目的 期待される能力 旧 ( 目的 ) 透析看護の質の向上を図るために個人 家族または集団に対して 熟練した専門的な看護を実践し その看護実践を通して看護職者に指導することができる能力を育成する ( 目的 ) 1. 透析療法を必要とする患者に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 透析療法を必要とする患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 透析療法を必要とする患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して相談対応 支援ができる能力を育成する 1 について透析導入時 および透析導入前の患者への看護が求められているため 透析を必要とする患者 に変更した 2 3 について認定看護師の役割に基づき表記を変更した ( 期待される能力 ) 1. 透析患者に対して 総合的な臨床判断に基づく個別的なケアや 患者教育を計画 実践 評価できる 2. 透析療法に関する専門的知識と技術を用いて 継続して 安全で安楽な治療環境を提供できる 3. 末期腎不全患者が治療の選択を自己決定できるよう 倫理的な判断の基に援助ができる 4. 患者と家族の長期療養生活にかかわる他職種の人々と連携し 効果的な支援となるよう調整できる 5. 透析看護の最情報に関心を持ち また 実践的モデルを示すことによって 看護職者に対して指導や相談に応じることができる 6. 看護職者の継続教育に主体的に関わり 臨床看護の質向上に積極的に取り組むことができる ( 期待される能力 ) 1. 透析療法を必要とする患者に対して 総合的な臨床判断に基づく個別的なケアを実践できる 2. 透析療法に関する専門的知識と技術を用いて 最適な透析効率を保証し 安全で安楽な透析療法を透析医療チームと協働して実践できる 3. 長期にわたる療養生活を支援するため セルフマネジメントに関わる患者教育が実践できる 4. 透析看護を必要とする患者 家族の権利を擁護し 自己決定を支援する看護を実践できる 5. より質の高い医療を推進するため 他職種と協働し チームの一員として役割を果たすことができる 6. 透析看護の役割モデルを示し 看護職者への指導 相談を行うことができる 1 について透析導入時 および透析導入前の患者への看護が求められているため 透析を必要とする患者 に変更した 旧 1 の 患者教育 は 3 に統合した また 旧の 計画 評価 は 実践に含まれるため削除した 2 について安全で安楽な治療環境の提供に限らないため 文言を整理した 3 について長期療養生活を支援するには 患者教育が重要であるため 追加した 4 について旧 3 について 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 5 について旧 4 について より質の高い医療を推進するため という目的を明記するとともに 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 6 について旧 5 について 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 旧 6 について認定看護師の役割に含まれないため 削除した 1
専門基礎科目 旧 1. 末期腎不全患者看護概論 15 1) 日本における腎不全医療の現状と課題 2) 世界の腎不全医療と看護 3) 透析看護の専門性 4) 透析看護における認定看護師の位置づけと役割 5) 透析看護における看護倫理 1. 透析医療 看護の全容を理解する 2. 透析患者の生活支援について理解する 3. 透析を必要とする患者及び家族への看護を行う透析看護認定看護師の専門性と役割を理解する 4. 末期腎不全期の療法 ( 腎代替療法 ) の選択 透析導入 透析中断に関わる倫理を理解する 5. 透析医療における診療報酬について理解する 1. 透析看護概論 15 1) 透析医療 看護の歴史的背景と現状の課題 2) 透析患者の生活支援 3) 透析看護の専門性 4) 透析看護における認定看護師の位置づけと役割 5) 透析看護における倫理 6) 透析医療における診療報酬 7) 糖尿病合併症管理料 教科目について 末期腎不全患者 に限定せず 透析全般を領域として捉えたため 変更した 1) について日本の慢性腎臓病医療 看護の歴史的背景を学び 日本の現状について理解する必要があるため 旧 1)2) を統合した 5) について旧 5) 看護 の表記が重複しているため 文言を整理した 2)6)7) について演習科目に足病変に対する生活支援の単元を追加したため 本教科目にも追加した 2. 