講義科目名称 : 生涯学習概論 ( 学 )(90010) 前期 学芸員必修 髙橋英子 達成目標生涯学習の理論や歴史的動向 法制度に関する基礎的な理解を深める 生涯学習の意義や理念を具体的な実践事例に照らして考える力を身に付ける 授業計画第 1 回オリエンテーション

Similar documents
<4D F736F F F696E74202D2090B B689BB8DE097F08E6A8A7789C8979A8F4391CC8C6E907D2E B8CDD8AB B83685D>

博物館学課程科 教科 No. 授業科目単位数目2803 博物館経営論 レポート 田島達也 前期 1. 博物館の経営とは何か 9. 大学等の機関との連携 2. 設立主体 運営方式の様々 10. ミュージアムショップとミュージアムグッズ 3. 博物館の財務 11. レストラン カフェ 4.

博物館学課程科 教科 No. 授業科目単位数目2803 博物館経営論 レポート 田島達也 開講学期 前期 1. 博物館の経営とは何か 9. 大学等の機関との連携 2. 設立主体 運営方式の様々 10. ミュージアムショップとミュージアムグッズ 3. 博物館の財務 11. レストラン カ

Microsoft Word doc

Microsoft Word - 理ABP2.doc

授業概要と課題 第 1 回 オリエンテェーション 授業内容の説明と予定 指定された幼児さんびか 聖書絵本について事後学習する 第 2 回 宗教教育について 宗教と教育の関係を考える 次回の授業内容を事前学習し 聖書劇で扱う絵本を選択する 第 3 回 キリスト教保育とは 1 キリスト教保育の理念と目的

別表 ( 第 39 条 第 43 条 第 43 条の2 関係 ) Ⅰ の配置及び文学部共通科目 ( 英米文学科 フランス文学科 日本文学科 史学科 比較芸術学科共通 ) 共通科目 芸術文化論 Ⅰ 2 芸術文化論 Ⅱ 2 文化財科学 Ⅰ 2 文化財科学 Ⅱ 2 日本の思想 Ⅰ 2 日本の思想 Ⅱ 2

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

広島女学院大学論集第 63 集 BuletinofHiroshimaJogakuinUniversity63:13-21,Feb 博物館情報メディア論 におけるグループ学習と SNS 利用の学習効果について 中田美喜子 * LearningEfectAcquiredbyGroupLe

< E89BB A838A834C D E786C73>

学生へのメッセージ パソコンを今まで操作したことがない学生にも対応できるベルから学習しますが 徐々にレベルを上げていきます 油断せずに 遅刻は厳禁です 講義開始前にコンピュータを使える状態にしておいてください

平成 30 年度授業シラバスの詳細内容 科目名 ( 英 ) 担当教員名 情報技術と職業 - 演習 (Information Technology at Work Place - 授業コード exercise ) 松永多苗子 星芝貴行 坂井美穂 足立元 坪倉篤志 科目ナンバリン 福島学 グコード 配当

開設 全学共通科目 講義コード 科目ナンバー ZC103 講義名 手話入門 ⅠA 組 開講期 前期 担当者名 橋本一郎 受講可能学部 E/I/C/U 単位数 2 備考 科目の趣旨 手話という聴覚障害者のコミュニケーションツールの初歩レベルを学び あわせて 聴覚障害者を取り巻く社会的

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

R_学芸員

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

人間科学部専攻科目 スポーツ行政学 の一部において オリンピックに関する講義を行った 我が国の体育 スポーツ行政の仕組みとスポーツ振興施策について スポーツ基本法 や スポーツ基本計画 等をもとに理解を深めるとともに 国民のスポーツ実施状況やスポーツ施設の現状等についてスポーツ行政の在り方について理

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

情報技術論 教養科目 4 群 / 選択 / 前期 / 講義 / 2 単位 / 1 年次司書資格科目 / 必修 ここ数年で急速に身近な生活の中に浸透してきた情報通信技術 (ICT) の基礎知識や概念を学ぶことにより 現代の社会基盤であるインターネットやコンピュータ システムの利点 欠点 それらをふまえ

