第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

Similar documents
第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

<4D F736F F D E682528FCD814088A490BC8E E C7689E682CC8E7B8DF482CC93578A4A>

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

P013-2‘Í

茨城県食育推進計画―第三次―

hyoushi

Microsoft Word - ☆5章1栄養.doc

ウ食事で摂る食材の種類別頻度野菜 きのこ 海藻 牛乳 乳製品 果物を摂る回数が大きく異なる 例えば 野菜を一週間に 14 回以上 (1 日に2 回以上 ) 摂る人の割合が 20 代で 32% 30 代で 31% 40 代で 38% であるのに対して 65 歳以上 75 歳未満では 60% 75 歳以

<4D F736F F D E682518AFA2094AA89A48E718E E C7689E62E646F6378>

<4D F736F F D E9197BF A B83678C8B89CA8A5497AA2E646F63>

食育って, ご存知ですか? 食育とは 生きる上での基本であって, 知育, 徳育及び体育の基礎となるべきもの 様々な経験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を習得し, 食育の推進に取り組んでいます! 28 年 ( 平成 2 年 )3 月に 福山市食育推進計画,213 年 ( 平成 25 年

第 4 章 地域における食育の推進 1 栄養バランスに優れた 日本型食生活 の実践 ごはんを中心に 魚 肉 牛乳 乳製品 野菜 海藻 豆類 果物 茶など多様な副食などを組み合わせて食べる 日本型食生活 は 健康的で栄養バランスにも優れている 農林水産省では 日本型食生活 の実践等を促進するため 消費

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

食育に関するアンケート

刈谷市食育推進計画

平成 29 年度食育活動の全国展開委託事業報告書 ( 食生活と農林漁業体験に関する調査 ) 平成 30 年 2 月

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

泉大津

平成 28 年度 第 1 回境港市学校給食センター運営委員会 1 日時 : 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木曜日 )10:00~ 2 場所 : 境港市学校給食センター研修室 3 内容 (1) 報告事項 1 平成 28 年度学校給食の実績について 2 学校給食センターの取組について 3 アイ


(2) 望ましい食習慣や知識の習得 ( 関連目標 ) 子どもたちが 食習慣や知識を習得することは 生涯にわたって健全な食生活を実践していくために重要です そこで 学校では家庭科や学校行事等における調理実習等の体験を通して 児童生徒が食に関する正しい知識や技能を習得できるようにするとともに 家庭での実

名古屋市食育推進計画 ( 第 2 次 ) 案 に対する市民意見の内容及び市の考え方 名古屋市食育推進計画( 第 2 次 ) 案 に対し 貴重なご意見をお寄せいただき ありがとうございました 結果の概要とともに いただきましたご意見とそれに対する市の考え方を公表いたします なお ご意見のうち 趣旨の類

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

スライド 1

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

資料2 これまでの学校における食育の取組について

食育に関するアンケート



<904888E C8B89CA81698CF6955C A2E786C73>

わりについての教育, 例えば,1 食料の生産 加工 流通, 安全な食品の選択と選択能力の獲得,2 生活環境や生活行動, 個人の健康意識, 心理的状態と食の状況などを考慮した上での個人や集団に合った食生活管理, などについて教育する 2 食育国民一人一人が, 生涯を通じた健全な食生活の実現, 食文化の

則な食事 肥満や生活習慣病の増加 過度の痩身志向などの問題に加え 新たな 食 の安全上の問題や 食 の海外への依存の問題が生じており 食 に関する情報が社会に氾濫する中で 人々は 食生活の改善の面からも 食 の安全の確保の面からも 自ら 食 のあり方を学ぶことが求められている また 豊かな緑と水に恵

【食育決裁用】計画表紙と目次

日常的な食事に関する調査アンケート回答集計結果 ( 学生 ) 回収率 平成 30 年 12 月 1 日現在 134 人 問 1 性別 1 2 男性女性合計 % 97.0% 100.0% 3.0% 男性 女性 97.0% 問 4 居住状況 家族と同居一人暮らし

つくば市地域福祉計画 骨子案

施策吊

< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

第2節 茨木市の現況

図 3 児童 生徒の状況 ( 共食 : 夕食 ) 資料 : 平成 27 年度食生活調査 ( 愛媛県学校栄養士協議会 ) 図 4 食育への関心の状況 (20 歳以上 ) 資料 : 平成 27 年愛媛県県民健康調査 2 多様な暮らしに対応する食生活支援の必要性 共働きや単身赴任の増加など ライフスタイル

