口頭試験問題 1 現代サッカーにおいて GK に求められる役割とその重要性について述べよ現代 GKの主要な役割 ゴールを守る! 相手に得点される状況を作らないようにする または それを最小限にする 相手から奪ったボールを味方の攻撃に効果的に繋げること 求められる GK 像 グッドフットボーラー ( サッカー理解とテクニック ) リスクマネジメント : 相手の攻撃を予測する能力 指示 攻守の切り替えが早くなっている現代において 常に次の準備をすることが求められている 特に自チームが攻撃している時に 次の守備に備えてチームとしてリスク管理が必要 堅実な守備 ( 広い守備範囲 ) 確実にゴールを守るためには ゴールだけでなく ゴール前のより広い範囲を堅実に守れることが求められる 効果的な攻撃参加 ( 正確なキック スローインの質 ): 一瞬の隙をつくダイレクトプレー チームとして攻撃の第一歩は GK からのスローインやキックによるパスである 効果的な攻撃参加の正否がチームの攻撃の鍵になってくる 強いメンタリティー リーダーシップ ( リバウンドメンタリティー ) GK はプレーの成功 不成功が失点そして勝敗に大きく影響を与える それゆえ そうしたプレッシャーに打ち勝つメンタルの強さが必要 また 見方に対する指示や要求をするためには チームの中でリーダーシップも求められる コミュニケーション能力 GK が味方と一体となって攻守に効果的にプレーするには 味方との連携 関わりが重要 味方に的確に指示を出したり情報を伝えたりするためには高いコミュニケーション能力必要 高い身体能力 ( ボディコンタクト スピード パワー コーディネーション ) スピーディ かつタフなコンディションの中でミス無く 性格にプレーするためには高い 身体能力が求められる DF ラインの背後における広い守備範囲 ( スイーパーの役割 ) 現代サッカーはコンパクト ( 最終ラインの押上 ) でレスタイム レススペースであるので DF ラインの背後におけるスイーパーの役割 ボールの進化に対応できる守備 ルールの変更に対応できる能力 GKとは チームを構成する選手の1 人である チームが勝利するために GKの仕事がある グッドフットボーラーであること GKを改善することにより チームのパフォーマンスを改善 向上させることができる NAGAYOSHIMEMO
2トレーニングを構築する際の留意点を 具体例を挙げて説明せよ トレーニングは最後のゲームから逆算して組み立てる ゲームから逆算して積み上げていく 1Game : こんなゲームで終わりたい ( テーマの実践 ) 2Tr2 3Tr1 4W-up : そのためにはこんな練習が必要である :Tr2 を行うためには こんな練習をしておいた方が良い : テーマから導き出してみる ゲームをおこない ゲームで起きた現象 その原因 改善すべき点を抽出しトレーニングをプランニン グする そして トレーニングとコーチングで改善しゲームに戻してやる M( マッチ )-C( チェック )-P( プランニング )-T( トレーニング )-M( マッチ ) 具体例 現象 カウンターによる失点が多い 原因 リスク管理ができていない 攻守の切り替えが遅い etc Tr のテーマ 攻撃時における守備の準備 攻守の切り替えを早くする etc KeyFactor 状況の観察 正しいポジション GK とのコミュニケーションなど 留意点 課題のどの場面を抽出するか 達成したい内容を細かくしゲームに戻す コーチングのバランス フリーズ シンクロ ミーティング ( プレー時間の確保 ) ゲーム 練習のリズムや流れを妨害しない働きかけ リアリティとクラリティのバランス ゲームで起こりうる状況か? 再現性は? 反復はあるか? 楽しさと緊張感のバランス 求めるべきことを遠慮しないで求めていく Don t forget!! トレーニングは シンプルに = 余計な要素をそぎおとす ターゲットを明確に = 余計な要素をそぎおとし 目標にフォーカス サッカーそのものから離れない SAID( 特異性の原則 ) 低い負荷で長時間練習していると それに適応してしまい 試合での高い負荷に耐えられなくなる 完璧なトレーニングは存在しない テーマに応じてトレーニングを使い分ける NAGAYOSHIMEMO
