Microsoft PowerPoint - Prog05.ppt

Similar documents
プログラミングA

プログラミングA

プログラミング基礎

Taro-Basicの基礎・条件分岐(公

Ruby Ruby ruby Ruby G: Ruby>ruby Ks sample1.rb G: Ruby> irb (interactive Ruby) G: Ruby>irb -Ks irb(main):001:0> print( ) 44=>

Microsoft Word - VBA基礎(3).docx

スライド 1

Microsoft PowerPoint - C_Programming(3).pptx

Microsoft PowerPoint - class04.ppt

Microsoft PowerPoint - C言語の復習(配布用).ppt [互換モード]

C 言語の式と文 C 言語の文 ( 関数の呼び出し ) printf("hello, n"); 式 a a+4 a++ a = 7 関数名関数の引数セミコロン 3 < a "hello" printf("hello") 関数の引数は () で囲み, 中に式を書く. 文 ( 式文 ) は

Microsoft PowerPoint - 説明3_if文switch文(C_guide3)【2015新教材対応確認済み】.pptx

Microsoft PowerPoint - 11RubyIntro.ppt

<4D F736F F D20438CBE8CEA8D758DC F0939A82C282AB2E646F63>

4 分岐処理と繰返し処理 ( 教科書 P.32) プログラムの基本的処理は三つある. (1) 順次処理 : 上から下に順番に処理する ぶんきそろ (2) 分岐処理 : 条件が揃えば, 処理する はんぷく (3) 反復処理 : 条件が揃うまで処理を繰り返す 全てのプログラムは (1) から (3) の

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション (") の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf(" 情報処理基礎 "); printf("c 言語の練習 "); printf

情報C 実習プリント

Microsoft PowerPoint - lec4.ppt

Microsoft PowerPoint - ruby_instruction.ppt

物質工学科 田中晋

5

JavaプログラミングⅠ

Microsoft PowerPoint - 3.pptx

Microsoft PowerPoint - VBA解説1.ppt [互換モード]

Section1_入力用テンプレートの作成

Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文式が case の値と一致した場合 そこから直後の break; までを処理し どれにも一致しない場合 default; から直後の break; までを処理する 但し 式や値 1

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

Microsoft Word - 3new.doc

kiso2-09.key

Sheet2 に作成する表 問題 2 前問の成績表 (Sheet2) の各教科の順位の列の次に評価の列を作って 生徒ごとに各教科の評価をし なさい なお評価は 各教科 A(100~85) B(84~70) C(69~55) D(54 以下 ) とする 1.4 集中力度チェックテスト自分の集中力がどの

コンピュータリテラシ 第 6 回表計算 2 このスライド 例題 /reidai6.xlsx /reidai6a.xlsx 課題 12 /reidai6b.xlsx /table12_13.xlsx

Microsoft PowerPoint - while.ppt

Microsoft PowerPoint - Visualプログラミング

三科目合計の算出関数を用いて各教科の平均点と最高点を求めることにする この2つの計算は [ ホーム ] タブのコマンドにも用意されているが 今回は関数として作成する まず 表に 三科目合計 平均 と 最高点 の項目を用意する 項目を入力する際 適宜罫線などを設定し 分かりやすい表作成を心がけること

Microsoft PowerPoint - 13Kadai.pptx

4 月 東京都立蔵前工業高等学校平成 30 年度教科 ( 工業 ) 科目 ( プログラミング技術 ) 年間授業計画 教科 :( 工業 ) 科目 :( プログラミング技術 ) 単位数 : 2 単位 対象学年組 :( 第 3 学年電気科 ) 教科担当者 :( 高橋寛 三枝明夫 ) 使用教科書 :( プロ

計算機プログラミング

PowerPoint プレゼンテーション

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

Microsoft Word - Cプログラミング演習(1)_2012

4-4 while 文 for 文と同様 ある処理を繰り返し実行するためのものだが for 文と違うのは while 文で指定するのは 継続条件のみであるということ for 文で書かれた左のプログラムを while 文で書き換えると右のようになる /* 読込んだ正の整数値までカウントアップ (for

