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注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある

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本精化独 原料 お客様の解決したい課題に対して新たなソリューションをご提案することで キレイ をお手伝いすること これが日本精化の理念です Neosolue は 日本精化がお届けする新しい価値をオリジナル素材でご提案いたします Neosolue 製品ラインナップ 製品名全成分表示名称部外品 IECIC 2014 備考 Aqulio シクロヘキサンー 1,4 ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 両親媒性エステル 水溶性有効成分の浸透促進 保湿性向上 べたつき抑制機能 マスカラ 角栓除去効果向上 Aqua ( エイコ酸二酸 / テトラデカン二酸 ) ポリグリセリルー 10 グリセリン 水に溶解するエステル 高保湿性 高バリア性 べたつき抑制機能 冷感向上 AquaS ( エイコ酸二酸 / テトラデカン二酸 ) ポリグリセリルー 10 グリセリン 水に溶解するエステル 高保湿性 高バリア性 べたつき抑制機能 冷感向上 MP ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール UV ケア剤に有用な低粘度 高溶解エステル 高 SPF と軽い感触両立 DE ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール クレンジング性に優れたさっぱりした感触のエステル

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皮膚浸透促進効果 皮膚への水溶性有効成分の浸透 貯留を促進 導入化粧品への配合による 次に使用する剤中の水溶性成分の浸透促進 効果 ( ブースター効果 ) 3 次元表皮モデルの凍結切片写真 (6 時間後 ) 浸透性 60 倍以上 未配合 配合エトキシジグリコール配合 100 μm 角層 表皮 Aqulio は 水溶性成分の表皮への透過性を向上させ かつ表皮内での濃度も向上させます 3 次元表皮モデル :LabCyte (J-Tec 社 ) フランツ型拡散セル使用暴露 6 時間後に表皮モデルを PBS で 10 回洗浄して凍結切片を作製 蛍光顕微鏡で観察 < 試験液の配合 > 各油剤の濃度は 2% に統一指標 : フルオレセイン Na 表皮モデル透過量 配合透過量エトキシジグリコール配合未配合 0 1 2 3 4 5 6 時間 600 500 表 400 皮 300 内 200 濃 100 度 0 表皮モデル内濃度 配合エトキシジグリコール配合未配合 0 3 6 時間 未配合を 1 とした場合の浸透促進効果 未配合を 1 とした場合の浸透促進効果 63.3 倍 8.6 倍 エトキシジグリコール 7.7 倍 エトキシジグリコール 0.9 倍 *6 時間後で比較 *6 時間後で比較 < 試験液の配合 > 各エステル類の濃度は 2% に統一指標 : フルオレセイン Na

毛髪内部への浸透促進効果 未処理毛 毛髪の横断面切片写真 未配合 (FITC 標識ケラチンのみ ) Neosolue- Aqulio 配合 150 100 浸透性約 2 倍向上 Mean ± SD, N=5, *P<0.05 20μm 指標 :FITC 標識加水分解ケラチン (MW750) 蛍光強度 毛髪 : 損傷毛 * 指標 :FITC 標識加水分解ケラチン ( 平均分子量 750) 50 0 ケラチン未配合のみ CH-CA ケラチン配合 + < 試験液の配合 > 未配合 :0.1% フルオレセインイソチオシアネート (FITC) 標識加水分解ケラチン水溶液 配合 :0.1%FITC 標識加水分解ケラチン+2% 水溶液 * 損傷毛 : パーマ 1 液 ( チオグリコール酸アンモニウム (30%)7% アンモニア水 (28%)3% 精製水残余 ) パーマ 2 液 ( 臭素酸 Na 5% 精製水残余 ) でパーマ処理 ( 各 25 /15 分 ) を行い 市販 2 剤式ブリーチ剤で処理 (40 /30 分 ) を 2 回行った ケラチン ( 水溶性 ) の浸透促進による毛髪破断強度の向上 NS 破断強度 (g/cm 2 ) 150 120 90 損傷による強度の低下 NS NS *** 回復 損傷毛の強度が健常毛レベルに回復 Mean ± SD, N=20, ***P<0.001 60 健常毛損傷毛 CH-CA のみケラチン MW750 ケラチン MW750+Aqulio 健常毛 損傷毛 Neosolue - Aqulioのみ ケラチン MW750 ケラチン MW750 + 損傷毛 損傷毛を各試験液に 37 / 30 分間浸し 水洗 乾燥後 25 湿度 45% 条件下で毛髪破断強度を測定した 試験液 : 1% 加水分解ケラチン水溶液 及びNeosolue -Aqulioを 2% 添加した水溶液

