CHAPTER 5 電話や Outlook の受信トレイ Cisco Unity Inbox を使用して 新しいメッセージおよび開封済みメッセージを削除できます Cisco Unity の設定状況によっては 削除されたメッセージの保存が可能なので 電話 Outlook の受信トレイ または Cisco Unity Inbox を使用してメッセージを再生 復元 および完全に削除できます は 特に Cisco Unity が一定時間の経過後にメッセージを自動的に削除するように設定されていない場合 メールボックスのサイズを削減できる重要な手段です Cisco Unity がメッセージ保存ポリシーを強制的に実行するように設定されているかどうかは Cisco Unity の管理者に問い合せてください Cisco Unity に保存ポリシーが設定されていない場合は 定期的にメッセージを完全に削除してください ヒント メッセージを削除する前にアーカイブする場合 WAV ファイルとしてハードディスクに保存できます (Cisco Unity Inbox または ViewMail では Media Master コントロールバーのオプションメニューで [ ファイルにコピー ] オプションを使用します ) この章では 次の項について説明します 電話によるメッセージ削除 (P.5-2) 電話による削除済みメッセージの確認 (P.5-4) Outlook の受信トレイから削除されたメッセージの管理 (P.5-7) 5-1
電話によるメッセージ削除 第 5 章 Cisco Unity Inbox から削除されたメッセージの管理 (P.5-8) ( 注 ) メールボックスのサイズが割り当て分を超えた場合の対処方法については P.3-14 の メールボックスのサイズの管理 を参照してください 電話によるメッセージ削除 新しいメッセージおよび開封済みメッセージは メッセージ再生中に またはメッセージ全体を聞き終えた後で 電話で削除できます Cisco Unity の設定状況によっては 削除されたメッセージの保存が可能であり それらのメッセージを完全に削除することもできます 新しいメッセージおよび開封済みメッセージを削除する ステップ 2 ステップ 3 Cisco Unity にログオンします 1 を押して新しいメッセージを聞くか 3 を押して古いメッセージを確認します メッセージの再生中または再生後に 3 を押してメッセージを削除します 表 5-1 いつでも使用できるキー キータスクキータスク * キャンセルまたはひとつ戻る 0 ヘルプ 5-2
第 5 章 電話によるメッセージ削除 削除されたメッセージを完全に削除する Cisco Unity にログオンします ステップ 2 3 を押して古いメッセージを確認します 次に 2 を押して削除されたメッセージにアクセスします ステップ 3 メッセージをどのように削除するかにより 該当するキーを押します 1 削除されたメッセージを確認しながら メッセージを 1 つずつ完全に削除します 2 複数の削除されたメッセージを一度に完全に削除します 表 5-2 いつでも使用できるキー キータスクキータスク * キャンセルまたはひとつ戻る 0 ヘルプ 5-3
電話による削除済みメッセージの確認 第 5 章 電話による削除済みメッセージの確認 Cisco Unity の設定状況によりますが 新しいメッセージおよび開封済みメッセージを再生する場合と同じように 削除されたメッセージを電話で再生できます 削除されたメッセージは Cisco Unity のカンバセーションを使用すると 新しいメッセージおよび開封済みメッセージとして 復元 できます デフォルトでは 最も新しいメッセージが最初に再生されます Cisco Unity Assistant で削除されたメッセージの再生順序を指定できます 削除されたメッセージでは メッセージタイプメニューを使用可能にしたり タイプによって再生順序を指定したりできないことに注意してください この項では 2 つの手順を示しています Cisco Unity が標準カンバセーションを再生するように設定されている場合にメッセージを確認するには 1 番目の手順 電話で削除されたメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) を実行してください Cisco Unity がオプションカンバセーション 1 を再生するように設定されている場合は 2 番目の手順 電話で削除されたメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) を実行してください ヒント メッセージの確認中にキャンセルまたはひとつ戻るには * を押し ヘルプを表示するには 0 を押します 電話で削除されたメッセージを確認する ( 標準カンバセーションのスタイル ) ステップ 2 ステップ 3 Cisco Unity にログオンします 3 を押して古いメッセージを聞き 2 を押して削除されたメッセージを聞きます 削除されたメッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します 5-4
第 5 章 電話による削除済みメッセージの確認 キー タスク キー タスク 1 最初からメッセージを再生 7 メッセージの巻き戻し 2 保存 8 一時停止 / 再生 3 完全に削除 9 早送り 4 低速再生 # 最後まで早送り 5 1 音量の変更 ## メッセージをスキップして そのまま保存 6 高速再生 1. 一部のシステムでは使用不可 ステップ 4 削除されたメッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します キータスクキータスク 1 再度メッセージを再生 5 メッセージの転送 2 開封済みメッセージとして復元 6 新規メッセージとして復元 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 3 完全に削除 7 メッセージの巻き戻し 4 返信 (NDR に対する再送信 ) 8 ファックス機への電子メールまた 1 はファックスの送信 42 全員へ返信 9 メッセージプロパティの再生 44 メッセージ送信者の呼び出し 1 1. 一部のシステムでは使用不可 # そのまま保存 5-5
