家計と景気に関する意識・実態調査報告書

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( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

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要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額回答者全体の平均 ( 加重平均 ) は 昨年夏と比較して 7.2 % 3 万 2 千円減少の 40 万 9 千円と予想 各年代の平均額は 20 歳代で 25 万 5 千円 ( 昨年夏比 3 万 3 千円 ) 30 歳代で 37 万 2 千円 ( 同比 3

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生命保険商品には 終身保険のように長期にわたる契約があり このような契約では保険金 給付金をお受け取りいただく際に物価変動の影響を受ける可能性があります 当社は 円建の保険と外貨建の保険を組み合わせて持つことが 長期にわたり保険商品の資産価値をまもる解決策の一つだと考えます そしてそのことがお客さま

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係を決めよう (1) 班の意見をまとめて発表する班長 (2) 金額を計算し マネープランシートに記入する記録 計算係 (3) 思い出ポイントを管理する思い出係 (4) カードをひくカード係 5 人の班はカード係を 2 人にしましょう 1

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世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

 

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

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13 年冬のボーナス 昨冬 は 12 年冬を指しますこの冬のボーナス平均手取額は 66.8 昨冬と比べて 4.7 増 昨冬との比較では 増えた (36.4%) が 減った (21.6%) を上回り 増減は 年冬のボーナス手取額 平均 :

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設問 1. 今年の冬のボーナス支給額は昨年の冬に 比べどうなると予想されますか? ~ 全体は 同じくらい の回答割合が増加 製造業は悪化 非製造業は改善 ~ 1 全体今年の冬のボーナス支給額について 昨年冬と比較して 上回る と予想する世帯割合 は 10.3%( 昨年冬比 1.3 ポイ

 

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Transcription:

2010 年 2 月

わが国経済は 最悪期を脱しつつあるものの 世界同時不況が与えた痛手は大きく 円高 デフレの進行 厳しい雇用情勢など 未だ予断を許さない状況にあります そこで 経済広報センターは 全国の様々な職種 世代により構成されている当センターの 社会広聴会員 を対象に 家計と景気に関するアンケート と題して 現状の景気についての認識と 家計について アンケートを実施しました 今回の調査からは 今の景気に対して85% もの生活者が悪いと感じていることが分かりました その原因として最も多かった回答は 給料が上がらない (55%) となりました 家計における支出の負担感については 2002 年 9~10 月に実施した調査結果 ( アンケート 家計と景気 結果報告書 2002 年 12 月発表 ) と比べると 食費 や 医療 介護 など生活に直結する支出について 負担感が大きくなっています ( 食費( 第 4 位 第 2 位 ) 医療 介護( 第 5 位 第 3 位 ) ) さらに将来への消費につながる 欲しいモノやサービス について聞いたところ 支出額が大きい 住宅 自動車 などの順位が大きく落ち込んでいます ( 住宅( 第 3 位 第 7 位 ) 自動車( 第 4 位 第 8 位 ) ) 一方で 健康 介護サービス は第 7 位から第 2 位と大きく上昇しています 現状の景気動向や将来の社会保障制度への不安などにより 生活者の消費意欲が未だ上がらない状況が改めて示されました 本報告書が 企業 行政それぞれが より積極的に景気回復に取り組む上で 一助になれば幸甚です 財団法人経済広報センター常務理事 事務局長中山洋 -1-

はじめに 1 調査結果の概要 4 調査結果データ 1. 家計における負担感のある支出項目 8 2. 欲しいモノやサービス 11 3. 景気に対する実感 15 4. 景気が悪いと感じる理由 17 5. 現状の景気に対する対応 18 6. 貯蓄に利用している金融商品 19 7. 金融商品購入金額の増減 20 8. 金融商品の購入金額減少の原因 21 9. 景気回復に向けて取り組むべきこと 23 参考データ 購入意欲と時期 購入を控えている理由 ( モノ サービス別 ) 24-3-