3 ドリルトレーニング ポゼッションプレー コンディションゲーム のそれぞれのトレーニング法のメリット デメリットについて説明せよ ドリルトレーニング ( ゲームだけでは補えない部分を取り出して効率よくトレーニング ) <メリット> 多くの人数を同時に掌握しながら個別の指導も可能である 特定の技術や動きのみを取り出すことが出来る 数多く反復することができ 習慣化には最適である 正確性があらわになる <デメリット> 実践的でない 判断の必要でない状況でのトレーニングとなる 試合の場面をイメージしにくく 惰性になりやすい ポゼッションプレー <メリット> デメリット軽減のためには? コーチが必要性を理解させる 質を追求することで熱中させる 真剣な観察 褒める 励ます ポジティブな働きかけ ( 見てもらえている 関心を持ってもらえることでのモチベーション ) 色々な練習メニューで飽きさせない 良いデモンストレーションの積極的活用 グリッドを用いて多くの選手に対して同時に活動を行うことが出来る 実践で役立つ習慣を身に付けやすい 反復が多く 同一状況が再現されることも多いので ミスを克服するチャンスが多い プレーの白黒がはっきりしていて 明確なコーチングがしやすい <デメリット> ゴールのない状況なのでプレーの最優先順位を理解しづらい 攻守の切り替えが無い場合も多い ディフェンスを厳しく行わないとトレーニングの意味をなさない( 悪い習慣が身に付いてしまう危険性 ) パスやサポートの質に特化できるが 優先順位の意識が薄くなる コンディションゲーム : 条件を付ける <メリット> 意図する要素( 次のプレーのためのファーストタッチやその精度 パスの質などがある ) が必然的に重要となり ゲーム状況の中で高めることができる 早い判断 早いサポートといった習慣を身に付けやすい ( 特に ボールを受けてから考える癖のある選手に有効な矯正方法 ) <デメリット> ドリブル or パスといった判断を奪ってしまう いいサッカーをするよりも プレーのコンディションが気になってしまう コンディションに違反した場合のリスタートが曖昧になったり それによってプレーが中断されることが多い
4 グッドオーガナイザー とはどのようなことか具体的な例を挙げて説明せよ ゲームの中で生じた課題をトレーニングの中で多く作り出し 選手側に理解しやすく コーチとして指導 しやすいコーチングを行うこと そして 改善したい 伸ばしたい 獲得させたい技術 戦術のトレーニン グを行う際に 選手の技術力 判断力 体力によって下記のことに配慮する ( コントロールする ) 1 グリッドの大きさ 2 ゴールの設置 配置 ( ゴール コーンゴール ラインゴール ミニゴールなど ) 3 人数 ( パワーバランスも含めて ) 4 スタート位置 5 配球 6 条件 ルールの設定 7 ディフェンス オフェンスコントロール 8 時間 ( 負荷 獲得させたい体力 ゲーム直前や一週間前などのシーズンも含めて ) また トレーニングの様子をみて適宜オーガナイズを変更する柔軟さも必要である
5 ゲームフリーズ シンクロコーチング ミーティング 3つのコーチング法のメリット デメリットを説明し それぞれのコーチング法を効果的に行うために注意すべき点を述べよ ゲームフリーズ < メリット >) 当人だけでなく 他の選手にも分かりやすい 観る 聴く 行う に同時にアプローチできる < デメリット > 止めすぎると流れが無くなり つまらなくなる ( ランダムコーチング 選手がストレス ) 効果的に行うための注意点 判断力をスポイルさせないようにすること 1 プレーの停止 2 説明 キーファクターの整理 (quick.simple.to the point) 3 デモンストレーション コーチの模範は非常に効果的 4 リハーサル ゆっくり プレッシャーの軽減 5 実演 ( 再現 ) 6 フリープレー シンクロコーチング <メリット> 高いモチベーションが維持されたまま いつ 何を を獲得させるのに効果的である <デメリット> 言われている選手は分かりやすいが 他の選手には伝わりにくい 効果的に行うための注意点ポイントを見抜いた上で意図的に選手が自分で気づき評価することが出来るようにさせる 判断を奪うようなネガティブなサイドコーチング ノーコーチングとは異なる ミーティング <メリット> 共通理解が得やすい <デメリット> 黒板( ボード ) 等での説明ではイメージが湧かない 言葉による説明が長く 概念的で思考力が発達していない年齢層には不向きである ( トレーニングの合間に選手間で行わせるミーティングは自主性や考えることの楽しさや必要性を認識させるのには効果的 ) 効果的に行うための注意点 雰囲気( シチュエーション ) 作り 場所 時間 道具 etc 事前に発言内容 資料 情報をまとめておく <プリントや PowerPoint を活用 > 要点は箇条書き 図や表を活用する 言い回しは簡単に