フ ロハ ンシ オールシリコーV吸収剤溶解性 Neosolue-DE, -MP シリコーン相溶性 難溶性 UV 吸収剤溶解性が良好であると言われている 既存の多分岐エステルよりも溶解性良好 シリコーン 難溶性 UV 吸収剤の両方を溶解 溶質 ( 濃度 ) Neosolue -DE Neosolue -MP イソノナン酸イソノニル ネオヘ ンタン酸イソテ シル シ エチルヘキサン酸ネオヘ ンチルク リコール エチルヘキサン酸フ チルエチル ンシ メチコン1 万 cs (50%) シ メチコン10cs (50%) シ メチコン100cs (50%) シ エチルアミノヒト ロキシヘ ンソ イル安息香酸ヘキシル (50%) オキシヘ ンソ ン (20%) シ メチコン 100 万 cs (20%) Ut- フ チルメトキシシ ヘ ンソ イルメタン (20%) エチルヘキシルトリアソ ン (20%) ヒ スエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアシ ン (20%) - - シ メトキシヘ ンシ リテ ンシ オキソイミタ ソ リシ ンフ ロヒ オン酸エチルヘキシル (1%) - - 他セラミト 2(0.05%) - * 加熱溶解 (80 ) し 室温 (25 ) に冷却 その後 恒温槽で 1 週間経過した時の状態を観察 : 透明溶解 : 少し析出 やや濁る : 析出 固化 Neosolue-AquaS, -Aqua 水 ク リセリン BG エタノール 粘度 1% 10% 50% 10% 10% 10% (mpa s) 表面張力 (N/m) 油剤 Neosolue-AquaS 1950 5.0 10-2 Neosolue-Aqua 3600 5.0 10-2 コハク酸シ エトキシエチル 5.7 10-2 界面活性剤 シ イソステアリン酸 PEG-12 3.9 10-2 イソステアリン酸ホ リク リセリル -10 3.8 10-2 ラウリン酸ホ リク リセリル -10 3.9 10-2 粘度は コーン粘度計 50 にて測定 溶解性は 加熱溶解後 室温での状態を観察 : 溶解 : 白濁 分離表面張力は 1% 水溶液 20 で測定 水の表面張力は 7.3 10-2 N/m

溶剤濃度溶解性 水 2% 5% エタノール 50% BG 30% エチルヘキサン酸セチル 50% 流動パラフィン 5% スキンケア効果 Neosolue-AquaS, -Aqua TEWL 角層水分量 相対 TEWL(%) 120 115 110 105 100 95 90 85 80 ク リセリン Neosolue-AquaS Neosolue-Aqua 0 2 4 6 8 相対皮膚コンダクタンス (%) 180 160 140 120 100 80 60 40 ク リセリン Neosolue-AquaS Neosolue-Aqua 0 2 4 6 8 各試料 2% 配合化粧水を前腕内側部に塗布し 塗布後 7 時間までの TEWL と皮膚コンダクタンスを測定した 図は 塗布前を 100% とした相対値で表示 < 試験化粧水処方 > # 配合原料 ( 成分名 / 製品名 ) AQSC 11 ブランク 1 Neosolue-Aqua AquaS 2.0 ー 1 グリセリン 2.0 2 クエン酸 0.01 0.01 3 クエン酸 Na 0.09 0.09 4 エタノール 10.0 10.0 5 フェノキシエタノール 0.2 0.2 6 メチルパラベン 0.1 0.1 7 精製水 残余 残余 ** 製造方法 ** 1)No.7 に No.2 6 を加え 70 に加温し 均一に溶解する (A 部 ) 2)A 部に 60 に加温した No.1 を加え 均一に溶解する

