ができるボランティア活動 のメニューを開拓するとともにウェブサイ トや SNS などを通じて情報発信を行います 施等により スポーツ団体等と連携した体験型ボランティアイベントの実施等により ボランティアムーブメントを拡大します 向けのボラ 学ボランテ 身近な所属等を通じて活動への参加を促すため企業や

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第3節 重点的な取り組み

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

計画の今後の方向性


市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

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地域福祉とは 住民による自主的な活動や行政などの公的サービスを活用しながら 個人が人としての尊厳を持って家庭や地域の中で その人らしい自立した生活を送れるように支える ものです 計画の内容は 少子高齢化が急速に進む中で 核家族化が進行し地域意識は希薄化し 家庭や地域で 支え合う力が弱まりつつあります

ボランティア行動等実態調査【速報】


計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E >

<総論>


介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

事業内容

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

PowerPoint プレゼンテーション

神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

ボランティア_団体概要版

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

資料1 第1回会議のポイントについて

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

PowerPoint プレゼンテーション

このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

区分

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

(2) 施策目標 施策目標 1 日本人と外国人が共に活躍できる環境の整備 東京で暮らす外国人が日本人と同様に能力を最大限発揮し 活躍できるよう 子供の教育支援等に着実に取り組む また 外国人ビジネスパーソン等の生活に関するサポートや外国人留学生等に対する就業 起業支援等を行い 外国人が東京で一層活躍

はじめに

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

第 4 章基本的な考え方 1. 計画推進の基本的な視点 本計画は 以下に示す基本的な視点をふまえて 各施策 事業の展開を図っていきます 協働とパートナーシップにもとづく活動の充実地域福祉の主役は その地域に暮らす市民です 地域福祉の取り組みを進めていくためには 市民 事業者 行政がお互いに理解し 尊

地域包括ケアシステム

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

アンケート結果

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

地域子育て支援拠点事業について

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

Microsoft Word - 3

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

スライド 1

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Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

活動状況調査

3. 安心できる福祉基盤の整備 高齢者や障害のある人など日常生活に支援が必要な人が増え続けている中 平均寿命が延び 支援が必要な状態で暮らす期間が長くなることが見込まれています このような中 たとえ支援が必要になっても 誰もが地域の中で適切な福祉サービスを選択して利用でき 安心して暮らし続けられるよ

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

平成30年版高齢社会白書(全体版)

災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン

区(支部)社協会費関係相談記録

平成 30 年度 提言書 テーマ 福祉 環境のまち部会新見市版ボランティアポイント制度の導入 ともに支え合うあたたかいまちづくり ~ポイント制で地域活性化 ~ 1. はじめに国立社会保障 人口問題研究所の推計によれば 日本全体で人口が減少していく時代が到来したことを示しており この傾向は本市も例外で

区(支部)社協会費関係相談記録

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

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第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

行っている方からは 自宅に閉じこもりがちであったが 外出するきっかけができた との声をい ただいている 3 活動の特徴 1 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 大規模仮設住宅以外の被災者を対象に支援を展開前述したように支援物資の配布を通じた訪問活動を行う中で 大規模仮設住宅以外で生活

スライド 1

事例 No. 具体的な工夫 ポイントた情報発信に加え ホームページの立ち上げや SNS の活用を検討している また マスコミからの取材申し入れは全て対応している フリーペーパーの発行や Facebook などの SNS といった多様な手段により広報を実 7 施 Web デザイナーが専門家として参加す

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寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ


平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

議案第3号

金山地区 1 福祉のまちづくり会議 金山地区 あなたの暮らしお助け隊 テーマ 1 生活支援 1 活動のねらい 目的 誰もが自立した生活をおくることができるよう 生活の中でちょっとした困りごとを助ける 特に ひとり暮らし高齢者や買い物に行けない人 寝たきりの人や高齢夫婦世帯などを支援する 2 活動の概

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

第1章 計画の目指すもの

一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

学校の危機管理マニュアル作成の手引

資 料 1

計画の基本的な考え方 〇 〇本計画でのスポーツ〇 〇 スポーツをより身近なものとし スポーツの果たす多様な役割を踏まえて 本計画におけるスポーツを位置づけます 競技スポーツやレクリエーション活動だけでなく 健康づくりのためのウォーキング ハイキング 気分転換の散歩や軽い運動 サイクリング キャンプ活


ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

Microsoft Word - 東京文化資源区構想最終報告書 docx

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

Transcription:

4 地域の多様な活動の推進 ア ボランティア活動の支援 47ページ 人口減少社会の本格的な到来や首都直下地震への対策など様々な社会課 かっこ4 地域の多様な活動の推進 題の解決に当たっては都民がお互いに支え合う必要性が増しておりボ ア ボランティア活動の支援 ランティアや NPO が行う社会貢献活動の役割が重要になります また 東京 2020 大会においても多くのボランティアの参加が欠かせません 人口減少社会の本格的な到来や首都直下地震への対策など様々な社会課 題の解決に当たっては都民がお互いに支え合う必要性が増しておりボ 都は有識者や企業大学NPO町会行政等からなる検討会の提言 ランティアや NPO が行う社会貢献活動の役割が重要になります また を踏まえて平成 28 年 2 月に 共助社会づくりを進めるための東京都指 東京 2 まる 2 まる大会においても多くのボランティアの参加が欠かせませ 針 を策定しボランティア活動の推進に取り組んでいます ん またボランティア NPO 企業等と行政との協働を推進していくため ボランティア活動推進の PR 事業 ちょいボラ 東京都共助社会づく 東京都社会福祉協議会が運営する東京ボランティア 市民活動センターへ りを進めるための社会貢献大賞 都民等のボランティア活動等の実態調 の支援を行っています 査 など指針に基づく様々な事業を実施しています 災害時におけるボランティアや NPO などの活動を側面的に支援するた またボランティア NPO 企業等と行政との協働を推進していくため め区市町村災害時ボランティア担当者会議等関係機関との連携や体制の 東京都社会福祉協議会が運営する東京ボランティア 市民活動センターへ 整備を進めています の支援を行っています 東京 2020 大会に向けて多くの都民参加が不可欠ですが 都民等のボ 災害時におけるボランティアや NPO などの活動を側面的に支援するた ランティア活動等に関する実態調査 平成 28 年 10 月実施 の結果では め区市町村災害じボランティア担当者会議等関係機関との連携や体制の ボランティア行動者率 過去1年間にボランティア活動に参加した 10 歳 整備を進めています 以上の都民の割合 は 22.9 となっています 東京 2 まる 2 まる大会に向けて多くの都民参加が不可欠ですが 都民 等のボランティア活動等に関する実態調査 平成 28 年 10 月実施 の結 果ではボランティア行動者率 過去1年間にボランティア活動に参加し た 10 歳以上の都民の割合 は 22 てん 9 となっています 社会貢献大賞の表彰式 時間がない人でも参加できる ちょいボラ 短時間で気軽に行うことが できるボランティア活動 のメニューを開拓するとともにウェブサイト 時間がない人でも参加できる ちょいボラ 短時間で気軽に行うこと や SNS などを通じて情報発信を行います 63 47 ボランティア活動推進の PR 事業 ちょいボラ 東京都共助社会づ 都は有識者や企業大学NPO町会行政等からなる検討会の提言 くりを進めるための社会貢献大賞 都民等のボランティア活動等の実態 を踏まえて平成 28 年 2 月に 共助社会づくりを進めるための東京都指 調査 など指針に基づく様々な事業を実施しています 針 を策定しボランティア活動の推進に取り組んでいます

ができるボランティア活動 のメニューを開拓するとともにウェブサイ トや SNS などを通じて情報発信を行います 施等により スポーツ団体等と連携した体験型ボランティアイベントの実施等により ボランティアムーブメントを拡大します 向けのボラ 学ボランテ 身近な所属等を通じて活動への参加を促すため企業や大学向けのボラ ンティア事例集を作成するなど企業の社員ボランティアや大学ボランテ ィアセンターの設置促進を図ります ティア参加 協働 連携 東京ボランティア 市民活動センターとの連携によるボランティア参加 者と活動団体のマッチングの実施や企業等の CSR 部門との協働 連携 を促進します 害ボランテ 発災時に円滑なボランティアの受入れを可能とするため災害ボランテ ィアコーディネーターの育成や訓練などを実施します ど生きが し続けるた つ時には 重要です 割合は 2 割 っており されます ちょいボラ イベントの写真 イ 元気高齢者の地域活動の推進 高齢化の進行に伴い元気高齢者の健康づくりや社会貢献など生きが いの創出が重要となっています 高齢者が地域で安心して暮らし続けるた めには支援を受けるだけでなく地域とのつながりを持ちつつ時には 地域社会を支える担い手 となり住民相互に支え合うことも重要です 高齢者のうち要介護 要支援 認定を受けている人の割合は 2 割を下 回っており高齢者の多くは元気です 都内の約 60 万人の 団塊の世代 は現在 65 歳以上となっており 生活の中心が職場から地域社会へと移っている人も多いと推測されます 64 48