1. 公共料金 社会保障費 税金 が家計における負担感のある項目で第 1 位 (66%) 2. 家計において負担感がある項目を7 年前の調査 (2002 年実施 ) と比較すると 食費 が第 4 位 (33%) から第 2 位 (43%) 医療 介護 が第 5 位 (23%) から第 3 位 (36%) と順位が上昇 7 年前の調査 (2002 年実施 ) と比較すると 住宅ローン が第 2 位 (40%) から第 5 位 (29%) 教育 が第 3 位 (35%) から第 4 位 (33%) と順位を下げた一方 食費 が第 4 位 (33%) から第 2 位 (43%) 医療 介護 が第 5 位 (23%) から第 3 位 (36%) と順位が上昇している 日常生活に直結する支出の負担感が相対的に大きくなったといえる 3. 欲しいモノやサービスについて 7 年前の調査と比較して 住宅 が第 3 位 (24%) から第 7 位 (17%) 自動車 が第 4 位 (22%) から第 8 位 (16%) と落ち込む欲しいモノやサービスについて 海外旅行 が第 1 位で51% 男女別では大きな差はない 7 年前の調査 (2002 年実施 ) と比較すると 健康 介護サービス が第 7 位 (11%) から第 2 位 (24%) と大きく上昇する一方 住宅 が第 3 位 (24%) から第 7 位 (17%) 自動車 が第 4 位 (22%) から第 8 位 (16%) と大きく落ち込んでいる 4. 今の景気に対して 非常に悪いと感じる 悪いと感じる の合計が 85% 5. 景気が悪いと感じる理由として 給料が上がらない が55% で第 1 位景気が悪いと感じる理由として 給料が上がらない が55% で第 1 位となっている 第 2 位は 低金利により 金利収入が増えない (44%) 第 3 位は 自分または周辺でリストラにあったり就職先がない人がいる (42%) となっている 6. 現状の景気に対する対応の第 1 位は 節約して 消費を量の面で抑えている (60%) 次いで 節約して 消費を単価の面で抑えている (58%) 現状の景気に対する対応としては 節約して 消費を量の面で抑えている (60%) が第 1 位 次いで 節約して 消費を単価の面で抑えている (58%) となっており 多くの生活者が節約をして消費を抑えることで 現状の景気に対応していることが -4-

分かる 7. 貯蓄に利用している金融商品は 普通預金 ( 国内銀行 ) が81% で第 1 位貯蓄に利用している金融商品の第 1 位が 普通預金 ( 国内銀行 ) (81%) 次いで 定期預金( 国内銀行 ) (74%) 郵便貯金 (69%) となっている 貯蓄のための金融商品のここ数年の購入実績については52% が 減っている と回答し 13% が 増えている 35% が 変わらない と回答している 金融商品の購入金額減少の原因として 教育費や医療費などの避けられない経費が増加したため が41% で第 1 位 第 2 位は 企業 ( 自営 ) 業績が悪く収入が減ったため (29%) となっている 8. 景気回復に向けて取り組むべきこととして 歳出構造 ( 税金の使い道 ) を見直し 国の借金を減らすなどムダをなくす (68%) が第 1 位景気回復に向けて優先的に取り組むべきこととして 歳出構造 ( 税金の使い道 ) を見直し 国の借金を減らすなどムダをなくす (68%) が第 1 位 次いで 年金や医療などの社会保障政策を充実させ 先行きの不安を解消する (62%) となっている -5-