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

平成25~27年度間

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

00.xdw

各推進主体の具体的な取り組み 家庭 幼稚園 保育所 関係団体 家族で一緒に朝 早寝 早起き 朝 朝食の大切さを 食を食べる日を ごはんを推進し 伝えていきまし 増やしま ま ょう 朝食の大切さ 早寝 早起き 朝 園便りや給食便 簡単に作れる朝 の推進 ごはんを心がけ りで食育推進を 食のメニューを

『食』のまちづくりレシピ最新(パブコメ用)

1. 背景 1 2. 位置付け 2 3. 計画の期間 2 4. 計画の基本方針 3 5. 計画の内容 3 6. 基本目標 8

次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

ライフステージ別に 個人 家庭 地域 企業 行政 それぞれの分野での取組を まとめました 基本施策 1 理解と関心を深めて食育推進 個人 家庭 地域 企業 家族と 食 について話をする 感謝の気持ちを込めて いただきます ごちそうさま を言う よく噛んで味わって食べる 買い物や調理 後片付け等 食事

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

表紙裏 ( 空白 )

(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

第 3 編 第 3 次出雲市食育推進計画 第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画の位置づけ 1. 根拠法令 食育基本法第 18 条第 1 項に基づく市町村食育推進計画です 2. 国 県計画との整合性 国の 第 3 次食育推進基本計画 と島根県の 島根県食育推進計画第三次計画 との整 合性を勘案し策


2 基本方向 前頁の基本理念を実現するための施策の方向として 次の 4 つの基本方向を掲げます 基本方向 1 健康づくりを支える環境整備 ~ みんなでつくる健康なまち ~ 基本方向 2 生活習慣病の発症予防と重症化予防 ~ 健康をつくる生活習慣 ~ 基本方向 3 分野別の健康づくりの推進 ~ 人生を

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

CSR の 5 つの重要課題 食とスポーツで心と体の元気を応援 基本的な 考え 方 貢献するSDGs CSR の5 つの重要課題 の中心的対象となる SDGs の目標 食とスポーツを手掛ける企業として 食育活動 食文化の普及 スポーツの振興などを通して心と 体の健康づくりに貢献しています スポーツと


4 農林業 経営耕地面積割合 ( 農家数 ) ( 平成 27 年 ) 畑 63.4% (171 戸 ) 田 11.3% (53 戸 ) 樹園地 25.3% (102 戸 )

目標 1 食育に関心を持っている国民を増やす 食育を国民運動として推進し 成果を挙げるためには 国民一人一人が自ら実践を心掛けることが必要であり そのためには まずより多くの国民に食育に関心を持ってもらうことが欠かせない また 食育に関心を持っている国民は 関心を持っていない国民よりも朝食を食べる頻

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

目 次 第 1 章計画の基本的事項 1 第 1 節食育推進計画の基本的な考え方 1 1 計画改定の趣旨 2 計画の位置づけ 3 計画の期間 第 2 節計画改定の背景 3 1 岩手町食育推進計画 における成果と課題 2 今後の方向性 第 3 節計画の基本目標等 7 1 計画の基本目標と基本理念 2 計

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

Ⅰ. 調査の概要 1. 調査の目的仙台市では, 地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため, 平成 23 年 3 月に 仙台市食育推進計画第 2 期 を策定し, 市民の皆様, 関係団体, 事業者等と連携しながら食育推進に取り組んでいる 市民の皆様の食生活や食習慣, 食育に関する

104 (3) 全中学校において アクティブスクール を展開 全中学校を アクティブスクール として位置付け 自校の目標 ( 値 ) や取組内容を定めた 体力向上推進計画 を作成し 取組を強力に推進している (4) スーパーアクティブスクール や アクティブライフ研究実践校 による取組中学校 47


地域子育て支援拠点事業について

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

<4D F736F F D F81798E9197BF94D48D A95CA8E B8CA782CC8EE691678FF38BB581698B6096B18B4C8DDA92F990B38CE3816A2E646

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

計画の今後の方向性

H30全国HP

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

hyoushi_ol

2. 食料自給率の推移 食料自給率の推移 我が国の食料自給率 ( 総合食料自給率 ) は 長期的に低下傾向で推移してきましたが 近年は横ばい傾向で推移しています (%) (H5 ) 43 7

