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認定看護師教育基準カリキュラム

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介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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10050 WS2-3 ワークショップ P-129 一般演題ポスター症例 ( 感染症 ) P-050 一般演題ポスター症例 ( 合併症 )9 11 月 28 日 ( 土 ) 18:40~19:10 6 分ポスター会場 2F 桜 P-251 一般演題ポスター療

認知症医療従事者等向け研修事業要領

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看護師のクリニカルラダー ニ ズをとらえる力 ケアする力 協働する力 意思決定を支える力 レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のニーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本

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■● 糖尿病

45101 看護学入門 1. 看護とは何かについて 定義 理念 役割から説明することができる 2. 看護の対象としての人間について説明することができる 3. 看護の提供のしくみ 看護の専門職として条件について説明することができる 4. サービス業としての看護について考え方を述べることができる 5.

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

事例

複製 転載禁止 The Japan Diabetes Society, 2016 糖尿病診療ガイドライン 2016 CQ ステートメント 推奨グレード一覧 1. 糖尿病診断の指針 CQ なし 2. 糖尿病治療の目標と指針 CQ なし 3. 食事療法 CQ3-2 食事療法の実践にあたっての管理栄養士に

為化比較試験の結果が出ています ただ この Disease management というのは その国の医療事情にかなり依存したプログラム構成をしなくてはいけないということから わが国でも独自の Disease management プログラムの開発が必要ではないかということで 今回開発を試みました

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高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

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表. 認定看護師認定更新者活動状況調査分野別調査対象及び回収状況 配布数 回収数更新 回目更新 回目更新回数不明計 回収率 (%) 救急看護 8 0. 皮膚 排泄ケア 集中ケア 8. 緩和ケア.0 がん化学療法看護. がん性疼痛看護 感染管理.9 糖尿病看護 0.0 不妊症看

第1 総 括 的 事 項

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

精神看護学特論 Ⅰ 2 単位 ( 春学期 ) 科目責任者浅沼奈美 ( 本学教授 ) 1. 教育目的 : 精神保健医療福祉に関する歴史と法制度や体制 国際的な動向 日本における動向および当事者の活動の変遷を学び 精神保健看護の立場から 精神保健医療福祉の体制が抱えている課題や今後のあり方について学ぶ

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3. 臨地実習 臨地実習時間数は 0 時間とした

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リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

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4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ

科目名

資料4 学士課程においてコアとなる看護実践能力と卒業時到達目標

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

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さらに, そのプロセスの第 2 段階において分類方法が標準化されたことにより, 文書記録, 情報交換, そして栄養ケアの影響を調べる専門能力が大いに強化されたことが認められている 以上の結果から,ADA の標準言語委員会が, 専門職が用いる特別な栄養診断の用語の分類方法を作成するために結成された そ

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2018 年度以降に入学した方が対象の科目です 2017 年度以前に入学した方は履修登録できません リング老年心理学 B 2018~ 科目コード FD2545 単位数履修方法配当年次担当教員 2 R or SR( 講義 ) 1 年以上吉川悠貴 161 基礎心理 2017 年度以前に入学した方は 本科

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居宅介護支援事業者向け説明会

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

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障害程度等級表 級別じん臓機能障害 1 級 じん臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 3 級 じん臓の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級 じん臓の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの

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4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

第4章:施策と目標 2:生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(3)糖尿病(4)COPD


はじめに徳島県における糖尿病対策は深刻な課題である そのため メディカルスタッフが糖尿病患者の健康と QOL の向上をはかるために 糖尿病とその療養指導に関する正しい知識を得ることは必須である 徳島大学病院と県立中央病院で形成する医療の拠点 ( 総合メディカルゾーン ) は 県民医療の発展 と 地域

系統看護学講座 クイックリファレンス 2013年7月作成

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賀茂精神医療センターにおける精神科臨床研修プログラム 1. 研修の理念当院の理念である 共に生きる 社会の実現を目指す に則り 本来あるべき精神医療とは何かを 共に考えて実践していくことを最大の目標とする 将来いずれの診療科に進むことになっても リエゾン精神医学が普及した今日においては 精神疾患 症

