災害時の特定給食施設等のための

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4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

目次 1. 策定の趣旨 3 2. 施設内連絡 指示体制 5 3. 備蓄の整備 6 (1) 備蓄のポイント 6 (2) 非常 災害時用献立の作成 7 4. 災害発生時の初期対応 9 5. ライフラインの確保 10 (1) 水道が止まった場合 10 (2) 電気 ガスが止まった場合 10 (3) その他

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本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

防災業務計画 株式会社ローソン

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の課題フェイズごとの食に関する問題 大規模な水害や地震が起きると ライフラインが寸断されたり家屋が倒壊 損傷したりして自宅で食事を摂ることができなくなります しばらくすると支援物資が運ばれてきますが 道路の寸断により時間がかかり食料が手に入りにくい状況も想定されます また 避難所や野外へ避難する人が

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「平成28年熊本地震」に関するアンケート調査結果

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

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中核給油所 小口燃料配送拠点における災害対応ガイドライン 都道府県石油組合用 資源エネルギー庁石油流通課 平成 25 年 6 月

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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大津市避難所運営マニュアル

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

☆配布資料_熊本地震検証

目 次 第 1 章ガイドラインについて 1 策定の趣旨 1 2 ガイドラインの位置づけ 1 3 特徴 1 4 災害時栄養 食生活支援活動の必要性 2 第 2 章平常時の備え 1 市町村の取組 6 2 保健所の取組 7 3 県庁の取組 9 4 関係団体等の取組 10 第 3 章災害時の栄養 食生活支援

大規模災害対策マニュアル

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「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

障害者支援施設福寿荘給食業務委託仕様書 社会福祉法人平針福祉会 ( 以下 甲 いう ) が受託業者 ( 以下 乙 いう ) に委託する業務は 以下のとおりとする 1 委託業務実施場所 (1) 名称障害者支援施設福寿荘 (2) 所在地名古屋市天白区天白町大字平針字黒石 2878 番地 施設

燕市 ICT 部門の業務継続計画 < 初動版 > ー概要版ー 燕市

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事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

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1 東日本大震災での多くの被害が発生!! 平成 23 年 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 三陸沖を震源としたマグニ チュード 9.0 仙台市内での最大震度 6 強 宮城野区 という巨大な地震でした 東部沿岸地域では 推定 7.1m 仙台港 もの津波により 家屋の浸水やライフラ

小金井市第三次基本構想後期基本計画策定委託プロポーザル実施要領

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平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

第3回検討会_質の向上WG検討状況報告

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災害救助法による応急救助の実施概念図

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

Microsoft Word - マニュアル

スライド 1

国土技術政策総合研究所 研究資料

はじめに 道では 北海道行政基本条例 に基づき 道政の基本的な方向を総合的に示す計画として 新 北海道総合計画 を策定し 政策展開の基本方向の一つとして 安心で心豊かな北海道ライフスタイル を掲げ 安全 安心な生活の確保 に向け 防災 減災の体制づくり を進めています 保健福祉部では 特に 子ども

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18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

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国土技術政策総合研究所 研究資料

南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 旅館業用 ) 導入手引書 旅館業用衛生管理点検表 1 個人衛生管理点検記録個人衛生管理は 従事者の感染症対策を中心に基準条例 8 の従事者に係る衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する (1) 従事者は 下痢 嘔吐等の体調不良がないことを確認し 症

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

Ⅳ 各施設が取り組むこと Ⅳ 各施設が取り組むこと Ⅳ 1 総論 施設によって立地条件や利用者の状況等が異なるため 東京都や最寄りの市町村等の防災計画などを踏まえ 各々の施設において想定される災害時のリスクや地理的条件等に応じた最適なマニュアルを作成する必要があります また 地震 集中豪雨 大雪等の

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1 調達要求番号 : 7NMV1AY1002 標準仕様書 陸上自衛隊仕様書物品番号仕様書番号 3 承認作成平成 29 年 1 月 16 日食器洗浄及び清掃作業部外委託変更作成部隊名仙台駐屯地業務隊 1 総則 1.1 適用範囲この仕様書は 陸上自衛隊の仙台駐屯地食堂において実施する食器洗浄作業 食堂清