Microsoft PowerPoint - 第3章手続き編(2013年3月15日更新2) .pptx

Taro-14工業.jtd

ライフプランニング学科ライフデザインコース 学科 専攻名ミッション ( 教育目標 ) 到達目標到達目標に対応する授業科目 年 年 3 年授業科目春春春春組織のミッション到達目標 ( 綱 ) 到達目標 ( 細 ) 科目区分 科目区分 科目区分 3 家庭を経営する専門的知識と能力を身につけている に関す

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

平成 30 年度授業シラバスの詳細内容 科目名 ( 英 ) 担当教員名 情報技術と職業 - 実践 (Information Technology at Work Place - 授業コード practice ) 松永多苗子 赤星哲也 濱田大助 星芝貴行 高文局 科目ナンバリン坂井美穂 足立元 坪倉篤

共科 通目 基礎情報学コンピュータ演習 -A( 絵画 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -A( デザイン 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -B( 絵画 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -B( デザイン 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -A( 絵画

 新時代の学芸員養成課程について−九州産業大学美術館の試み

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

Microsoft Word - 4㕕H30 �践蕖㕕管璃蕖㕕㇫ㅪ�ㅥㅩㅀ.docx

専門科目 生活環境と情報認知 ( 15) 字幕 専門科目 リスク社会のライフデザイン ( 14) 字幕実験 専門科目 人口減少社会の構想 ( 17) 字幕 専門科目 ソーシャルシティ ( 17) 字幕 専門科目 食と健康

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

山梨大学教職大学院専攻長 堀哲夫教授提出資料

< F2D EE888F8288FA48BC E6A7464>

<4D F736F F D20906C8AD489C88A778CA48B8689C881408BB38A77979D944F82C6906C8DDE88E790AC96DA95572E646F6378>

3 年生からは航海と機関の各コースに分かれた専門授業が多くなり 将来の進路に直結した内容を学修する 5 年生の卒業研究では課題や問題に対して自ら解決し他に伝える表現力などを学ぶ 大型練習船実習は4 年後期 5ヶ月 6 年前期 ( 社船実習も有る ) で行なわれ 船員に必要な実践力を身につける 3.

日本大学 文理学部

(1)-2 東京国立近代美術館 ( 工芸館 ) A 学芸全般以下の B~E 全て B 学芸 ( コレクション ) 1 近現代工芸 2デザイン 所蔵作品管理 展示 貸出 作品調査 研究 巡回展開催に関する業務 C 学芸 ( 企画展 ) 展覧会の準備 作品調査 研究 広報 会場設営 展覧会運営業務 D

ウィメンズ ヘルス プロモーション概論 2 井村真澄 1 年次前期 授業の目的 リプロダクティブヘルス ライツやウィメンズヘルスに関する歴史背景 国際的動向 基盤となる理論 概念への理解を深め 女性の生涯を通じた健康課題について学び 女性とその家族に対する健康支援の充実に向けたエビデンスに基づく助産

2018(H30)学則別表2新 コピー.xls

20情報【授業】

BA081: 教養 B( 放送大学 心理学概論 ) 科目番号 科目名 BA081 教養 B 放送大学 心理学概論 (Liberal Arts B) 科目区分 必修 選択 授業の方法 単位数 教養教育系科目 選択 講義 2 単位 履修年次 実施学期 曜時限 使用教室 1 年次 2 学期 月曜 1 限

ICTを軸にした小中連携

「標準的な研修プログラム《

調査概要 授業評価アンケート結果 ( 大学 ) 調査票

PowerPoint プレゼンテーション

2 年次 以降 : 授業開始は 2 週目 ~ 平成 30 年度看護学専攻 ( 研究者育成コース ) 時間割 10:30-12:00 特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究 特別研究 特別研究については 担当教員と相談の上決定する 修士課程 ( 医科学獣医科学専攻