C 言語第 3 回 2 a と b? 関係演算子 a と b の関係 関係演算子 等しい a==b 等しくない a!=b より大きい a>b 以上 a>=b より小さい a<b 以下 a<=b 状態 真偽 値 条件が満たされた場合 TRUE( 真 ) 1(0 以外 ) 条件が満たされなかった場合 F

Microsoft PowerPoint - program.ppt [互換モード]

< 目次 > 1. 練習ファイルのダウンロード 表計算ソフト Excel の基本 Excel でできること Excel の画面 セル 行 列の選択 セルにデータを入力する ( 半角英数字の場合 )

Java プログラミング Ⅰ 7 回目 switch 文と論理演算子 今日の講義講義で学ぶ内容 switch 文 論理演算子 条件演算子 条件判断文 3 switch 文 switch 文 式が case のラベルと一致する場所から直後の break; まで処理しますどれにも一致致しない場合 def

break 文 switch ブロック内の実行中の処理を強制的に終了し ブロックから抜けます switch(i) 強制終了 ソースコード例ソースファイル名 :Sample7_1.java // 入力値の判定 import java.io.*; class Sample7_1 public stati

Microsoft Word - java a.doc

2 / 16 ページ 第 7 講データ処理 ブック ( ファイル ) を開く第 6 講で保存したブック internet.xlsx を開きましょう 1. [Office ボタン ] から [ 開く ] をクリックします 2. [ ファイルの場所 ] がデータを保存している場所になっている

(1) プログラムの開始場所はいつでも main( ) メソッドから始まる 順番に実行され add( a,b) が実行される これは メソッドを呼び出す ともいう (2)add( ) メソッドに実行が移る この際 add( ) メソッド呼び出し時の a と b の値がそれぞれ add( ) メソッド

Prog1_3rd

Microsoft Word - DF-Salford解説09.doc

エクセルの基礎を学びながら、金額を入力すると自動的に計算され、1年分の集計も表示される「おこづかい帳」を作りしょう

Microsoft PowerPoint - C1(演算と変数).ppt

オートマトンと言語

プログラミング入門1

第 1 節 関数とは 関数とは 与えられた文字や数値に対し 定められた処理を行って結果を返す命令のことです 例えば パンをホームベーカリーで作るには 最初に材料となる小麦粉などを入れ 次いでドライイースト 最後に水を入れるという順序があります そして スタートボタンを押すとパンが完成します ホームベ

Taro-Basicの基礎・はじめに(公

スライド 1

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdiu.h> #define InFile "data.txt" #define OutFile "surted.txt" #def

ポインタ変数

Microsoft PowerPoint - kougi2.ppt

Prog1_6th

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdio.h> #define InFile "data.txt" #define OutFile "sorted.txt" #def

Microsoft PowerPoint - kougi6.ppt

プログラミング基礎

Microsoft PowerPoint - 4.pptx

Microsoft PowerPoint - C4(反復for).ppt

JavaプログラミングⅠ

Microsoft PowerPoint - 説明2_演算と型(C_guide2)【2015新教材対応確認済み】.pptx

PowerPoint プレゼンテーション

kiso2-03.key

目次 1. ひまわり先生の基本設定は, かんたん3ステップ 3 <ステップ1> 先生の登録 3 <ステップ2> 児童の登録 4 <ステップ 3> テストの登録 6 (1) テストの登録の手順 6 (2) 自作のテストやプリントの追加 7 (3) 評価基準の設定 8 (4) 単元の移動, 単元の保留

コンピュータ工学講義プリント (7 月 17 日 ) 今回の講義では フローチャートについて学ぶ フローチャートとはフローチャートは コンピュータプログラムの処理の流れを視覚的に表し 処理の全体像を把握しやすくするために書く図である 日本語では流れ図という 図 1 は ユーザーに 0 以上の整数 n

JavaプログラミングⅠ

ガイダンス

プログラミング実習I

問 2 ( 型変換 ) 次のプログラムを実行しても正しい結果が得られない 何が間違いかを指摘し 正しく修正せよ ただし int サイズが 2 バイト long サイズが 4 バイトの処理系での演算を仮定する #include <stdio.h> int main( void ) { int a =

