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検査又は調査の結果 ( 平成 28 年度 ) 1 平成 28 年度 九州産業保安監督部 検査等年月日鉱山名鉱種操業状態検査等内容結果措置内容 1 H 五島ろう石稼行 鉱山保安法第 47 条第 1 項に基づき 坑廃水の基準適合性の確認及び当該処理施設の保守管理状況 について立入検査を行っ

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スライド 1

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整理ページ番号 1 P.1 他 2 P.1-P.2 ご意見全般について 法律 政令 省令等について 公布年や公布番号等がカッコ書きされているものもあれば記載のないものもあるので いずれかに統一することが望ましいです 例 :P b) P 注 1.1 注 1) b) 2) 中間貯

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資料  

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死亡者数については 図-2より 35~40 年前 ( 昭和 51 年 - 昭和 55 年の5 年間の平均 ) は63.2 人であったが その後 25~30 年前 ( 昭和 61 年 - 平成 2 年の5 年間の平均 ) は34.2 人 15~20 年前 ( 平成 8 年 - 平成 12 年の5 年間

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日消装発第 号初版 : 平成 22 年 10 月 14 日改訂 1: 平成 24 年 9 月 12 日一般社団法人日本消火装置工業会 容器弁の安全性 に係る点検について Q&A Q1: 容器弁の安全性 の点検対象は? A1: 不活性ガス消火設備 ハロゲン化物消火設備 粉末消火設備 パッケ

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第 7 高圧ガスの保安 産業用の燃料 原材料などに使用されている高圧ガスの法的規制は 高圧ガス保安法により また 一般家庭等で消費される液化石油ガス ( ガス ) の販売等に対する法的規制は 液化石油ガス法により それぞれ行われており 消防保安課では 二法に基づく製造や貯蔵 販売の許可 検査等を実施することにより 高圧ガスによる事故や災害の防止に努めています 1 高圧ガス保安法関係 (1) 高圧ガス製造者等事業所数高圧ガス保安法に基づき 許可 届出または登録されている事業所等の数は次のとおりです 表 1 平成 5 年度末 区分第 1 種製造者第 種製造者販売所第 1 種貯蔵所第 種貯蔵所容器検査所 一 般 ガ ス L P ガ ス 一般ガス LPガス 特定製造事業所 17 4 16 58 59 9 8 1 471 3 3 1 78 17 15 1 冷凍 94 1, 59 178 計 36 1, 46 943 17 96 13 1. 第 1 種製造者 ( 冷凍 特定製造事業所を除く ) とは 処理量が 1m3/ 日以上 ( 不活性ガスの場合は 3m3/ 日以上 ) の事業所をいい 第 種製造者とは 処理量が 1m3/ 日未満 ( 不活性ガスの場合は 3m3/ 日未満 ) をいう なお 冷凍の場合の第 1 種製造者とは 冷凍能力が トンm3/ 日以上 ( フルオ ローカーボンの場合は 5 トンm3/ 日以上 ) の事業所をいい 第 種製造者とは 冷凍能力が トンm3 / 日未満 ( フルオローカーボンの場合は 5 トンm3/ 日未満 ) の事業所をいう また 特定製造事業所と は 処理量が 1 万m3/ 日以上の事業所をいう. 第 1 種貯蔵所とは 貯蔵量が 1,m3/ 日以上 ( 不活性ガスの場合は 3,m3/ 日以上 ) の事業所をい い 第 種貯蔵所とは 貯蔵量が 1,m3/ 日未満 ( 不活性ガスの場合は 3,m3/ 日未満 ) の事業所を いう () 許可等の実績高圧ガス保安法に基づき 県で処理した許可 届出及び登録の件数は次のとおりです 表 平成 5 年度 第 1 種製造者第 1 種貯蔵所容器検査所区分販売所製造許可変更許可許可変更許可の登録 一般ガス L P ガス 一般ガス LP ガス 7 56 3 3 1 7 7 3 1 1 冷 凍 1 計 9 85 33 3 6 9

(3) 各種検査の実施状況 ア完成検査完成検査は 許可施設の完成時に施設が申請どおりに施工されているかどうかを検査するものです なお 施設は完成検査に合格した後でないと使用できないことになっています 表 3 一 般 ガ ス 54 51 99 56 L P ガ ス 3 44 7 35 冷 凍 4 3 3 合 計 88 99 19 94 5 3 8 イ保安検査保安検査は 製造許可施設の完成検査合格時における内容が 基準どおり維持されているか否かを検査 確認するもので製造許可施設は 1 年に1 回 ( 冷凍施設にあっては3 年に1 回 ) この検査を受けなければなりません 表 4 一般ガス ( 県実施分 ) 49 51 49 55 LP ガス ( 県実施分 ) 34 9 3 3 冷 凍 ( 県実施分 ) 9 5 1 9 合 計 9 85 89 94 47 9 6 8 ウ高圧ガス輸送車両の路上点検高圧ガス輸送車両の路上点検は タンクローリーなどによる高圧ガスの移動が 基準どおり 適切に行われているかを路上において点検 確認するものです 過去 5 年間では 警戒標の不備 消火設備の不備などの違反があり これについては 十分な改善指導を行っています 表 5 点検台数 4 45 9 4 違反台数 6 11 9 36 11 エ輸入検査輸入検査は 高圧ガスを輸入した者が受けるべき検査であり 輸入した高圧ガス及びその容器が基準に適合しているか否かを検査 確認するもので 不適合の場合は国内での移動は認められません 91

