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3 参照基準次に掲げる基準は この基準に引用される限りにおいて この基準の一部となる - プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 - プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 (JIPDEC) 4 一般要求事項 4.1 組織 審査業務の独立性審査機関は 役員の構成又は審査業務

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

( 審査の申請 ) 第 5 条甲は プライバシーマーク付与適格性審査の実施基準 に基づき 付与適格性審査を申請した者 ( 以下 乙 という ) の審査を行う 乙は 甲が定めるところにより 付与適格性審査にかかわる申請書及び申請書類 ( 以下 申請書等 という ) を甲に提出しなければならない 2 乙

CSAJ審査機関関連規程

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管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

マネジメントシステム認証規則 目次 1 章総則 1.1 一般 2 章マネジメントシステムの登録 2.1 一般 2.2 登録簿 2.3 登録証書 2.4 登録マークの使用及び認証の引用 2.5 登録維持 2.6 登録継続 2.7 登録の拒否 消除 一時停止 一時停止後の復帰 並びに範囲の拡大及び縮小

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

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b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

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旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

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改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

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第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この業務規程は 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律 ( 平成 2 年法律第 30 号 以下 法 という ) 第 39 条において準用する同法第 22 条第 1 項の規定に基づき 調査業務の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする ( 調査業務実施の

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

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Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

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( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

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ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

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( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

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台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

3 入札参加者は 設計図書等に疑義が生じたときは 質疑応答書 ( 様式第 4 号 ) をもって質問することができる ( 入札参加資格の事前確認 ) 第 7 条町長は 一般競争入札に参加しようとする者が第 3 条第 1 号から第 4 号までに規定する入札参加資格を有しているかどうかを確認及び同条第 5

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 に関する細則 ( 平 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 ( 以下 規則 という ) の施行に関し 必要な事項を定める ( 二種外務員の信用取引に係る外務行為 ) 第 2 条規則第 2 条第 4 号

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薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

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Transcription:

プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 1. 一般 1.1 適用範囲この規程は プライバシーマーク付与の適格性に関する審査 ( 以下 付与適格性審査 という ) を行うプライバシーマーク指定審査機関 ( 以下 審査機関 という ) が その審査業務を遂行する際に遵守すべき事項を定める 1.2 用語この基準で用いる用語は 特段の定めがない限り プライバシーマーク制度基本綱領 プライバシーマーク指定審査機関指定基準 及び日本工業規格 JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム 要求事項 ( 以下 JIS という ) において使用する用語の例による 1.3 引用基準次に掲げる基準等は この規程に引用される限りにおいて この規程の一部となる - プライバシーマーク指定審査機関指定基準 - プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 - プライバシーマーク付与認定審査規程 2. 審査 2.1 審査約款審査機関は プライバシーマーク付与適格性審査に関する約款 により 付与適格性審査を実施しなければならない 2.2 申請 2.2.1 情報の公開審査機関は 申請者の適格要件及び申請手続きに関する情報を最新の状態で公開しなければならない 2.2.2 申請書審査機関は 申請者に対し 必要事項を全て記入した申請書を提出するよう要求しなければならない 申請書には以下の事項が含まれていなければならない a) 付与適格性審査を申請する旨の明確な記述 b) 付与適格性審査に関する要求事項を遵守し申請者を審査するために必要な全ての情報を提供する旨の 申請者の同意

