平成 29 年度後期活動ダイジェスト 発行 : 公益財団法人海上保安協会熊本県支部編集 : 熊本海上保安部 0964-52-3103 平成 29 年 11 月 5 日 ( 日 ) 一般乗船者 海上保安協会会員 海上保安友の会 会員等が 巡視船おおすみ に乗船され体験航海を楽しまれました 愛します! 守ります! 日本の海海の事件 事故は 118 番 -1-
2017 みなと八代フェスティバル 低空飛行のまなづるを撮影する乗船者 マストに躍る 5 連の復興シンボル くま紋旗 海難救助隊が伴走 ひごかぜが 118 番周知の寸劇 八代市八代港で 平成 28 年熊本地震の早期復旧 復興を祈念して 鹿児島海上保安部所属のヘリコプター搭載型巡視船 おおすみ (3,800 トン ) による体験航海と一般公開を実施しました 午前中の体験航海には 618 名が乗船されました おおすみ は 熊本地震で支援していただいた方への感謝と復興を祈願する くま紋旗 をマストに掲げて出港 途中 鹿児島航空基地所属の飛行機 うみつばめ やヘリコプター まなづる が おおすみ の上を低空飛行すると その迫力に大歓声で喜び写真に収めていました また 体験航海中 NPO 法人熊本県海難救助隊の救助船 3 隻が伴走して警戒しました 午後からの一般公開には 793 名が乗船され 体験航海に乗船できなかったが巡視船を見学できて いい体験になりました とのお言葉をいただきました 海上保安官になるぞー! -2- 八代亜紀さんとうみまる うーみん
港湾における水際対策 第 49 号 ( 平成 30 年 2 月 ) 国際的なテロ情勢は緊迫化の一途を辿っており 現下の治安情勢に鑑み また 熊本県におけるラグビーワールドカップや世界女子ハンドボール選手権 (2019 年 ) 東京オリンピック パラリンピック競技大会 (2020 年 ) の開催をも見据え 港においてテロ 密輸 密航を絶対に起こさせない という信念の下 関係機関と連携 協力を図り 合同での外国船舶立入検査やテロ対策訓練を実施しています 韓国船の立入検査 外国語を駆使して質問する国際捜査官 平成 29 年 12 月 18 日八代市八代外港において 港湾危機管理コアメンバー ( 八代保安署 八代警察署 八代税関 福岡入管警備部 八代港管理事務所 ) による 国際テロ組織による海上侵入行動の追跡 制圧等の訓練を実施しました 国際テロ組織を追跡する巡視艇と税関艇 巡視艇なつかぜ税関艇ありあけ巡視艇くまかぜ国際テロ組織 平成 30 年 2 月 19 日宇城市三角港において 港湾危機管理コアメンバー等 ( 熊本保安部 天草保安署 宇城警察署 天草警察署 八代税関三角出張所 三角港管理事務所 熊本運輸支局 九地整熊本港湾 空港事務所 県土木部河川港湾 宇城広域消防本部 福岡入管熊本出張所 福岡検疫熊本空港出張所 ) の 12 機関 約 70 名が参加した 三角港テロ対策合同訓練 を実施しました この訓練は コアメンバーの連携と保安対策の強化及び事案対処能力の向上を目的としてテロリストの追跡 制圧等の訓練を毎年実施しているものです 手榴弾を投げて逃走を図るテロリスト -3- 警察官がテロリストを制圧
年末年始特別警戒 平成 29 年 12 月 10 日から平成 30 年 1 月 10 日までの期間中 年末年始の輸送繁忙時期における安全確保のため 旅客船やカーフェリー等の乗客を輸送する船舶に対し 特別警戒及び安全指導を実施しました 消火栓バルブの点検 オーシャンアロー号船橋で法定書類点検 熊本港フェリーターミナルにおいて オーシャンアロー号に対して 熊本運輸支局と合同で救命設備や消防設備及び法定書類の点検を実施し 乗組員には 安全運航の励行及び乗客の安全対策等について指導を実施しました 牛深漁港において 水中観光船のグラスボート サブマリン号 に対して 救命設備や消防設備及び法定書類の点検を実施しました サブマリン号船長から法定書類の説明を受ける海上保安官 乗船者のライフジャケット点検 確認 不審者 不審物を警戒する海上保安官 水俣港フェリーターミナルにおいて 定期旅客船 ししじま に対して 救命設備の点検確認及び出港前警戒を実施しました -4-
旅客船事故に備えての官民連携の訓練 第 49 号 ( 平成 30 年 2 月 ) 負傷者を吊り上げる海保ヘリコプター 南消防署員による AED 取扱研修 平成 29 年 9 月 23 日天草海上保安署は 天草市牛深港から鹿児島県長島町蔵之元港間を運航するカーフェリー 第二天長丸 において 旅客船事業者や関係機関と連携し 不審物が爆発したとの想定で事故対応訓練を実施しました 訓練は 天長丸乗組員が乗客の避難誘導や自衛消火訓練 水難救済会牛深救難所所属の救助船がガソリンポンプを使用した消火活動を ヘリコプターが負傷者を あそぎり 船上から吊り上げる救助訓練を実施しました 船内では天草広域連合南消防署員が 訓練参加者 60 名と乗船者に対して AED の取扱いに関する研修を行いました ライフジャケット着用推進運動 熊本県釣り団体 の皆様に ライフジャケットの重要性を説明 ライフジャケット膨張時の着用体験 熊本海上保安部では マリンレジャーを楽しむ人達や海で作業をする工事関係者 漁業関係者等に ライフジャケット着用を呼びかけています 平成 30 年 2 月 1 日以降 小型船舶の船室外の甲板上では 原則 すべての乗船者にライフジャケットを着用させることが 船長の義務となったことから 船舶免許更新時の講習等に合わせて 海難防止講習会を行っています 講習会では ライフジャケット着用者の海中転落者時の生存率は2 倍以上であることから 常時着用の重要性を説明するとともに ライフジャケットの点検方法や 膨張させて膨らみが足りない場合の空気の入れ方等を具体的に示し 安全意識の啓発を行っています -5-
