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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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目次 Ⅰ 背景 目的 1 Ⅱ 運用指針 (1) 基本的事項 2 (2) 対象地区の要件 3 (3) 対象地区の区域区域 5 (4) 地区施設等に関するする事項 7 (5) 建築物等に関するする事項 8 Ⅲ 附則 9 別表 -A 対象地区の要件 10 別表 -B 建築物等の制限 11

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

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市街化調整区域の地区計画ガイドライン目次 1 背景 目的 1 2 市街化調整区域における土地利用の基本的な考え方 1 3 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 1 4 地区計画策定の内容 3 5 地区計画の不適地 留意すべき区域 4 6 地区計画の適用要件 5 7 地区施設等に関する事項

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計


金沢都市計画地区計画の変更

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区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない


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に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13


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平方・中野久木物流施設地区

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積


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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

目次 1 運用基準策定の目的 1 2 市街化調整区域の地区計画の類型 2 3 市街化調整区域の地区計画の基本事項 3 4 地区計画の技術的な基準 4 5 都市計画の提案制度のフロー 7 6 地区計画と開発行為の手続きフロー 8 7 市街化調整区域における地区計画の運用基準の見直し 9

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

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(3) 集落地域整備法 ( 昭和 62 年法律第 63 号 ) 第 3 条に規定する集落地域 ( 同法第 4 条第 1 項に規定する集落地域整備基本方針が策定された場合にあっては 同条第 2 項第 1 号に掲げる事項の内容に該当する集落地域に限る ) (4) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

栄町市街化調整区域における地区計画ガイドラインについて 1 市街化調整区域における地区計画ガイドラインの策定の趣旨平成 18 年の都市計画法改正により 市街化調整区域における大規模な計画開発の許可基準が廃止され 改正後は 都市計画法第 34 条第 10 号の規定に基づき 地区計画の内容に適合したもの

3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 このガイドラインに示す事項以外に 開発許可の要件を満たすことが 2. このガイドラインに示す事

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

2

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

都市計画法による市街化調整区域等における開発許可等の基準に関する条例

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0

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南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

目次 Ⅰ 目的 2 Ⅱ 基本的な考え方 3 1 上位計画との整合性 3 2 地区計画を定めるための基本的事項 3 3 地区計画に定める内容 4 4 対象外の地区 5 Ⅲ 類型別の運用基準 6 1 対象地区の類型について 6 2 類型別の適用基準 7 3 その他 11 Ⅳ 対象地区のイメージ図 12

目 次 平方北部物流施設地区地区計画計画書 1P 平方北部物流施設地区地区計画計画図 3P 平方北部物流施設地区地区計画 地区整備計画 の内容の解説 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限

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(4) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (5) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農地転用が許可されないと見込まれる農用地 (6) 森林法 ( 昭和 26 年法律第 249 号 ) 第

上野原市規則第××号

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

計画書 阪神間都市計画防災街区整備地区計画の変更 ( 尼崎市決定 ) 都市計画今福 杭瀬寺島地区防災街区整備地区計画を次のように変更する 名称 位置 面積 地区計画の目標 区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設及び地区防災施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該区域の

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大阪市再開発地区計画にかかる

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稲沢市 市街化調整区域内地区計画 運用指針 平成 28 年 11 月 稲沢市 1

目次 Ⅰ 背景 目的 1 Ⅱ 運用指針 1 1 基本的事項 2 2 対象地の要件 3 3 対象地の区域 4 4 地区施設等に関する事項 5 5 建築物等に関する事項 6 Ⅲ 附則 6 別表 -A 対象地区の要件 7 別表 -B 建築物等の制限 8