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別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

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)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

各部会の活動状況予定200505

マニュアル制定の目的 本 県 で は 平 成 7 年 1 月 1 7 日 に 発 生 し た 阪 神 淡 路 大 震 災 を 契 機 と して 福島県災害時医薬品等備蓄供給事業 を起ち上げました このマニュアルは 関係者の役割分担を中心に 県薬務課 保健福祉 事 務 所 (保 健 所 ) 医 薬 品

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国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

者のために個室や隔離したスペースを確保する 身近な福祉避難所 また 一般の避難所や身近な避難所では避難生活が困難な要配慮者を避難させるために 社会福祉施設等に開設する 福祉避難所 と重層的に福祉避難所を設置することを想定している (2) 要配慮者とは福祉避難所の対象者として想定されるのは 法律上 要

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

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糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

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1 検査の背景 我が国の防災の基本法として災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) が制定されている 同法によれば 内閣府に中央防災会議を置くとされ 同会議は 災害予防 災害応急対策及び災害復旧の基本となる防災基本計画の作成 その実施の推進 防災に関する重要事項の審議をそれぞれ行うな

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

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2 本紙について 本紙は 通信回線の管理者等が脆弱性評価を行うにあたって 有用と考えられるポイントを 電気通信事業者の視点で取りまとめた参考資料である 大規模災害等が発生し 電気通信ネットワークがケーブル切断等により途絶した場合 電気通信事業者は電気通信事業法第 8 条の重要通信の規定に照らし 重要

岐阜県 災害時栄養・食生活支援活動ガイドライン(第1版)

事例9


【堀内分担研究添付資料2】医療機関(災害拠点病院以外)における災害対応のためのBCP作成指針

Transcription:

災害時の特定給食施設等のための マニュアル策定の手引 平成 25 年 3 月 山梨県

目 次 1 趣旨 1 2 危機管理体制 2 (1) 災害時対応マニュアルにおける位置づけ 2 ( 2 ) 災害時の特定給食施設等対応マニュアルの作成 2 (3) 特定給食施設等災害時対応マニュアルの周知 2 3 マニュアルに記載すべき内容 2 (1) 連絡 指示体制 2 (2) 被災状況の確認 3 (3) 喫食者の状況確認 3 (4) 衛生管理に関すること 3 (5) 委託業者 3 (6) 在庫確認 3 (7) 備蓄の整備 4 (8) 食事配膳の対応 4 ( 9 ) ライフラインの確保 4 ( 10) 危機管理体制の強化 4 ( 11) その他 4 4 対応時期ごとに記載すべき内容 5 平常時の対応 5 フェーズ 0 初動体制の確立 7 フェーズ 1 緊急対策 8 フェーズ 2 ~ 3 応急対策 1 0 参考文献等 1 3 様式 1 4 参考資料 2 0 2

1 趣旨地震 台風 水害など いつ どこで発生するかわからない災害に備えておくことは 多数の喫食者の食を預かる給食施設にとって必要不可欠なことです 特に 1 日 3 食提供している居住型施設においては 災害が発生し 通常の給食提供が困難な状況になったとしても 利用者へは何らかの食事提供を継続させなければなりません 災害時でも喫食者に対して適切で 安全 安心な給食を提供するためには 平時から非常時に備え ライフラインの寸断や調理室の損壊などの問題が発生した場合でも 継続的な食事提供ができるよう 体制の整備や備蓄等の準備をしておく必要があります この 災害時の特定給食施設等のためのマニュアル策定の手引 は 災害時に想定される状況とそれに伴う特定給食施設等が行うべき活動を整理しました なお 本手引は 県の 第二次やまなし防災アクションプラン の施策項目 Ⅱ 6 1 県民 市町村等の緊急物資備蓄の促進 のアクション項目 避難所への公的備蓄の保管促進 ( 食料の確保 ) に基づき 策定しました なお この手引に示した項目は目安であり 災害の種類や発生時期 被害状況等により弾力的に活用することが必要です 東日本大震災での教訓 ライフラインの被害水道は73.4 % 電気は 92. 7% ガスは 8 1.9 % の施設で被害があった ライフラインの復旧状況は 電気についてはほとんどの施設で被害があったものの復旧は早く 被害のあった施設のうち 90% 以上の施設で1 週間以内に復旧している 反対に復旧に時間がかかったのはガスで 震災から 1 ヶ月たっても復旧していない施設が 30% 以上もあった また 施設内の被害状況としては ライフラインの被害に付随して 調理室 調理機器や洗浄機器に被害を受けた施設が 40% 強であった ( 仙台市給食施設東日本大震災対応状況調査より引用 ) 1

