(1) 婦人と年少者 にみる 3 件の事例

Similar documents
2


なぜ、東アジアで都市ネットワークが広がるのか

PowerPoint Presentation

92

スライド 1

本文 ※柱に注意!/001~005 道内経済の動き

untitled

untitled

,877 61,524 33, ,292, ,653 57,601 95,188 2,416 1,767,

2016DIC129.神奈川労働手帳.indd

160203_01_omori_四_e.indd

409 就業規則の不利益変更に関する労働契約上の法的課題 内藤研究会

2. 様式の改正については平成 25 年 4 月 1 日付けで行う予定としているが 4 月以降も当面の間は改正前の様式を引き続きご利用できること 3. 改正後の新様式で届出を行う場合の記載方法等については別添 1 改正前の様式で届出を行う場合の記載方法については別添 2のとおりリーフレットを作成した

報告書

% 15.8% 14.8% 15.0% 16.0% 16.5% 0.5% 16.1% 15.2% 16.9% 15.7% 17.1% 18.6% 0.4% 21.4% 15.8% 14.8


新入_本文.smd

PowerPoint Presentation

untitled

( ) () ( ) 12/6

PR

橡第4回行財政改革懇話会会議録.PDF

URL

( ) 47.9 (22.3 )

【アフィリコード】総合マニュアル

【アフィリコードプラス】総合マニュアル

untitled



1-1.indd

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

Microsoft PowerPoint - 020_改正高齢法リーフレット<240914_雇用指導・

<23318ED0984A8E6D8F898B A8AEE2E786C7378>

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63>

2

橡0420報告書最終版.ppt[読み取り専用]

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

/ 30 / - 2 -

大学等における社会人の受け入れ状況調査

被告は 高年法 9 条 2 項に規定する協定をするため努力したにもかかわらず協議が調わ なかったものと認めることはできず 本件就業規則 29 条が高年法附則 5 条 1 項の要件を具 備していないというべきである 本件継続雇用制度の導入を定める本件就業規則 29 条は 手続要件を欠き無効であり 原

佐藤委員提出資料

紀要No.9_006王_CS.indd

無期労働契約への転換を就業規則に定めましょう 期間の定めのある労働契約 ( 有期労働契約 ) で働く社員に適用される就業規則を別に作成する場合には 下記の条項を追加しましょう ( 下記の条項はモデル例です ) ( 無期労働契約への転換 ) 第 条期間の定めのある労働契約で雇用する労働者のうち 通算契

9-1 退職のルール 職することは契約違反となります したがって 労働者は勝手に退職することはできません 就業規則に 契約期間途中であっても退職できる定めがある場合には それに従って退職できることになりますが 特段の定めがない場合には なるべく合意解約ができるように 十分話し合うことが大切です ただ

就職活動ガイドブック


2019-touren1-1

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

瀬田唐橋景観検討について

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

少子高齢化班後期総括

<967B92AC B82DC82BF82C382AD82E88C7689E68F912E706466>

PowerPoint プレゼンテーション

違反する 労働契約法 20 条 長澤運輸事件最高裁 ( 平成 30 年 6 月 1 日判決 ) 速報 2346 号定年後再雇用の嘱託者につき精勤手当 超勤手当を除く賃金項目は労働契約法 20 条に違反しないとされた例 定年後 1 年契約の嘱託社員として再雇用されたトラック乗務員の一審原告らが 定年前

1、開催年月日時刻及び場所

(2) 次に これを従業員規模別にみると 100 人以上の企業と 100 人以下の企業とでは傾向が大きく違っている 総じて言えば 規模の大きい企業では減らしているとする企業の割合が多く 規模の小さな企業では増やすか 減らすとしても 減らすと回答する企業は非常に少なくなる傾向にある (4) 総じて言え

DM

H30管理の手引きcs5.indd

ごあいさつ

untitled

3. 無期労働契約への転換後の労働条件無期労働契約に転換した後の職務 勤務地 賃金 労働時間等の労働条件は 労働協約 就業規則または個々の労働契約等に別段の定めがない限り 直前の有期労働契約と同一になるとされており 無期転換に当たって職務の内容などが変更されないにもかかわらず 無期転換後の労働条件を

PowerPoint プレゼンテーション

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

平成19年度中心市街地にぎわい支援事業

休業補償( 法 76 条 ) 使用者は 労働者が業務上負傷し 又は疾病にかかった場合には 療養補償として必要な療養を行い または療養の費用を負担し ( 法 75 条 ) その療養のために 労働することができないために賃金を受けない労働者に対しては 療養中平均賃金の 100 分の 60 の休業補償を行