調査対象:3,108 人 調査方法: インターネットによる回答選択方式および自由記述方式 調査期間:2009 年 11 月 26 日 ~12 月 7 日 有効回答:2,087 人 (67.1%) 回答者の属性: 男女別 : 男性 (894 人 42.8%) 女性(1,193 人 57.2%) 世代別 :29 歳以下 (173 人 8.3%) 30 歳代 (295 人 14.1%) 40 歳代 (583 人 27.9%) 50 歳代 (490 人 23.5%) 60 歳以上 (546 人 26.2%) 職業別 : 会社員 団体職員 公務員 (918 人 44.0%) 会社役員 団体役員(95 人 4.6%) 自営業 自由業(159 人 7.6%) パートタイム アルバイト (281 人 13.5%) 専業主婦 夫(341 人 16.3%) 学生 無職 その他 (293 人 14.0%) 世帯収入別 :400 万円未満 (385 人 18.4%) 400 万円以上 700 万円未満 (623 人 29.9%) 700 万円以上 1000 万円未満 (520 人 24.9%) 1000 万円以上 (559 人 26.8%) ( ご参考 ) 世帯収入 / 世代 : * 世帯収入で個人収入ではありません -6-

公共料金 社会保障費 税金 が家計における負担感のある項目で第 1 位 (66%) 家計において負担感がある支出項目の第 1 位は 公共料金 社会保障費 税金 (66%) となっている 男女による大きな差はない ( 図表 1) 7 年前の調査 (2002 年実施 ) と比較すると ( 図表 2) 住宅ローン が第 2 位 (40%) から第 5 位 (29%) 教育 が第 3 位 (35%) から第 4 位 (33%) と順位を下げた一方 食費 が第 4 位 (33%) から第 2 位 (43%) 医療 介護 が第 5 位 (23%) から第 3 位 (36%) と順位が上昇している 日常生活に直結する支出の負担感が相対的に大きくなったといえる 図表 1 家計における負担感のある支出項目 ( 全体 男女別 ) ( 上位 3 つの複数回答 ) -8-

図表 2 家計における負担感のある支出項目 ( 全体 2002 年実施調査比較 ) (3 つまでの複数回答 第 5 位まで表示 ) ( 上位 3 つの複数回答 第 5 位まで表示 ) *2002 年 : 発表時の数値 (%) を四捨五入 世代別 ( 図表 3) に見ると 29 歳以下と30 歳代の若い世代では 食費 が29 歳以下で64%( 第 1 位 ) 30 歳代で54%( 第 2 位 ) であり 40 歳代の41%( 第 4 位 ) 50 歳代の32%( 第 5 位 ) 60 歳以上の44%( 第 3 位 ) と比べると 負担感が大きいことが分かる 教育 については 40 歳代が62%( 第 1 位 ) とほかの世代と比較して突出している -9-

図表 3 家計における負担感のある支出項目 ( 世代別 ) ( 上位 3 つの複数回答 第 5 位まで表示 ) 世帯収入別 ( 図表 4) に見ると 1000 万円以上 世帯では 教育 が第 2 位 (50%) 住宅ローン が第 3 位 (38%) であり 700 万円以上 1000 万円未満 世帯では 教育 が第 2 位 (46%) 住宅ローン が第 4 位 (36%) で 教育 と 住宅ローン が5 位以内となっている 一方 400 万円未満 世帯と 400 万円以上 700 万円未満 世帯では 教育 と 住宅ローン の項目は6 位以下となっている 世帯収入が多いほど 教育や住宅に関する投資を積極的に行っていることが分かる -10-

図表 4 家計における負担感のある支出項目 ( 世帯収入別 ) ( 上位 3 つの複数回答 第 5 位まで表示 ) 7 年前の調査と比較して 住宅 が第 3 位 (24%) から第 7 位 (17%) 自動車 が第 4 位 (22%) から第 8 位 (16%) と落ち込む 欲しいモノやサービスについては 海外旅行 が第 1 位で51% 男女別で大きな差はない ( 図表 5) 7 年前の調査 (2002 年実施 ) と比較すると ( 図表 6) 健康 介護サービス が第 7 位 (11%) から第 2 位 (24%) と大きく上昇する一方 住宅 が第 3 位 (24%) から第 7 位 (17%) 自動車 が第 4 位 (22%) から第 8 位 (16%) と大きく落ち込んでいる 医療 介護制度への不安や将来の収入への不透明感から 健康 介護サービス の順位が上昇する一方 支出額が大きい 住宅 や 自動車 などの順位が落ち込んだと考えられる -11-