福祉科の指導法 単位数履修方法配当年次 4 R 2 年以上 科目コード EC3704 担当教員佐藤暢芳 ( 上 ) 赤塚俊治 ( 下 ) 2017 年 11 月 20 日までに履修登録し,2019 年 3 月までに単位修得してください 2014 年度までの入学者が履修登録可能です 科目の内容 福祉科

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

文学部共通科目履修系統図 共通科目 群 学年 必修選択 科目 1 基礎科目 必修 91 宗教学 (4 通 ) A 1 a 93 日本語 (4 通 ) 95 体育 (2 通 ) 97 体育 ( 保健コース )(2 通 ) 2 外国語科目 必修 91 英語 Ⅰ(2 通 ) B a 93 英語 Ⅱ(2 通

< B689BB81458C7C8F70816A2E786C73>

表 回答科目数と回答数 前期 後期 通年 ( 合計 ) 科目数 回答数 科目数 回答数 科目数 回答数 外国語 ( 英語 ) 120 / 133 3,263 / 4, / 152 3,051 / 4, / 285 6,314 / 8,426 外国語 ( 英語以

教育学科幼児教育コース < 保育士モデル> 分野別数 学部共通 キリスト教学 英語 AⅠ 情報処理礎 子どもと人権 礎演習 ことばの表現教育 社会福祉学 英語 AⅡ 体育総合 生活 児童家庭福祉 英語 BⅠ( コミュニケーション ) 教育礎論 音楽 Ⅰ( 礎 ) 保育原理 Ⅰ 英語 BⅡ( コミュニ

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

平成 25 年度教育課程普通科 教科科目 標準単位数 1 年 平成 25 年入学生 2 年 3 年 文系生物理系創造文化系 文系生物理系創造文化系 平成 24 年入学生 平成 23 年入学生 1 年 2 年 3 年 1 年 2 年 3 年 国語 国語表現 Ⅰ 2 E 2 E 2 E 2 E 2 国語

2019 年度 コース履修の手引 教職コース 司書教諭コース 学芸員コース

2

事業戦略の計画実践を支援する プロジェクト思考開発研修 リーダー研修概要 2004 年 本資料は以下の利用条件を十分ご確認の上ご利用ください 1. 本資料に関する著作権 商標権 意匠権を含む一切の知的財産権は株式会社スプリングフィールドに所属しています 2. 株式会社スプリングフィールドの事前の承諾

6 出願書類等 書類等 備考 1 科目等履修生入学願書 履歴書 ( 所定の様式 ) すべての出願者が提出 2 最終卒業学校の卒業証明書 本学卒業者 及び 平成 29 度に本学の科 3 最終卒業学校の単位取得 成績証明書 目等履修生であった者は提出不要 4 日本語能力試験によるN2( 旧 2 級 )

成績評価を「学習のための評価」に

対象学年教科 科目名担当者名 2 学年松本直稔国語 国語総合 ( 普通科 ) 陶山千穂 高石美穂 ( 外国籍生徒向け ) 使用教科書出版社 : 大修館書店教科書名 : 新編国語総合 国語総合 は現代文 古文 漢文の基礎的な内容を総合した科目である それぞれの分野の文章の読解を通じて 人の生き様や心理

履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

2018 年度以降に入学した方が対象の科目です 2017 年度以前に入学した方は履修登録できません リング老年心理学 B 2018~ 科目コード FD2545 単位数履修方法配当年次担当教員 2 R or SR( 講義 ) 1 年以上吉川悠貴 161 基礎心理 2017 年度以前に入学した方は 本科

<838A815B835F815B834A838A834C C42E786C73>

Microsoft PowerPoint - 矢庭第3日(第6章ケアマネジメントのプロセス)

Microsoft Word - 123 26 第2章 単位と卒業要件 docx

新入社員フォローアップ研修|基本プログラム|ANAビジネスソリューション

メディアデザイン学科ディプロマ ポリシー メディアデザイン学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業 科目を履修して卒業に必要な単位を修得した学生に 学士 ( 工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力

2-1_ pdf

平成30年度シラバス作成要領

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

映像学科

Microsoft Word - 農ABP2.doc

司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

カリキュラム

< F838A F838B815B838B81698A A2E786C7378>

資料1-2社会教育主事養成の見直しに関する基本的な考え方について(案)

