平成27年度税制改正要望結果について

Similar documents
Microsoft PowerPoint - 資料10_平成26年度予算・税制改正について(税制)

平成 31 年度税制改正に関する内閣府主管項目のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) において 3 歳から 5 歳まで (0 歳から

(0830時点)PR版

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

Microsoft Word - g

教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

<4D F736F F F696E74202D20819B90C590A78E9197BF F6394C5816A2E707074>

Microsoft PowerPoint _★PR版(主な版)ポンチ絵集

流山市子ども・子育て会議

平成26年度 文部科学省税制改正事項

<4D F736F F D2095BD90AC E C590A789FC90B35F8CFA90B6984A93AD8FC88AD68C575F202E646F63>

2019年度 文部科学省税制改正の概要

【資料2-2】公定価格単価表(案)

平成 31 年度税制改正に関する内閣府 主要望のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 ( 新設 2 件 拡充 延長 2 件 ) 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) にお

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

対象資産 企業主導型保育事業の用に供する固定 資産 地方税法に規定する特例割合の基準価格の2 分の1を参酌して3 分の1 以上 3 分の2 以下 ( 最初の補助から5 年間 ) 特例割合 3 分の 1 (2) 関係規定の整理第 1 条の規定による呉市税条例の一部改正による条項の移動に伴い, 次の条例

PowerPoint プレゼンテーション

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正


趣旨 : すべての子どもに良質な成育環境を保障する等のため 子ども及び子育ての支援のための給付の創設並びにこれに必要な財源に関する包括的かつ一元的な制度の構築等の所要の措置を講ずる (1) 総則 子ども 子育て支援法の目的 基本理念 責務規定 ( 市町村 都道府県 国 事業主 国民の責務 ) 定義規

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法

< F2D E738BC794B A C8892E >

改正要点マニュアル

平成21年度 厚生労働省税制改正要望項目

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

資料8-2 平成29年度文部科学関係税制改正事項

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

Microsoft Word - ㆤㆥ㆓.doc

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

教育 保育の量の見込み及びその提供体制 1 号認定及び 2 号認定 (3~5 歳児 ) について 利用児童数は 1 号及び 2 号認定の利用児童数と私学助成を受ける私立幼稚園の園児数より算出 1 号認定の利用児童数は 施設型給付費等の基礎資料に関する調査 による ( 時点は各年 4 月 1 日 )

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

子ども・子育て関連3法について8

 

3 保育の必要性の認定の対象とはならない場合 ( 例 : 専業主婦家庭等 ) どのような施設の利用が無償化の対象になりますか 3 歳から5 歳までの子供について 幼稚園 認定こども園 (4 時間相当分 ) は無償化の対象となります なお この場合 預かり保育は無償化の対象となりません このほか 就学

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

 

施設等受給者用 Q&A 問 1 施設等 に入所している児童の児童手当は施設の設置者等に支給されるとのことですが 施設等 とは具体的にはどのような施設が含まれますか? 問 2 施設等が児童手当を申請する場合 どのような児童が支給対象となりますか? 問 3 4 月から 施設等に入所している児童の児童手当

ナショナル・トラスト税制関係通知

Microsoft Word 連発1923号 税制改正関連法案について(お知

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

< F31322D89FC90B390C C18F578D8692C7985E5B315D2E6A74>

消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置

Microsoft Word - 第53号 相続税、贈与税に関する税制改正大綱の内容

目 次 < 子ども 子育て > 1 < 健康 医療 > 2 < 医療保険 > 4 < 介護 > 4 < 雇用 > 5 < 年金 > 5 < 生活衛生 > 5 < その他 > 7 * 印を付している項目は他省庁が主管で要望をしている項目

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

2 就学前の教育 保育施設の認可について旧制度では 保育所 幼稚園等の設置について 各根拠法令に基づき 県知事による認可等の手続きがありましたが 新制度においては 地域型保育事業 ( 小規模保育事業 家庭的保育事業等 ) について 新たに認可制度が設けられ 市が定める設備および運営の基準 ( 彦根市

