平成 23 年 3 月 30 日現在 被災者に関する一部負担金の 特例措置について 平成 23 年 3 月 24 日発 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて ( その 1~ その 4) 平成 23 年 3 月 29 日発 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて その他の通知 事務連絡より 日本医師会総合政策研究機構 :ORCA プロジェクト 1
特例措置の対象者 対象者の要件第一条件を満たし 第二条件のいずれかに該当する場合第一条件災害救助法の適用市町村 ( 東京都を除く ) に住所を有する被保険者及び被扶養者あること 地震の発生以後 適用市町村から他の市町村に転入した方含む第二条件 住家の全半壊 全半焼又はこれに準ずる被災をした方主たる生計維持者が死亡し又は重篤な傷病を負った方主たる生計維持者の行方が不明である旨主たる生計維持者が業務を廃止し 又は休止した旨主たる生計維持者が失職し 現在収入がない旨福島第一原子力発電所から半径 20km 圏内の住民方福島第一原子力発電所から半径 20km 以上 30km 圏内の住民の方で屋内待避の指示が出されている方福島第二原子力発電所から半径 10km 圏内の住民の方 5 月末日までのうち 主たる生計維持者の行方が 明らかとなるまでの間 5 月末日までのうち 当該指示が解除されるまでの間 2
一部負担金等の支払猶予 (5 月末まで ) 対象地域 2011.3.23 現在日本医師会作成 3
猶予の種類と適用期間 猶予期間 5 月までの診療分及び調剤分の一部負担金等について 5 月末日まで徴収を猶予 猶予される項目一部負担金食事療養標準負担額生活療養標準負担額保険外併用療養費に係る自己負担額訪問看護療養費に係る自己負担額家族療養費に係る自己負担額家族訪問看護療養費に係る自己負担額 4
医療機関での受診 窓口負担について 厚生労働省作成のポスター平成 23 年 3 月 24 日プレスリリースより http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000169p5.html 報道関係者各位 原発事故に伴い避難又は退避を行っている方等の一部負担金等の取扱いについての周知のお願い 別添のとおり 東北地方太平洋沖地震 長野県北部の地震で被災された方に加え 福島第一 第二原発の事故に伴い内閣総理大臣の指示により避難又は退避されている方は 保険証なしで受診いただくことができ また 医療機関で窓口負担を支払う必要がないようにしたところですが 福島県からの情報では いまだ十分な周知が図られていないとのことです つきましては テレビ ラジオを始めとする各報道機関におかれましては 別添のチラシや以下の例を参考に 改めて 周知のための報道をいただきたく よろしくお願い申し上げます ( 例 1) 東北地方太平洋沖地震 長野県北部地震による災害救助法の適用市町村にお住まいの方で 住家の全半壊 全半焼又はこれに準ずる被災にあわれた方 主たる生計維持者が死亡され又は重篤な傷病を負われた方 主たる生計維持者の行方が不明である方 主たる生計維持者が業務を廃止し又は休止された方 主たる生計維持者が失職し現在収入がない方は 保険証がなくても受診でき また 医療機関で窓口負担を支払う必要はありません また 福島第一 第二原発の事故に伴い内閣総理大臣の指示により避難又は屋内に退避されている方も 同様に保険証なしで受診でき 窓口負担を支払う必要はありません 各医療機関におかれましても御理解 御協力の程よろしくお願いします ( 例 2) 福島第一 第二原発の事故に伴い内閣総理大臣の指示により避難又は屋内に退避されている方は 医療機関の窓口で申し出ていただければ 保険証なしで受診でき 窓口負担を支払う必要はありません 5
被災者の診療について 医療機関における確認事項等被保険者証等が提示できる場合前述 ( 特例措置の対象者 ) の第一および第二条件を 内容を診療録に簡潔に記録しておく 被保険者証等が提示できない場合の確認事項社保氏名 生年月日 被保険者の勤務する事業所名 住所及び連絡先国保および後期高齢者氏名 生年月日 住所及び連絡先 ( 国民健康保険の被保険者については これらに加えて組合名 ) 確認した内容は診療録に記録しておく 申し立てた事項については 後日 保険者から患者に対し内容の確認が行われることがある旨を 患者さんに案内が必要 6