Ⅰ 背景 目的これまでの拡大成長を前提とするまちづくりのあり方を転換し 人口減少 超高齢化社会に対応したまちづくりを実現するために都市計画法が改正 ( 平成 18 年 5 月 31 日公布 ) され 開発許可制度が大きく見直された この開発許可の見直しにより 市街化調整区域における相当程度の開発行為に対する開発許可等は 稲沢市が決定する地区計画に定められた内容に適合する場合に許可できる基準 ( 改正都市計画法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 10 号 ) によることとなった この運用指針は 市街化調整区域における秩序ある土地利用の観点から 法第 34 条第 10 号に基づく開発許可等の前提となる市街化調整区域内地区計画の策定について その適正な運用を図ることを目的として定めるものである Ⅱ 運用指針この運用指針は 稲沢市において 法第 34 条第 10 号に基づく開発許可等の前提となる地区計画を定めるにあたっての指針を示したものであり 当該地区計画を定めようとする場合は 都市計画法 同施行令及び都市計画運用指針やその他の関係他法令等を遵守するとともに 以下に掲げる指針に適合しなければならないものとする 1

運用指針 1: 基本的事項 1 市街化調整区域において地区計画を定めようとする場合は 当該地区計画が次の各号に該当するものでなければならない (1) 地区計画を定めようとする地区 ( 以下 当該地区 という ) が 原則として法第 18 条の 2 第 1 項に基づく都市計画マスタープランにおいて 住居としての土地利用を図るべき地区又は工業としての土地利用を図るべき地区として明示されていること (2) 市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域であるという区域区分の趣旨を踏まえ 地区計画の内容が市街化区域における計画的な市街地整備に支障がないものであるとともに 当該地区周辺においていたずらに開発を促進することがないよう その開発を適切に規制 誘導できるものであること (3) 市街化区域内での計画的な市街地形成や都市構造への影響に鑑み 当該地区計画が 大規模集客施設等の立地又は商業系の開発を目的とするものではないこと 運用指針 1の取扱い 1 第 1 項 (3) について 1 大規模集客施設等 とは 次に掲げるものをいう (1) 劇場 映画館 演芸場若しくは観覧場又は店舗 飲食店 展示場 遊技場 勝馬投票券発売所 場外車券売場その他これらに類する用途で政令で定めるものに供する建築物でその用途に供する部分 ( 劇場 映画館 演芸場又は観覧場の用途に供する部分にあっては 客席の部分に限る ) の床面積の合計が 1 万m2を超えるもの (2) 医療施設 福祉施設 学校 庁舎等 ( 別表 -B 住居系 (5) に掲げるものを除く ) 2 商業系 とは 店舗等の用途で 別表-B 住居系 (5) に掲げるもの以外のものをいう 2

運用指針 2: 対象地の要件 1 当該地区が 既存ストックを活用するものであること又は新たな開発を計画的に集約若しくは誘導を図ることにより 地域環境の保全や改善又は地域活力の向上等に貢献すると認められるものでありかつ別表 -A に掲げる要件を満たすものであること 2 当該地区は 面積 形状が次のいずれかに該当するものであること (1) 住居系の場合は 原則として 1ha 以上で 20ha 未満の概ね整形な区域であること (2) 工業系の場合は 原則として 5ha 以上の概ね整形な区域であること 3 当該地区の周辺において 円滑な交通処理が出来る道路 十分な流下能力を有する水路 河川 公園 緑地等必要な公共施設が確保されている区域であること 又は整備により確保できることが確実な区域であること 4 第 2 項 (2) の規定にかかわらず 工業系の集約立地が可能な既存工場の隣接地の場合は 当該地区面積の下限を緩和することができる 5 当該地区が住居系の場合は 公共下水道に接続できる区域であること 運用指針 2の取扱い 1 第 1 項について 1 既存ストック とは次に掲げるものをいう (1) 鉄道駅 既存工業集積地 (2) 既に宅地として土地の区画形質の変更が行われた地区等のうち 地域環境上 そのまま放置することが不適切な土地の区域 2 新たな開発を計画的に集約することや誘導すること とは 後追い的な財政負担 環境負荷及び渋滞等の社会的損失が生じないよう 当該地域周辺の用地需要から適切な地区面積の規模を想定し 適切に立地を集約できるようにすることである 2 第 2 項について 概ね整形な区域 とは 対象地区の形状が 原則として既存の道路又は河川に囲まれた1 街区であることをいう 3 第 3 項について当該地区に必要な雨水調整施設が確実に設置される区域であれば 水路 河川が確保されているものとみなす 4 第 4 項について当該地区面積の下限は 1ha 以上とすることができる 5 第 5 項について公共下水道とは 下水道法 ( 昭和 33 年法律第 79 号 ) による下水道とする 3