2. 改正の趣旨 背景 (1) 問題となっていたケース < 親族図 > 前提条件 1. 父 母 ( 死亡 ) 父の財産 :50 億円 ( すべて現金 ) 財産は 父 子 孫の順に相続する ( 各相続時の法定相続人は 1 名 ) 2. 子 子の妻 ( 死亡 ) 父及び子の相続における相次相続控除は考慮

スライド 1

第21回規制改革会議 資料1-1(その1)

<4D F736F F D A8EB388BE8E738E7182C782E08A C52D38702DB6D7B0>

平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」報告書

Microsoft PowerPoint - ‡g‡o„´“e†iH18’Å’§›ü’³†j0403

平成23年度税制改正の主要項目

特別障害者一人につき 75 万円を所得から控除することができます 障害者控除は 扶養控除の適用がない16 歳未満の扶養親族を有する場合においても適用されます ⑶ 心身障害者扶養共済掛金の控除 P128 条例の規定により地方公共団体が実施するいわゆる心身障害者扶養共済制度による契約で一定の要件を備えて

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

<ライフプランニング>

る 1 減価補償金を交付すべきこととなる被災市街地復興土地区画整理事業において 公共施設の整備改善事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 2 第二種市街地再開発事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 (3) 特定住宅被災市町村の区域内にある土地等が 国

税額控除に係る証明 申請の手引き

平成16年版 真島のわかる社労士

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

未成年者控除 障害者控除の見直し 未成年者控除 障害者控除 6 万円 20 歳に達するまでの年数 6 万円 ( 特別障害者 :12 万円 ) 85 歳に達するまでの年数 10 万円 20 歳に達するまでの年数 10 万円 ( 特別障害者 :20 万円 ) 85 歳に達するまでの年数 小規模宅地等につ

改正法律一覧 (15 法律 ) 2 法律重複 A 地方公共団体への事務 権限の移譲 (3 法律 ) 毒物及び劇物取締法 1 毒物又は劇物の原体の事業者の登録等に係る事務 権限を国から都道府県へ移譲 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律 子ども 子育て支援法 2 幼保連携

公益法人の寄附金税制について

<4D F736F F F696E74202D2095BD90AC E C590A789FC90B382CC8EE582C88E968D8082CC8A CFA90B6984A93AD8FC88AD68C57816A2E >

<4D F736F F D20819A95BD90AC E937890C590A789FC90B392F18CBE8F918C8B89CA95F18D EE8C9A8BA689EF976C A2E646F6378>

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

3章第 1 節人口をめぐる現状と課題 主に対し 次世代育成支援のための行動計画の策定を義務づけ 年間の集中的 計画的な取組を推進している 年には 次世代育成支援対策推進法を一部改正した 改正内容としては主に 1 法律の有効期限を 年 3 月まで 年間延長 2 新たな認定 ( 特例認定 ) 制度の創設

< F2D A91B C FC90B38E9197BF>

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

加須市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

< F2D BD90AC E937889FC90B38E968D8088EA C92E8816A CC94C5816A81698E4F89DB91E58D6A94BD A2E6A7464>

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

4. 土地 住宅用建物に係る不動産取得税の特例の延長土地や住宅に対する投資を促進し 都市や地域の活力を高める観点から 土地及び住宅用建物に係る軽減税率 3%( 本則 4%) 及び宅地評価土地の取得に係る不動産取得税の課税標準の特例 ( 固定資産税評価額の 1/2) の適用期限 ( 平成 27 年 3

仙台市基礎データ

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

Microsoft Word - 01表紙・目次.doc

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

幼児教育 保育の無償化の実施について 1 子ども 子育て支援新制度の趣旨に沿った無償化の実施を! 子ども 子育て支援新制度 では 一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる社会 子どもの最善の利益が実現される社会を目指しています まずこの目指すべき姿に沿った幼児教育 保育の無償化を図るべきです