診療報酬請求について 猶予した場合は 患者負担分を含めて 10 割を審査支払機関等へ請求する 4 月診療分及び 5 月診療分の診療報酬等の請求の取扱いについては別途連絡あり 被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求の取扱い 保険医療機関においては 受診の際に確認した被保険者の事業所等や過去に受診したことのある医療機関に問い合わせること等により また 窓口で確認した事項等により 可能な限り保険者等を確認しレセプトに記載 請求書等の提出期限について 災害救助法の適用地域 ( 東京都の区域を除く ) に所在する保険医療機関等に限り 平成 23 年 4 月 13 日 7
診療報酬請求について 2 保険者が特定できない場合 支払基金か国保連のいずれに提出するべきか不明なレセプトについては 保険医療機関において 可能な限り確認した上で 個別に判断し いずれかに提出すること 保険者が特定できない診療報酬請求書の記載方法については 国保連分は 当該不明分につき診療報酬請求書を作成する方法で 支払基金分は 診療報酬請求書の備考欄に未確定分である旨を明示 一部負担金等を猶予をした場合 従来 公費併用レセプトとして請求する方のものであっても 明細書は医保単独として取り扱い 公費負担者番号及び公費受給者番号は記載を要しない 8
診療報酬請求について 3 保険医療機関等が猶予した一部負担金等について社会保険 ( 高齢受給者含 ) 各保険者において減免 猶予等の依頼を厚生労働省保険局より行う予定 国民健康保険 ( 高齢受給者含 ) および後期高齢者猶予された一部負担金については 被保険者からの申請を待つことなく保険者の判断により免除 9
介護サービスの利用 利用料等の支払猶予 介護報酬の猶予に関する対象者および猶予期間は診療報酬に同じ ( 本資料 2~3 ページ参照 ) 被保険者証なしでの介護サービスの利用 利用料等の支払猶予氏名 住所 生年月日を申し立てることにより 被保険者証を提示したときと同様の介護サービスを利用することが可能 現在 要介護認定を受けていない被保険者も 市町村の判断により介護サービスを受けることが可能 利用料等の支払を猶予 居住費 食費の自己負担を免除する法改正を検討中 ( 照会先 ) 厚生労働省老健局総務課直通 :03-3591-0954 10
介護報酬の請求について 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについてより 利用料の徴収を猶予した事業者は 利用者負担分を含めて介護に要する費用の全額 (10 割 ) を審査支払機関に請求 審査支払機関へ費用を支払うことのできない保険者については 審査支払機関が当該費用を立て替えることを検討中 介護保険施設等において定員超過のサービス提供が可能 避難所や旅館等避難先においてもヘルパー等による介護サービスの提供が可能 被災のため居宅サービス 施設サービス等に必要な利用者負担をすることが困難な者については 介護保険法第 50 条または第 60 条に基づき 市町村の判断により利用者負担を減免できます また 被災のため第 1 号保険料の納付が困難な者については 介護保険法第 142 条及び市町村の条例に基づき 保険料の減免又はその徴収を猶予することができます なお 市町村によるこれらの利用者負担額 保険料減免額が一連以上となった場合 当該市町村に対しては特別調整交付金を交付することとなります 東北地方を中心として発生した地震並びに津波により被災した要介護者等への対応についてより 11
情報通信機器を用いた 診療 ( 遠隔診療 ) 等に係る 取扱いについて 平成 15 年 3 月 31 日医政発第 0331020 号 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について の一部改正について平成 23 年 3 月 23 日事務連絡情報通信機器を用いた診療 ( 遠隔診療 ) 等に係る取扱いについてより 12
いわゆる 遠隔診療通知 について 平成 15 年 3 月 31 日医政発第 0331020 号 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について の一部改正について 基本的な考え方医師法第 20 条等における 診察 とは 問診 視診 触診 聴診その他手段の如何を問わないが 現代医学から見て 疾病に対して一応の診断を下し得る程度のものをいう したがって 直接の対面診療による場合と同等ではないにしてもこれに代替し得る程度の患者の心身の状況に関する有用な情報が得られる場合には 遠隔診療を行うことは直ちに医師法第 20 条等に抵触するものではない 留意事項 (1) 初診及び急性期の疾患に対しては 原則として直接の対面診療によること (2) 直接の対面診療を行うことができる場合や他の医療機関と連携することにより直接の対面診療を行うことができる場合には これによること (3) (1) 及び (2) にかかわらず 次に掲げる場合において 患者側の要請に基づき 患者側の利点を十分に勘案した上で 直接の対面診療と適切に組み合わせて行われるときは 遠隔診療によっても差し支えないこと ア. 