2 危機管理体制の整備大規模災害発生に備え 平常時から相互支援関係にある施設 近隣施設 行政機関等の連絡体制の整備を図ることが重要です 研修会等の場を活用した情報交換による体制整備も有効な方法です (1) 災害時対応マニュアル における位置づけ各施設で既に策定している 災害時対応マニュアル において 給食提供に関する事項については 災害時の特定給食施設等対応マニュアル ( 以下 マニュアル という ) に従うことを明確に位置づける必要があります (2) 災害時の特定給食施設等対応マニュアル の作成災害時はライフラインが不能となり 調理器具も破損するような事態を想定しなければなりません 地震や台風等の自然災害等における対応として 施設で話し合う機会 ( 給食運営委員会等 ) を設けて このようなマニュアルを作成することが必要です マニュアルの内容については 関係職員の連絡網の作成 災害時での非常食や食器器具の備蓄 また他施設との協力体制を結ぶなどの代替施設の対策をも含めた体制の整備を図ることが重要です 1 日 3 食を提供する給食施設にあっては 自助で 3 日間程度提供することを前提としたマニュアルの整備及び備蓄が必要となります また 1 日 1 食を提供する給食施設においても これに準じたマニュアルの整備及び備蓄が必要となります さらに 気象予報等で注意報 警報等が発表された場合や災害が発生した場合に施設内での体制や 職員の配備等を定めておく必要があります 施設にすでに取り決めがある場合には マニュアルにも記載しておきます ( 3 ) マニュアルの周知 マニュアルは全職員に周知するとともに 災害時に実際に対応 2

できるように 定期的な訓練が必要です 3 マニュアルに記載すべき内容 項目内容 ( 留意点 ) 参考様式等 ( 1 ) 連絡 指示体制 (2) 被災状況の確認 ( 3 ) 喫食者の状況確認 ( 4 ) 衛生管理に関すること 給食提供決定者 ( 責任者 ) の明記 緊急連絡体制図 職員配備体制 ( スタッフの確保 ) ( 勤務時間内 勤務時間外 ) 調理従事職員の健康状況 出勤可能状況確認 役割分担 ( 情報の集約 組織決定 決定事項の伝達 発信等 ) 施設内職員の非常時体制の検討 施設外の人的支援体制の検討 通信手段の確保 施設内確認項目とチェックリスト 厨房内確認項目とチェックリスト 食材流通ルートの確認 ( 交通網の確認 ) 業者営業確認 身体状況 食種 食形態など食事摂取に係る状況を確認 喫食者及び職員現状確認 災害の発生時を想定した手洗い 調理器具の使用基準 水 ガス 電気が使えない時を想定した手指消毒の方法や調理器具の消毒方法など 食器の洗浄が出来ない場合のディスポ食器の使用や食器にラップ アルミホイル等を被せて使用するなどの工夫 断水時などで水道を使えない場合の消毒や加熱調理などの衛生管理 調理施設が浸水被害を受けた場合の対応 ( 参考資料 1 ) ( 参考様式 1 ) ( 参考様式 2 ) ( 様式 1) ( 様式 1) ( 様式 6 ) ( 様式 2) 3