教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置について

Microsoft Word - 【第4章】無償化実施計画 修正.docx

大津市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

教育資金の一括贈与に係る非課税特例の創設

平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

法人税 結婚 子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置の創設教育資金贈与の見直し非上場株式等に係る贈与税 相続税の納税猶予制度の見直し法人税率の引き下げについて 個人 (20 歳以上 50 歳未満の者に限る 以下 受贈者 という ) の結婚 子育て資金の支払に充てるためにその直系尊属 ( 以下

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 私立幼稚園 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) に基づいて設置された幼稚園で私立の幼稚園をいう 以下同じ ) の設置者が保護者から徴収する保育料及び入園料 ( 以下 保育料等 という ) を減額又は免除 ( 以下 減免 という ) する場合に

Ⅰ ワンルームマンション経営と節税 税務署 確定申告 税金還付 20 万 ~30 万円 ワンルーム家賃収入ローン元利返済サラリーマンマンション A 氏 1 戸所有月 70,000 円月 60,000 円 銀行 年 30,000 円 月 8,000 円 固定資産税 管理会社 1 ワンルームマンション投

Taro jtd

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

資料 1 子ども 子育て支援新制度における利用者負担について 1 設定が必要な利用者負担額 1 号認定 認定区分対象該当施設 事業 3 歳以上保育が必要ない 2 号認定 ( 標準時間 ) 3 歳以上 2 号認定 ( 短時間 ) 保育が必要 3 号認定 ( 標準時間 ) 0~2 歳 3 号認定 ( 短

1 需給計画策定に関する基本方針等 教育 保育提供区域の設定 教育 保育提供区域 とは 地域の実情に応じて 保護者や子どもが居宅より容易に移動することが可能な区域として市町村が定める区域のことですが 札幌市においては原則として 行政区単位の設定 とし 一部の事業についてのみ 札幌市全域 とします 量

所令要綱

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

平成 27 年度税制改正要望結果について 資料 10-1 概要 子ども 子育て支援新制度関係では 家庭的保育事業等について各種税制の減免措置が講じられるよう要望し 平成 27 年度税制改正の大綱 ( 平成 27 年 1 月 14 日閣議決定 ) において 次のとおり記載されたところ 今後 関係法案の国会審議を経て正式に決定予定 詳細については 関係法案の成立後 通知にてお知らせする予定 平成 27 年度税制改正の大綱の記載内容 要望項目平成 27 年度税制改正の大綱の記載内容 子ども 子育て支援新制度 関税 の施行に伴い必要な税制 子ども 子育て支援新制度の施行に伴い 幼稚園 保育所等が給食用に使用する脱脂粉乳に対する関税暫上の所要の措置 新設 定措置法の関税減税措置の対象に小規模保育事業等を追加する 固定資産税 都市計画税 事業所内保育事業( 利用定員が6 人以上 ) の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税について 非課税とする措置を講ずる 家庭的保育事業 居宅訪問型保育事業又は事業所内保育事業( 利用定員が1 人以上 5 人以下 ) の用に直接供する家屋及び償却資産 ( 他の用途に供されていないものに限る ) に係る固定資産税及び都市計画税について 課税標準を価格の2 分の1とする措置を講ずる 児童福祉法の改正に伴い 同法に規定する放課後児童健全育成事業の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税の非課税措置について 所要の措置を講ずる 不動産取得税 事業所内保育事業( 利用定員が6 人以上 ) の用に供する不動産に係る不動産取得税について 非課税とす - 1 -

