7 月 31 日 天久保キャンパスにおいて 教職員の個人情報の保護に関する知識や意識の向上を図るため 株式会社インソースの岡野知穂氏を講師に迎えて 個人情報保護に関する研修会 を開催しました 研修会では 個人情報の取扱いや個人情報漏えいの経路 情報セキュリティ対策について具体的に身近な事例を交えた分

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9.H H H FD 企画特別講義 統計学をナゼ学ぶのか,FD 講演会 統計教育 tips ( 講師 : 狩野裕大阪大学大学院教授 ) 教員 20 名参加 平成 25 年度キャリア教育報告会 教職員約 10 人参加 平成 25 年度パイロッ

レアル マドリード ジュニアキャンプ 期間 ( 日時 ) 2014 年 8 月 15 日 ( 金 )~17 日 ( 日 ) イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻 3 名 会場 : 味の素スタジアム横多目的フィールド本学学生参加費 : 無償 ( ボランティア ) スポンサー等 : なし実施 :2014

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し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

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副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

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2019 年度 JAF 主催大会概要及び新規追加 変更事項 2019 年 2 月 18 日作成 Ⅰ. 重要事項 1 公式競技シニア 3 女子シングル部門の 2 分化に関して 出場選手数の増加に伴い 2019 年度は従来のシニア 3 女子シングル (45 才 ) をシニア 3 女子シングル A(45

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5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

介 紹 と ご 特 し お の 員 役 会 窓 同!! 集 いるの て し 何 て っ 員 紹介します を 同窓会役 と ご し お な ない役員の主 ら か わ に 外 意 いてます 動 れ こ れ あ ぬって 勤務の合間を 星 野 広樹 さん 健康栄養学科 2010年卒 田 澤 祐 美 さん 理

平成 29 年度社会福祉士 精神保健福祉士実習担当教員講習会 社会福祉士実習分野講習 < 実習東京 CJ1> 開催日 : 平成 29 年 8 月 7 日 ( 月 )~8 月 10 日 日程時間科目形態講習内容講師 10:10~10:25 10:25~10:30 10:30~12:00 実習指導概論

(筑波技術大学)第2期中期目標期間評価結果

1 9: P.5 P.5,10 P.6 P.7-8 P.10 P.10 P.10 P.3 P.10 P.11 P.11 P.11

CONTENTS Vol.64 No.2 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~

セキュリティ・ミニキャンプin新潟2015 開催報告

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

国際的なセンスが身につく教授 講師陣が魅力的である先輩 卒業生が魅力的である 1 (2) 東京外国語大学 国 (2) 名古屋外国語大学 私 (1) 関西外国語大学 私 (1) 東京大学 国 (1) 東京大学 国 (1) 京都大学

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学百年史第 7 巻 : 部局史編 Ⅳ 九州大学百年史編集委員会 出版情報 : 九州大学百年史. 7, 2017

CAMPUS TOPICS キャンパス内における完全分煙化の実施について 喫煙は本人の健康を害するだけでなく 周囲の者の迷惑にもなる 大学は未成年の学生を含め 多くの人が集まる公共性の高い場である 本学はキャンパス内に併設幼稚園 小 中 高等学校があり 周囲への配慮が一層求められる 関西大学は 大学

学生の中途退学や休学等の状況について

第 64 回草津市駅伝競走大会 大会要項 コース図 本大会は 主に冬季における基礎体力づくりを目的とし 日ごろから中 長距離走等に取り組む選手の競技力向上と その成果を発揮する場とするとともに 参加者相互の交流を図る機会とします また 本大会を通じてランニングの普及を図り 健康づくりに対する機運の高

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温泉でハッカソン SPAJAM2017 全国 9 会場で予選応募開始! 札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 福岡の 6 地域 9 会場 2017 年 2 月 28 日 スマートフォンアプリジャム 2017 実行委員会 一般社団法人モバイル コンテンツ フォーラム SPAJAM2017 メインビジュアル