< 配合化粧水 > グリセリンと同程度の保湿効果多価アルコールに加える または置き換えることにより 保湿性を保ったまま 使用感を改善化粧水などの肌なじみの向上 相対皮膚コンダクタンス (%) 250 200 150 100 50 0 Control 2% グリセリン 保湿性 1% グリセリン + 1% Aqulio 2% Aqulio モデル皮膚 ( ブタ皮 ) を用いた肌なじみ試験結果 2% 水溶液 精製水 2% 水溶液 精製水 横から見た様子 10 秒後 横から見た様子 2% 水溶液 精製水 2% 水溶液 精製水 上から見た様子 上から見た様子 1) ブタ皮 ( 脱脂 シェービング処理済み ) を 2 cm 4 cm( 重量 0.6 g) に成形し Plandool-MAS* 抱水物 ( 液晶 ) を 0.12 g 塗布したものをモデル皮膚とした 2) Plandool-Aqulio 2% 水溶液および精製水各 10 μl をモデル皮膚上に同時に滴下し 滴下直後 および 10 秒後の様子を観察した Plandool-MAS* 抱水物 ( 液晶 ) Plandool-MAS 3 g に 混ぜながら精製水 7g を少量ずつ加え均一となったものを Plandool-MAS 抱水物とした Plandool-MAS ( 日本精化 ) Plandool-MAS は単独でも角層細胞間脂質と同様のラメラ液晶を形成します 本試験では脱脂されたブタ皮に実際の皮膚と類似した挙動を持たせるために 角層細胞間脂質モデルとして Plandool-MAS * 抱水物 ( 液晶 ) を予め塗布して 試験を実施しました

ベタつき抑制効果 Neosolue-AquaS, -Aqua < グリセリンのベタつき抑制 > Neosolue-AquaS2% 配合グリセリン 2% 配合グリセリン 2%+ Neosolue-AquaS1% 配合 Neosolue-Aqua2% 配合 < 塗布時 > なじみ 伸び 悪い 良い < 使用後 > ないさらさら感ベタつきの無さ ある 悪い 良い ない ある 引っかかり感 しっとり感 < 油 グリセリン ( クリーム ) のベタつき抑制 > 6 5 4 3 2 未配合 ( ブランク ) Neosolue-AquaS 配合 Neosolue-Aqua 配合 6 5 4 3 2 1 1 油のべたつき抑制効果 (AQSE 11) グリセリンのべたつき抑制効果 (AQSE 12) スキンケアクリーム処方 # 配合原料 ( 成分名 / 製品名 ) AQSE 11 AQSE 12 1 Neosolue-Aqua/AquaS 1.0 0.5 2 グリセリン - 5.0 3 スクワラン 3.8 3.8 4 ホホバ油 3.8 3.8 5 パーム核油 3.1 3.1 6 ステアリン酸グリセリル 2.3 2.3 7 イソステアリン酸 PEG-60ク リセリル 1.4 1.4 8 ステアリン酸 PG(SE) 1.3 1.3 9 ステアリルアルコール 1.5 1.5 10 ベヘニルアルコール 2.1 2.1 11 ジメチコン 1.9 1.9 12 エチルパラベン 0.10 0.10 13 メチルパラベン 0.15 0.15 14 クエン酸 0.01 0.01 15 クエン酸 Na 0.09 0.09 16 精製水 残余 残余 ** 製造方法 ** 1) No.1 2 13 16を約 80 に加温し 溶解させる (A 部 ) 2) No.3 12を約 80 に加温し 溶解させる (B 部 ) 3) B 部に 攪拌しながらA 部を加え ホモミキサーにて80 で5 分攪拌する 4) 攪拌しながら室温まで氷冷する