看護学部教育課程概念図 大学の基本理念 人間重視を根幹とした人材の育成 地域社会への積極的な貢献 大学の教育目標 学術研究の高度化等に対応した職業人の育成 まちづくり全体により大きな価値を生みだす 知と創造の拠点 教育目標 育成する人材像 的確な実践力を有する人材の育成 人間性を尊重した対人関係形成

ケア困難患者や家族への直接ケア 医療スタッフへのコンサルテーション 退院や倫理的問題を調整する調整 ケアの質を改善 向上させるための教育と研究を実践し CNS が関わることで患者の病状や日常生活機能と社会的機能が改善して 患者と家族の QOL が高まり 再入院が減少することが明らかとなってきておりま

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ここが知りたい かかりつけ医のための心不全の診かた

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総合診療

一般看護師領域 キャリアレベル ミドル (Ⅲ) 退院支援看護師育成プログラム ~ 希望を地域へつなぐ ~


わが国における糖尿病と合併症発症の病態と実態糖尿病では 高血糖状態が慢性的に継続するため 細小血管が障害され 腎臓 網膜 神経などの臓器に障害が起こります 糖尿病性の腎症 網膜症 神経障害の3つを 糖尿病の三大合併症といいます 糖尿病腎症は進行すると腎不全に至り 透析を余儀なくされますが 糖尿病腎症

説明内容 1. これまでの認定看護師の実績と貢献 2. 新たに期待される認定看護師の役割 3. 新たな認定看護師制度の方針 2

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中間とりまとめ素案(公的賃貸住宅のあり方について)

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

○○年度 ■階▲病棟 年報

内科学 ( 腎臓 リウマチ膠原病内科学 -Nephrology & Rheumatology-) Ⅰ 教育の基本方針腎臓は他臓器の影響を受けやすい臓器で 全身疾患においても症状を現すことが多いが 一方 リウマチ膠原病は全身疾患であり 腎を始め多彩な臓器病変を呈する その意味では腎臓病とリウマチ膠原病

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

統合失調症患者の状態と退院可能性 (2) 自傷他害奇妙な姿勢 0% 20% 40% 60% 80% 100% ないない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 0% 20% 40% 60% 80% 100% 症状

「看護系大学におけるモデル・コア・カリキュラム導入に関する調査研究」

4. 構成実習内容 実習時間 単位 実習場所 成人 Ⅰ 90 時間 2 単位 横浜新都市脳神経外科病院横浜旭中央総合病院東戸塚記念病院 菊名記念病院

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はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため 次世代医療機能評価のアジェンダ ( 以下 アジェンダ ) を取りまとめた アジェンダでは (1) 地域医療の質向上に寄与するための評価 の実現に向け 以下 2 点の施策について検討するこ

14栄養・食事アセスメント(2)

目標 5) (1) 対象の言動を受け止め否定せず 関わることができる (2) 一貫した治療的態度で接する事ができる (3) レクリエーションの企画 実施を通して対象の状況に応じた声かけ誘導ができる 目標 6) (1) 対象の生活状況の理解と 施設の役割を学習する (2) サービス提供をする医療福祉従

目次 1. 目的 2 2. 人工透析患者の年齢等の分析 3 性別 被保険者 被扶養者 3. 人工透析患者の傷病等の分析 8 腎臓病 併存傷病 平成 23 年度新規導入患者 4. 人工透析 健診結果 医療費の地域分析 13 二次医療圏別 1

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1治療 かっていたか, 予想される基礎値よりも 1.5 倍以上の増加があった場合,3 尿量が 6 時間にわたって 0.5 ml/kg 体重 / 時未満に減少した場合のいずれかを満たすと,AKI と診断される. KDIGO 分類の重症度分類は,と類似し 3 ステージに分けられている ( 1). ステー

外来がん化学療法看護

月 6 日金 幼児期の子どもの健康障害と看護 2 川崎病幼児期の子どもの健康障害と看護 3 髄膜炎 月 13 日金 C401 学童期の子どもの健康障害と看護 2 糖尿病学童期の子どもの健康障害と看護 3 紫斑病看護過程 3 まとめネフローゼ症候群の子

