耐震診断を応援します 守口市既存民間建築物耐震診断補助金制度のご案内 ( 耐震診断補助金交付手続きから補助金の受け取りまで ) 守口市 1
耐震診断のお手伝い 耐震診断補助金制度 守口市では 震災に強いまちづくりを目指す施策の一環として 昭和 56 年に改正された現行の耐震基準以前に建築された民間建築物について 耐震診断を積極的に進めていただくために 耐震診断費用の一部を補助する制度を創設しました ご自分のお住まいや多くの方が利用する建築物等を所有し 耐震診断を希望される市民の皆さんの耐震対策を支援しますので ご活用ください 1. 耐震診断とは 建物を設計するとき 地震に対して安全に設計することを 耐震設計 といい 耐震設計 のもとになる基準を 耐震基準 といいます 現在使われている耐震基準は 新耐震設計基準 ( 昭和 56 年 6 月から ) と呼ばれ 阪神 淡路大震災においても この基準によって設計された建物は比較的被害が少なかったといわれています ご自分の住まいやビルが地震に対してどの程度被害を受けにくいか あるいは 受けやすいかといった地震に対する強さ すなわち耐震性の度合いを調べるのが 耐震診断 であり 特に昭和 56 年 5 月以前に建築された建物については 耐震診断を行うことが望ましいといわれています 耐震診断によって地震に対して十分な強さがあると評価されることもあれば 場合によっては被害を受けやすいと評価されることもあります 耐震性が不足すると判定された建築物については 専門家に相談して必要な補強をしましょう 2
2. 補助制度の概要 対象建築物 所在地 守口市内に存する民間建築物 建築時期 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築確認を得て建築されたもの等 用途 構造 1 木造 ( 丸太組構法 建築基準法旧 38 条によるプレハブ工法は対象外 ) 住宅( 一戸建ての住宅 長屋 併用住宅及び共同住宅を含み 現に居住し 若しくは居住しようとする住宅 以下同じ ) 2 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造等 ( 以下 非木造 という ) 住宅 耐震改修の促進に関する法律 ( 平成 7 年法律第 123 号 ) 第 6 条に規定する特定建築物 ( 現に使用しているものに限る ) 注 特定建築物 とは 不特定の者が利用する建築物 危険物の貯蔵及び処理の 用途に供する建築物 地震によって倒壊した場合に道路の通行および避難を 困難にするおそれのある建築物があります 以下の表を参考にして下さい 建築物の用途等 規模 要件 不特定 学校 老人ホーム 老人福祉施 階数 2 以上かつ 1,000 m2以上 利用建築物 設等幼稚園 保育所 階数 2 以上かつ 500 m2以上 病院 集会場 百貨店 ホテ 階数 3 以上かつ 1,000 m2以上 ル 事務所 工場等 体育館 階数 1 以上かつ 1,000 m2以上 危険物の貯蔵及び処理する建築物 すべての建築物 政令で定める数量以上の危険物を貯 蔵 処理する建築物 3
道路閉 塞 建築物 すべての建築物 地震によって倒壊した場合にその敷地に接する道路の通行を妨げ 避難を困難にするおそれがあるものとして政令で定めたもの ( 道路は耐震改修促進計画に記載されたもの ) 補助対象者建築物の所有者 補助内容 木造住宅 ( 長屋 併用住宅 共同住宅 耐震シェルターを設置する場合を含みます ) 診断に要した費用の 9/10 1 戸あたり 4 万 5 千円 又は 1 平方メートル当り 1,000 円のうち いずれか低い額 - 非木造住宅 ( 長屋 併用住宅 共同 住宅を含みます ) 診断に要した費用の 1/2 ま たは 1 戸あたり 2 万 5 千 円のうち いずれか低い額 補助限度額は 100 万円 また 延べ面積に応じて診断費用の 上限があります *1 特定建築物 ( 住宅を除きます ) 診断に要した費用の 1/2 ま たは 100 万円のうち い ずれか低い額 補助限度額は 100 万円 また 延べ面積に応じて診断費用の 上限があります *2 * 1 非木造住宅の診断に要した費用の限度額 ( 延べ床面積 1 平方メート ルあたりに次の区分に応じて乗じて得た額を限度とします ) (1) 一戸建ての住宅 1,000 円 (2) 一戸建て以外の住宅 ア イ ウの合計 ア 延べ床面積が 1,000 m2以内の部分 2,000 円 イ 延べ床面積が 1,000 m2を超え 2,000 m2以内の部分 1,500 円 ウ 延べ床面積が 2,000 m2を超える部分 1,000 円 4