< 増粘多糖類のべたつき抑制 > 3.5 3 2.5 2 未配合 ( ブランク ) Neosolue -AquaS Neosolue -Aqua 3.5 3 2.5 2 未配合 ( ブランク ) Neosolue -AquaS Neosolue -Aqua キサンタンガムのべたつき抑制効果 ヒアルロン酸 Na のべたつき抑制効果 試験処方 # 配合原料 ( 成分名 / 製品名 ) AQSC18 AQSC19 AQSC20 AQSC21 1 Neosolue-AquaS 1.0-1.0-2 Neosolue-Aqua - 1.0-1.0 3 キサンタンガム 0.1 0.1 - - 4 ヒアルロン酸 Na - - 0.1 0.1 5 フェノキシエタノール 0.4 0.4 0.4 0.4 6 精製水 残余 残余 残余 残余 べたつき評価 : 各試験試料を前腕内側部に塗布して べたつきについて評価した 1 はべたつかない 5 でべたつくとして評価した < アスコルビルグルコシドのべたつき抑制 > 3.5 未配合 ( ブランク ) Neosolue -AquaS Neosolue -Aqua 3 2.5 2 アスコルビルグルコシドのべたつき抑制効果 試験処方 # 配合原料 AQSC AQSC ( 成分名 / 製品名 ) 16 17 1 Neosolue-AquaS 1.0-2 Neosolu-Aqua - 1.0 3 アスコルビルグルコシド 2.0 2.0 4 水酸化 K 0.38 0.38 5 フェノキシエタノール 0.4 0.4 6 精製水 残余 残余 ph 6.5 6.5 べたつき評価 : 各試験試料を前腕内側部に塗布して べたつきについて評価した 1 はべたつかない 5 でべたつくとして評価した

< 配合化粧水 > 3.5 水溶液 ( 化粧水 ) の感触評価 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 2% グリセリン 1% グリセリン + 1% Aqulio 2% Aqulio < 配合スキンケアクリーム > 3.5 油のべたつき抑制効果 6.0 グリセリンのべたつき抑制効果 3.0 2.5 2.0 1.5 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 未配合 ( ブランク ) 1% 配合 ( 処方番号 ALSE11) 1.0 未配合 ( ブランク ) 0.5% 配合 ( 処方番号 ALSE12) 皮膚コンダクタンス : 各試験溶液を前腕内側部に塗布し 塗布後 3 時間後の皮膚コンダクタンスを測定 塗布前 (Control) を 100% として相対値で表示 べたつき評価 : 各試験試料を 前腕内側部に塗布して べたつきについて評価した 1 はべたつかず 5 でべたつくとして評価した # 配合原料 ( 成分名 / 製品名 ) ALSE11 ALSE12 1 1.0 0.5 2 グリセリン - 5.0 3 油相 21.3 21.3 4 水相 残余 残余

クレンジング効果 クレンジングリキッドに配合することで 落ちにくいマスカラ アイライナー UVクリームなどへのクレンジング力が向上 配合濃度2 5 で高い効果 剤形を問わず クレンジングオイルやジェルに配合した場合でもマスカラの 洗浄力を向上 クレンジング試験結果一例 (マスカラ) クレンジング後 クレンジング前 Aqulio 5 配合 クレンジングリキッド ブランク クレンジングリキッド クレンジング 拡大図 まつ毛についた 落ちにくいマスカラを しっかり落とします ウォータープルーフマスカラふき取り試験 クレンジング前 クレンジング後 クレンジング ブランク Aqulio 2 配合 Aqulio 5 配合