1 1 対象とする個人並びに集団の範囲食事摂取基準の対象は 健康な個人並びに健康な人を中心として構成されている集団とし 高血圧 脂質異常 高血糖 腎機能低下に関するリスクを有していても自立した日常生活を営んでいる者を含む 具体的には 歩行や家事などの身体活動を行っている者であり 体格 (body m

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

埼玉県食育推進計画 ( 第 3 次 ) 平成 28 年度 ~30 年度 彩の国 埼玉県

食育に関する意識調査の結果について ( 速報 ) 基本目標 1 毎日きちんと朝ごはんを食べます 規則正しい生活を心がけ, 毎日朝ごはんをしっかり食べて充実した 1 日を過ごす 1 朝ごはんを毎日食べる人の割合 (1) 一般問 6 朝食を食べていますか ( は1つだけ) 0% 10% 20% 30%

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

この文書は 食育基本法 ( 平成 17 年法律第 63 号 ) 第 15 条の規定に基づき 食育の推進に関して講じた施策について報告を行うものである

Transcription:

第 1 章計画の策定について 1. 計画策定の背景と趣旨 食 は 私たちが生涯にわたって 心身ともに健康で生き生きとした生活を送るために 欠かすことができない大切なものです 豊かな人間性を育み 生きる力を身に付けていくために 様々な経験を通じて食に関する知識や食を選択する力を習得し 健全な食生活を実践することができる人間を育てる 食育 の推進が求められています また 地域の特性を活かした食生活の実践や地域産業への理解の促進など 食を通じて地域の活性化を促進していくことも期待できます しかしながら 近年 核家族 単身者 高齢者世帯の増加などの家族形態の変化や共働き世帯の増加などの社会構造の変化など 暮らしの多様化が進み 食を取り巻く環境は大きく変化しています 帯広市では 平成 17 年 6 月に制定された 食育基本法 に基づき 平成 19 年 9 月に帯広市食育推進計画 ( 平成 19 年度 ~ 平成 23 年度 ) 平成 24 年 3 月に第 2 次帯広市食育推進計画 ( 平成 24 年度 ~ 平成 28 年度 ) を策定し また 平成 26 年度には 地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律 第 41 条第 1 項で定める地域の農林水産物の利用の促進についての計画 ( 促進計画 ) として位置付け 各種取組により 食育の推進 地産地消の推進を図ってきました これまでの取組により 市民の食育に対する関心が高まるなど 一定の成果が現れているものの 児童 生徒における 朝食を欠食する割合の増加や 食事を家族などと一緒に食べる割合が減少するなど 依然として課題があります そのため 更なる市民の心身の健康増進や地域の活性化に向けて 国や北海道における施策や 本市におけるこれまでの食育推進の成果と食をめぐる状況の変化や諸課題を踏まえて 第 3 次帯広市食育推進計画 を策定するものです - 1 -

食育とは 生きるうえでの基本であって 知育 徳育 体育の基礎となるものと位置付けるとともに 様々な経験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を習得し 健全な食生活を実践することができる人間を育てることとされています ( 食育基本法前文より ) - 2 -

2. 第 2 次計画の主な取組状況 帯広市では 核家族 単身者 高齢者世帯の増加など 社会環境の変化に伴い 食の簡便化 外部化が進んでいたほか 朝食欠食などによる食習慣の乱れや栄養バランスの偏りに起因すると思われる生活習慣病などの増加傾向がみられました また 食の安全 安心に対する市民の関心が高まっていた一方で 地域農業に対する体験や理解が十分に進んでいない状況がみられました これらを踏まえ 第 2 次計画では一人ひとりが食育の大切さを理解し 日常生活の中で自ら実践することを目指し 周知 から 実践 へをキーワードに 様々な取組を実施してきました 食育の推進にあたっては 家庭 保育所 学校のほか 第 2 次計画中に新たに運用を開始した 食育推進サポーター をはじめとする市民団体等が 連携して活動を進めてきました - 3 -