電話による削除済みメッセージの確認 第 5 章 電話で削除されたメッセージを確認する ( オプションカンバセーション 1 のスタイル ) Cisco Unity にログオンします ステップ 2 3 を押して古いメッセージを聞き 2 を押して削除されたメッセージを聞きます ステップ 3 削除されたメッセージの聞き取り中に再生を制御するには 次のキーを使用します キー タスク キー タスク 1 メッセージの巻き戻し 6 高速再生 2 一時停止 / 再生 66 より高速で再生 3 早送り 7 音量を下げる 1 33 最後まで早送り 8 音量のリセット 1 4 低速再生 9 音量を上げる 1 44 より低速で再生 # メッセージをスキップして そのま ま保存 5 メッセージプロパティの再生 ## メッセージをスキップして 新規メッセージとして保存 ( 電話機のメッセージウェイティングインジケータが点灯する または点灯したままになる場合があります ) 1. 一部のシステムでは使用不可 ステップ 4 削除されたメッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには 次のキーを使用します 5-6
第 5 章 Outlook の受信トレイから削除されたメッセージの管理 キータスクキータスク 1 スキップバック 8 返信 (NDR に対する再送信 ) 2 ファックス機への電子メール 82 全員へ返信 またはファックスの送信 1 4 再度メッセージを再生 88 メッセージ送信者の呼び出し 1 5 メッセージプロパティの再生 9 開封済みメッセージとして復元 6 メッセージの転送 # そのまま保存 7 完全に削除 ## 新規メッセージとして復元 1. 一部のシステムでは使用不可 Outlook の受信トレイから削除されたメッセージの管理 電子メールメッセージの場合と同様に Outlook の受信トレイからボイスメッセージとファックスメッセージを削除できます Cisco Unity の設定状況によりますが Outlook の受信トレイの削除済みアイテムフォルダから削除されたメッセージを回収して 聞いたり 返信したり 転送したり 受信トレイ ( または他のフォルダ ) に復元したり 完全に削除したりすることもできます ( ユニファイドメッセージユーザがこの機能を使用するには 削除されたメッセージを Outlook の削除済みアイテムフォルダに送信するように Outlook の受信トレイをセットアップしておく必要もあります 詳細については Cisco Unity の管理者に問い合せてください ) 5-7
Cisco Unity Inbox から削除されたメッセージの管理 第 5 章 Cisco Unity Inbox から削除されたメッセージの管理 メッセージまたはメッセージのグループを Cisco Unity Inbox から直接削除できます また 開いた後でメッセージを削除することもできます Cisco Unity Inbox の削除済みアイテムフォルダから削除されたメッセージを回収することも可能です したがって ボイスメッセージの聞き取り ファックスの表示 メッセージの返信や転送 受信トレイへの復元 完全な削除もできます ( ユニファイドメッセージユーザの場合は この機能を使用するには 削除されたメッセージを Outlook の削除済みアイテムフォルダに送信するように Outlook の受信トレイをセットアップしておく必要もあります 詳細については Cisco Unity の管理者に問い合せてください ) メッセージを削除する Cisco Unity Inbox で Cisco Unity Inbox から削除するメッセージの左側にあるボックスをオンにします または [ すべての行選択 ] をクリックして ページ上のすべてのメッセージに削除のマークを付けます ステップ 2 [ 選択した行削除 ] をクリックします ステップ 3 プロンプトに対して [OK] をクリックします ( また Cisco Unity Inbox からのは メッセージを開いてから [ 削除 ] をクリックし [OK] をクリックすることによっても可能です ) 削除されたメッセージを回収する Cisco Unity Inbox で [ ごみ箱 ] アイコンをクリックします 5-8
第 5 章 Cisco Unity Inbox から削除されたメッセージの管理 ステップ 2 [ 削除済みアイテム ] ページで 次のいずれかの操作を行います ボイスメッセージを聞く メッセージの横にあるスピーカのアイコンをクリックして Cisco Unity Inbox から直接再生します ファックスを表示する メッセージに返信する メッセージを転送する メッセージを Inbox に復元する メッセージを完全に削除する または メッセージを開き Media Master コントロールバーを使用して再生します 添付されたファックスのリンクをクリックして コンピュータのファックスビューアプログラムを起動します メッセージを開き 適切なアイコンをクリックします 復元するメッセージの左側にあるチェックボックスをオンにして [ 復元 ] アイコンをクリックします 削除するメッセージの左側にあるチェックボックスをオンにし [ 削除 ] アイコンをクリックして 次に [OK] をクリックします 5-9
Cisco Unity Inbox から削除されたメッセージの管理 第 5 章 5-10