依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠

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平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

H

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

H30全国HP

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

①H28公表資料p.1~2

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

1

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

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<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

平成19年度全国学力・学習状況調査_調査結果のポイント

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(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 全体としては, 全国平均とほぼ同じ状況でした 主として 知識 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと が全国平均をやや上回り, 他の領域はやや下回る状況でした 主として 活用 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと が全国平均とほぼ同じ

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

指導方法等の改善計画について

<H19 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平成 23 年度は震災のため中止となりました 豊能町立小学校全国学力学習状況調査結果 ( 平均正答率全国を 1 として ) H19 H20 H21 H

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

小学校国語について

5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下


資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

平成25年度全国学力・学習調査 報告書 クロス集計|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

【分析結果】H29朝来市立大蔵小学校

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

3 三浦市小学校の結果 (1) 三浦市立小学校の教科別平均正答率国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 理科 三浦市 ( 公立 ) 61.3% 58.1% 69.0% 37.2% 54.8% 神奈川県 ( 公立 ) 67.9% 64.3% 74.0% 44.8% 60.4% 全国 ( 公立 ) 70

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科 富士見市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと 書くこと

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

201509_H27全国学力学習状況_H1_P1-22.indd

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 領域全国平均正答率下回っているやや下回っているほぼ同じやや上回っている上回っている 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特 質に関する事項 67.0% 漢字を正しく読んだり 文の中で正しく使

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

PowerPoint プレゼンテーション

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

HP用【通常版:しばりなし】H27調査結果概要

Taro-01 P T.v.jtd

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

Transcription:

やまぐちっ子学力向上だより第 5 5 号 H26.1.23 山口県教育庁義務教育課 山口県学力定着 10 月 30 日 ( 水 ) を基準日として実施した 山口県学力定着状況確状況確認問題の認問題 の結果をお知らせします 結果公表結果の概要については 添付している 平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 をご覧ください また 詳細については 山口県教育庁義務教育課のホームページに掲載していますので そちらをご覧ください http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50900/kakunin/top.html 今回は 教科の問題結果から見られる特徴と 今後の取組 教科の結 果と質問紙調査の回答との関係の一部について ご紹介します 教科の問題結果 から見られる特 徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問題や基本的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 改善状況が見ら 問題例 小数の減法の計算について改善状況が見られる れる問題 1.1-0.28 小学算数各学年の平均正答率 4 年 61.9% 5 年 63.8% 6 年 73.1% H24 全国調査 (4.6-0.21の計算) 山口県平均正答率 59.2% 位をそろえず 末尾をそろえて計算しようとし 引けな いと悩んだ児童はいないでしょうか 小数のかけ算と混同 し 0.082 と解答した児童はいないでしょうか 今後の指導 課題改善のためには 復習の時間を設定し 位をそろえて計算することを確認したうえで同様の問題を行うことは当然ですが 小数の計算の理解を深めるため 以下のような指導を行うことが重要です 誤った筆算の処理から誤りを指摘したり 正しい計算の仕方を説明したりする活動を行う 1.1は1.10のように0を書いて筆算をするなどを徹底する 4.6-0.21などの計算では 1より小さい数を引くので 答えは 4に近くなるというように 数の大きさについての感覚を用いて計算結果を見積もることができるようにする

依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠を書くことなどが課題です また 国語科では 図やグラフなどの非連続型テキストや文章から読み取ったことと自分の考えを関連付けて書くこと 理由や根拠を明確にして自分の考えを書くことなどが課題です 課題改善のためには 書く場を設定するだけではなく 以下のような活動をとおして それぞれの記述方法についての指導を行う必要があります 分かりやすく書かれている記述を参考に 違う問題場面で書く活動 不十分な記述をもとに 話し合ったり 書き換えたりする活動 児童生徒同士で 互いに記述したものについて評価する活動 教科の結果と質 問紙調査の回答 との関係 すべての学年 教科において 授業の冒頭で目標 ( めあて ねらい ) が示されている 授業の最後に学習したことを振り返る活動をよく行っている と感じている児童生徒ほど 教科の正答率が高い傾向が見られる 小学校第 5 学年 自分の考えを発表する機会 学級 の友達との間で話し合う活動 につい ても よく行っていると感じている児 童生徒ほど 教科の正答率が高い傾向 が見られます このような活動を取り入れた授業を 行っていくことが大切です 義務教育課のホームページに掲載している 平成 25 年度山口県学力定着状況確認問 題結果について には 各設問ごとに 関連するやまぐちっ子学習プリントや過去の調 査問題等を紹介しています 計画的に活用していきましょう