(1) 第 2 次計画の概要 計画期間 平成 24 年度 ~ 平成 28 年度 基本理念 すべての市民が生涯にわたって 食 に関心を持ち 健全な 身体 と豊かな 心 を育み 食の魅力があふれる元気な 地域 を目指します 基本方針 1. 食を通じて健全な 身体 を育む 2. 食を通じて豊かな 心 を育む 3. 食を通じて元気な 地域 を育む 基本施策 1. 規則正しい食習慣を身につける 2. 栄養バランスの取れた食事を実践する 1. 楽しく食べる習慣を身につける 2. 伝統的な食文化への理解を深める 3. 食への感謝の心を育む 4. 食の安全 安心に対する理解を深める 5. 食を通して環境への理解を深める 1. 地元の食材を使った豊かな食生活を実践する 2. 地域の農業や食産業に対する理解を深める 3. 食を通じたふれあいや交流を深める - 4 -

(2) これまでの主な取組 家庭における食育の推進 乳幼児の親を対象に 栄養相談や食に関するミニ講座を実施し 乳幼児期に必要な栄養の周知に努めました 子育て世代を対象に 栄養バランスや食への感謝の気持ちなど 食の大切さを伝えるため 親子料理教室を実施しました 妊婦と夫を対象に 妊娠期の栄養 食生活についての情報提供を目的とした講話を実施しました 保育所等における食育の推進 保育所入所児童の保護者を対象に 乳幼児期の食生活について関心を深めるため 給食試食会を開催しました 保育所入所児童と保護者を対象に 献立表及び摂取することが望ましい食品や栄養素のほか 食習慣を掲載した 給食だより を発行しました 地元産食材を使用した ふるさと給食 を提供し 郷土の食への関心を育みました 都市農村交流センター サラダ館 の学童農園での農作業体験を通じて 農業に対する理解を深めました - 5 -

学校における食育の推進 児童生徒及び保護者を対象に 給食だより や 食育通信 を配布し 正しい食生活についての啓発を図りました 教育委員会に食育指導専門員を配置し 小中学校での食育出前授業を実施し 食への理解を深める指導を行いました 地元の農畜産物を使用した特別献立の ふるさと給食 や 児童生徒自らが栄養バランスを考えて献立を選択する バイキング給食 を実施しました 地元高校生や市民団体などと連携し 地元産食材を活用したアイディアレシピによる給食を提供しました 地域における食育の推進 行政や関係団体等が連携し 食育をテーマとしたイベント 食育フェスティバル を開催しました バランスの良い食事や献立に関する教室の開催や 食生活に関する相談等を実施し 生活習慣病の予防に取り組みました 食育推進サポーター制度の運用を通じて 地域における食育活動の推進を図りました 生産者と消費者の交流をとおした食育の推進 生産現場の安全 安心への理解を深めることを目的として 安全 安心バスツアー を開催しました 農畜産物の直売を実施する都市農村交流センター サラダ館 の おはよう朝市 や とかち大平原交流センターの 夕市 の開催を支援しました - 6 -

(3) 第 2 次計画の目標数値と達成状況これまで 基本目標の達成に関する状況を客観的に把握するため 目標値を設定し 進捗管理を行ってきました 平成 27 年 11 月 ~12 月には 帯広市民 3,000 人 市内全小学 6 年生 中学 3 年生を対象とした食育に関するアンケート調査を実施しました その結果 各指標の数値は計画策定時よりおおむね向上しており 市民の食育に対する関心の高まりがみられるなど これまでの取組を通じて一定の成果があったことがうかがえます 一方で 小中学生が朝食を欠食する割合が増加したほか 食事を家族などと一緒に食べる児童 生徒の割合が減少するなど 食育に関する課題があります 引き続き 家庭 保育所 学校 地域 関係団体等が連携して それぞれの役割を認識しながら 食育の推進を図っていくことが必要です 1 朝食を欠食する市民の割合朝食を欠食する市民の割合については 市民においては計画時より 4.6 ポイントの減少となり 目標に到達した一方 小学 6 年生で 3.9 ポイント 中学 3 年生では 3.7 ポイントの増加となっており 計画時と比較して後退しています 計画時 実績 増 減 目標 小学 6 年生 2.9% 6.8% 3.9% 0% 中学 3 年生 3.2% 6.9% 3.7% 0% 市民 14.0% 9.4% 4.6% 10% 以下 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より - 7 -