団塊の世代 をはじめ多くの高齢者が 地域社会を支える担い手 として支援を必要とする高齢者のサポートや一人暮らし高齢者の見守りなどに積極的に関わるとともに地域において高齢者が相互に助け合い支え合う活動を充実させていくことが期待されます また今後の介護ニーズの増加に対応するためには福祉職場において元気高齢者が多様な働き方ができるよう支援することも必要です 多様なニーズを持つ高齢者の生きがいづくりや自己実現に役立つようボランティア等の社会活動地域活動などへの参加を促進し地域社会で活躍できる機会を提供する区市町村の取組を支援します 高齢者の健康増進や仲間づくり活動を支え世代を超えた交流を促進するため文化 スポーツ活動老人クラブ活動等を支援します 第 元気高齢者の福祉施設等でのボランティアや就労を促進する取組を行っている区市町村を支援します 章ウ地域における見守りの推進 高齢化と核家族化の進展により一人暮らしの高齢者が増加しています 高齢者が地域社会から孤立したまま亡くなるいわゆる 孤立死 問題の背景には近隣住民や行政等との接触が希薄な一人暮らし高齢者の存在があります また孤立はしないまでも地域社会の中で自分の居場所や立ち寄れる場所がないため閉じこもりがちになる高齢者もいます 単身世帯 ( 一人暮らし ) 高齢者に心配ごとや悩みごとがあるかどうかを複数回答で尋ねたところ 自分の健康 病気 という回答が 54.8% と最も多くなっています また 相談したり頼れる人がいなくて一人きりである という回答が 6.6% と他の世帯に比べて高い割合になっています かつて地域社会には住民同士の助け合いが多く見られましたが都市化の進展によりこうした地域における 互助 の機能が低下してきてい 49 3

第3章50 ます 分譲マンションなどの共同住宅では築年数が古い住宅を中心に居住者の高齢化が進んでいます 居住者の状況を把握できないと支援を必要としていても適切なサービスにつながらない可能性があり見守り機能の強化が必要となっています 特に都内には昭和 40 年代以前に入居の始まった多摩ニュータウンなどの大規模集合住宅団地が多数存在しますがこれらの多くで入居者の高齢化が進みまた商店街には空き店舗が増加するなどコミュニティの弱体化が危惧されています 町会 自治会など近隣の住民同士による 緩やかな見守り 民生委員 児童委員などによる 担当による見守り 地域包括支援センター等での 専門的な見守り を相互に機能させ地域から孤立しがちな高齢者の見守りや支援につなげる仕組みづくりが必要です 平成 28 年度には 60 億円を超える特殊詐欺の被害が発生しています また都内の消費生活センターに寄せられた高齢者からの消費生活相談は約 3 万 7 千件で全相談件数の 3 割を超えています 地域における 互助 の機能を高め地域住民が主体となって一人暮らしの高齢者等を見守り支え合う仕組みづくりを進めます 地域の住民ボランティアを育成し関係機関等からなる支援ネットワーク高齢者の見守り等に活用する区市町村の取組を支援します 日常的に高齢者等と接する機会が多く都内で広域的に活動する民間事業者等と連携して高齢者等の見守りや認知症の方を支える地域づくり等を推進します 高齢者の消費者被害防止のため地域で高齢者を見守るネットワークが構築され有効に機能するよう区市町村の取組を支援します 一人暮らし高齢者等の生活実態を把握して地域住民等と連携した見守りや在宅高齢者等の相談に対応する窓口を設置する区市町村を支援し高