腎不全の病態生理と治療法 30 1) 腎臓の構造と機能 2) 腎不全の病態生理 3) 腎移植の病態生理 4) 腎不全の進行と進行阻止 1 食事療法 2 薬物療法 3 運動療法 5) 血液透析 腹膜透析 およびその他の血液浄化療法の原理と適応 1. 腎臓の構造と機能を理解する 2. 急性腎不全 慢性腎不全の病態生理を理解する 3. 急性腎不全 慢性腎不全の病態に応じた治療法を理解する 4. 透析患者に必要な食事療法 薬物療法 運動療法を理解する 5. 腎移植の概要について理解する さらに 腎移植の適応 腎移植後の免疫抑制剤及び生活上の制限について理解する 2. 病態生理と治療法概論 30 1) 病態の理解 (1) 腎臓の構造と機能 (2) 腎不全の病態生理 1 急性腎不全 2 慢性腎不全 (Chronic Kidney Disease:CKD の各病期を含む ) 2) 病態に応じた治療法の概要 (1) 透析療法 ( 血液透析 腹膜透析 ) (2) 透析患者に必要となる療法 1 食事療法 2 薬物療法 3 運動療法 3) 腎移植の概要 教科目について文言を整理した 1) について旧 1)2) を統合し 具体的に学習内容を追加した 2) について旧 4) を治療法の視点で整理した 旧 5) について専門基礎科目 3.1) 血液透析療法の原理と適応 2) 腹膜透析療法の原理と適応 に包括した 3) について旧 3) の文言を整理した 2
旧 1. 透析患者の身体機能 30 1) 血液透析療法に伴う合併症 ( 不均衡症候群 血圧低下 下肢つりなど ) 2) 長期透析療法に伴う合併症とその影響 ( 二次性副甲状腺機能亢進症 アミロイドーシス 循環器合併症など ) 3) 腹膜透析療法に伴う合併症 4) 透析患者と精神症状 血液透析療法 腹膜透析療法の原理と適応 合併症について理解する 3. 透析療法の理解 設 30 1) 血液透析療法の原理と適応 (1) 血液透析 (2) 血液透析濾過 (HDF:HemoDialysis Filtration) (3) その他 ( 血液吸着 血漿交換 CHDF:Continuous HemoDiaFiltration 等 ) 2) 腹膜透析療法の原理と適応 (1) 連続携行式腹膜透析 (CAPD: Continuous Ambulatory Peritonea Dialysis) (2) 自動腹膜透析 (APD: Automated Peritoneal Dialysis) 3) 血液透析に伴う合併症 (1) 血液透析中の合併症 (2) 長期透析の合併症 (3) バスキュラーアクセス 4) 腹膜透析に伴う合併症 (1) 腹腔アクセス (2) 感染 (3) 被嚢性腹膜硬化症 教科目について透析療法を受ける患者を理解するために 臨床工学的知識及び医学的知識を統合して学ぶ必要があるため 以下の旧単元を移行し 学習内容を整理した 旧 専門基礎科目 2.5) 血液透析 腹膜透析 およびその他の血液浄化療法の原理と適応 旧 専門基礎科目 3. 透析患者の身体機能 ) 旧 専門科目 1.1) 各種血液浄化療法の原理と実際 旧 4) について専門基礎科目 4. 患者および家族の理解のための理論 に移行した 4. 患者および家族の理解のための理論 30 1) セルフケア理論 2) 家族理論 3) 危機理論 4) ストレスコーピング 5) 自己効力感 自尊感情 6) 事例展開における諸理論の活用 1. 透析療法を必要とする患者に対し 看護過程の展開に必要となる中範囲理論を理解する 2. 透析療法を必要とする患者の看護に活用できるモデルを理解する 3. 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる尺度を理解する 4. 患者及び家族の理解のための理論 30 1) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる中範囲理論 (1) 家族理論 (2) ストレス コーピング理論 (3) セルフケア理論 (4) 自己効力理論 2) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できるモデル (1) 病みの軌跡モデル (2) 危機モデル 3) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる尺度 (1) 自己効力感尺度 ( セルフエフィカシー ) 1) について旧 1)2)4)5) を統合し 看護過程を展開する際に必要となる理論を学習できるよう整理した 2) について看護に活用できるモデルを学習できるよう整理した また 透析患者の理解に活用できる 病みの軌跡モデル を追加した 単元には必要最小限の理論名 モデル 尺度名を記した 3) について透析患者の看護に活用できる尺度を学習できるよう具体的に学習内容を示した 旧 6) について学内演習 / 実習に移行した 3