3. 標準入出力

JavaプログラミングⅠ

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - kougi4.ppt

情報処理 Ⅰ 前期 2 単位 年 コンピューター リテラシー 担当教員 飯田千代 ( いいだちよ ) 齋藤真弓 ( さいとうまゆみ ) 宮田雅智 ( みやたまさのり ) 授業の到達目標及びテーマ コンピューターは通信技術の進歩によって 私達の生活に大きな影響を与えている 本講座は 講義と

メソッドのまとめ

kantan_C_1_iro3.indd

gengo1-6

Microsoft Word - Cプログラミング演習(3)

kiso2-06.key

arduino プログラミング課題集 ( Ver /06/01 ) arduino と各種ボードを組み合わせ 制御するためのプログラミングを学 ぼう! 1 入出力ポートの設定と利用方法 (1) 制御( コントロール ) する とは 外部装置( ペリフェラル ) が必要とする信号をマイ

プログラミングA

sinfI2005_VBA.doc

マウス操作だけで本格プログラミングを - 世界のナベアツをコンピュータで - プログラムというと普通は英語みたいな言葉で作ることになりますが 今回はマウスの操作だけで作ってみます Baltie, SGP System 操作説明ビデオなどは 高校 情

MS-ExcelVBA 基礎 (Visual Basic for Application)

Microsoft Word - no02.doc

目次 1. ファイルの保存 ウインドウ枠の固定と解除 枠の固定 固定の解除 画面のズーム 数式に挑戦! まずは足し算 他のセルを 参照 四則演算...

セル G5 に 大手町店 の合計を求めましょう 暮らしのパソコンいろは 1 セル G5 をクリックします 2 ホーム タブをクリックします 3 編集 グループの ( 合計 ) をクリックします セル G5 と数式バーに =SUM(D5:F5) と表示され セル範囲 D5:F5 が点滅する線で囲まれま

Prog1_2nd

PowerPoint Presentation

Java講座

(Microsoft Word \224N\223x_Excel_\212\326\220\224\225\322_.doc)

Microsoft PowerPoint - prog08.ppt

Transcription:

本日の内容 プログラミング言語第五回 担当 : 篠沢佳久櫻井彰人 平成 20 年 5 月 19 日 制御構造 条件式 論理式 ( 復習 ) if 式 繰り返し (1) 無限の繰り返し 1 2 Ruby vs. Excel 浮動小数点数の計算能力は同じ 整数の計算能力は Ruby が上 Ruby なら何桁でも計算できる Excel には 整数計算だけやって! ということができない欠点がある 使いやすさは Excel Excel には (Excel がもっている ) 関数を使うのが簡単という長所がある 拡張性は Ruby Ruby には 自分の必要な関数が定義できるという長所がある (Excelでも Visual Basic を使えば類似のことはできる ) プログラムと実行結果を MS-Word へ貼り付ける 1 エディター上で Alt キーを押しながら PrintScrn 3 4 MS-Word 上で右クリック 貼り付け プログラムと実行結果を MS-Word へ貼り付ける 2 実行結果 コマンドプロンプト上で Alt キーを押しながら PrintScrn メモ帳の画面が貼り付けられる 5 6

MS-Word 上で右クリック 貼り付け irb を終了して ruby コマンドを実行したい場合 exit と入力 コマンドラインの画面が貼り付けられる 7 8 irb を終了して ruby コマンドを実行したい場合 条件式 コマンドプロンプトに戻るので > ruby プログラム名 論理式 ( 復習 ) if 式 9 10 プログラムの構造 制御構造 基本的には上から順に実行される print( " 一番目の数値を入力してください : " ) line = gets.chop x1 = line.to_f print( " 二番目の数値を入力してください : " ) line = gets.chop x2 = line.to_f print( "#{x1 + #{x2 = #{ x1+x2 " ) 実行順番を変えることも必要 制御構造 実行順番 文の並び ( 連接 ) If 文 ( 分岐 ) 最初の文 条件次の文真のとき偽のとき最後の文 繰り返し i=1 条件 i<=10 処理処理 11 12