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目的 期待される能力 旧 ( 目的 ) 透析看護の質の向上を図るために個人 家族または集団に対して 熟練した専門的な看護を実践し その看護実践を通して看護職者に指導することができる能力を育成する ( 目的 ) 1. 透析療法を必要とする患者に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 透析療法を必要とする患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 透析療法を必要とする患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して相談対応 支援ができる能力を育成する 1 について透析導入時 および透析導入前の患者への看護が求められているため 透析を必要とする患者 に変更した 2 3 について認定看護師の役割に基づき表記を変更した ( 期待される能力 ) 1. 透析患者に対して 総合的な臨床判断に基づく個別的なケアや 患者教育を計画 実践 評価できる 2. 透析療法に関する専門的知識と技術を用いて 継続して 安全で安楽な治療環境を提供できる 3. 末期腎不全患者が治療の選択を自己決定できるよう 倫理的な判断の基に援助ができる 4. 患者と家族の長期療養生活にかかわる他職種の人々と連携し 効果的な支援となるよう調整できる 5. 透析看護の最情報に関心を持ち また 実践的モデルを示すことによって 看護職者に対して指導や相談に応じることができる 6. 看護職者の継続教育に主体的に関わり 臨床看護の質向上に積極的に取り組むことができる ( 期待される能力 ) 1. 透析療法を必要とする患者に対して 総合的な臨床判断に基づく個別的なケアを実践できる 2. 透析療法に関する専門的知識と技術を用いて 最適な透析効率を保証し 安全で安楽な透析療法を透析医療チームと協働して実践できる 3. 長期にわたる療養生活を支援するため セルフマネジメントに関わる患者教育が実践できる 4. 透析看護を必要とする患者 家族の権利を擁護し 自己決定を支援する看護を実践できる 5. より質の高い医療を推進するため 他職種と協働し チームの一員として役割を果たすことができる 6. 透析看護の役割モデルを示し 看護職者への指導 相談を行うことができる 1 について透析導入時 および透析導入前の患者への看護が求められているため 透析を必要とする患者 に変更した 旧 1 の 患者教育 は 3 に統合した また 旧の 計画 評価 は 実践に含まれるため削除した 2 について安全で安楽な治療環境の提供に限らないため 文言を整理した 3 について長期療養生活を支援するには 患者教育が重要であるため 追加した 4 について旧 3 について 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 5 について旧 4 について より質の高い医療を推進するため という目的を明記するとともに 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 6 について旧 5 について 認定看護師の役割に基づき表記を変更した 旧 6 について認定看護師の役割に含まれないため 削除した 1

専門基礎科目 旧 1. 末期腎不全患者看護概論 15 1) 日本における腎不全医療の現状と課題 2) 世界の腎不全医療と看護 3) 透析看護の専門性 4) 透析看護における認定看護師の位置づけと役割 5) 透析看護における看護倫理 1. 透析医療 看護の全容を理解する 2. 透析患者の生活支援について理解する 3. 透析を必要とする患者及び家族への看護を行う透析看護認定看護師の専門性と役割を理解する 4. 末期腎不全期の療法 ( 腎代替療法 ) の選択 透析導入 透析中断に関わる倫理を理解する 5. 透析医療における診療報酬について理解する 1. 透析看護概論 15 1) 透析医療 看護の歴史的背景と現状の課題 2) 透析患者の生活支援 3) 透析看護の専門性 4) 透析看護における認定看護師の位置づけと役割 5) 透析看護における倫理 6) 透析医療における診療報酬 7) 糖尿病合併症管理料 教科目について 末期腎不全患者 に限定せず 透析全般を領域として捉えたため 変更した 1) について日本の慢性腎臓病医療 看護の歴史的背景を学び 日本の現状について理解する必要があるため 旧 1)2) を統合した 5) について旧 5) 看護 の表記が重複しているため 文言を整理した 2)6)7) について演習科目に足病変に対する生活支援の単元を追加したため 本教科目にも追加した 2. 腎不全の病態生理と治療法 30 1) 腎臓の構造と機能 2) 腎不全の病態生理 3) 腎移植の病態生理 4) 腎不全の進行と進行阻止 1 食事療法 2 薬物療法 3 運動療法 5) 血液透析 腹膜透析 およびその他の血液浄化療法の原理と適応 1. 腎臓の構造と機能を理解する 2. 急性腎不全 慢性腎不全の病態生理を理解する 3. 急性腎不全 慢性腎不全の病態に応じた治療法を理解する 4. 透析患者に必要な食事療法 薬物療法 運動療法を理解する 5. 腎移植の概要について理解する さらに 腎移植の適応 腎移植後の免疫抑制剤及び生活上の制限について理解する 2. 病態生理と治療法概論 30 1) 病態の理解 (1) 腎臓の構造と機能 (2) 腎不全の病態生理 1 急性腎不全 2 慢性腎不全 (Chronic Kidney Disease:CKD の各病期を含む ) 2) 病態に応じた治療法の概要 (1) 透析療法 ( 血液透析 腹膜透析 ) (2) 透析患者に必要となる療法 1 食事療法 2 薬物療法 3 運動療法 3) 腎移植の概要 教科目について文言を整理した 1) について旧 1)2) を統合し 具体的に学習内容を追加した 2) について旧 4) を治療法の視点で整理した 旧 5) について専門基礎科目 3.1) 血液透析療法の原理と適応 2) 腹膜透析療法の原理と適応 に包括した 3) について旧 3) の文言を整理した 2