る措置を講ずる 家庭的保育事業 居宅訪問型保育事業又は事業所内保育事業( 利用定員が1 人以上 5 人以下 ) の用に直接供する家屋 ( 他の用途に供されていないものに限る ) に係る不動産取得税について 課税標準を価格の 2 分の1とする措置を講ずる 事業所税 家庭的保育事業 居宅訪問型保育事業又は事業所内保育事業の用に供する施設に係る事業所税について 非課税とする措置を講ずる ( ) 幼稚園 認定こども園 保育所等の関係で 個人寄附に係る税額控除の要件の見直し及び教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置について記載されている 所得税 学校法人若しくは準学校法人又は学校等を設置する社会福祉法人 ( 以下 学校法人等 という ) に寄附をした場合の所得税額の特別控除の適用対象となる学校法人等の年平均の判定基準寄附者数により判定する要件 ( いわゆるパブリック サポート テストの絶対値要件 ) について 学校法人等の設置する学校等の定員の合計数が 5,000 人に満たない場合には 年平均の判定基準寄附者数が 100 人以上であることとする要件 ( 現行要件 ) を その定員の合計数を 5,000 で除した数に 100 を乗じた数 ( 最低 10 人 ) 以上であることとするとともに その判定基準寄附者に係る寄附金の額の年平均の金額が 30 万円以上であることとする要件を加える ( 注 1) 上記の 学校等 とは 学校 認定こども園 専修学校 各種学校 保育所 乳児院 母子生活支援施設 児童養護施設 情緒障害児短期治療施設 児童自立支援施設 福祉型障害児入所施設及び医療型障害児入所施設並びに小規模保育事業 放課後児童健全育成事業 児童自立生活援助事業 小規模住居型児童養育事業及び障害児通所支援事業 ( 児童発達支援 医療型児童発達支援及び放課後等デイサービスに限る ) の事業を行う施設をいう ( 注 2) 上記の 定員 とは 収容定員 利用定員 入所定員 入居定員及び委託児童の定員をいう - 2 -

( 注 3) 上記の改正は 平成 27 年分以後の所得税について適用する 贈与税 直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置について 次の見直しを行った上 その適用期限を平成 31 年 3 月 31 日まで延長する 1 特例の対象となる教育資金の使途の範囲に 通学定期券代 留学渡航費等を加える 2 金融機関への領収書等の提出について 領収書等に記載された支払金額が1 万円以下で かつ その年中における合計支払金額が 24 万円に達するまでのものについては 当該領収書等に代えて支払先 支払金額等の明細を記載した書類を提出することができることとする ( 注 ) 上記 2の改正は 平成 28 年 1 月 1 日以後に提出する書類について適用する ( 参考 ) 平成 26 年度税制改正の大綱の記載内容 ( 注 ) 下記内容には 平成 26 年度施行分及び平成 27 年度 ( 新制度開始時 ) 施行分が含まれている 要望項目 子ども 子育て支援新制度の施行に伴う幼保連携型認定こども園に対する税制上の所要の措置 新設 平成 26 年度税制改正の大綱の記載内容 所得税 法人税 個人住民税 法人住民税 収用等に伴い代替資産を取得した場合の課税の特例等について 次の措置を講ずる 1 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 収用対象事業用地の買取りに係る簡易証明制度の対象に 地方公共団体等の設置に係る幼保連携型認定こども園を加える等の措置を講ずる 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 次の措置を講ずる 1 幼保連携型認定こども園を設置する学校法人又は社会福祉法人に対する寄附金について 幼稚園又は保育所に対する寄附金と同様に 指定寄附金及び特定公益増進法人に対する寄附金の対象とする 2 幼保連携型認定こども園における教育又は保育に対する助成を目的とする特定公益信託について 認定 - 3 -

特定公益信託となる認定の対象とする 固定資産税 都市計画税 認定こども園の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税について 非課税とする措置を講ずる 不動産取得税 認定こども園の用に供する不動産に係る不動産取得税について 非課税とする措置を講ずる 事業所税 認定こども園の用に供する施設に係る事業所税について 非課税とする措置を講ずる 相続税 贈与税 登録免許税 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 次の措置を講ずる 1 幼保連携型認定こども園の設置を主たる目的とする学校法人又は社会福祉法人に対する寄附を 相続財産を贈与した場合の相続税の非課税制度の対象とする 2 幼保連携型認定こども園における教育又は保育に対する助成を目的とする認定特定公益信託を 相続財産を拠出した場合の相続税の非課税制度の対象とする 3 相続税又は贈与税が課されない公益事業を行う者の範囲に 認定こども園を設置し 運営する事業を加える 4 学校法人 公益社団法人及び公益財団法人 社会福祉法人並びに宗教法人が認定こども園の用に供するために取得する不動産に係る所有権の移転登記等に対する登録免許税を非課税とする措置を講ずる 5 その他所要の措置を講ずる 関税 幼稚園等において使用する教育用物品に対する免税措置の対象に 幼保連携型認定こども園において使用する教育用物品を加える - 4 -