2 野菜を1 日 3 回食べる市民の割合野菜を 1 日 3 回食べる市民の割合については 計画時より小学 6 年生で 14.3 ポイント 中学 3 年生で 5.5 ポイント 市民で 4.8 ポイントの増加となっていますが 全ての世代で目標に到達していません 計画時 実績 増 減 目標 小学 6 年生 27.2% 41.5% 14.3% 45% 以上 中学 3 年生 26.4% 31.9% 5.5% 45% 以上 市民 29.9% 34.7% 4.8% 45% 以上 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より 3 牛乳 乳製品を週 5 日以上とる市民の割合牛乳 乳製品を週 5 日以上とる市民の割合については 計画時より小学 6 年生で 6.3 ポイント 中学 3 年生で 1.0 ポイント 市民で 6.9 ポイントの増加となっていますが 全ての世代で目標に到達していません 計画時 実績 増 減 目標 小学 6 年生 69.0% 75.3% 6.3% 95% 以上 中学 3 年生 65.4% 66.4% 1.0% 95% 以上 市民 46.5% 53.4% 6.9% 55% 以上 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より - 8 -

4 食事を家族などと一緒に食べる児童 生徒の割合食事を家族などと一緒に食べる児童 生徒の割合については 計画時より小学 6 年生で 4.9 ポイント 中学 3 年生で 10.4 ポイントの減少となっており 計画時と比較して後退しています 計画時 実績 増 減 目標 小学 6 年生 98.4% 93.5% 4.9% 100% 中学 3 年生 97.0% 86.6% 10.4% 100% 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より 5 食育に関心を持っている市民の割合 食育に関心を持っている市民の割合については 計画時より 6.0 ポイントの 増加となっていますが 目標に到達していません 計画時実績増 減目標 市民 76.1% 82.1% 6.0% 90% 以上 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より 6 農業 ( 畑作 酪農 ) 体験をしたことのある市民の割合農業 ( 畑作 酪農 ) 体験をしたことのある市民の割合については 小学 6 年生は計画時より 7.3 ポイントの増加となり 目標に到達した一方 中学 3 年生は 2.2 ポイント 市民は 1.5 ポイントの増加となっていますが わずかに目標に到達していません 計画時 実績 増 減 目標 小学 6 年生 89.0% 96.3% 7.3% 90% 以上 中学 3 年生 86.4% 88.6% 2.2% 90% 以上 市民 69.3% 70.8% 1.5% 75% 以上 - 9 -

7 地元の農畜産物をよく使う市民の割合 地元の農畜産物をよく使う市民の割合については 計画時より 3.4 ポイント の増加となっていますが 目標に到達していません 計画時実績増 減目標 市民 62.8% 66.2% 3.4% 70% 以上 実績 : 食育に関するアンケート ( 平成 27 年度 ) より 8 学校給食における地場産野菜の導入率 学校給食における地場産野菜の導入率については 計画時より 0.7 ポイント の増加となっていますが 目標に到達していません 計画時実績増 減目標 導入率 53.0% 53.7% 0.7% 68.9% 以上 実績 : 平成 27 年度学校給食センター調べより 9 食育推進サポーター登録数食育推進サポーターについては 平成 24 年度よりサポーターの募集を開始し 平成 25 年度より運用を開始しました 登録数については目標に到達していないものの 残り4 個人 団体となっています 食育推進サポーター登録数計画時実績増 減目標登録数 - 26 個人 団体 - 30 個人 団体 実績 : 平成 27 年度農政課調べより - 10 -

食育推進サポーター事業について 平成 25 年度より 食育を推進するため 学校や町内会など地域からの依頼に応じて 食育の知識がある人などが講師として訪問する 食育推進サポーター事業 を実施しています 農作物の栽培技術 郷土料理の作り方 栄養や健康のことなど 食に関する様々な技術や知識を持つ個人 企業 グループが食育推進サポーターとして登録され 市民等からの依頼内容に応じて 市がサポーターと依頼者のマッチングを行っています 平成 28 年 10 月末時点で 学校や幼稚園 町内会などの依頼を受け 32 件の活動実績があります ピザづくり教室 農業についての出前講座 - 11 -