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

小学校教諭 免許状取得課程 ( 課程正科生 ) 区分法定科目区分開講科目 大学課程正科生 単位数 履修一年次小二通信面接教小科及び教職に関する科目教科及び教科の指導法に関する科目 [ 第二欄 ] 教育の基礎的理解に関する科目 教科に関する専門的事項 教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育に関

自己点検・評価表

教科に関する科目 ( 経済学部教員免許取得コース ) 学校 / 社会高校 / 地歴高校 / 高 一般的包括的科目 学社会 高校地歴 高校 日本史 日本史 T 日本経済史 430 T 外国史 A( 西洋史 ) 934 T 外国史 B( 東洋史 ) 9334 T 日本史及び外国史 外国史

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

TSRマネジメントレポート2014表紙

sus12j_pdf_H1_FIX.indd

プロジェクトのあらまし 平成 年度特別経費 ( プロジェクト分 新規事業 ) 大学の特性を生かした多様な学術研究機能の充実採択プロジェクト : 教授システム学 の研究普及拠点の形成 学び直しを支援する社会人教育専門家養成 [ 短期プログラム ] パッケージの開発と普及 概要 e ラーニング専門家養成

6 出願書類等 書類等 備考 1 科目等履修生入学願書 履歴書 ( 所定の様式 ) すべての出願者が提出 2 最終卒業学校の卒業証明書 本学卒業者 及び 平成 30 度に本学の科 3 最終卒業学校の単位取得 成績証明書 目等履修生であった者は提出不要 4 日本語能力試験によるN2( 旧 2 級 )

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

地域みらい学科食とヘルスマネジメントコース 科目 / 学年 1 年次 単位 2 年次 単位 合計単位 旭の女性とみらい 2 地域みらい学 Ⅱ 1 基礎教育科目 日本語表現 2 地域みらい学 Ⅰ 1 外国語科目 英語 2 10 体育理論 1 体育実技 1 小計 9 1 キャリア入門 1 カウンセリング

九州大学総合研究博物館ニュース No.18

経営学リテラシー 共通シラバス (2018 年度 ) 授業の目的経営学部では 大学生活のみならず卒業後のキャリアにおいて必要とされる能力の育成を目指しています 本科目では 経営に関連する最近のトピックやゲストスピーカーによる講演を題材に そうした能力の礎となるスキルや知識の修得を目指すとともに ビジ

Microsoft Word _校正済_科目等履修生(夏季学芸員)要項.docx

年度 2019 年度 ( 平成 31 年度 / 令和元年度 ) 科目商業デザインⅠ Ⅱ 演習形式 担当石田純子使用教室 33 実務経験進洋株式会社 ( 現 プリントパック ) 企画 IT 課にて DTP 及び Web ページのデザイン及び制作を担当 退職後 フリーランスとして独立 ビーンズスタジオ制

教職 学芸員 ( ページ ) ( 授業コード ) ( 科目名 ) ( 担当教員 ) 博物館実習梶ヶ谷博, 時田昇臣 2 / 2 ページ

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

集計パターン対象回答者数対象者数アンケート名 H 後期学生による授業評価アンケート全学の集計全学,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, 遅刻をしたりせずに受講した 授業前毎にシラバスを十分に確認し 活用した 目的は明確であった 知識 技術 能力が

平成 30 年度社会福祉士 精神保健福祉士実習担当教員講習会 社会福祉士実習分野講習 < 実習東京 CJ1> 開催日 : 平成 30 年 8 月 16 日 ~8 月 19 日 ( 日 ) 現在 日程時間科目形態講習内容講師 10:10~10:25 10:25~10:30 8 月

Microsoft Word doc

9. 相手の理解力にあわせた説明をすることができる 10. 自己を分析し自己理解できる 11. 心理社会的アセスメントの方法について説明できる 12. 人的 物理的環境が健康に及ぼす影響について説明できる 13. 自己の看護の向上に向けて 看護の振り返りや自己洞察の重要性について説明できる 授業日程