直接の対面診療を行うことが困難である場合 ( 例えば 離島 へき地の患者の場合など往診又は来診に相当な長時間を要したり 危険を伴うなどの困難があり 遠隔診療によらなければ当面必要な診療を行うことが困難な者に対して行う場合 ) イ. アに準ずる場合であって 直近まで相当期間にわたって診療を継続してきた慢性期疾患の患者など病状が安定している患者に対し 別表に掲げる (P15) 遠隔診療など遠隔診療を行うことにより患者の療養環境の向上が認められるものについて 患者の病 状急変時等の連絡 対応体制を確保した上で 行うとき 13
いわゆる 遠隔診療通知 について 2 平成 15 年 3 月 31 日医政発第 0331020 号 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について の一部改正について (4) 遠隔診療は 患者側の要請に基づき 患者側の利点をも勘案して行うものであり 直接の対面診療と適切に組み合わせて実施するよう努めること (5) 遠隔診療の開始に当たっては 患者及びその家族等に対して 十分な説明を行い 理解を得た上で行うこと 特に 情報通信機器の使用方法 特性等については丁寧な説明を行うこと (6) 患者のテレビ画像を伝送する場合等においては 患者側のプライバシー保護には慎重な配慮を行うこと 特に 患者の映像の撮影 情報の保管方法については 患者側の意向を十分に斟酌すること (7) 情報通信機器が故障した場合における対処方法について あらかじめ患者側及び近隣の医師又は歯科医師と綿密に打ち合わせ 取り決めを交わしておくこと (8) 診療録の記載等に関する医師法第 24 条及び歯科医師法第 23 条の規定の適用についても 直接の対面診療の場合と同様であること (9) 遠隔診療においても 直接の対面診療と同様 診療の実施の責任は当然に診療を実施した医師又は歯科医師が負うものであること (10) 遠隔診療を行うに当たり 医師又は歯科医師が患者又はその家族等に対して相応の指示や注意を行っているにもかかわらず これらの者がその指示や注意に従わないため患者に被害が生じた場合には その責任はこれらの者が負うべきものであることについて 事前に十分な説明を行うこと 14
いわゆる 遠隔診療通知 について 3 遠隔診療の対象 ( 別表より ) 平成 15 年 3 月 31 日医政発第 0331020 号 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について の一部改正について テレビ電話等情報通信機器を通して行うことの出来る内容 ( 本資料 P13 の (3) イ参照 ) 在宅酸素療法を行っている患者心電図 血圧 脈拍 呼吸数等の観察を行い 在宅酸素療法に関する継続的助言 指導を行うこと 在宅難病患者心電図 血圧 脈拍 呼吸数等の観察を行い 難病の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 在宅糖尿病患者血糖値等の観察を行い 糖尿病の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 在宅喘息患者呼吸機能等の観察を行い 喘息の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 在宅高血圧患者血圧 脈拍等の観察を行い 高血圧の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 在宅アトピー性皮膚炎患者アトピー性皮膚炎等の観察を行い アトピー性皮膚炎の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 褥瘡のある在宅療養患者褥瘡等の観察を行い 褥瘡の療養上必要な継続的助言 指導を行うこと 15