運用指針 3: 対象地の区域 1 当該地区は 防災上 農林漁業振興上及び自然環境の保全上 開発が望ましくない区域として次に掲げる区域を含まないものとする ただし 地区計画の決定時において当該地区の除外等が確実に行われるもの及び事業の実施により災害防止のための具体的な措置が講じられるものについては この限りでない (1) 防災上 開発が望ましくない区域ア溢水 湛水等による災害の発生のおそれがある土地の区域 (2) 農林漁業振興上 開発が望ましくない区域ア農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) に規定する農用地区域イ農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) に規定する農地転用が許可されないと見込まれる農用地 (3) 自然環境の保全上 開発が望ましくない区域ア愛知県または稲沢市の条例に基づき自然 緑地 景観等の保全を図る必要がある地区イ史跡 天然記念物 その他国 愛知県または稲沢市において文化財保護上保全を必要とする区域ウ希少な野生動植物の生息生育が確認されている区域 (4) その他市長が開発が望ましくないと認めた区域 2 住居系地区計画区域や既存住宅地等の区域と 工業系地区計画区域や既存工場等の住環境上望ましくない区域とが 互いに接しないよう計画されていること 3 当該地区は 都市計画において定められた都市計画法第 11 条第 1 項各号に定める施設を含まないものとする ただし 都市計画決定権者やその施設の管理者との調整が図られている場合で 当該都市計画施設を含めることが妥当な場合には 当該地区に含めることができる 運用指針 3の取扱い 1 第 1 項について 1 除外等 には 当該区域指定の目的に反しないものとして管理者等との調整が整っている場合を含むものとする 2 溢水 湛水による災害の発生のおそれがある土地の区域 には 浸水実績のある区域を含むものとする 3 その他市長が開発が望ましくないと認めた区域 とは (1) から (3) に示した区域の他 防災上 農林漁業振興上 自然環境の保全上 開発が望ましくない区域とする 2 第 2 項について住環境の保護が確実に図られる緩衝緑地等を設ける場合は 地区計画の対象区域とすることができるものとする 4

運用指針 4: 地区施設等に関する事項 1 当該地区内の地区施設 ( 法第 12 条の 5 第 2 項第 1 号に掲げる施設 ) 及び当該地区外の公共施設については 法第 33 条に基づく開発許可の基準等に適合するものであるとともに その整備手法 整備主体 整備スケジュール等が明らかになっており 整備されることが確実でなければならない 2 地区施設は 次に掲げる条件を満たさなければならない (1) 区画道路の幅員については 住居系の地区計画にあっては 6m 以上 工業系の地区計画にあっては 9m 以上で 適正に配置されていること (2) 雨水調節施設については 排水先の河川管理者等 関係機関と調整が図られること (3) 地区施設の配置については 通行車両の騒音等により周辺の生活環境に支障が生じないよう考慮されていること (4) 道路 公園 緑地及び排水先河川等の公共施設については 当該公共施設の管理者等と調整が図られること 3 地区施設は 計画図に明示し 計画書には延長 幅員 面積 容積等必要な事項を明記すること 運用指針 4の取扱い 1 第 1 項について 1 当該地区外の公共施設 について 開発許可基準に従い 当該地区に接続する道路の幅員が 住居系にあっては6.5m 以上の道路 工業系にあっては 9m 以上であることを条件とする 2 整備されることが確実 とは 道路 公園 緑地及び排水先河川等の公共施設管理者等との調整が完了していることとする 5