東京キャリアアップハローワーク 取扱状況の推移

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平成23年9月29日WG後修正

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開催概要 基調講演 創造的官民連携のまちづくり 北広島市の将来と使命 宮脇淳 ( 北海道大学大学院法学研究科教授 ) 官民連携 スローブランド スポーツハブ などをキーワードとしながら これからの北広島市の発展に必要なこと また北広島市に求められる役割などについてご講演いただいた プレゼンテーション

(12) 参加資格 1 平成 24 年度 ( 財 ) 日本卓球協会の登録会員であること 平成 24 年度 ( 財 ) 日本卓球協会のゼッケンを着用の事 2 小学生の部ホープスは平成 12 年 4 月 2 日以降生まれたものであること カブは平成 14 年 4 月 2 日以降生れたものであること バン

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就職委員会 1 新年度ガイダンスなどで履修指導を行ったが 職業と人生 Ⅲ( 履修者 710 名 履修率 74.8%) 職業と人生 Ⅳ(630 名 67.2%) と昨年度より履修率が 6.5% 低下した 出席率が低いので 3 年生全員に就職ガイダンスの告知ハガキを送付したが 参加者を増やすことは出来な

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======================================================================== == ** 日本学術会議ニュース メール ** No.656 ** 2018/10/26 ================================

選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

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2020 年東京パラリンピック大会に向けた学内環境のバリアフリー化ワークショップ 教職協働 職員協働イノベーション研究 2020 年パラリンピックに向けた機運と環境づくり及び人材育成にかかわるワークショップの開催と大会運営をサポートするボランタリー人材養成講座の企画開発 ( 研究代表者社会福祉専門学

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2. 開催内容開催期間 : 平成 29 年 8 月 21 日 ( 月曜日 )~9 月 15 日 ( 金曜日 ) 開催場所 :( 出張面接審査 ) 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 ( イベント開催場所 ) 仙台市 盛岡市主催 : 特許庁 東北経済産業局共催 :( 独 ) 工業所有権情報

平成 30 年度社会福祉士 精神保健福祉士実習担当教員講習会 社会福祉士実習分野講習 < 実習東京 CJ1> 開催日 : 平成 30 年 8 月 16 日 ~8 月 19 日 ( 日 ) 現在 日程時間科目形態講習内容講師 10:10~10:25 10:25~10:30 8 月

第8回外国語学部教授会議事録要旨(平成30年12月10日)

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かんぽ 生 命 は あなたの 夢 を 応 援 します 夢 を その 手 に 家 族 の 笑 顔 いつかは マイホーム! ゆとりの セカンドライフ 仕 事 を がんばる! いつまでも 私 らしく 輝 きたい スポーツ 選 手 に なりたい! 夢 のために 勉 強 したい すくすくと 育 ってほしい

つくばスチューデンツ 平成 24 年度 2( 通巻 637 号 )

第 8 回市市民体育大会成績表 成 年 月 0 日 ( 日 ) 日 ( 日 ) 市陸上競技場はじめ 会場 種目別上位成績一覧表 P 小学男子ソフトボール P 青年男子ソフトボール P 一般男子ソフトボール P 青年女子バレーボール P 一般女子バレーボール P 小学女子ミニバスケットボール P 陸上

参考資料 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(1/2)

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PRESENT!

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2 項目別評価 Ⅰ. 教育研究等の質の向上の状況 < 評価結果の概況 > 非常に優れている 良好 おおむね良好 不十分 重大な改善事項 (Ⅰ) 教育に関する目標 1 教育内容及び教育の成果等 2 大学院課程の教育内容及び成果等 3 教育の実施体制等 4 学生への支援 (Ⅱ) 研究に関する目標 1 研

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

生活困窮者支援事業について 平成 28 年 11 月 14 日市長定例記者会見資料 2 さまざまな悩みを抱える生活困窮者 仕事はしたいけど 今日食べるものもないな 実施住居確保給付金必須事業安定的に就職活動を行うことができるよう, 有期で家賃相当額を支給 借金の返済 子どもの将来が心配だな 高知市生

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AGU NEWS NO.46

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予選リーグ組み合わせ GENKIDS SOCCER FESTIVAL VOL. A 組 AC 弘前黒石 FC 飯島むつFC AC 弘前黒石 FC 飯島むつ FC 勝負分勝点得失点総得点順 B 組ヴィペール藤崎尾上 SC 岡三沢 SSS ヴィペール藤崎尾上 SC 岡三沢 SSS 勝負分勝点得失点総得点