マスカラ除去率 100 80 除去率 UP!! (%) 60 40 20 0 ブランク 2% 配合 5% 配合 1) スライドガラス上に市販のマスカラ ( 点 ) を 0.005g 塗布し 30 分間乾燥した 2) 作製したクレンジングリキッド 0.1mL 量り取り マスカラ上に滴下し 30 秒間馴染ませた後 1 分間こすり その後ティッシュペーパーにて軽く拭きとった 3) 各試験結果を目視および除去率を算出し評価した 除去率の算出 : 画像処理により 部分の面積を算出し 下記計算式より導いた 除去率 (%) =( 拭取り前の面積値 - 拭取り後の面積値 )/ 拭取り前の面積値 100 クレンジングミルクの口紅に対する洗浄力 と Neosolue-DE を同時に配合したクレンジングミルクは メイクをすばやく さっぱりと落とします 2 分間こすった後 水洗後 洗浄力抜群!! ブランク配合品 ( 処方番号 ALSA01) ブランク配合品 ( 処方番号 ALSA01) ブランク 配合品 ( 処方番号 ALSA01) 口紅がにじみ始める時間 30 秒 15 秒 口紅が完全に落ちるまでの時間 2 分以上 53 秒 1) バイオスキンプレート ( ビューラックス社製 ) に市販の落ち難い口紅を塗布後 乾燥した 2) 各試験溶液を滴下し 指で 2 分間こすった後および水洗した後の状態を観察した

角栓除去効果 を汎用油剤と混合し クレンジング剤に配合することで 角栓洗浄力を向上することが出来ます Removing keratin plugs 12 10 8 6 4 2 0 人工角栓脱落数一部脱落脱落市販品試料 A 試料 B 試料 C 市販品市販品 ++8% Neosolue-DE 1.0mm 1.0mm 脱落部分 一部脱落部分 試料調製 試料 A: セバシン酸ジ2 エチルヘキシル試料 B: トリ ( カプリル カプリン酸 ) グリセリル試料 C:2 エチルヘキサン酸セチル各油剤 :=7:3の比率で混合し 市販クレンジングオイルに添加した 成分 (%) コレステロール 20.0 ケラチンパウダー 40.0 オリーブオイル 39.9 赤 225 0.1 人工角栓の組成

冷感冷感の持続感冷感向上 持続効果 Neosolue-AquaS, -Aqulio Neosolue-AquaS をl- メントールと併用することで 塗布時に感じる冷感を向上させます をl- メントールと併用することで 塗布時に感じる冷感を く持続させます 5.0 Neosolue-AquaS 冷感向上効果の冷感向上効果 高 冷感の強さ 4.0 3.0 2.0 1.0 ブランク AquaS 1% 配合品 POEIS( ) 1% 配合品 Aqulio 0.5%+ AquaS 0.5% 配合品 低 5.0 冷感持続効果の冷感持続効果 高 冷感の持続感 4.0 3.0 2.0 1.0 ブランク AquaS 1% 配合品 POEIS( ) 1% 配合品 Aqulio 0.5%+ AquaS 0.5% 配合品 低 l- メントールを半分量に減らしても同等の冷感が感じられます POEIS ( 冷感持続剤 ) よりもべたつきません いずれも配合濃度 0.2 1% 程度で効果を発揮します 医薬部外品添加剤として使用可能です ( 別紙規格 ) POEIS: ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル (20E.O.) * 記載しております処方はあくまで参考処方です 安定性 安全性 特許等の制約につきましては充分に調査の上ご検討下さい * 本書記載事項を弊社に無断で複写 転用することを禁じます 記載事項につき ご使用をお考えの際には 予め弊社にお問い合わせをお願い致します また 本書記載の内容は 予告なしに変更させて頂く場合があります * 本資料に記載した事項は 信頼できる実験事実に基づいて作成していますが 実際の実験結果を確実に保証するものではありません *Neosolue は 日本精化株式会社の登録商標です 日本精化 HP 本社 : 541-0051 大阪府大阪市中央区備後町 2 丁目 4 番 9 号東京支店 : 103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町 4 番 9 号 TEL (06)-6231-4781 TEL (03)-3664-7781