事業報告書


スライド 1

untitled

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

第 Ⅰ 部本調査研究の背景と目的 第 1 節雇用確保措置の義務化と定着 1. 雇用確保措置の義務化 1990 年代後半になると 少子高齢化などを背景として 希望者全員が その意欲 能力に応じて65 歳まで働くことができる制度を普及することが 政策目標として掲げられた 高年齢者雇用安定法もこの動きを受

Microsoft PowerPoint - 【資料3-2】高年齢者の雇用・就業の現状と課題Ⅱ .pptx

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

農林漁家民宿の女性経営者が

スライド 1

untitled

untitled

本研究ではこれに対し 各年の年齢 - 賃金プロファイルの分布を描くことで 1980 年代から2000 年代までの年齢間の賃金プロファイルの変化を考察する 年齢 - 賃金プロファイル変化の有無を検証する 年齢 - 賃金プロファイルに変化があったとすれば 変化の時期 どの年齢階層の賃金が変化したかを検証


定していました 平成 25 年 4 月 1 日施行の 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律 では, 継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止について規定されていますが, 平成 25 年 4 月 1 日の改正法施行の際, 既にこの基準に基づく制度を設けている会社の選定基準につい

みずほインサイト 政策 2013 年 2 月 20 日 希望者全員を 65 歳まで雇用義務化高齢者が活躍できる職場の創設と人材育成が課題 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 年 4 月 1 日に高年齢者雇用安

スライド 1

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

賃金プロファイルは変わったか 都道府県パネルデータを利用して 1 Has Age-Wage Profile Changed? : Using the Prefectural Panel Data 檜康子 2 増田淳矢 3 要旨本研究はマクロの効果をコントロールした上で 1980 年代以降の年齢階層別

スライド 1

育児休業及び育児短時間勤務に関する規則

「高年齢者雇用安定法《のポイント

( 情報化がもたらす仕事の変化 ) 情報化が急速に進展した 21 世紀初頭において 企業における情報関連投資の目的をみると 業務のスピード向上や全体的な情報共有化のためが多く 次いでコスト削減となっている ( 付 2 (1) 2 表 ) 企業の情報関連投資は 人員削減などのコスト抑制を目的としたもの

Taro-"㕕å−´å…“å�ºæºŒæ³Łã••æœ•çµ‡.jtd

図 -33 退職金制度の有無 第 33 表退職金制度の有無とその根拠 ( 事業所数の割合 ) (%) 退職金退職金制度の根拠退職金区分合計制度有労働協約就業規則社内規定その他無回答制度無調査計 (100.0) (3.0) (

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

問題の背景 高齢者を取り巻く状況の変化 少子高齢化の急速な進展 2015 年までの労働力人口の減少 厚生年金の支給開始年齢の段階的引き上げ 少なくとも 年金開始年齢までは働くことのできる 社会 制度づくり ( 企業への負担 ) 会社にとっての問題点 そしてベストな対策対策が必要に!! 2

2一


中央教育審議会(第119回)配付資料


Transcription:

17 2 2017 3 1 1950 60 1985 86 1950 60 1 1960 2 1 1950 80 16 1 2015 1950 80 16 2 3 2016 2 2 11 2009 2

2 1960 1982 1988 3 30 1984 4 1 1950 (1) 婦人と年少者 にみる 3 件の事例 1950 47 9 48 1 5 52 6 3 5 1982 304 323 1988 204 218 1996 204 206 4 1984 5 34 1981 46 5 6 304 305 1975 68 5 1947 1916 5 60 42 1997 55 60 1981 483 1970 254 1985 485 32 34

3 1950 1952 1 6 1953 5 3 7 1951 4 4 65 53 5 8 1953 3 72 30 1950 9 2 1952 1 7 1950 115 3 2015 16 8 1 6 1953 12 9 1 6 12 13

4 64 1952 10 3 1982 1950 3 11 (2) 非正規雇用化と結婚退職制 三井精機の事例 :1954 年 1280 12 1954 1 54 1 5 7 15 3 14 19 33 10 1 6 13 11 3 1982 1534 3 12 1280 1954 5 7 2 7

5 (3) 労働協約による 25 歳定年の導入 東宝の事例 :1953 年 1950 25 1287 13 1946 50 4 45 12 4 3 48 14 1951 12 1 1953 25 30 15 1982 16 13 1287 1954 6 25 11 14 14 2002 1946 1948 2007 11 15 15 1287 11 14 16 1982 208 1963 25