スライド タイトルなし

表紙1−4/木下 中村

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

平成 30 年 9 月 10 日修正 海外ベンチャー企業連携 案件組成イベント Global Connection 2018 募集要領 平成 30 年 7 月 10 日 IoT 推進ラボ 経済産業省 (IoT 推進ラボ事務局 : 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 ) 0

平成 30 年度事業報告について ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) ( 特定非営利活動に係る事業 ) 1. 特定非営利活動に係る事業 (1) 事業の成果 地球温暖化対策の推進に関する法律 第 24 条の規定に基づき 川崎市において設置された 川崎市地球温暖

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45 宮崎県

自己点検・評価表

平成 24 年度第 16 回四国ラージボール卓球大会要項 1 大会名平成 24 年度第 16 回四国ラージボール卓球大会 2 主催四国卓球連盟 3 主管高知卓球協会 4 後援 ( 財 ) 高知体育協会 5 期日平成 24 年 11 月 24 日 ( 土 ) 25 日 ( 日 ) 6 会場高知市東部総

1 取組の背景 東日本大震災(H ) ソーシャルメディア等インターネットを活用して安否確認が行われるなど 情報通信技術 (ICT) に基づく情報伝達手段が広範囲に活用される 一方 緊急時における情報の途絶や錯綜による不安感の増大 混乱から迅速 確実な情報伝達手段の確保の必要性 もしもの時

廿日市高等学校ホームページ作成について


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ききょう通信162号

1

令和元年度 大田区立馬込中学校 部活動 年間活動計画

第 9 回市市民体育大会成績表 ( 速報 : 日目終了時点 ) 成 0 年 9 月 9 日 ( 日 ) 日 ( 日 ) 市陸上競技場はじめ 9 会場 小学男子ソフトボール P 一般男子ソフトボール P 女子バレーボール P 小学女子ミニバスケットボール P 陸上競技少女 少年 P ~ 玉入れ P グ

目次 1 はじめに 2 市内の様子 3 セーリング会場周辺の様子 4 セーリング会場の様子 5 県の PR 活動の様子 6 その他 P.2 P.5 P.9 P.11 P.14 P.19 1

Transcription:

筑波技術大学では 大学のイベント情報や最新のニュースなどの様々な情報を提供するメールマガジンを配信します ご登録は 登録用 URL(http://www.tsukuba-tech.ac.jp/mail_magazine) 又は QR コードから行えます みなさまのご登録をお待ちしております 7 月 26 日から 8 月 4 日 ブルガリア共和国の首都ソフィアで第 22 回夏季デフリンピック大会が開催されました 本学の学生が 4 名出場し 障害者高等教育研究支援センターの中島幸則助教も日本選手団本部メディカルスタッフ アスレティックトレーナーとして帯同しました 写真 ( 上 ): 閉会式に出席した 前身の筑波技術短期大学卒業生及び筑波技術大学の卒業生 在学生 ( 最前列 左から 2 番目が吉野勇樹さん ( 産業情報学科 3 年 ) 右から 3 番目が岩渕亜依さん ( 総合デザイン学科 2 年 ) 最後列 左端が中村晃大さん ( 産業情報学科 4 年 )) ( 下 ): 日本選手団スタッフ ( 右端が中島助教 ) 詳細については 3 ページ目の デフリンピック参加報告 をご覧ください 1 筑波技術大学ニュース Vol. 29