ラジオとドローンで災害対応 ラジオ協定 ドローン協定 平成 29 年 12 月 21 日熊本海上保安部は 天草ケーブルネットワーク株 ( 以下 ACN) が運営する あまくさシティエフエム と 災害時等緊急放送の協力に関する協定 を締結し 保安部と ACN が相互に災害情報等を共有し ラジオ放送することにより 迅速な救助や支援活動に役立てるものです また 平成 30 年 2 月 6 日 熊本保安部 天草保安署 天草 牛深 上天草警察署天草広域連合消防本部と ACN は 同社所有の小型無人機 ( ドローン ) を災害時に活用するための 災害発生時における支援活動に関する協定 を締結し 被害状況調査や行方不明者の捜索に役立てるものです 今後 災害時における官民の連携と ドローンの活躍が大いに期待されます 宇土救難所員が人命救助 平成 29 年 11 月 4 日 水難救済会宇土救難所員が宇土市赤瀬沖の海苔網に絡まり浸水しているヨットから 8 名の乗船者を無事救助しました 当日は 荒天のため他船は救助に行くことができない中 救難所員は日頃の知識 技能をいかんなく発揮し 迅速的確に救助活動を実施したものです 水難救済会は 全国に 40 あり ボランティアの救助員約 52,000 名が活動しています この活動を支えるため 牛深海洋少年団が 牛深あかね市 で 青い羽根募金活動 を実施しました また 熊本県水難救済会の事務所がある熊本県漁業協同組合連合会の新事務所 流通施設落成に合わせて 青い羽根募金支援自販機 が設置され 売上金の一部が活動に使用されます 牛深海洋少年団が募金活動を頑張っています -6- 設置された青い羽根募金支援自販機と上田浩次会長
戸馳島灯台見学 第 49 号 ( 平成 30 年 2 月 ) 平成 29 年 8 月 27 日 宇城市三角町戸馳島にて 三角小学校生徒 14 名 引率者 14 名の計 28 名が戸馳島灯台を見学しました 生徒達は 灯台に登り 夏空の下 青く輝く三角港を走る船を見て歓声をあげていました また 写真による海の危険生物の紹介 海で遊ぶ時の注意事項等についての説明に耳を傾け 質問タイムでは 鋭い質問を投げ返してくれました 海の楽しさや怖さが 生徒や引率者にも分かるものとなりました また この灯台が明治 30 年に建てられたことに皆さん驚いていました 海上保安庁長官からの感謝状 楽しかった灯台見学 松本秀敏氏 醒井鉄也氏 川原末次氏 熊本海上保安部は 船舶の安全航行の道標となる灯台や灯浮標を全国で3 番目に多い148 基を維持 管理しています それら灯台等の光を毎日確認して頂いている 灯火監視協力者 がいらっしゃいます その功績を称え 以下の方に平成 29 年 11 月 15 日 海上保安庁から感謝状が授与されました なお ( 公財 ) 海上保安協会熊本県支部から副賞を贈呈しております 海上保安庁長官感謝状松本秀敏氏 (20 年以上監視 ) し力永ま感年熊本海上保安部長感謝状醒井鉄也氏 (10 年以上監視 ) す謝の熊本海上保安部長感謝状川原末次氏 (10 年以上監視 ) いご 灯台 150 周年記念ロゴマーク た協 150th IGHTHOUSE ANNIVERSARY -7- 日本初の洋式灯台である 観音埼灯台 が明治元年 11 月 1 日起工されました 今年で 150 周年を迎え それを記念してロゴマークができました 熊本保安部交通課の職員は いつも以上に張り切っています
海難事故の救助 高野和之氏 中島誠一氏 平成 29 年 8 月 21 日 高洋丸船長高野氏と中島氏は 午前 5 時 40 分頃 宇城市三角町天草一号橋付近において 海に落ちて岩場につかまっている要救助者を発見 直ちに接近しロープを投げ渡し船内に引揚げました また 118 番通報を行い 港まで搬送し救急車に引渡しました この功績に対し 熊本海上保安部長から感謝状を授与しました なお ( 公財 ) 海上保安協会熊本県支部から副賞の楯を贈呈しております 救助船高洋丸船長高野和之氏乗船者中島誠一氏ご協力に感謝いたします 救難技術で日本一 平成 29 年度の救難技術を競う審査会において 熊本海上保安部代表の森満雄作と進拓海のバディが日本一となりました 全国から 372 バディ (744 名 ) が参加するなか 結索 ( ロープでの縛り方 ) 空気呼吸器装着 搬送法及び心肺蘇生法について審査され 見事に栄冠を勝ち得たものです 特に 結索では ロープを自由自在に操っており 他を圧倒するものと評価をうけました 両名は 日本一の技術を人命救助に活かしていきたい と語っています 森満雄作 進拓海 空気呼吸器を着用して要救助者を搬送 -8-