6 試合時にチームを統率する際の留意点を述べよ 1. 試合前 良い準備は成功の鍵である 起こりうる全てに対処できるようにしなければならない 結果のプレッシャーはコーチに与えられるものである < 士気を高める> 1 集合時刻の決定 2ミーティングルームの雰囲気作り 3テーピング マッサージ リフレッシュ用品の準備 4 選手への言葉がけ 5ウォーミングアップ 6 相手メンバー確認後の最終ミーティング 話のプラン その試合の置かれている状況 重要性 相手チームについて セットプレーの攻守について明確に言及 ストロングポイントと目標 約 10 分の話のために4~5 時間かけて準備 2. 試合中 1 時間計測 2 ゲームの観察 3. ハーフタイムの間 Rest-Observation-Motivation R-1 選手の疲労回復 怪我の治療 ( 落ち着かせる ) O-2 選手の観察 3 戦術的な指示 ( 前半の総括 問題点とその対応 後半のゲームプラン ) M-4 自信を持たせて送り出す 4. 試合後 < 簡潔なミーティング> 1 選手の観察 怪我の処置 指示 2 評価 : 勝敗よりも内容で 3その後の行動の指示 4クーリングダウン 5. 週の間 1 試合分析と評価 2トレーニングプランの作成 日常の統率が試合時の統率につながる 選手との信頼関係をつくる Good Coaching がベース 納得できるトレーニング やる気にさせるトレーニング コンセプトを持っていること コンセプトを移すコーチング力を持っていること
7スポーツ指導現場の暴力行為はなぜ起こるのか また対策等についてあなたの考えを述べよ 要因 指導者の感情 ( エスカレート 間隔の麻痺 ) 指導したことを選手が実際にできない ( 指導力不足 ) 告発や声かけの躊躇 ( 容認論 ) 選手側の態度 姿勢等 ( 選手が反抗的態度を表明 集中していない等 ) 選手同士 先輩後輩の関係による悪しき習慣 ( 選手同士あるいは次世代への連鎖 ) 好成績を収めなければならないというプレッシャー 日本人の精神風土 ( 選手 保護者の中にも体罰を寛容に受け止める精神風土がある ) 勝利至上主義 から発生する要因が多い 対策 暴力根絶のプリント参照 1. 登録指導者による サッカー現場における今後一切の暴力を根絶する 宣言 2. 指導者登録規定の確認 ( 講習会でのディスカッション ポスターやハンドブックによる啓発 ) 3. サッカーの指導環境の改善 1 指導者の指導力アップ 2 指導を受ける環境の改善 ( 良い指導を受ける権利保障 ) 1) 全クラブへのライセンス保持者 1 名以上配置 の施策 2) 選手 / 指導者 =1:25-30 以上 の施策 (1 人 1 人に目を向ける ) 3) 全指導者がライセンス 施策 4. その他 ( 予防 させない 許さないことへのアプローチ ) 1 メンター (mentor) 制度 2 安心 安全担当者 (Welfare officer) の配置 子供の安心 安全を保証する仕事をする人 メンター制度とは?( メンター 助言者 ) 指導に対しすぐに相談できる信頼のおける相談相手 (mentor) が必要 3 健全育成クラブ基準の設定 制度化も必要かもしれないが 制度だけで解決する問題でもない < しない させない 許さない 未然に防ぐための方策 > 理念 建学の精神 校訓を拠り所にする 部則 行動規範の作成 信頼関係の構築 指導者と選手間で話し合える雰囲気作り 学び続ける環境づくり 内部 外部評価 ネットワーク作り 1 体罰は それをしている大人の感情のはけ口であることが多い 2 体罰は 恐怖感を与えることで子どもの言動をコントロールする方法である 3 体罰は 即効性があるので 他のしつけの方法がわからなくなる 4 体罰は しばしばエスカレートする 5 体罰は それを観ている他の子どもに深い心理的ダメージを与える 6 体罰は ときに 取り返しのつかない事故を引き起こす 良い連鎖を創り出し 閉鎖性を取り除く ( 自浄作用 ) 指導者を守ることにも繋がる スポーツは 喜び 楽しみ 爽快感が得られると同時に 成功と失敗の繰り返しで 挫折と達成感を味わえるものである そして 誰もが安心 安全にスポーツを楽しめる環境を提供されるべきであるが 依然としてスポーツ指導現場では暴力が後を絶たない 暴力根絶のためにも 指導者が選手 保護者とコミュニケーションをとりながら 選手を取り巻く大人が 暴力をしない させない 許さない を合言葉に根絶していかなければならない 指導者は暴力という手段を使わずに いかに選手を納得させるかが大事である Players First!! Respect!!