旧 1. 透析患者の身体機能 30 1) 血液透析療法に伴う合併症 ( 不均衡症候群 血圧低下 下肢つりなど ) 2) 長期透析療法に伴う合併症とその影響 ( 二次性副甲状腺機能亢進症 アミロイドーシス 循環器合併症など ) 3) 腹膜透析療法に伴う合併症 4) 透析患者と精神症状 血液透析療法 腹膜透析療法の原理と適応 合併症について理解する 3. 透析療法の理解 設 30 1) 血液透析療法の原理と適応 (1) 血液透析 (2) 血液透析濾過 (HDF:HemoDialysis Filtration) (3) その他 ( 血液吸着 血漿交換 CHDF:Continuous HemoDiaFiltration 等 ) 2) 腹膜透析療法の原理と適応 (1) 連続携行式腹膜透析 (CAPD: Continuous Ambulatory Peritonea Dialysis) (2) 自動腹膜透析 (APD: Automated Peritoneal Dialysis) 3) 血液透析に伴う合併症 (1) 血液透析中の合併症 (2) 長期透析の合併症 (3) バスキュラーアクセス 4) 腹膜透析に伴う合併症 (1) 腹腔アクセス (2) 感染 (3) 被嚢性腹膜硬化症 教科目について透析療法を受ける患者を理解するために 臨床工学的知識及び医学的知識を統合して学ぶ必要があるため 以下の旧単元を移行し 学習内容を整理した 旧 専門基礎科目 2.5) 血液透析 腹膜透析 およびその他の血液浄化療法の原理と適応 旧 専門基礎科目 3. 透析患者の身体機能 ) 旧 専門科目 1.1) 各種血液浄化療法の原理と実際 旧 4) について専門基礎科目 4. 患者および家族の理解のための理論 に移行した 4. 患者および家族の理解のための理論 30 1) セルフケア理論 2) 家族理論 3) 危機理論 4) ストレスコーピング 5) 自己効力感 自尊感情 6) 事例展開における諸理論の活用 1. 透析療法を必要とする患者に対し 看護過程の展開に必要となる中範囲理論を理解する 2. 透析療法を必要とする患者の看護に活用できるモデルを理解する 3. 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる尺度を理解する 4. 患者及び家族の理解のための理論 30 1) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる中範囲理論 (1) 家族理論 (2) ストレス コーピング理論 (3) セルフケア理論 (4) 自己効力理論 2) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できるモデル (1) 病みの軌跡モデル (2) 危機モデル 3) 透析療法を必要とする患者の看護に活用できる尺度 (1) 自己効力感尺度 ( セルフエフィカシー ) 1) について旧 1)2)4)5) を統合し 看護過程を展開する際に必要となる理論を学習できるよう整理した 2) について看護に活用できるモデルを学習できるよう整理した また 透析患者の理解に活用できる 病みの軌跡モデル を追加した 単元には必要最小限の理論名 モデル 尺度名を記した 3) について透析患者の看護に活用できる尺度を学習できるよう具体的に学習内容を示した 旧 6) について学内演習 / 実習に移行した 3