審査機関は プライバシーマーク付与の更新を受けようとする申請者に対しては プライバシ ーマーク付与契約満了の 8 ヶ月前の日から付与契約満了の 4 ヶ月前の日までに 申請書を提出す るよう要求しなければならない 2.2.3 申請関連書類審査機関は 申請者に 申請書に添えて 次に掲げる書類を提出するよう要求しなければならない ただし 法人番号を有する事業者であって 前回の付与契約の締結後に変更がない場合は a)~c) は省略することができる a) 登記事項証明書その他の申請者の実在を証する公的書類 b) 定款 寄附行為その他これらに準ずる規程類及び個人情報の取扱いに係る事業を説明する書類 c) 役員の名簿 ( 執行役を含む ) d) 個人情報保護マネジメントシステム ( 以下 PMS という ) を記述した文書 ( 以下 PMS 文書 という ) e) 個人情報の適切な保護のためのその他の関係規程等 f) 申請者が プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 に規定する欠格事項に該当しない旨を申告する所定の様式による書面 g) その他審査機関が指示する書類 2.3 申請書等の確認審査機関は 次に示す a)~c) の事項を確認するため 提出された申請書及び申請関連書類の確認をしなければならない 審査機関は a)~c) の全ての事項が確認できなければ 審査に着手してはならない 審査機関は 審査着手の正当性を示す記録を作成し維持しなければならない a) 申請書及び申請関連書類が 2.2.2 及び 2.2.3 を満たしていること b) 申請者の事業内容及びその PMS についての情報が 審査を実施するうえで十分であること c) 申請者は審査機関が審査対象として定めている範囲に含まれること d) プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 に規定する 3.1 プライバシーマーク付与適格性を有しない者 に該当していないことなお 審査機関 d) の判断に際して プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準 に規定する 3.1.4 プライバシーマーク制度に対する一般の信頼を毀損すると認めるに足る相当な理由がある事業活動を行う事業者 を適用しようとするときは 当該申請案件を付与機関に移送しなければならない 1

2.4 審査計画 審査機関は 申請書等の確認に基づき 申請者についての審査計画を定めなければならない 2.5 審査員等 2.5.1 資格審査機関は プライバシーマーク主任審査員 ( 以下 主任審査員 という ) 又はプライバシーマーク審査員 ( 以下 審査員 という ) の資格を有する者に 審査をさせなければならない 審査機関は 主任審査員による指導及び監督のある場合を除き プライバシーマーク審査員補 ( 以下 審査員補 という ) を審査に参加させてはならない 2.5.2 審査員等に関する情報審査機関は 主任審査員 審査員及び審査員補 ( 以下 審査員等 という ) についての 関連資格 教育訓練及び経験に関する最新情報を保有しなければならない 教育訓練及び経験の記録は常に最新の状態にしておかなければならない 2.5.3 指示書 審査機関は 職務及び責任を記述した明確な指示書を審査員等が利用できるようにしておかな ければならない これらの指示書は最新の状態にしておかなければならない 2.5.4 審査の基準審査機関は 審査員等に JIS 法令 国が定める指針その他の規範及びプライバシーマーク付与機関が定める指針に基づき 審査を行わせなければならない 当該審査機関が定める業界ガイドラインがある場合は その基準との適合性についても審査を行わせなければならない 2.5.5 審査員等との契約審査機関は 審査員等に対し 当該審査機関が規定した規則に従うことを約束する契約書又はその他の文書に署名することを要求しなければならない この契約書又はその他の文書には 機密保持に関すること 及び審査される申請者との間に営業上その他の利害関係がないことが含まれていなければならない 2.5.6 審査員等の記録審査機関は 審査員等に関する以下の事項からなる記録を保持し 最新の状態に維持しなければならない a) 氏名及び住所 b) 組織における所属及び地位 c) 学歴及び専門的資格 2