7 月 31 日 天久保キャンパスにおいて 教職員の個人情報の保護に関する知識や意識の向上を図るため 株式会社インソースの岡野知穂氏を講師に迎えて 個人情報保護に関する研修会 を開催しました 研修会では 個人情報の取扱いや個人情報漏えいの経路 情報セキュリティ対策について具体的に身近な事例を交えた分かりやすい講演が行われました 教職員は 講師による講演や個人情報の取扱いについてのワーク等を通じて 日々の業務の中での個人情報の取扱いについて改めて見つめ直すことができ 非常に有意義な研修会となりました 講演会の様子 ( 総務課総務係 ) 7 月 5 日 春日 天久保両キャンパスにおいて 聴覚 視覚障害学生の修学環境向上 をテーマとした研修会を開催しました これは 文部科学省認定の教育関係共同利用拠点である 障害者高等教育拠点 FD 研修事業の一環として開催したものです 本研修会は 大学等で障害学生の指導 支援に関わる教職員を対象に 本事業で開発した教育コンテンツや指導法 支援技術 及び保有している支援機器の利用体験を通して 障害学生の支援に関する知識や技術について理解を深めることを目的として開かれ 全国の 48 大学から 73 人の参加がありました 春日キャンパスにおいて実施したプログラムでは 視覚障害学生に配慮したバリアフリー環境と本センターで保有している支援機器を見学 体験するツアーのほか 授業見 学が行われました また 天久保キャンパスにおいては 聴覚障害学生指導 支援を中心とした教育コンテンツの体験や語学や体育 スポーツ科目の指導法 支援技術をワークショップ形式で紹介しました このほか 全体会として石原保志副学長による 合理的配慮と障害者高等教育拠点について をテーマとした講演も行われました 参加者からは 教育コンテンツなど実際に見学 体験することができて 障害学生への具体的な支援への活用 応用をイメージすることができた という声が聞かれました ( 障害者高等教育研究支援センター須藤正彦 ) 視覚障害支援機器紹介春日キャンパス体育館 ( プール ) におけるバリアフリー環境紹介 筑波技術大学ニュース Vol. 29 2

6 月 24 日 つくば市役所において つくば市 茨城県 都市再生機構首都圏ニュータウン本部茨城地域事業本部及びつくば市内の教育研究機関 合わせて 22 機関が参加し 協定締結式が行われました これは つくば市が国より 環境モデル都市 として選定されたことに伴い 国が進める地域温暖化対策と経済成長を同時に実現する低酸素社会の構築に向け つくば環境スタイル の推進及びそれに関連する環境に配慮したまちづくりに寄与することを目指すもので 今後 つくば市等は 各教育研究機関の研究等に協力し その成果について普及啓発に努め 各教育研究機関は つくば市等が推進する環境に配慮したまちづくりに協力し 低炭素社会の構築に向けた知の創出に努めることとなりました 協定締結後の記念撮影 ( 手前列 左から 3 人目が村上学長 ) ( 財務課 ) 7 月 26 日から 8 月 4 日 ブルガリア共和国の首都ソフィアで開催された 第 22 回夏季デフリンピック大会 に 日本選手団本部メディカルスタッフ アスレティックトレーナーとして帯同いたしました デフリンピック大会への帯同は 3 回目になりますが 今回は本学に赴任して初めての帯同でしたので 選手団全員へのサポートは勿論ですが 本学学生 4 名に対する責任も感じながら臨みました 残念ながら 4 名ともメダル獲得はできませんでしたが 日頃の成果を遺憾無く発揮してくれたと思います また 本学及び短大卒業生も 24 名が選手 スタッフとして参加していました 中でも 女子バレーボールチームは銀メダルを獲得しましたが 卒業生である菅谷美穂さん (H.23 卒 ) 宇賀耶早紀さん(H.24 卒 ) はチームの柱として活躍していました 各競技の試合結果については http:// www. jfd.or. jp/sc/sofia2013/ をご覧下さい なお 本学学生の結果は以下の通りです 品田千紘( 産業情報学科 4 年 ) バドミントン シングルス 8 位 ダブルス 4 位 中村晃大( 産業情報学科 4 年 ) 陸上競技 三段跳び 6 位 幅跳び 8 位 吉野勇樹( 産業情報学科 3 年 ) 男子サッカー 14 位 岩渕亜依( 総合デザイン学科 2 年 ) 女子サッカー 6 位 右から 2 人目が品田千紘さん ( 障害者高等教育研究支援センター中島幸則 ) ( 左 ) 国旗を掲げ入場する日本選手団スタッフ ( 右 ) 出場した学生のうち品田さんと中村さん 3 筑波技術大学ニュース Vol. 29