旧 5. リスクマネジメント 15 1) 透析室の看護管理 2) 透析室におけるリスクマネジメント 3) 透析室における感染予防対策 1スタンダードプリコーション 2 透析前 中 後における具体的な感染対策 4) 災害時の危機管理 削除 削除について 専門科目 3. 透析部門における安全管理 に移行した 計 120 105 4

専門科目 旧 1. 血液浄化療法に伴う技術 15 1) 各種血液浄化療法の原理と実際 2) 透析中の監視とモニタリング 2. 維持透析技術 45 1) 至適透析計画と観察技術 2) 体外循環中の透析看護技術 1 小児透析患者の透析看護技術 2 透析患者の妊娠時における透析看護技術 3 長期透析患者の透析看護技術 4ハイリスク患者における透析看護技術 5 糖尿病性腎症患者の看護技術 2) ブラッドアクセス保存のための穿刺技術 3) 在宅透析の看護技術 1. 血液透析を安全 安楽かつ適切に実施するために必要な知識と技術を理解し実践できる 2. 対象別血液透析技術を理解し実践できる 3. 場面別血液透析技術を理解し実践できる 削除 1. 血液透析技術 45 1) 血液透析技術の基礎 (1) 至適血液透析計画 (2) 身体アセスメントと観察 モニタリング (3) 症状アセスメントとケア (4) バスキュラー アクセス管理 2) 対象別血液透析技術 (1) 導入期の患者 (2) 糖尿病腎症患者 (3) 長期透析患者 (4) 高齢患者 (5) 小児患者 (6) 妊産婦患者 3) 場面別血液透析技術 (1) 在宅血液透析患者 削除について旧 1) は 専門基礎科目 3.1) 血液透析療法の原理と適応 に移行した 旧 2) は 専門科目 1.1 (2) 身体アセスメントと観察 モニタリング 2.1)(3) 身体アセスメントと観察 モニタリング に移行した 教科目について血液透析における知識 技術を学習できるよう教科目名称を変更し 学習内容を整理した 1) について旧 1) の文言を変更し 具体的な学習内容を示した 旧 3) について一般的な表記である バスキュラー アクセス に変更した また 穿刺技術については アクセス管理に含まれるため 1) に移行した 2) について旧 2)1~5 を対象別に整理し 単元に追加した 3. 腹膜透析技術 15 1) 至適透析計画と観察技術 2) 腹膜透析の準備と管理 1 皮膚の構造と出口部ケア 2バッグ交換 3) 緊急時の対応 1. 腹膜透析を安全 安楽かつ適切に実施するために必要な知識と技術を理解し実践できる 2. 腹膜透析セルフケア指導技術を理解し実践できる 2. 腹膜透析技術 30 1) 腹膜透析技術 (1) 腹膜透析の導入準備 (2) 至適腹膜透析計画 (3) 身体アセスメントと観察 モニタリング (4) 症状アセスメントとケア (5) カテーテル管理 (6) 腹膜機能検査 (7) 中皮細胞診検査 2) 腹膜透析セルフケア指導技術 (1) 清潔操作 (2) 観察方法 (3) 異常時の対処法 (4) 腹膜透析方法の習得 1バッグ交換 2 出口部ケア 3 必要物品の管理 3) について在宅での血液透析について単元に追加した 1) について具体的に学習内容を示した 2) についてセルフケアの重要性を考慮し 単元に追加した 旧 2)12 について 2)( 4) に具体的に示し 学習内容を示した 旧 3) について 2)( 3) に文言を変更した 5