旧 5. リスクマネジメント 15 1) 透析室の看護管理 2) 透析室におけるリスクマネジメント 3) 透析室における感染予防対策 1スタンダードプリコーション 2 透析前 中 後における具体的な感染対策 4) 災害時の危機管理 削除 削除について 専門科目 3. 透析部門における安全管理 に移行した 計 120 105 4
専門科目 旧 1. 血液浄化療法に伴う技術 15 1) 各種血液浄化療法の原理と実際 2) 透析中の監視とモニタリング 2. 維持透析技術 45 1) 至適透析計画と観察技術 2) 体外循環中の透析看護技術 1 小児透析患者の透析看護技術 2 透析患者の妊娠時における透析看護技術 3 長期透析患者の透析看護技術 4ハイリスク患者における透析看護技術 5 糖尿病性腎症患者の看護技術 2) ブラッドアクセス保存のための穿刺技術 3) 在宅透析の看護技術 1. 血液透析を安全 安楽かつ適切に実施するために必要な知識と技術を理解し実践できる 2. 対象別血液透析技術を理解し実践できる 3. 場面別血液透析技術を理解し実践できる 削除 1. 血液透析技術 45 1) 血液透析技術の基礎 (1) 至適血液透析計画 (2) 身体アセスメントと観察 モニタリング (3) 症状アセスメントとケア (4) バスキュラー アクセス管理 2) 対象別血液透析技術 (1) 導入期の患者 (2) 糖尿病腎症患者 (3) 長期透析患者 (4) 高齢患者 (5) 小児患者 (6) 妊産婦患者 3) 場面別血液透析技術 (1) 在宅血液透析患者 削除について旧 1) は 専門基礎科目 3.1) 血液透析療法の原理と適応 に移行した 旧 2) は 専門科目 1.1 (2) 身体アセスメントと観察 モニタリング 2.1)(3) 身体アセスメントと観察 モニタリング に移行した 教科目について血液透析における知識 技術を学習できるよう教科目名称を変更し 学習内容を整理した 1) について旧 1) の文言を変更し 具体的な学習内容を示した 旧 3) について一般的な表記である バスキュラー アクセス に変更した また 穿刺技術については アクセス管理に含まれるため 1) に移行した 2) について旧 2)1~5 を対象別に整理し 単元に追加した 3. 腹膜透析技術 15 1) 至適透析計画と観察技術 2) 腹膜透析の準備と管理 1 皮膚の構造と出口部ケア 2バッグ交換 3) 緊急時の対応 1. 腹膜透析を安全 安楽かつ適切に実施するために必要な知識と技術を理解し実践できる 2. 腹膜透析セルフケア指導技術を理解し実践できる 2. 腹膜透析技術 30 1) 腹膜透析技術 (1) 腹膜透析の導入準備 (2) 至適腹膜透析計画 (3) 身体アセスメントと観察 モニタリング (4) 症状アセスメントとケア (5) カテーテル管理 (6) 腹膜機能検査 (7) 中皮細胞診検査 2) 腹膜透析セルフケア指導技術 (1) 清潔操作 (2) 観察方法 (3) 異常時の対処法 (4) 腹膜透析方法の習得 1バッグ交換 2 出口部ケア 3 必要物品の管理 3) について在宅での血液透析について単元に追加した 1) について具体的に学習内容を示した 2) についてセルフケアの重要性を考慮し 単元に追加した 旧 2)12 について 2)( 4) に具体的に示し 学習内容を示した 旧 3) について 2)( 3) に文言を変更した 5