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童生徒の学力の確実な定着と向上を図る (2) 実施期日 平成 25 年 10 月 30 日 ( 水 ) 学校の状況に応じて 10/28~11/1の期間に実施 (3) 実施対象及び実施内容 1 小学校 学年 実施人数 内容 ( 時間 ) 第 3 学年 11,408 人 国語 算数 ( 各教科 40 分 ) 及び質問紙 第 4 学年 11,637 人 国語 算数 ( 各教科 40 分 ) 及び質問紙 第 5 学年 11,940 人 国語 算数 社会 理科 ( 各教科 40 分 ) 及び質問紙 第 6 学年 12,450 人 国語 算数 ( 各教科 40 分 ) 及び質問紙 2 中学校 学年実施人数内容 ( 時間 ) 第 1 学年 11,545 人国語 数学 ( 各教科 45 分 ) 及び質問紙 第 2 学年 11,736 人国語 数学 社会 理科 英語 ( 各教科 45 分 ) 及び質問紙 2 教科の問題に関する結果 (1) 平均正答率 1 小学校 学年 国語 算数 社会 理科 第 3 学年 57.5% 66.0% - - 第 4 学年 61.4% 55.9% - - 第 5 学年 54.6% 61.6% 64.0% 64.9% 第 6 学年 56.6% 57.2% - - 2 中学校 学年国語数学社会理科英語 第 1 学年 54.1% 55.9% - - - 第 2 学年 47.6% 62.9% 53.5% 48.7% 63.9%

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 国語辞典の正しい使い方を理解すること 正しく書いたり 読んだりすること 資料に示されている内容を 文章と関連 目的に応じて文章の内容を読むこと 付けて読むこと 自分の考えを具体的に書くこと 問題例 3 小算数 加減乗除の計算をすること 問題例 1 小数の乗法の意味を理解すること学 長さの量感を身に付けること 面積や体積の量感を身に付けること校 理由や根拠 方法などを言葉や式を使っ て書くこと 理科 身近な自然現象について観察したことを 星座早見表など実験器具等を正しく使う 適切に表すこと こと 社会 災害から人々の安全を守る関係機関の活 人口の多い市の位置と県内の交通の様子 動について理解すること から県の特色をとらえて書くこと 国語 文脈に即して漢字を正しく読むこと 文脈に即して語句の意味を正しくとらえ 問題例 2 ること 文の定義を理解すること 文章や資料全体から内容や特徴をとらえること 自分の考えを具体的に書くこと 数学 分数の計算や加減乗除を含む正の数と負 方程式を活用して問題を解決する手順を の数の計算をすること理解すること 問題例 4 点対称な図形をかくこと 空間図形における長さの関係を見取図か中ら読み取ること学 実生活や身の回りの事象を数学的に解決校する過程を書くこと 理科 熱分解により生成される物質について理 誤差を含む実験データをグラフ化し整理 解すること すること 社会 世界の主な海洋の位置と名称を理解する 資料を参考に 地域の課題を説明するこ こと と 英語 絵を見ながら英文を聞き 状況にあった 英作文を読み 登場人物になったつもり応答を選択することで これからの決意を指定された単語数で書くこと

問題例 1 小数の減法の計算について改善状況が見られる 1.1-0.28 小学算数 4 年平均正答率 61.9% 5 年平均正答率 63.8% 6 年平均正答率 73.1% H24 全国調査 (4.6-0.21の計算) 山口県平均正答率 59.2% 問題例 2 文脈に即して漢字を正しく読むこ とについては 相当数の生徒ができ ている 漢字をひらがなに直しなさい 承知 ( 中学 1 年 ) 改まって ( 中学 2 年 ) 中学 1 年国語 平均正答率 87.3% 中学 2 年国語 平均正答率 92.0% 問題例 3 記述式の問題について 依然として課題が見られる 小学 3 年国語 平均正答率 46.0% 問題例 4 方程式を活用して問題を解決する手順を理解することに課題が見られる 中学 2 年数学平均正答率 58.2% H24 全国調査の同趣旨の問題山口県平均正答率 73.4%

3 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査の結果 (1) 質問紙調査結果から見られる特徴 普段の授業で 話し合う活動をよく行っている 自分の考えを発表する機会が与えられている と感じている児童生徒の割合が多い 学習意欲や学習習慣に関する質問項目において 学年が進むにつれて 肯定的な回答をした児童生徒の割合が減少する傾向がある 家庭での学習時間については 依然として課題が見られる 質問 普段の授業では 話し合う活動をよく行っていると思う 当てはまる どちらかといえば当てはまる どちらかといえば当てはまらない 当てはまらない 質問 算数 数学の勉強は好きだ 当てはまる どちらかといえば当てはまる どちらかといえば当てはまらない 当てはまらない 小 3 51.5 34.2 10.5 3.9 小 3 54.0 22.4 12.0 11.6 小 4 48.7 36.4 11.6 3.3 小 4 43.9 25.4 16.7 14.1 小 5 48.5 38.4 10.7 2.4 小 5 39.7 26.1 18.5 15.7 小 6 47.6 40.2 10.0 2.2 小 6 34.6 29.6 20.6 15.2 40.9 40.1 15.6 3.2 38.0 28.3 19.7 13.8 中 1 34.5 44.7 16.9 3.9 中 1 33.0 30.0 22.0 15.0 中 2 34.1 43.6 17.4 4.9 中 2 25.7 29.2 26.0 19.1 30.2 43.2 21.5 4.9 30.6 28.1 23.9 17.2 質問 学校の授業時間以外に 普段 1 日当たりどれくらいの時間勉強しますか 1 時間以上 30 分以上 1 時間より少ない 30 分より少ない 全くしない 質問 学校が休みの日に 1 日当たりどれくらいの時間勉強しますか 1 時間以上 30 分以上 1 時間より少ない 30 分より少ない 全くしない 小 3 35.1 46.7 15.7 2.5 小 3 25.5 36.7 27.8 10.0 小 4 39.3 44.7 13.4 2.7 小 4 26.2 38.5 26.6 8.8 3 時間以上 2 時間以上 3 時間より少ない 1 時間以上 2 時間より少ない 30 分以上 1 時間より少ない 30 分より少ない 全くしない 4 時間以上 3 時間以上 4 時間より少ない 2 時間以上 3 時間より少ない 1 時間以上 2 時間より少ない 1 時間より少ない 全くしない 小 5 7.3 16.2 39.2 27.6 7.7 2.0 小 5 2.8 5.4 14.0 33.2 35.1 9.5 小 6 5.9 16.2 45.0 24.8 6.5 1.7 小 6 4.1 5.2 12.5 34.9 35.2 8.1 7.8 15.6 41.9 25.7 7.0 1.9 3.8 4.8 13.2 34.9 34.8 8.4 中 1 8.5 23.3 37.1 19.8 7.9 3.3 中 1 4.7 12.2 23.6 31.8 21.2 6.5 中 2 5.2 18.9 35.1 23.4 11.6 5.9 中 2 2.7 6.9 19.1 31.6 27.9 11.9 7.1 24.3 35.4 18.7 9.7 4.6 4.0 9.9 22.3 30.7 23.4 9.5 :H25 全国学力 学習状況調査における山口県の結果