食育推進サポーターの活動の様子 料理教室 栄養講話 搾乳体験 収穫体験などで講師をつとめました - 12 -

3. 食育の現状 (1) 地域特性帯広市は 北は大雪山系 西は日高山脈に囲まれた広大な十勝平野の中央部に位置しています 北は市街地が集中し 南は畑作地帯が広がっています 恵まれた資源を背景に 農業を基幹産業とし 輪作体系に基づく 小麦 豆類 てん菜 馬鈴しょを基本とした畑作と酪農 畜産がバランスよく展開された 大規模で機械化された土地利用型農業が行われており 平成 27 年度の農業産出額が約 330 億円を記録するなど 生産性が高く 日本でも有数の食料供給基地として発展しています また 専業農家が多く 一戸あたりの平均耕地面積は29.4haで 全国平均の約 12 倍となっています 農家戸数 800 ( 戸 ) 773 兼業 専業 713 159 600 695 130 110 400 200 614 583 585 0 平成 17 年平成 22 年平成 27 年 ( 農林業センサス ) - 13 -

平均経営耕地面積 (ha) 35 30 25 20 15 10 5 0 帯広市北海道全国 28.7 29.4 26.6 26.5 22.9 19.6 1.8 2.2 2.5 平成 17 年 22 年 27 年 ( 市 : 農政部推計値国 道 : 農林業センサス ) 農業産出額 豚 601 鶏卵 31 その他 15 ( 単位 : 百万円 ) 麦類 豆類 乳用牛 ( 生乳含む ) 4,589 麦類 6,788 馬鈴しょ 野菜 花き てん菜 肉用牛 4,289 平成 27 年農業産出額約 330 億円 豆類 1,918 肉用牛乳用牛 ( 生乳含む ) てん菜 4,578 馬鈴しょ 4,371 豚鶏卵 野菜 花き 5,787 その他 ( 農政部推計値 ) - 14 -

(2) 食育の現状平成 27 年に実施した食育に関するアンケート調査結果から 食育への関心の高まりなど多くの項目で現状値は改善傾向にあるものの 児童 生徒が朝食を欠食する割合や 一人で食事をする割合が増加傾向となるなど 食育に関する様々な課題が浮きぼりになっています 朝食を欠食する児童 生徒の割合の増加朝食を欠食する一般市民については 4.6 ポイント減少し 改善の傾向がみられた一方で 児童 生徒の割合は 平成 22 年度調査時より 小学 6 年生が 3.9 ポイント 中学 3 年生が 3.7 ポイント増加となっています 小中学生の朝食を欠食する理由としては 食欲がないから が最も多く 新たに調査項目とした 用意されていないから と回答した割合は 小学 6 年生が 7.8% 中学 3 年生が 7.6% となっています 朝食の欠食状況 小学 6 年生 15% 14.0% 中学 3 年生一般市民 10% 6.8% 6.9% 9.4% 5% 3.2% 2.9% 0% 平成 22 年度 平成 27 年度 朝食を欠食する理由 ( 小学 6 年生 ) 食べない習慣だから 4.2% その他 7.8% 無回答 5.4% 用意されていないから 7.8% その他 7.8% 食べない習慣だから 11.8% 時間がないから 27.5% 食欲がないから 34.3% 平成 22 年度 時間がないから 48.2% 平成 27 年度 食欲がないから 45.1% 用意されていないから については平成 27 年度より新設 - 15 -

朝食を欠食する理由 ( 中学 3 年生 ) 食べない習慣だから 4.5% その他 10.4% 無回答 5.5% 食べない習慣だから 19.7% 用意されていないから 7.6% その他 7.6% 時間がないから 25.8% 平成 22 年度 平成 27 年度 食欲がないから 28.0% 時間がないから 51.6% 食欲がないから 39.4% 用意されていないから については平成 27 年度より新設 食生活の乱れ食事バランスガイド等を参考に 主食 主菜 副菜 牛乳 乳製品 果物を基本とした 栄養バランスを考えた食生活をしている状況について ほとんどできている おおむねできている と回答した一般市民は 62.6% あまりできていない 全くできていない と回答した一般市民は 35.8% となっています あまりできていない 全くできていない と回答した理由としては 手間がかかるから ( 大変だから 面倒だから ) が最も多くなっています また その他を選択した理由として 仕事をしていて時間がない 金銭的に余裕がない などの回答がありました 食事バランスガイド等を参考に栄養バランスを考えた食生活をしている状況 ( 一般市民 ) あまりできていない 31.8% 全くできていない 4.0% 無回答 1.6% ほとんどできている 10.3% 平成 27 年度 おおむねできている 52.3% - 16 -