幼稚園 保育所等において使用する給食用脱脂粉乳に対する減税措置の対象に 幼保連携型認定こども園 において使用する給食用脱脂粉乳を加える 子ども 子育て支援新制度の施行に伴う幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の教育 保育機能部分に対する税制上の所要の措置 新設 固定資産税 都市計画税 認定こども園の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税について 非課税とする措置を講ずる 不動産取得税 認定こども園の用に供する不動産に係る不動産取得税について 非課税とする措置を講ずる 事業所税 認定こども園の用に供する施設に係る事業所税について 非課税とする措置を講ずる 相続税 贈与税 登録免許税 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 次の措置を講ずる 1 相続税又は贈与税が課されない公益事業を行う者の範囲に 認定こども園を設置し 運営する事業を行う者を加える 2 学校法人 公益社団法人及び公益財団法人 社会福祉法人並びに宗教法人が認定こども園の用に供するために取得する不動産に係る所有権の移転登記等に対する登録免許税を非課税とする措置を講ずる 3 その他所要の措置を講ずる - 5 -

子ども 子育て支援新制度の施行に伴い市町村認可事業として位置付けられる小規模保育等に対する税制上の所要の措置 新設 所得税 法人税 個人住民税 法人住民税 収用等に伴い代替資産を取得した場合の課税の特例等について 次の措置を講ずる 1 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 収用対象事業用地の買取りに係る簡易証明制度の対象に 地方公共団体等の設置に係る一定規模以上の小規模保育事業の用に供する施設を加える等の措置を講ずる 固定資産税 都市計画税 小規模保育事業の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税について 非課税とする措置を講ずる 不動産取得税 小規模保育事業の用に供する不動産に係る不動産取得税について 非課税措置とする措置を講ずる 事業所税 小規模保育事業の用に供する施設に係る事業所税について 非課税とする措置を講ずる 相続税 贈与税 登録免許税 子ども 子育て支援法等の施行に伴い 次の措置を講ずる 1 相続税又は贈与税が課されない公益事業を行う者の範囲に 小規模保育事業 家庭的保育事業及び事業所内保育事業を行う者を加える 2 学校法人 公益社団法人及び公益財団法人 社会福祉法人並びに宗教法人が小規模保育事業 家庭的保育事業及び事業所内保育事業の用に供するために取得する不動産に係る所有権の移転登記等に対する登録免許税を非課税とする措置を講ずる 3 その他所要の措置を講ずる 関税 幼稚園 保育所等において使用する給食用脱脂粉乳に対する減税措置の対象に 小規模保育事業等において使用する給食用脱脂粉乳を加える - 6 -

子ども 子育て支援新制度の施行に伴う病児 病後児保育事業及びファミリー サポート センター事業に対する税制上の所要の措置 新設 子ども 子育て支援新制度において給付の対象となる施設 事業者を利用した場合の保育料等の非課税措置 新設 固定資産税 都市計画税 社会福祉事業の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税の非課税措置について 対象に病児保育事業及び子育て援助活動支援事業の用に供する固定資産を加える 不動産取得税 社会福祉事業の用に供する不動産に係る不動産取得税の非課税措置について 対象に病児保育事業及び子育て援助活動支援事業の用に供する不動産を加える 事業所税 社会福祉事業の用に供する施設に係る事業所税の非課税措置について 対象に病児保育事業及び子育て援助活動支援事業の用に供する施設を加える 消費税 子ども 子育て支援法の施行に伴い 消費税が非課税とされる社会福祉事業等の範囲に 同法に基づく施設型給付費 特例施設型給付費 地域型保育給付費及び特例地域型保育給付費の支給に係る事業として行われる資産の譲渡等を加える - 7 -