( 5 ) 委託業者 ( 委託している場合 ) ( 6 ) 在庫確認 ( 7 ) 備蓄等 調理施設が使用不能となった場合の代替調理 配膳場所などのフローチャート * 大量調理施設衛生管理マニュアルを参考 委託業者等の記載 委託契約の確認 ( 災害時の給食提供について ) 搬入方法の確認記載 ( 他の施設等から食事を運ぶ契約になっていても 交通が遮断して運び込むことが出来なくなる場合等 ) 委託先との取り決めの確認 委託業者のマニュアルの確認 ( 施設との整合性 ) 在庫食材 ( 生鮮 乾物等 ) 備蓄食品 調味料の使用可能点検 食材搬入業者連絡 ( 連絡先明記 ) 地域被災者増員分も含んだ食材搬入の確認 ( 必要な場合 ) 在庫品一覧表 1 備蓄品一覧表の作成 食品の備蓄 食品の他 食器類 熱源 飲料用調理用水 ( 一人あたり 2 L / 日 ) 特別食なども含める 確保数量喫食者 + 職員数 備蓄日数 3 日分 ( ただし施設によって異なる ( 詳細は参考資料 3 )) 数量 保管場所 賞味期限を明記する 2 非常時用献立と作り方 3 日分の献立 ( 一般食及び特別食 ) の作成 栄養価の算定 特別食 特別食が必要な喫食者の場合のみ 食形態別 ( 嚥下困難者用 ) モデル献立 疾患別モデル献立 作り方や盛りつけの仕方を記載した書類を備蓄食品と一緒の場所に保管しておく ( 参考資料 6 ) ( 様式 3) ( 参考様式 3 ) ( 参考資料 3 ) ( 参考様式 4 ) ( 参考様式 5 ) 4

( 8 ) 食事配膳の対応 ( 9 ) ライフラインの確保 ( 10) 危機管理体制の強化 ( 11) その他 ( 給食関係者以外にも分かるようにしておく ) 配膳担当職員不在時 電気が遮断された場合 温冷配膳車やエレベーター等が使用できない時の対応など 停電時の電力確保の方法 ( 非常電源の確保等 ) 調理用代替熱源の準備 電気 ガス 水道等の遮断時の連絡先一覧作成 物資等の支援要請先の作成 1 施設内危機管理対策体制 実地訓練や施設内研修の実施計画 施設内委員会の開催計画 2 外部との連携体制 系列施設 市町村 保健所等連絡先 3 災害時栄養 食生活相互支援ネットワークの構築 ネットワーク内で実地訓練やマニュアルの見直し 特定保健用食品 サプリメント等の調達 栄養アセスメント ケアプラン 栄養管理計画等の修正 ( 参考様式 7 ) 5

4 対応時期ごとに記載すべき内容 平常時の対応 災害時の特定給食施設等対応マニュアルを作成し それに伴う 対応を検討しておきます また 訓練を定期的に実施することも必要です (1) 給食を委託している場合食料備蓄や物品に関しても業者に委託する場合は 備蓄内容 保管場所 食材の配送方法等を十分に検討し マニュアルに明記しておく必要があります また 災害時には食材の配送ルートが遮断される可能性が高いことから施設内の適切な場所に保管することが望ましいが 施設外に保管する場合は速やかに配送される体制を確立しておく必要があります (2) 備蓄品の整備 1 ライフラインや通常の食材流通ルートが正常に機能しない状況を想定し 非常用献立を作成しておく必要があります ( 参考資料 4 )( 参考資料 5 ) その献立に基づき 食料を備蓄する必要もあります ( 備蓄品一覧表 様式 3 ) 2 食事を提供するために必要な物品を備蓄する必要があります ( 様式 3 ) 3 備蓄品は 非常時に取り出しやすい場所に分散して保管する必要があります 4 備蓄品は 保存期限に対応して計画的に更新します また 備蓄品の保存期限について備蓄一覧表を作成し 1 年に 1 度は見直しを行い 食料に関しては保存期限が向こう 1 年に満たないものを防災訓練時に提供し 備蓄内容の検討や非常食への理解を求めるのもひとつの方法です 6