7 月 15 日から 10 日間 チェコ共和国のテルチにて開催された視覚障害者のためのサマーキャンプ ICC に 情報システム学科 2 年生の松尾政輝さんが参加しました 本事業は 学生の旅費の一部に筑波技術大学基金からの助成を受け 本学の国際交流事業の一環として実施されたものです 毎年欧州各国から視覚障害者が集う同キャンプ 今年は学生だけでも 15 ヶ国 70 人以上が参加しました 宿泊部屋で同室になったスロベニアの学生さんと音声ゲームの話題で盛り上がったという松尾さんは Linux を学んだり Little bits というハードウェアに触れたり 11 種類のワークショップを楽しんだようです また 夕方のアクティビティの時間には 自転車のタンデムを体験したり湖で泳いだりと 汗を流していました 一方 引率教員側も書道とプログラミングのワークショップを連日実施し 英語スキルを磨くことができました ( 情報システム学科小林真 ) キャンプ参加者の集合写真 5 月 23 日及び 6 月 15 日 視覚障害者囲碁交流会がリフレシュ氷川 ( 東京都渋谷区 ) で開催され 本学学生 8 名が参加し活躍をしました 本交流会は川崎市視覚障害者福祉協会 ( 会長高橋吉三郎 ) と日本福祉囲碁協会 ( 会長渡辺幸男 ) の共催のもとに今年度から開催されました 大会は十九路盤クラス 7 名 十三路盤クラス 6 名 九路盤クラス 13 名で行われ 本学囲碁 将棋部 日本点字図書館 関東地区の視覚障害者囲碁サークルからの参加がありました 参加にあたり 一部は筑波技術大学基金からの補助を受けました 今後 更なる学生の活躍が期待されます 結果は以下の通りです 中島達志( 情報システム学科 4 年 ) 十三路盤クラス優勝 小宮尚貴( 情報システム学科 1 年 ) 九路盤クラス 3 位 曽我晋平( 情報システム学科 1 年 ) 九路盤クラス特別賞 ( 保健科学部一幡良利 ) 交流会終了後の記念撮影 ( 手前左から 小宮さん 中島さん 曽我さん ) 筑波技術大学ニュース Vol. 29 4

5 月 15 日から 20 日にかけて 茨城県立県民文化センター ( 水戸市 ) で開催された第 51 回二科茨城支部展デザインの部で 総合デザイン学科卒業生 江幡夏海さんの作品 JAPAN festival が茨城県知事賞 同江幡さんの作品 はぐれツバメ が入選 総合デザイン学科 4 年生 酒井美里さんの作品 催促 が県議会議長賞 卒業生 菊池樹理さ んの作品 情熱野菜 総合デザイン学科 4 年生 永瀬由佳さんの作品 安心目鳥 同 4 年生 村里優季さんの作品 WORLD 同 4 年生 古田亜希子さんの作品 紫陽花 が入選に輝きました ( 総合デザイン学科長島一道 ) ( 左から ) JAPAN festival 催促 はぐれツバメ 情熱野菜 安心目鳥 WORLD 紫陽花 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム昨年 12 月 愛媛大学にて開催した第 8 回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムでは 参加者が 360 名を上回り 過去最大規模での実施となりました 午前中の分科会では 基礎講座 : 愛媛大学障がい学生支援体制構築のあゆみ 実践! 職場でのエンパワメント 見て学ぼう! みんなの書き方 打ち方 解決! コーディネート現場の悩み を行い いずれも示唆に富んだ発表と充実した意見交換が行われました 特別講演では文部科学省高等教育局学生 留学生課長の松尾泰樹氏より 高等教育機関における障害学生への合理的配慮について と題して 講演をいただきました すべての大学が注目する政策動向について 最新の情報を得る貴重な機会となりました 午後のランチセッションでは 16 の大学 団体からの 聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト が行われ 参加者の投票によって注目度の高いものが表彰されました また 松山市での開催にちなみ 愛媛大学 松山大学や松山市内で活動する NPO 団体の紹介パネル展示が行われました 本学からは大学紹介パネル展示の他 機器展示として 障害者高等教育研究支援センターの三好茂樹准教授によるモバイル型遠隔情報保障支援システム 産業技術学部の鈴木拓弥講師による SZKIT 同学部の若月大輔准教授による プロジェクタを用いた情報保障支援システム 技術科学研究科大学院生による指文字入力インターフェースの研究が紹介されました この他 新企画の ミニセミナー では 聴覚障害学生への合理的配慮 四国地区の大学紹介 等 3 テーマでミニ講演を行いました また 同じく新企画の 相談コーナー トーク & トーク では 就職 コーディネート業務 等 5 テーマのブースを設け 参加者やアドバイザーが自由に情報交換や相談ができる場を提供しました 年を追うごとに参加者数が増え参加者のニーズが多様化する中 有意義なシンポジウムとなりました シンポジウムでのパネル展示 5 筑波技術大学ニュース Vol. 29