運用指針 5: 建築物等に関する事項 1 建築物等に関する事項については 次に掲げるもののうち 地区計画の目的を達成するために必要なものを定めるものとし 周辺環境との調和が図られた内容になっていること (1) 建築物の用途の制限 (2) 容積率の最高限度 (3) 建ぺい率の最高限度 (4) 敷地面積の最低限度 (5) 高さの最高限度 (6) 道路及び敷地境界からの適切な壁面後退等 2 前項の建築物等に関する事項に係る制限は 別表 -B に掲げるところによる 3 工業系地区計画において 建築できる施設は 次のとおりとする (1) 日本標準産業分類に掲げる大分類 E- 製造業 に属する工場施設及びそれに関連する研究施設 (2) 物流施設 運用指針 5の取扱い 1 住居系の地区計画にあっては 住宅用以外の用地 ( 特に商業系用地 ) の開発が過大とならないよう 住宅以外の立地が可能となる地区及びその面積を地区整備計画の 地区の区分 ( 地区計画の計画書 ) に定めることにより 住居系の土地利用を適切に誘導するものとする 2 第 3 項について 1 (1) 及び (2) に掲げる施設に付属するものとして 当該施設の従業員用の売店や従業員寮も含めることができる 2 物流施設 とは 流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律( 平成 17 年法律第 85 号 ) 第 2 条第 1 号に定める流通業務の用に供する建築物 ( 配送センター 倉庫等 ) とする Ⅲ 附則 1 この運用指針は 平成 25 年 1 月 1 日から施行する 2 この運用指針の規定に基づく地区計画の作成やその他の準備行為は 施行日前においても行うことができる 3 この運用指針は 法改正やその他社会情勢の変化等により 必要に応じて改訂する 4 改正平成 28 年 11 月 1 日 6

要件適用住居系工業系別表 -A 対象地区の要件 駅近接型 名鉄国府宮駅又はJR 稲沢駅の徒歩圏 ( 概ね 1km以内 ) 概ね1kmとは 1.5km以内に対象地が全て包含されていることをいう 既存工業集積地隣接型 既存工場敷地(1ha 以上 ) に隣接する区域 跡地利用型 工場跡地等の既存の宅地 ( 共通事項 ) (1) 対象地区は 上表に掲げる要件の他 法第 12 条の5 第 1 項第 2 号イ又はロで示されている区域に該当するものであること (2) 法第 12 条の5 第 1 項第 2 号イで示されている区域に該当するものである場合は 事業の実施にあたり必要な許認可等について関係機関との調整を行い 事業の実施が確実と認められることとする (3) 隣接 とは 道路 小規模の公園等の公共施設が介在する場合を想定する 7

別表 -B 建築物等の制限 制限内容適用 ⑴ 建ぺい率の最高限度 60% 以下 鉄道や幹線道路等に面する区域につい ⑵ 容積率の最高限度 200% 以下ては 住環境に十分配慮し 必要に応 ⑶ 敷地面積の最低限度 200m2以上じて緑地等の緩衝帯を設けることが望 ⑷ 高さ制限 20m 以下ましい ⑸ 建築物の用途は 第一種中高層住居 ⑸ 建築物の用途のうち当該地区内の店住専用地域において建築することが舗等については その用途に供する部できる建築物の範囲内とする ( た分の床面積は500m2以内としている居だし 建築基準法別表第 2( い ) 項が 当該区域の面積が5ha 以上の場合の第 4 号 ( 幼稚園 小学校及び中学は 1,500m2以内とすることがで系校を除く ) 第 5 号及び第 7 号 ( は ) きる 項の第 2 号から第 4 号までに掲げ 周辺農地と調和を図る地区については る建築物を除く ) 田園景観に配慮した形態又は意匠とすることが望ましい 北側の隣地に配慮した適切な斜線制限 を定めることが望ましい ⑴ 建ぺい率の最高限度 60% 以下 ⑵ 容積率の最高限度 150% 以下 ⑶ 敷地面積の最低限度 500m2以上 ⑷ 道路及び敷地境界からの壁面後退 4m 以上工⑸ 建築物の用途は 運用指針 5 第 3 項に掲げるものとする ( 当該施設に業付属する従業員用の売店や従業員寮も含めることができる ) 系 周辺の景観と調和の図られた形態又は 意匠とすることが望ましい 当該地区周辺に既存の集落等が存する 場合の建築物の用途は 運用指針 5 第 3 項に掲げるもので 準工業地域内において建築することができる建築物の範囲内とする ( 当該施設に付属する従業員用の売店や従業員寮も含めることができる ) 企業立地促進法第 5 条第 2 項第二号に 定めた区域で 市町村マスタープランにおいて 工業系拠点として明示されている地区については 容積率を20 0% 以下とすることができる 8