図表 5 欲しいモノやサービス ( 全体 男女別 ) (3 つまでの複数回答 ) 図表 6 欲しいモノやサービス ( 全体 2002 年実施調査比較 ) (3 つまでの複数回答 第 7 位まで表示 ) (3 つまでの複数回答 第 8 位まで表示 ) *2002 年 : 発表時の数値 (%) を四捨五入し 支出項目を 2009 年に合わせて表示 順位は 実数ベース 世代別 ( 図表 7) に見ると 健康 介護サービス について 7 年前の調査 (2002 年実施 ) では 60 歳以上の第 4 位 (27%) のみが 5 位以内に入っていたが 今回の調査結果では 50 歳代 60 歳以上で第 2 位となり回答率もそれぞれ26% 37% と高い結果となっている 支出額が大きい 住宅 自動車 については すべての世代で落ち込んでいる 特に 29 歳以下の世代では 住宅 が第 1 位 (36%) から第 7 位 (17%) 自動車 が第 2 位 (32%) から第 6 位 (20%) と落ち込みが大きい -12-

図表 7 欲しいモノやサービス ( 世代別 2002 年実施調査比較 ) (3 つまでの複数回答 第 5 位まで表示 ) (3 つまでの複数回答 第 8 位まで表示 ) *2002 年 : 発表時の数値 (%) を四捨五入し 欲しいモノやサービスの項目は 2009 年に合わせて表示 順位は 実数ベース -13-

世帯収入別 ( 図表 8) に見ると 健康 介護サービス が 400 万円未満 世帯 400 万円以上 700 万円未満 世帯と 700 万円以上 1000 万円未満 世帯で第 3 位 1000 万円以上 世帯では第 2 位と すべての世帯で上位となっている また 住宅 自動車 は すべての世帯で第 5 位から第 8 位に入っている 今回の調査結果からは 欲しいモノやサービスについて世帯収入によって大きな差がないことが分かる 図表 8 欲しいモノやサービス ( 世帯収入別 ) (3 つまでの複数回答 ) 以上のように図表 7と図表 8からは 生活者が将来の消費につながる欲しいモノやサービスを検討するとき 考慮する要素としては 収入よりも年齢の要素が大きいことが読み取れる -14-

今の景気に対して 非常に悪いと感じる 悪いと感じる の合計が 85% 今の景気に対する実感は 非常に悪いと感じる (27%) と 悪いと感じる (58%) を合わせると85% となり 男性 女性ともに85% である しかし 非常に悪いと感じる で見ると女性が24% であるのに対し 男性が31% で7ポイント高い 男性の方が女性より今の景気について深刻に受け止めていることが分かる ( 図表 9) 図表 9 景気に対する実感 ( 全体 男女別 ) ( 択一 ) * 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 世代別 ( 図表 10) に見ると 非常に悪いと感じる と 悪いと感じる の合計が 40 歳代と50 歳代でそれぞれ88% 90% となり 他の世代 (29 歳以下 30 歳代 60 歳以上 ) の81% に比べて高い この世代の多くは 企業においては管理職の世代に該当することも 他の世代に比べてより景気に対して敏感になっている一因と考えられる -15-

図表 10 景気に対する実感 ( 全体 世代別 ) ( 択一 ) * 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある -16-

景気が悪いと感じる理由として 給料が上がらない が 55% で第 1 位 景気が悪いと感じる理由として 給料が上がらない が55% で第 1 位となっている 低金利により 金利収入が増えない (44%) が第 2 位 自分または周辺でリストラにあったり就職先がない人がいる (42%) が第 3 位となっている ( 図表 11) 男女別 ( 図表 11) で見ると 給料が上がらない 低金利により金利収入が増えない の項目で女性が男性を10ポイント近く上回っている 一方 自分の会社の業績がよくない 株式の売却益がよくない で 男性が女性より10ポイント以上 上回っている 図表 11 景気が悪いと感じる理由 ( 全体 男女別 ) ( 複数回答 ) -17-