本県では 平成 年度から小名浜港において実施しています 表 6 年度末計 区分平成 年度平成 3 年度平成 4 年度平成 5 年度 一般ガス ( 県実施分 ) 3 3 LP ガス ( 県実施分 ) 冷 凍 ( 県実施分 ) 合 計 3 3 液化石油ガス法関係 (1) 液化石油ガス販売事業者等数表 6 販売事業者数 713 71 696 715 販 売 所 数 775 76 756 78 特定供給設備数 5 51 54 55 保 安 機 関 数 716 73 735 77 特定液化石油ガス設備工事事業者数 1, 168 1, 15 1, 115 999 充てん設備数 35 36 36 37 656 711 4 663 976 41 注 ) 1. 特定供給設備とは 液化石油ガスの供給のための設備で その貯蔵能力が ボンベの場合は3トン以上 貯槽又はバルク貯槽の場合は1トン以上の施設をいいます. 保安機関とはLP ガスの一般消費者について 次の7 項目の保安業務の全部又は一部を行う者で認定を受けている者をいいます 1 供給開始時点検 調査 容器交換時等供給設備点検 3 定期供給設備点検 4 定期消費設備調査 5 周知 6 緊急時対応 7 緊急時連絡 3. 充てん設備とは 液化石油ガスの供給のための貯蔵設備である貯槽又はバルク貯槽に充てんするための設備をいい 民生用バルクローリーと従来型バルクローリーの 種類がある 9

() 登録等の実績 表 7 区 分 平成 1 年度 平成 年度 平成 3 年度 平成 4 年度 平成 5 年度 販売事業の登録 7 保安機関の認定等 184 19 14 35 47 貯蔵施設等設置許可等 3 3 3 3 充てん設備の許可等 8 6 7 11 9 (3) 各種検査の実施件数立入検査 : 県内の各販売店等について 台帳等の管理状態 貯蔵施設等の維持管理状況等の検査を実施した件数です 完成検査 : 許可施設 ( 貯蔵施設 特定供給設備 充てん設備 ) の完成時に施設等が申請どおり施工されているかどうかを検査するものです なお 施設等については 検査に合格した後でなければ使用できないことになっています 保安検査 : 充てん設備の完成検査合格時における内容が基準どおり維持されているか否か 1 年に 1 回検査 確認をするものです 表 8 立入検査 38 3 193 193 194 完成検査 11 6 9 15 1 保安検査 18 18 17 19 19 93

3 各種資格免状の交付実績 (1) 製造保安責任者免状製造保安責任者免状は 製造保安責任者試験に合格し 一定の要件を満たす者に対して与えられる資格であり 法令で定める製造施設については 有資格者を置かなければなりません 免状の交付状況については 次のとおりです 表 9 新規交付 11 14 6 8 11 乙種再交付 化学小計 11 14 6 8 11 丙 新 規 交 付 5 3 8 4 種再化 交 付 1 学 小 計 51 3 3 4 4 丙種 新 規 交 付 5 41 45 54 16 化再交付 1 1 6 学 特小計 5 41 57 55 別 新規交付 18 15 19 1 乙種再交付 1 1 機械小計 18 17 11 二種冷凍三種冷凍 新 規 交 付 9 5 再 交 付 5 小 計 9 7 5 新 規 交 付 39 44 34 38 再 交 付 1 4 1 小 計 4 44 38 39 新 規 交 付 19 156 13 148 18 18 3 3 35 19 計再交付 4 5 3 小計 194 156 155 151 1 11 94

() 販売主任者 液化石油ガス設備士免状販売主任者免状は 販売主任者試験に合格し 一定の要件を満たす者に与えられる資格で 法令で定める販売営業施設については 有資格者を置かなければなりません 液化石油ガス設備士免状は 液化石油ガス設備士試験に合格するか 養成施設の講習課程を修了した者等に与えられる資格で 液化石油ガス設備工事の作業に従事する者は これを有しなければなりません 免状の交付状況については 次のとおりです 表 1 新 規 交 付 8 33 15 第 販 一 再 交 付 1 種 小 計 3 33 16 売 新 規 交 付 14 137 8 136 第 主 二 再 交 付 9 6 18 7 種 小 計 133 143 1 143 任 新 規 交 付 15 17 97 156 38 1 39 15 7 13 163 者計再交付 11 6 19 9 8 小計 163 176 116 165 171 液化石 油ガス 整備士 新 規 交 付 18 88 75 8 再 交 付 13 4 6 1 書 換 え 46 31 35 4 小 計 167 13 136 141 78 43 143 95