今般の震災に係る取扱い ( 疑義 ) 平成 23 年 3 月 23 日事務連絡情報通信機器を用いた診療 ( 遠隔診療 ) 等に係る取扱いについて ケース 1 被災地の患者 (A) が主治医 (B) と連絡が取れず 他の医師 (C) に電話等により連絡できた場合 医師 (C) にとって初診である患者 (A) に対して処方箋を交付することは可能か ( 考え方 ) 医師 (C) が 電話等により 患者 (A) の心身の状況に関する有用な情報が得られる場合には 当該医師の医学的判断に基づき処方箋を出すことは可能である ケース 2 被災地の患者 (A) の家族等 (B) が 電話等により患者 (A) の容態等を主治医ではない医師 (C) に伝えた場合 医師 (C) にとって初診である患者 (A) に対して処方箋を交付することは可能か ( 考え方 ) 医師 (C) が 心身の状況等を十分に把握している家族等の連絡により 患者 (A) の心身の状況に関する有用な情報が得られる場合には 当該医師の医学的判断に基づき処方箋を出すことは可能である http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015rt9.html 16
今般の震災に係る取扱い ( 疑義 2) 平成 23 年 3 月 23 日事務連絡情報通信機器を用いた診療 ( 遠隔診療 ) 等に係る取扱いについて 今般の震災に係るファクシミリ等により送付された処方箋による調剤について東北地方太平洋沖地震による患者に対応するため 被災地の医師と連絡が可能であり ファクシミリ等により患者の希望する薬局に処方箋が送付された場合には 医療機関から処方箋原本を入手するまでの間は 送付されたファクシミリ等を 処方箋 とみなして調剤等を行って差し支えないこと この場合 通常の手続を行うことが可能となった後 速やかに医療機関から処方箋原本を入手し 以前に送付されたファクシミリ等を原本に差し替えることとする また 調剤された薬剤については 原則として 患者又は現に看護に当たっている者に交付することとするが 客観的にやむを得ない状況であると認められる場合に 郵送することは差し支えないこと この場合 患者又は現に看護に当たっている者に対して 電話等により 調剤した薬剤の適正な使用のために必要な情報提供を適切に行うものとする 注記 本事務連絡は あくまでも今震災に係わる特例措置であり 医政発第 0331020 号 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について の疑義解釈ではない 17
日レセの対応内容 平成 23 年 3 月 28 29 日のパッチ提供しおよび 30 日のパッチ提供にて実装予定の項目です 詳細はリリース文書を確認ください 18
日レセの対応内容 未対応事項概算請求を行う場合の取扱いについて減免措置等に係るレセプトと減免措置等の対象とならないレセプトを別レセプトとして出力患者情報を 減免対象用 と 保険診療用 分けて登録し 各々入力する事により レセプトを分けることが可能 明細書の欄外上部に赤色でと記載するとされている内容コンピュータより出力するため黒字で記載 電子レセプト対応は検討中 ( 今回は未対応 ) 対応内容減免措置等に係る診療等と それ以外の診療内容を一枚のレセプトに 災 2 と表示詳細は次頁以降 19
一部負担金の支払いを猶予した場合の明細書の記載について 平成 23 年 3 月 29 日 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて より 1 保険医療機関においては 可能な限り保険者等を特定すること 保険医療機関においては 受診の際に確認した被保険者の事業所等や過去に受診したことのある医療機関に問い合わせること等により また 窓口で確認した事項等により 可能な限り保険者等を記載すること 2 保険者等を特定した場合当該保険者等に係る保険者番号を診療報酬明細書 ( 以下 明細書 という ) の所定の欄に記載すること 被保険者証又は被保険者手帳の記号 番号が確認できた場合は 当該記号 番号を記載当該記号 番号が確認できない場合は 明細書の欄外上部に赤字で不詳と記載すること 3 上記 1 の方法により保険者等を特定できないもの住所又は事業所名及び連絡先 ( 確認している場合 ) について 明細書の欄外上部に記載し 当該明細書については 国保連分 支払基金分それぞれについて別に束ねて請求するものとすること 4 医療機関の窓口において一部負担金の支払いを猶予したものに関する取扱い当該減免措置の対象となる明細書と減免措置の対象とならない明細書を別にして請求すること 減免措置に係る明細書については 明細書の欄外上部に赤字で災 1 と記載するとともに 双方の明細書を 2 枚 1 組にし 別に束ねて提出すること ただし 減免措置に係る診療等とそれ以外の診療等を区分するのが困難な明細書については 赤字で災 2 と記載すること 被保険者証の記号 番号は不明であり 一部負担金等を猶予した場合には 不詳災 1 と記載すること 20