* 2 特定建築物の診断に要した費用の限度額 ( 延べ床面積 1 平方メート ルあたりに次の区分に応じて乗じて得た額の合計を限度とします ) (1) 延べ床面積が 1,000 m2以内の部分 2,000 円 (2) 延べ床面積が 1,000 m2を超え 2,000 m2以内の部分 1,500 円 (3) 延べ床面積が 2,000 m2を超える部分 1,000 円 実施期間 平成 24 年 4 月 1 日から 当分の間とします その他 建築物の所有者と占用者 ( 居住者等 ) 又は土地所有者とが異なる場合は それら利害関係者からの耐震診断を実施してもよい旨の同意書が必要です 建築確認通知書 ( 構造図 意匠図 構造計算書 ) 等がないと 十分な診断 ができない場合があります 詳細については 相談窓口でご相談ください 3. 耐震診断技術者の紹介について 耐震診断を実施される際 耐震診断技術者の紹介を希望される方は ( 財 ) 大阪建築防災センターにご相談ください ( 財 ) 大阪建築防災センターには 耐震診断技術者の名簿を備え付けていますので 技術者を選任する際に参考としていただけます 紹介料は無料です 尚 耐震診断技術者名簿は守口市都市整備部住宅まちづくり課においても備え付けております また 大阪府では大阪府住宅リフォームマイスター制度において 府が指定した非営利団体 ( マイスター登録団体 ) が 一定の基準を満たす事業者 ( マイスター事業者 ) を府民の依頼に応じて案内 紹介します ( 大阪府住宅リフォームマイスター制度とは 府民が安心して住宅リフォームを行うことができるよう 信頼性の高い事業者の情報を提供する制度です http://www.pref.osaka.jp/jumachi/meister/ ( 財 ) 大阪建築防災センター 540-0012 大阪市中央区谷町 3 丁目 1 番 17 号ジョイント大手前ビル 3 階 06-6942-0190 [ 一般相談 ] 午前 10 時から午後 4 時 30 分 ( 土 日曜 祝日等の休日を除く ) 5
4. 診断手続の流れ 耐震診断の相談 申込みから診断の実施 補助金の受け取りまでの手続きの流れは 次の通りです 耐 震 診 断 申 請 フ ロ ー 申請者 事前相談 守口市 ( 建築物所有者又は施設管理者 ) ( 住宅まちづくり課 ) 補助金交付申請書提出 申請書受理 書類審査 補助金交付決定通知書 受 理 補助金交付 ( 不交付 ) 決定通知書 交 付 耐震診断実施 診断着手届提出 診断着手届受理 耐震診断完了 耐震診断報告書提出 耐震診断報告書受理 書類審査 補助金交付額確認通知書 受 理 補助金交付額確認通知書 交 付 補助金支払請求書 提 出 補助金支払請求書受理 内容審査 補助金受理 ( シェルター設置工事の場合 は シェルター設置工事の後 ) 補助金交付 申し込み時の必要書類 1 守口市既存民間建築物耐震診断補助金交付申請書 一部 2 当該建築物の確認通知書の写し 一部 3 当該建築物の検査済証の写し 一部 4 前 2 号に規定する書類がない場合は 木造住宅にあっては建築年月日又は 工事完了年月日の確認又は推測ができるもの 耐震改修の促進に関する法 律第 6 条第 1 項第 3 号に規定する建築物にあっては工事完了年月日及び確 認を受けたとおり建築されたことの確認又は推測ができるもの 一部 6
5 当該建築物所有者が法人である場合は 印鑑証明書 一部 6 申請者が法人である場合は 当該法人の登記事項証明書 一部 7 申請者が管理組合である場合は 当該管理組合の組合規約及び耐震診断の 実施に係る議決書又はこれに代わるもの 各一部 8 耐震診断費用の見積書又はその写し 一部 9 耐震診断を行う者が耐震診断技術者であることを証する書類 一部 10 申請者が申請を委任したときは 委任状 一部 11 その他市長が必要と認める書類 補助金請求時の必要書類 1 守口市既存民間建築物耐震診断補助金交付請求書 一部 2 その他市長が必要と認める書類 決定の取り消し補助決定者が次の各号のいずれかに該当すると認められるときは 補助金の交付決定の全部又は一部を取り消すものとする 1 偽りその他不正な手段により補助金の交付を受けたとき又は受けようとしたとき 2 補助金を交付目的以外に使用したとき 3 補助金の交付決定に付した条件に違反したとき 4 補助金要綱の規定又はこれに基づく指示に違反したとき 5 その他市長が不適当と認めたとき 補助制度の詳細についてのお問い合わせは 守口市役所 都市整備部 住宅まちづくり課 570 8666 守口市京阪本通 2 丁目 5 番 5 号電話 06-6992-1221( 代表 ) 06-6992-1708( 直通 ) 7