旧 4. 患者家族教育技術 30 1) 腎不全保存期の患者 家族への教育指導 ( 病期分類に応じた教育指導 ) 2) 透析導入期の患者 家族への初期指導 3) 自己管理困難事例への教育支援セルフケア支援実践のためのスタッフへの指導 削除 削除についてセルフケアに関する内容は 専門科目 2.2) 透析セルフケア指導技術 専門科目 4. 透析患者及び家族の生活支援 に移行した 透析部門における安全管理を行うためのリスクマネジメントと感染予防 災害時の危機管理技術を理解し実践できる 3. 透析部門における安全管理 15 1) 透析部門におけるリスクマネジメント (1) 医療事故対策 1 透析回路 透析液に関する安全 2 透析環境に関する安全 3 患者に関する安全 4 医療従事者に関する安全 (2) 感染予防対策 1 スタンダードプリコーション 2 感染経路別予防対策 空気感染 ( 結核 麻疹等 ) 飛沫感染 ( インフルエンザ等 ) 接触感染 ( ノロウイルス等 ) 3 血液媒介病原体対策 (B 型肝炎 C 型肝炎 ) 2) 透析中における災害時の危機管理 (1) 災害への事前対策 1 必要物品の備蓄 2 患者教育 3 災害訓練 ( 離脱 避難 ) (2) 発生時の対処 1 安全確保 2 離脱 3 避難 教科目について旧 専門基礎科目 5. リスクマネジメント と 専門基礎科目 5.3) 感染予防対策 を統合し 安全管理 に変更した 透析室 の表記については 近年 治療環境が多様であり 施設全体の安全管理を重視する点から 一般的な表記である 透析部門 とした 1)2) について具体的に学習内容を示した 2) について透析療法中に限定し 系統立てて学習内容を示した 6. 透析生活支援技術 30 1) 透析患者の生活支援技術 1QOL 支援 2ライフサイクルと発達課題 2) 社会的支援の活用 ( 透析関連法規 サポートシステムなど ) 3) 支援技術としてカウンセリング 1. 透析導入前の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる 2. 透析導入期の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる 4. 透析療法を必要とする患者及び家族の生活支援 45 1) 透析導入前の生活支援 (1) 療法選択支援 (2) 導入準備 1 シャント造設部位の保護と管理 2 導入に向けての生活調整 (3) 透析受容への支援 教科目について旧 4. 患者家族教育技術 を包括し 名称を変更した 旧 1)3) について各ステージに項目立てし 具体的な学習内容を示した 6

旧 4) 透析調整の支援方法 ( 生活調整困難事例 栄養障害など ) 3. 透析維持期の患者 家族の生活支援を理解し 療養生活に必要な技術を実践できる ただし 療法変更時の生活支援を含むものとする 4. 対象の特徴に基づく支援方法を理解し実践できる 5. 足病変に対する生活支援方法を理解し実践できる 6. 透析患者 家族の生活に活用できる社会資源を理解し 支援方法を理解し実践できる 2) 透析導入期の生活支援 (1) 透析を生活に取り込むための支援 (2) 導入期指導 1 透析療法 2 シャント管理 3 食事療法 ( 水分 塩分管理を含む ) 4 薬物療法 5 運動療法 3) 透析維持期の生活支援 (1) 透析を維持するための支援 1 心理的なサポート ( 療法変更時のサポートを含む ) 2 セルフモニタリング 3 セルフマネジメント (2) 合併症の予防 1 うっ血性心不全 肺水腫 2 骨ミネラル代謝異常 3 心脳血管系合併症 4 透析アミロイドーシス 4) 足病変に対する生活支援 (1) 透析患者の足病変ハイリスク要因 1 糖尿病腎症 2 末梢動脈疾患 (2) フットケアの意義と基礎知識 (3) 足病変に対するアセスメント技術 (4) フットケア技術 (5) セルフケア支援と評価 5) 社会資源の活用 (1) 透析関係制度 1 特定疾病療養受領証の申請 2 自立支援医療 ( 更生 育成医療 ) 3 身体障害者手帳の交付 4 障害者医療費助成制度 (2) 介護保険制度 1 介護保険制度のしくみ 2 介護保険サービスの体系 3 要介護認定 4 介護サービスの種類 4) について演習科目に足病変に対する生活支援の単元を追加したため 本教科目にも追加した (6 時間 ) 5) について旧 2) について 具体的に学習内容を示した 7