条件式 (if 式 ) プログラムを書いている際には ある条件式が成立した場合には, 処理 A を行ない, 成立しなかった場合には処理 B を行なうという要求が発生する if 式 1 if 論理式 then 式 1 if 論理式 then 式 1 # 論理式が のときの値 If 文 ( 分岐 ) 論理式式 1 13 14 if 式 1( 例 ) if 式 1( 例 ) ( 実行されるか考えなさい ) x = 5 if x < 0 then x = -5 if x < 0 then x = 0 if x < 0 then print(x) が実行されるのは? 15 x = -5 if x!= 0 then x = -5 if not x == 0 then x = -5 y = -10 if x < 0 and y < 0 then x = -5 y = 10 if x < 0 or y < 0 then 16 if 文の構造 if 文の構造 if a > 0 then if a < 10 then print( a ) if 式中に if 式を書くことも可能 同じ式 if a > 0 and a < 10 then print( a ) if a > 0 then if a < 10 then x = a*10 if a >= 10 then x = a*100 if 式中に if 式を書くことも可能 17 18

if 式 1( 例 ) (a の値を考えなさい ) 論理式 ( 復習 ) a =? if a > 0 then if a > 10 then a += 1 a += 1 print( a ) aの値はどうなるでしょうか a = -100 a = 0 a = 1 a = 10 a = 100 論理値 ( 真偽値 ) を計算する式を論理式と呼ぶことにします 論理式の基本は 数式または文字列式 ( の値 ) と数式または文字列式 ( の値 ) とを比較演算子を用いて比較する式です これを and/or/not で組み合わせます 19 20 比較演算子 演算子 用途 例 演算結果 == 等 3==2 > 大 4 > 2 < 小 4 < 2 >= 大 or 等 4>=2 <= 小 or 等 4<=2!= 非等 3!= 2 論理演算子 演算子 用途 例 演算結果! 否定! (3==2) && かつ 2==2 && 4>2 または 2==3 4>2 not 否定 not 3==2 and かつ 2==2 and 4>2 or または 2==3 or 4>2 21 22 if 式 2 if 式 2( 例 ) if 論理式 then 式 1 式 2 if 論理式 then 式 1 # 論理式が のときの値 式 2 # 論理式が のときの値 論理式式 1 式 2 if x % 2 == 0 then print( x, " は偶数です " ) print( x, " は奇数です " ) 2で割り切れるか偶数と表示奇数と表示 23 24

if 式 2( 例 ) if 式 2( 例 ) if x % 2!= 0 then print( x, " は奇数です " ) print( x, " は偶数です " ) 奇数と表示 2 で割り切れないか 偶数と表示 y=20 if x >=y then print( x, " は ", y, " 以上 " ) print( x, " は ", y, " 未満 " ) x は y 以上と表示 y=20 x>=y x は y 未満と表示 25 26 if 式 3 if 論理式 then 式 1 式 2 if 論理式 0 then if 論理式 1 then 式 11 式 12 if 論理式 2 then 式 21 式 22 正式には PAD 図といいますここでは 分岐図とでもいいましょうか 論理式 0 論理式 論理式 1 論理式 2 式 1 式 2 式 11 式 12 式 21 式 22 27 if 式 3( 例 ) if x % 2 == 0 then if x >= 10 then print( x, " は偶数で 10 以上 " ) print( x, " は偶数で 10 未満 " ) if x >= 10 then print( x, " は奇数で 10 以上 " ) print( x, " は奇数で 10 未満 " ) 10 以上か 2で割り切れるか 10 以上か 偶数で10 以上偶数で10 未満奇数で10 以上奇数で10 未満 28 if 式 3( 例 ) 80 以上か 70 以上か 60 以上か score = 75 grade = if score >= 70 then if score >= 80 then "A" "B" if score >= 60 then "C" "D" print( "Your score #{score corresponds to #{grade n" ) 成績はA 成績はB 成績はC 成績はD 29 複数の式からなる式 Ruby では 複数の式を並べたものも式となる score = 75 grade = if score >= 70 then if score >= 80 then "A" "B" if score >= 60 then "C" "D" print( "Your score #{score corresponds to #{grade n" ) 式 30

