者の呼び出 # そのまま保存 し 1 1. 一部のシステムでは使用不可 4-4
第 4 章 電話によるメッセージ確認 電話でメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) ステップ 1 Cisco Unity にログオンします ステップ 2 新しいメッセージを聞くには 1 を押します または 開封済みメッセージを聞くには 31 を押します ステップ 3 聞きたいメッセージのタイプを選択するには 次のキーを使用します (Cisco Unity Assistant でメッセージタイプメニューが使用不能な場合は このメニューは聞けません ) キータスク 1 ボイスメッセージ 2 電子メール 1 3 ファックス 1 4 受信確認 2 # すべてのメッセージ 1. メッセージタイプメニューでは電子メールのキーとファックスのキーを使用できますが Cisco Unity はシステムがテキスト / スピーチオプションを使用している場合にだけ電子メールを再生し システムがファックスオプションを使用している場合にだけファックスを再生します 2. 受信確認を受け取れない場合があります Cisco Unity の管理者に Cisco Unity がユーザに対して開封 配信 および不達確認を送信するように設定されているかどうかを問い合せてください ステップ 4 メッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 メッセージの巻き戻し 5 メッセージプロパティの再生 12 番号を指定して開封済みメッセージを再生 6 高速再生 4-5
電話によるメッセージ確認 第 4 章 キータスクキータスク 14 前の開封済みメッセージを 66 より高速で再生 再生 16 次の開封済みメッセージを 7 音量を下げる 1 再生 2 一時停止 / 再生 8 音量のリセット 1 3 早送り 9 音量を上げる 1 33 最後まで早送り # メッセージをスキップして そのまま保存 4 低速再生 ## メッセージをスキップして 新規メッセージとして保存 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 44 より低速で再生 1. 一部のシステムでは使用不可 ステップ 5 メッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 スキップバック 8 返信 (NDR に対する再送信 ) 2 ファックス機への電子メールまたはファックスの送信 1 1. 一部のシステムでは使用不可 82 全員へ返信 4 再度メッセージを再生 88 メッセージ送信者の呼び出し 1 5 メッセージプロパティの再生 9 保存 6 メッセージの転送 # そのまま保存 7 削除 ## 新規メッセージとして保存 4-6
第 4 章 Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 ユニファイドメッセージユーザは Outlook の受信トレイから ボイスメッセージ ファックス ( ファックスオプションを使用している場合 ) および電子メールメッセージを確認できます 受信トレイでは ボイスメッセージおよびファックスメッセージは次のアイコンでマークが付けられます ボイスメッセージ ファックスメッセージ [ 差出人 ] フィールドの情報で 送信者を識別できます このフィールドには Cisco Unity のユーザ名または Unity メッセージシステム のどちらかが表示されます 後者は Cisco Unity ユーザ以外 またはメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしていないユーザによってメッセージが残された場合に表示されます 発信者の電話番号がわかる場合は [ 件名 ] フィールドに番号が表示されます 新しいボイスメッセージの到着を通知するサウンドの変更方法 または低帯域幅環境用に ViewMail をカスタマイズする方法の詳細については ViewMail オプションの変更 の章を参照してください Outlook の受信トレイからボイスメッセージとファックスメッセージを確認する ステップ 1 ステップ 2 Outlook の受信トレイを開きます ボイスメッセージまたはファックスメッセージをダブルクリックして開きます (Outlook のプレビューペインでボイスメッセージとファックスメッセージを確認することはできません ) 4-7
Outlook の受信トレイからのメッセージ確認 第 4 章 ステップ 3 開いたボイスメッセージで Media Master コントロールバーの [ 再生 ] をクリックして メッセージを再生します または 開いたファックスメッセージの添付ファイルをダブルクリックして コンピュータのファックスビューアプログラムを起動します 4 3 55428 4 4 3 55429 ステップ 4 ボイスメッセージまたはファックスメッセージで [ 標準 ] ツールバーのボタンを使用すると 電子メールメッセージの処理と同様にメッセージを管理できます 4-8
第 4 章 Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 Cisco Unity Inbox からボイスメッセージとファックスメッセージ ( ファックスオプションがある場合 ) を確認できます ( 電子メールメッセージは Cisco Unity Inbox では利用できません ) [ 差出人 ] フィールドの情報で 送信者を識別できます このフィールドには Cisco Unity のユーザ名または Unity メッセージシステム のどちらかが表示されます 後者は Cisco Unity ユーザ以外 またはメッセージを残す前に Cisco Unity にログオンしていないユーザによってメッセージが残された場合に表示されます 発信者の電話番号がわかる場合は [ 件名 ] フィールドに番号が表示されます 新しいメッセージを聞いた または表示した後 [ メッセージリストの更新 ] アイコンをクリックして Cisco Unity Inbox を更新すると 新しいメッセージのアイコンが消えていることが確認できます Cisco Unity Inbox からボイスメッセージとファックスメッセージを確認する ステップ 1 Cisco Unity Inbox からボイスメッセージを確認するには メッセージの隣にあるスピーカのアイコンをクリックします ( 再生を停止するには もう一度このアイコンをクリックします ) または ボイスメッセージを開いて再生できます a. Cisco Unity Inbox で 送信者名をクリックし 新しいウィンドウでメッセージを開きます b. Media Master コントロールバーで [ 再生 ] をクリックします ( 再生を停止するには [ 停止 ] をクリックします Media Master コントロールバーを使用する方法の詳細については P.3-11 の Media Master コントロールバーの使用方法 を参照してください ) ファックスメッセージの場合 添付されたファックスのリンクをクリックして コンピュータのファックスビューアプログラムを起動します ステップ 2 ボイスメッセージやファックスメッセージを管理するには 次のアイコンとメッセージメニューオプションを使用します 4-9
Cisco Unity Inbox からのメッセージ確認 第 4 章 前のメッセージ 次のメッセージ 返信 (NDR に対する再送信 ) 全員へ返信 転送 削除 保存 未開封マークを付ける ( ファックスと NDR の場合は未読マークを付ける ) 閉じる 前のメッセージを開きます 次のメッセージを開きます 送信者にボイスメッセージで返信します ( 他の Cisco Unity ユーザからのメッセージに対してのみ使用可能 ) 元のメッセージを再送信することによって 不達確認 (NDR) に返信することができます メッセージを再送信する前に 受信者リストと件名を編集できます 特殊配信オプションを ( 再 ) 設定することも可能です ( ファックスメッセージは再送信できないことに注意してください ) メッセージを受信したすべての Cisco Unity ユーザにボイスメッセージで返信します 別のユーザまたは同報リスト ( あるいはその両方 ) にメッセージを送信します ( プライベートのマークが付いているメッセージは転送できないことに注意してください ) メッセージを削除します メッセージと すべての変更 ( メッセージに新規のマークを付けた 件名を変更したなど ) を保存し Cisco Unity Inbox に戻ります メッセージを新規メッセージとして保存する場合は このチェックボックスをオンにします ( この結果 電話機の MWI が点灯します ) 変更を保存せずにメッセージを閉じ Cisco Unity Inbox に戻ります 4-10