旧 4. 患者家族教育技術 30 1) 腎不全保存期の患者 家族への教育指導 ( 病期分類に応じた教育指導 ) 2) 透析導入期の患者 家族への初期指導 3) 自己管理困難事例への教育支援セルフケア支援実践のためのスタッフへの指導 削除 削除についてセルフケアに関する内容は 専門科目 2.2) 透析セルフケア指導技術 専門科目 4. 透析患者及び家族の生活支援 に移行した 透析部門における安全管理を行うためのリスクマネジメントと感染予防 災害時の危機管理技術を理解し実践できる 3. 透析部門における安全管理 15 1) 透析部門におけるリスクマネジメント (1) 医療事故対策 1 透析回路 透析液に関する安全 2 透析環境に関する安全 3 患者に関する安全 4 医療従事者に関する安全 (2) 感染予防対策 1 スタンダードプリコーション 2 感染経路別予防対策 空気感染 ( 結核 麻疹等 ) 飛沫感染 ( インフルエンザ等 ) 接触感染 ( ノロウイルス等 ) 3 血液媒介病原体対策 (B 型肝炎 C 型肝炎 ) 2) 透析中における災害時の危機管理 (1) 災害への事前対策 1 必要物品の備蓄 2 患者教育 3 災害訓練 ( 離脱 避難 ) (2) 発生時の対処 1 安全確保 2 離脱 3 避難 教科目について旧 専門基礎科目 5. リスクマネジメント と 専門基礎科目 5.3) 感染予防対策 を統合し 安全管理 に変更した 透析室 の表記については 近年 治療環境が多様であり 施設全体の安全管理を重視する点から 一般的な表記である 透析部門 とした 1)2) について具体的に学習内容を示した 2) について透析療法中に限定し 系統立てて学習内容を示した 6. 透析生活支援技術 30 1) 透析患者の生活支援技術 1QOL 支援 2ライフサイクルと発達課題 2) 社会的支援の活用 ( 透析関連法規 サポートシステムなど ) 3) 支援技術としてカウンセリング 1. 透析導入前の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる 2. 透析導入期の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる 4. 透析療法を必要とする患者及び家族の生活支援 45 1) 透析導入前の生活支援 (1) 療法選択支援 (2) 導入準備 1 シャント造設部位の保護と管理 2 導入に向けての生活調整 (3) 透析受容への支援 教科目について旧 4. 患者家族教育技術 を包括し 名称を変更した 旧 1)3) について各ステージに項目立てし 具体的な学習内容を示した 6
旧 4) 透析調整の支援方法 ( 生活調整困難事例 栄養障害など ) 3. 透析維持期の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる ただし 療法変更時の生活支援を含むものとする 4. 対象の特徴に基づく支援方法を理解し実践できる 5. 足病変に対する生活支援方法を理解し実践できる 6. 透析患者 家族の生活に活用できる社会資源を理解し 支援方法を理解し実践できる 2) 透析導入期の生活支援 (1) 透析を生活に取り込むための支援 (2) 導入期指導 1 透析療法 2 シャント管理 3 食事療法 ( 水分 塩分管理を含む ) 4 薬物療法 5 運動療法 3) 透析維持期の生活支援 (1) 透析を維持するための支援 1 心理的なサポート ( 療法変更時のサポートを含む ) 2 セルフモニタリング 3 セルフマネジメント (2) 合併症の予防 1 うっ血性心不全 肺水腫 2 骨ミネラル代謝異常 3 心脳血管系合併症 4 透析アミロイドーシス 4) 足病変に対する生活支援 (1) 透析患者の足病変ハイリスク要因 1 糖尿病腎症 2 末梢動脈疾患 (2) フットケアの意義と基礎知識 (3) 足病変に対するアセスメント技術 (4) フットケア技術 (5) セルフケア支援と評価 5) 社会資源の活用 (1) 透析関係制度 1 特定疾病療養受領証の申請 2 自立支援医療 ( 更生 育成医療 ) 3 身体障害者手帳の交付 4 障害者医療費助成制度 (2) 介護保険制度 1 介護保険制度のしくみ 2 介護保険サービスの体系 3 要介護認定 4 介護サービスの種類 4) について演習科目に足病変に対する生活支援の単元を追加したため 本教科目にも追加した (6 時間 ) 5) について旧 2) について 具体的に学習内容を示した 7