(3) 外部との連携体制 1 関係機関との連携災害の規模にもよるが施設内だけでは対応困難な場合も多くあるため 平常時から地域の災害対策やその体制を確認し 系列施設 市町村や保健所等外部との連携先を明確にして 必要時には迅速に支援を要請できるように日頃から連携を図る必要があります 2 給食施設の相互支援体制の確立給食施設は 生命をつなぐ食事を提供するという非常に重要な役割を担っています 災害時に対応するためには 平常時からの備えと給食施設間における災害時ネットワーク ( 物資や人材の支援等 ) の構築が必要となります 近隣給食施設や系列施設の相互支援体制により 食料や人材 ( 栄養士 調理師等 ) の確保を図り 災害時でも通常の食事提供に近づけられる体制作りが望まれます 東日本大震災での教訓 災害時の給食提供のために 日頃から施設および給食担当者間で非常時の対応の確認や備蓄品の内容について検討していたことで 今回の震災での適切な食事提供につながったと回答した施設があり このことが災害時対策の基本であることが示唆された ( 仙台市給食施設東日本大震災対応状況調査より引用 ) 7

災害発生後の対応 フェーズ0 初動体制の確立 ( 概ね災害発生後 24 時間以内 ) < 生命維持に不可欠な治療等の継続の時期 > フェーズ 0 24 時間以内 フェーズ 1 72 時間以内 フェーズ 2~3 概ね 4 日目から 2 ヶ月まで 時期は被災状況により異なる 災害発生 職員等の状況チェック 被害状況の把握 給食提供の決定 応急対応 復旧までの移行期 復旧 : 平常業務 自助努力で給食施設を運営する 災害支援 ( 県外等 ) 職員の安否 設備のチェック 1 状況把握 (1 ) 被災状況の把握災害発生時には 速やかに施設内設備 人員等の状況の確認を行う ( 様式 1)( 様式 2) 8

食材 備蓄食品や物品の状況 施設や厨房の損壊状況 給食に従事する人員の状況 ( 施設側 受託側 ) ライフラインの状況 ( 電気 ガス 水道等 ) 食事の配膳のルート ( エレベーター等 ) 通信手段 ( 電話 パソコン F A X 等 ) (2 ) 市町村の災害対策本部設置状況の確認 市町村災害対策本部設置状況を確認し 最低限の必要物資を確保 できる体制を整えておく (3 ) 保健所への被災状況の報告第 1 段階として 山梨県地域防災計画 及び 山梨県大規模災害時医療救護マニュアル に基づいて 必要に応じて 被害状況や給食実施状況などを保健所に報告する ( 様式 4 ) ( 保健所が状況確認の連絡を行う場合もある 相互に連絡を取り合う体制とする ) 2 備蓄食品等を活用した食事提供 (1) 被害状況に合せて提供可能な献立を作成し 食事の提供に努める ( 参考資料 4) (2) 災害発生初期は 冷蔵庫や冷凍庫内の在庫食品も使用可能であれば活用する (3) 必要な食材業者へ納入の可否を含めて連絡を取り 状況を把握する ( 様式 6) (4) 1 食でも食事を出した場合には 給食日誌または災害時用給食日誌を用いて記録する ( 様式 5) 3 支援要請 (1 ) 物的な支援要請食料 水 熱源など物資が不足する場合は 給食施設の相互支援体制を活用した上で市町村災害対策本部に連絡する 9