6 1953 1951 1951 9 25 17 1287 1953 1960 25 27 55 25 1980 55 18 1970 19 17 6 31 1953 9 4 19 18 214 19 1971 18

7 2 1950 (1) 結婚退職制の会社提案と撤回 東京電力の事例 :1959 年 1950 1 1975 20 1 9 1951 47 5 52 9 50 53 21 1956 22 59 2 23 6 6 13.5 34 1959 9 4 24 20 206 211 1 1975 139 141 21 2007 2015 22 1983 23 139 24 139 140

8 6.06 9 5.57 25.5 9.4 29.8 1,737 611 34.1 500 13.4 10 25 1959 26 1 27 3 14 350 28 29 1946 30 25 207 26 1959 16 1992 4 7 27 141 28 140 29 208 1959 2 24 9 2 24 5 139 2004 85 97 241 1959 3 20

9 31 1 32 1958 6 1 1959 3 33 34 12 1961 62 1 35 30 209 31 82 32 240 1959 3 10 33 1 139 34 141 35 700

10 36 37 1950 55 38 (2) 念書による結婚退職制と 35 歳定年 住友セメントの事例 :1958 年 1964 66 39 1958 4 40 55 35 1 36 209 210 37 209 38 1980 25 3 1959 297 299 39 41 12 20 2 1 3 11 40 206

11 70 1960 63 1946 3 3 49 51 63 41 41 1987 173 175 30 1977 21 22 23 26 36 37 40 46 50 66 71

12 30 42 43 30 1966 1 12 44 6 1967 3 45 4 46 35 1 47 3 1960 (1) 就業規則による 30 歳定年 名古屋放送の事例 :1962 年 1969 42 1969 2 1 201 263 43 173 175 44 30 84 45 30 89 90 46 56 61 47 62 63 65

13 48 1961 62 3 30 55 30 25 25 35 3 1969 1 72 4 51 31 72 3 3 24 61 9 69 4 90 45 9 30 1963 6 67 9 30 69 9 30 30 1973 48 47 6 9 2 6 379 455

14 49 30 55 30 50 1966 30 51 (2) 同意書による慣行としての結婚退職制 山一證券の事例 :1963 年 1960 52 1963 4 62 7 1959 67 49 1973 2 7 330 331 50 319 51 1967 7 4 15 139 147 148 52 45 8 26 2 1 281 292

15 1970 68 4 1961 53 (3) 労使協定による若年定年制 中国電力の事例 :1964 年 1950 60 54 1958 61 25 4 64 8 55 53 1961 2 1991 10 54 432 1964 11 20 214 215 55

16 25 15 25 25 25 PR 25 50 40 1965 4 56 50 1975 240 1951 6.4 70 4.1 75 6.8 80 9.3 51 70 12,471 10,650 70 80 56 50 50 2001 559

17 4.1 9.3 75 64 57 50 1955 65 66 86 25 51 55 69 58 25 3 1964 9 59 223 20 93 21 94 25 28 262 26 60 1953 1956 57 61 64 57 58 558 59 432 60 1985 40 40 1991 337 1982 350 61 235 246

18 1960 3 169 75 3 9 16 65 66 69 70 200 62 1958 1966 63 1966 25 64 77 64 60 5 1960 65 64 60 65 58 1980 1968 62 605 63 268 269 64 215 216 13 2 2012 65 60 60 2012 175 180 600 9 1954 158

19 1990 7 8 66 30 67 68 1966 30 55 55 30 30 1 30 1962 30 370 462 259 139 8 2 4 1950 70 1971 66 12 68 1950 69 66 1951 1991 1991 52 384 390 445 67 44 7 1 2 4 3 70 68 1976 18

20 1945 12 49 12 2 3 70 1950 70 71 1950 4 72 1955 393 35 33.7 9.2 21 1956 3 1 25 73 1960 4 1 61 25 25 74 1963 6 69 46 12 10 2 1 293 307 1917 6 55 1959 2 70 1974 361 363 71 72 361 73 74 361

21 61 30 75 64 76 64 65 63 1966 25 68 3 1 68 1966 68 69 71 77 1972 1964 1 1 a c 78 a b c 75 362 76 174 77 362 78 362 363

22 1973 74 79 1974 1969 58 60 55 61 80 63 64 10 74 71 25 79 360 80 212 216

23 81 1945 70 45 58 10 68 40 55 72 82 35 40 1960 1977 1950 60 1950 81 12 13 50 50 1968 1949 105 107 1954 134 135 281 82 2010 2 49

24