旧 チーム医療において看護師の担う役割を理解し 透析医療チームとしての機能を発揮するためのアプローチ方法を理解し実践できる 5. 透析看護におけるチームアプローチ 設 15 1) チームアプローチとは 2) 看護チーム内の協働 (1) 看護職者への指導 (2) 看護職者からの相談対応 3) 他職種との協働 (1) 医師 薬剤師 栄養士 臨床工学技士 ソーシャルワーカー等 教科目について医療チーム全体を理解することは重要であるため 設した 2).3) について旧 専門科目 6. コーディネート技術 1)12 から移行し 学習内容を具体的に示した 6. コーディネート技術 15 1) コーディネート技術概論 1 他職種 ( 臨床工学技士 医師臨床心理士 ケースワーカー 栄養士など ) へのコーディネート 2 看護チーム内のコーディネート 3 自己決定支援とコーディネート 治療法変更や継続 中止に伴う自己決定支援 エンドレスケアに伴うケアコーディネート 2) コーディネート技術の実際 ( 事例展開など ) 1. チーム医療において看護師の担う役割を理解し 自己決定支援のためのコーディネーションを実践できる 2. チーム医療において看護師の担う役割を理解し 腎移植コーディネーションを実践できる 6. 透析看護におけるコ - デネート 15 1) 自己決定支援のためのコーディネーション (1) 腎代替療法選択の意思決定支援 (2) 自己決定支援のためのコーディネーション事例 2) 腎移植コーディネーション (1) 腎移植 ( 待機中 腎移植 再透析 再登録 ) への支援 (2) 腎移植における他職種との連携 (3) 腎移植のためのコーディネーション事例 教科目の名称について文言を整理した 1)2) についてコーディネーションが求められる自己決定支援と腎移植に焦点化し 学習内容を整理した 計 150 165 8

学内演習 / 実習 旧 1. 学内演習 60 1) 事例検討 事例提供を行い 看護の実践体験を理論や知識に照らし合わせながら看護体験を深く考察する 2) コンサルテーション事例の分析とプレゼンテーション 1. 透析を必要とする患者 家族への看護について 看護過程を理解し 情報収集 アセスメントを行い看護計画の立案ができる 2. 糖尿病足病変に関する患者指導が実施できる 3. ケースレポートの作成ができる 1. 学内演習 60 1) 透析を必要とする患者の看護過程の理解と活用 ( 事例検討 ) (1) 情報収集 アセスメント 看護計画の立案 (2) 患者 家族に対する教育計画の立案 2) 足病変のある患者の事例検討 (1) 足病変ハイリスク要因に関するアセスメントを行う (2) 指導計画を立案する (3) フットケア技術を実施する 3) ケースレポート作成 1) について具体的に学習内容を示した また 患者 家族への教育は重要であるため追加した 2) について足病変に対する生活支援が求められているため単元を追加した (8 時間 ) 3) について実習で受け持った事例の分析について学ぶため追加した 2. 臨地実習 180 実習場所 血液透析 腹膜透析において実績のある施設実習内容 以下の実習内容から自らの課題に沿って看護過程を展開する 事例は以下から選択する 透析導入期患者の看護維持透析患者の看護在宅血液透析患者の看護腹膜透析患者の看護小児透析患者の看護高齢透析患者の看護ハイリスク透析患者の看護 機器操作に伴う技術チェック 指導実践モデルとしての役割 相談実習課題 1 看護事例をまとめる 透析看護について専門科目の中から課題を選択し まとめる 1. 透析を必要とする患者及び家族への看護過程を展開できる 2. 透析を必要とする患者及び家族へのケアを実践できる 3. 看護職者へ透析患者及び家族の生活支援の指導ができる 4. 透析看護認定看護師の相談対応の実際を学ぶ 2. 臨地実習 180 1) 透析を必要とする患者を 3 事例受け持ち 看護過程を展開する 2) 透析技術を用いて看護を展開する 3) 看護職者への指導を行う 4) 看護職者が認定看護師に相談する場面を見学する 実習場所について実習施設の要件は 認定看護師教育機関審査要項 に明記されているため 削除した 1) について透析を必要とする患者への看護実践能力の向上を図るため 透析療法中の患者に限らず 透析を必要とする患者 に対象を拡大し 単元に追加した 2) について旧の実習内容 機器操作に伴う技術チェック は透析技術に包括した 3) について 指導 の対象を明記した 実践モデルとしての役割 は 2) に含まれるため 削除した 4) について 相談 の対象を明記した 計 240 240 共通科目 105 時間 (+45 時間 ) 共通科目 105 時間 (+45 時間 ) 専門基礎科目 120 時間 専門基礎科目 105 時間 専門科目 150 時間 専門科目 165 時間 演習 / 実習 240 時間 演習 / 実習 240 時間 総時間 615 時間 (+45 時間 ) 総時間 615 時間 (+45 時間 ) 9