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

5 5 スクーリング 曜日 日 学科 1 年次科目 時間 教室 学科 2 年次科目 時間 教室 水 1 木 2 金 3 土 4 日 5 6 火 7 二級 建築製図 3( 菊池 ) 9:00~11:35 水 8 二級建築製図 4( 菊池 ) 12:35~15:10 木 9 金 10 土 11 二級建築

繝槭Μ繝シ繝サ繧「繝ウ繝医Ρ繝阪ャ繝育黄隱槫ア募ケウ髱「蝗ウ

Transcription:

学芸員に関する科目 ( 平成 28 年度入学生用 ) 科目コード 授業 科目名コード単位時数学年開講 摘要 90010 90011 生涯学習概論 ( 月曜 Ⅲ 限 ) 2 30 1 2 前期髙橋英子 [ 司 ] 生涯学習概論 で相互乗入読替いずれか一つ履修 90010 90012 ( 月曜 Ⅳ 限 ) 博物館概論 2 30 1 前期角屋由美子 90030 博物館経営論 2 30 1 2 後期村野隆男 90040 博物館資料論 2 30 1 2 後期角屋由美子 90050 博物館資料保存論 2 30 1 2 集中塩田達也 2 月開講 90060 博物館展示論 2 30 2 前期阿部哲人 90070 博物館情報 メディア論 2 30 1 2 後期小池隆太 博物館教育論 2 30 1 前期佐藤鎭雄 90090 博物館実習一 1 45 2 前期村野隆男 博物館実習一 と 同二 を併せて受講 90100 博物館実習二 2 90 2 集中吉田 薗部 学外実習 ( 注 ) 授業コード がある場合 同じ科目名の授業の中から 1 つのみ選択できる 学芸員に関する科目 ( 平成 29 年度入学生用 ) 科目コード 授業 科目名コード単位時数学年開講 摘要 90010 90011 生涯学習概論 ( 月曜 Ⅲ 限 ) 2 30 1 2 前期髙橋英子 [ 司 ] 生涯学習概論 で相互乗入読替いずれか一つ履修 90010 90012 ( 月曜 Ⅳ 限 ) 90020 博物館概論 2 30 1 前期角屋由美子 90030 博物館経営論 2 30 1 2 後期村野隆男 90040 博物館資料論 2 30 1 2 後期角屋由美子 90050 博物館資料保存論 2 30 1 2 集中塩田達也 2 月開講 博物館展示論 2 30 2 前期阿部哲人 90070 博物館情報 メディア論 2 30 1 2 後期小池隆太 90080 博物館教育論 2 30 1 前期佐藤鎭雄 博物館実習一 1 45 2 前期村野隆男 博物館実習一 と 同二 を併せて受講 博物館実習二 2 90 2 集中吉田 薗部 学外実習 ( 注 ) 授業コード がある場合 同じ科目名の授業の中から 1 つのみ選択できる -43-

講義科目名称 : 生涯学習概論 ( 学 )(90010) 90011 90012 前期 1 2 2 学芸員必修 髙橋英子 達成目標生涯学習の理論や歴史的動向 法制度に関する基礎的な理解を深める 生涯学習の意義や理念を具体的な実践事例に照らして考える力を身に付ける 授業計画第 1 回オリエンテーション 生涯学習社会の意義 第 2 回 生涯学習と現代社会 第 3~4 回 生涯学習の理念 12 第 5 回 生涯学習を支える社会教育 第 6~7 回 社会教育行政 12 第 8 回 専門施設としての図書館と博物館 第 9 回 女性と生涯学習 第 10 回 ボランティア活動と市民活動 第 11 回 学校 家庭 地域の連携協力 第 12~13 回 生涯学習の内容 方法 形態 12 第 14 回 学習への支援と学習成果の評価 第 15 回 まとめ 関係法令は講義内で随時触れる 授業内容 方法授業は講義形式で行う 生涯学習の基礎的な概念や法令 施策の動向や社会教育行政 学校教育 家庭教育との関連 社会教育施設 専門的職員の役割 生涯学習活動への支援等について概説する テキスト笹井宏益 中村香著 生涯学習のイノベーション 玉川大学出版部 2013 ( 価格 2400 円 + 税 ) その他 必要に応じて関連する資料やレジュメを適宜配布する 生涯学習は理論や法令を覚えるだけでなく 学びへの主体的参加が大切です 講義では実践事例を紹介し 皆さんの経験や考えも参考にします 具体的なイメージを持って生涯学習の理解を深めましょう 評価方法テスト (50%) ミニレポートの提出 (30%) 授業への参加度 (20%) 授業は 2/3 以上の出席が必要