8プレーの原則の中で 攻撃の原則 守備の原則 について述べよ 攻撃の原則 攻撃の目的 : ゴールを奪う シュートチャンスを作るためにボールを運ぶ ( ビルドアップ ) 1 突破 ゴールに向かう 相手の背後を突く 2 幅と厚み スペースを創る サポートをする 3 活動性 ( モビリティ ) コンビネーションが必要 ( 無秩序ではない ) 4 即興性 ( アイデア ) 創造力 意外性 柔軟性 守備の原則 守備の原則 : ゴールを守る ボールを奪う 相手の攻撃の組み立て ( ビルドアップ ) を混乱させる 1 遅らせる ( ディレイ ) ボールを前へ運ばせない 2 厚み 集中集結 カバーリング ボールへの集結 ゴールへの集結 3バランス ポジショニング マンマークとゾーンマーク 4コントロール 自制 ( 的確な状況判断 ) 攻撃から守備への切り替わり できるだけ早く守備の態勢をつくる 1ボールへのプレッシャー 2 相手へのプレッシャー 3シュートを防ぐ 4 的確なポジショニングへ素早い修正 守備から攻撃への切り替わり できるだけ早く攻撃の態勢をつくる 1 前へ向かう 2スペースを創るために広がる 3 相手の視野から外れる
9コーチが offthe の局面を見ることの重要性について述べよ ball サッカーをやる上で重要なファクターとして 駆け引き があります 相手との駆け引きにおいて勝利す ることはよりよいプレーをする上で欠かせない要素です その 駆け引き にとって Off the Ball の 局面は重要な役割を持っています その部分をしっかりと観ることにより 問題点を改善することができ ることも少なくありません 現象のみ (On の部分のみ ) を観てしまうと結果論的指導 あら探し的指導になり 選手も課題意識を 持つ前にチャレンジしなくなる 成長しない 現象を生み出す要因を探ることが大切 ミスがいつから起こり始めているのか ( 基本的にボールがない局面から既に不具合が生じている ) をきちんと見てやることで修正が可能となる 原因の追及 1 自チームの分析 Off the ball の局面を改善 On the ball の局面を改善 2 相手チームの改善 Off the ball の局面を抑える On the ball の局面で優位に立つ どこを抑えれば決定的なパスを出せなくなるか? どのような形で受けたときに決定的な仕事をするのか? プレーのミスまたは 意図は既に Offthe ball から始まっている
10 good footballer について述べよ グッドフットボーラーの条件とは ゲームに対する理解があること つまり 攻撃 守備の原理原則を理解し 試合の流れに応じた適切な判断とプレーができること そして そのためにはコントロールやパスなどの質の高いテクニックが必要となる On the pitch Off the Pitch の両方において 他の選手の良き見本となる言動ができる選手 On 技術 戦術 リーダーシップ コミュニケーション能力 モチベーション マナー etc Off 言動 身なり 自己管理 ( 栄養 休養 怪我予防 ) 責任感 マナー etc サッカースキル サッカーを行う上で必要不可欠なテクニック フィジカル 戦術理解力など競技に特化したスキル ソーシャルスキル コミュニケーション能力やリーダーシップ 信頼関係 責任感 課題解決能力など一般社会を生き抜く上で必要不可欠な能力 レスタイム レススペースの中で常に観て判断し 一瞬の隙を見逃さない また プレッシャーのある中 での技術の発揮ができる選手 そして 守備と攻撃の両面を能動的にできる選手 能動的 進んで物事をしようとするさま ( 対義語 : 受動的 ) この両方を高いレベルで身につけている選手はグッドフットボーラーと言えるのではないか
11 ゲーム分析 の重要性について述べよ ゲーム分析 ( プレー分析 ) 何をどう見るのか? サッカーにおける4つの状況で観る 1ボールを支配しているとき ( 攻撃 ) 2ボールを失ったとき ( 攻撃から守備への切り替え ) 3 相手がボールを保持しているとき ( 守備 ) 4ボールを奪ったとき ( 守備から攻撃への切り替え ) 変わりゆく状況の中で4つの観点からしっかりと観る 現象 原因 伸ばす点 改善すべき点 5W1H On の部分 ( 現象 ) ばかりを観すぎると原因を見落とす On と Off を観察 現象を生み出す原因 何を改善するかを探る! トレーニングやゲームに活かす! ミスがいつから起こり始めているか? ボールがない局面で既に不具合が生じている! 