d) 当該審査機関が審査対象とする分野における経験及び教育訓練 e) 審査の実施実績 f) 業績の査定 g) 記録を更新した直近の年月日 2.6 審査担当 2.6.1 審査責任者及び担当の指名審査機関は 審査方針に基づき 申請者を審査するために必要な知識及び技能を有する審査担当を構成しなければならない 審査担当は 主任審査員及び審査員の中から主任審査員を含む2 名以上により構成するものとし その中の主任審査員の1 人を審査責任者としなければならない 審査機関は 申請者との間に 審査の公正性や信頼性を疑わせるようないかなる利害関係も持たない者を審査担当の構成員に指名しなければならない 2.6.2 手順の指示 情報の提供審査機関は 審査の実施 並びに審査記録についての手順 申請書及び申請関連書類など 申請者を審査するために必要な全ての情報を 審査担当に提供しなければならない 審査機関は 審査担当に 審査機関が定めた手順に従った審査をさせなければならない 2.6.3 申請者への通知 審査機関は 審査担当の構成員の氏名を申請者に通知しなければならない 2.7 文書審査 審査担当は 申請者の提出した PMS 文書について 審査を行わなければならない 2.8 現地審査 2.8.1 審査事項審査機関は 申請者の PMS の運用状況を評価するため 申請者の事業所において現地審査を実施しなければならない この場合 少なくとも以下に示す事項を評価しなければならない a)pms における代表者の責任及び役割 b)pms に関する内部の組織及び手順 c) PMS に関する安全管理措置 d) 教育の実施及び理解度の確認 e) 監査の実施 f) 是正処置及びフォローアップ g) 代表者による見直し 3

2.8.2 審査日及び審査場所 審査機関は 申請者と審査日及び審査場所について合意した上で 現地審査を実施しなければ ならない 審査機関は 現地審査の実施内容を申請者にあらかじめ通知しなければならない 2.8.3 審査員補の同行 審査機関は 申請者の同意が得られないときは 審査員補を現地審査に同行させてはならない 審査責任者は 申請者の同意を得られないときは 審査員補に発言を許してはならない 2.9 不適合の指摘及び改善 2.9.1 不適合の指摘審査機関が不適合の指摘をする場合の手順は 少なくとも以下の事項を確実とするものでなければならない a) 現地審査において 申請者に 審査担当が審査基準の要求事項に対する申請者の PMS の適合性に関して書面又は口頭で特に重要と思われる事項を示すこと 並びに当該事項及びその根拠について申請者に質問の機会を与えること b) 審査担当は 審査基準の要求事項に適合するために是正すべき不適合を特定した文書 ( 以下 指摘事項文書 という ) を審査機関に提出すること c) 審査機関は 指摘事項文書を速やかに申請者に送付すること d) 指摘事項文書には 少なくとも以下の事項を含むこと ⅰ) 指摘事項文書発行の年月日 ⅱ) 現地審査を行った年月日 ⅲ) 指摘事項文書に責任を持つ者の氏名 ⅵ) 要求事項に対する申請者の PMS の適合性に関する意見 ( 不適合についての明確な記述を含む ) 及び該当する場合には以前の審査結果との有益な比較 ⅴ) 審査現場で申請者に提示した情報との相違があった場合 その説明 2.9.2 改善報告の求め審査担当は 申請者に対し 不適合として指摘された事項を是正するために実施した処置についての報告 ( 以下 改善報告 という ) を 指摘事項文書発行の日 (2.9.1d) のⅰ) の日 ) から3 ヶ月以内に書面により提出するよう求めなければならない 2.9.3 審査終了報告書審査担当は 改善報告により不適合の是正処置が完了したと判断したとき 又は付与の適格性を否認すべきと判断したときは 以下に示す事項を含む審査終了報告書を作成し 審査機関に提出しなければならない a) 面談した申請者側従業者の役職 4

b) 個人情報を取り扱う業務の概要 c) 2.8.1 の a)~g) に定める事項についての所見 d) プライバシーマーク付与の適格性についての意見 3. 付与の適格性に関する決定 3.1 権限の委任の禁止 審査機関は プライバシーマーク付与の適格性に関する決定を行う権限を委任してはならない 3.2 審査の評価審査機関は 審査終了報告書その他審査で収集した情報をとりまとめ 申請者のプライバシーマーク付与の適格性の有無について プライバシーマーク付与適格性審査規程 5.2 に定める審査会の審議を受けなければならない 3.3 付与適格決定又は付与適格の否認審査機関は 3.2 の審議結果をもとに 妥当と認めたときは 申請者が付与の適格性を有する旨の決定を行わなければならず 妥当と認めないときは 申請者の付与適格を否認する決定を行わなければならない 5