講義科目名称 : 博物館概論 (90020) 前期 1 2 学芸員必修 角屋由美子 達成目標博物館の目的と機能 その歴史と現状 博物館倫理 関連法規等博物館に関する基礎的知識の習得を図ることをねらいとする 博物館のあるべき姿を模索し 生涯学習における博物館の役割と成長を考えながら 博物館の見方 利用の仕方等についても理解を深める 授業計画第 1 回博物館学とは 第 2 回博物館の歴史 ( 世界 ) 第 3 回博物館の歴史 ( 日本 ) 第 4 回 博物館の機能 第 5 回博物館の役割と入館者 (1) 第 6 回博物館の役割と入館者 (2) 第 7 回 博物館教育論 第 8 回博物館の管理 / 運営 (1) 第 9 回博物館の管理 / 運営 (2) 第 10 回 博物館職員 第 11 回博物館とその建物 (1) 第 12 回博物館とその建物 (2) 第 13 回 博物館倫理 第 14 回 博物館関連法規 第 15 回 博物館のあるべき姿 ( 講義内容に変更の場合があります ) 授業内容 方法講義を中心に考え方や意見を求める テキスト必要に応じてプリントなどを配布 歴史 美術 民俗 考古 自然科学 保存科学等の専門分野は現場において重要なことであるが その前提として博物館の機能についての共通認識と 博物館の種類による特徴を明らかにして 博物館とはいかなる施設かを理解してほしい そして 時代による必要性 また変わってはならないものについて学生の意見を聞きながら 理想の博物館をともに考えたい 評価方法試験 授業への参加度

講義科目名称 : 博物館経営論 (90030) 後期 1 2 2 学芸員必修 村野隆男 達成目標博物館における組織や施設の運営管理を理解し ミュージアム マネージメントと呼ばれる経営面の諸問題について 実践例や独自の企画をもとに考察する 授業計画 1 博物館の組織と運営 2 経営の中心となる 展覧会 の企画 3 予算編成と運営 4 広報計画の策定 5 広報活動の実践 6 サブ プログラムの企画 7 ミュージアム ショップの運営 8 博物館経営の実際と問題点 授業内容 方法博物館の経営上 最も重要な事業である展覧会 ( 特別展 ) の開催について 企画から運営の実際を机上で学習する VIRTUAL EXHIBITION を展開し 特に経営に直接結びつく企画と広報に重点を置いて授業を進める テキストなし マネージメントにおけるバランス感覚や情報化社会への対応といった 現代社会が直面する問題として博物館経営を理解するとともに 近未来において自身が経験していく課題への対処法の一つとして捉えてほしい 評価方法独自の企画を積み上げていく授業内容のため 出席が大前提となる 試験は行わず 授業時間内に順次作成するレポートの評価となるが いかに真面目に かつ意欲的に取り組んだかをポイントにする