栄養バランスを考えた食生活をしていない理由 ( 一般市民 ) 必要性を感じないから 5.7% その他 15.1% 無回答 3.7% 好きな食材を食べたいから 13.8% 平成 27 年度 手間がかかるから 61.7% 児童 生徒における 孤食 の増加家族などと一緒に朝食や夕食を食べると回答した割合は 平成 22 年度調査時より それぞれ小学 6 年生が 4.9 ポイント 中学 3 年生が 10.4 ポイント減少となっています 一人で食べる理由としては 家族と食事の時間が合わないから が最も多くなっています また その他を選択した理由として 塾などがあるため時間が合わない 親が仕事のため帰宅していない などの回答がありました 食事を家族などと一緒に食べる児童 生徒の状況 100% 98.4% 97.0% 93.5% 86.6% 小学 6 年生 中学 3 年生 50% 0% 平成 22 年度 平成 27 年度 - 17 -

農業体験をした市民の割合の増加農業体験をしたことがあると回答した割合は 平成 22 年度調査時より 小学 6 年生が 7.3 ポイント 中学 3 年生が 2.2 ポイント 一般市民が 1.5 ポイント増加となっています また 農業体験をしたことのない理由としては 農業体験をする機会がなかったから が最も多くなっています 農業 ( 畑作 酪農 ) 体験をしたことのある割合 100% 96.3% 89.0% 86.4% 88.6% 69.3% 70.8% 小学 6 年生中学 3 年生一般市民 50% 0% 平成 22 年度 平成 27 年度 地元の農畜産物をよく使う市民の増加地元の農畜産物をよく使う市民の状況は 平成 22 年度調査時より3.4ポイント増加しました また 地元の農畜産物を使わない理由としては 国産であれば特にこだわりはないから が最も多くなっています 地元の農畜産物をよく使う一般市民の状況 100% 一般市民 62.8% 66.2% 50% 0% 平成 22 年度 平成 27 年度 - 18 -

若い世代における食と栄養に対する意識の希薄化若い世代においては 食事バランスガイド等を参考に 主食 主菜 副菜 牛乳 乳製品 果物を基本とした 食事バランスを考えた食生活を送っている状況について あまりできていない と回答した20 代 30 代は47.0% となっており 全くできていない と回答した20 代 30 代は11.0% となりました また あまりできていない 全くできていない と回答した理由として最も多かったのが 手間がかかるから ( 大変だから 面倒だから ) となっています 食事バランスガイド等を参考に栄養バランスを考えた食生活をしている状況 (20 代 30 代 ) 全くできていない 4.0% あまりできていない 31.8% 無回答 1.6% ほとんどできている 10.3% 全くできていない 11.0% ほとんどできている 4.0% おおむねできている 37.0% 全年代 20 代 30 代 おおむねできている 52.3% あまりできていない 47.0% - 19 -

食事バランスガイドとは 1 日に 何を どれだけ 食べたらよいかを考える際に参考にするため 食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです 健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された 食生活指針 ( 平成 12 年 3 月 ) を具体的に行動に結びつけるものとして 平成 17 年 6 月に厚生労働省と農林水産省が決定しました 出典 : 農林水産省ホームページより (http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/) - 20 -

4. 食育をめぐる課題と第 3 次計画の取組の方向性 (1) 課題と第 3 次計画の取組の方向性これまでの取組により 市民の食育に対する意識の向上がみられるなど 基本目標の達成状況を表す現状値はおおむね改善傾向にあるものの 目標を達成した項目は一部にとどまっています また 食育をめぐる課題としては 小中学生における朝食の欠食率が増加したことや 若い世代において栄養バランスの偏りを認識していながらも 改善へ向けた実践に結びついていない状況などがあげられます また 暮らしの多様化などにより 食事を一人で食べる 孤食 が増加傾向にあることや 食についての 生産から消費までの循環や 環境への負荷に対する更なる理解が必要です 第 3 次食育推進計画では これらの課題を踏まえ 今後は更に実践の環を広げ 健康な身体 豊かな心 元気な地域を育んでいきます 食育をめぐる現状と課題 朝食欠食などの食生活の乱れや栄養バランスの偏り 暮らしの多様化と食生活の変化 生産から消費までの食の循環や環境保全についての更なる理解 次世代を担うべき若い世代の食に対する意識の希薄化など 第 3 次計画の方向性 実践の環 を広げ 健康な身体 豊かな心 元気な地域を 育みます - 21 -