一部負担金の支払いを猶予した場合の明細書の記載について2 平成 23 年 3 月 29 日 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて より 5 保険者等が特定できない場合の診療報酬請求書の記載方法について国保連分 ===> 当該不明分につき診療報酬請求書を作成する支払基金分 => 診療報酬請求書の備考欄に未確定分である旨を明示支払基金か国保連のいずれに提出するべきか不明なレセプトについては 保険医療機関において 可能な限り確認した上で 個別に判断し いずれかに提出すること レセプト電算処理システムの取扱いについてレセプト電算処理システムに参加している保険医療機関等において 保険者が特定できない者等に係る診療報酬明細書等については 電子レセプトによる請求でなく紙レセプトにより請求すること 紙レセプトの出力が困難な場合には 電子レセプトにより請求することも差し支えない 4 月診療分及び 5 月診療分の診療報酬等の請求の取扱いについては別途連絡 21
電子レセプトの記録に係る留意事項 ( 参考 ) 平成 23 年 3 月 29 日 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて より 明細書の欄外上部に赤色でと記載する とされているものについて摘要欄の先頭に それぞれ 不詳 災 1 災 2 と記録する 日レセ対応は次ページ (P23 24) の 赤枠内注記 を参照保険者を特定できた場合被保険者証の 保険者番号 記号 番号 を記録 被保険者証の記号 番号が確認できない場合 保険者番号 を記録する 記号 は記録しない 番号 は 999999999(9 桁 ) を記録する摘要欄の先頭に 不詳 を記録する保険者番号が不明な場合 保険者番号 は 99999999(8 桁 ) を記録する 22
電子レセプトの記録に係る留意事項 ( 参考 2) 平成 23 年 3 月 29 日 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて より 保険者を特定できない場合 保険者番号 は 99999999(8 桁 ) を記録する 被保険者証の記号 番号が確認できた場合 => 記号 番号を記録する 被保険者証の記号 番号が確認できない場合 記号 は記録しない 番号 は 999999999(9 桁 ) を記録する 摘要欄の先頭に 不詳 及び住所又は事業所名 患者に確認している場合にはその連絡先を記録する 摘要欄の先頭に 不詳 及び住所又は事業所名 患者さんに確認している場合にはその連絡先を記録する 3 月 28 29 30 日に提供パッチにおいて日レセは 災害レセプトの電子化に対応していないため 日レセに保険者番号 99999999 および記号番号の番号 999999999 を登録する必要はありません 23
電子レセプトの記録に係る留意事項 ( 参考 3) 特記事項の取り扱い 災 1 の場合 平成 23 年 3 月 29 日 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて より レセプト特記事項に 96 保険者レコードの 減免区分 に 3: 支払猶予 摘要欄の先頭に 災 1 と記録する 災 2 の場合レセプト特記事項に 97 保険者レコードの 減免区分 に 3: 支払猶予 摘要欄の先頭に 災 2 と記録する 本通知には コンピュータから出力された紙レセプトについての記載方法についての記述はありません 日レセは電子レセプトの作成には対応していませんが この 電子レセプトの記録に係る留意事項 に準じて紙レセプトを出力します 24
レセプト標記について ( 日レセの場合 ) 基本情報公費欄への登録内容 災害該当 (959) 災害該当 + 免除 (959+962) または支払猶予 (959+963) 災害該当 + 減額 ( 割 ) (959+960) 被保険者証確認済み ( 保険者特定 ) 記載無し ( 災 1) ( 災 1) 保険者特定 記号番号不明 ( 不詳 ) ( 不詳 災 1) ( 不詳 災 1) 保険者未確認 ( 公費単独含む ) 保険者未確認 公費受給者証確認 確認事項 ( 住所 連絡先 事業者名等 ) を摘要欄上部に記載 上記 不詳 不詳 災 1 の場合も同じ 患者登録画面の 連絡先等タブ の 連絡先情報 の内容を出力 保険診療分と災害該当分が混在する場合 ( 災 2) 25
震災関連通知の情報入手先 日本医師会 http://www.med.or.jp/etc/eq201103/ 厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014ih5.html 本内容は平成 23 年 3 月 30 日時点の情報です 情報は日々更新されます 下記の Web サイト等から最新の情報を入手してください 26