原則 ( コンセプト ) から外れている いつ どこで 誰に 何がおこっているか? Off the Ball 1. 自チームのプレー分析 現状の把握 課題の抽出 トレーニングへの活用 試合の中から課題を見つけトレーニングを行い チームのレベルアップの手段とする 2. 相手チームのプレー分析 戦力の分析 有利な戦い 相手チームの戦力を分析することにより 自チームの戦いを有利に運ぶ手段とする 3. 選手発掘のためのプレー分析 移籍に関する選手の分析 若年層の選手の発掘 アヤックス :T, I, P, S を重視 T:Technique( 技術 ) I:Intelligence( 知性 ) P:Personality( 個性 ) S:Speed( スピード ) 4. 国際大会でのプレー分析 各カテゴリーの世界大会を分析し 課題抽出 克服のシナリオ作成 分析の重要性 ゲーム分析することで 今後のトレーニングやゲームに活かすことが出来る 現象のみを観てしまうと結果論的指導 あら探し的指導になり 選手も課題意識を持つ前にチャレンジしなくなる = 伸びなくなる 現象を生み出す要因を探ることが大切 つまりミスがいつから起こり始めているのか ( 基本的にボールがない局面から既に不具合が生じている ) をきちんと見てやることで修正が可能となる ただし 選手へのフィードバックでは 個をまたはチームを伸ばすための働きかけであるということを意識することが大切 相手チームのシステム 戦い方 選手の特徴を把握して 試合前のトレーニングに活用 チーム全体が相手チームや選手への統一した理解をもってゲームを戦うことができる 選手 スタッフの試合前の精神的な安定を図る要素
12コーチが選手の判断を引き出すためのコーチングをする際の留意点を述べよ 判断の部分に直接働きかけすぎると 判断する能力をスポイルしてしまう 判断のための材料 効果的発問 発見を引き出す 解決する力 知識ではなく知恵の獲得を促す 判断のための材料 クリエイティブなプレーのための基本 コーチの働きかけにより習慣化 1フォーカスコーチング ( テーマに対して焦点を絞ったコーチング ) 2オーガナイズに意味をもたせる ( 大きさ 形 ゴールの設定 配置 人数 スタート位置 配球 条件 ルール DF と OF のコントロール ) 3コーチングのバランス 4 観る 分析する 5 判断を引き出す指導 6ポジティブな働きかけ 7 時間や負荷のコントロール 集中したトレーニング 8 知識ではなく 知恵の獲得を促す コーチにとって大切なことは 解決法を与えることではなく 自ら解決法を見いだす能力を身につけさせることである 空腹な子どもに魚を与えるのではなく 魚の釣り方を教えてあげる
13 中盤で積極的にボールを奪う守備の改善 のトレーニングを行う際の留意点を述べよ いかに引き込んで意図的に奪うか 中盤とは中盤のエリアを指す 前提状況 安定したポゼッション ( 相手 T) KeyFactor 1 攻撃から守備の切り替えの早さ ファースト DF の決定 2 ボールを中心にしたコンパクトフィールドの形成 GK+3 ラインのコントロール 形成したブロック全体のスライド リスクマネジメント ( 逆サイド 最終ライン ) 3 奪うチャンスを逃さない いつ奪えるかの判断 ( 闇雲ではない ) 限定 攻撃能力の制限 ボールを奪う ( 攻撃まで!) ディスカッションメモ 中盤とはピッチを 3 分割 (3 等分 ) した真ん中のエリア 3 ラインの距離をコンパクト! ファースト DF のプレッシャー どこにボールが入った時にスイッチをいれるのか? DF ラインのスライド ( 逆サイドは捨てる ) どこで? どのように? ボールを奪うのか? どの選手にどのようなプレーをさせたいのか? コンセプト (5W1H) 判断基準の提示 サイドにボールが入った時にどうするのか? 誰が? いつ? どこに出させるのか? どこで奪うのか? コーチの立ち位置 Off the Ball が見えているか? ここに原因がある! FW の追い込み方 : 行くのか行かないのかの判断 基準を示す ( 状況判断させる ) 全体でスライド ( 予測 ) ボールを中心に守備をする 逆サイドの選手への働きかけ OFF の部分へ目を配る 1stDF 最初の方向付け FW の役割 ( より具体的に!) どうなったらどうするこうなったらこうする 共有