if 式 3( 例 ) if a > 10 then if a > 100 then a += 1 a -= 1 if a > -10 then a += 10 a -= 10 aの値はどうなるでしょうか a = -100 a = -10 a = 0 a = 10 a = 100 a = 1000 31 y = if Math.sin(Math::PI/4) >= 0.1 and ( if Math::E == 2.7 then 2 論理式の中にif 式を 書くことも可能 1 式の値は? ) > 1.5 then if Math.exp(0.5) >= 0.3 then 0.3 0.5 Math.log(23) 32 if 式 4 論理式 1 if 式 4( 例 ) 式 1 if 論理式 1 then 式 1 # 論理式 1 が のときの値 elsif 論理式 2 then 式 2 # 論理式 2 が のときの値 式 3 # 論理式 1,2 が のときの値 論理式 2 式 2 式 3 if x >= 10 then print( x, " は 10 以上 " ) elsif x >= 5 then print( x, "5 以上,10 未満 " ) print( x, " は 5 未満 " ) 10 以上か 10 以上 5 以上か 5 以上,10 未満 5 未満 33 34 if 式 4( 例 ) if x >= 10 then print( x, " は 10 以上 " ) elsif x >= 5 then print( x, " は 5 以上,10 未満 " ) elsif x >= 0 then print( x, " は 0 以上,5 未満 " ) print( x, " は 0 未満 " ) 10 以上か 10 以上 5 以上か 5 以上,10 未満 0 以上か 0 以上,5 未満 0 未満 練習 1 下記と同じプログラムを if 式 4(if~elsif~ ) の条件式で書きなさい score = 75 grade = if score >= 70 then if score >= 80 then "A" "B" if score >= 60 then "C" "D" print( "Your score #{score corresponds to #{grade n" ) 35 36

練習 1 成績が A ならば 80 点以上,B ならば 80 点未満 70 点以上,C ならば 70 点未満 60 点以上,D ならば 60 点未満と出力するプログラムを書きなさい grade = "A" if grade == "A" then print( "80 点以上 " ) 練習 2 x,y,z の大小を判定するプログラムの一部です. 途中の条件式を追加しなさい. x=12 y=23 z=5 if x >= y and y >= z then print( x, " >= ", y, " >= ", z ) elsif x >= z and z >= y then print( x, " >= ", z, " >= ", y ) 37 38 繰り返しの必要性 1 無限の繰り返し 1 から 10 の整数を出力したい print( "1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 n" ) loop break 1 から 1000 の整数を出力したい print( "1 2 1000 n" ) と書けばよいが 39 40 繰り返しの必要性 2 繰り返しの必要性 3 プログラムを書いている際には 同じ処理をある回数だけ行ないたい ある条件が成立するまで 同じ処理を繰り返したい 値を変化させながら 同じ処理を繰り返したいという要求が発生する 繰り返しを行なう際に考えること 何を繰り返すのか 何回繰り返しを行なうのか どういう条件で繰り返しを停止するのか 41 42

繰り返しの必要性 4 1 から 1000 の整数を出力したい 何を繰り返すのか 出力を繰り返す どういう条件で繰り返しを停止するのか 1000 まで出力したら停止する 43 無限の繰り返し 1 式 式 break 条件式 次の式 式が永久に実行される停止するために break を用いる 条件式を満たした場合のみ停止する (loop ブロックの次の式を実行する ) 44 無限の繰り返し 2 print( " こんにちは n" ) 実行画面 無限の繰り返し の場合, 式が無限に繰り返される 停止させるためには,break 式と条件式で設定しなければならない 無限に こんにちは と表示される停止するにはCtrlキーを押しながらc 45 46 無限の繰り返し 3 無限の繰り返し 3 10 回で こんにちは の表示をやめるには? i = 0 print( i, " 回目のこんにちは n" ) break if i == 10 i=0 処理 iは10か 10 回で こんにちは の表示をやめるには? i = 1 print( i, " 回目のこんにちは n" ) break if i == 10 i=1 処理 iは10か 47 48

