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Transcription:

2017.06.01 ISO で進化する組織紹介 株式会社植村組 グループ企業と連携することで様々な課題を解決し 総合建設業を展開する 南九州地域を中心に 鹿児島県内に本社と 3 支店 福岡県に 1 支店を構える株式会社植村組は 土木 港湾工事 建築工事を 手がけ 総合建設業として事業を展開している2000 年の ISO9001 認証取得に続き 2005 年に ISO14001 2013 年 に OHSAS18001 の認証を取得そして 2013 年に鹿児島県 薩摩川内市の最優良建設工事施工企業に選ばれる実績を持つ 今回は 3 つの ISO マネジメントシステムの運用方法や活用方 法について 常務取締役 業務本部長の 黒丸巌 わきくろま る いわお 氏に伺った 常務取締役 業務本部長 脇黒丸 巌氏 多様な事業を持つ企業グループとしてあらゆる課題に応える ベンチャービジネス 植村組の歴史は 鹿児島県川内市に設立した 1951 年から始まる創業以来 地域と一緒に生きよう を合い言葉とする同社は地域密着型企業であり 鹿児島県北薩地区のオピニオンリーダーとして 地域社会 の発展に大きく貢献しているそして 確かな実績を積み重ね 技術を磨き 現在では多くの関係企業を抱 える企業グループに成長している グループ企業とともに事業を展開できることは 弊社の大きな強みです港湾工事 建築工事に 関しては塗装会社などがありますそのため 他社を頼ることなく グループ内でほとんどの課題を解決す ることができるのです土木工事だけという訳ではなく あくまで総合建設業を担い 今は 16 業種を展開 しています民間工事ももちろん請け負いますが 公共工事 つまりパブリックな建設事業が多いです と 同社の特性について話す 黒丸常務 土木 港湾工事と建設工事は 違う分野の印象を受けるしかし 黒丸氏は 確かに 土木工事事業は 未開の地を開拓していく先発型で 建設工事事業は後発型になりますただ どちらもインフラ整備に即す る事業内容ですそういう点においては まったく違うわけではなく 共通していると言えます と答える

ISO システムマネジメントの導入は他社との差別化へとつながった 同社が初めて認証を取得した ISO マネジメントシステムは ISO9001 だ当時のことを 黒丸氏はこう ベンチャービジネス 振り返る 取得のきっかけとなったのは 世の中の流れに乗り遅れないようにという単純な考えでした当時 私は土木工事の現場で技術者として務めていたのですが 最初は規格内容に対して難しい印象が強く 正直 煩わしくも感じましたそれは 規格内容をよく理解していない状態で JIS の規格内容と ISO9001 の規 格内容がかけ離れたように感じ 元々あった JIS の要求事項に負荷をかけるという印象でしたしかし 業 務を進めていく内に 当たり前のことは JIS の規格に入っているということに気づきましたそれに対して さらに磨きをかけることができるのが ISO9001 です認証を取得するために 今までの業務に何かを加え たり 大きく変えることなく スキルを磨くことができるのです 黒丸氏は続けて ISO9001 の認証取得によるメリットについて次のように話す ISO9001 の認証取 得によって得られたメリットは大きく 事業を行うにあたって 視点を深めることができましたそれまで公共工事を多く担っ ていること から 国の発注形態における要求事項を 満たし 業務を進めることで良しとしていたので て すが 民間工事ではそういう訳にはいきません弊社の強みを 明確化しなければ他社と差別化できないからです認証を取得 したことで品質の確保や顧客対応など 要求事項が適用できて いるか 集中して見るようになりましたその結果 独自性を 見出せ 他社との差別化を図ることができたのですメリット を 実 感 し た か ら こ そ ISO14001 OHSAS18001 は ISO9001 よりも積極的に取得しようと動きました 3 つの ISO マネジメントシステムを運用するため複合的な取り組みを行う 3 つの ISO マネジメントシステムを効率的に活用するための方法として 同社がどのように取り組んで ベンチャービジネス いるのか 黒丸氏は具体的な内容を紹介してくれた 例えば安全パトロールこの取り組みでは労働安 全衛生に限らず 同時に品質や環境も確認しています品質 環境 労働安全衛生とそれぞれを独立させる のではなく 同じ取り組みの中で ISO マネジメントシステムを運用することでより効率的に展開すること ができますISO14001 では エコドライブやボランティア活動 太陽光発電所の開発などに取り組んで います さらに 黒丸氏は同社特有の取り組み内容についても語ってくれた ISO マネジメントシステムを活用するには 自社の強みを生かすことが重要だと考えます弊社では グループ企業の特徴を生かし 合同現場巡視 SUNKS を実施していますこれは互いの安全性 技術を 互いの目で見てサポートする取り組みですそうすることで それまで気づかなかった課題も見つかり よ り安全で 品質の高い業務へとレベルを上げることができますつまり 複合的な取り組みによって 3 つ

の ISO マネジメントシステムを運用しているのです 通常業務と要求事項を統合する だから ISO マネジメントシステムをうまく活用できる だから ISO マネジメントシステムをうまく活用できる ISO マネジメントシステムを導入するにあたって 弊社が最も大切にしていることは通常業務と乖離し てしまってはならないということです と ISO マネジメントシステムの認証から運用の全権を委任されて いる 黒丸氏は強い口調で語った 自社の通常業務と離れてしまっては 活用することもできませんし 何より社員は負担に感じてしまい ます社員が ISO マネジメントシステムを負担に感じないためにも 私は今取り組んでいる業務や活動で ISO マネジメントシステムの要求事項はほとんど網羅されるということを 社員に伝えてきましたその結 果 弊社では認証を取得すること 運用することに対する考え方や意味合いを社員一人ひとりが理解するよ うになってきましたこれまで 社員の理解度は 0 か 100 かという感じでしたが 平準化してきたと思い ます現在では この項目は この活動でクリアされるのではないか と 社員から声があがることもあ りますそのため ISO マネジメントシステム改正にあたっても 負担に感じることは特にありませんでし ただからこそ 評価点のアップに対して積極的ですなぜなら 評価点のアップは効果が上がったことを 意味し 結果利益を上げることができるからです今後も ISO マネジメントシステムを十分に活用し こ れまで培ってきた技術とノウハウを生かし 地域のオピニオンリーダーとして飛躍していきたい と 黒 丸氏は展望を語る 今後も植村組は同社の 強み に磨きをかけ 地元の老舗企業として大きな信頼と実績を積み 地域を発展 させていくその頼もしい未来に期待したい 本社社屋と創設者植村近の像