旧 チーム医療において看護師の担う役割を理解し 透析医療チームとしての機能を発揮するためのアプローチ方法を理解し実践できる 5. 透析看護におけるチームアプローチ 設 15 1) チームアプローチとは 2) 看護チーム内の協働 (1) 看護職者への指導 (2) 看護職者からの相談対応 3) 他職種との協働 (1) 医師 薬剤師 栄養士 臨床工学技士 ソーシャルワーカー等 教科目について医療チーム全体を理解することは重要であるため 設した 2).3) について旧 専門科目 6. コーディネート技術 1)12 から移行し 学習内容を具体的に示した 6. コーディネート技術 15 1) コーディネート技術概論 1 他職種 ( 臨床工学技士 医師臨床心理士 ケースワーカー 栄養士など ) へのコーディネート 2 看護チーム内のコーディネート 3 自己決定支援とコーディネート 治療法変更や継続 中止に伴う自己決定支援 エンドレスケアに伴うケアコーディネート 2) コーディネート技術の実際 ( 事例展開など ) 1. チーム医療において看護師の担う役割を理解し 自己決定支援のためのコーディネーションを実践できる 2. チーム医療において看護師の担う役割を理解し 腎移植コーディネーションを実践できる 6. 透析看護におけるコ - デネート 15 1) 自己決定支援のためのコーディネーション (1) 腎代替療法選択の意思決定支援 (2) 自己決定支援のためのコーディネーション事例 2) 腎移植コーディネーション (1) 腎移植 ( 待機中 腎移植 再透析 再登録 ) への支援 (2) 腎移植における他職種との連携 (3) 腎移植のためのコーディネーション事例 教科目の名称について文言を整理した 1)2) についてコーディネーションが求められる自己決定支援と腎移植に焦点化し 学習内容を整理した 計 150 165 8
学内演習 / 実習 旧 1. 学内演習 60 1) 事例検討 事例提供を行い 看護の実践体験を理論や知識に照らし合わせながら看護体験を深く考察する 2) コンサルテーション事例の分析とプレゼンテーション 1. 透析を必要とする患者 家族への看護について 看護過程を理解し 情報収集 アセスメントを行い看護計画の立案ができる 2. 糖尿病足病変に関する患者指導が実施できる 3. ケースレポートの作成ができる 1. 学内演習 60 1) 透析を必要とする患者の看護過程の理解と活用 ( 事例検討 ) (1) 情報収集 アセスメント 看護計画の立案 (2) 患者 家族に対する教育計画の立案 2) 足病変のある患者の事例検討 (1) 足病変ハイリスク要因に関するアセスメントを行う (2) 指導計画を立案する (3) フットケア技術を実施する 3) ケースレポート作成 1) について具体的に学習内容を示した また 患者 家族への教育は重要であるため追加した 2) について足病変に対する生活支援が求められているため単元を追加した (8 時間 ) 3) について実習で受け持った事例の分析について学ぶため追加した 2. 臨地実習 180 実習場所 血液透析 腹膜透析において実績のある施設実習内容 以下の実習内容から自らの課題に沿って看護過程を展開する 事例は以下から選択する 透析導入期患者の看護維持透析患者の看護在宅血液透析患者の看護腹膜透析患者の看護小児透析患者の看護高齢透析患者の看護ハイリスク透析患者の看護 機器操作に伴う技術チェック 指導実践モデルとしての役割 相談実習課題 1 看護事例をまとめる 透析看護について専門科目の中から課題を選択し まとめる 1. 透析を必要とする患者及び家族への看護過程を展開できる 2. 透析を必要とする患者及び家族へのケアを実践できる 3. 看護職者へ透析患者及び家族の生活支援の指導ができる 4. 透析看護認定看護師の相談対応の実際を学ぶ 2. 臨地実習 180 1) 透析を必要とする患者を 3 事例受け持ち 看護過程を展開する 2) 透析技術を用いて看護を展開する 3) 看護職者への指導を行う 4) 看護職者が認定看護師に相談する場面を見学する 実習場所について実習施設の要件は 認定看護師教育機関審査要項 に明記されているため 削除した 1) について透析を必要とする患者への看護実践能力の向上を図るため 透析療法中の患者に限らず 透析を必要とする患者 に対象を拡大し 単元に追加した 2) について旧の実習内容 機器操作に伴う技術チェック は透析技術に包括した 3) について 指導 の対象を明記した 実践モデルとしての役割 は 2) に含まれるため 削除した 4) について 相談 の対象を明記した 計 240 240 共通科目 105 時間 (+45 時間 ) 共通科目 105 時間 (+45 時間 ) 専門基礎科目 120 時間 専門基礎科目 105 時間 専門科目 150 時間 専門科目 165 時間 演習 / 実習 240 時間 演習 / 実習 240 時間 総時間 615 時間 (+45 時間 ) 総時間 615 時間 (+45 時間 ) 9