講義科目名称 : 博物館資料論 (90040) 後期 1 2 2 学芸員必修 角屋由美子 達成目標博物館資料の概念及びその収集 整理保管 保存 調査研究 展示という一連の流れや それぞれに関する知識の習得を図り 理論と実践の関係を定着させる 授業計画第 1 回博物館資料とは 第 2 回 博物館資料の収集 第 3 回 博物館資料管理システム 第 4 回博物館資料の分類 / 整理 (1) 第 5 回博物館資料の分類 / 整理 (2) 第 6 回 博物館資料と調査研究 第 7 回美術工芸資料について ( 古文書 / 典籍 ) 第 8 回美術工芸資料について ( 絵画 ) 第 9 回美術工芸資料について ( 仏像 / 仏具 ) 第 10 回美術工芸資料について ( 甲冑 / 刀剣 ) 第 11 回美術工芸資料について ( 染織 ) 第 12 回 歴史資料について 第 13 回 民俗資料について 第 14 回 博物館資料の修理 / 修復 - 国宝上杉本洛中洛外図屏風を中心に 第 15 回 博物館資料の修理 / 修復 - 国宝上杉家文書を中心に ( 講義内容に変更の場合があります ) 授業内容 方法講義を中心に考え方や意見を求める テキスト必要に応じてプリント等を配布 博物館資料は博物館の主体をなすものであるから 資料管理の重要性と利便性 情報発信 教育普及に大きく影響する業務とその内容について理解を深め 博物館資料に対する緊張感とその魅力を感じてほしい 学生の発言を聞き 課題について解決できるよう導きたい 評価方法試験 レポート及びカード等の提出物 授業への参加度

講義科目名称 : 博物館資料保存論 (90050) 集中 1 2 2 学芸員必修 塩田達也 達成目標古文書 古典籍 ( 紙資料 ) を中心に 博物館資料の適切な保存についてその概要を知るとともに 実際的な保存方法や保存環境について理解する 授業計画 - 授業内容 方法まず 種別や材質 性質の違いなど 博物館資料全般の概要 資料保存の意義と役割を論じ それぞれ適切な保存の方法や環境とは いかなる考え方に基づいて実践されているかを論ずる 次に 古文書 古典籍 ( 紙資料 ) 等の保存について その基本的な概念と実際的な方法 環境について論ずる さらに 地震 津波等の被災資料に対する処置や保存に関する考え方についても触れる テキスト各回で資料を配付する 博物館における資料の保存は 個々の資料の特性を理解し それぞれに適した方法を選択しなければなりません 博物館資料保存の全般を知り かつ実際的な方法 環境をここで学ぶことによって 個々の資料の保存に対応できる考え方 技術を会得しましょう 評価方法授業への参加度 レポート等

講義科目名称 : 博物館展示論 (90060) 前期 2 2 学芸員必修 阿部哲人 達成目標 1 博物館展示の制作過程を理解する 2 効果的な展示のための方法を理解する 授業計画第 1 回博物館展示の歴史と課題 第 2 回 博物館の種類と展示手法 第 3~5 回 博物館の建設 第 6~8 回 企画展の制作 第 9 回 展示のリスク 第 10~12 回 展示効果の拡充 第 13~14 回 展示の評価 第 15 回 まとめ 授業内容 方法博物館の現状と その基本的業務である展示のあり方と効果的な方法 課題について学び 実際に展示を企画するために基礎的な知識を習得する テキスト参考文献は授業で指示 評価方法試験 博物館で展示される資料が持つ価値を観覧者に伝えるためにどのような努力がなされているのかを理解してもらいたいと思います

講義科目名称 : 博物館情報 メディア論 (90070) 後期 1 2 2 学芸員必修 小池隆太 達成目標 1. 博物館 美術館等におけるメディアの活用方法及び情報発信の課題等について理解します 2.ICT 社会における著作物や知的財産の権利関係について理解します 授業計画第 1 回メディアとコミュニケーション 第 2~3 回 メディア教育の理論と実践 第 4 回 学芸員とメディア技術 第 5~7 回 視聴覚メディアの教育工学的特性 第 8 回 情報システムとコンピュータ 第 9 回 メディアとインターフェース 第 10 回 マルチメディアとインターネット 第 11~12 回 著作権と権利処理 第 13 回 知的財産権と個人情報保護 肖像権 第 14~15 回 デジタルメディアとアート活動 授業内容 方法現代のデジタルメディアをめぐる諸問題について 具体的には教育展示や情報提示のために用いられる視聴覚メディアの理論と歴史 情報処理とコンピュータの基礎知識 ならびに知的財産権と権利関係をめぐる問題について講義形式で学びます テキスト資料プリントを適宜配布します デジタルメディアが博物館 美術館にもたらす新しい可能性について考える科目です これらの施設を利用する際には利用者にとっての情報 教育コミュニケーションのあり方を考えてください 評価方法授業での課題提出 30% 期末レポート課題 70%