(2 ) 人的な派遣要請 給食施設の相互支援体制を活用する また 調理従事者を受 け入れる場合は 受け入れる者の健康状況を確認する フェーズ 1 緊急対策 ( 概ね災害発生後 72 時間以内 ) フェーズ 0 24 時間以内 フェーズ 1 72 時間以内 フェーズ 2~3 概ね 4 日目から 2 ヶ月まで 時期は被災状況により異なる 災害発生 職員等の状況チェック 被害状況の把握 給食提供の決定 応急対応 復旧までの移行期 復旧 : 平常業務 自助努力で給食施設を運営する 災害支援 ( 県外等 ) 1 状況把握 (1 ) 被災状況の把握今後の対応を検討するため ライフライン復旧状況等を確認する (2 ) 破損器具の点検 修理給食の早期平常化に向け 調理器具の破損修理 ガス管 水道管等を含め点検を行い 今後の修理計画を検討する (3 ) 保健所への被災状況の報告必要に応じて 被災状況や給食実施状況などを保健所に報告する ( 保健所が状況確認の連絡を行う場合もある 相互に連絡を取り合う体制とする ) 10

2 備蓄食品等を活用した食事提供被害状況に合せた食事提供に努める 備蓄食品の払い出し 炊き出し 外部からの支援物資等の方法が考えられるが 温かい食事が提供できるように努める 3 支援要請 (1 ) 物的な支援要請食料 水 熱源など物資が不足する場合は 給食施設の相互支援体制を活用した上で市町村災害対策本部に連絡する (2 ) 人的な派遣要請給食施設の相互支援体制を活用する また 調理従事者を受け入れる場合は 受け入れる者の健康状況を確認する フェーズ 2~3 応急対策 ( 概ね 4 日目から 2 ヶ月まで ) フェーズ 0 24 時間以内 フェーズ 1 72 時間以内 フェーズ 2~3 概ね 4 日目から 2 ヶ月まで 時期は被災状況により異なる 災害発生 職員等の状況チェック 被害状況の把握 給食提供の決定 応急対応 復旧までの移行期 復旧 : 平常業務 自助努力で給食施設を運営する 災害支援 ( 県外等 ) 11

1 食事の提供 (1 ) 給食利用者の健康状況の把握と対応関係職員と連携を図り 給食利用者の健康状況を把握し 対応が必要な場合は早急に行う 災害の復旧状況に応じた食事提供に努め 徐々に通常の食事に近づける また 適温食となるよう配慮する (2 ) 通常の食事提供再開に向けた調整通常の食事提供再開に向け ライフライン普及情報収集 食材納入ルートの確認 調理スタッフの調整等を行う また施設設備や厨房器具のハード面についても再開のための点検を行い 修理計画を検討する 2 支援要請 (1 ) 物的な支援要請食料 水 熱源など物資が不足する場合は 給食施設の相互支援体制を活用した上で市町村災害対策本部に連絡する (2 ) 人的な派遣要請 給食施設の相互支援体制を活用する また 調理従事者を受 け入れる場合は 受け入れる者の健康状況を確認する 3 対応状況の検証 災害対応が落ち着いたら 早急に施設内マニュアルに基づく 対応状況を検証し 必要に応じて見直しを行う 12

参考 引用文献 新潟県福祉保健部 : 新潟県災害時栄養 食生活支援活動ガイドライン 平成 18 年 3 月 新潟県福祉保健部 : 新潟県災害時栄養 食生活支援活動ガイドライン - 実践編 - 平成 20 年 3 月 財団法人日本公衆衛生協会 : 健康危機管理時の栄養 食生活支援ガイドライン 平成 19 年 3 月 岩手県県南広域振興局 : 危機管理時の栄養 食生活対応ガイドライン平成 21 年 3 月 佐賀県健康福祉本部 : 特定給食施設栄養管理の手引き平成 23 年 3 月 岡山県備中保健所井笠支所 : 給食施設の健康危機管理マニュアル策定の手引き- 非常災害時対応 - 平成 24 年 3 月 香川県健康福祉部健康福祉総務課 : 香川県災害時保健活動マニュアル ~ 栄養 食生活支援編 ~ 平成 24 年 3 月 岡山県美作保健所勝英支所 : 災害時の食生活支援のための手引き ( みんなでつくる災害時の食生活ネットワーク ) 平成 24 年 3 月 ( 順不同 ) 13