(2) 教科の結果と質問紙調査の回答との関係 すべての学年 教科において 授業の冒頭で目標 ( めあて ねらい ) が示されている 授業の最後に学習したことを振り返る活動をよく行っている と感じている児童生徒ほど 教科の正答率が高い傾向が見られる 学習意欲や学習習慣に関する質問項目において 肯定的な回答をした児童生徒ほど 教科の正答率が高い傾向が見られる 授業の中でわからないことがあったとき 授業が終わってから先生にききに行く 自分で調べる と回答した児童生徒の正答率が他の回答より高くなっている 質問 普段の授業では はじめに授業の目標 質問 普段の授業では 先生の話や友達の意 ( めあて ねらい ) が示されていると思う 見を最後までよく聞いていると思う 小学校第 5 学年 小学校第 5 学年 質問 家で 学校の宿題をしていますか 質問 授業の中でわからないことがあったら どうすることが多いですか 中学校第 2 学年 中学校第 2 学年 上側の棒グラフは質問項目に対する選択肢ごとの教科の平均正答率を 下側の帯グラフはその質問項目に対する回答状況を示している 結果等の詳細については 山口県教育庁義務教育課ホームページに掲載しています http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50900/kakunin/top.html

4 やまぐちっ子の学力向上に向けて やまぐちっ子の学力を育む検証 改善委員会 では これまでの全国学力 学習状況調査や 学力定着状況確認問題 の結果等を踏まえ 学校における取組や教育委員会の施策について総合的な検証を行うとともに 今後の一層の取組の充実に向けた提案をまとめました 今後の取組の一層の充実に向けて 提案 (1) 学校の組織的な取組 ( 学校の力を伸ばす ) 1 全教職員の共通理解に基づく全校体制づくりを推進するとともに 小 中連携による学習指導の一層の充実を図る 2 学力や学習状況の客観的 経年的な把握 分析のため 学力定着状況確認問題 を継続実施して 全県的な検証改善サイクルを確立するとともに やまぐち学習支援プログラム の集計 分析システムを活用して課題解決に向けた取組の充実を図る (2) 指導方法の工夫改善 ( 授業の力を高める ) 3 授業における 課題の提示 話合い活動の設定 振り返りの実施 など 指導のポイントの周知を図り 授業改善を促進する 4 学級や教科の枠を越えた全教職員によるワークショップ型研修等の機会を充実し 児童生徒の学習意欲の向上に向けた授業改善や学習規律の徹底を図る 5 授業づくり拠点校 等における研修会の継続と充実を図り 質の高い授業に触れる機会を充実する 6 大きな成果をあげている学力向上推進リーダー 学力向上推進教員を拡充し 授業研究等を通して指導力の向上を図る (3) 学習環境の整備 ( 学習環境を整える ) 7 少人数学級化についての研究を深め 児童生徒一人ひとりの状況に応じたきめ細かな指導体制の一層の充実を図る 8 習熟の程度に応じた指導や補充的 発展的な学習の指導 小学校における教科担任制など学習形態や指導方法を工夫 改善し 児童生徒の実態に応じた効果的な少人数指導の一層の充実を図る (4) 学習習慣の確立 ( 学習習慣を身に付ける ) 9 自主学習や家庭学習の充実に向け やまぐち学習支援プログラム の問題を充実するとともに 児童生徒一人ひとりの学力の状況に応じた活用を促進する 10 コミュニティ スクールや地域協育ネットを活用した地域ボランティアによる学習支援の体制づくり等 学校と家庭 地域が連携した取組の推進を図る