無限の繰り返し 4 無限の繰り返し 4 10 のべき乗を表示するプログラム i = 0 print( 10 ** i, " n" ) break if i == 10 i=0 処理 iは10か 10のべき乗を表示するプログラム i = 10 print( 10 ** i, " n" ) break if i == 1 i = i-1 i=10 処理 iは1か i=i-1 49 50 無限の繰り返し 5 無限の繰り返し 5 100 以下の偶数を表示するプログラム i = 1 if i % 2 == 0 then print( i, " n" ) break if i == 100 i=1 処理 iは100か 100 以下の偶数を表示するプログラム i = 100 if i % 2 == 0 then print( i, " n" ) break if i == 1 i = i-1 i=100 処理 iは1か i=i-1 51 52 無限の繰り返し 5'' 無限の繰り返し 6 i=1 total = 0 100 以下の偶数を表示するプログラム i = 2 print( i, " n" ) break if i == 100 i = i+2 i に 2 ずつ加算 i=2 iを出力 iは100か i=i+2 100 以下の整数の和を求めるプログラム i = 1 total = 0 total += i break if i == 100 print( " 合計は ", total ) total+=i iは100か total の表示 53 54

無限の繰り返し 6' i=1 total = 0 無限の繰り返し 6'' i=1 total = 1 どういうプログラムでしょうか i = 1 total = 0 total += i break if total > 10000 total+=i total>10000 どういうプログラムでしょうか i = 1 total = 1 total *= i break if total > 10000 total*=i total>10000 55 56 無限の繰り返しのまとめ 1 上記 を無限に繰り返す 無限個のコピーを作ると考えてもよい ただし いきなり作るのではなく 必要があったら作るのですが しかし いずれにせよ 無限に作られるのは困る 途中で止めなければ意味がない 途中で止める道具 ( これも式だが まったく式らしくない ) が break です i = 0 print( " やっほ ~ " ) if i>=10 then break puts( " Yee-ha! " ) i = 0 print( " やっほ ~ " ) break if i>=10 puts( " Yee-ha! " ) これを if 修飾子という式 if 論理式が一般形 無限の繰り返しのまとめ 2 a から b まで c ずつ加算しながら繰り返し処理を行なう i = a 式 break if i > b i += c i=a 式 i > b i=i+c 57 58 if 修飾子 1 if i==0 then break if a > b then print( " a は b よりも大きい " ) if 修飾子 2 if a!=b then a = a * 2 b = b + 5 break if i==0 print( " a は b よりも大きい " ) if a>b a=a*2 ; b = b+ 5 if a!= b 59 60

繰り返し入力できるようにするためには loop { print( "Enter your score: " ) line = gets.chomp break if line=="" score = line.to_f grade = if score >= 70 then if score >= 80 then "A" "B" if score >= 60 then "C" "D" print( "Your score #{score corresponds to #{grade n" ) G: Ruby>ruby -Ks sample0405.rb Enter your score: 90 Your score 90.0 corresponds to A Enter your score: 40 Your score 40.0 corresponds to D Enter your score: 61 キーボードからの入力 キーボードで Enter キーを入力した場合 line = gets.chomp break if line == "" print( line, " n" ) chomp で改行文字が削除されるため,line には空白文字が入る line には空白文字が入っているため break が実行され停止する 62 練習 3 練習 2 において, 比較する 3 個の整数をキーボードから入力できるようにしなさい で無限に繰り返しできるようにした後,3 個の整数ともに 0 を入力した場合のみ終了できるようにしなさい 練習 4 キーボードから複数個の整数を読み込み, その合計を求めることができるプログラムを を用いて書きなさい Enter キーを入力した場合, 読み込みを停止し, 合計を出力させるものとする 63 64 練習 4 練習 4 において, 合計値の他に平均値も求めることができるようにしなさい 練習 3 x,y,z の読み込み改行処理, 型変換 x,y,zが0か x,y,z の判定 ( 練習 2) 練習 4 total = 0 読み込み改行処理 空白か 型変換合計の計算 total の表示 65 66

本日の練習問題 練習問題 1~4 をできる限り試してみなさい 簡単な人は自習問題も試してみて下さい プログラムと実行結果をワープロに貼り付けて keio.jp の教育支援システムから提出して下さい ( 途中であったり, 実行できなくてもかまわないので書けた部分まで提出して下さい ) 67