障害学生支援教職員研修会 2 月 22 日 同志社大学今出川校地にて 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク (PEPNet-Japan) と同大学の主催による 障害学生支援教職員研修会 を開催しました PEPNet-Japan 地域ネットワーク形成支援事業の一環として 同志社大学の他 大阪大学 大阪教育大学 関西大学 関西学院大学 立命館大学の障害学生支援担当部署が協力し 実行委員を組織して企画しました 当日は 第 1 部の基調講演を一般公開として行い 事前申込制で実施した第 2 3 部には全国から 132 名の方にご参加いただきました 基調講演では 文部科学省高等教育局学生 留学生課の田畑潤司氏から 障害学生支援に関する文部科学省の政策動向 と題して 合理的配慮の基本的な考えなどについて報告書の内容を引用しながら 報告書の内容をすべてできるようになってから取り組むのではなく できるところからスタートするという考え方が大切 と述べられました 続いて信州大学の高橋知音教授から これからの障害学生支援のあり方 と題して 信州大学での取り組みをご紹介いただきました 合理的配慮の決定にあたっては専門家を含む組織が判断を下し 個々の判断に対して大学が責任を持つ体制が求められるとの点が強調されました 分科会では 入門コース障害学生の 4 年間 実践 Ⅰコース事例検討 実践 Ⅱコースモデルプラン構築 の 3 コースに分かれて実施しました 入門コースでは卒業を控えた聴覚障害学生とその支援に携わった担当者による 経験談 シンポジウムでのパネル展示や具体的実践に基づいたパネルディスカッションが行われました また 実践 Ⅰ Ⅱコースでは各テーマ 事例について活発な意見交換が行われ 参加者が各大学に持ち帰り今後の具体的な取り組みにつなげていくことが期待されます 本研修会は参加者からの評価も高く また 実行委員を担った 6 大学の支援担当部署は現在も情報交換や交会等の活動を継続し 多くの成果を残した取り組みとなりました なお 研修会の詳細な内容は報告書にまとめており PEPNet-Japan のウェブサイトから無料で閲覧できるほか 希望者には無償で冊子を提供しています ( 障害者高等教育研究支援センター三好茂樹 ) 第 9 回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムのご案内今年は群馬大学荒巻キャンパスを会場に 第 9 回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムが開催されます 開催要項 < 日程 > 2013 年 12 月 8 日 ( 日 )10 時 17 時 < 会場 > 群馬大学荒牧キャンパス ( 群馬県前橋市荒牧町 4 丁目 2 番地 ) < 対象 > 全国の大学等で障害学生支援を担当する教職員 及び聴覚障害学生 支援者 その他高等教育機関における障害学生支援に関心のある方々 < 参加費 > 無料 < 主催 > 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク (PEPNet-Japan) 国立大学法人筑波技術大学 < 共催 > 国立大学法人群馬大学なお 詳細につきましては 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク (PEPNet-Japan) のホームページ http://www.a.tsukuba-tech.ac.jp/ce/personal/shirasawa/ file/introduction.htm をご覧ください 筑波技術大学ニュース 29 筑波技術大学 筑波技術大学 2 2 2... l o o... l 29 9 2 29 9 2 筑波技術大学ニュース Vol. 29 6