現状の景気に対する対応の第 1 位は 節約して 消費を量の面で抑えている (60%) 次いで 節約して 消費を単価の面で抑えている (58%) 景気が悪いと感じた人に 現状の景気に対する対応を聞いたところ 節約して 消費を量の面で抑えている (60%) が第 1 位 次いで 節約して 消費を単価の面で抑えている (58%) となっており 多くの生活者が節約をして消費を抑えることで 現状の景気に対応していることが分かる ( 図表 12) 図表 12 現状の景気に対する対応 ( 全体 男女別 ) ( 複数回答 ) -18-

貯蓄に利用している金融商品は 普通預金 ( 国内銀行 ) が 81% で第 1 位 貯蓄に利用している金融商品は第 1 位が 普通預金 ( 国内銀行 ) (81%) 次いで 定期預金( 国内銀行 ) (74%) 郵便貯金 (69%) となっている 上位 3 商品が高い支持を受けているのに対し それ以外は40% 未満である ( 図表 13) 図表 13 貯蓄に利用している金融商品 ( 全体 男女別 ) ( 複数回答 ) -19-

ここ数年の貯蓄のための金融商品の購入金額については52% が 減っている 13% が 増えている 35% が 変わらない ここ数年の貯蓄のための金融商品の購入については52% が 減っている 13% が 増えている 35% が 変わらない と回答している 男女の差はほとんどない ( 図表 14) 図表 14 金融商品購入金額の増減 ( 全体 男女別 ) ( 択一 ) * 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 世代別 ( 図表 15) に見ると 世代が上がるに従い 減っている の割合が増加し 増えている と 変わらない の割合が減少している 図表 15 金融商品購入金額の増減 ( 全体 世代別 ) ( 択一 ) * 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある -20-

金融商品の購入金額減少の原因として 教育費や医療費などの避けられない経費が増加したため が41% で第 1 位 金融商品の購入金額減少の原因は 教育費や医療費などの避けられない経費が増加したため が41% で第 1 位 次いで 企業 ( 自営 ) 業績が悪く収入が減ったため (29%) となっている 男女で大きな差はない ( 図表 16) 図表 16 金融商品の購入金額減少の原因 ( 全体 男女別 ) ( 複数回答 ) 世代別 ( 図表 17) に見ると 29 歳以下では 個人的な理由のため (40%) が第 1 位 次いで 転職 退職などによって収入が減ったため (34%) となっている 30 歳代では 教育費や医療費などの避けられない経費が増加したため (31%) と 企業 ( 自営 ) 業績が悪く収入が減ったため (31%) が同率で最も多い 40 歳代 50 歳代 60 歳以上では 教育費や医療費などの避けられない経費が増加したため がそれぞれ55% 44% 32% で第 1 位となっている 次いで 40 歳代と50 歳代では 企業 ( 自営 ) 業績が悪く収入が減ったため がそれぞれ36% 40% で第 2 位 リタイア世代が多い60 歳以上では 個人的な理由のため (31%) が第 2 位で 企業 ( 自営 ) 業績が悪く収入が減ったため は15% で第 4 位に留まる -21-

図表 17 金融商品の購入金額減少の原因 ( 世代別 ) ( 複数回答 ) -22-

景気回復に向けて取り組むべきこととして 歳出構造 ( 税金の使い道 ) を見直し 国の借金を減らすなどムダをなくす (68%) が第 1 位 景気回復に向けて優先的に取り組むべきこととして 歳出構造 ( 税金の使い道 ) を見直し 国の借金を減らすなどムダをなくす (68%) が第 1 位 次いで 年金や医療などの社会保障政策を充実させ 先行きの不安を解消する (62%) となっている ( 図表 18) 図表 18 景気対策に向けて取り組むべきこと ( 全体 男女別 ) ( 複数回答 ) -23-