4 事故の発生状況 (1) 高圧ガス保安法関係事故高圧ガスの事故件数は近年増加しており 容器の盗難の増加が大きな要因となっていますが それ以外の事故の件数も増加しています 5 年度は 1 件発生し そのうち 15 件は容器の盗難です 表 11 事故件数 3 3 1 1 死傷者数 死者数 1 傷者数 14 3 4 () 液化石油ガス法関係事故 LPガス事故は 昭和 61 年以降の安全器具の普及により減少傾向にあり 特にガス事故の大半を占める消費者の不注意による事故が減少しています しかし 全国的には平成 18 年以降急増しており 平成 4 年においても 6 件と高い水準となっているため 安全器具と組み合わせて立ち消え安全装置付燃焼器具等 レベルの高い消費機器への更新等が必要となっています その他 販売店の不注意による事故や設備工事に関する事故も発生しているため 一層の法令遵守が必要です 表 1 事 故 件 数 5 4 6 消費者の不注意 1 原 因 販売店の不注意 1 1 別 内自殺 ( 含む未遂 ) 訳 そ の 他 3 3 7 1 4 死傷者数 死者数 傷者数 4 1 96

第 8 電気工事の保安 一般家庭等の電気工事の作業等の法的規制は 電気工事士法により 電気工事業を営む者に対する法的規制は 電気工事業法により それぞれ行われており 県民安全領域では 二法に基づく免状の交付や営業の登録 検査等を実施することにより 電気工事による事故や災害の防止に努めています 1 電気工事業法関係登録等の状況電気工事業法に基づき 登録または届出された業者の数は次のとおりです 表 13 各年度末数 登録電気工事業者 986 654 771 76 業通知電気工事業者 7 7 8 7 者みなし登録電気工事業者 7 6 7 1 6 8 5 6 8 3 数みなし通知電気工事業者 9 9 7 6 76 8 668 6 合計 1, 764 1, 38 1, 471 1, 4 148, 新規登録 59 4 54 51 6 登 登 登録更新 81 13 79 64 65 録 録 ( 登録証訂正を伴う ) 登録事項変更届出 6 18 1 14 届 等 業登録証再交付 1 4 1 4 3 者承継届出 1 事業廃止届出 44 18 34 31 立入検査実施件数 53 18 164 116 3 13 97

電気工事士法関係免状交付等の状況第一種電気工事士免状は 電気工事士試験に合格するか 電気主任技術者免状等の交付を受けている者が 一定の要件を満たした場合に与えられる資格であり 一般用電気工作物 ( 6 ボルト以下の電圧 ) 及び自家用電気工作物 ( 一般用電気工事物以下 ) の電気工事に従事できます 第二種電気工事士免状は 電気工事士試験に合格するか 養成施設の講習課程を修了した者に与えられる資格であり 一般用電気工作物のみの電気工事に従事できます 免状の交付状況については 次のとおりです 表 14 新規交付 153 141 14 151 137 免 第一種電気工事士 再交付 57 3 5 48 書換え 5 5 3 34 状 新規交付 1,63 1,44 89 985 第二種電気 工 事 士再交付 8 65 164 14 書換え 7 9 14 15 1,85 91 11 98

第 9 火薬類の保安 県民安全総室では 火薬類取締法の規定に基づき 火薬類による災害を防止し 公共の安全を確保することを目的として火薬類の製造 販売 貯蔵 消費その他の取扱いについて規制しています 火薬類の取締については 県公安委員会等でも行っており 関係官庁は 多岐にわたっています (1) 取締対象取締対象は 製造 販売 貯蔵 譲渡 譲受 輸入 消費 廃棄等であり これらを行おうとする者は事前に県等に対し 許可申請を行わなければなりません なお 取締対象数及び許可数は次のとおりです ( 取締対象数 ) 表 15 ( 平成 6.3.31 現在 ) 製造所 販売所 火薬庫 庫外貯蔵所 消費場所 ( 煙火を除く ) 4 78 1 7 131 ( 許可数 ) 表 16 ( 平成 5年度 ) 販売譲受許可譲渡許可営業許可火工品のみ 5kg以下 5kg超計 煙火消費許可 1 3 3 9 4 85 187 99

() 火薬類の消費状況平成 5年度における火薬類の消費状況は次のとおりです 表 17 区分鉱山石灰石土木採石その他計 黒色火薬 kg kg kg 5,4kg 89.4kg 5,19.4kg 爆薬 1.5() t 1.6() t 119.9() t 931.1() t 38.5() t 1,9.6() t (3) 保安 立入検査実施状況平成 5年度における保安 立入検査実施状況は次のとおりです 表 18 庫外貯蔵所煙火区分販売所消費場所火薬庫計販売業者消費者製造所 保 安 35 3 38 立 入 9 35 35 3 144 計 9 35 7 6 18 1