14 ビルドアップ (GKを含む) の改善 のトレーニングを行う際の留意点を述べよ 前からプレッシャーをかけられている中で 後ろを上手く使っての組み立て 前提状況 ボールを失わないこと ( 改善 T) しっかりとボールに対してプレッシャー & 守備の構築 ( 相手 T) KeyFactor 1 サポートの質 正しいポジションをとり続け よく観る 幅と厚み トライアングル形成の意識 2 動き出しのタイミングと動き直し ( セカンドアクション ) ギャップに顔を出す 3 パスの質 4 ファーストタッチの質 ( オプションの多い持ち方 ) 5 コミュニケーション ( 互いの距離間 ) 6 攻撃の優先順位 何の為にビルドアップしているのか 目的は常にゴールを奪うこと ディスカッションメモ GK が関わることにより有利になることを理解させる GK を 有効 に使った フリーズかシンクロか? ことの重大さによって使い分ける スペースがない スペースを作る働きかけ どこで数的有利を作るのか? 監督のコンセプト オーガナイズの前提 ボールの運び方の基準 どういうプレーをさせたいのか? 提示! GK をのぞくと選手は同数 GK が加わることにより数的有利を 作り出す トップが裏を狙う DF ラインが下がる
15 ボランチを含んだ最終ラインの守備の改善 を行う際の留意点を述べよ CB がバイタルエリアに出て行く 行かない判断と 出て行ったときのカバー 前提状況 CF を使った攻撃を意識させる ( 相手 T) 安定したポゼッション ( 相手 T) KeyFactor 1 バイタルエリア ( 非常に危険なエリア ) をどう支配するか そのためのポジショニング 2 ファースト DF のアプローチ ( 制限を加えるチャンスを逃さない ) 相手に突破のきっかけを与えるようなアプローチはダメ 3 カバーリングポジション どこが危険なのかを察する能力 最終的にどのようにして奪うのか 意図的なポジショニング 4 コミュニケーション ( 誰が行くのか マークの受け渡し しぼり込み etc) 5 奪うチャンスを逃さない 6GK との連携 ディスカッションメモ バイタルエリアにボールを入れさせない ボールをどこで奪うのか? バイタルエリアが使えない 両サイドのスペース サイド攻撃が増える どう対処するか?( 具体的提示 ) ボランチがコースを限定し サイドバックが狙う ボールが入った時には厳しく行く! 奪う! ボランチが出すぎた時のラインコントロール ( 最終ラインのラインコントロール ) どこをやられなければ良いのか? サイドをどうするのか? 行くところと行かないところ 基準を明確に!( 提示 ) 最終ラインとボランチと協力して いかにして守るのか? ゴール前の守備 GK への働きかけ やられた場面をそのままにしない 原因を指摘 解決策 OFF に注目 全体のコンセプトを持ちながら 個人戦術への働きかけ 最終ラインとボランチの関係 バイタルエリアの支配 どういう守備をさせたいのか 監督のコンセプト
16 リトリートした守備に対する攻撃の改善 を行う際の留意点を述べよ 守備ラインをどこに引くか 相手を揺さぶり守備組織に穴を開け攻撃 カウンターへの備えも重要 前提状況 安定したポゼッションとプレーの質へのこだわり ( 改善 T) リトリートした守備を構築 奪ってからの攻撃 ( 相手 T) KeyFactor リトリートした守備に対してどのように攻撃するかのコンセプトを持っているかが重要 能動的にスペースを作り使う ( バイタルエリア攻略 ) サイド攻撃 ミドルシュート 連携 連動した動き リスタート それを奪うための積極的な仕掛け ディスカッションメモ リトリートする側 ( 守備 ) に対する働きかけ ただ引いて守るのではなく しっかりとプレッシャーをかけさせる 選手の 判断 この部分に監督のやりたいことを具体的に提示する トップ (FW) を意識したボール回し 攻撃へのかかわり方 スイッチを入れるタイミングの共有 逆サイドの選手の動き かかわり方にも目を向ける (OFF の部分 ) テンポよくボールを回す マークがズレる スペースがうまれる リトリートした相手をどう攻略するか? サイドを崩す そのためにボールをしっかりと動かしながらチャンスをうかがう ゆさぶり FW を意識して中央攻略を狙いつつ サイドにできたスペースを有効に使う 守備側 リトリートした守備だけでなく その後の攻撃についても要求 どうやって攻めるのか?( 働きかけ ) 攻撃側 ボールを失った後の守備 ( カウンターを受けない ) テーマを掘り下げる テーマの裏側にあるもの 攻守の全てが入っている テーマ 1~15 の攻撃の部分を整理