講義科目名称 : 博物館教育論 (90080) 前期 1 2 学芸員必修 佐藤鎭雄 達成目標 1. 博物館における教育活動を支える基礎的 基本的な教育理論 博物館固有の教育方法 社会教育機関としての位置づけと役割を理解する 2. 博物館における教育活動に携わるうえでの基礎的な能力を養うことをめざす 授業計画第 1~3 回教育の意義と理念 第 4 回 教育の目的 内容 方法 第 5 回 教育課程と学校 第 6 回 学校教育と社会教育 第 7 回 日本における教育の発達 第 8 回 社会教育と生涯学習 第 9 回 社会における博物館 第 10 回 博物館教育の意義と目的 第 11~12 回 博物館教育の方法 第 13 回 博物館の教育活動 第 14 回 博学連携 第 15 回 博物館教育の今後 授業内容 方法 テキスト適時プリントを配布 必要に応じ参考文献書籍を紹介する 博物館や資料館等の入館体験が大事 なるべく日常生活において入館体験をしておいてほしい なるべく具体的事例に触れて共に考えながら目標に到達できるようにしよう 評価方法授業への参加度 およびレポート提出

講義科目名称 : 博物館実習一 (90090) 前期 2 1 学芸員必修 村野隆男 達成目標博物館学芸員の課題となる調査 研究 収集 保管 展示 教育普及について 仮想展覧会を企画運営することにより実践的な理解を深める 授業計画 1 博物館学芸員の業務 ( 実習概説 ) 2 展覧会の企画 3 カタログ等の制作 4 ディスプレーの計画 5 美術品の取り扱い 6 作品の集荷 7 作品の展示 8 必要文書の作成 授業内容 方法博物館の経営上 最も重要な事業である展覧会 ( 特別展 ) の開催について 企画から運営の実際を机上で学習する VIRTUAL EXHIBITION を展開する テキストなし 博物館事業の中心となる展覧会を身近に想定することによって 学芸員が直面する事態について理解を深めるとともに 近未来において自身が経験していく課題への対処法の一つとして捉えてほしい 評価方法独自の企画を積み上げていく授業内容のため 出席が大前提となる 試験は行わず 授業時間内に順次作成するレポートの評価となるが いかに真面目に かつ意欲的に取り組んだかをポイントにする

講義科目名称 : 博物館実習二 (90100) 集中 2 2 学芸員必修 吉田歓 薗部寿樹 達成目標博物館において実習を行うことで学芸員としての資質や経験 心構えを身につける 授業計画 第 1 回 事前指導 1 博物館実習の心構えと準備 第 2 回事前指導 2 各館での実習予定の確認 第 3 回館園実習 1 第 4 回館園実習 2 第 5 回館園実習 3 第 6 回館園実習 4 第 7 回館園実習 5 第 8 回館園実習 6 第 9 回館園実習 7 第 10 回館園実習 8 第 11 回館園実習 9 第 12 回館園実習 10 第 13 回館園実習 11 第 14 回事後指導 1 実習内容の振り返りと成果の整理 第 15 回事後指導 2 受講者全員による実習成果報告会と質疑応答 授業内容 方法 1 博物館実習一 で実務指導を行い 直前に事前指導を行って学外の博物館で実習を行う 2 博物館実習ノートにのっとり 博物館見学などに関する指導を行う 3 学外実習後の博物館実習ノートをもとに 事後指導を行う テキストなし 学外での博物館実習を経験した上で 学芸員として必要なことは何かを自覚して欲しい 評価方法各館の評価 (60%) 博物館実習ノートと事前指導 事後指導への取り組み方 (40%)