エ地域における防犯活動の推進 地域における安全安心の確保には行政や警察の取組に加え防犯ボランティア団体など地域住民による防犯活動が重要な役割を果たしています 都はこれまで防犯ボランティアリーダー育成など地域における防犯活動を支援してきました 一方でここ数年防犯ボランティア団体数は頭打ちの状態にあり構成員の高齢化も進んでいる現状があります このため防犯ボランティア活動支援を充実させるとともに防犯活動の新たな担い手づくりに取り組んでいく必要があります 活動紹介やワークショップ等を行う 防犯ボランティアのつどい を開催し団体間の交流を促進することで防犯ネットワークの拡大や活動の活性化を図ります 第 防犯カメラの設置を契機に地域での見守り活動が活発に展開されるよう見守り活動を実施する町会や自治会商店街等に対し設置費用等を補助します 子供に対する安全教育に係る人材育成や保護者に対する啓発を推進していくとともにボランティアの裾野を拡大し地域における子供の見守り活動等を強化していきます 防犯情報マップ による地域の犯罪情報の提供など防犯ポータルサイト 大東京防犯ネットワーク を通じ防犯活動に役立つ情報を発信します 子供見守り活動事例集 の作成 配布により防犯ボランティア団体や地域住民に活動事例を紹介し活動の活性化や担い手づくりを促進します 地域で防犯活動に取り組む団体等を顕彰し感謝の意を表することでその労苦に報いるとともに活動の継続 活性化を図ります 51 3章齢者の在宅生活の安心を確保します

地域の見守りの目を増やすため地域を巡回する事業者と協定を締結し 子供や高齢者等を見守るネットワークを構築する ながら見守り連携事業 を推進します 定を締結し り連携事業 大東京防犯ネットワーク http://www.bouhan.metro.tokyo.jp/ 防犯情報マップ 子供の安全マップ https://bouhan-tokyo.maps.arcgis.com/home/index.html 背景地図 Esri Japan, Esri, HERE, Garmin, INCREMENT P, USGS, METI/NASA, NGA, Earthstar Geographics, CNES/ Airbus DS, DigitalGlobe 68 52

オ 町会 自治会活動の活性化支援 町会 自治会は地域コミュニティ活動や防災 防犯など地域を支える 53ページ 重要な役割を担っています オ 町会 自治会活動の活性化支援 都は町会 自治会が地域の課題を解決するための取組に対して 地域 町会 自治会は地域コミュニティ活動や防災 防犯など地域を支える の底力発展事業助成 などで支援をしてきました 重要な役割を担っています 平成 26 年度 477 件 平成 25 年度 408 件 加入 防災や防犯など町会 自治会が地域の課題を解決するための取組や 平成 24 年度 416 件 促進担い手育成等を支援します 町会 自治会の防災訓練の様子 資料 東京都生活文化局 町会 自治会が効果的な活動を行うため地域の企業 NPO など他の団 体と連携して取り組む事業を推進します 防災や防犯など町会 自治会が地域の課題を解決するための取組や加入 促進担い手育成等を支援します 専用ポータルサイトを開設し斬新な取組事例や支援関連情報の発信をき ょうかします 町会 自治会が効果的な活動を行うため地域の企業 NPO など他の団 体と連携して取り組む事業を推進します プロボノ 企業の社員等が業務の中で培った経験 スキルを使って行うボ ランティア活動 の派遣によるウェブサイトSNS など効果的な広報や事 専用ポータルサイトを開設し 斬新な取組事例や支援関連情報の発信を強 業立案を支援します 化します プロボノ 企業の社員等が業務の中で培った経験 スキルを使って行うボ ランティア活動 の派遣によるウェブサイトSNS など効果的な広報や事 業立案を支援します 69 53 一方で高齢化や活動の担い手不足などにより地域の課題に十分に対応 都は町会 自治会が地域の課題を解決するための取組に対して 地域 できない町会 自治会も多くありその体制や取組を充実 強化していく必 の底力発展事業助成 などで支援をしてきました 要があります 地域の底力発展事業助成 実績 一方で高齢化や活動の担い手不足などにより地域の課題に十分に対応 助成対象事業数 できない町会 自治会も多くありその体制や取組を充実 強化していく必 平成 28 年度 531 件 要があります 平成 27 年度 455 件