2. 欲しいモノやサービス で回答した モノ サービスについて それぞれどの程度欲しいか ( 左グラフ ) さらに欲しいと思っていながら 現在まで購入を控えている理由 ( 右表 ) は下記のとおり 海外旅行 (n=1067) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない給与や年金など将来の収入に不安がある社会保障費や税負担の増大などが予想され 今後の生活に不安がある養育費 教育費の負担が大きく 家計に余裕がない住宅ローンの返済負担が大きく 家計に余裕がない 36% 28% 19% 17% 10% (3 つまでの複数回答 ) 健康 介護サービス (n=498) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 社会保障費や税負担の増大などが予想され 今後の生活に不安がある漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない給与や年金など将来の収入に不安がある現在の価格 機能 性能では まだ購入するには早すぎると思うモノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい 37% 32% 29% 14% 12% (3 つまでの複数回答 ) テレビ (n=482) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 4 位 現在の価格 機能 性能では ま 48% だ購入するには早すぎると思うモノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 47% 今使っている商品をできるだけ使いたい漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しよう 18% という意思はない給与や年金など将来の収入に不 10% 安がある養育費 教育費の負担が大きく 10% 家計に余裕がない (3 つまでの複数回答 ) -24-

パソコンなどの情報処理機器 (n=454) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 モノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい現在の価格 機能 性能では まだ購入するには早すぎると思う漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない給与や年金など将来の収入に不安がある養育費 教育費の負担が大きく 家計に余裕がない 44% 32% 26% 15% 12% (3 つまでの複数回答 ) DVD レコーダーなどの AV 機器 (n=394) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 現在の価格 機能 性能では ま 39% だ購入するには早すぎると思うモノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使って 35% いる商品をできるだけ使いたい漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しよう 28% という意思はない給与や年金など将来の収入に不 13% 安がある養育費 教育費の負担が大きく 12% 家計に余裕がない (3 つまでの複数回答 ) 冷蔵庫 洗濯機などの白物家電 (n=378) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 モノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない現在の価格 機能 性能では まだ購入するには早すぎると思う養育費 教育費の負担が大きく 家計に余裕がない給与や年金など将来の収入に不安がある 56% 25% 23% 13% 11% (3 つまでの複数回答 ) 住宅 (n=350) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 給与や年金など将来の収入に不 45% 安がある漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しよう 28% という意思はない社会保障費や税負担の増大などが予想され 今後の生活に不安がある 21% 失業など将来の雇用に対する不 20% 安がある養育費 教育費の負担が大きく 18% 家計に余裕がない (3 つまでの複数回答 ) -25-

自動車 (n=344) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 4 位 モノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい給与や年金など将来の収入に不安がある漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない現在の価格 機能 性能では まだ購入するには早すぎると思う養育費 教育費の負担が大きく 家計に余裕がない 38% 28% 21% 19% 19% (3 つまでの複数回答 ) 宝飾品 服飾品 (n=222) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はないモノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい給与や年金など将来の収入に不安がある養育費 教育費の負担が大きく 家計に余裕がない社会保障費や税負担の増大などが予想され 今後の生活に不安がある 56% 36% 15% 13% 8% (3 つまでの複数回答 ) 携帯電話などの情報通信機器 (n=104) ( 択一 )* 小数第 1 位四捨五入のため 合計が 100% とならない場合もある 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 モノという点では 今の生活で満足しているわけではないが 今使っている商品をできるだけ使いたい漠然と 欲しい と思っているだけで いつまでに購入しようという意思はない現在の価格 機能 性能では まだ購入するには早すぎると思う給与や年金など将来の収入に不安がある社会保障費や税負担の増大などが予想され 今後の生活に不安がある 41% 39% 29% 11% 9% (3 つまでの複数回答 ) -26-

家計と景気に関する意識 実態調査報告書 2010 年 2 月 発行 / 財団法人経済広報センター常務理事 事務局長中山洋 文責 担当 : 国内広報部主任研究員横地征史 100-0004 東京都千代田区大手町 1-3-2 経団連会館 19 階 TEL:03-6741-0021 FAX:03-6741-0022